JPH10309535A - 紙葉類の異物検知装置 - Google Patents

紙葉類の異物検知装置

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JPH10309535A
JPH10309535A JP12226997A JP12226997A JPH10309535A JP H10309535 A JPH10309535 A JP H10309535A JP 12226997 A JP12226997 A JP 12226997A JP 12226997 A JP12226997 A JP 12226997A JP H10309535 A JPH10309535 A JP H10309535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displacement detection
foreign matter
transport
paper sheets
pickups
Prior art date
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Pending
Application number
JP12226997A
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English (en)
Inventor
Akira Koizumi
亮 小泉
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物検出上の信頼性を高めるとともに、搬送
時において紙葉類の破損発生を防止する。 【解決手段】 紙葉類15を挾持して搬送する搬送ベル
ト12a,12bと、これら搬送ベルト12a,12b
の側方に配設されかつ搬送方向Bに所定の間隔をもって
並設され搬送面Aと直角な方向に並列する変位検出用ピ
ックアップ16a〜18aからなる変位検出用ピックア
ップ集合体16〜18とを備え、これら各変位検出用ピ
ックアップ集合体16〜18は、各変位検出用ピックア
ップ16a〜18aが搬送面A上において搬送方向Bと
直角な方向に進退するベアリング19およびこのベアリ
ング19の進退によってスイッチON・OFF状態とす
る変位検出用センサ20を有し、変位検出用ピックアッ
プ16a〜18aの並列方向に互いにずらした位置に位
置付けられている構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばボールペ
ン,印鑑等の異物が混入している郵便物を検知する場合
に使用して好適な紙葉類の異物検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種紙葉類の異物検知装置に
は、例えば図6に示すようなものが採用されている。こ
の異物検知装置につき、同図を用いて説明すると、同図
において、符号1で示す異物検知装置は、搬送ベルト2
とガイドローラ3とテンションローラ4と変位検出用ス
イッチ5とを備えている。
【0003】搬送ベルト2は、郵便物(図示せず)を挾
持して搬送する一対の搬送ベルト2a,2bからなり、
駆動源(図示せず)によって搬送方向に駆動される。ガ
イドローラ3は、それぞれが前後方向に若干ずらした位
置に位置する二つのガイドローラ3a,3bからなり、
搬送ベルト2の前方に配設されている。
【0004】テンションローラ4は、搬送ベルト2の反
ガイドローラ側に配設され、かつ装置筐体(図示せず)
内における回動レバー6の一端部に回転自在に枢支され
ている。このテンションローラ4は、引張コイルスプリ
ング7によって回動レバー6を介し矢印a方向に常時付
勢されている。
【0005】変位検出用スイッチ5は、回動レバー6の
回動量に応じてスイッチON・OFF状態とし、装置筐
体(図示せず)内に配設されている。
【0006】このように構成された紙葉類の異物検知装
置において、郵便物内の異物を検知するには、郵便物
(図示せず)がテンションローラ4とガイドローラ3a
との間に臨むと、郵便物(図示せず)内に異物が混入し
ている場合に異物によってテンションローラ4が作用力
を受け、回動レバー6が引張コイルスプリング7の弾撥
力に抗して回動し変位検出用スイッチ5がスイッチON
状態とすることにより行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の紙葉
類の異物検知装置においては、郵便物(図示せず)の幅
方向寸法より小さいローラ幅(上下)方向寸法をもつ単
一のテンションローラ4を備えており、このためテンシ
ョンローラ4の軸線方向上側あるいは下側に郵便物(図
示せず)内の異物が偏っていた場合に異物を検出するこ
とができず、異物検出上の信頼性が低下するという問題
があった。
【0008】また、この種紙葉類の異物検知装置におい
ては、単一の引張コイルスプリング7の弾撥力がテンシ
ョンローラ4,搬送ベルト2を介して郵便物(図示せ
ず)に付与されるものであるため、引張コイルスプリン
グ7の弾撥力すなわちテンションローラ4による搬送ベ
ルト2に対する接触力を比較的大きな作用力に設定する
必要があった。
【0009】これは、引張コイルスプリング7の弾撥力
が過度に小さいと、異物の無い郵便物(図示せず)が搬
送された場合に搬送面の段差や郵便物(図示せず)の凸
部によってテンションローラ4に小さな作用力が加わっ
ただけでも、引張コイルスプリング7の弾撥力に抗して
テンションローラ4が変位し、変位検出用スイッチ5が
「異物有り」として誤検出してしまうことがあるからで
ある。
【0010】この結果、テンションローラ4による大き
な作用力が搬送ベルト2を介して郵便物(図示せず)に
作用し、郵便物(図示せず)が搬送時に破損するという
問題もあった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、異物検出上の信頼性を高めることができるとと
もに、搬送時において紙葉類の破損発生を防止すること
ができる紙葉類の異物検知装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の紙葉類の異物検知装置は、
紙葉類を挾持して搬送する一組の搬送ベルトと、これら
搬送ベルトのベルト面と直角な方向に配設されかつ搬送
方向に所定の間隔をもって並設され搬送面と直角な方向
に並列する多数の変位検出用ピックアップからなる複数
の変位検出用ピックアップ集合体とを備え、これら各変
位検出用ピックアップ集合体は、各変位検出用ピックア
ップが搬送面上において搬送方向と直角な方向に進退す
るベアリングおよびこのベアリングの進退によってスイ
ッチON・OFF状態とする変位検出用センサを有し、
変位検出用ピックアップの並列方向に互いにずらした位
置に位置付けられている構成としてある。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の紙
葉類の異物検知装置において、搬送ベルトのベアリング
非接触側にガイドが配設されている構成としてある。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の紙葉類の異物検知装置において、搬送ベルトが緩
衝部材からなる構成としてある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1および図2は本発明の第
一実施形態に係る紙葉類の異物検知装置を示す平面図と
側面図である。同図において、符号11で示す異物検知
装置は、搬送ベルト12とガイド13と変位検出用ピッ
クアップ集合体14とを備えている。
【0016】搬送ベルト12は、紙葉類としての郵便物
15を搬送して矢印b方向に搬送する一組の搬送ベルト
12a、12bからなり、全体が布,ゴム等の緩衝部材
によって形成されている。搬送ベルト12aは搬送方向
Bに沿って駆動し、搬送ベルト12bは搬送方向Bを一
辺とする三角形の各辺上を駆動する。
【0017】ガイド12は、搬送面Aと直角な扁平面1
2aを有し、搬送ベルト12aのベアリング非接触側に
配設されている。これにより、郵便物15がガイド12
の扁平面12a上を搬送方向Bに沿って搬送される。
【0018】変位検出用ピックアップ集合体14は、多
数の変位検出用ピックアップ集合体16〜18からな
り、搬送ベルト12のベルト面と直角な方向(搬送ベル
ト12の反ガイド側)に配設され、かつ搬送方向Bに所
定の間隔をもって並設されている。これら各変位検出用
ピックアップ集合体16〜18は、搬送面Aと直角な方
向に並列する多数の変位検出用ピックアップ16a〜1
8aからなり、変位検出用ピックアップ16a〜18a
の並列方向に互いにずらした位置に位置付けられてい
る。
【0019】これら各変位検出用ピックアップ16a〜
18aは、同一に構成されているため、一の変位検出用
ピックアップ(例えば変位検出用ピックアップ16a)
についてのみ説明すると、変位検出用ピックアップ16
aは、搬送面A上において搬送方向Bと直角な方向(矢
印方向Y,S)に進退するベアリング19およびこのベ
アリング19の進退によってスイッチON・OFF状態
とする変位検出用センサ20を有している。
【0020】各ベアリング19は、圧縮コイルスプリン
グ21によってガイド側に常時付勢されている。各変位
検出用センサ20は各ベアリング19の矢印Y方向への
往動(前進)によってスイッチON状態とし、矢印S方
向への復動(後退)によってスイッチOFF状態とす
る。なお、22〜24は搬送ベルト12bを搬送方向B
に駆動するためのローラである。
【0021】このように構成された紙葉類の異物検知装
置において、郵便物15内の異物を検知するには、搬送
ベルト12a,12bによって郵便物15がガイド12
の扁平面12a上に達すると、郵便物15内に異物(図
1および図2に図示せず)が混入している場合にこの異
物によってベアリング19が作用力を受け、圧縮コイル
スプリング21の弾撥力に抗して矢印Y方向に往動し変
位検出用センサ20がスイッチON状態とする。
【0022】この場合、各変位検出用ピックアップ16
a〜18aが図2に示すように互いに変位検出用ピック
アップ16a〜18aの並列方向にずらした位置に位置
付けられているので、図3〜図5に示すように郵便物1
5内において異物15aが上下方向三位置に偏っていて
も、異物15aからいずれかのベアリング19が作用力
を受け、このベアリング19に対応する変位検出用セン
サ20をスイッチON状態とし、異物15aが検出され
る。
【0023】一方、郵便物15内に異物15aが混入し
ていない場合には、各ベアリング19が矢印Y方向に往
動するような作用力を受けず、変位検出用センサ20が
スイッチOFF状態のままである。
【0024】また、本実施形態においては、郵便物15
の搬送時に多数のベアリング19による作用力が搬送ベ
ルト12を介して郵便物15に加わることになるから、
各ベアリング19による郵便物15に対する作用力を比
較的小さい作用力に設定することができる。
【0025】なお、本実施形態においては、紙葉類とし
て郵便物を検出する場合に適用する例を説明したが、本
発明はこれに限定されず、他の紙葉類を検出する場合に
も実施形態と同様に適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
葉類を挾持して搬送する一組の搬送ベルトと、これら搬
送ベルトのベルト面と直角な方向に配設されかつ搬送方
向に所定の間隔をもって並設され搬送面と直角な方向に
並列する多数の変位検出用ピックアップからなる複数の
変位検出用ピックアップ集合体とを備え、これら各変位
検出用ピックアップ集合体は、各変位検出用ピックアッ
プが搬送面上において搬送方向と直角な方向に進退する
ベアリングおよびこのベアリングの進退によってスイッ
チON・OFF状態とする変位検出用センサを有し、変
位検出用ピックアップの並列方向に互いにずらした位置
に位置付けられているので、郵便物内の異物が偏ってい
た場合にも異物を検出することができ、異物検出上の信
頼性を高めることができる。
【0027】また、郵便物の搬送時に多数のベアリング
による作用力が搬送ベルトを介して郵便物に加わること
になるから、各ベアリングによる郵便物に対する作用力
を比較的小さい作用力に設定することができ、搬送時に
おいて紙葉類の破損発生を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る紙葉類の異物検知
装置を示す平面図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係る紙葉類の異物検知
装置を示す側面図である。
【図3】本発明の第一実施形態に係る紙葉類の異物検知
装置による異物検出(1)を説明するために示す側面図
である。
【図4】本発明の第一実施形態に係る紙葉類の異物検知
装置による異物検出(2)を説明するために示す側面図
である。
【図5】本発明の第一実施形態に係る紙葉類の異物検知
装置による異物検出(3)を説明するために示す側面図
である。
【図6】従来の紙葉類の異物検知装置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
11 異物検知装置 12,12a,12b 搬送ベルト 14,16〜18 変位検出用ピックアップ集合体 16a〜18a 変位検出用ピックアップ 19 ベアリング 20 変位検出用センサ A 搬送面 B 搬送方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を挾持して搬送する一組の搬送ベ
    ルトと、 これら搬送ベルトのベルト面と直角な方向に配設され、
    かつ搬送方向に所定の間隔をもって並設され、搬送面と
    直角な方向に並列する多数の変位検出用ピックアップか
    らなる複数の変位検出用ピックアップ集合体とを備え、 これら各変位検出用ピックアップ集合体は、前記各変位
    検出用ピックアップが搬送面上において搬送方向と直角
    な方向に進退するベアリングおよびこのベアリングの進
    退によってスイッチON・OFF状態とする変位検出用
    センサを有し、前記変位検出用ピックアップの並列方向
    に互いにずらした位置に位置付けられていることを特徴
    とする紙葉類の異物検知装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ベルトのベアリング非接触側に
    ガイドが配設されていることを特徴とする紙葉類の異物
    検知装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送ベルトが緩衝部材からなること
    を特徴とする請求項1または2記載の紙葉類の異物検知
    装置。
JP12226997A 1997-05-13 1997-05-13 紙葉類の異物検知装置 Pending JPH10309535A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1860049A1 (en) 2006-05-26 2007-11-28 Pitney Bowes Inc. Method for optimally loading objects into storage/transport containers
FR2944718A1 (fr) * 2009-04-28 2010-10-29 Solystic Procede pour detecter des envois postaux ouverts tels que magazines sans enveloppe.

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