JPH08133437A - 制動装置 - Google Patents

制動装置

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JPH08133437A
JPH08133437A JP27670894A JP27670894A JPH08133437A JP H08133437 A JPH08133437 A JP H08133437A JP 27670894 A JP27670894 A JP 27670894A JP 27670894 A JP27670894 A JP 27670894A JP H08133437 A JPH08133437 A JP H08133437A
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JP
Japan
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conveyor
brake pad
roller
actuator
support
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Withdrawn
Application number
JP27670894A
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English (en)
Inventor
Kozo Imaizumi
幸三 今泉
Shuji Kojima
修司 小嶋
Susumu Ueno
晋 上野
Eiichi Kudo
栄一 工藤
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のコンベヤローラを確実に制動させ、安
価に製造できる制動装置を提供する。 【構成】 制動装置(40)は、複数の前記コンベヤロ
ーラ(10)の周面に対向して支持され前記搬送方向
(A)に沿った長手状の中空弾性体からなるブレーキパ
ッド(31)と、前記ブレーキパッド(31)を前記コ
ンベヤローラ(10)に離接するアクチュエータ(3
2)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の搬送方向に沿っ
てコンベヤフレームに多数設けられたコンベヤローラを
制動する制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベヤローラの制動装置は、アキュム
レーションコンベヤやグラビティコンベヤ等に装備され
て用いられている。制動装置を備えたコンベヤとして、
図9〜図11に示すように構成したアキュムレーション
コンベヤが、特願平6−52110号により提案されて
いる。図9はアキュムレーションコンベヤの平面図であ
り、図10は図9のE−E矢視図であり、図11は要部
斜視図である。アキュムレーションコンベヤ20は、図
9に示すようにコンベヤフレーム11における物品の搬
送方向(矢印A方向)に沿って所定の間隔をあけて多数
設けられたコンベヤローラ10の所定数を1区間とし
て、各区間毎に設けられている。図10に示すように、
アキュムレーションコンベヤ20は、常時回転駆動され
ている駆動ベルト21を、コンベヤローラ10に押圧す
ることによりコンベヤローラ10を回転駆動し、またブ
レーキパッド31をコンベヤローラ10に押圧すること
によりコンベヤローラ10を制動するようになってい
る。
【0003】図10及び図11に示すように、ホイール
支持体26及びブレーキパッド支持体29はそれぞれ、
連結部材24を介して揺動中心軸22に相対回転可能に
支持される。ホイール支持体26には、駆動ベルト21
をコンベヤローラ10側に押圧可能な押圧ホイール28
が回転自在に支持されている。押圧ホイール28は各コ
ンベヤローラ10に対応して同数設けられている。ブレ
ーキパッド支持体29の上面には、コンベヤローラ10
に弾性的に接触してブレーキを掛けるブレーキパッド3
1が固定される。ホイール支持体26とブラケット23
との間には、圧縮空気の供給により伸長し、また排出に
より収縮するアクチュエータ32が設けられている。コ
ンベヤローラ10の間に適宜設けられたセンシングロー
ラ33が物品を検出していないときは、アクチュエータ
32には圧縮空気が供給されており、押圧ホイール28
が駆動ベルト21をコンベヤローラ10に押圧してコン
ベヤベルト10を回転駆動している。また、センシング
ローラ33が物品を検出したときに、アクチュエータ3
2から圧縮空気が排出され、押圧ホイール28による駆
動ベルト21の押圧が解除され、逆にブレーキパッド3
1がコンベヤローラ10に押圧される。これにより物品
が滞留しているときは、コンベヤローラ10を確実に制
動することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のコ
ンベヤにおいては、図11に示すように、各コンベヤロ
ーラに接触してブレーキをかけるブレーキパッドが羊羹
形状の中実弾性体で構成されていて弾性範囲が限定され
ていた。このため、弾性範囲を越えてコンベヤローラと
ブレーキパッドとが接触し続けていると、ブレーキパッ
ドが磨耗して削り取られてしまう。また、図示の例のよ
うに、ブレーキをかけるコンベヤローラが複数の場合、
コンベヤローラの高さが均一になっていないと、ブレー
キの掛かり具合にむらが生じ、止まらないコンベヤロー
ラもあった。この場合は、物品の搬送速度も均一化され
ず、搬送中に物品どうしが衝突して破損する等の事故が
発生しやすい。更に、ブレーキパッドが中実の弾性体で
あるため高価であり、これがコスト高の一因になってい
た。本発明の目的は、多数のコンベヤローラを確実に制
動させることができ、安価に製造できる制動装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、物
品の搬送方向に沿ってコンベヤフレームに多数設けられ
たコンベヤローラの回転を制動する制動装置において、
複数の前記コンベヤローラの周面に対向して支持され前
記搬送方向に沿った長手状の中空弾性体からなるブレー
キパッドと、前記ブレーキパッドを前記コンベヤローラ
に離接するアクチュエータとを備えた制動装置により達
成される。
【0006】
【作用】本発明に係る制動装置においては、アクチュエ
ータの作動により、ブレーキパッドはコンベヤローラに
接近する方向に変位され、多数のコンベヤローラに同期
して係合する。これにより各コンベヤローラは、直ちに
回転を停止され、載置された物品の搬送を停止させる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。本実施例は、アキュムレーションコンベヤ
に制動装置を備えたものである。アキュムレーションコ
ンベヤ20は、図1に示すようにコンベヤフレーム11
における物品の搬送方向(矢印A方向)に沿って所定の
間隔をあけて多数設けられたコンベヤローラ10の所定
数を1区間として、各区間毎に設けられており、各コン
ベヤローラ10を回転又は停止させることにより、コン
ベヤローラ10に載置された物品の搬送及び停止を行
う。
【0008】アキュムレーションコンベヤ20において
は、図2及び図3に示すように、ホイール支持体26及
びブレーキパッド支持体29がそれぞれ、連結部材24
を介して揺動中心軸22に相対回転可能に支持される。
ホイール支持体26には、駆動ベルト21をコンベヤロ
ーラ10側に押圧可能な押圧ホイール28が回転自在に
支持されている。押圧ホイール28は各コンベヤローラ
10に対応して同数設けられている。ブレーキパッド支
持体29の上面には、コンベヤローラ10に弾性的に接
触してブレーキを掛けるブレーキパッド31が固定され
る。
【0009】なお、ブレーキパッド31は、複数のコン
ベヤローラ10の外側面に同時に、かつ弾性的に接触し
得るように長尺に形成され、内部は中空状になってい
る。したがって、ブレーキパッド31がコンベヤローラ
10に押し付けられた場合は、押圧により弾性的に、横
断面が環状から例えば楕円状に、更に押圧力によっては
板状になるまで変形するが、押圧部分だけが部分的に変
形するのではなく、押圧部分を中心にして長手方向の両
側に長く変形し、押圧力を解除すると元の環状に復帰す
る。このように、本実施例におけるブレーキパツド31
は、横断面については環状から言わば板状に変形するま
で弾性範囲が広く、また長手方向についても弾性範囲が
広くなっている。ブレーキパッド31の材質としては、
ゴムまたは樹脂等が好適である。
【0010】ホイール支持体26は、アクチュエータ3
2によって所定の高さに変位される。アクチュエータ3
2は、センシングローラ33の検出信号に基づいて、制
御装置34によって作動される。ホイール支持体26が
アクチュエータ32によって変位され、押圧ホイール2
8が、駆動ベルト21をコンベヤローラ10側に押圧し
て1区間の所定数のコンベヤローラ10に同期して係合
させると、ブレーキパッド支持体29がブレーキパッド
31をコンベヤローラ10に係合しない状態となるよう
に変位される。一方、押圧ホイール28が駆動ベルト2
1を解放してコンベヤローラ10から離間するように、
ホイール支持体26が変位されると、ブレーキパッド支
持体29が、ブレーキパッド31を1区間の所定数のコ
ンベヤローラ10に同期して係合するように変位され
る。
【0011】駆動ベルト21は、搬送方向Aと逆方向
(図2中紙面に垂直な方向)に移動可能なエンドレスベ
ルトであり、図示しないモータ等によって常時駆動さ
れ、搬送方向Aと逆方向に移動される。
【0012】揺動中心軸22は、図1及び図2に示すよ
うに、コンベヤフレーム11に固定されたベースフレー
ム35上における搬送方向Aに所定の間隔をおいた2箇
所で、ブラケット23に支持される。揺動中心軸22は
連結部材24を貫通し、連結部材24は揺動中心軸22
を中心に揺動可能である。図3に示すように、ホイール
支持体26及び弾性体支持体29に接続される連結部材
24の端部は、それぞれ所定の位置関係(本実施例では
揺動中心軸22周りに約180°の位相差)となってい
る。連結部材24は、ホイール支持体26及びブレーキ
パッド支持体29の両者に支持される一体物であるが、
中央部24aが、揺動時にホイール支持体26及びブレ
ーキパッド支持体29と干渉しないようになっている。
【0013】ホイール支持体26は、図4〜図7に示す
ように、各区間における所定数のコンベヤローラ10の
搬送方向長さL(図1)とほぼ同一の長さを有し、連結
部材24にピン27を介して相対回転可能に支持され
る。ホイール支持体26は、アクチュエータ32(図
2)によって所定の高さに変位され、連結部材24との
間に相対回転を生じつつ、揺動中心軸22を中心に揺動
する。ホイール支持体26には、図5に示すように、支
持溝36が所定の間隔をあけて複数設けられており、こ
れら支持溝36に、図1及び図2に示す押圧ホイール2
8が、それぞれ搬送方向Aに沿って回転自在に支持され
る。押圧ホイール28はそれぞれ、ホイール支持体26
がアクチュエータ32によって所定の高さに変位された
際、図2に示すように、駆動ベルト21をコンベヤロー
ラ10側に押圧して、各区間の所定数のコンベヤローラ
10に同期して係合させる。
【0014】ブレーキパッド支持体29は、図4〜図6
に示すように、連結部材24にピン30を介して相対回
転可能に支持されており、連結部材24との間に相対回
転を生じつつ、揺動中心軸22を中心に揺動し高さ位置
が変わる。ブレーキパッド支持体29の上面に固定され
たブレーキパッド31は、ブレーキパッド支持体29が
所定の高さに変位された際、各区間の所定数のコンベヤ
ローラ10の下面に係合され、それらの回転を同期して
停止させる。
【0015】アクチュエータ32は、図2に示すよう
に、ブラケット23とホイール支持体26の間に設けら
れており、図1に示すように、2つの揺動中心軸22の
中央に1個配置される。アクチュエータ32は、作動
時、コンプレッサ等(図示しない)から供給される圧縮
空気の作用によって、図7に示すように、上方に伸長さ
れてホイール支持体26を押し上げ、駆動ベルト21を
コンベヤローラ10側に押圧してコンベヤローラ10に
同期して係合させる。また、アクチュエータ32は、非
作動時、圧縮空気の排出によって収縮され、図8に示す
ように、ホイール支持体26を下降させ、駆動ベルト2
1を解放してコンベヤローラ10から離間させる。
【0016】センシングローラ33は、図1に示すよう
に、搬送方向A前寄りのコンベヤローラ10の間(本実
施例では、搬送方向A前から2番目のコンベヤローラ1
0の後側)に、図2に示すように、コンベヤローラ10
上面よりもやや上方に突出するように設けられており、
コンベヤローラ10上を搬送される物品が上方を通過す
る際、物品によってコンベヤローラ10とほぼ同じ高さ
位置まで押し下げられ、物品を検出する。
【0017】制御装置34は、センシングローラ33に
よる物品の検出信号に基づいてアクチュエータ32を作
動させる。すなわち制御装置34は、センシングローラ
33がコンベヤローラ10上を搬送される物品と接触し
ない状態において、アクチュエータ32を作動状態(図
7)とし、またコンベヤローラ10上を搬送される物品
によって、センシングローラ33が押し下げられると、
アクチュエータ32を非作動状態(図8)とする。
【0018】本実施例の作用を、図2及び図3を参照し
て説明する。センシングローラ33がコンベヤローラ1
0上を搬送される物品と接触しない状態において、制御
装置34は、アクチュエータ32を図7に示す作動状態
とし、押圧ホイール28が駆動ベルト21をコンベヤロ
ーラ10側に押圧してコンベヤローラ10に同期して係
合させるように、ホイール支持体26を変位させる。ホ
イール支持体26の上昇変位に伴って、連結部材24
は、ホイール支持体26との間に相対回転を生じつつ、
ホイール支持体26に連動し、揺動中心軸22を中心に
図3中時計方向に所定量揺動する。連結部材24が時計
方向に所定量揺動されると、ブレーキパッド支持体29
が、ブレーキパッド31をコンベヤローラ10に係合し
ない状態となるように下降変位される。これにより、コ
ンベヤローラ10は駆動ベルト21に連動して回転し、
載置された物品を搬送させる。
【0019】物品がコンベヤローラ10上を所定の位置
まで搬送されてくると、センシングローラ33が物品に
よってコンベヤローラ10とほぼ同じ高さ位置まで押し
下げられる。このとき制御装置34は、アクチュエータ
32を図8に示す非作動状態とし、押圧ホイール28が
駆動ベルト21を解放してコンベヤローラ10から離間
させるように、ホイール支持体26を下降変位させる。
ホイール支持体26の下降変位に伴って、連結部材24
は、ホイール支持体26との間に相対回転を生じつつ、
ホイール支持体26に連動し、図3中反時計方向に所定
量揺動する。連結部材24が反時計方向に所定量揺動さ
れると、ブレーキパッド支持体29が、ブレーキパッド
31をコンベヤローラ10に係合するように上昇変位さ
れる。これにより、コンベヤローラ10は回転を停止さ
れ、載置された物品を停止させる。
【0020】以上のように上記実施例によれば、ホイー
ル支持体26及びブレーキパッド支持体29がそれぞ
れ、揺動中心軸22を中心に揺動可能な連結部材24に
相対回転可能に設けられているので、ホイール支持体2
6がアクチュエータ32によって上昇変位され、押圧ホ
イール28が駆動ベルト21をコンベヤローラ10側に
押圧して所定数のコンベヤローラ10に同期して係合さ
せた際には、ブレーキパッド支持体29は、ブレーキパ
ッド31をコンベヤローラ10に係合しない状態となる
ように下降変位される。一方、押圧ホイール28が駆動
ベルト21を解放してコンベヤローラ10から離間させ
るようにホイール支持体26が下降変位された際には、
ブレーキパッド支持体29は、ブレーキパッド31を所
定数のコンベヤローラ10に同期して係合するように上
昇変位される。
【0021】つまりホイール支持体26及びブレーキパ
ッド支持体29が、連結部材24との間で相対回転を生
じつつ、揺動中心軸22を中心に時計方向又は反時計方
向へ揺動して、所定の高さに変位されるので、押圧ホイ
ール28及びブレーキパッド31はそれぞれ、コンベヤ
ローラ10に対して常に所定の高さで、しかも1区間の
所定数のコンベヤローラ10に同期して係合又は離間さ
れることとなる。これによりコンベヤ全体としての機構
及びその制御が単純化され、コストを大幅に削減するこ
とができるものでありながら、多数のコンベヤローラ1
0を円滑かつ確実に駆動又は制動させることができ、物
品の搬送及び停止を円滑かつ確実に行うことができる。
また制御装置34が、センシングローラ33による物品
の検出信号に基づいてアクチュエータ32を作動又は非
作動状態とするので、多数のコンベヤローラ10の円滑
かつ確実な駆動又は制動を、人手等によることなく自動
的に行うことができる。
【0022】注目すべきことは、ブレーキパッド31が
長尺の弾性体で構成され、しかも横断面環状の中空構造
になっているので、ブレーキパッド31が軽量化される
ことである。したがって、アクチュエータ32の小型化
を図ることができる。更に注目すべきことは、ブレーキ
パッド31の弾性範囲が、前記のように横方向及び長手
方向のいずれにも広いので、コンベヤローラ10に確実
に、しかも均一にブレーキを掛けることができ、アキュ
ーム動作が確実に行われることである。そのうえ、中空
状ではあるがエアーが供給されていないので、磨耗して
もエアー漏れによるブレーキむらがなく、長期間の使用
に耐えられる。そして、本実施例のように2本のブレー
キパッド31を使用している場合は、1本が破損しても
他の1本でブレーキをかけることができ、アキューム動
作がより一層確実になり、アキュムレーションコンベヤ
20の信頼性が向上する。更にブレーキパッド31とし
て、市販のエアーチューブを使用できるのでコスト低減
を図ることができる。
【0023】なお上記実施例では、センシングローラ3
3による検出信号に基づいて、制御装置34によって作
動されるアクチュエータ32により、ホイール支持体2
6及びブレーキパッド支持体29を所定の高さに変位さ
せるように構成したが、センシングローラ33とホイー
ル支持体26又はブレーキパッド支持体29を、リンク
機構等を介して機械的に連動させ、アクチュエータ32
及び制御装置34等を設けることなく、ホイール支持体
26又はブレーキパッド支持体29をセンシングローラ
33の動きに連動して変位させるように構成してもよ
い。
【0024】また上記実施例では、圧縮空気によって作
動する1個のアクチュエータ32を、ブラケット23と
ホイール支持体26の間に設けたが、ブラケット23と
ブレーキパッド支持体29の間にアクチュエータ32を
設けてもよい。すなわち揺動中心軸22を中心に連結部
材24を時計方向又は反時計方向に所定量揺動させるこ
とによって、ホイール支持体26及びブレーキパッド支
持体29をそれぞれ所定の高さに変位させることができ
ればよく、本発明は上記実施例に限定されない。また上
記実施例は、駆動手段と制動手段とを備えたアキュムレ
ーションコンベヤであるが、本発明はグラビティローラ
コンベヤの制動にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブレーキ
パッドを長尺かつ中空状の弾性体により構成したので、
アクチュエータによりブレーキパッドがコンベヤローラ
に押し付けられた場合は、押圧により弾性的に、横断面
が環状から例えば楕円状に、更に押圧力によっては板状
になるまで変形する。ブレーキパッドは、押圧部分だけ
が部分的に変形するのではなく、押圧部分を中心にして
長手方向の両側に長く変形し、押圧力を解除すると元の
環状に復帰する。このように、横断面については環状か
ら言わば板状に変形するまで弾性範囲が広く、また長手
方向についても弾性範囲が広くなっているので、コンベ
ヤローラにブレーキを確実にかけることができ、アキュ
ムレーションコンベヤの信頼性を向上させることができ
る。しかも、中空弾性体としてエアーチューブ等を用い
ることができるので、制動装置を安価で提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を備えたアキュムレーション
コンベヤを示す平面図である。
【図2】図1のアキュムレーションコンベヤのB−B矢
視図である。
【図3】図1のアキュムレーションコンベヤのホイール
支持体及びブレーキパッド支持体の連結部分を示す概略
斜視図である。
【図4】図3のホイール支持体、ブレーキパッド支持体
及び連結部材の平面図である。
【図5】図4のホイール支持体、ブレーキパッド支持体
及び連結部材のC−C矢視図である。
【図6】図4のホイール支持体、ブレーキパッド支持体
及び連結部材のD−D矢視図である。
【図7】アクチュエータの作動時の状態を示す側面図で
ある。
【図8】アクチュエータの非作動時の状態を示す側面図
である。
【図9】従来の制動装置の一例を示す平面図である。
【図10】図9のE−E矢視図である。
【図11】図9のアキュムレーションコンベヤのホイー
ル支持体及びブレーキパッド支持体の連結部分を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
10 コンベヤローラ 11 コンベヤフレーム 20 アキュムレーションコンベヤ 21 駆動ベルト 22 揺動中心軸 24 連結部材 26 ホイール支持体 28 押圧ホイール 29 ブレーキパッド支持体 31 ブレーキパッド 32 アクチュエータ 33 センシングローラ 34 制御装置 A 物品の搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 栄一 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の搬送方向(A)に沿ってコンベヤ
    フレーム(11)に多数設けられたコンベヤローラ(1
    0)の回転を制動する制動装置(40)において、 複数の前記コンベヤローラ(10)の周面に対向して支
    持され前記搬送方向(A)に沿った長手状の中空弾性体
    からなるブレーキパッド(31)と、 前記ブレーキパッド(31)を前記コンベヤローラ(1
    0)に離接するアクチュエータ(32)とを備えた制動
    装置(40)。
JP27670894A 1994-11-10 1994-11-10 制動装置 Withdrawn JPH08133437A (ja)

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JP27670894A JPH08133437A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 制動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102491066A (zh) * 2011-11-11 2012-06-13 楚天科技股份有限公司 用于自动灯检机的旋瓶止动组件

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102491066A (zh) * 2011-11-11 2012-06-13 楚天科技股份有限公司 用于自动灯检机的旋瓶止动组件

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