JP2621663B2 - 遊戯装置 - Google Patents

遊戯装置

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JP2621663B2
JP2621663B2 JP2409862A JP40986290A JP2621663B2 JP 2621663 B2 JP2621663 B2 JP 2621663B2 JP 2409862 A JP2409862 A JP 2409862A JP 40986290 A JP40986290 A JP 40986290A JP 2621663 B2 JP2621663 B2 JP 2621663B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体を撮影し映写す
る装置に関する。
【0002】
【従来技術】一定のフィールド上を移動する移動体をビ
デオカメラにより撮影する場合はビデオカメラが移動体
を追って撮影することで迫力ある映像を写すことができ
実況中継などでは特に移動撮影は必要とされる。その際
特に移動体が変則的に移動するような場合、従来は人間
がビデオカメラをかまえて移動体を追っていた。
【0003】
【解決しようとする課題】しかし移動体が一定のフィー
ルド上を随時移動する場合に、常時人間が待機してい
て、移動する際にビデオカメラを操作するのは、操作人
の負担が大き過ぎ、移動体が変則的に動くときは自動的
に撮影することが難しい。
【0004】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処はビデオカメラが移動体を自動的に追
跡し撮影した画像を画面に映写する移動体の撮影装置を
供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明はフィールド上を移動体が移動す
る遊戯装置において、前記移動体の位置を検出する位置
検出手段と、前記フィールドに沿って配設され移動する
移動体を撮影する複数のビデオカメラと、前記複数のビ
デオカメラのうち少なくとも1個のビデオカメラを駆動
して撮影位置または方向を変える駆動手段と、前記複数
のビデオカメラの撮影を切替える切替手段と、前記位置
検出手段の移動体検出位置に基づき前記移動体の移動を
制御するとともに、前記切替手段および前記駆動手段を
制御して前記ビデオカメラが前記移動体を追跡撮影する
制御手段とを備えた遊戯装置としている。
【0006】移動体の位置を検出する位置検出手段を有
し、同位置検出手段の移動体検出位置に基づいて移動体
の移動を正確に制御する制御手段が、正確に把握する移
動体の位置に基づき切替手段を制御して複数のビデオカ
メラの撮影の切替えを行うとともに、駆動手段を制御し
てビデオカメラの撮影位置または方向を変えて移動体を
確実に追跡撮影するので、移動体を常に最適位置および
最適方向から撮影することができ、迫力ある映像を映し
出すことができる。また前記位置検出手段は、前記移動
体とともに移動する発信手段と、前記発信手段の発信す
る信号を受信する受信手段とを備えて、前記受信手段の
受信した信号から前記移動体の位置を検出する位置検出
手段とを備え、前記制御手段は、前記位置検出手段によ
る検出信号に基づき前記切替手段および前記駆動手段を
制御することで、移動体の位置検出に基づきビデオカメ
ラを切替え、かつ撮影位置または方向を変えて移動体を
追跡撮影することができる。さらに前記受信手段は、前
記発信手段の出力を電磁誘導で受信し、前記位置検出手
段は、前記受信手段が受信した結果から移動体の位置を
解析して検出することで、容易に移動体の位置を検出し
制御手段の制御に供することができる。
【0007】
【実施例】以下図1ないし図9に図示した本発明に係る
一実施例について説明する。本実施例は遊戯装置の競馬
ゲームに適用した例である。
【0008】該競馬ゲーム装置1の全体外観図を図1に
示す。横長の基台2の上面には環状のトラック3が張設
され、手前、奥側および側部のスタンド位置には各々複
数席サテライト4が配列されている。各サテライト4に
はモニター5とともに操作パネル6、コイン投入口7等
が付設されていて、コインを投入し、操作パネル6を操
作して予想される入賞馬に単式あるいは複式で投票する
ことができる。モニター5には馬の紹介、番号、枠組、
賭け率等が写し出されている。
【0009】トラック3の一方のカーブ側のスタンド位
置には大画面のスクリーン11が支持壁10に支持されてト
ラック3側を向いて立設され、同支持壁10の両側にはス
ピーカ12が内蔵されている。またトラック3の他方のカ
ーブ側のスタンド位置の両側には一対の支柱13が立設さ
れ、前記支持壁10との間に天蓋14が架設されている。天
蓋14に照明装置が支持されてトラック3を上方から照ら
すようになっている。
【0010】この天蓋14の照明装置に照明されるトラッ
ク3の外周壁3aおよびトラック3の内側の所定位置には
4台のビデオカメラ15, 16, 17, 18が配設されている。
4台のビデオカメラ15, 16, 17, 18の配置は、図2に示
すように奥スタンド側のトラック3のスタートライン8
とゴールライン9との間の外周壁3aに1台ビデオカメラ
15がスタートライン8の方向を向いて固定され、ゴール
ライン9の内側に1台ビデオカメラ16が回動自在に支持
され、手前スタンド側のトラック3の外周壁3aの中央に
ビデオカメラ17がスクリーン11のあるカーブ方向を向い
て固定され、手前側の支柱13近傍の外周壁3aにビデオカ
メラ18が手前側トラック3を向いて固定されている。各
ビデオカメラ15, 16, 17, 18の撮影範囲とビデオカメラ
16が180 度の回動して撮影可能とする範囲によりトラッ
ク3の全周をいずれかのビデオカメラにより撮影可能と
している。
【0011】そしてトラック3上には騎手21を乗せた6
頭の模型馬20が走行できるようになっている。以下模型
馬20の駆動機構を図3に基づき説明する。模型馬20(騎
手21は省略)は支柱22を介して台車23に支持されてお
り、台車23には前輪24が1個、後輪25が左右に2個設け
られていて、前輪24は鉛直方向を枢支軸方向として台車
23に回動自在に枢支された支持部材26に支持されて走行
方向を円滑に変えられるようになっている。2個の後輪
25間にはトラック3の表面から若干の間隔を存して磁石
27が台車23に固定されている。模型馬20は後輪25の回転
に応動して前足20aおよび後足20bを前後に揺動し実際
の馬の走りを模している。
【0012】トラック3は3層構造をしており、上層に
表面を静電植毛したアルミ板からなるデザインフィール
ド30、中層にアクリル製の補強板31、下層に給電板32が
敷設されたものである。給電板32の下方には空間を有
し、同空間を介し上方のトラック3と対向して別個の走
行路33が敷設されている。走行路33は厚手の位置検出板
34の上面にアクリル35が張設されたもので、該走行路33
の上に、前記模型馬20を走行させるところのキャリア40
が配置される。
【0013】キャリア40は、前輪41および後輪42により
支えられた基盤43の上に後輪42を駆動する走行用モータ
44、かじ取り用モータ45、モータドライブ基板46、受光
器47、発振器基板48およびCPU基板49等が搭載され、
さらにその上に上下2枚の板部材50, 51の間に介在する
圧縮スプリング52を介して上方板部材50上に水平方向に
揺動自在に支持された前方のローラ53、後方のローラ54
および中央に集電ユニット57、さらに後の左右のローラ
54の間に磁石55が配設されている。集電ユニット57は上
方に突出して8個の集電子58が設けられている。
【0014】以上の板部材50上に配置された部材は、圧
縮スプリング52により上方に付勢されており、ローラ5
3, 54が上方のトラック3の下面の給電板32に接触し
て、キャリア40がトラック3と走行路33の間に挟まれて
円滑に走行できるようにするとともに給電板32に対する
集電ユニット57の相対位置を所定位置関係に保つように
している。このように給電板32に対し所定間隔を保たれ
た集電ユニット57の上方に突設された集電子58はそれぞ
れスプリング59を介して先端が給電板32に接触してお
り、適当な圧接力の下で給電板32から電力の供給を受け
ることができる。
【0015】以上のような駆動機構を備えたキャリア40
の上方にトラック3を介して模型馬20を配置し、キャリ
ア40側の磁石55と模型馬20側の磁石27とが相対するよう
にすると、磁石間の磁力によりキャリア40の移動に対し
て模型馬20は追従する。キャリア40自体は給電板32、集
電ユニット57を介して電力を得るとともに、受光器47に
より制御信号を受信して走行用モータ44、かじ取り用モ
ータ45が駆動制御されて走行する。
【0016】なお、キャリア40の基盤43の下面には発振
コイル56が固定されていて、位置検出板34を介してキャ
リア40の位置が検出されてフィードバックされ、キャリ
ア40の走行制御に供するとともに後記するビデオカメラ
の駆動制御にも供している。
【0017】レース展開を選定し全システムの主な制御
を行うマイクロコンピュータのメインボード90が、キャ
リア40の走行制御を行なっており、制御信号は赤外線に
よりキャリア40の受光器47に送信されて、その制御信号
に基づきキャリア40が走行する。
【0018】次にキャリア40の位置検出方法について図
4ないし図6に基づき説明する。図4は、位置検出のた
めのブロック図であり、キャリア40の下方に張設された
位置検出板34と位置検出ユニット60からなる。
【0019】位置検出板34は矩形をしているが、この上
方に破線の如く環状の走行路が形成されている。この位
置検出板34は縦横に電線36が張りめぐらされたもので、
図3に矢印で示すようにX軸方向とY軸方向を決める
と、Y軸方向に指向した複数の電線がX軸方向に亘って
羅列され、X軸方向に指向した複数の電線がY軸方向に
亘って羅列されていて、両者は絶縁されている。Y軸方
向に指向した電線の端部はX軸位置検索回路61に接続さ
れ、X軸方向に指向した電線の端部はY軸位置検索回路
62に接続され、各座標軸の検索回路からの検出信号は、
位置検出回路63に入力されて位置検出板34上のキャリア
位置が決定されキャリアコントロールボード91にその結
果が出力される。
【0020】X軸位置検索回路61によるX軸方向のキャ
リア40の位置を検出する方法を図5および図6に基づき
説明する。なおY軸方向の位置検出も同様である。Y軸
方向に指向した電線36を左から順にx0, x1 , x2 ,
……と符号をつける。
【0021】各電線x0 , x1 , x2 ,……の端部はそ
れぞれスイッチSW64を介して一本にまとめて接続され比
較回路65に入力されていて、各スイッチSW64はスイッチ
ング駆動回路66により駆動制御される。スイッチング駆
動回路66はアドレス信号を受けてスイッチSW64を電線x
0 に係るスイッチSWから順にオン・オフ駆動させる。す
なわち電線x0 に係るスイッチSWがオンされ次いでオフ
にされたのち、次の電線x1 に係るスイッチSWがオンさ
れたのちオフされ、そして次の電線x2に係るスイッチS
Wがオン・オフされるというように順次オン・オフ駆動
がなされる。したがって比較回路65には各電線に流れる
であろう電流が電線x0 の電流から順に流れることにな
る。
【0022】いまあるキャリア40が電線x1 上にあると
き、すなわち該キャリア40の発振コイル56が図5に示す
ように電線x1 上にかかっているときに、同発振コイル
56が発振すると、電線x1 に誘導起電力が発生し、電線
1 に電流が流れ、電線x1 に係るスイッチがオンして
いる間比較回路65にも同電流が入力される。
【0023】なお電線x1 の近傍の電線x0 , x2 にも
若干の磁束の交叉があるのでわずかな電流は流れる。図
6にその波形図を示す。電線x1 に顕著に表われる電流
は、電線x1 に係るスイッチSW64のオン時間に比較回路
65の入力信号xにそのまま現われ、アドレス1の時間帯
のみ他のアドレス0, 2,3…の時間帯に比べ突出した
波形が見られる。この入力信号xを比較回路65で基準電
流値と比較してパルス信号に変換すると出力信号Xのよ
うにアドレス1にのみパルス波形が見られる。このよう
にしてキャリア40の位置は電線x1 上にあることが検出
されX軸方向のキャリア位置が検出される。
【0024】同様にしてY軸位置検索回路62によりY軸
方向の位置が検出されて、以上XY座標でキャリア40の
2次元位置を決定することができる。このようにしてキ
ャリア40の位置を検出した信号はマイクロコンピュータ
に入力されて、キャリア40の駆動制御に供されるととも
に前記ビデオカメラ15, 16,17, 18の制御に供される。
【0025】前記したようにビデオカメラ15, 17, 18の
3台は撮影方向が固定されているがビデオカメラ16は回
動できる。このビデオカメラ16の回動機構を図7に基づ
いて説明する。。
【0026】ビデオカメラ16を支持する支持棒70は、デ
ザインフィールド30,補強板31および給電板32を貫通し
て、その下方の軸受71, 72によって回動自在に支持され
ている。上下の軸受71, 72の間で支持棒70に嵌着された
ギア73に、モータ74の駆動軸に嵌着されたギア75が噛合
して、モータ74の駆動により支持棒70すなわちビデオカ
メラ16が回動させられる。
【0027】下側の軸受72より下方へ貫通した支持棒70
にはリミットカム76が一体に嵌着されていて、リミット
カム76は支持棒70に関して左右対称位置に設けられたス
タートリミットマイクロスイッチ77とエンドリミットマ
イクロスイッチ78をビデオカメラ16の所定角度で作動す
るようになっていて、ビデオカメラ16が180 度回動する
角度の限界を検出するようにしている。
【0028】支持棒70はリミットカム76よりさらに下方
へ延出し、その下端部と、その下方に位置する回転位置
検出用のボリューム79の上方へ突出した駆動軸とを接手
部材80が連接している。したがってビデオカメラ16の角
度(撮影方向)はボリューム79により検出されビデオカ
メラ16の回動のフィードバック制御に供される。
【0029】図2に示すようにトラック3は、4つのエ
リアに分割されており、エリアIはスタートライン8よ
り若干手前から最初のカーブまで、エリアIIは同カーブ
から手前側直線コース中央まで、エリアIII は同直線コ
ース中央より次のカーブを若干曲がったところまで、エ
リアIVは残りの部分である。一番長いエリアIはビデオ
カメラ16が回動しながら撮影する範囲であり、エリアII
はビデオカメラ17が、エリアIII はビデオカメラ18が、
エリアIVはビデオカメラ15が撮影を担当する。
【0030】以下4台のビデオカメラ15, 16, 17, 18の
駆動制御系について図8のブロック図に基づき説明す
る。
【0031】制御の中枢となるメインボード90は、前記
キャリア40の駆動を制御するキャリアコントロールボー
ド91に指示信号を出力するとともに位置検出回路63から
のキャリア位置検出信号を入力する。またメインボード
90は、撮影するビデオカメラの切替えを行うCCDボー
ド92に切替え信号等を出力するとともにビデオカメラ16
の撮影角度を変えるモータ74の駆動を制御するドライブ
ボード93に指示信号を出力する。またドライブボード93
にはボリューム79からビデオカメラ16の撮影角度検出信
号が入力され、メインボード90に伝達される。
【0032】各ビデオカメラ15, 16, 17, 18をそれぞれ
制御するCCDカメラコントロール回路95, 96, 97, 98
にはCCDボード92から制御信号が入力され、各ビデオ
カメラが撮影したビデオ信号はCCDボード92に入力さ
れて切替え選択されてプロジェクター99に出力されてプ
ロジェクター99によりスクリーン11に画像が映写され
る。
【0033】カメラコントロールの手順を図9のフロー
チャートにしたがって説明する。まず先頭馬がエリアI
にあるか否かを判断する(ステップ)。模型馬20の位
置は位置検出板34により検出されてキャリアコントロー
ルボード91を介してメインボード90に入力されるので、
メインボード90はその検出信号に基づき判断し先頭馬が
エリアIにいればビデオカメラ16をオンして(ステップ
)、ビデオカメラ16で撮影する。
【0034】先頭馬がエリアIにいないときはステップ
に進んで先頭馬がエリアIIにいるか否かを判断し、エ
リアIIにいればビデオカメラ17をオンし(ステップ
)、ビデオカメラ17をもって撮影し、エリアIIにいな
ければステップに進んで先頭馬がエリアIII にいるか
否かを判断する。先頭馬がエリアIII にいればビデオカ
メラ18をオンして(ステップ)、ビデオカメラ18で撮
影し、エリアIIIにいなければ、さらにステップに進
んでエリアIVにいるか否かが判断される。エリアIVにい
ればビデオカメラ15をオンし(ステップ)、ビデオカ
メラ15で撮影し、エリアIVにいなければステップに戻
る。
【0035】こうしてステップないしステップによ
って先頭馬がいずれのエリアにいるかが判別され、先頭
馬のいるエリアを担当するビデオカメラが選択されて同
ビデオカメラにより撮影が行われる。したがって常に先
頭馬を中心に撮影がなされ、その状況はプロジェクター
99によりスクリーン11に映写される。
【0036】なお先頭馬がエリアIにいて、ビデオカメ
ラ16により撮影されるときは(ステップ)、さらにス
テップにより先頭馬の位置検出信号より位置と速度と
が分析されて、モータ74を駆動制御してビデオカメラ16
の撮影角度を変えていく。その際ビデオカメラ16の撮影
角度はボリューム79により検出されてフィードバック制
御に供せられモータ74の速度が制御されて常にビデオカ
メラ16をベストポジションの角度に回動させ、より良い
画像をスクリーン11に映写するようにしている。
【0037】以上のように本実施例の競馬ゲーム装置1
は、メインボード90の制御の下に各キャリア40にそれぞ
れ追随する6頭の騎手21を乗せた模型馬20がトラック3
上を走行してレースを展開するのを、先頭馬が走行する
エリア毎に担当するビデオカメラが撮影し画像をスクリ
ーン11に映写するので、常時カメラをベストポジション
に配した映像を画面によって遊戯者は見ることができ
る。
【0038】就中回動可能なビデオカメラ16による撮影
は、先頭馬の位置・速度よりビデオカメラ16が駆動制御
され先頭を把えて自動的に追跡撮影するので、被写体が
模型の馬や騎手にもかかわらずスクリーン11に映し出さ
れた映像は迫力があり、本当のレースの実況中継を見て
いる如くに興奮とスリルを味わうことができ、競馬ゲー
ムを一段と興趣のつきないものとすることが可能であ
る。しかも人手を要せず自動的に撮影がなされるので、
労力の軽減となる。
【0039】本実施例ではビデオカメラ16を回動制御し
ていたが、必ずしも回動に限らず直線的な動きにして先
頭馬の走行に平行して動いて撮影してもよく、さらには
回動と直線動を組み合わせて撮影してもよい。また模型
馬20の位置検出方法もその他種々考えられる。
【0040】以上の実施例では競馬レースを模倣したゲ
ーム装置に適用した例を示したが、他に自動車レース、
オートレース、人間による競争等のゲームに適用可能で
ある。
【0041】
【発明の効果】本発明は、移動体検出位置に基づいて移
動体の移動を正確に制御する制御手段が、複数のビデオ
カメラの撮影の切替えを行うとともに、駆動手段を制御
してビデオカメラの撮影位置または方向を変えて移動体
を追跡撮影するので、常にビデオカメラをベストポジシ
ョンに自動的に設定して撮影し画面に映写することが
能で、移動体の移動状態を常時迫力のある画面で見るこ
とができ、本当の実況中継を見るような興奮を味わえ、
興趣のつきないものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である競馬ゲーム装置の全体
外観図である。
【図2】同装置のトラックの平面図である。
【図3】同実施例のキャリアおよび模型馬の駆動機構を
示す断面図である。
【図4】キャリアの位置検出のためのブロック図であ
る。
【図5】キャリアの位置検出方法を説明する説明図であ
る。
【図6】キャリアの位置検出方法を説明するための波形
図である。
【図7】ビデオカメラの駆動機構を示す断面図である。
【図8】ビデオカメラの駆動制御系のブロック図であ
る。
【図9】ビデオカメラの駆動制御のフローチャートを示
す図である。
【符号の説明】
1…競馬ゲーム装置、2…基台、3…トラック、4…サ
テライト、5…モニター、6…操作パネル、7…コイン
投入口、8…スタートライン、9…ゴールライン、10…
支持壁、11…スクリーン、12…スピーカ、13…支柱、14
…天蓋、15…ビデオカメラ、16…ビデオカメラ、17…ビ
デオカメラ、18…ビデオカメラ、20…模型馬、21…騎
手、22…支柱、23…台車、24…前輪、25…後輪、26…支
持部材、27…磁石、30…デザインフィールド、31…補強
板、32…給電板、33…走行路、34…位置検出板、35…ア
クリル、36…電線、40…キャリア、41…前輪、42…後
輪、43…基盤、44…走行用モータ、45…かじ取り用モー
タ、46…モータドライブ基板、47…受光器、48…発振器
基板、49…CPU基板、50…板部材、51…板部材、52…
圧縮スプリング、53…ローラ、54…ローラ、55…磁石、
56…発振コイル、57…集電ユニット、58…集電子、59…
スプリング、60…位置検出ユニット、61…X軸位置検索
回路、62…Y軸位置検索回路、63…位置検出回路、64…
スイッチSW、65…比較回路、66…スイッチング駆動回
路、70…支持棒、71…軸受、72…軸受、73…ギア、74…
モータ、75…ギア、76…リミットカム、77…スタートリ
ミットマイクロスイッチ、78…エンドリミットマイクロ
スイッチ、79…ボリューム、80…接手部材、90…メイン
ボード、91…キャリアコントロールボード、92…CCD
ボード、93…ドライブボード、95…CCDカメラコント
ロール回路、96…CCDカメラコントロール回路、97…
CCDカメラコントロール回路、98…CCDカメラコン
トロール回路、99…プロジェクター。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド上を移動体が移動する遊戯装
    置において、前記移動体の位置を検出する位置検出手段と、 前記フィールドに沿って配設され移動する移動体を撮影
    する複数のビデオカメラと、 前記複数のビデオカメラのうち少なくとも1個のビデオ
    カメラを駆動して撮影位置または方向を変える駆動手段
    と、 前記複数のビデオカメラの撮影を切替える切替手段と、前記位置検出手段の移動体検出位置に基づき 前記移動体
    の移動を制御するとともに、前記切替手段および前記駆
    動手段を制御して前記ビデオカメラが前記移動体を追跡
    撮影する制御手段と、を備えたことを特徴とする遊戯装
    置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出手段は、前記移動体ととも
    に移動する発信手段と、前記発信手段の発信する信号を
    受信する受信手段とを備えて前記受信手段の受信した信
    号から前記移動体の位置を検出し 前記制御手段は、前記位置検出手段による検出信号に基
    づき前記切替手段および前記駆動手段を制御することを
    特徴とする請求項1記載の遊戯装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、前記発信手段の出力を
    電磁誘導で受信し、前記位置検出手段は、前記受信手段
    が受信した結果から移動体の位置を解析して検出するこ
    とを特徴とする請求項2記載の遊戯装置。
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