JPH11169561A - 模型カー用レールシステム - Google Patents
模型カー用レールシステムInfo
- Publication number
- JPH11169561A JPH11169561A JP36250797A JP36250797A JPH11169561A JP H11169561 A JPH11169561 A JP H11169561A JP 36250797 A JP36250797 A JP 36250797A JP 36250797 A JP36250797 A JP 36250797A JP H11169561 A JPH11169561 A JP H11169561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- model car
- rail
- magnet
- friction material
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 模型カーレースに於いて、模型カーのスピー
ドを任意に低下させる。 【構成】 レールの底部または側部に磁石を取り付け、
模型カーの底部または側部には鉄等の磁性材片を取り付
ける。 模型カーがレール上の磁石設置部分を通過する
際に磁力の影響を受け、走行慣性力が殺がれて速度が減
少する。更に、模型カー取り付けた摩擦材を、磁力によ
りレール上の摩擦材と接触させて急激な減速を行う。磁
力や摩擦材を選択する事により、任意な減速が実現でき
る。
ドを任意に低下させる。 【構成】 レールの底部または側部に磁石を取り付け、
模型カーの底部または側部には鉄等の磁性材片を取り付
ける。 模型カーがレール上の磁石設置部分を通過する
際に磁力の影響を受け、走行慣性力が殺がれて速度が減
少する。更に、模型カー取り付けた摩擦材を、磁力によ
りレール上の摩擦材と接触させて急激な減速を行う。磁
力や摩擦材を選択する事により、任意な減速が実現でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は模型カーレース用のレ
ールと模型カーに関するものである。
ールと模型カーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 数列のレール上で模型カーがスピード
を競う、いわゆるミニ四駆レースは広く楽しまれている
が、スピードを低下させる手段を有していないためにカ
ーブでは遠心力でレール外に模型カーが飛び出す事がよ
くあり、これを人間が拾ってレール上に戻すと云う様な
不自然なレース運営を余儀なくさせられていた。
を競う、いわゆるミニ四駆レースは広く楽しまれている
が、スピードを低下させる手段を有していないためにカ
ーブでは遠心力でレール外に模型カーが飛び出す事がよ
くあり、これを人間が拾ってレール上に戻すと云う様な
不自然なレース運営を余儀なくさせられていた。
【０００３】 模型カーの速度をカーブの手前で低下さ
せることが出来れば模型カーがレールから飛び出す事を
防ぐ事ができるので、従来よりも面白い模型カーレース
を楽しむ事ができるのである。
せることが出来れば模型カーがレールから飛び出す事を
防ぐ事ができるので、従来よりも面白い模型カーレース
を楽しむ事ができるのである。
【０００４】
【本発明が解決しようとする課題】 本発明は簡単な構
造でレール上を走行する模型カーのスピードを低下させ
る事が出来る様にするものであり、模型カーがカーブで
レールから飛び出す事を防ぐことが出来るので、人手に
より模型カーをレールに戻すと云った不自然なレース形
態を余儀なくされる事を解決するものである。
造でレール上を走行する模型カーのスピードを低下させ
る事が出来る様にするものであり、模型カーがカーブで
レールから飛び出す事を防ぐことが出来るので、人手に
より模型カーをレールに戻すと云った不自然なレース形
態を余儀なくされる事を解決するものである。
【０００５】
【課題を解決する手段】 レールの底部または側部に磁
石を取り付ける。そして模型カーの底部または側部には
鉄等の磁性材片を取り付ける。 またトンネル状に磁石
を配置したり、ゲート状に配置してもよい。
石を取り付ける。そして模型カーの底部または側部には
鉄等の磁性材片を取り付ける。 またトンネル状に磁石
を配置したり、ゲート状に配置してもよい。
【０００６】 これによりレール上で、磁石と模型カー
に取り付けた磁性材片が対向する事になる。模型カーが
この磁石のある部分を通過する際に磁力の影響を受け、
走行慣性力が殺がれて速度が減少するのである。
に取り付けた磁性材片が対向する事になる。模型カーが
この磁石のある部分を通過する際に磁力の影響を受け、
走行慣性力が殺がれて速度が減少するのである。
【０００７】 更に急激な速度低下を行いたい場合に
は、磁石と共にレールの一部分にカーボン等の材質を用
いた摩擦材を設置する。一方、模型カーにはバネ等によ
り支承された摩擦材を磁石と共に取り付ける。
は、磁石と共にレールの一部分にカーボン等の材質を用
いた摩擦材を設置する。一方、模型カーにはバネ等によ
り支承された摩擦材を磁石と共に取り付ける。
【０００８】 模型カーが磁石部分を通過する際に摩擦
材が引きつけられて、レール上の摩擦材と接触し、これ
により模型カーの速度が急激に低下するのである。
材が引きつけられて、レール上の摩擦材と接触し、これ
により模型カーの速度が急激に低下するのである。
【０００９】
【発明の実施の形態】 以下、図を使い実施例について
説明する。 模型カー２０はレール１０に沿って走行す
るのであるが、レール１０の底面には固定磁石１０１が
設置されていて、模型カー２０の底部には強磁性材であ
るところの鉄片２０１を取り付ける。模型カー２０が固
定磁石１０１の上に達すると、鉄片２０１に効率的に磁
力を及ぼす事が出来る様な対向した位置関係になる。
説明する。 模型カー２０はレール１０に沿って走行す
るのであるが、レール１０の底面には固定磁石１０１が
設置されていて、模型カー２０の底部には強磁性材であ
るところの鉄片２０１を取り付ける。模型カー２０が固
定磁石１０１の上に達すると、鉄片２０１に効率的に磁
力を及ぼす事が出来る様な対向した位置関係になる。
【００１０】 いま、図２に示すように、レール１０上
を走行してきた模型カー２０が、固定磁石１０１の設置
位置にさしかかったとすると、鉄片２０１は固定磁石１
０１から磁力の影響を受ける。この磁力は模型カー２０
を、この位置に停止させようとする力として働き、この
結果、走行慣性力が殺がれる事になり、これにより速度
が低下するのである。
を走行してきた模型カー２０が、固定磁石１０１の設置
位置にさしかかったとすると、鉄片２０１は固定磁石１
０１から磁力の影響を受ける。この磁力は模型カー２０
を、この位置に停止させようとする力として働き、この
結果、走行慣性力が殺がれる事になり、これにより速度
が低下するのである。
【００１１】 更に、図３に示す様に、模型カー２０の
底部にバネ２０３を介して、摩擦材であるところのカー
ボン片２０２を鉄片２０１と共に取り付ける。 このカ
ーボン片２０２が磁力により、レール底面方向に引っ張
られた際に、レール１０に設置した固定摩擦材１０２と
接触して擦れ、この摩擦により、急激に速度を低下せし
める事が出来るのである。
底部にバネ２０３を介して、摩擦材であるところのカー
ボン片２０２を鉄片２０１と共に取り付ける。 このカ
ーボン片２０２が磁力により、レール底面方向に引っ張
られた際に、レール１０に設置した固定摩擦材１０２と
接触して擦れ、この摩擦により、急激に速度を低下せし
める事が出来るのである。
【００１２】 模型カーに取り付ける鉄片２０１の大き
さや位置を替えたり、カーボン片２０２の材質や形状を
替える事により、速度の低下具合を任意にコントロール
出来るのである。
さや位置を替えたり、カーボン片２０２の材質や形状を
替える事により、速度の低下具合を任意にコントロール
出来るのである。
【００１３】 また、第４図に示す様に、磁石を使わず
に、模型カーに取り付けたカーボン片２０２と、レール
上に設置した固定摩擦材１０２を接触させて速度を低下
せしめる事も可能であるが、磁石を用いた場合に比べる
と、速度低下の効果が薄い。
に、模型カーに取り付けたカーボン片２０２と、レール
上に設置した固定摩擦材１０２を接触させて速度を低下
せしめる事も可能であるが、磁石を用いた場合に比べる
と、速度低下の効果が薄い。
【００１４】
【発明の効果】 以上説明した様に、本発明に於いて
は、模型カーに取り付ける磁性材片、または摩擦材の材
質や形状や取り付け位置等を選択する事により、速度の
低下具合を模型カーレース参加者の意志により調節する
事が出来るので従来よりもテクニカなレースを楽しむこ
とができる。
は、模型カーに取り付ける磁性材片、または摩擦材の材
質や形状や取り付け位置等を選択する事により、速度の
低下具合を模型カーレース参加者の意志により調節する
事が出来るので従来よりもテクニカなレースを楽しむこ
とができる。
【００１５】 更に摩擦材を取り付けた場合には摩擦材
の接触の際に火花が発生し、あたかも本物のカーレース
でブレーキングを行った様な臨場感を生み出す効果を得
る事が出来るのである。
の接触の際に火花が発生し、あたかも本物のカーレース
でブレーキングを行った様な臨場感を生み出す効果を得
る事が出来るのである。
【図１】本発明の概要を示す斜視図
【図２】模型カーが磁石の上を通過している図
【図３】模型カーの摩擦材とレールに設置した摩擦
材が接触している図
材が接触している図
【図４】磁石を使わなずに、摩擦材を接触させる例
の図
の図
【符号の説明】 １０ レール １０１ 固定磁石 １０２ 固定摩擦材 ２０ 模型カー ２０１ 鉄片 ２０２ カーボン片 ２０３ バネ
Claims (5)
- 【請求項１】 模型カー用のレールに設置した磁石によ
り、レール上を走行する模型カーに取り付けた磁性材片
が吸引力を受け、模型カーの走行慣性力を低下せしめて
速度低下する模型カー用レールシステム。 - 【請求項２】 模型カーの底部に摩擦材を有し、この摩
擦材がレールの一部に設置した摩擦材と接触して、この
摩擦により模型カーの速度を低下せしめる模型カー用レ
ールシステム - 【請求項３】 模型カーに取り付けた摩擦材が磁力によ
りレールに引きつけられた際に、レール面またはレール
に設置した摩擦材と接触して、この摩擦により模型カー
の速度を低下せしめる請求項１記載の模型カー用レール
システム - 【請求項４】 トンネル状またはゲート状に磁石を設置
した請求項１及び記載請求項２及び請求項４記載の模型
カー用レールシステム - 【請求項５】 トンネル状またはゲート状に摩擦材を有
する請求項１〜請求項４記載の模型カー用レールシステ
ム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36250797A JPH11169561A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 模型カー用レールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36250797A JPH11169561A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 模型カー用レールシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169561A true JPH11169561A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18477031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36250797A Pending JPH11169561A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 模型カー用レールシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11169561A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100464994B1 (ko) * | 2003-03-28 | 2005-01-13 | 길상철 | 건축 모형용 모형 자동차 주행 장치 |
| JP2006193065A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Hirai Auto Service:Kk | 火花発生装置および火花発生装置を搭載した車両 |
| JP2010252852A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Tomy Co Ltd | 減速装置及び走路盤 |
| JP2015024066A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | レック株式会社 | 走行玩具 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP36250797A patent/JPH11169561A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100464994B1 (ko) * | 2003-03-28 | 2005-01-13 | 길상철 | 건축 모형용 모형 자동차 주행 장치 |
| JP2006193065A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Hirai Auto Service:Kk | 火花発生装置および火花発生装置を搭載した車両 |
| JP4541905B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2010-09-08 | 株式会社ヒライオートサービス | 火花発生装置および火花発生装置を搭載した車両 |
| JP2010252852A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Tomy Co Ltd | 減速装置及び走路盤 |
| JP2015024066A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | レック株式会社 | 走行玩具 |
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