JP2016091747A - コンタクト成形装置 - Google Patents
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Abstract
Description
多数のコンタクトが接続されるべき箇所へ正確に挿し入れられるには、各コンタクトの先端が挿し入られるべき箇所に向けて予め整然と整列し、且つ差し入れられる向きや深さなどについて精密な制御が施されることが必要である。
従って、この様なコネクタの品質を確保するには、前記コンタクトを植設する際の仕様に加えて、曲げ方向や曲げ角などを精密に制御する必要がある(例えば、下記特許文献1参照)。
前記加圧面を円周状とすることによって、前記曲げパンチの曲げ動作に伴い当該加圧面にコンタクトの曲げ角に等しい角度の転がりを生じるようにすることができる。
又、前記加圧部に特別な加工や部材を付設する必要もないため、保守面及びコスト面で有利となる。
本発明によるコンタクト成形装置は、ハウジング2に植設した複数のコンタクト1を、当該コンタクト1の先端が整然と揃うように精密な曲げ成形を行う装置である。
前記曲げ機構は、ハウジング2に植設したコンタクト1の曲げ位置を中心として曲げ方向に対して直角の方向へ揺動する操作フレーム5を備え、前記操作フレーム5は、その旋回領域の直径上に前記曲げダイ3と前記曲げパンチ4を前記操作フレーム5の揺動の中心を挟む対向配置で備える(図2参照)。
前記支持部3aは、ハウジング2に植設したコンタクト1の曲げ位置に当接する支持縁を備えると共に、上位にすくい角θ1を有し、且つ後方に逃げ角θ2を有する。
前記支持縁は、その全幅にわたって前記コンタクト1の曲げ部に沿い且つその内径Rより小径の曲接面3bを均一に備える。
前記加圧部4aは、当該曲げパンチ4の曲げ動作に伴い成形対象のコンタクト1の側面を転がる曲面状の加圧面4bを備える。
前記加圧面4bは、前記曲げパンチ4の曲げ動作に伴い成形対象のコンタクト1の側面を相互の接点Pがそれぞれ等量ずつ移動するように略滑りなく転がる。
その結果、前記曲げ動作前の接点(始点)Pにおける接線と前記曲げ動作後の接点(終点)Pにおける接線が、前記コンタクト1の曲げ角に等しい角度で交差することとなる(図1参照)。
前記操作フレーム5に支持された前記曲げダイ3と前記曲げパンチ4は、前記コンタクト1の曲げ軌道に沿ってそれぞれ他の方向へ振れること無く運動し、且つ前記支持部3aの曲接面3bと前記加圧部4aの加圧面4bは常に平行に向き合うように運動する。
図3乃至図6に示すコンタクト成形装置は、ハウジング2に植設したコンタクト1に曲げ成形を施すコンタクト成形手段Aと、前記コンタクト1に対する曲げ動作時にハウジング2を保持するホルダBと、当該ホルダBを曲げ成形が行われる位置に移動する位置決め手段(図示省略)と、コンタクト成形前のハウジング2をホルダBへ供給しコンタクト成形後のハウジング2をホルダBから排出する給排手段(例えば搬送チャックや所謂ロボットアームなど)を備える。
前記曲げ機構は、前記ハウジング2に植設したコンタクト1の曲げ位置の曲げ方向側面を支持する前記曲げダイ3と、前記ハウジング2に植設したコンタクト1の曲げ位置の先端側を曲げ方向の反対側から曲げ方向へ加圧する前記曲げパンチ4を備える。
前記曲げ機構の動作及び前記操作フレーム5の揺動は、当該コンタクト成形装置の制御手段14で調整する。
上記構成により、前記操作フレーム5並びにそれに支持される前記曲げダイ3及び前記曲げパンチ4は、前記曲げダイ3の支持縁と成形対象のコンタクト1との接点付近の曲げ位置を中心として、前記揺動軸6の法面に沿って揺動する。
上記構成は、前記フレーム駆動軸を回転させるアクチュエータと共に、前記動点を前記操作フレーム5の支点に対して左右に揺動する駆動手段として機能する。
前記支持ロッド7の進退における軌道は、個々のコンタクト1に対する曲げ動作に際して、前記曲げダイ3が、他のコンタクト1の干渉を受けることなく一本ずつ支持できるような軌道を描くように設定する。
例えば、図3乃至図6に示す前記支持ロッド7は、常に鉛直下方向を向くように前記ダイ駆動軸8に支持する。
この例では、前記操作フレーム5に鉛直方向に向かう昇降ガイド11を固定し、前記支持ロッド7を当該昇降ガイド11で上下動自在に支持し、前記ダイ駆動軸8の回転により前記支軸に支持された前記支持ロッド7が、その上部において前記支軸を前後に移動させながら上下に進退する直線運動機構を採用する(図5参照)。
前記成形ロッド9の進退における軌道は、個々のコンタクト1に対する曲げ動作に際して、前記曲げパンチ4が、他のコンタクト1の干渉を受けることなく一本ずつ曲げ成形を行えるような軌道を描くように設定する。
同時に、当該曲げパンチ4は、その曲げ動作に伴い当該曲げパンチ4の加圧面4bに成形対象のコンタクト1と前記加圧部4aとの接点Pがそれぞれ等量ずつ移動する転がりを生じさせる軌道を採るように設定する。
この例では、その様な支持を可能とする構成として、前記操作フレーム5に鉛直方向に向かう昇降ガイド12を固定し、当該昇降ガイド12に水平方向に向かう走行ガイド13を上下動自在に支持し、当該走行ガイド13に前記成形ロッド9を水平動自在に支持し、前記パンチ駆動軸10の回転によりその偏心箇所に支持された前記成形ロッド9が前後上下に進退する平行運動機構を採用する(図6参照)。
前記移動量Lが前記曲げ角の単位量に対して均一に増加するには、前記円弧状の中心の軌跡を、前記コンタクト1の中心の延長線上における当該コンタクト1の曲げ位置の手前r+d/2を中心Oとする円軌道とし、曲げ動作の始点(前記円弧状の中心位置)を、前記コンタクト1の中心から下方r+d/2とし、曲げ動作の終点を前記中心Oの真上前記円軌道の半径と同距離の位置とする(図1参照)。
また、前記制御手段14は、前記撮像手段15で得た全コンタクト1各々の正面像の面積が変形直前に最小となるように、前記操作フレーム5の補正角及び前記ダイ駆動軸8の補正角を導く演算手段16を備える。
前記制御手段14は、前記演算手段16によって導かれた情報をデータテーブルとして保持する記録手段17を備える。
また、当該制御手段14は、前記支持位置を実現する制御データで前記曲げダイ3を支持する前記ダイ駆動軸8の揺動角を制御することによって支持縁の位置制御を行い、前記曲げ角を実現する制御データで前記曲げパンチ4を支持する前記パンチ駆動軸10の揺動角を制御することによってコンタクト1の曲げ角を実現する(図3又は図4参照)。
前記位置決め手段は、例えば、前記ホルダBが、前記制御データに従って相互に直行する三軸方向へそれぞれ移動するように、当該三軸それぞれに前記制御手段14で制御された駆動手段を備える。
前記駆動手段は、ベルト、ワイヤ又はギヤなどを採用した駆動機構と、サーボモータ等のアクチュエータからなる既存の技術を適宜採用すればよい。
前記駆動手段を選択する場合は、走行時及び静止時(植設時)においてガタつきやブレが生じない様に、安定した軌道を確保できるものを採用することが求められる。
直線的に配列したコンタクト列が上下に複数段配列されている場合には、各コンタクト1の成形は、例えば、上段から下段へ又は下段から上段へ成形開始コンタクトから成形終了ンタクトまで順に行う。
サーボモータ等の各アクチュエータは、前記制御データによって正転又は逆転を繰り返しつつ各々所定の役割を果たす。
θ1 すくい角,θ2 逃げ角,
1 コンタクト,2 ハウジング,
3 曲げダイ,3a 支持部,3b 曲接面,
4 曲げパンチ,4a 加圧部,4b 加圧面,
5 操作フレーム,6 揺動軸,
7 支持ロッド,8 ダイ駆動軸,
9 成形ロッド,10 パンチ駆動軸,
11 昇降ガイド,12 昇降ガイド,13 走行ガイド,
14 制御手段,15 撮像手段,16 演算手段,17 記録手段,
Claims (3)
- ハウジングに植設されたコンタクトの曲げ位置の曲げ方向側面を支持する曲げダイと、
ハウジングに植設されたコンタクトの側面を曲げ方向の反対側から加圧する曲げパンチを備えた曲げ機構を具備し、
前記曲げパンチの加圧部に、当該曲げパンチの曲げ動作に伴い成形対象のコンタクトと前記加圧部との接点がそれぞれ等量ずつ移動する転がりを生じる加圧面を備えるコンタクト成形装置。 - ハウジングに植設されたコンタクトの曲げ位置の曲げ方向側面を支持する曲げダイと、
ハウジングに植設されたコンタクトの側面を曲げ方向の反対側から加圧する曲げパンチを備えた曲げ機構を具備し、
前記曲げパンチは、その加圧部に円周状の加圧面を備え、
前記曲げパンチは、当該曲げパンチの曲げ動作に伴い当該曲げパンチの加圧面に成形対象のコンタクトと前記加圧部との接点がそれぞれ等量ずつ移動する転がりを生じさせる軌道をとるコンタクト成形装置。 - ハウジングに植設されたコンタクトの曲げ位置を中心として揺動する操作フレームを備え、
前記操作フレームは、前記曲げダイと前記曲げパンチを前記揺動の中心を挟む対向配置で備える前記請求項1又は請求項2に記載のコンタクト成形装置。
Priority Applications (1)
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JP2014223838A JP5913525B1 (ja) | 2014-11-01 | 2014-11-01 | コンタクト成形装置 |
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Family Applications (1)
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JP2014223838A Active JP5913525B1 (ja) | 2014-11-01 | 2014-11-01 | コンタクト成形装置 |
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JPH05183085A (ja) * | 1991-05-08 | 1993-07-23 | Apitsuku Yamada Kk | リード成形方法 |
JPH07231064A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Rohm Co Ltd | 電子部品におけるリード端子の曲げ加工装置 |
JPH08222296A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-30 | Fujitsu Ltd | 表面実装型コネクタとその製造方法 |
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2014
- 2014-11-01 JP JP2014223838A patent/JP5913525B1/ja active Active
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