JPH08217214A - アキュムレーションコンベヤ - Google Patents

アキュムレーションコンベヤ

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Publication number
JPH08217214A
JPH08217214A JP2308395A JP2308395A JPH08217214A JP H08217214 A JPH08217214 A JP H08217214A JP 2308395 A JP2308395 A JP 2308395A JP 2308395 A JP2308395 A JP 2308395A JP H08217214 A JPH08217214 A JP H08217214A
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JP
Japan
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roller
section
article
sensing
actuator
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Pending
Application number
JP2308395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Imaizumi
幸三 今泉
Shuji Kojima
修司 小嶋
Susumu Ueno
晋 上野
Eiichi Kudo
栄一 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
Application filed by Toyo Kanetsu KK filed Critical Toyo Kanetsu KK
Priority to JP2308395A priority Critical patent/JPH08217214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送される物品によるセンシングローラの無
用な変位を確実に防止する。 【構成】 アキュムレーションコンベヤであって、区間
Aの検出手段30は物品を検知し、区間B〜Dのメカニ
カルバルブ41,42,43はそれぞれ、隣合う下流側
の区間に設けられた検出手段30及びセンシングローラ
31,32によって作動される区間B〜Dのアクチュエ
ータ21,22,23に支持され、そのアクチュエータ
21,22,23駆動により同一区間のセンシングロー
ラ31,32,33の検出用突出位置Eへの変位を促
し、且つ、同一区間のセンシングローラ31,32,3
3の検出を受けて、隣合う上流側の区間に設けられたア
クチュエータ22,23の駆動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の搬送方向に沿っ
て多数設けられたキャリアローラ上の物品の搬送又は停
止を制御するアキュムレーションコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアキュムレーションコンベヤとし
て、物品の搬送方向に沿って移動される鎖を、キャリア
ローラの下面に係合させることにより、キャリアローラ
を鎖に連動して回転させ、キャリアローラ上の物品を所
定の搬送方向に沿って搬送するものがある(特開平5−
17022号公報参照)。鎖は、アキュムレーション利
用であり、所定数のキャリアローラを一区間として各区
間毎に設けられた空気膜板の作動によって、各区間にお
いてキャリアローラの下面に係合され、かつ、空気膜板
が非作動状態となることによって、キャリアローラから
離間される。空気膜板のうち、最も下流の区間に設けら
れた空気膜板は、エア供給源から直接供給される圧縮エ
アによって作動される。最も下流の区間以外の上流側の
区間に設けられた空気膜板はそれぞれ、対応するセンサ
弁及びパイロット操作弁を介して、エア供給源から供給
される圧縮エアによって作動される。センサ弁及びパイ
ロット操作弁は、各区間毎に設けられた感知ローラの変
位に連動して、所要の状態に切り替えられる。
【0003】図10に示すように、感知ローラ60はそ
れぞれ、ピン61を中心として揺動可能なアーム62の
図中右端部に、回転自在に支持される。アーム62は、
図中左端部とフレーム63との間に設けられたバネ64
によって、ピン61を中心として図中反時計方向に常時
付勢される。つまり感知ローラ60はそれぞれ、バネ6
4の付勢力によるアーム62の図中反時計方向への揺動
によって、キャリアローラ65よりも所定量上方に突出
した高さ位置に保持されており、搬送される物品によっ
て押圧されると、キャリアローラ65とほぼ同じ高さ位
置に変位し、対応するセンサ弁66及びパイロット操作
弁(図示しない)を所要の状態に切り替える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアキュ
ムレーションコンベヤでは、アーム62がバネ64によ
って常時反時計方向に付勢されており、各感知ローラ6
0は、キャリアローラ65よりも所定量上方に突出した
状態に保持される。このため、最も下流の区間の感知ロ
ーラ60を除く上流側の区間の感知ローラ60はそれぞ
れ、物品が上方を通過する度に、物品に押圧されて無用
の変位を生じることとなり、短時間ではあるが、センサ
弁66、パイロット操作弁及び空気膜板の無用な作動を
招くという問題があった。更に空気膜板の無用な作動に
よって、作動音の発生及び圧縮エアの無駄な消費等を生
じるという問題があった。またキャリアローラ65上の
物品が、キャリアローラ65よりも上方に突出した感知
ローラ60によって進路を乱され、蛇行してしまう等の
問題があった。
【0005】本発明は、搬送される物品によるセンシン
グローラの無用な変位と、センシングローラによる物品
の進路の乱れ等を確実に防止することができ、これによ
り物品の搬送及び停止を円滑かつ確実に行うことができ
るアキュムレーシュンコンベヤを提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、物
品の搬送方向に沿って多数設けられたキャリアローラ上
の物品の搬送及び停止を行うアキュムレーションコンベ
ヤにおいて、キャリアローラに接して物品の搬送方向移
動のための駆動を伝える駆動部材と、キャリアローラの
所定数を一区間とした各区間毎に設けられ、各区間ごと
の駆動部材とキャリアローラとの係合又は離間にオンと
オフが対応しているアクチュエータと、最下流区間での
物品の搬送及び停止を検出する検出手段と、前記検出手
段の検出結果に対応して該最下流区間及びその上流側の
区間のアクチュエータをオン・オフする制御弁手段と、
最下流区間以外の前記各区間毎にそれぞれ設けられ、キ
ャリアローラよりも所定量上方に突出した高さの検出可
能位置とキャリアローラとほぼ同じ高さの検出不能位置
との間を揺動可能で、物品によって変位されることによ
り、物品を検知可能なセンシングローラと、最下流区間
以外の前記各区間に対応するアクチュエータに各々支持
されて上下し、その位置移動によって同区間のセンシン
グローラを揺動させ、且つ、各々の一つ上流のアクチュ
エータに接続し、同区間のセンシングローラの検出結果
を各々の上流のアクチュエータに伝える制御弁手段とが
備えられている構成のアキュムレーションコンベヤによ
り達成される。
【0007】ここで、上述した検出手段としては、物品
によって変位される以外、常にキャリアローラよりも所
定量上方に突出した高さの検出可能位置で、物品を検知
可能のセンシングローラを使用できる。更に、物品の停
止と移動を検出できる手段であれば(例えば光電管
等)、適用可能である。また、アクチュエータに対応し
て各区間毎にそれぞれ設けられ、対応するアクチュエー
タに連動して作動する制動装置をもうける構成とするこ
とができる。
【0008】
【作用】本発明に係るアキュムレーションコンベヤにお
いて、最も下流の区間に設けられた検出手段は、例え
ば、センシングローラの場合、物品によって変位される
以外、常にキャリアローラよりも所定量上方に突出した
高さ位置にあって物品を検知可能である。そして、最も
下流の区間以外の上流側の区間に設けられたセンシング
ローラはそれぞれ、隣合う下流側の区間に設けられたセ
ンシングローラが、物品によって変位されている状態で
のみ、キャリアローラよりも所定量上方に突出した高さ
位置となって、物品を検知可能の構成となる。つまり、
最も下流の区間以外の上流側の区間に設けられたセンシ
ングローラは通常状態ではアクチュエータに支持された
制御弁自体の上方位置によってセンシング位置にはない
が、それぞれ隣合う下流側の区間に、例えば物品が滞留
した場合にアクチュエータがオフとなり、制御弁自体の
位置も下がって、この支えが無くなるため、キャリアロ
ーラよりも所定量上方に突出した高さ位置となるため、
搬送される物品によって無用な押圧を受けることがな
く、無用に変位することがない。
【0009】本発明に係るアキュムレーションコンベヤ
において設けた制動部材では、アーム部材の揺動支点を
挟んだ他方の端部を、アクチュエータに連動されること
により、アクチュエータが駆動部材をキャリアローラに
係合させる際には、アーム部材の一方への揺動に伴っ
て、キャリアローラから離間される。また制動部材は、
アクチュエータが駆動部材をキャリアローラから離間さ
せる際には、アーム部材の他方への揺動に伴って、キャ
リアローラに係合される。その際、摺動する回転軸等と
しては、アーム部材の揺動支点のみであるので、騒音及
び振動等が極めて小さい。
【0010】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施例であるアキュムレーションコ
ンベヤを示す図である。この図において、キャリアロー
ラ10は、コンベヤフレーム11(図2)に物品(図示
しない)の搬送方向(矢印Z方向)に沿って多数設けら
れており、アクチュエータ20,21,22,23の作
動によって駆動ベルト12を係合され、駆動ベルト12
に連動して回転する。またキャリアローラ10は、セン
シングローラ30,31,32,33の変位に伴ってア
クチュエータ20,21,22,23が非作動状態とな
ると、駆動ベルト12を離間され、制動装置50(図
2)によって回転を停止される。これにより物品の搬送
及び停止を行う。駆動ベルト12は、搬送方向Zに沿っ
て移動可能なエンドレスベルトであり、図示しないモー
タ等によって常時駆動され、搬送方向Zに沿って移動さ
れる。
【0011】アクチュエータ20,21,22,23
は、所定数(本実施例では5個)のキャリアローラ10
を一区間とした各区間A〜D毎にそれぞれ、センシング
ローラ30,31,32,33に対応する所定数(本実
施例ではセンシングローラ1個に2個の割合)設けられ
ており、図1、図2及び図4に示すように、コンベヤフ
レーム11に固定された支持フレーム13とプレッシャ
ブラケット24との間に介在される。アクチュエータ2
0,21,22,23はそれぞれ、エア供給源であるコ
ンプレッサ等(図示しない)から、対応するメカニカル
バルブ40,41,42,43を介して供給される圧縮
エアによって作動され、プレッシャブラケット24及び
プレッシャホイール25を昇降させることにより、駆動
ベルト12をキャリアローラ10に係合又は離間させ
る。すなわちアクチュエータ20,21,22,23は
それぞれ、各区間A〜Dにおいて、作動時、コンプレッ
サ等から供給される圧縮空気の作用によって、上方に伸
長されてプレッシャブラケット24を押し上げ、プレッ
シャホイール25が駆動ベルト12をキャリアローラ1
0に係合させるように、プレッシャブラケット24を変
位させる。またアクチュエータ20,21,22,23
はそれぞれ、非作動時、圧縮空気の排出によって収縮さ
れ、プレッシャホイール25が駆動ベルト12を解放し
てキャリアローラ10から離間させるように、プレッシ
ャブラケット24を変位させる。
【0012】プレッシャホイール25は、各アクチュエ
ータ20,21,22,23毎にそれぞれ設けられてお
り、プレッシャブラケット24に搬送方向Zに沿って回
転自在に支持される。プレッシャホイール25はそれぞ
れ、各区間A〜Dにおいて、アクチュエータ20,2
1,22,23によるプレッシャブラケット24の変位
に伴って昇降され、駆動ベルト12をキャリアローラ1
0に係合又は離間させる。
【0013】センシングローラ30,31,32,33
は、図1、図2、図4及び図7に示すように、各区間A
〜D毎にそれぞれ1個ずつ設けられており、揺動アーム
34の図7中左端部に、搬送方向Zに沿って回動自在に
支持される。揺動アーム34は、支持フレーム13にピ
ン35を中心として揺動可能に支持される。センシング
ローラ30,31,32,33はそれぞれ、揺動アーム
34におけるピン35を挟んだ図7中左右両側の重量バ
ランスによって、キャリアローラ10よりも所定量上方
に突出した高さ位置(以下、突出位置Eという)に保持
されており、物品に押圧されることによって揺動アーム
34を図7中時計方向に揺動され、突出位置Eからキャ
リアローラ10とほぼ同じ高さ位置(以下、非突出位置
Fという)に変位されることにより、物品を検知可能で
ある。
【0014】センシングローラ30,31,32,33
はそれぞれ、揺動アーム34の図7中右端部近傍に配置
されるメカニカルバルブ40,41,42,43を、変
位に伴って機械的に連動してオン又はオフ状態に切り替
え、コンプレッサ等から各アクチュエータ20,21,
22,23への圧縮エアの供給又は遮断を行う。ここ
で、メカニカルバルブ40については支持フレーム13
に支持されているが、たのメカニカルバルブ41,4
2,43は各アクチュエータ21,22,23が上下動
させるプレッシャブラケット24に支持されている。
【0015】すなわち図1、図2、図3を参照すると、
最も下流の区間Aに設けられたセンシングローラ30に
ついては、物品の滞留が無い場合に揺動アーム34にお
ける重量バランスによって突出位置Eに保持された状態
となり、支持フレーム13に支持されているメカニカル
バルブ40をオン状態とし、区間Aのアクチュエータ2
0及び区間Bのアクチュエータ21を作動させる。また
センシングローラ30は、物品に押圧されて非突出位置
Fに変位された状態において、メカニカルバルブ40を
オフ状態とし、アクチュエータ20,21を非作動状態
とする。
【0016】従って、センシングローラ30の上流側に
隣合う区間Bのセンシングローラ31については、セン
シングローラ30が突出位置Eの状態では、区間Bのア
クチュエータ21の作動によりプレッシャブラケット2
4に支持されているメカニカルバルブ41が後述する所
定の上位置H(図4)にある状態となり、揺動アーム3
4が図1中時計方向に揺動されており、センシングロー
ラ31は非突出位置Fに保持され、メカニカルバルブ4
1をオン状態に保持し、区間Cのアクチュエータ22を
作動状態とする。更に、センシングローラ30が物品に
押圧されて非突出位置Fに変位すると、メカニカルバル
ブ40がオフ状態となり、アクチュエータ21が非作動
状態となるので、メカニカルバルブ41の後述する所定
の下位置L(図5)への下降とともに、揺動アーム34
をメカニカルバルブ41による押圧から解放し、解放さ
れた揺動アーム34の重量バランスによる図1中反時計
方向への揺動によって、センシングローラ31は検出可
能とする突出位置Eに変位される。
【0017】次にセンシングローラ31が物品に押圧さ
れて再び非突出位置Fに変位された状態となると、所定
の下位置Lにあるメカニカルバルブ41をオフ状態と
し、アクチュエータ22を非作動状態とする。そして、
センシングローラ31の上流側に隣合う区間Cのセンシ
ングローラ32及び区間Dのセンシングローラ33につ
いても、順次区間Bのセンシングローラ31の場合と同
様に、変位に伴ってメカニカルバルブ42又は43を連
動してオン又はオフ状態に切り替え、これにより区間D
のアクチュエータ23又は更に上流側のアクチュエータ
(図示しない)を作動又は非作動状態とする。
【0018】つまり区間Aのセンシングローラ30は、
物品によって変位された場合を除いて常に、揺動アーム
34における重量バランスによって突出位置Eに保持さ
れた状態にあり、物品を検知可能である。また区間B〜
Dのセンシングローラ31,32,33はそれぞれ、隣
合う下流側の区間に設けられたセンシングローラが非突
出位置Fに変位されて物品を検知し、それによって対応
するアクチュエータ21,22,23が非作動状態とな
ってメカニカルバルブ41,42,43を所定の下位置
Lに変位させた状態となる時のみ、メカニカルバルブ4
1,42,43による押圧から解放され、揺動アーム3
4における重量バランスによって突出位置Eに変位され
て物品を検知可能となる。
【0019】メカニカルバルブ40,41,42,43
はそれぞれ、コンプレッサ等と各アクチュエータ20,
21,22,23の間のエア管路14中に設けられてお
り、対応するセンシングローラ30,31,32,33
の変位に機械的に連動してオン又はオフ状態に切り替え
られ、コンプレッサ等からアクチュエータ20,21,
22,23への圧縮エアの供給又は遮断を行う。図1及
び図8を参照すると、メカニカルバルブ40,41,4
2,43はそれぞれ、センサ部44をスプリング45の
付勢力によって突出させて、図8中上側に示すオフ状態
となり、コンプレッサ等から対応するアクチュエータ2
0,21,22,23への圧縮エアの供給を遮断する。
またメカニカルバルブ40,41,42,43はそれぞ
れ、センサ部44がスプリング45の付勢力に抗する揺
動アーム34によって押圧され、図8中下側に示すオン
状態となり、コンプレッサ等からの圧縮エアを対応する
アクチュエータ20,21,22,23に供給する。
【0020】メカニカルバルブ40の作用をまとめる
と、図1、図2及び図3に示すように、まず、このメカ
ニカルバルブ40は区間Aのアクチュエータ20を支持
する支持フレーム13に固定部材46を介して固定され
ている。そして、物品の無い状態であるところのセンシ
ングローラ30が突出位置Eにある図2に示す状態で、
センサ部44がセンシングローラ30の揺動アーム34
に押圧されてオン状態に保持され、コンプレッサ等から
の圧縮エアをアクチュエータ20及びアクチュエータ2
1に供給する。センシングローラ30上に物品が乗って
いる状態では、図3に示すように非突出位置Fに変位さ
れ、センサ部44がスプリング45(図8)の付勢力に
よって突出してオフ状態となり、アクチュエータ20,
21への圧縮エアの供給が遮断される。また、これらの
圧縮エア供給制御に伴って区間Bのプレッシャブラケッ
ト24に固定されているメカニカルバルブ41自体の上
下動も行うことになる。
【0021】メカニカルバルブ41の作用をまとめる
と、図1、図4〜図6に示すように、まず、このメカニ
カルバルブ41は上述のように区間Bのアクチュエータ
21によって変位されるプレッシャブラケット24に固
定部材47を介して固定されている。つまりアクチュエ
ータ21の作動時には所定の上位置H(図4)に、アク
チュエータ21の非作動時には所定の下位置L(図5及
び図6)に変位する。従って、センシングローラ31を
検出可能状態とするための媒介となる。更に、メカニカ
ルバルブ41は、センシングローラ31の変位に連動し
てオン又はオフ状態に切り替えられ、コンプレッサ等か
ら区間Cのアクチュエータ22への圧縮エアの供給又は
遮断を行う。
【0022】すなわちメカニカルバルブ41は、図4に
示すようにアクチュエータ21が作動された物品搬送状
態において、所定の上位置Hに保持され、センサ部44
がセンシングローラ31の揺動アーム34に当接して押
圧される。これによりメカニカルバルブ41は、オン状
態に保持されてコンプレッサ等からの圧縮エアをアクチ
ュエータ22に供給するとともに、センシングローラ3
1の揺動アーム34を図1中時計方向に揺動させた状態
に保持し、センシングローラ31を非突出位置Fに保持
する。またメカニカルバルブ41は、図5に示すように
アクチュエータ21が非作動状態となると、所定の下位
置Lに変位される。メカニカルバルブ41は、所定の下
位置Lにおいて、センシングローラ31の揺動アーム3
4を押圧から解放するが、解放された揺動アーム34が
重量バランスによって図1中反時計方向に揺動すること
により、センサ部44を揺動アーム34に押圧されたま
まとなる。これにより、メカニカルバルブ41はオン状
態に保持され、アクチュエータ22を作動状態に保持す
る。更に、図6に示すように、センシングローラ31が
物品に押圧されて再び非突出位置Fに変位される状態と
なると、揺動アーム34が図1中時計方向に揺動され、
センサ部44を揺動アーム34による押圧から解放され
る。これによりメカニカルバルブ41は、オフ状態とな
ってアクチュエータ22への圧縮エアの供給を遮断す
る。
【0023】他のメカニカルバルブ42,43も、メカ
ニカルバルブ41と同様に構成される。すなわち図1、
図4〜図6を参照すると、メカニカルバルブ42,43
はそれぞれ、区間Cのアクチュエータ22又は区間Dの
アクチュエータ23によって変位されるプレッシャブラ
ケット24に、固定部材47を介して固定されており、
アクチュエータ22,23の作動時には所定の上位置H
に、アクチュエータ22,23の非作動時には所定の下
位置Lに保持される。メカニカルバルブ42,43はそ
れぞれ、センシングローラ32,33の変位に連動して
オン又はオフ状態に切り替えられ、コンプレッサ等から
アクチュエータ23又は更に上流側のアクチュエータ
(図示しない)への圧縮エアの供給又は遮断を行う。
【0024】図1〜図6及び図9を参照すると、制動装
置50は、アクチュエータ20,21,22,23に対
応して各区間A〜D毎にそれぞれ設けられており、対応
するアクチュエータ20,21,22,23に連動して
作動される。各制動装置50においては、キャリアロー
ラ10を制動するブレーキパッド51がそれぞれ、ブレ
ーキブラケット52の上面に固定されており、ブレーキ
ブラケット52は、搬送方向Zに隣合う複数のブレーキ
アーム53の上面に固定される。ブレーキアーム53は
それぞれ、支持フレーム13に固定されたピボットブラ
ケット54に、ピン55を中心として揺動可能に支持さ
れており、支持フレーム13との間に設けられたスプリ
ング56によって、図中反時計方向に常時付勢される。
ブレーキアーム53の左下端部には、係合部57が形成
されており、ブレーキアーム53は、アクチュエータ2
0,21,22,23の作動に伴って変位されるプレッ
シャブラケット24を、係合部57に係合されることに
より、スプリング56の付勢力に抗して図中時計方向に
揺動される。
【0025】本実施例全体の作用を、図1〜図6を参照
して説明する。区間Aにおいて、センシングローラ30
が物品によって押圧されず、突出位置Eにあって、メカ
ニカルバルブ40がオン状態に保持された状態では、図
2及び図4に示すようにアクチュエータ20,21が作
動されており、ブレーキアーム53がスプリング56の
付勢力に抗して図2中時計方向に揺動され、ブレーキパ
ッド51を各キャリアローラ10から離間させるととも
に、プレッシャホイール25が駆動ベルト12をキャリ
アローラ10に係合させる。これにより区間A及び区間
Bにおいて、各キャリアローラ10が駆動ベルト12に
連動して回転し、物品を搬送方向Zに沿って搬送する。
このときセンシングローラ31は、図4に示すように、
アクチュエータ21によって所定の上位置Hに保持され
たメカニカルバルブ41により、揺動アーム34を図1
中時計方向に揺動されて非突出位置Fに保持される。
【0026】区間Cにおいては、所定の上位置Hに保持
されたメカニカルバルブ41が、センサ部44をセンシ
ングローラ31の揺動アーム34に押圧されてオン状態
であることにより、アクチュエータ22が作動されてお
り、ブレーキアーム53がスプリング56の付勢力に抗
して揺動され、ブレーキパッド51を各キャリアローラ
10から離間させるとともに、プレッシャホイール25
が駆動ベルト12をキャリアローラ10に係合させる。
これにより区間Cにおいても、各キャリアローラ10が
駆動ベルト12に連動して回転し、物品を搬送方向Zに
沿って搬送する。このときセンシングローラ32は、ア
クチュエータ22によって所定の上位置Hに保持された
メカニカルバルブ42により、揺動アーム34を揺動さ
れて非突出位置Fに保持される。
【0027】区間Dにおいては、所定の上位置Hに保持
されたメカニカルバルブ42が、センサ部44を揺動ア
ーム34に押圧されてオン状態であることにより、アク
チュエータ23が作動されており、ブレーキアーム53
がスプリング56の付勢力に抗して揺動され、ブレーキ
パッド51を各キャリアローラ10から離間させるとと
もに、プレッシャホイール25が駆動ベルト12をキャ
リアローラ10に係合させる。これにより区間Dにおい
ても、各キャリアローラ10が駆動ベルト12に連動し
て回転し、物品を搬送方向Zに沿って搬送する。このと
きセンシングローラ33は、アクチュエータ23によっ
て所定の上位置Hに保持されたメカニカルバルブ43に
より、揺動アーム34を揺動されて非突出位置Fに保持
される。
【0028】次に、区間Aにおいて、キャリアローラ1
0上を搬送されてきた物品が、センシングローラ30を
押圧し、図3に示すように、センシングローラ30が非
突出位置Fに変位されると、センシングローラ30の揺
動アーム34は図1中時計方向に揺動する。揺動アーム
34の揺動に伴って、メカニカルバルブ40がセンサ部
44を突出させてオフ状態となり、アクチュエータ2
0,21を非作動状態とする。これにより区間A及びB
において、駆動ベルト12がプレッシャホイール25か
ら解放され、キャリアローラ10から離間されるととも
に、ブレーキアーム53がスプリング56の付勢力によ
って図3中反時計方向に揺動され、ブレーキパッド51
が各キャリアローラ10の回転を同期して停止させる。
アクチュエータ21が非作動状態となって、図5に示す
ように、メカニカルバルブ41が所定の下位置Lに変位
されると、センシングローラ31の揺動アーム34が、
メカニカルバルブ41による押圧から解放される。解放
された揺動アーム34は、メカニカルバルブ41のセン
サ部44を押圧したまま、重量バランスによって図1中
反時計方向に揺動し、センシングローラ31を突出位置
Eに変位させて物品を検知可能とする。このときセンシ
ングローラ32,33は、非突出位置Fに保持されたま
まである。
【0029】そして区間Aに物品が滞留し、区間Bにお
いて、センシングローラ31が物品に押圧されて、図6
に示すように非突出位置Fに変位されると、センシング
ローラ31の揺動アーム34は図1中時計方向に揺動す
る。揺動アーム34の揺動に伴って、メカニカルバルブ
41がセンサ部44を突出させてオフ状態となり、アク
チュエータ22を非作動状態とする。これにより区間C
において、駆動ベルト12がプレッシャホイール25か
ら解放され、キャリアローラ10から離間されるととも
に、ブレーキアーム53がスプリング56の付勢力によ
って揺動され、ブレーキパッド51が各キャリアローラ
10の回転を同期して停止させる。アクチュエータ22
が非作動状態となって、メカニカルバルブ42が所定の
下位置Lに変位されると、センシングローラ32の揺動
アーム34が、メカニカルバルブ42による押圧から解
放される。解放された揺動アーム34は、メカニカルバ
ルブ42のセンサ部44をオフ状態に保持したまま、重
量バランスによって図1中反時計方向に揺動し、センシ
ングローラ32を突出位置Eに変位させて物品を検知可
能とする。このときセンシングローラ33は、非突出位
置Fに保持されたままである。
【0030】更に、区間A及び区間Bに物品が滞留し、
区間Cにおいて、センシングローラ32が物品に押圧さ
れて非突出位置Fに変位されると、センシングローラ3
2の揺動アーム34は図1中時計方向に揺動する。揺動
アーム34の揺動に伴って、メカニカルバルブ42がセ
ンサ部44を突出させてオフ状態となり、アクチュエー
タ23を非作動状態とする。これにより区間Dにおい
て、駆動ベルト12がプレッシャホイール25から解放
され、キャリアローラ10から離間されるとともに、ブ
レーキアーム53がスプリング56の付勢力によって揺
動され、ブレーキパッド51が各キャリアローラ10の
回転を同期して停止させる。
【0031】以後、区間Dより更に上流側の区間におい
ても、上述した区間A〜Dの場合と同様にして、非突出
位置Fにあったセンシングローラが、突出位置Eに順次
変位されて物品を検知可能となり、かつ、非突出位置F
への変位によって物品を検知すると、対応するメカバル
ブをオフ状態として、上流側に隣合う区間のアクチュエ
ータ(図示しない)を非作動状態とする。これにより物
品が滞留した区間においては、駆動ベルト12がプレッ
シャホイール25から解放されてキャリアローラ10か
ら離間されるとともに、制動装置50がキャリアローラ
10を制動し、キャリアローラ10の回転が順次停止さ
れる。
【0032】なお図4に示す状態から、アクチュエータ
21,22,23が非作動状態となって、メカニカルバ
ルブ41,42,43が所定の下位置Lに変位された図
5に示す状態となった際、各センシングローラ31,3
2,33は、揺動アーム34の図1中反時計方向への揺
動に伴って、突出位置Eに変位されるが、このとき各セ
ンシングローラ31,32,33が、既に物品によって
押圧されている場合には、突出位置Eに変位できないこ
とになる。しかしこの場合でも、センシングローラ3
1,32,33が一旦突出位置Eに変位された後、物品
に押圧されて再び非突出位置Fに変位された場合と同様
に、所定の下位置Lにあるメカニカルバルブ41,4
2,43は、センサ部44を突出させたオフ状態に保持
される。つまりセンシングローラ31,32,33は、
突出位置Eに変位されることなく、突出位置Eに変位で
きないことによって物品を検知し、以後、上述したのと
同様に作動する。
【0033】以上のように上記実施例によれば、センシ
ングローラ30は、物品によって変位された場合を除い
て常に、揺動アーム34における重量バランスによって
突出位置Eに保持された状態にあり、物品を検知可能で
ある。またセンシングローラ31,32,33はそれぞ
れ、隣合う下流側の区間に設けられたセンシングローラ
が、非突出位置Fに変位されて物品を検知しており、対
応するアクチュエータ21,22,23が非作動状態と
なってメカニカルバルブ41,42,43が所定の下位
置Lにある状態でのみ、メカニカルバルブ41,42,
43から解放されて揺動アーム34における重量バラン
スによって突出位置Eに変位され、物品を検知可能な状
態となるので、隣合う下流側の区間A〜Dに、例えば物
品が滞留するまでは、センシングローラ31,32,3
3は非突出位置Fに保持される。したがってセンシング
ローラ31,32,33が、搬送される物品によって無
用に変位されることを確実に防止することができ、か
つ、センシングローラ31,32,33による物品の進
路の乱れを確実に防止することができる。これにより、
物品の搬送及び停止を円滑かつ確実に行うことができ
る。
【0034】また制動装置50のブレーキパッド51
は、ブレーキアーム53の係合部57を、アクチュエー
タ20,21,22,23の作動に伴ってプレッシャブ
ラケット24に連動されることにより、アクチュエータ
20,21,22,23が駆動ベルト12をキャリアロ
ーラ10に係合させる際には、スプリング56の付勢力
に抗したブレーキアーム53の揺動に伴ってキャリアロ
ーラ10から離間され、かつ、アクチュエータ20,2
1,22,23が駆動ベルト12をキャリアローラ10
から離間させる際には、スプリング56の付勢力による
ブレーキアーム53の揺動に伴って、キャリアローラ1
0に係合される。これにより、構造が簡単であって部品
点数及びコストを低減することができ、しかも回転軸等
の摺動箇所が、ブレーキアーム53の揺動支点であるピ
ン55と、ピボットブラケット54との間一か所だけで
あるので、作動に伴う騒音及び振動等を極めて小さく抑
えることができる。
【0035】なお上記実施例では、アクチュエータ2
0,21,22,23は、センシングローラ30,3
1,32,33の変位に機械的に連動されるメカニカル
バルブ40,41,42,43によって、作動又は非作
動状態となるように構成したが、メカニカルバルブ4
0,41,42,43に代えて電磁制御弁(図示しな
い)を用いるとともに、センシングローラ30,31,
32,33の変位をセンサ等(図示しない)によって電
気的に検出し、これらセンサ等による検出信号に基づい
て、マイコン等からなる制御装置(図示しない)によっ
て電磁制御弁を所要の状態に切り替え、アクチュエータ
20,21,22,23の作動を制御するように構成し
てもよい。また区間Aのセンシングローラ30に代えて
光電管(図示しない)を用い、メカニカルバルブ40
が、光電管からの信号に基づくアクチュエータ(図示し
ない)の作動により、所要のオン又はオフ状態に切り替
えられるように構成してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、最も下流
の区間に設けられたセンシングローラは、常にキャリア
ローラよりも所定量上方に突出した高さ位置にあって物
品を検知可能であり、かつ、最も下流の区間以外の上流
側の区間に設けられたセンシングローラはそれぞれ、隣
合う下流側の区間に設けられたセンシングローラが、キ
ャリアローラとほぼ同じ高さ位置に変位されて物品を検
知している状態でのみ、キャリアローラよりも所定量上
方に突出した高さ位置となって物品を検知可能であるの
で、最も下流の区間以外の上流側の区間に設けられたセ
ンシングローラはそれぞれ、隣合う下流側の区間に物品
が例えば滞留した場合に初めて、キャリアローラよりも
所定量上方に突出した高さ位置となる。したがって、搬
送される物品によるセンシングローラの無用な変位と、
対応するアクチュエータの無用な作動を確実に防止する
ことができ、かつ、センシングローラによる物品の進路
の乱れを確実に防止することができる。これにより、物
品の搬送及び停止を円滑かつ確実に行うことができる。
また本発明によれば、制動部材は、アーム部材の揺動支
点を挟んだ他方の端部を、アクチュエータに連動される
ことにより、アクチュエータが駆動部材をキャリアロー
ラに係合させる際には、アーム部材の一方への揺動に伴
ってキャリアローラから離間され、かつ、アクチュエー
タが駆動部材をキャリアローラから離間させる際には、
アーム部材の他方への揺動に伴ってキャリアローラに係
合されるので、構造が簡単であって回転軸等の摺動箇所
が少なく、騒音及び振動等の極めて小さい制動装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるアキュムレーションコ
ンベヤを示す概略側面図である。
【図2】図1のアキュムレーションコンベヤの区間Aの
センシングローラが突出位置Eにある状態を示す図であ
る。
【図3】図1のアキュムレーションコンベヤの区間Aの
センシングローラが非突出位置Fにある状態を示す図で
ある。
【図4】図1のアキュムレーションコンベヤの区間Bの
メカニカルバルブが所定の上位置Hにあって、区間Bの
センシングローラが非突出位置Fにある状態を示す図で
ある。
【図5】図1のアキュムレーションコンベヤの区間Bの
メカニカルバルブが所定の下位置Lにあって、区間Bの
センシングローラが突出位置Eにある状態を示す図であ
る。
【図6】図1のアキュムレーションコンベヤの区間Bの
メカニカルバルブが所定の下位置Lにあって、区間Bの
センシングローラが非突出位置Fにある状態を示す図で
ある。
【図7】センシングローラ、揺動アーム及びメカニカル
バルブの作動関係を説明するための概略側面図である。
【図8】メカニカルバルブの構造を模式的に示す図であ
る。
【図9】制動装置の各部材を示す分解斜視図である。
【図10】従来のアキュムレーションコンベヤの一部を
切り欠いた部分側面図である。
【符号の説明】
10 キャリアローラ 11 コンベヤフレーム 12 駆動部材(駆動ベルト) 13 支持フレーム 20,21,22,23 アクチュエータ 30 最も下流の区間に設けられたセンシングローラ
(区間Aのセンシングローラ) 31,32,33 最も下流の区間以外の上流側の区間
に設けられたセンシングローラ(区間B〜Dのセンシン
グローラ) 34 揺動アーム 40,41,42,43 メカニカルバルブ 50 制動装置 51 制動部材(ブレーキパッド) 53 アーム部材(ブレーキアーム) 55 揺動支点(ピン) 57 他方の端部(係合部) Z 搬送方向 A 最も下流の区間 B〜D 最も下流の区間以外の上流側の区間 E キャリアローラよりも所定量上方に突出した高さ位
置 F キャリアローラとほぼ同じ高さ位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 栄一 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の搬送方向(Z)に沿って多数設け
    られたキャリアローラ(10)上の物品の搬送及び停止
    を行うアキュムレーションコンベヤにおいて、 キャリアローラ(10)に接して物品の搬送方向(Z)
    移動のための駆動を伝える駆動部材(12)と、 キャリアローラ(10)の所定数を一区間とした各区間
    (A〜D)毎に設けられ、各区間ごとの駆動部材(1
    2)とキャリアローラ(10)との係合又は離間にオン
    とオフが対応しているアクチュエータ(20,21,2
    2,23)と、 最下流区間(A)での物品の搬送及び停止を検出する検
    出手段(30)と、 前記検出手段(30)の検出結果に対応して該最下流区
    間(A)及びその上流側の区間(B)のアクチュエータ
    (20,21)をオン・オフする制御弁手段(40)
    と、 最下流区間(A)以外の前記各区間(B〜D)毎にそれ
    ぞれ設けられ、キャリアローラ(10)よりも所定量上
    方に突出した高さの検出可能位置(E)とキャリアロー
    ラ(10)とほぼ同じ高さの検出不能位置(F)との間
    を揺動可能で、物品によって変位されることにより、物
    品を検知可能なセンシングローラ(31,32,33)
    と、 最下流区間(A)以外の前記各区間(B〜D)に対応す
    るアクチュエータ(21,22,23)に各々支持され
    て上下し、その位置移動によって同区間(B〜D)のセ
    ンシングローラ(31,32,33)を揺動させ、且
    つ、各々の一つ上流のアクチュエータ(22,23)に
    接続し、同区間(B〜D)のセンシングローラ(31,
    32,33)の検出結果を各々の上流のアクチュエータ
    (22,23)に伝える制御弁手段(41,42,4
    3)とが備えられていることを特徴とするアキュムレー
    ションコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータ(20,21,2
    2,23)に対応して各区間(A〜D)毎にそれぞれ設
    けられ、対応するアクチュエータ(20,21,22,
    23)に連動して作動する制動装置(50)を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のアキュムレーションコン
    ベヤ。
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