JPS6331322Y2 - - Google Patents

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JPS6331322Y2
JPS6331322Y2 JP13810382U JP13810382U JPS6331322Y2 JP S6331322 Y2 JPS6331322 Y2 JP S6331322Y2 JP 13810382 U JP13810382 U JP 13810382U JP 13810382 U JP13810382 U JP 13810382U JP S6331322 Y2 JPS6331322 Y2 JP S6331322Y2
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JP
Japan
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reed switch
magnetic
magnet
motor
switch
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JP13810382U
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JPS5941954U (ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリードスイツチを作動させるための磁
界を生ぜしめるマグネツトユニツトの改良に関す
るものである。
一般に架空軌条を走行する搬送車を所定の位
置、即ちステーシヨンに自動的に停止させる手段
として、搬送車の走行用モータにおける駆動回路
中にリードスイツチを組み込み、一方このリード
スイツチの移動域に臨むよう、例えば架空軌条に
磁石を装着し、搬送車が磁石に接近したとき磁石
が発生する磁界中にリードスイツチが入るとリー
ドスイツチが作動して駆動回路を開放し、搬送車
を停止する構成が採られている。ところで従来、
このリードスイツチの作動に用いる磁石は単に棒
形、或いは矩形、若しくは円形に形成されてお
り、これを直接架空軌条にねじ止めし、或いは磁
石をブラケツトに固定して架空軌条に固定する構
成となつているため、磁束漏洩が大きく、またス
テーシヨン位置変更に際しての着脱作業も煩わし
いなどの難点があつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところはリードスイツチを作
動させる磁界発生用のマグネツトユニツトにおい
て非磁性体製のスペーサを隔ててその一面側に支
承用永久磁石を、また他面側に磁性体製の板を介
してリードスイツチ作動用の永久磁石を複数個配
設することにより、スペーサの一面側の磁石を支
承用に、他面の磁石をリードスイツチ作動のため
の磁界形成用に用いることが出来て必要場所以外
への磁束漏洩が少なく安定してリードスイツチを
作動せしめ得るようにしたリードスイツチ作動用
のマグネツトユニツトを提供するにある。
以下本考案をその実施例を示す図面に基づいて
具体的に説明する。第1図は本考案に係るマグネ
ツトユニツト(以下本案品という)を示す模式的
側面図、第2図は同じく平面図であり、図中1は
スペーサ、2u,2dは鉄板、3a,3b,4
a,4bはいずれも永久磁石を示している。スペ
ーサ1は非磁性体材料、例えばプラスチツク等を
用いて矩形板状に形成されており、また鉄板2
u,2dも同じくスペーサ1と等大の矩形状に形
成されており、スペーサ1の上,下面にこれを挾
む態様で接着剤等を用いて一体的に固着されてい
る。磁石3a,3b,4a,4bはいずれもその
長さを鉄板2u,2dの幅寸法に等しく、また幅
寸法は鉄板2u,2dのそれよりも短く、また厚
さは鉄板2u,2dのそれと等しい等大の直方体
形に形成されており、いずれも上側又は下側半分
がN極に、また下側又は上側半分がS極となるよ
う構成され、鉄板2uの上面、鉄板2dの下面の
各左,右側寄りの位置に、相互の間に適長寸法を
隔てて鉄板2u,2dに対し夫々接着剤等を用い
て一体的に固定されている。磁石3aは上側をS
極、下側をN極にして、また磁石3bは上側をN
極、下側をS極にして鉄板2u上面に固定され、
また磁石4aは上側をS極に、下側をN極にし
て、また磁石4bは上側をN極に、下側をS極に
して鉄板2dの下面に固定してあり、相隣する磁
石3aと3b,4aと4bはいずれも異極を鉄板
2u,2dに向けた状態で固定され、いま例えば
第3図に示す如く鉄板2u上面の磁石3a,3b
を用いて架空軌条5の下面に磁着せしめると、そ
の磁力線の状態は同図に破線で示す如くになる。
即ち、鉄板2u上面の両磁石3a,3bの上,下
面におけるN極,S極間に形成される磁力線は
夫々ヨークとして機能する鉄板2u、架空軌条5
内に形成されることとなつて途中での磁束漏洩を
生じない。一方、リードスイツチLSの移動域に
配設された磁石4a,4bの上面側におけるN極
とS極との間に生ずる磁力線は同じくヨークとし
て機能する鉄板2d内に形成されて磁束漏洩を生
じず、従つて下面側のN極、S極間に形成される
磁力線は架空軌条5の下方及び前,後方向に広く
形成されることとなり、リードスイツチLSはマ
グネツトユニツトに接近した際確実に作動され、
安定した動作が得られることとなる。
第4図は本案品を一本の架空軌条5を走行する
搬送車6のステーシヨンを設定する場合に適用し
た構成を示す下方からの斜視図であり、架空軌条
5はC型をなす吊金具5aを用いて天井梁等に固
定されており、これに沿つて搬送車6が走行する
ようになつている。そしてこの搬送車6のステー
シヨンを設定すべく架空軌条5の下面に本案品た
るマグネツトユニツトUが鉄板2u上面の磁石3
a,3bを用いて磁着せしめられている。搬送車
6はその車体部の上面中央部に前記マグネツトユ
ニツトUにて形成される磁界により作動されるリ
ードスイツチLSが配設され、また車体部の前後
には夫々車輪部7,8が、また車体部の下方には
チエーンを介して荷箱9が吊垂されており、この
荷箱9によつて貨物が運搬されるようになつてい
る。各車輪部7,8はいずれも架空軌条5の上面
を転動する主車輪7a,8a及び架空軌条5の両
側面に転接する左,右各一対の副車輪7b,8b
を備えており、前記の主車輪7aにはモータMの
動力が伝達されるようになつている。
第5図はモータMの駆動回路を示している。バ
ツテリ10の正極ラインは充放電切換用のスイツ
チ21により負荷側正極ライン10p及び充電回
路側正極ライン10p′に連なり、負極ライン10
nは負荷側、充電回路側とも共通としている。正
極ライン10p′はダイオードを介して操作盤に設
けた充電用レセプタクル22に連なつており、こ
こにバツテリ10同様の24V直流電源に連なるプ
ラグを挿込み、スイツチ21をライン10p′側に
投入することによりバツテリ10への充電が行わ
れる。
正極ライン10p及び負極ライン10n間には
キープリレ23の常開接点23a、モータM、キ
ープリレ24の常閉接点24b及び減速用抵抗2
5の直列回路が接続されており、両接点23a,
24bの閉路によりモータMが正転する結線とし
てある。接点23aとモータMの第1端子Maと
の接続点と、接点24bと抵抗25との接続点と
の間にはキープリレ23の常閉接点23bが接続
されており、また接点24bとモータMの第2端
子Mbとの接続点と、正極ライン10pとの間に
はキープリレ24の常開接点24aが接続されて
おり、これらの接点24a,23bの閉路により
モータMが逆転する結線としてある。抵抗25に
は電磁リレ26の常開接点26aが並列接続され
ており、その閉路にてモータMは高速回転する構
成としている。モータMの第2端子7bと負極ラ
イン10nとの間にはダイオード、抵抗及び通電
時間計27の直列回路が接続されている。この通
電時間計27は操作盤に視認可能に取付けられて
おり、通電電流(この実施例ではモータMへの通
電電流)と通電時間との積に相当する量を電気メ
ツキ現象を利用して表示する、それ自体公知の素
子である。モータMの第1端子Maと負極ライン
10nとの間にはダイオード、スイツチ28、定
電圧回路素子29及びメロデイ発生素子30の直
列回路が設けられており、スイツチ28を閉路し
ている場合はモータMへの通電時においてメロデ
イ発生素子30が所定のメロデイを発し、搬送車
6走行の警音となるようにしている。
更に正極ライン10pにはキープリレ23,2
4が接続され、キープリレ23及び24夫々の保
持信号号端子にはモータMの正転及び逆転を夫々
指示するための押ボタンスイツチ31,32が接
続され、また両キープリレ23,24の解除信号
端子には停止指示用の押ボタンスイツチ33、リ
ードスイツチLS及び光スイツチ6aが接続され
ている。これらのスイツチ31,32,33,
LSの両端は負極ライン10nに接続されている。
またスイツチ31,32,33は操作盤に装着さ
れている。
叙上の如く構成された本案品は搬送車6を架空
軌条5に懸架し、チエーンに荷箱9を吊下げて使
用される。そして切換スイツチ21を負荷側の正
極ライン10pに切換えた状態でスイツチ31
(又は32)を押すとキープリレ23(又は24)
が作動状態を保持し、接点23a,24b(又は
24a,23b)の閉路によつてモータMが正転
(又は逆転)し、搬送車6は前進(又は後進)す
る。この間メロデイ発生素子30によりメロデイ
警音が発せられ、またモータへの通電にて通電時
間計の計時が進められることになり、稼動時間が
表示される。そして搬送車6がマグネツトユニツ
トUにて設定されるステーシヨン位置に達し、そ
のリードスイツチLSが磁石4a,4bが発生す
る磁界内に入るとリードスイツチLSが作動し、
キープリレ23,24を解除することによつて、
モータMの回転が停止されることとなる。
なお上述の実施例では各鉄板2u,2dに固定
する永久磁石はいずれも1組、即ち2個の場合を
示したが、更に多くの磁石を設けてもよいことは
勿論である。
以上の如く本案品にあつては非磁性体製のスペ
ーサを隔ててその一面側に支承用の磁石を、他面
側にリードスイツチ作動のための磁界発生用磁石
を配設してあるから、不必要な部分での磁束漏洩
が少なく、リードスイツチを安定して動作せしめ
得、またステーシヨンの変更に際しての着脱作業
も極めて容易に行えるなど本考案は優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品の模式的側面図、第2図は同じ
く平面図、第3図は本案品を架空軌条に装着した
態様を示す模式図、第4図は本案品を架空軌条の
搬送車用ステーシヨンの設定に適用した状態を示
す斜視図、第5図は搬送車の駆動回路を示すブロ
ツク図である。 1……スペーサ、2u,2d……鉄板、3a,
3b,4a,4b……永久磁石、5……架空軌
条、6……搬送車、7,8……車輪部、9……荷
箱、M……モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 リードスイツチを作動させる磁界発生用マグ
    ネツトユニツトにおいて、非磁性体製のスペー
    サを隔ててその一面側に支承用永久磁石を、ま
    た他面側に磁性体製の板を介してリードスイツ
    チ作動用の永久磁石を複数個配設してなること
    を特徴とするリードスイツチ用マグネツトユニ
    ツト。 2 前記リードスイツチ作動用の永久磁石は2個
    であつて、その異極を磁性体製の板に接しめて
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載のリー
    ドスイツチ用マグネツトユニツト。
JP13810382U 1982-09-10 1982-09-10 リ−ドスイツチ用マグネツトユニツト Granted JPS5941954U (ja)

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JP13810382U JPS5941954U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 リ−ドスイツチ用マグネツトユニツト

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JP13810382U JPS5941954U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 リ−ドスイツチ用マグネツトユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS5941954U JPS5941954U (ja) 1984-03-17
JPS6331322Y2 true JPS6331322Y2 (ja) 1988-08-22

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JP13810382U Granted JPS5941954U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 リ−ドスイツチ用マグネツトユニツト

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JPS5941954U (ja) 1984-03-17

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