JPH0821198B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0821198B2
JPH0821198B2 JP63169733A JP16973388A JPH0821198B2 JP H0821198 B2 JPH0821198 B2 JP H0821198B2 JP 63169733 A JP63169733 A JP 63169733A JP 16973388 A JP16973388 A JP 16973388A JP H0821198 B2 JPH0821198 B2 JP H0821198B2
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frequency
equalizer
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靖泰 大森
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気記録再生装置における再生画質向上に
関する。
〔従来の技術〕 第5図は磁気テープに記録された信号を再生し、輝度
映像信号にFM復調するまでの従来装置のブロツク図を示
す。図において、(1)は磁気テープ、(2)はビデオ
ヘツド(及びロータリートランス)、(3)はヘツド増
幅器(ヘツドアンプ)回路、(4)はFM AGC回路、
(5)はRFイコライザー回路、(6)はリミツタ回路、
(7)はFM信号を復調する復調回路である。
磁気テープ(1)に記録された信号をビデオヘツド
(2)により読み取り、ロータリートランスを介してヘ
ツドアンプ(3)に入力される。増幅されたFM信号はFM
−AGC回路(4)で適当なFMレベルに制御され、次にRF
イコライザー回路(5)で、FM−Y信号は所定の周波数
−振幅特性にされる。さらに、FM信号の振幅変動成分に
よる反転現象を改善するためにリミツタ(6)に通され
る。すなわち振幅変動成分を除去するため反転に影響す
る高域成分を高域通過フイルタを通しリミツタをかけ、
一方低域成分は低域通過フイルタで取り出し、リミツタ
をかけた高域成分と加算されるというダブルリミツタが
一般的で、さらにこれに、反転現象軽減用にサブリミツ
タを備える場合もある。
最後に、FM復調回路(7)により、FM−Y信号は復調
され輝度信号となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように従来の磁気記録再生装置では、FM−Y信
号の記録再生に関して、水平解像度向上のために、FMキ
ヤリア周波数を高くすることがしばしば行なわれる。そ
の際、磁気テープやビデオヘツドは短波長信号記録に適
するよう改善は行なわれるがテープ・ヘツド間の相対速
度や磁気テープ上のトラツク幅等により、反転の余裕度
が持てない場合がある。特に、磁気テープおよびビデオ
ヘツドの性能に大きく依存しており、これらのバラツキ
を見込んで、十分な反転裕度を持つように画質の水平解
像度や鮮鋭度を犠牲にして、RFイコライザー回路の特性
を決定せざるを得ないという問題点があつた。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたも
ので、再生FM−Y信号のレベルを検出し、種々の磁気テ
ープ及びビデオヘツドにも反転現象を起こさないように
RFイコライザー回路の特性を制御することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明になる磁気記録再生装置では磁気テープから
再生されたFM輝度信号の振幅を検出する回路と、その検
出回路からの制御電圧によって周波数−振幅特性が制御
されるRFイコライザー回路とを設けるようにしたもので
ある。
〔作用〕
この発明になる磁気記録再生装置では再生FM輝度信号
の振幅を検出し、それに応じてRFイコライザー回路の周
波数−振幅特性の低域強調度を制御することによつて、
反転現象の発生が抑止される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(1)〜(7)は従来例と同じであり、
ピーキング回路(8)および振幅検出回路(9)が新た
に付加されている。
ピーキング回路(8)はたとえが第2図(a)のよう
な構成になつており、第2図(b)に示すような伝達特
性を示す。
振幅検出回路(9)は信号成分を除去し、包絡線(エ
ンベロープ)のみの信号を取り出す一種の低域通過フイ
ルタ(積分器)であり、これが通常再生、早送り再生等
の制御信号により、積分器のコンデンサに充放電する時
定数を切りかえられるものである。第3図(a)にその
一例を示す。第3図(b)は通常再生時、第3図(c)
は早送り再生時の入出波形図である。
RFイコライザー回路(5)は第4図(a)に構成例を
示すようなコサインイコライザーと呼ばれるタイプのも
ので、2つの遅延線(10),(11)を用い(反射を利用
する場合は1つの遅延線で簡略して構成できる)、遅延
なしの信号と2τ遅延の信号とを加算器(12)で加算
し、その出力を電圧制御アンプ(13)を介し、加算器
(14)に入力し、τ遅延の信号と加算(減算)を行な
う。出力が所望のコサイン特性を持つように電圧制御ア
ンプ(13)の利得を外部から電圧で制御する構成になつ
ている。第4図(b)はその制御電圧の大小による回路
特性の変化を示す特性図である。
次に動作について説明する。第1図において、ヘツド
アンプ(3)から出力された再生FM信号はピーキング回
路(8)により映像信号の内容(すなわちAPL)に依存
しないように、たとえば、同期信号のFM周波数付近を強
調される。第2図(b)は5.4MHzを強調した特性例であ
る。次に、振幅検出回路(9)に入力されたFM信号は、
第3図(a)のコンデンサCによつてエンベロープ情報
のみが出力されるわけであるがその際、充電の時定数は
小さく、放電の時定数(CR1)は十分大きく設定される
ので(通常再生時)出力信号は第3図(b)のようにな
り、また、早送り再生時は放電時定数は切りかえられ小
さい値CR2(R1>>R2)となり出力信号は第3図(c)
のようになる。
この振幅検出回路(9)の出力電圧によりRFイコライ
ザ(5)の電圧制御アンプ(13)の制御電圧を制御して
RFイコライザ(5)のコサイン特性を制御し、第4図
(b)においてA,Bのカーブは制御電圧が低い時と高い
時に各々対応する。
一般的に、FMキヤリア信号の振幅が小さい時は、キヤ
リア(例えば5.4〜7MHzの帯域内のある周波数)J0に対
して下側波J-1(例えば2〜3MHz付近)の振幅比が大き
くなり、反転現象が発生しやすくなる。これを防止する
ため、磁気テープ、ビデオヘツド、もしくは磁気テープ
とビデオヘツドとの接触状態等の種々の要因によつて、
FMキャリア信号(5.4〜7.4MHz)の振幅が小さくなった
場合でも、反転現象が発生しないように、コサインイコ
ライザー特性を制御し(第4図(b)のAカーブ)、キ
ャリア信号(5.4〜7.4MHz)J0に対する下側波J−1
(2〜3MHz)(またはJ−2)の振幅を抑圧(同時に、
上側波J+1の振幅を増大)させる動作を行なわせるもの
である。
なお、通常再生時は、振幅検出の積分時定数を十分に
大きく設定し、通常再生画質に悪影響を与えないように
しなければならないが、早送り再生等の場合はノイズバ
ー部分で見苦しい反転現象が起こらないよう、適当な時
定数に切り換える。
上記実施例では、ピーキング回路(8)により、映像
信号のAPLに依存しない同期信号部付近の周波数をピー
キングしたが、これと同様の目的を達成するために、水
平同期信号等により、ゲートをかけ、離散的にFM−Y信
号を抽出し、振幅検出回路へ供給することも可能であ
る。また、RFイコライザー(5)は外部からの電圧によ
り特性制御が容易なコサインイコライザー型のもので説
明したが、通常のコイル、コンデンサ、抵抗器等で構成
されるイコライザー回路でも、ピーキングのダンピング
抵抗等を外部からの電圧により制御し、特性を可変する
ことも可能である。
〔発明の効果〕
以上の如く、この発明によれば、再生FM−Y信号の振
幅の大小により、RFイコライザーの特性を制御したの
で、磁気テープ、ビデオヘツド等のバラツキにより信号
出力の小さいものを再生した場合でも、反転現象の発生
しない最適の画質が常に得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における再生FM−輝度信号
処理回路部のブロツク構成図、第2図はその中のピーキ
ング回路の構成例と特性とを示す図、第3図は振幅検出
回路の構成例とその入出力波形を示す図、第4図はRFイ
コライザー回路の構成例とその制御電圧による周波数−
振幅特性の変化の模様を示す図、第5図は従来の装置に
おける再生FM−輝度信号処理回路部のブロツク構成図で
ある。 図において、(1)は磁気テープ、(2)はビデオヘツ
ド、(3)はヘツドアンプ、(5)はRFイコライザー回
路、(8)はピーキング回路、(9)は振幅検出回路で
ある。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープから再生された周波数変調(F
    M)輝度信号を、制御電圧によって周波数−振幅特性が
    制御される高周波(RF)イコライザー回路に入力し、前
    記高周波イコライザー回路の出力を復調回路にて周波数
    復調する磁気記録再生装置において、 前記再生周波数変調輝度信号の振幅を検出する振幅検出
    回路を有し、前記振幅検出回路の出力に応じて前記高周
    波イコライザー回路の周波数−振幅特性の低域強調度を
    制御することを特徴とする磁気記録再生装置。
JP63169733A 1988-07-06 1988-07-06 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0821198B2 (ja)

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JP2545775Y2 (ja) * 1990-07-23 1997-08-27 三洋電機株式会社 再生特性切換回路
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