JPH08215587A - 精米機の供給停止装置 - Google Patents

精米機の供給停止装置

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JPH08215587A
JPH08215587A JP4648895A JP4648895A JPH08215587A JP H08215587 A JPH08215587 A JP H08215587A JP 4648895 A JP4648895 A JP 4648895A JP 4648895 A JP4648895 A JP 4648895A JP H08215587 A JPH08215587 A JP H08215587A
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JP
Japan
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rice milling
machine
rice
milling machine
stone removing
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Pending
Application number
JP4648895A
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English (en)
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Masahiko Nagaoka
晶彦 長岡
Hiroyuki Nawa
宏幸 名和
Tsuneyoshi Goto
恒義 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穀物詰まりのない精米機の供給停止装置とす
る。 【構成】 精米機3の近傍に石抜機6を配置し、前記精
米機3と前記石抜機6とを前記石抜機6から前記精米機
3に至る揚穀装置で連結したものにおいて、前記石抜機
6にはその選別板33の揺動装置を運転停止させうるス
イッチ35又はクラッチを設け、前記揚穀装置は常時駆
動させ前記選別板33の揺動装置を運転停止させること
により前記精米機3へ供給したり停止させたりする精米
機の供給停止装置としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精米機の供給停止装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、公知の特開平4−145941、特
開平4−145942、特開平4−145943号各公
報には、店内に搬入しうる大きさに形成された複数のケ
ースの内部に精米機と、糠タンクと、ブロワと、石抜機
とを夫々設けて、互いを関連的に連結したユニット型精
米装置について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のユニット型
精米装置のうち、精米機と石抜機の関係は、石抜機で石
抜したものを精米機に供給して精米するようにしている
が、両装置の処理能力に差があるので、通常は石抜機か
ら精米機に至る間の、昇降機とかベルトコンベアを運転
停止させていたので、穀物詰まりが生ずるばかりでな
く、その装置も大変であった。
【0004】
【発明の目的】穀物詰まりのない精米機の供給停止装置
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、精米
機3の近傍に石抜機6を配置し、前記精米機3と前記石
抜機6とを前記石抜機6から前記精米機3に至る揚穀装
置で連結したものにおいて、前記石抜機6にはその選別
板33の揺動装置を運転停止させうるスイッチ35又は
クラッチを設け、前記揚穀装置は常時駆動させ前記選別
板33の揺動装置を運転停止させることにより前記精米
機3へ供給したり停止させたりする精米機の供給停止装
置としたものである。また、請求項1において、揚穀装
置はブロワ5とジェットノズル25とデヒューザー26
と前記ジェットノズル25と前記デヒューザー26の間
に形成される穀物流入口27とより形成した精米機の供
給停止装置としたものである。また、請求項1におい
て、揚穀装置はバケットエレベーターとした精米機の供
給停止装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は店内に搬入しうる大きさに形成されたケースであ
り、前後左右のうち左右側と背面側は側壁で閉鎖される
が正面側は開放されていて開閉扉2(図1、図2は斜め
に半開きした状態、図3は閉扉状態)が設けられ、前記
ケース1の内部の一側上方位置には精米機3を、前記ケ
ース1の内部の他側上方位置には糠タンク4を夫々配設
し、前記精米機3の下方位置にブロワ5を設け、前記糠
タンク4の下方位置には石抜機6を設ける。前記精米機
3は上部に供給ホッパー7を有し、下部には排出樋8を
設け、該排出樋8の下端に切替弁9を取付ける。実施例
の精米機3は、図2のように前記ケース1の奥側に配置
され、従ってブロワ5もケース1の奥側に配置され、ブ
ロワ5の前側には、正面が開放されている袋詰部10が
設けられ、前記切替弁9は袋詰部10の上部に臨んでい
る。前記糠タンク4は、その正面側に取出口11が設け
られ、取出口11を開くと糠が取出せるようになってい
る。前記石抜機6は、ケース1の正面側に寄せて設けら
れており、その上部には供給ホッパー12が設けられる
が、前記開閉扉2には小さな開閉ホッパー13を設け、
開閉扉2は閉じたまま開閉ホッパー13を開くと供給ホ
ッパー12に直接玄米を供給することができるようにな
る。
【0007】14は前記石抜機6の排出口で、その下方
にはエアー搬送機15を設け、ブロワ5とエアー搬送機
15とをブロワ5からエアー搬送機15に至る送風路1
6で連結し、エアー搬送機15と精米機3の供給ホッパ
ー7とをエアー搬送機15から供給ホッパー7に至る空
気揚穀路17で連結する。エアー搬送機15と空気揚穀
路17が実施例の揚穀装置であるが、バケットエレベー
ターとかコンベアにすることもできる。18は供給ホッ
パー7に設けたフィルターである。それゆえ、実施例は
供給ホッパー7に吹込んだ風は、フィルター18よりケ
ース1内に吹き出す。19はブロワ5の吸引口、20は
糠タンク4に設けたフィルターであり、フィルター20
と吸引口19をフィルター20から吸引口19に至る吸
引路21で連結し、又、精米機3と糠タンク4とを精米
機3から糠タンク4に至る糠搬送路22で連結する。2
3は穀物袋、24は流路である。図4は、揚穀装置の内
部構造を記載したもので、25はジェットノズル、26
はデヒューザーであり、ジェットノズル25とデヒュー
ザー26の間に穀物流入口27を形成し、連続空気搬送
を可能にする。前記石抜機6の構成は図5、6のようで
あり、28は風車、29は風車ケース、30は風車ケー
ス29の上部に設けた揺動枠、31は揺動支杆、32は
偏心輪、33は選別板、34はモーター、35はスイッ
チである。
【0008】
【作用】次に作用を述べる。供給ホッパー12より供給
された玄米は石抜機6の選別板33上に供給され、スイ
ッチ35をオンにしてモーター34に通電すると、偏心
輪32を回転させ、揺動枠30を揺動させ、風車28を
回転させるから、供給ホッパー12より供給された玄米
は選別板33の全面に分布し、低い側より玄米が高い側
より石が排出される。このときの低い側より排出される
玄米は、供給ホッパー12より供給された分だけ新陳代
謝的に排出されるから、モーター34(クラッチを切っ
ても同じ)を停止させると、図6のように、玄米は選別
板33の全面に分布したままとなり、そのまま動かなく
なる。しかして、スイッチ35をオンにしてモーター3
4に通電すると、玄米のみはその排出口14よりエアー
搬送機15内に流入し、ブロワ5に接続されるジェット
ノズル25とジェットノズル25より間隔を置いて設け
たデヒューザー26との間の穀物流入口27に吸引流入
し、ブロワ5の風はフィルター18よりケース1内に抜
け、供給ホッパー7には連続供給される。供給された玄
米は、精米機3により精米され、排出樋8より排出され
る。しかして、精米初期は半搗米であるから、排出樋8
の切替弁9を石抜機6に行くように切替えておくと、精
米初期の半搗米は流路24により石抜機6の供給ホッパ
ー12に戻される。精米が進むと完全精白米となるの
で、切替弁9を切替えて袋詰部10内に落下するように
し、袋詰めがなされる。その間、精米機3より発生した
糠は糠タンク4内に吸引貯留される。
【0009】
【発明の効果】前記公知のユニット型精米装置のうち、
精米機と石抜機の関係は、石抜機で石抜したものを精米
機に供給して精米するようにしているが、両装置の処理
能力に差があるので、通常は石抜機から精米機に至る間
の、バケットエレベーターとかベルトコンベアを運転停
止させていたので、穀物詰まりが生ずるばかりでなく、
その装置も大変であった。しかるに、本発明は、精米機
3の近傍に石抜機6を配置し、前記精米機3と前記石抜
機6とを前記石抜機6から前記精米機3に至る揚穀装置
で連結したものにおいて、前記石抜機6にはその選別板
33の揺動装置を運転停止させうるスイッチ35又はク
ラッチを設け、前記揚穀装置は常時駆動させ前記選別板
33の揺動装置を運転停止させることにより前記精米機
3へ供給したり停止させたりする精米機の供給停止装置
としたものであるから、揚穀装置は常時駆動させてお
き、選別板33の揺動装置を運転停止させることにより
前記精米機3へ供給したり停止させたりするので、揚穀
装置の停止に基ずく穀物詰まりを解消でき、装置は簡単
なので実施化容易である特徴を有する。また、請求項1
において、揚穀装置はブロワ5とジェットノズル25と
デヒューザー26と前記ジェットノズル25と前記デヒ
ューザー26の間に形成される穀物流入口27とより形
成した精米機の供給停止装置としたものであるから、空
気搬送で揚穀できるばかりでなく、ブロワ5は常時回転
なので、詰まりのないものにできる。また、請求項1に
おいて、揚穀装置はバケットエレベーターとした精米機
の供給停止装置としたものであるから、周知のものを利
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉扉を開いた正面図。
【図2】A−A断面図。
【図3】B−B断面図。
【図4】要部一部破断側面図。
【図5】選別板揺動状態図。
【図6】選別板揺動停止状態図。
【符号の説明】
1…ケース、2…開閉扉、3…精米機、4…糠タンク、
5…ブロワ、6…石抜機、7…供給ホッパー、8…排出
樋、9…切替弁、10…袋詰部、11…取出口、12…
供給ホッパー、13…開閉ホッパー、14…排出口、1
5…エアー搬送機、16…送風路、17…空気揚穀路、
18…フィルター、19…吸引口、20…フィルター、
21…吸引路、22…糠搬送路、23…穀物袋、24…
流路、25…ジェットノズル、26…デヒューザー、2
7…穀物流入口、28…風車、29…風車ケース、30
…揺動枠、31…揺動支杆、32…偏心輪、33…選別
板、34…モーター、35…スイッチ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 恒義 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米機3の近傍に石抜機6を配置し、前
    記精米機3と前記石抜機6とを前記石抜機6から前記精
    米機3に至る揚穀装置で連結したものにおいて、前記石
    抜機6にはその選別板33の揺動装置を運転停止させう
    るスイッチ35又はクラッチを設け、前記揚穀装置は常
    時駆動させ前記選別板33の揺動装置を運転停止させる
    ことにより前記精米機3へ供給したり停止させたりする
    精米機の供給停止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、揚穀装置はブロワ5
    とジェットノズル25とデヒューザー26と前記ジェッ
    トノズル25と前記デヒューザー26の間に形成される
    穀物流入口27とより形成した精米機の供給停止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、揚穀装置はバケット
    エレベーターとした精米機の供給停止装置。
JP4648895A 1995-02-10 1995-02-10 精米機の供給停止装置 Pending JPH08215587A (ja)

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JP4648895A JPH08215587A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 精米機の供給停止装置

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JP (1) JPH08215587A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021041383A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 井関農機株式会社 精米設備
KR102256392B1 (ko) * 2020-08-25 2021-05-26 김진수 풍력선별기
KR102256391B1 (ko) * 2020-08-25 2021-05-26 김진수 풍력선별기
KR102265489B1 (ko) * 2020-08-25 2021-06-16 김진수 풍력선별기

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021041383A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 井関農機株式会社 精米設備
KR102256392B1 (ko) * 2020-08-25 2021-05-26 김진수 풍력선별기
KR102256391B1 (ko) * 2020-08-25 2021-05-26 김진수 풍력선별기
KR102265489B1 (ko) * 2020-08-25 2021-06-16 김진수 풍력선별기

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010417