JPH01295606A

JPH01295606A - 浮上搬送システム

Info

Publication number: JPH01295606A
Application number: JP12178288A
Authority: JP
Inventors: Muneo Mizumoto; 宗男水本; Osami Matsushita; 修己松下; Shiyouji Ootake; 大竹　生司
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1988-05-20
Filing date: 1988-05-20
Publication date: 1989-11-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は超電導材料のマイスラー効果を利用した浮上車
に係り、特に駆動に好適な搬送システムに関する。

〔従来の技術〕

超電導材料と磁石部材間のマイスナー効果は従来より公
知である。また浮上搬送車に関しては。

例えば特開昭５１−１０５１１号公報に見られるような
磁気の反発を利用した公知例がある。

〔発明が解決しようとするｌ１題〕上記従来技術は搬送車を浮上移動させることが主体であ
り、任意の方向への移動に関して配慮がされておらず、
その走行性に関して問題があった。

本発明の目的は、マイスナー効果を利用して、搬送車を
浮上させて任意方向へ移動させることにある・〔１１１１Ｍを解決するための手段〕上記目的は磁性材料の表面を超電導材の薄膜でコートし
た平坦走行面上を、マイスナー効果を利用して、複数個
の磁石部材を有した浮上台を浮上させ、上記複数個の磁
石部材の一部の近傍に上記平坦走行面の超電導薄膜を臨
界温度以上に昇温させる加熱機構を設けることにより、
達成される。

〔作用〕

上記の加熱機構が、平坦走行面上の超電導薄膜を臨界温
度以上に加熱すると超電導性が失われる。

それにより、上記加熱機構の近傍に位置する磁石部材か
らの磁束が、超電導性を失われた表面下部の磁性材料へ
侵入し、この磁性材料部と上記磁石間に磁気吸引力が生
じる。この吸引力により、浮土台が移動する。また、超
電導性が失われた超電導薄膜は、その下部に位置する磁
性材料内に内蔵された冷媒流路内の冷媒により冷却され
、上記磁石部材に吸引された後、再度超電導性を回復す
る。

〔実施例〕゛以下１本発明の実施例を図により説明する。

第１図において、浮上搬送車１には５ケの磁石部材６が
固定されている。そのうちの１ケの磁石６′の近傍に平
坦走行面８上の超電導薄膜部材２を加熱する為の加熱機
構が設けられている１本図中の加熱機構としては１通電
ヒータを描いである。

通電の為のリード線は省略しであるが、浮上搬送車１の
外部より、たるみをもたせながら引っばってもよいし、
またバッテリーで通電ヒータ７を加熱してもよい、また
上記の磁石部材としては、電磁石を用いてもよい、平坦
走行面８の最表面は。

超電導薄膜材２でコートされた磁性材料３でできており
、その内部に液体窒素台の冷媒多流路４が設けられてい
る。これにより、加熱機４！！７により。

平坦走行面８が加熱されて超電導性を失うと、磁石部材
６′の磁束が超電導性で失われた箇所部の磁性材料３内
へ侵入し、この部分と磁石部材６′との間で吸引力が生
じ、これにより、浮上搬送車１が移動する。この際、４
ケの磁石部材６が、超電導Ｎ膜材でコートされた平坦走
行面８との間でマイスラー効果を生じる為、浮上搬送車
１は走行面８に接触することなく安定に走行する。

超電導性を失った走行面部は、磁石部材６′に吸引接近
すると、加熱機構７にもはや加熱されなくなり、冷媒流
路の冷媒により冷却され再度超電導性をとりもどす、こ
れにより、浮上搬送車１は。

連続的に加熱方向へ安定して移動する。

第２図は、加熱機構を２箇有したものである。

即ち、２ケの磁石部材６′の近傍に通電ヒータ７が各々
設けられている。これにより浮上搬送車１がふらつくこ
となくより安定して走行するとともに、走行馬力も増加
する。

第３図は１通電ヒータから成る加熱源７をパルスモータ
１０１回転歯車９，９′等により、浮上搬送車１の進行
方向の左右へ任意に可動できるようにしたものである。

これにより、浮上搬送車１を任意方向に曲げることがで
き、走行範囲が広がる。モータ１０は、浮上搬送車１の
外部より制御すれば、リモートで任意方向に走行させる
ことができる。

第４図は、加熱機構７の可動方法として、形状記憶合金
で作ら九たコイルバネ１１と、バネ１２を用いたもので
ある。即ち、コイル１１を加熱用通電リード線１３によ
り通電加熱、冷却すればコイル１１の長さが変化して、
加熱機構７を動かすことができる。

第５図は、加熱機構として加熱ランプ１４を用いたもの
である。集光レンズを用いれば、光を狭い範囲に集める
ことができ走行効率を高めることができる。また、集光
レンズを可動できるようにすれば、浮上搬送車１を任意
方向へ曲げることもできる。

第６図は、平坦走行面上の超電導簿膜を非磁性材料２３
を介して３本の互いに分離、かつ平行な帯状２ａ、２ｂ
にしたものである。この帯の下部には３本の帯状磁性材
、３ａ、３ｂが非磁性材を介して互いに分離して配置さ
れている。その下には、冷媒流路４が設けられている。

３本の帯状超電導ｗＩ［２ａ　、　２　ｂのうち、側の
２本は浮上搬送車１を浮上させる為のもの、また中央の
１本２ｂは、走行用のものである。これにより、浮上搬
送車１は、３本の帯状超電導材薄膜からなるレールに沿
って安定して駆動させることができる。

第７図は、加熱機構が浮上搬送車１と独立している状態
を示したものである。ランプ加熱源１４′が磁石部材６
′の前方を加熱しており、ランプ１４′を駆動棒により
駆動させれば、それに追随して浮上搬送車１も動く。

第８図は、第７図と同様、加熱機構が浮上搬送車１と分
離したものである。レーザチューブ２１からのレーザ光
を反射させるミラー１７．および搬送車１の有無を確認
するセンサ１８を有すミラー搬送部１９が駆動レール２
０にとりついている。

このミラー搬送部材１９を外部制御系より駆動すること
により、搬送車１を移動させることができる、また、搬
送車１が追随しているかどうかは、センサ１８により常
に確認できる為、浮上搬送車の信頼性の高い走行が実現
できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、搬送車を任意の方向に移動させ、その
走行性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第８図はそれぞれ本発明の具体的実施例を示す
図面である。１・・・浮上搬送車、２・・・超電導薄膜材、３・・・
磁性材。４・・・冷媒流路、５・・・冷媒流路構成部材、６・・
・磁石部材、７・・・加熱機構、８・・・平坦走行面、
９・・・回転歯車、１０・・・モータ、１１・・・形状
記憶合金コイル。１２・・・コイルバネ、１３・・・リード線、１４・・
・ランプ加熱源、１５・・・非超電専部材、１６・・・
駆動棒。１７・・・ミラー、１８・・・搬送車確認センサ、１９
・・・藁２図も　３　　図１０−一毛一タ ’）Ｃ−

Claims

【特許請求の範囲】

１、超電導部材からなる平坦走行面上を、間隙を介して
浮上する、複数個の磁石部材を有した浮上台において、
１ケの該磁石部材の近傍に加熱機構を有した浮上搬送車
からなる浮上搬送システム。