JPH08221032A - 画像表示装置の駆動回路 - Google Patents

画像表示装置の駆動回路

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JPH08221032A
JPH08221032A JP2839495A JP2839495A JPH08221032A JP H08221032 A JPH08221032 A JP H08221032A JP 2839495 A JP2839495 A JP 2839495A JP 2839495 A JP2839495 A JP 2839495A JP H08221032 A JPH08221032 A JP H08221032A
Authority
JP
Japan
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pulse width
data
width modulation
load
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2839495A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Sugimoto
貢 杉本
Kazuaki Kojima
和昭 小嶋
Takeshi Yamada
武 山田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パルス幅変調信号の立ち上がりや立ち下がり
時期を分散することで、データ駆動電源の電流負荷を平
均化し、データ電極駆動信号を忠実に再現することによ
り美しい画像を表示可能とした画像表示装置の駆動回路
を得る。 【構成】 データ電極と走査電極が直交するマトリクス
構造を持つ画像表示部、階調データに対応したパルス幅
の階調信号を所定のクロック信号をもとにして所定の走
査期間毎に生成するパルス幅変調回路、このパルス幅変
調回路からのパルス幅変調信号を上記データ電極に印加
するデータ電極駆動回路、及び上記走査電極に接続され
た走査電極駆動回路を備え、上記パルス幅変調回路は、
上記各データ電極への時間的に連続する二つの階調デー
タを一組として一つのパルス幅変調信号とするように構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像機器や情報機器
などに使用される階調表示可能な画像表示装置の駆動回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、一般的なマトリクス表示パネル
の画像表示部51周辺を示すブロック図である。図にお
いて、54は例えば映像信号のガンマ補正などを行う信
号処理回路、55は映像信号の大きさでパルス幅を変え
るパルス幅変調回路、56はパルス幅変調回路55の出
力信号を所定の電圧にし、データ電極52に入力するた
めのデータ電極駆動回路、57は所定の電圧を走査電極
53に入力するための走査電極駆動回路である。
【0003】図8は従来のパルス幅変調回路の主要部を
示すものであり、m個の信号を同時処理する。1(1)
〜1(m)はm個の入力nビットディジタル信号をラッ
チするデータラッチ、12(1)〜12(m)はnビッ
トプリセッタブルダウンカウンター、4(1)〜4
(m)は出力用のR−Sフリップフロップである。入力
端子10から入力されるデータは、元のアナログ信号を
nビットのA/Dコンバータ(図示せず)を介して得ら
れる時間的に変化するディジタル信号である。
【0004】次に動作について説明する。入力端子10
から入力されるデータは、データラッチ1(1)〜1
(m)において、時間的に異なる、一般的にはシーケン
シャルなラッチパルスL1〜Lmによってm個のnビッ
トデータにラッチされる。データラッチの出力21
(1)〜21(m)は、nビットダウンカウンター12
(1)〜12(m)のプリセット端子に供給され、ロー
ド(Load)端子5から入力されるLoadパルスに
よりプリセットされる。このカウンター12(1)〜1
2(m)のクロックは、クロック端子7より供給され、
各々のカウンターは、プリセット値からカウントダウン
後、ボロー(Borrow)出力13(1)〜13
(m)をR−Sフリップフロップ4(1)〜4(m)の
リセット端子に送る。セット端子は前述のLoadパル
スと同じものが用いられるので、出力8(1)〜8
(m)(端子OP1〜OPm)に、データラッチ1
(1)〜1(m)のデータに対応するパルス幅のパルス
幅変調出力が得られる。
【0005】図9はデータ電極52及び走査電極53に
印加される電極駆動波形のタイミングチャートである。
X1〜Xmはデータ電極52に印加されるデータ電極駆
動信号(パルス幅変調信号)、H1〜Hvは走査電極5
3に印加される走査電極駆動信号である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像表示装置の
駆動回路は以上のように構成されているので、次のよう
な問題点があった。
【0007】パルス幅変調信号の全ての出力が同時に立
ち上がるため、データ電極駆動回路の電流負荷のピーク
が一度に集中し、これによる駆動回路の電源電圧のリッ
プル分が増加することによりデータ電極駆動信号が歪ん
でいた。このため、美しい画像を表示することができな
かった。また、大電力の電磁妨害波が発生し、画像が損
なわれていた。さらに、最近は大画面化が進み、データ
電極の負荷が増加する傾向にあり、このため問題点の影
響はさらに大きくなる傾向にある。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、各データ電極の、時間的に連続
する2つの階調データを一組とし、一つのパルス幅変調
信号とすることで、上記電源の電流負荷を平均化し、階
調の忠実な再現ができる画像表示装置の駆動回路を提供
することを目的とするものである。
【0009】また、各データ電極の、時間的に連続する
2つの階調データを一組とし、一つのパルス幅変調信号
で構成するときに、全てのデータ電極を同じタイミング
ではなく、データ電極の半数は1水平走査期間(1H)
分ずらして一組とすることにより、データ電極駆動回路
用電源の電流負荷を平均化し、階調の忠実な再現ができ
る画像表示装置の駆動回路を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
装置の駆動回路は、データ電極と走査電極とが直交する
マトリクス構造を持つ画像表示部と、階調データに対応
したパルス幅の階調信号を所定のクロック信号をもとに
して所定の走査期間毎に生成するパルス幅変調回路と、
このパルス幅変調回路からのパルス幅変調信号を上記デ
ータ電極に印加するデータ電極駆動回路と、上記走査電
極に接続された走査電極駆動回路とを備え、上記パルス
幅変調回路は、上記各データ電極への時間的に連続する
二つの階調データを一組として一つのパルス幅変調信号
とするように構成されている。
【0011】また、上記構成において、データ電極は、
2群に分けられ、その1群に対しては一組のパルス幅変
調信号が印加され、また、他の1群に対しては二つの階
調信号を接続するタイミングを上記一組のパルス幅変調
信号より1水平走査期間(1H)分ずらして一組となる
パルス幅変調信号が印加されるようなされている。
【0012】また、上記構成において、データ電極は、
奇数番目の群と偶数番目の群に分けられている。
【0013】また、データ電極は、データ電極駆動用I
C1個単位においてデータ電極が2群に分けられてい
る。
【0014】
【作用】この発明における画像表示装置の駆動回路は、
各データ電極へ加わる時間的に連続する階調データを一
組とし、二つの階調信号を連結して一つのパルス幅変調
信号とすることで、パルス幅変調信号の立ち上がりまた
は立ち下がりが全て同時となることをなくし、データ電
極駆動回路用電源の電流負荷を平均化する。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の画像表示装置の駆動回路に使用
されるパルス幅変調回路の主要部を示すものであり、m
個の信号を同時処理する。2(1)〜2(m)はm個の
入力nビットディジタル信号をラッチするデータラッ
チ、3(1)〜3(m)はパルス幅変調のためのnビッ
トプリセッタブルアップカウンター、12(1)〜12
(m)はパルス幅変調のためのnビットプリセッタブル
ダウンカウンター、5はロード(LOAD)端子、6は
ロード(LOAD)2端子、7はクロック(CLK)端
子、9(1)〜9(m)及び14(1)〜14(m)は
AND回路、16はイネーブル(ENABLE)端子、
19はイネーブル(ENABLE)2端子、4(1)〜
4(m)はR−Sフリップフロップである。
【0016】そして、例えば、データラッチ2(1)の
Q出力は、nビットプリセッタブルダウンカウンター1
2(1)のプリセット(P)端子に、また、データラッ
チ2(1)の反転出力であるQバ−出力は、nビットプ
リセッタブルアップカウンター3(1)のプリセット
(P)端子にそれぞれ接続され、さらに、各カウンター
の出力はAND回路14(1)及び9(1)に加えられ
ている。R−Sフリップフロップ4(1)のR及びS端
子には上記各AND回路の出力が印加される。以下、デ
ータラッチ2(2)〜2(m)についても同様な接続に
なされている。nビットプリセッタブルダウンカウンタ
ー12(1)〜12(m)のロード(L)端子は、LO
AD端子5からの信号で、また、nビットプリセッタブ
ルアップカウンター3(1)〜3(m)のロード(L)
端子は、LOAD2端子6からの信号でそれぞれロード
される。AND回路4(1)〜4(m)は端子16から
のイネーブル信号で、また、AND回路9(1)〜9
(m)は端子19からのイネーブル信号で制御される。
【0017】次に、動作について説明する。入力端子1
0から入力されるデータは、データラッチ2(1)〜2
(m)において、時間的に異なる、一般的にはシーケン
シャルなラッチパルスL1〜Lmによってm個のnビッ
トデータにラッチされる。ラッチ2(1)〜2(m)か
らの反転出力18(1)〜18(m)は、nビットプリ
セッタブルアップカウンター3(1)〜3(m)のプリ
セット端子に供給され、ロード(LOAD)2端子6か
ら入力されるロード(LOAD)2パルスによりプリセ
ットされる。このnビットプリセッタブルアップカウン
ターのクロックは、クロック端子7より供給され、各々
のカウンターのキャリー(Carry)出力17(1)
〜17(m)がAND回路9(1)〜9(m)に送ら
れ、イネーブル(ENABLE)端子19から入力され
るイネーブル(ENABLE)2パルスと論理積がとら
れる。その出力15(1)〜15(m)はR−Sフリッ
プフロップ4(1)〜4(m)のセット(S)端子に接
続される。出力15(1)〜15(m)の立ち上がりか
らロード(LOAD)パルスの立ち上がりまでの期間
が、データラッチ2(1)〜2(m)のデータに対応す
るパルス幅変調信号になる。これはつまり、LOADパ
ルスの立ち上がりで一つに連結する、二つのパルス幅変
調信号の前半部分に相当する。
【0018】同様にして、入力端子10から入力される
データは、データラッチ2(1)〜2(m)において、
時間的に異なる、一般的にはシーケンシャルなラッチパ
ルスL1〜Lmによってm個のnビットデータにラッチ
される。ラッチ2(1)〜2(m)のQからの出力11
(1)〜11(m)は、nビットプリセッタブルダウン
カウンター12(1)〜12(m)のプリセット端子に
供給され、ロード(LOAD)端子5から入力されるロ
ード(LOAD)パルスによりプリセットされる。この
ダウンカウンターのクロックはクロック端子7より供給
され、各々のカウンターのボロー(Borrow)出力
13(1)〜13(m)がAND回路14(1)〜14
(m)に入力され、イネーブル(ENABLE)端子1
6から入力されるイネーブル(ENABLE)パルスと
論理積がとられる。その出力20(1)〜20(m)は
R−Sフリップフロップ4(1)〜4(m)のリセット
(R)端子に接続される。ロード(LOAD)パルスの
立ち上がりから出力20(1)〜20(m)の立ち上が
りまでの期間が、データラッチ2(1)〜2(m)のデ
ータに対応するパルス幅変調信号になる。これはつま
り、ロード(LOAD)パルスの立ち上がりで一つに連
結する、二つのパルス幅変調信号の後半部分に相当す
る。
【0019】上記のようにして、二つのパルス幅変調信
号は、R−Sフリップフロップ4(1)〜4(m)で一
つのパルス幅変調信号になり、OP(1)〜OP(m)
から取り出される。図3は今説明した様子を示す本実施
例におけるパルス幅変調回路のタイミングチャートであ
る。また、図2は本実施例1におけるデータ電極52及
び走査電極53に印加される電極駆動波形のタイミング
チャートである。連結してできたパルス幅変調出力の立
ち上がり及び立ち下がり時期は、画像の内容により変化
するため、全ての出力が同時に立ち上がったり立ち下が
ったりすることは殆どなく、従来見られた駆動回路の電
源電圧のリップル分の増加によるデータ電極駆動信号の
歪みは除去される。
【0020】実施例2.図4は、この発明の実施例2に
係る画像表示装置の駆動回路に使用されるパルス幅変調
回路の主要部を示すものであり、この実施例ではデータ
電極が2群に分けられ、その前半分にはデータ電極駆動
出力端子OP1〜OPm/2から、その後半分にはデー
タ電極駆動出力端子OPm/2+1〜OPmから出力パ
ルスが印加されるようなされている。ロード(LOA
D)端子5はnビットプリセッタブルダウンカウンター
12(1)〜12(m/2)及びnビットプリセッタブ
ルアップカウンター3(m/2+1)〜3(m)のロー
ド(LOAD)に接続され、一方ロード(LOAD)2
端子6はnビットプリセッタブルアップカウンター3
(1)〜3(m/2)及びnビットプリセッタブルダウ
ンカウンター12(m/2+1)〜12(m)のロード
(LOAD)に接続されれている以外は図1の構成と同
様である。
【0021】次に動作を説明する。先ず、データ電極駆
動出力端子の前半分について説明する。入力端子10か
ら入力されるデータは、データラッチ2(1)〜2(m
/2)において、時間的に異なる、一般的にはシーケン
シャルなラッチパルスL1〜Lm/2によってm/2個
のnビットデータにラッチされる。ラッチ2(1)〜2
(m/2)からの反転出力18(1)〜18(m/2)
は、nビットアップカウンター3(1)〜3(m/2)
のプリセット(PRESET)端子に供給され、ロード
(LOAD)2端子6から入力されるロード(LOA
D)2パルスによりプリセットされる。このnビットア
ップカウンターのクロックは、クロック端子7より供給
され、各々のカウンターのキャリー(Carry)出力
17(1)〜17(m/2)がAND回路9(1)〜9
(m/2)に送られ、イネーブル(ENABLE)端子
19から入力されるイネーブル(ENABLE)2パル
スと論理積がとられる。その出力15(1)〜15(m
/2)はR−Sフリップフロップ4(1)〜4(m/
2)のセット(SET)端子に接続される。出力15
(1)〜15(m/2)の立ち上がりからロード(LO
AD)パルスの立ち上がりまでの期間が、データラッチ
2(1)〜2(m/2)のデータに対応するパルス幅変
調信号になる。これはつまり、LOADパルスの立ち上
がりで一つに連結する、二つのパルス幅変調信号の前半
部分に相当する。
【0022】同様に、入力端子10から入力されるデー
タは、データラッチ2(1)〜2(m/2)において、
時間的に異なる、一般的にはシーケンシャルなラッチパ
ルスL1〜Lm/2によってm/2個のnビットデータ
にラッチされる。ラッチ2(1)〜2(m/2)からの
出力11(1)〜11(m/2)は、nビットプリセッ
タブルダウンカウンター12(1)〜12(m/2)の
プリセット端子に供給され、ロード(LOAD)端子5
から入力されるロード(LOAD)パルスによりプリセ
ットされる。このnビットプリセッタブルダウンカウン
ターのクロックは、クロック端子7より供給され、各々
のカウンターのボロー(Borrow)出力13(1)
〜13(m/2)がAND回路14(1)〜14(m/
2)に送られ、イネーブル(ENABLE)端子16か
ら入力されるイネーブル(ENABLE)パルスと論理
積がとられる。その出力20(1)〜20(m/2)は
R−Sフリップフロップ4(1)〜4(m/2)のリセ
ット(RESET)端子に接続される。LOADパルス
の立ち上がりから出力20(1)〜20(m/2)の立
ち上がりまでの期間が、データラッチ2(1)〜2(m
/2)のデータに対応するパルス幅変調信号になる。こ
れはつまり、LOADパルスの立ち上がりで一つに連結
する、二つのパルス幅変調信号の後半部分に相当する。
これらパルスの出力はデータ電極駆動出力端子OP1〜
OPm/2に取り出される。
【0023】次に、データ電極駆動出力端子の後半分に
ついて説明する。入力端子10から入力されるデータ
は、データラッチ2(m/2+1)〜2(m)におい
て、時間的に異なる、一般的にはシーケンシャルなラッ
チパルスLm/2+1〜Lmによってm/2個のnビッ
トデータにラッチされる。ラッチ2(m/2+1)〜2
(m)からの反転出力18(m/2+1)〜18(m)
は、nビットアップカウンター3(m/2+1)〜3
(m)のプリセット端子に供給され、ロード(LOA
D)端子5から入力されるロード(LOAD)パルスに
よりプリセットされる。このアップカウンターのクロッ
クは、クロック端子7より供給され、各々のカウンター
のキャリー(Carry)出力17(m/2+1)〜1
7(m)がAND回路9(m/2+1)〜9(m)に送
られ、イネーブル(ENABLE)端子16から入力さ
れるイネーブル(ENABLE)パルスと論理積がとら
れる。その出力15(m/2+1)〜15(m)はR−
Sフリップフロップ4(m/2+1)〜4(m)のセッ
ト(SET)端子に接続される。出力15(m/2+
1)〜15(m)の立ち上がりからロード(LOAD)
2パルスの立ち上がりまでの期間が、データラッチ2
(m/2+1)〜2(m)のデータに対応するパルス幅
変調信号になる。これはつまり、LOAD2パルスの立
ち上がりで一つに連結する、二つのパルス幅変調信号の
前半部分に相当する。
【0024】同様に、入力端子10から入力されるデー
タは、データラッチ2(m/2+1)〜2(m)におい
て、時間的に異なる、一般的にはシーケンシャルなラッ
チパルスLm/2+1〜Lmによってm/2個のnビッ
トデータにラッチされる。ラッチ2(m/2+1)〜2
(m)からの出力11(m/2+1)〜11(m)は、
nビットダウンカウンター12(m/2+1)〜12
(m)のプリセット端子に供給され、ロード(LOA
D)2端子6から入力されるロード(LOAD)2パル
スによりプリセットされる。このダウンカウンターのク
ロックは、クロック端子7より供給され、各々のカウン
ターのボロー(Borrow)出力13(m/2+1)
〜13(m)がAND回路14(m/2+1)〜14
(m)に送られ、イネーブル(ENABLE)2端子1
9から入力されるイネーブル(ENABLE)2パルス
と論理積がとられる。その出力20(m/2+1)〜2
0(m)はR−Sフリップフロップ4(m/2+1)〜
4(m)のリセット(RESET)端子に接続される。
ロード(LOAD)2パルスの立ち上がりから出力20
(m/2+1)〜20(m)の立ち上がりまでの期間
が、データラッチ2(m/2+1)〜2(m)のデータ
に対応するパルス幅変調信号になる。これはつまり、L
OAD2パルスの立ち上がりで一つに連結する、二つの
パルス幅変調信号の後半部分に相当する。これらパルス
の出力はデータ電極駆動出力端子OPm/2+1〜OP
mに取り出される。
【0025】上記のようにして、二つのパルス幅変調信
号は、R−Sフリップフロップ4(1)〜4(m)で一
つのパルス幅変調信号となる。図6は本実施例における
パルス幅変調回路のタイミングチャートである。パルス
幅変調信号の立ち上がり及び立ち下がりの時期は画像の
内容により変化するため、全ての出力が同時に立ち上が
ったり立ち下がったりすることは殆どない。また、図5
は今説明した様子を示す本実施例2における各電極に印
加する電極駆動波形のタイミングチャートである。デー
タ電極駆動信号の前半部分と後半部分とは、連結するタ
イミングをLOADパルスとLOAD2パルス間の1H
分ずらしている。
【0026】実施例3.実施例2では、データ電極を2
群に分けて駆動するようにし、その分け方はデータ電極
駆動端子の前半分と後半分に分けたが、この実施例で
は、データ電極駆動端子の奇数番目と偶数番目の2群に
分ける。映像が自然画の場合には水平方向の相関が強
く、出力端子の奇数番目の群と偶数番目の群で駆動タイ
ミングを分けると、駆動電流の平均化の効果が大きいた
め、このような分け方をする。また、実施例2、実施例
3とも、一つの群のデータ電極駆動端子の数は丁度半数
であるときに効果が大きいが、必ずしも半数に分けるこ
とに限定するものではない。
【0027】実施例4.また、データ電極駆動端子を2
群に分ける分け方として、データ電極駆動用IC単位に
おいてデータ電極を2群に分けるようにしてもよい。例
えば、データ電極駆動回路の40個の端子分を集積化し
たICの場合、20端子分の2群に分ける。このように
IC化すると、電源やGNDのインピーダンス(抵抗)
が基板のパターンにより大きくなることがないため、妨
害の発生が少なくなりさらに、IC1個単位で2群に分
ければ、IC内部で電流が平均化されるために妨害の発
生はより少なくなる。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、パルス
幅変調信号の立ち上がりや立ち下がりが全ての出力で同
時になるということがないため、電流負荷の集中がなく
なり、データ電極駆動回路用電源のリップル分の増加を
極めて少なくでき、階調信号を忠実に再現することによ
り美しい画像を表示できるものである。また、パルス幅
変調信号の個数が減るため、出力回路のON、OFFの
回数が減り、電流負荷の減少により低消費電力が実現で
きる。さらに、電磁妨害波を小さく抑えることができ
る。
【0029】また、データ電極を2分し、データ電極の
半数に対しては二つの階調信号を接続するタインミング
を1H分ずらすことで電流負荷をより分散することによ
り、データ電極駆動回路用電源のリップル分の増加を極
めて少なくし、より美しい画像を表示することができ
る。
【0030】さらに、データ電極駆動回路IC1個単位
で電流負荷を平均化することができるために、データ電
極駆動回路用電源のリップル分の増加を極めて少なく
し、より美しい画像を表示することができるとともに、
電磁妨害波をより小さくするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるパルス幅変調回路
の主要部を示すブロック回路図である。
【図2】この発明の実施例1における画像表示部の各電
極に印加される電極駆動波形のタイミングチャートであ
る。
【図3】この発明の実施例1におけるパルス幅変調回路
の各部波形のタイミングチャートである。
【図4】この発明の実施例2におけるパルス幅変調回路
の主要部を示すブロック回路図である。
【図5】この発明の実施例2における画像表示部の各電
極に印加される電極駆動波形のタイミングチャートであ
る。
【図6】この発明の実施例2におけるパルス幅変調回路
の各部波形のタイミングチャートである。
【図7】一般的なマトリクス画像表示部及びその周辺回
路構成を示すブロック図である。
【図8】従来のパルス幅変調回路の主要部を示すブロッ
ク回路図である。
【図9】画像表示部の各電極に印加される従来の電極駆
動波形のタイミングチャートである。
【符号の説明】
2(1)〜2(m) nビットデータラッチ、3(1)
〜3(m) nビットアップカウンター、4(1)〜4
(m) R−Sフリップフロップ、5 ロード端子、6
ロード2端子、7 クロック端子、9(1)〜9
(m) AND回路、10 データ入力端子、12
(1)〜12(m) nビットダウンカウンター、14
(1)〜14(m) AND回路、16 イネーブル端
子、19 イネーブル2端子、OP1〜OPm 出力端
子、51 画像表示部、52 データ電極、53 走査
電極、54 信号処理回路、55 パルス幅変調回路、
56 データ電極駆動回路、57 走査電極駆動回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ電極と走査電極が直交するマトリ
    クス構造を持つ画像表示部、階調データに対応したパル
    ス幅の変調信号を所定のクロック信号をもとにして所定
    の走査期間毎に生成するパルス幅変調回路、このパルス
    幅変調回路からのパルス幅変調信号を上記データ電極に
    印加するデータ電極駆動回路、及び上記走査電極に接続
    された走査電極駆動回路を備え、上記パルス幅変調回路
    は、上記各データ電極への時間的に連続する二つの階調
    データを一組として一つのパルス幅変調信号とするよう
    に構成されていることを特徴とする画像表示装置の駆動
    回路。
  2. 【請求項2】 データ電極は、2群に分けられ、その1
    群に対しては一組のパルス幅変調信号が印加され、ま
    た、他の1群に対しては二つの階調信号を接続するタイ
    ミングを上記一組のパルス幅変調信号より1水平走査期
    間(1H)分ずらして一組となるパルス幅変調信号が印
    加されるようなされたことを特徴とする請求項1記載の
    画像表示装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】 データ電極は、奇数番目の群と偶数番目
    の群に分けられていることを特徴とする請求項2記載の
    画像表示装置の駆動回路。
  4. 【請求項4】 データ電極は、データ電極駆動用IC1
    個単位においてデータ電極が2群に分けられていること
    を特徴とする請求項2または請求項3記載の画像表示装
    置の駆動回路。
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