JPH0822255B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH0822255B2
JPH0822255B2 JP63010430A JP1043088A JPH0822255B2 JP H0822255 B2 JPH0822255 B2 JP H0822255B2 JP 63010430 A JP63010430 A JP 63010430A JP 1043088 A JP1043088 A JP 1043088A JP H0822255 B2 JPH0822255 B2 JP H0822255B2
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heat
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は保温状態の飯を再加熱できるようにした炊飯
器に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の炊飯器は、被炊飯物たる米と水を容器
たる鍋に収容した後、制御手段に記憶された所定の加熱
パターンに基づき、炊飯ヒータや保温ヒータなどの加熱
手段を制御して、炊飯および保温等の各行程を実行する
ようにしているが、保温行程時に容器内の飯が炊き上が
り温度よりも低い所定の保温温度に保たれるため、温度
的に熱い炊きたて感の有る飯が得られないという欠点が
ある。こうした問題点を解決するために、特公昭60−74
86号公報には、一度断電状態となり容器内の温度が保温
温度以下になると、再通電後温度検出手段たるサーミス
タが保温温度に達した時点から制御温度を保温温度より
一定時間高く設定するものが開示されている。また、特
開昭57−99925号公報には、保温中に蓋体を開放後閉塞
すると、保温温度よりも高い温度にて鍋を所定時間加熱
するようにした炊飯器が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来技術に示されたものは、いずれも保温中に保
温温度よりも高い温度に容器内の飯を再加熱することが
できるが、電源を再投入したり、蓋体を開放後閉塞しな
い限り再加熱動作が実行されないため、その操作が煩わ
しいという欠点がある。これに対して、特開昭59−1519
19号公報には、再沸騰スイッチを操作することにより容
器内の湯水を加熱保温状態から加熱沸騰状態に切換え
て、沸騰させることができる電気湯沸器が開示されてい
るが、この電気湯沸器は元来炊飯器とは取扱う被制御物
が異なるものであり、再沸騰時における加熱パターンは
電源投入時に容器内の水を沸騰させる加熱パターンと同
一であるため、この電気沸騰器における加熱制御技術を
加熱パターンの異なる炊飯器に適用させても、容器内の
飯が焦げを生じ易くなり、食味を損なうという問題があ
る。
そこで本発明は、保温中であっても飯の食味を損なう
ことなく、簡単な操作により炊きたて感のある飯を得る
ことができ、しかも、ご飯の腐敗を防止できる炊飯器を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は被炊飯物を収容する容器と、この容器を加熱
する加熱手段と、前記容器の温度を検出する温度検出手
段と、再加熱指示手段と、前記温度検出手段からの検出
温度に基づいて前記加熱手段を制御して炊飯および保温
等の各行程を実行する制御手段とを具備し、この制御手
段は前記再加熱指示手段が操作されると、保温中の飯を
を保温行程中の前記加熱手段の加熱量より大きい加熱量
により再加熱するものである。
(作用) 上記構成により、再加熱指示手段を操作すると、制御
手段は加熱手段の加熱量を保温行程中における加熱量よ
りも大きくして、容器内の飯を昇温させる制御を行うた
め、保温中の飯は温度的に炊きたてのような状態に再加
熱される。また、再加熱される時点では、保温を継続し
た状態になっているので、飯温の低下によりご飯が腐敗
する虞れはない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第3図および第4図は炊飯器の概略構成を示し、同図
において1は本体であり、この本体1は略有底円筒状の
外枠2と、この外枠2内に配置された略有底円筒状の内
枠3と、これら内枠3および外枠2の上端部間を連結す
る枠体4と、前記内枠3の底部にスプリング5を介して
設けられた反射板6と、この反射板6の上面側に設けら
れた例えば600Wの加熱手段たる炊飯ヒータ7と、前記内
枠3の外周面に装着され、例えば100Wの2本の加熱手段
たる保温ヒータ8,9を埋設した熱盤10とから構成されて
いる。11は前記内枠3内に収容される略有底円筒状の容
器たる鍋であり、この鍋11を前記内枠3内に収容した状
態における鍋11の高さの中心線1の下方に一方の保温ヒ
ータ8が設けられ、上方に他方の保温ヒータ9が設けら
れている。12は前記反射板6の中央開口部6Aにスプリン
グ5Aを介して設けられた受筒13の内部に配設されたサー
ミスタ等の温度センサであり、前記スプリング5Aの付勢
により受筒13が前記鍋11の底部に接触するようにしてい
る。14は蓋体であり、この蓋体14の下面には内蓋15が一
体的に設けられている。16は前記内枠3の上部に一体的
に設けられ内周面には少なくとも前記保温ヒータ8,9に
対応した箇所に酸化金属被膜処理または黒色塗装等の表
面処理が施された上部内枠である。また第4図の説明図
で示すように炊飯ヒータ7のリード接続部たる口元部7A
と保温ヒータ8,9の口元部8A,9Aとが相互に180°ずれた
状態で炊飯ヒータ7および保温ヒータ8,9が設けられて
いる、また前記鍋11には被炊飯物たる米17と水18が収容
されている。
第2図は電気的構成を示すブロック図であり、同図に
おいて19は前記温度センサ12とで温度検出手段20を構成
するA/D変換器であり、前記温度検出手段20によって鍋1
1の温度を検出し、この検出温度に応じた温度検出信号
を出力する。21はマイクロコンピュータから成る制御手
段であり、これは周知のように前記A/D変換器19,CPU22,
タイマ回路23,メモリ24,入力回路25,出力回路26等を有
して成る。この制御手段21は、これが保有する制御プロ
グラムに従い前記炊飯ヒータ7および保温ヒータ8,9の
駆動制御を行うものであり、さらに前記温度検出手段20
からの検出温度に基づいて容量の検出および炊飯行程に
おけるドライアップ(炊き上り)状態の検出を行い、ま
た再加熱行程における再加熱終了状態の検出等を行う。
27はヒータ駆動手段たるリレー駆動回路であり、これは
前記出力回路16に接続され、前記制御手段21からの信号
により後述する各リレースイッチをオン,オフして後述
するヒータ回路の切換制御を行う。36は前記入力回路25
に接続された再加熱指示手段である。
第1図は回路図を示し、同図のように電源電圧eの出
力端子には第1のリレースイッチ28の接点28Bを介して
接続される炊飯ヒータ7と、第2および第3のリレース
イッチ29,30とが直列接続されている。また前記第1の
リレースイッチ28の接点28Cと前記第2のリレースイッ
チ29の接点29Aとが接続されているとともに、前記第1
のリレースイッチ28の固定接点28Aと第2,第3のリレー
スイッチ29,30の共通の固定接点31との間に一方の保温
ヒータ8が接続されている。また前記第1のリレースイ
ッチ28の固定接点28Aと前記第3のリレースイッチ30の
接点30Aとの間に他方の保温ヒータ9が接続され、この
ようにしてヒータ回路32が構成されている。一方電源電
圧eの出力端子には、電源トランス33および直流電源回
路34を介して前記制御手段21が接続され、この制御手段
21の入力側には前記温度センサ12が接続され、出力側に
は前記リレー駆動回路27が接続されている。
次に第5図乃至第9図を参照にして作用について説明
する。
まず炊飯スタートスイッチ(図示せず)がオンされる
と、制御手段21から炊飯信号が出力され、この炊飯信号
によってリレー駆動回路27は第7図のように第1のリレ
ースイッチ28を接点28Bに接続するとともに第2および
第3のリレースイッチ29,30を接点29A,30Aに接続して炊
飯用ヒータ回路32Aを形成する。この炊飯用ヒータ回路3
2Aは炊飯ヒータ7および保温ヒータ8,9が相互に並列接
続され、炊飯ヒータ7を主にした高発熱量となる。すな
わち炊飯ヒータ7の600Wと保温ヒータ8,9の200Wとで800
W出力が得られる。そしてこの高出力で適宜通断電する
ことによりひたし炊き行程が実行され、その後炊飯行程
に移行する。この炊飯行程では、そのまま高出力で鍋11
が加熱され、温度検出手段20による検出温度が沸騰状態
の温度に達したとして検出された後、前記検出温度に基
づき鍋11内がドライアップ状態であるとして検出された
時点に炊飯用ヒータ回路32Aによる加熱を停止して炊飯
行程を終了させ、その後前記高出力で炊飯用ヒータ回路
32Aを通断電して所定時間例えば15分程度むらし行程を
実行した後保温行程に移行する。この保温行程では、制
御手段21から保温信号が出力され、この信号によってリ
レー駆動回路27は第8図のように第1および第3のリレ
ースイッチ28,30をオフして保温用ヒータ回路32Bを形成
する。この保温用ヒータ回路32Bは炊飯ヒータ7と保温
ヒータ8,9とが相互に直列接続され、保温ヒータ8,9を主
にした低発熱量となる。すなわち炊飯ヒータ7の3.6Wと
保温ヒータの42Wとで略46W出力が得られる。そしてこの
低出力で適宜通断電することにより所定保温温度例えば
73℃に維持される。
この保温行程中において再加熱指示手段36がオンされ
ると制御手段21から再加熱信号が出力され、この信号に
よってリレー駆動回路27は第9図のように第1のリレー
スイッチ28を接点28Cに接続し、かつ第2のリレースイ
ッチ29をオフするとともに第3のリレースイッチ30を接
点30Aに接続して再加熱用ヒータ回路32Cを形成する。こ
の再加熱用ヒータ回路32Cは相互に並列接続された保温
ヒータ8,9が炊飯ヒータ7の直列接続され、保温ヒータ
8,9を主にした中発熱量となる。すなわち炊飯ヒータ7
の37Wと保温ヒータ8,9の112.5Wの略150W出力が得られ
る。そしてこの再加熱用ヒータ回路32Cによる中出力で
鍋11が再加熱されるものであり、その過程において、第
6図のように検出温度が73℃乃至100℃の間の所定の2
時点例えば80℃の時点Paから87℃の時点Pbに達するまで
の時間T1をカウントし、2時点Pa,Pb間の上昇温度t1
時間T1から温度上昇率を求め、この温度上昇率が所定範
囲以下であれば再加熱される飯の容量を大容量、所定範
囲内であれば中容量、所定範囲以上であれば小容量とし
て検出する。そして後述する再加熱終了状態の温度上昇
率を大容量では4℃/9分,中容量では4℃/6分,小容量
では4℃/3分としてそれぞれ設定する。このようにして
検出温度が100℃になる前の所定温度例えば80℃から継
続して上昇温度t2=4℃に対する経過時間T2を求め、そ
の上昇温度t2と時間T2から求めた温度上昇率が再加熱容
量に応じて設定された上記設定値に達した時点Pcに鍋11
内の飯が第6図のA曲線のように実際に100℃に達した
再加熱終了状態として検出され、前述した保温行程に移
行する。
このように上記実施例では、再加熱指示手段36を操作す
ると、炊飯および保温等の各行程を実行する制御手段21
により、鍋11内に保温された飯を保温行程中の加熱量で
ある略46Wから略150Wに加熱量を大きくして、保温中の
飯を昇温させるようにしており、従来のように保温中に
電源を再投入したり、蓋体を開放後閉塞するなどの煩わ
しい操作を行うことなく、単に再加熱指示手段36を操作
するだけの簡単な操作で、鍋11内で所定温度に保温され
た飯を温度的に炊きたてのような状態に再加熱すること
が可能となる。したがって、保温中であっても、再加熱
指示手段36を操作すれば飯の食味を損なうことなく、炊
きたて感のある飯を得ることができる。また、再加熱指
示手段36を操作する時点では、保温を継続した状態にな
っているので、飯温の低下によりご飯が腐敗する虞れは
ない。
また、再加熱時において、制御手段21からの再加熱信
号により相互に並列接続された保温ヒータ8,9を炊飯ヒ
ータ7に直列接続して保温ヒータ8,9を主とした中出力
で再加熱されるように構成しているため、前記鍋11はそ
の胴部に対応して内枠3に設けられた保温ヒータ8,9に
よって112.5Wで間接的に加熱され、かつ鍋11の底部に設
けられた炊飯ヒータ7によって37Wで加熱され、鍋11を
包むようにして炊飯ヒータ7および保温ヒータ8,9によ
り再加熱される。このようにして鍋11の胴部側を主とし
かつ鍋11全体を包むようにして再加熱されるものである
ため鍋11内の飯の温度むらおよび焦げを可及的に防止す
ることができる。従来においては炊飯行程における炊き
上り温度例えば120℃程度まで再加熱しつづけるため、
焦げが多く生じ易いが、この実施例では、まず検出温度
が100℃になる以前の所定の2時点Pa,Pb間の温度上昇率
t1/T1に基づいて大,中,小の再加熱容量の検出を行
い、この検出された容量に応じて設定された温度上昇率
t2/t2に基づいて再加熱行程の終了時点Pcを検出するよ
うにしたから、必要以上の加熱を防止でき食味の良好な
飯が得られる。
また炊飯時においては、制御手段21からの炊飯信号に
より炊飯ヒータ7および保温ヒータ8,9が並列接続して
炊飯ヒータ7を主とした大出力で炊飯されるように構成
しているため、鍋11は炊飯ヒータ7によって600Wで加熱
され、かつ保温ヒータ8,9によって200Wで加熱され、こ
のようにして鍋11を包み込むようにして良好に炊飯され
る。このため、炊飯時の加熱むらが少なくなり、水温が
早く上昇する部分は米17に多くの水18を吸収するが、水
温の上昇の遅い部分は水18の吸収が少ないことに起因し
て鍋11内の周囲と上部の飯が柔らかくなり、中心部と底
部が硬くなるといった現象を防止できる。
また保温時においては、制御手段21からの保温信号に
より炊飯ヒータ7および保温ヒータ8,9が直列接続して
保温ヒータ8,9を主とした小出力で保温されるように構
成しているため、鍋11は保温ヒータ8,9によって42Wで加
熱され、かつ炊飯ヒータ7によって3.6Wで加熱され、こ
のようにして鍋11を全体的に保温できるとともに、通断
電時における鍋11の温度変化を抑制することができる。
また炊飯ヒータ7は鍋11の底部と反射板6とで形成さ
れる密閉空間で発熱するため、炊飯ヒータ7から比較的
離間した鍋11の底部の中心部分まで熱が伝わり鍋11の底
部が略均一に加熱される。この場合炊飯ヒータ7の熱盤
(図示せず)を鍋11の底部周囲に接触させたものにおい
ては、接触した部分と接触しない部分との温度差が大き
く、このため加熱むらを生じ易いが本実施例では反射板
6によって均一な加熱が可能である。
また第4図のように炊飯ヒータ7の口元部7Aと保温ヒ
ータ8,9の口元部8A,9Aを相互に180°ずらして構成して
いるため、各ヒータ7,8,9の発熱量の少なくなる口元部7
A,8A,9Aの弱点を相互に補うことができ、部分的な熱量
不足を可及的に防止することができ、このため部分的な
加熱不足から飯の上面が部分的に凹むという現象を解消
できる。また保温ヒータ8,9の一方を鍋11の高さの中心
より上方に設け、他方を中心より下方に設けているた
め、鍋11の胴部からの加熱状態を略均一にすることがで
きるとともに、上部内枠16の内周面に形成された酸化金
属被膜処理または黒色塗装等の表面処理によって保温ヒ
ータ8,9の熱が鍋11の胴部の全体を略均一に加熱でき
る。
第10図乃至第12図は本発明の他の実施例を示し、上記
実施例と同一部分に同一符号を用い同一箇所の説明を省
略して説明すると、この実施例においては、ヒータ回路
32において第1のリレースイッチ28の固定接点28Aを共
通の固定接点とする第4のリレースイッチ35を設け、こ
のリレースイッチ35によって保温ヒータ8,9の一端側を
接離できるようにしている。そして炊飯過程における、
制御手段21は所定の2時点例えば検出温度が70°の時点
Pdと80°の時点Pe間の温度上昇t3に達する時間T3を求
め、この温度上昇t3と時間T3から得られる温度上昇率t3
/T3に基づいて前述した容量検出と同様に大,中,小の
容量検出を行い、大容量の場合は制御手段21から出力さ
れる大容量信号によって第10図のように炊飯ヒータ7お
よび保温ヒータ8,9が並列接続された800Wの大出力の大
容量用ヒータ回路32Dを形成し、中容量の場合は制御手
段21から出力される中容量信号によって第4のリレース
イッチ35がオフし第11図のように炊飯ヒータ7と一方の
保温ヒータ8とが並列接続された700Wの中出力の中容量
用ヒータ回路32Eを形成し、小容量の場合は制御手段21
出力される小容量信号によってさらに第1のリレースイ
ッチ28がオフし第12図のように炊飯ヒータ7による600W
の小容量用ヒータ回路32Fを形成し、このようにして炊
飯容量に応じた発熱量を炊飯ヒータ7を主として形成さ
れる大,中,小容量用ヒータ回路32D,32E,32Fによって
得ることができ、これにより炊飯ヒータ7および保温ヒ
ータ8,9によって鍋11を全体的に加熱して炊飯すること
ができるとともに、炊飯容量に応じた適正な発熱量で炊
飯することによりエネルギーのロスを防止できる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく本
発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
る。例えば保温ヒータの数およびヒータ回路の接続状態
は適宜選定すればよく、また再加熱終了時点の検出は飯
の温度が100℃になるようにして行ったが、90℃以上の
適宜温度で検出するようにしてもよい。また炊飯器の概
略構成は各種タイプのものに適用できる。また制御手段
の各機能をマイクロコンピュータにより得るようにした
が、個別の電子回路によって得るようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明における炊飯器は、被炊飯物を収容する容器
と、この容器を加熱する加熱手段と、前記容器の温度を
検出する温度検出手段と、再加熱指示手段と、前記温度
検出手段からの検出温度に基づいて前記加熱手段を制御
して炊飯および保温等の各行程を実行する制御手段とを
具備し、この制御手段は前記再加熱指示手段が操作され
ると、保温中の飯を保温行程中の前記加熱手段の加熱量
より大きい加熱量により再加熱するものであり、保温中
であっても飯の食味を損なうことなく、簡単な操作によ
り炊きたて感のある飯を得ることができ、しかも、ご飯
の腐敗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示し、第1図は
電気的構成を示す回路図、第2図は電気的構成を示すブ
ロック図、第3図は炊飯器の概略構成を示す断面図、第
4図は炊飯ヒータと保温ヒータの口元部の対応位置を示
す概略説明図、第5図は経過時間と検出温度の関係を示
すグラフ、第6図は再加熱行程の容量検出と再加熱終了
状態の検出を示すグラフ、第7図は炊飯用ヒータ回路を
示す回路図、第8図は保温用ヒータ回路を示す回路図、
第9図は再加熱用ヒータ回路を示す回路図、第10図乃至
第12図は他の実施例を示し、第10図は大容量用ヒータ回
路を示す回路図、第11図は中容量用ヒータ回路を示す回
路図、第12図は小容量用ヒータ回路を示す回路図であ
る。 7…炊飯ヒータ(加熱手段) 8,9…保温ヒータ(加熱手段) 11…鍋(容器) 17…米(被炊飯物) 18…水(被炊飯物) 20…温度検出手段 21…制御手段 36…再加熱指示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被炊飯物を収容する容器と、この容器を加
    熱する加熱手段と、前記容器の温度を検出する温度検出
    手段と、再加熱指示手段と、前記温度検出手段からの検
    出温度に基づいて前記加熱手段を制御して炊飯および保
    温等の各行程を実行する制御手段とを具備し、この制御
    手段は前記再加熱指示手段が操作されると、保温中の飯
    を保温行程中の前記加熱手段の加熱量より大きい加熱量
    により再加熱することを特徴とする炊飯器。
JP63010430A 1988-01-19 1988-01-19 炊飯器 Expired - Lifetime JPH0822255B2 (ja)

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