JPH0727989Y2 - サーキット玩具 - Google Patents

サーキット玩具

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JPH0727989Y2
JPH0727989Y2 JP15213889U JP15213889U JPH0727989Y2 JP H0727989 Y2 JPH0727989 Y2 JP H0727989Y2 JP 15213889 U JP15213889 U JP 15213889U JP 15213889 U JP15213889 U JP 15213889U JP H0727989 Y2 JPH0727989 Y2 JP H0727989Y2
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moving body
track
circuit
magnet
sensor
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JP15213889U
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道利 平田
洋 内田
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道利 平田
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、リニヤーモータを応用したサーキット玩具に
関するものである。
(従来の技術) 従来、無端軌道に沿って自動車等のおもちゃを走行させ
るサーキット玩具においては、移動体に電池、モータを
積載して走行させたもの、又は、軌道に沿って配備した
電力線から集電して、移動体上のモータを駆動して走行
させるものが使用されている。
(解決しようとする問題点) 移動体にモータ、電池を積載することは、車体重量が増
え、しかも移動体が高価となる不利がある。
又、軌道の全周に電力線を配備することは軌道コストを
上昇させるので好ましくない。
本考案は移動体にモータ、電池を具えず、しかも軌道を
一周する電力線は具えずに移動体を周回させ、加速でき
るサーキット玩具を明らかにするものである。
(構成) 本考案は、無端状に形成した軌道(1)と、該軌道に沿
って走行する移動体(2)との組み合せであって、移動
体には所定間隔Aで配置され外方に向けて極性を交互に
違えた2個以上の永久磁石(22)を配備すると共に、永
久磁石の間隔Aでマーカー(24)を具え、無端軌道に沿
って1箇所又は複数箇所に、軌道を周回する移動体に対
して通過毎に加速力を加える加速ゾーンを配備してお
り、該加速ゾーンには、移動体上のマーカの通過位置に
対向し移動体が磁石間隔Aの長さを移動したことを検出
するセンサー(3)(30)を配設すると共に、永久磁石
の通過位置に対向し且つ磁石間隔Aで2個以上の電磁石
(4)を極性を違える様に配設し、電磁石(4)は前記
センサーに連繋した駆動回路(5)によって、センサー
の作動により励起すると共に、移動体が磁石間隔Aの距
離を移動したことをセンサーが検出する毎に磁石極性を
逆転するものである。
(作用) 移動体が加速ゾーンに進入して、第1番目のセンサー
(4)を作動させると、電磁石(4)(40)(41)は一
斉に励起して移動体を吸引し、引込む様に加速する。移
動体が磁石間隔Aを進行すると、センサーの検出状態が
変化するから、電磁石は極性を一斉に切り変えて、移動
体の次の電磁石によって引込むと共に、後方からは第1
段の電磁石との反撥によって移動体を前進させる。上記
加速が磁石間隔距離Aを進行する毎に繰り返され、移動
体が加速ゾーンを出るときは、進入時よりも高速度で走
行している。
(効果) 移動体は永久磁石を具えるだけであって、従来のサーキ
ット玩具のようにモータ、電池を積載しないから、軽量
であり、安価に供給できる。しかも軌道は1箇所又は数
箇所に加速ゾーンを設けるだけであり、加速ゾーン以外
では軌道は単純な案内面を有するだけであるから、軌道
も安価に提供できる利点がある。
(実施例) 実施例は本考案を説明するためのものであって、実用新
案登録請求の範囲に考案を限定し、或は範囲を減縮する
様に解すべきではない。無端状軌道(1)は、透磁性資
材の底壁(11)と両側壁(10)(10)とによって、上方
が開いた溝状の案内面を構成している。
移動体(2)は自動車、列車、動物等の形状に作られ、
底面に永久磁石(21)を磁極を下方へ向けて取り付けて
いる。軌道の底壁(11)には軌道を一周して磁極を上向
けて永久磁石(12)を配置し、磁力の反撥により移動体
(2)を浮上させ支持しており、移動体の両側面に夫々
ローラ(20)(20)を具えて軌道の側壁(10)との間隔
を保ち、軌道の溝状案内面に沿って移動体は周回する。
移動体(2)の両側には、ヨーク(23)及び該ヨーク上
へ一対の永久磁石(22)(22)を極性を互いに違えて配
置し、永久磁石は夫々のN極又はS極を側壁へ向けてい
る。移動体の上面には永久磁石の中心間の距離Aに等し
い長さで白色塗料の如き反射性資材によって形成したマ
ーカー(24)を配備する。
軌道(1)は一周するサーキット案内面の1箇所又は複
数箇所に加速ゾーンを配備し、移動体は該加速ゾーンを
通過する毎にコントロールされた加速力を加えるもので
ある。
加速ゾーンにおいては、取付板(42)上へ複数個の電磁
石(4)(40)(41)を配置した電磁石ユニットを、移
動体の永久磁石(22)の通過位置に対向して配置してい
る。
電磁石ユニットに配置した各電磁石の間隔は、移動体の
永久磁石間隔Aと略等しく定められ、且つ各電磁石のコ
イルは並列接続で且つ巻き方向を交互に違えることによ
って、電磁石が側壁(10)を通して移動体に作用する磁
界は、N極及びS極が交互に現われるように構成してい
る。
加速ゾーンを通過する移動体のマーカー(24)の通過路
に対向して、軌道上方に一対のセンサー(3)(30)を
磁石間隔Aの略2倍の距離を隔てて配置している。そし
て移動体(2)が加速ゾーンに進入し移動体上のマーカ
ー(24)が第1段のセンサー(3)を励起させたとき移
動体側面の永久磁石(22)は第1段の電磁石(4)へ接
近し、吸引力を受ける位置となるように配置している。
各電磁石(4)(40)(41)は並列接続され、センサー
(3)(30)に規制された駆動回路(5)によって通電
されると共に、駆動回路(5)における電流方向の切り
換わりによって各電磁石の極性はN極とS極が入れ替わ
る。
駆動回路(5)は第4図に示すとおり、センサー(3)
(30)を光センサーによって構成した例を示している
が、これに限られることはなくマイクロスイッチ、磁気
センサー等各種の方式が実施出来ることは勿論である。
センサー(3)(30)は通常時にはマーカー通過位置へ
向けて発射した投光の反射がないため内部の光電変換素
子は励起せずオフ状態であるが、移動体(2)のマーカ
(24)が第1のセンサーに到達すると、マーカー(24)
において反射した光がダイオードに受光され、トランジ
スター(3)又は(30)を励起させる。2つのトランジ
スター(3)(30)は2つのインバータを経て2つのAN
D回路(50)(51)に入力する。一方のAND回路(50)で
はインバータを介することにより信号を反転して入力
し、他方のAND回路(51)へは検出信号を直接入力す
る。各AND回路の一方の入力端子にはタイマーIC(55)
の出力が接続されている。タイマー(55)及び何れのセ
ンサーも不作動の時期は何れのAND回路でも入力条件が
揃わず両方ともオフである。
加速ゾーンに進入した移動体(2)はマーカー(24)が
第1段センサー(3)に接触して作動させたとき、タイ
マー(55)は信号を出力してAND回路の一方の入力端子
をオンする。トランジスター(3)(30)の何れかが励
起するとトランジスター(3)(30)の出力端子は接地
レベルへ電位を低下するからオフ信号が出力される。従
って一方のAND回路(50)に対してはインバータ(56)
の反転によりオン信号となってAND回路(50)の入力端
子に加わり、該AND回路(50)をオンし、他方のAND回路
(51)はオフである。駆動回路(5)は4個のトンラジ
スターQ1乃至4の何れか2つが1組となって作動するも
のであって、コントローラ(53)によって調節された電
源(52)の電圧が干渉用コンデンサー(54)を経て加わ
る。一方のAND回路(50)の作動によりトランジスターQ
4にベースエミッター電圧を生じて該トランジスターQ4
を励起する。トランジスターQ4のコレクターエミッター
間が導通状態となって接地レベルに電位を低下すると、
電源(52)、トランジスターQ1のベース接続点、トラン
ジスターQ4、コントローラ(53)を通る回路を形成し、
トランジスターQ1のベースエミッター電圧を生じトラン
ジスターQ1は導通状態となる。電流は電源(52)、トラ
ンジスターQ1、接続点P、電磁コイル(4)、接続点
Q、トランジスターQ4、コントローラ(53)を通過し、
電磁石(4)には実線矢印で示す方向の直流電流を流し
て電磁コイルを一斉に駆動する。移動体の第1段永久磁
石(22)は第1段電磁コイル(4)へ吸引され引き込ま
れる。
移動体の進行によりマーカー(24)がセンサー(3)か
ら離れると、2つのセンサー(3)(30)は何れも作動
しない状態が続く。このとき駆動回路においてはタイマ
ー(55)の信号は続くが、一方のAND回路(50)への入
力は消えてオフし、他方のAND回路(51)は入力条件が
揃ってオンする。これによりトランジスターQ2、Q3が励
起し、点線矢印で示す方向に電流が通じる。電流方向の
逆転により、各電磁コイルの極性は切り換わるため移動
体の永久磁石は前方のコイルからは吸引力、後方の電磁
コイルからは反撥力を受けて一層加速される。
移動体が加速ゾーンを通過し、マーカー(24)が最後の
センサー(30)から離れるとタイマー(55)の作動中は
AND回路(51)はオンして移動体に対し反撥力を作用し
ているが、所定時間(約1秒)を経過するとタイマー
(55)からの出力信号は消えてAND回路(51)の入力条
件が崩れるため、駆動回路(5)への通電は止まる。従
って電磁石の励起は中止されるから、電磁コイルに於け
る電力消費は節約出来る。
本考案は永久磁石(22)及び電磁コイル(4)の数は任
意に増やすことが出来る。移動体に対する加速力はコン
トローラー(53)を調節して電磁コイルへの電流を加減
することにより自由に制御出来るから、軌道(1)を複
数列に配列することによって、各軌道を通過する移動体
に対し複数のプレーヤーが夫々のコントローラ(53)を
調節し、競技することが出来る。
本考案は図面の実施例に限られることなく、実用新案登
録請求の範囲に記載の範囲において設計変更出来ること
は勿論である。例えば移動体(2)の走行は浮上磁石に
変えて通常の車輪を具え、底壁(11)を転動させてもよ
い。又、電磁石(5)は軌道(1)の上方或は下方に配
置し、移動体の永久磁石(22)は電磁コイルに対向して
移動体(2)の上面或は下面に設ける等、当業者であれ
ば変更容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施状況を示す全体の斜面図、第2図
は移動体が加速ゾーンに進入した状態に於ける加速ゾー
ンの縦断面図、第3図は同上の平面図、第4図は駆動回
路図である。 (1)……軌道、(2)……移動体 (22)……永久磁石、(3)……センサー (4)……電磁コイル、(5)……駆動回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60L 13/03

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に形成した軌道(1)と、該軌道に
    沿って走行する移動体(2)との組み合せであって、移
    動体には所定間隔Aで配置され外方に向けて極性を交互
    に違えた2個以上の永久磁石(22)を配備すると共に、
    永久磁石の間隔Aを表示するマーカー(24)を具え、無
    端軌道に沿って1箇所又は複数箇所に、軌道を周回する
    移動体に対して通過毎に加速力を加える加速ゾーンを配
    備しており、該加速ゾーンには、移動体上のマーカの通
    過位置に対向し移動体が磁石間隔Aの長さを移動したこ
    とを検出するセンサー(3)(30)を配設すると共に、
    永久磁石の通過位置に対向し且つ磁石間隔Aで2個以上
    の電磁石(4)を極性を違える様に配設し、電磁石
    (4)は前記センサーに連繋した駆動回路によって、セ
    ンサーの作動により励起すると共に、移動体が磁石間隔
    Aの距離を移動したことをセンサーが検出する毎に磁石
    極性を逆転するサーキット玩具。
JP15213889U 1989-12-29 1989-12-29 サーキット玩具 Expired - Lifetime JPH0727989Y2 (ja)

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JP15213889U JPH0727989Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 サーキット玩具

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JP15213889U JPH0727989Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 サーキット玩具

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Publication Number Publication Date
JPH0391398U JPH0391398U (ja) 1991-09-18
JPH0727989Y2 true JPH0727989Y2 (ja) 1995-06-28

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ID=31698413

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JP15213889U Expired - Lifetime JPH0727989Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 サーキット玩具

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WO2006082666A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Hajime Corporation 磁気力を利用した移動玩具

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JP5832699B1 (ja) * 2014-06-10 2015-12-16 株式会社タカラトミー 走行玩具

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JPH0391398U (ja) 1991-09-18

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