JP2634067B2 - 競争遊戯装置 - Google Patents
競争遊戯装置Info
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- JP2634067B2 JP2634067B2 JP21733088A JP21733088A JP2634067B2 JP 2634067 B2 JP2634067 B2 JP 2634067B2 JP 21733088 A JP21733088 A JP 21733088A JP 21733088 A JP21733088 A JP 21733088A JP 2634067 B2 JP2634067 B2 JP 2634067B2
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Description
順検出手段を備えた競争遊戯装置に関するものである。
走らせて、到達順を競う競争遊戯装置が普及している。
この種の競争遊戯装置として、ダービーゲーム、自動車
レース、ボートレース等がある。
図及び第7図に基づき説明する。
断した断面図である。この装置は、キャビネット1の上
面にトラックを画いた不透明な非磁性体の走行路面板2
が張設されており、その上方には透明な板3が4角錐面
上状に張設されている。この走行路面板2上には、5個
の自動車模型4が載置されている。また、キャビネット
1内には支持台5が水平に張設されており、支持台5の
中央の凹部には2本のレール(図示せず)が平行に敷設
されている。この2本のレールにキャリア6がローラを
介して支持されたまま、前後方向へ往復動しうるように
なっている。
る。このキャリア6は、基台7上に5個のブラケット
8、8、…を一体に装着しており、これらのブラケット
8、8、…には案内レールが2本ずつ架渡されている。
この案内レールには、移動架台9がそれぞれ摺動自在に
嵌接されている。また、移動架台9には上下に昇降自在
に移動片18が取り付けられている。同図は1つのブラケ
ット8を側面からみたものである。ブラケット8には、
所定の間隔を隔てて2個のチェーンスプロケット10、11
が枢着され、当該スプロケット10、11にはチェーン12が
架渡されている。また、当該チェーン12の1か所に突設
されたピン13が前述した移動架台9の上下溝14に遊嵌さ
れており、一方のスプロケット10と模型駆動モータ15の
スプロケット16とにチェーン17が架渡されている。従っ
て、模型駆動モータ15が一方向へ駆動されると、移動架
台9はチェーン12のピン13でブラケット8の長手方向に
沿って往復運動される。なお、自動車模型4の下部と移
動片18の上部には磁石19が装着されており、自動車模型
4は走行路面板2を挾んで移動片18に吸引されたまま、
当該移動片18の移動に連動して走行路面板2上を移動し
うるようになっている。
型自体は並設されたチェーンにより駆動されているの
で、それぞれのコースを変更したりすることができず、
より現実に近いゲーム展開ができないという欠点があっ
た。
チェーンが切れる等、長期的な信頼性に欠けるという欠
点があった。
で、潤滑油の補給等が必要である等、運行上の管理が面
倒である。
る競争遊戯装置を提供することを目的とするものであ
る。
模型の着順を検出する着順検出手段を備えた競争遊戯装
置において、走行路面下に設けられた複数のガイドライ
ン及びガイドラインに沿って走行し、走行路面上の移動
模型を磁力で吸引する複数のキャリアを含んで構成され
ており、キャリアがガイドラインを追尾するガイドライ
ン検出手段と、当該キャリアをガイドラインに沿って移
動させる移動手段と、他のキャリアが発光する光を検出
することにより他のキャリアを検出するキャリア検出手
段と、ガイドラインの有無及びキャリアの有無を判定し
移動手段を制御する制御手段と、制御手段に電力を供給
する電源と、キャリアが走行する支持台から電力の供給
を受け電源を充電する集電機構を備えていることを特徴
とする。
動模型は自由にコースを変更することができる。
アを個々の移動模型毎に設けているので、移動模型の速
度を個々に調整することが容易である。
図面に基づき説明する。なお、説明において同一要素に
は同一符号を用い、重複する説明は省略する。
構造を示す断面図であり、第2図は当該競争遊戯装置の
外観を示す斜視図である。
する。この装置は、直方体の4隅を斜めにカットしたキ
ャビネット20の上面に、フィールドコースを描いた緑色
の非磁性体で走行路面板21を水平に張設している。この
走行路面板21上には、5つの競争馬の移動模型22、22、
22、…が載置されている。
する。前述したキャビネット20の内部には、支持台23が
水平に張設されており、この支持台23上にキャリア24が
載置されている。支持台23上には、コースに沿ってガイ
ドラインが敷設されている。キャリア24は、このガイド
ライン上に4つの車輪24a、24a、…を介して配置されて
おり、当該ガイドラインに沿って移動できるようになっ
ている。
る。まず、走行路面板21上に載置されている移動模型22
の構造を説明する。この移動模型22は、競争馬模型22a
に騎手模型22bを載せて形成されており、その下部には
永久磁石22cが取り付けられている。騎手模型22bの足
は、競争馬模型22aに枢着されており、上半身が前後に
摺動するようにリンク機構で組み付けられている。従っ
て、競争馬22aの間欠的な前進により、騎手22bは前後に
周期的に首振り運動するようになっている。
サ(ガイドライン検出手段)25、モータ装置(移動手
段)26、27、キャリア検知用光センサ(キャリア検知手
段)28、CPU(制御手段)29、電源30、集電装置(集電
機構)31、32を備えて構成されている。
受光素子を含んで構成されており、キャリア24の基台24
bの下部に取り付けられている。ガイドライン23aは黒色
に塗られており、その近傍は光を十分に反射するように
鏡面加工されている。従って、ガイドライン検出用光セ
ンサ25が、ガイドライン23aの両側に位置するときは発
光素子から出射された光は反射して受光素子に入射する
が、ガイドライン23aに対面しているときは光は反射さ
れない。そこで、例えば右側センサ(以下、「Rセン
サ」という。)25aが光を検出しなくなった時には右へ
キャリア24を移動させ、左側センサ(以下、「Lセン
サ」という。)25bが光を検出しなくなった時には左へ
キャリア24を移動させれば、キャリア24をガイドライン
23aに沿って移動させることができる。詳細は後述す
る。
タ27を含んで構成されている。これらのモータ26、27は
基台24bに取り付けられており、駆動回路を介してCPU29
に接続されている。方向制御用モータ26には、ラック26
aとピニオン26bが取り付けられているので、モータの回
転運動は直線運動に変換され、前の車輪24a、24aが回転
する。一方、移動用モータ装置27には、減速歯車機構27
a、27bが取り付けられているので、モータの回転は減速
され、後の車輪24a、24aが回転する。
で構成されており、これらのセンサは全部で5か所(4
隅に1個ずつ、前部に1個)に設置されている。キャリ
ア検知用光センサ28は、それぞれCPU29に接続されてい
る。少なくとも移動している間は絶えず発光素子から光
を放出しているので、他のキャリアが近付いた時には他
のキャリアに装着された発光素子からの光を当該キャリ
ア24の周囲に取り付けた受光素子が受光し、受光信号を
CPU29に送信する。
板に固定されている。CPU29は、ガイドライン検出用光
センサ25及びキャリア検知用光センサ28から信号を受信
し、ガイドラインの有無及びキャリアの有無等を判定
し、モータ装置26、27を制御する。電源30は、例えば基
板34上に固定されており、CPU29に電力を供給する。
構成されており、キャリア24が走行する支持台23から電
力の供給を受け、電源30を充電する。ブラシ31、31は、
圧縮コイルスプリング等により、支持台23上に配設され
た電極板32、33に押し付けられている。電極板32には所
定の電圧が印加されており、電極板33はアースに接地さ
れている。従って、電力は支持台23から、集電機構を介
して電源30へと充電される。
る。第4図はモータ装置の制御回路を示すブロック図で
ある。CPU29は電源30から電力の供給を受け、Rセンサ2
5a、Lセンサ25b、キャリア検知用光センサ28からセン
サ情報を入力している。これらの情報に基づき、CPU29
は方向制御用モータ装置26及び走行用モータ装置27をそ
れぞれ制御している。なお、方向制御用モータ装置26は
駆動回路34を介してCPU29に接続されており、走行用モ
ータ装置27はD-A変換器35、駆動回路36を介してCPU29に
接続されている。
トである。ガイドライン検出用光センサ25がガイドライ
ンを検知すると(ステップ101)、それがLセンサ25bに
よるものか、Rセンサ25aによるものかを判断する(ス
テップ102、105)。Lセンサ25bによる検知の場合に
は、キャリア24がガイドライン23aに対して右寄りの状
態であるので、キャリア24を左へ移動させるように、方
向制御用モータ装置26を駆動させる(ステップ103)。
所定量だけ方向制御用モータ装置26を駆動させたら、当
初の状態(直進状態)に車輪を復帰させる(ステップ10
4)。また、Rセンサ25aによる検知の場合には、キャリ
ア24がガイドライン23aに対して左寄りの状態であるの
で、キャリア24を右へ移動させるように、方向制御用モ
ータ装置26を駆動させる(ステップ106)。所定量だけ
方向制御用モータ装置26を駆動させたら、当初の状態
(直進状態)に車輪を復帰させる(ステップ107)。以
上のステップが終了すると、スタート直後の状態に戻
り、再び検知の有無を判断する。このように、キャリア
24がほぼガイドラインに沿って移動するように制御する
ことができる。なお、方向制御用モータ装置の駆動量
は、ガイドライン23aに対するガイドライン検出用セン
サの配置間隔による変化するものであるが、実験や経験
則に基づき装置毎に設定値が決定される。
2コース(右側のコース)へコース変更する場合につい
て説明する。コース変更に際しては、移動しようとする
コース上に他のキャリアが存在しないかを判断する。か
かる情報は、キャリア検知用光センサ28からCPU29に送
られ、CPU29が判断する。他のキャリアが存在しない場
合には、CPU29は、方向制御用モータ装置26を駆動さ
せ、キャリア24を右寄りの状態にする。この場合、Lセ
ンサ25b及びRセンサ25aは、最初の検知信号を無視する
(検知信号に基づき方向制御用モータ装置26を駆動しな
い)ように設定される。従って、Lセンサ25bが第1コ
ースのガイドライン23aを検出しても方向制御用モータ
装置26は駆動せず、Rセンサ25aが第2コースのガイド
ラインを検出しても方向制御用モータ装置26は駆動しな
い。従って、キャリア24は第1コースから第2コースへ
移動することができる。
きには、隣接するコースへ移動させるときには1回、2
番目のコースへ移動させるときには2回、n番目のコー
スへ移動させるときにはn回というように、ガイドライ
ン検出用センサ25の検出信号を無視する回数を設定する
ことにより、簡単にコースを変更することができる。
で、信頼性が高くコース変更ができる競争遊戯装置を提
供することができる。
なく、運行上の管理が容易である。
とができるので、よりリアル性の高いゲームを実現する
ことができる。
造を示す断面図、第2図は、この競争遊戯装置の外観を
示す斜視図、第3図は、この競争遊戯装置に使用できる
キャリアの構造を示す説明図、第4図は、第3図に示す
キャリアの制御回路を示す回路図、第5図は、第3図に
示すキャリアの制御方法を示すフローチャート、第6図
は、従来技術に係る競争遊戯装置の構造を示す断面図、
第7図は、第6図に示すキャリアの構造を示す側面図で
ある。 1……キャビネット 2、21……走行路面板 3……板 4……自動車模型 5、23……支持台 6、24……キャリア 7……基台 8……ブラケット 9……移動架台 10、11、16……スプロケット 12、17……チェーン 13……ピン 14……上下溝 15……模型駆動モータ 18……移動片 19……磁石 20……キャビネット 22……移動模型 25……ガイドライン検出用光センサ 26、27……モータ装置 28……キャリア検知用光センサ 29……CPU 30……電源 31……ブラシ 32、33……電極板
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも移動模型の着順を検出する着順
検出手段を備えた競争遊戯装置において、 走行路面下に設けられた複数のガイドライン及び、この
ガイドラインに沿って走行し、走行路面上の移動模型を
磁力で吸引する複数のキャリアを含んで構成され、 前記キャリアが、前記ガイドラインを追尾するガイドラ
イン検出手段と、当該キャリアを前記ガイドラインに沿
って移動させる移動手段と、他のキャリアが発光する光
を検出することにより他のキャリアを検出するキャリア
検出手段と、前記ガイドラインの有無及びキャリアの有
無を判定し前記移動手段を制御する制御手段と、前記制
御手段に電力を供給する電源と、前記キャリアが走行す
る支持台から電力の供給を受け前記電源を充電する集電
機構を備えていることを特徴とする競争遊戯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21733088A JP2634067B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 競争遊戯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21733088A JP2634067B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 競争遊戯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0265883A JPH0265883A (ja) | 1990-03-06 |
JP2634067B2 true JP2634067B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16702487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21733088A Expired - Lifetime JP2634067B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 競争遊戯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634067B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100796186B1 (ko) | 2006-10-30 | 2008-01-21 | 조동현 | 라인 트레이스 로봇용 트랙 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21733088A patent/JP2634067B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100796186B1 (ko) | 2006-10-30 | 2008-01-21 | 조동현 | 라인 트레이스 로봇용 트랙 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0265883A (ja) | 1990-03-06 |
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