JPH08222296A - 表面実装型コネクタとその製造方法 - Google Patents

表面実装型コネクタとその製造方法

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JPH08222296A
JPH08222296A JP7025231A JP2523195A JPH08222296A JP H08222296 A JPH08222296 A JP H08222296A JP 7025231 A JP7025231 A JP 7025231A JP 2523195 A JP2523195 A JP 2523195A JP H08222296 A JPH08222296 A JP H08222296A
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Japan
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insulator
terminal
bending
connector
offset
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JP7025231A
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Harutake Yamazaki
春毅 山▲崎▼
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手側コネクタを挿抜したときに端子間の挿
抜力によって発生し易い端子の軸方向移動に起因する基
板接続部の基板からの剥離を抑制して確実な実装の確保
を図ることを目的とする。 【構成】 一端がコンタクト(21a) でそれに続く絶縁体
への固定部を経てオフセット曲げされた後の端片を回路
基板面に対する基板接続部(21d) とする複数の端子(31)
が、整列した状態で絶縁体(32)に固着されてなる表面実
装型コネクタであって、上記絶縁体(32)の上記オフセッ
ト曲げ側の側面(32a) に、オフセット曲げされた端子(3
1)の第1の曲げ部(31a′) の内面と接した後鋭角で後退
するような形状の突起(32b) を形成して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面実装技術(Surface M
ount Technology)に対応する端子を備えた表面実装型コ
ネクタ(以下文中ではSMTコネクタとする)の構成に
係り、特に相手側コネクタを挿抜したときに端子間挿抜
力の過大によって発生し易い上記端子の軸方向移動に起
因する基板接続部の基板からの剥離を抑制して確実な実
装の確保を図ったSMTコネクタに関する。
【0002】近年の電子機器分野においては装置の小型
化要求に対応するため、基板に搭載する電子部品の該基
板に対する実装手段として実装作業が容易で且つ専有面
積が小さくできる表面実装技術が多用されるようになっ
てきている。
【0003】そしてこの場合に使用されるコネクタに
も、できるだけ小型で且つ専有面積が小さくし得るSM
Tコネクタが多く用いられるようになってきている。
【0004】
【従来の技術】図6は従来のSMTコネクタの構成を製
造方法と共に説明する図であり、図7は問題点を説明す
る図である。
【0005】コネクタが単列のプラグコネクタである場
合を例とする図6で、 (6-1)はSMTコネクタの構成を
製造途中の段階で斜視したものであり、(6-2) は完成後
の基板との実装状態を端子部で断面視して示した図であ
る。
【0006】図6の(6-1) で、回路基板(以下基板とす
る)1に実装される従来のSMTコネクタ2は、複数の
プラグ端子21と該各プラグ端子21を一列に植設する絶縁
体22とからなる。
【0007】そして例えば銅合金のように導電性のよい
金属板の打ち抜き加工で形成されたこの場合のプラグ端
子21は、一端が図示されないジャック端子と接続するプ
ラグコンタクト21a で、幅方向両側辺にバルジ21b が形
成された固定部21c を経た後の所定高さaのオフセット
曲げ後の他端が上記基板1のパターニングされた電極1a
に対する基板接続部21d に形成されているものであり、
表面は例えば銀(Ag)や金(Au)の如く接触安定性や半田接
続性等に優れた金属層で被覆されている。
【0008】また、樹脂成形材からなる絶縁体22は長手
方向両端の基板取付け部22a に挟まれた中間域をプラグ
端子植設域22b とするものであり、該端子植設域22b の
基板取付け面 22cから上記所定高さaだけ離れた面内の
該絶縁体幅方向には上記プラグ端子21をその固定部21c
の領域で固着し得る大きさの貫通孔22d が等間隔に形成
されている。
【0009】そして、上記プラグ端子21をそのプラグコ
ンタクト側から該各貫通孔22d に所定位置まで圧入した
ときの上述したバルジ21b の該貫通孔内壁面への食い込
みで該端子21が絶縁体22に位置決めして固着されるよう
になっているが、該端子21をその基板接続部21d が絶縁
体22の基板取付け面側を向くように圧入させた状態では
該端子21の基板接続部外面21e と絶縁体22の基板取付け
面 22cとがほぼ一致するようになっている。
【0010】そこで該プラグ端子21を絶縁体22の各貫通
孔22d に所定位置まで圧入して固着せしめることで各プ
ラグ端子21が21-1, 21-2のように植設されたSMTコネ
クタ2を構成することができる。
【0011】なお、端子固着時と同時に予め形成されて
いる上述したオフセット曲げ部を絶縁体表面に接触させ
ることが難しいことから、該固着時に絶縁体面と上記オ
フセット曲げ部との間に図示の如き隙間bを形成するよ
うにしている。
【0012】次いで、該SMTコネクタ2を基板1の電
極1aと対応する位置に固定した状態で例えば通常のリフ
ロー技術等で両者を接続することで、(6-2) に示すよう
に該コネクタ2を基板1に実装することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のSMTコ
ネクタ2では予め成形加工された端子を圧入して固着す
るだけでコネクタが構成できるので、効率的な組立作業
が実現できるメリットがある。
【0014】しかし端子と絶縁体の固着がバルジの絶縁
体壁面への食い込みによるものであるため、相手側コネ
クタの端子と該SMTコネクタ2の端子との間の挿抜力
が端子固着力より過大であったりバルジや貫通孔に寸法
的ばらつきがあると、絶縁体表面と端子のオフセット曲
げ部との間に図6で説明した隙間bがあることとあいま
って、相手側コネクタの挿抜時に該コネクタ2の端子が
絶縁体に対して移動することがある。
【0015】問題点を示す図7で、 (7-1)は相手側コネ
クタの挿入時に発生する問題点を示しまた (7-2)は相手
側コネクタの抜去時に発生する問題点を示した図であ
る。なお図では図6で説明したSMTコネクタ2の場合
を例としているので、図6と同じ対象部材や部位には同
一の記号を付して表わしている。
【0016】すなわち、図示されない相手側コネクタの
挿入時には該相手側コネクタの端子によって上記端子21
に (7-1)の矢印A1方向の力が作用するので、上記端子21
が基準位置Pから矢印A1方向に移動することがあり、結
果的に該端子21の基板接続部外面21e が (7-1)のように
基板1の電極1aから剥離し易くなる。
【0017】また、図示されない相手側コネクタの抜去
時には該相手側コネクタの端子によって上記端子21が
(7-2)の矢印A2方向に引っ張られるので、上記端子21が
基準位置Pから矢印A2方向に移動することがあり、結果
的に該端子21の基板接続部外面21e が (7-2)で示すよう
に電極1aから剥離し易くなる。
【0018】従って、相手側コネクタの端子と該コネク
タ2の端子との間の挿抜力が端子固着力より過大であっ
たりバルジや貫通孔に寸法的ばらつきがあると、該コネ
クタ2としての基板1に対する確実なる実装が確保でき
なくなることがあると言う問題があった。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題は、一端がコン
タクトでそれに続く絶縁体への固定部を経てオフセット
曲げされた後の端片を回路基板面に対する基板接続部と
する複数の端子が、整列した状態で絶縁体に固着されて
なる表面実装型コネクタであって、上記絶縁体の上記オ
フセット曲げ側の面が、オフセット曲げされた端子の第
1の曲げ部内面と接した後鋭角で後退するような形状の
突起を備えている表面実装型コネクタによって解決され
る。
【0020】
【作用】端子のバルジ部分を絶縁体の固定孔に圧入して
該端子を固着するには該バルジの固定孔壁面への食い込
みを利用するので、固着後の端子の抜ける方向への固着
力は圧入方向への固着力よりも小さい。
【0021】従って、相手側コネクタとSMTコネクタ
の端子間挿抜力が固着後の端子の抜ける方向への固着力
と圧入方向への固着力との間にある場合に、該固着後の
端子の抜ける方向への固着力を上げると図7で説明した
問題点を共に解決することができる。
【0022】また、更に端子のバルジ部分を段差を持つ
拡幅部にすると共に絶縁体の固定孔を該拡幅部の肩部が
当接し得る段差孔にすると、上述した端子間挿抜力が如
何なる大きさであってもまたバルジや貫通孔に寸法的ば
らつきがあっても上記問題点を共に解決することができ
る。
【0023】そこで本発明では、バルジまたは拡幅部を
備えた直状の端子を基板接続部側から絶縁体の固定孔に
所定位置まで圧入しまたは挿入させた後、その基板接続
部を絶縁体表面に密着させながらオフセット曲げして所
要のコネクタを構成するようにしている。
【0024】このことは、相手側コネクタ挿入時の挿入
力が固着力の大きい圧入方向に対応させられると共に、
相手側コネクタ抜去時の抜去力が絶縁体表面に密着する
上記オフセット曲げで強化された固着力に対応させられ
ることを意味する。
【0025】従って、相手側コネクタの挿抜時に発生す
る上記問題点を共に解決することができて、基板に対す
る確実なる実装が確保し得るコネクタを容易に実現する
ことができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明になるSMTコネクタの構成例
を説明する図であり、図2は図1のコネクタの製造方法
を行程的に説明する図、図3は他のコネクタの構成例を
示す図、図4は第3のコネクタ構成例を示す図、図5は
図4のコネクタの製造方法を行程的に説明する図であ
る。
【0027】なお図ではいずれも図6で説明したコネク
タをベースとした場合を例としているので、図6と同じ
対象部材や部位には同一の記号を付すと共に重複する説
明についてはそれを省略する。
【0028】本発明になるSMTコネクタを示す図1
で、 (1-1)は構成を示しまた (1-2)は完成時の状態を示
した断面図である。図1の(1-1) でSMTコネクタ3
は、図6で説明したプラグ端子21と等しい形状を持つプ
ラグ端子31と、絶縁体32とからなるものである。
【0029】そして図6で説明した絶縁体22とほぼ同様
の形状をなすこの場合の該絶縁体32は、上記プラグ端子
31を図6のプラグ端子21と同様に固着させたときの基板
接続部21d が突出する側面32a に、該端子31とは第1の
曲げ部 31a′の内側領域で接した後斜めに後退した状態
で図6で示した隙間bが埋められるような形状を持つ突
起32b が付加されたものであり、その他の形状と構成は
上記絶縁体22と等しくなっている。
【0030】そこで上記プラグ端子31と該絶縁体32とを
組み合わせることで、所要のSMTコネクタ3を (1-2)
に示すように構成することができる。かかるSMTコネ
クタ3 ではプラグ端子31の第1の曲げ部 31a′が絶縁体
32の突起32a と密着しているので、相手側コネクタ抜去
時にプラグコンタクト21a にかかる抜き方向すなわち図
示B1方向の引っ張り力が第1の曲げ部 31a′と突起32a
との接触で抑制されることになり、相手側コネクタと該
コネクタ3の端子間挿抜力が固着後の端子の抜ける方向
への固着力と圧入方向への固着力との間にある場合には
図7で説明した基板接続部での剥離を共に抑制すること
ができる。
【0031】以下図2で該コネクタ3の製造方法を行程
的に説明する。図の(2-1) で、31′は組立前のプラグ端
子31をプラグ端子部材として示したもので、一端に位置
するプラグコンタクト21a から幅方向両側辺にバルジ21
b が形成された固定部21c を経た後の他端が基板接続部
21d として直状に形成されている。
【0032】また32は図1で説明した絶縁体であり、固
定孔22d の基板接続部側の面すなわち図では右側面32a
の開口部には図1で示した突起32b が形成されている。
そこで、該プラグ端子部材31′をその基板接続部21d 側
から絶縁体32の固定孔22d の他端開口に挿入した後所定
位置まで圧入して固着せしめると、図(2-2) に示す状態
にすることができる。
【0033】次いで、該絶縁体32の図1で説明した突起
32b 上方で端子部材31′を介する位置に配置した折り曲
げ治具35を該突起32b の表面に沿って矢印C1のように移
動せしめると (2-3)に示す状態になるが、この時点で該
折り曲げ治具35を矢印C2のように戻すと、上記端子部材
31′の基板接続部21d がそれ自体の弾性によるスプリン
グバックで破線Dで示すような直角曲げが実現できるの
で、オフセット曲げの図1で示した第1の曲げ部 31a′
を形成することができる。
【0034】その後、例えば図(2-4) の曲げダイ36と曲
げ治具37を図6で説明した所要高さaが確保し得る位置
に配置し、曲げ治具37を矢印E1のように移動せしめて
(2-5)に示すように直角曲げさせることで、第2の曲げ
部 31a″が得られるので上記第1の曲げ部 31a′を含め
て所要のオフセット曲げ31a が形成できて図1の (1-2)
で説明したSMTコネクタ3 を構成することができる。
【0035】なおこの場合の該第2の曲げ部 31a″は、
曲げダイ36と曲げ治具37とを取り外すとそれ自体の弾性
によるスプリングバックで破線Fで示すように先端が基
板面から突出するように僅かに傾くので、上述した所要
高さaのばらつきが吸収できるメリットがある。
【0036】コネクタとしての他の構成例を示した図3
で、(3-1) は構成を示しまた (3-2)は完成時の状態を示
した断面図である。図3の(3-1) でSMTコネクタ4
は、前述したプラグ端子21のバルジ21b からなる固定部
21c のみを拡幅部41a に置き換えたプラグ端子41と、絶
縁体42とからなるものである。
【0037】そしてこの場合の該絶縁体42は、図1で説
明した絶縁体32とほぼ同様の形状でその固定孔22d のみ
を、抽出した円内拡大図(a) に示す如く上記拡幅部41a
と対応する位置からプラグコンタクト側開口までを該拡
幅部41a に対応する拡幅孔42b にした固定孔42a に変え
たものであり、その他の形状と構成は上記絶縁体32と等
しくなっている。
【0038】そこで上記プラグ端子41と該絶縁体42とを
図2で説明した行程を経て組み合わせることで、所要の
コネクタ4を (3-2)に示すように構成することができ
る。かかるSMTコネクタ4の固着された端子41は、挿
入方向は該端子41の拡幅部41a の段差と絶縁体42の固定
孔段差との当接で位置決めされ、また抜去方向は該端子
41の第1の曲げ部 31a′と絶縁体42の突起32b との当接
で位置決めされるので、端子間挿抜力が如何なる大きさ
であってもまたバルジや固定孔に寸法的ばらつきがあっ
ても、基板に対する確実なる実装を確保することができ
る。
【0039】端子配列が二列のコネクタに本発明を適用
させた場合を説明する図4で、(4-1) は構成を示しまた
(4-2)は完成時の状態を示した断面図である。図4でS
MTコネクタ5は、各複数個の図3で説明したプラグ端
子41とその拡幅部41a を越えた位置から基板接続部21d
までの長さが端子列間ピッチP1,基板接続部間ピッチp2
にそれぞれ対応し得るような長さに形成されているプラ
グ端子51、およびこれら2種類のプラグ端子41,51 を図
3の固定孔42a で上記列間ピッチP1の二列のマトリック
ス状に固着せしめる絶縁体52からなるものである。
【0040】そしてこの場合の該絶縁体52は、図3にお
ける絶縁体42のプラグ端子植設域のみを厚くして固定孔
42a を図示固定孔 42a-1,42a-2のように上記ピッチP1
二列のマトリックス状に配置すると共に、突起32b 形成
面の端子列間で上記固定孔 42a-2と対応する領域には該
突起32b の先端と同じ曲率の先端を持つ突起52a が該突
起32b から上記ピッチp2だけ突出するように形成されて
いるものである。
【0041】そこで該絶縁体52に上記プラグ端子41と51
とを組み合わせることで、 (4-2)に示すように所要のコ
ネクタ5を構成することができる。かかるSMTコネク
タ5では各プラグ端子41, 51が、それぞれの拡幅部41a
と絶縁体52の固定孔42a との当接、および第1の曲げ部
32a′と絶縁体52の突起32b,52a との密着で挿抜方向が
位置決めされるので、相手側コネクタの挿抜によって移
動することがなくなり、結果的に図7で説明した基板接
続部での剥離を共に抑制することができて基板との確実
な接続を容易に実現することができる。
【0042】以下図5で該コネクタ5の製造方法を行程
的に説明する。図の(5-1) で、41′は組立前のプラグ端
子41を直状のプラグ端子部材として示したもので、51′
は組立前のプラグ端子51を直状のプラグ端子部材として
示したものである。
【0043】また52は図4で説明した絶縁体である。そ
こで、該各プラグ端子部材41′, 51′をそれぞれの基板
接続部21d 側から絶縁体52の各固定孔 42a-1,42a-2に挿
入すると図(5-2) に示す状態にすることができる。
【0044】次いで、固定孔 42a-1に挿入されているプ
ラグ端子部材41′を図2の行程を経て図(5-3) に示す状
態にする。更に、固定孔 42a-2に挿入されているプラグ
端子部材51′を図2で説明した折り曲げ治具35で図2同
様に折り曲げて第1の曲げ部 31a′を形成して (5-4)の
状態にした後、図2で説明した曲げダイ36と曲げ治具37
を使用して第2の曲げ部 35a″を形成してオフセット曲
げ35a を形成することで(5-5) に示す状態にすることが
できる。
【0045】なお上記各プラグ端子部材41′, 51′の第
2の曲げ部 31a″が、曲げダイ36と曲げ治具37とを取り
外した時点でスプリングバックによって先端が破線Fで
示すように基板面から突出する方向に僅かに傾くので各
オフセット曲げ31a 部分での所要高さのばらつきが吸収
できることは図2で説明した通りである。
【0046】
【発明の効果】上述の如く本発明により、相手側コネク
タ挿抜時に端子間挿抜力の過大によって発生し易い端子
の軸方向移動に起因する基板接続部の基板からの剥離を
抑制して確実な実装の確保を図ったSMTコネクタを提
供することができる。
【0047】なお本発明の説明ではSMTコネクタがプ
ラグである場合を例としているが、ジャック端子が上記
説明になる基板接続部を備えたものであればSMTコネ
クタがジャックである場合にも同等の効果が得られるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるSMTコネクタの構成例を説明
する図。
【図2】 図1のコネクタの製造方法を行程的に説明す
る図。
【図3】 他のコネクタの構成例を示す図。
【図4】 第3のコネクタ構成例を示す図。
【図5】 図4のコネクタの製造方法を行程的に説明す
る図。
【図6】 従来のSMTコネクタの構成を製造方法と共
に説明する図。
【図7】 問題点を説明する図。
【符号の説明】
3,4,5 表面実装型コネクタ 21a プラグコンタクト 21b バル
ジ 21c 固定部 21d 基板
接続部 21e 基板接続面 22d,42a,42a-1,42a-2 固定孔 31,41,51 プラグ端子(端子) 31′ 端
子部材 31a オフセット曲げ 31a′ 第1の曲げ 31a″ 第2
の曲げ 32,42,52 絶縁体 32a 側面 32b,52a 突
起 35,37 曲げ治具 36 曲げダイ 41a 拡幅部 42b 拡幅孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がコンタクトでそれに続く絶縁体へ
    の固定部を経てオフセット曲げされた後の端片を回路基
    板面に対する基板接続部とする複数の端子が、整列した
    状態で絶縁体に固着されてなる表面実装型コネクタであ
    って、 上記絶縁体の上記オフセット曲げ側の面が、オフセット
    曲げされた端子の第1の曲げ部内面と接した後鋭角で後
    退するような形状の突起を備えていることを特徴とする
    表面実装型コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端子に設ける固定部が、
    バルジまたは絶縁体に対して位置決めし得る拡幅部であ
    ることを特徴とする表面実装型コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表面実装型コネクタの製
    造方法であって、 絶縁体の整列して形成されている端子植設用の貫通した
    固定孔の端子オフセット曲げ側の開口部に、該固定孔の
    回路基板側の壁面を上面として突出し上記オフセット曲
    げの第1の曲げと対応する位置に設けた円弧面を稜線と
    して鋭角に後退する突起が設けられた絶縁体の上記固定
    孔の他端側開口に、オフセット曲げ前の直状の端子部材
    をその基板接続側から所定位置まで挿入する工程と、 該絶縁体から突出する該端子部材の基板接続部側を、該
    絶縁体の上記突起の面に沿って上記第1の曲げを行う工
    程と、 該端子部材の基板接続部側端部近傍の所定域を、上記オ
    フセット曲げの第2の曲げに対応して曲げる工程、 を含むことを特徴とする表面実装型コネクタの製造方
    法。
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