JP2994536B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2994536B2 JP5236213A JP23621393A JP2994536B2 JP 2994536 B2 JP2994536 B2 JP 2994536B2 JP 5236213 A JP5236213 A JP 5236213A JP 23621393 A JP23621393 A JP 23621393A JP 2994536 B2 JP2994536 B2 JP 2994536B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に関
し、より詳細には、映像信号のノイズレベルにより画質
補正をかけるか否かを制御し、画質補正制御信号を再生
系各々の回路へ供給するか否かをスイッチ回路の切り換
えにより、最適画質をそこなわないようにした磁気記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の磁気記録再生装置のブロ
ック図で、図中、21はヘッドアンプ、22はエンベロ
ープ検波回路、23は制御直流電圧発生器、24は再生
FM波イコライザ(EQ)回路、25はダブルリミッタ
回路、26は復調器、27はディエンファシス回路、2
8はノイズキャンセラ(NC)回路、29はY(輝度信
号)ノイズリダクション(NR)回路又はライン相関回
路、30はピクチャートーン回路、31はMIX回路で
ある。
【0003】磁気ヘッドからの信号はヘッドアンプ21
に入力され、該ヘッドアンプ21より出力された再生F
M波は、再生FM波イコライザ回路24へ供給されると
共に、エンベロープ検波回路22へ供給される。エンベ
ロープ検波出力は、その後、制御用直流電圧発生器23
へ入力され、そこで、エンベロープ検波出力レベルに応
じて画質補正用制御信号が出力される。出力された制御
信号は、各々再生FMイコライザ回路24、ダブルリミ
ッタ回路25、ノイズキャンセラ回路28、Yノイズリ
ダクション回路又はライン相関回路29、ピクチャート
ーン回路30に供給され、画質補正されることになる。
【0004】例えば、再生FMイコライザ回路24で
は、強補正(画質がボケル方向へ補正)用制御信号が加
えられると、再生FM波の高域(4.0〜5.0MHz付
近)の周波数特性アップさせるよう可変し、逆に、弱補
正(画質がハード方向へ補正)用制御信号が加えられる
と、再生FM波の低域(3.0〜4.0MHz付近)の周
波数特性を若干アップさせるよう動作する。これは、再
生FM波のエンベロープが小さい方向の時の反転現象
(黒ヤブケ)を防止するためである。
【0005】ダブルリミッタ回路25では、やはり、反
転ノイズ防止として働き、例えば、強補正用制御信号が
加えられると、ハイパスフィルタ通過後のFM波のレベ
ルをアップさせるように動作し、リミッタ通過後のロー
パスフィルタ側とのMIX比を高域側がアップするよう
に可変させることで反転ノイズ防止となる。また、弱補
正用制御信号が加えられると、ローパスフィルタ側通過
後のFM波のレベルを若干アップさせるよう動作し、ハ
イパスフィルタ側とMIXした後、リミッタがかけら
れ、復調された映像信号の2MHz付近の周波数特性が
アップするよう働く。
【0006】ノイズキャンセラ回路28では、強補正用
制御信号の場合、周波数が低域へ移動してダウン量が増
加するように周波数特性を可変し、逆に弱補正用制御信
号の場合、周波数が若干高域へ移動し、ダウン量が若干
減少する働きをする。Yノイズリダクション回路又はラ
イン相関回路29では、強補正用制御信号の場合、メイ
ン信号から減算されるノイズ成分量を増加するよう働
き、弱補正用制御信号の場合、メイン信号から減算され
るノイズ成分量を若干減少するよう働く。
【0007】ノイズキャンセラ回路28及びYノイズリ
ダクション回路又はライン相関回路29での補正用制御
信号での画質改善補正は、S/N比の改善である。ピク
チャートーン回路30では、強補正用制御信号の場合、
画質ソフト化の方へ可変され、また、弱補正用制御信号
の場合、画質が若干ハード化の方へ周波数特性を若干ア
ップするように可変される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
磁気記録再生装置では、再生FM波のエンベロープが小
さくなると、必ず制御信号による画質補正がかかり、例
えば、記録30/32μmヘッド幅でSPモード(58
μmトラック幅)にて記録されたテープを58μmヘッ
ド幅で再生した場合、エンベロープが小さいとS/Nや
画質(f特等)が悪くない場合でも強補正(画質ボケ方
向へ補正)力がかかって、結果として最適画質をそこな
っていた。
【0009】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、映像信号のノイズレベルにより画質補正をか
けるか否かを判定し、画質補正制御信号を再生系各々の
回路へ供給するか否かをスイッチにて切り換えること
で、最適画質がそこなわれないようにした磁気記録再生
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ヘッドアンプより出力された再生FM波
が供給されるエンベロープ検回路と、前記再生FM波
が供給される再生FM波イコライザ回路と、該再生FM
波イコライザ回路の出力が入力されるダブルリミッタ回
路と、該ダブルリミッタ回路の出力が入力される復調器
と、該復調器の出力が入力されるノイズキャンセラ回路
と、該ノイズキャンセラ回路の出力が入力される輝度信
号ノイズリダクション/ライン相関回路と、該輝度信号
ノイズリダクション/ライン相関回路の出力が入力され
るピクチャートーン回路と、前記エンベロープ検出回路
の検波レベルに基づいて制御信号を出力する制御用直流
電圧発生器と、前記復調器から出力された映像信号から
ノイズ成分のみを取り出すノイズ検出回路と、該ノイズ
検出回路からのノイズ成分レベルをあらかじめ設定され
た基準レベルと比較して制御信号を出力する比較器と、
該比較器からの制御信号により前記制御用直流電圧発生
器からの制御信号をON/OFFするスイッチ回路とか
ら成り、前記制御用直流電圧発生器からの制御信号は、
前記比較器に入力された映像信号に含まれるノイズが基
準レベル以上の時に前記スイッチ回路がONとなり、前
記再生FM波イコライザ回路及び前記ダブルリミッタ回
路及び前記ノイズキャンセラ回路及び前記輝度信号ノイ
ズリダクション/ライン相関回路及び前記ピクチャート
ーン回路の制御端子に入力されることを特徴としたもの
である。
【0011】
【作用】エンベロープ検波回路により検波されたエンベ
ロープ出力レベルに応じて制御直流電圧発生器で制御電
圧発生させ、一方、再生FM波は復調器を通過後、映像
信号からノイズ成分のみをノイズ検出回路で取り出さ
れ、取り出されたノイズ成分とあらかじめ設定された基
準レベルと比較し、基準レベル以下の場合に、前記制御
電圧を切換えるスイッチ回路がOFFとなる制御信号が
比較器により出力される。また、スイッチ回路が通常O
Nで、ノイズ成分が基準レベル以上の場合は、比較器よ
り制御信号がスイッチ回路へ供給されない。
【0012】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1(a),(b)は、本発明による磁気記録再
生装置の一実施例を説明するためのブロック図で、図
中、1はヘッドアンプ、2はエンベロープ検波回路、3
は制御直流電圧発生器、4は再生FM波イコライザ(E
Q)回路、5はダブルリミッタ回路、6は復調器、7は
ディエンファシス回路、8はノイズキャンセラ(NC)
回路、9はY(輝度信号)ノイズリダクション又はライ
ン相関回路、10はピクチャートーン回路、11はMI
X回路、12はノイズ検出回路、13は比較器、14は
スイッチ回路である。なお、図(b)には、ノイズ検出
回路の具体的な回路例が示されている。
【0013】ヘッドアンプ1より出力された再生FM波
は、再生FM波(イコライザ)回路4へ供給されると共
に、エンベロープ検出回路2へ供給される。エンベロー
プ検波出力は、その後、制御用直流電圧発生器3へ入力
され、そこで、エンベロープ検波出力レベルに応じて、
レベルが小さいと画質強補正用制御信号が出力され、レ
ベルが大きいと画質弱補正用制御信号が出力される。そ
の後、出力された制御信号がスイッチ回路14へ供給さ
れ、再生FMイコライザ回路4、ダブルリミッタ回路
5、ノイズキャンセラ回路8、Y(輝度信号)ノイズリ
ダクション又はライン相関回路9、ピクチャートーン回
路10の各々の回路へ前記制御信号が供給され、各々の
回路特性が制御される。
【0014】一方、再生FM波は復調器6を通過後、映
像信号からノイズ成分のみをノイズ検出回路12で取り
出され、取り出されたノイズ成分とあらかじめ設定され
た基準レベルとを比較し、基準レベル以下の場合、前記
制御信号を前記各々の回路へ供給するか否かを切り換え
るスイッチ回路14をOFFとする制御信号を比較器1
3が出力する。逆に、基準レベル以上のノイズレベルの
場合は、比較器13よりスイッチ回路14へは、制御信
号が出力されないようになっている。
【0015】このような構成により、従来技術では、再
生FM波エンベロープ小ならば、必ず制御信号による画
質補正がかかっていたのに対し、本発明では、エンベロ
ープ小でもS/N等が悪くない場合にもかかわらず強補
正かかっていたのを改善し、映像信号のノイズレベルに
より、前記制御信号による画質補正をかけるか否かを判
定して実施するという機能を備えている。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。すなわち、従来技
術では再生FM波エンベロープが小さくてもS/N画質
等が悪くないテープを再生した場合、エンベロープレベ
ルの判定にたよっていたので、強補正が(画質悪化、ボ
ケ方向へ強制補正)かかり、最適画質を損なっていたの
に対し、本発明では、映像信号のノイズレベルにより画
質補正をかけるか否かを判定し、画質補正制御信号を再
生系各々の回路へ供給するか否かをスイッチ回路にて切
り換えることで、従来のように逆強補正により、最適画
質が損なわれるということはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生装置の一実施例を説
明するためのブロック図である。
【図2】従来の磁気記録再生装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…ヘッドアンプ、2…エンベロープ検波回路、3…制
御直流電圧発生器、4…再生FM波イコライザ(EQ)
回路、5…ダブルリミッタ回路、6…復調器、7…ディ
エンファシス回路、8…ノイズキャンセラ(NC)回
路、9…Y(輝度信号)ノイズリダクション又はライン
相関回路、10…ピクチャートーン回路、11…MIX
回路、12…ノイズ検出回路、13…比較器、14…ス
イッチ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドアンプより出力された再生FM波
    が供給されるエンベロープ検回路と、前記再生FM波
    が供給される再生FM波イコライザ回路と、該再生FM
    波イコライザ回路の出力が入力されるダブルリミッタ回
    路と、該ダブルリミッタ回路の出力が入力される復調器
    と、該復調器の出力が入力されるノイズキャンセラ回路
    と、該ノイズキャンセラ回路の出力が入力される輝度信
    号ノイズリダクション/ライン相関回路と、該輝度信号
    ノイズリダクション/ライン相関回路の出力が入力され
    るピクチャートーン回路と、 前記エンベロープ検出回路の検波レベルに基づいて制御
    信号を出力する制御用直流電圧発生器と、前記復調器か
    ら出力された映像信号からノイズ成分のみを取り出すノ
    イズ検出回路と、該ノイズ検出回路からのノイズ成分レ
    ベルをあらかじめ設定された基準レベルと比較して制御
    信号を出力する比較器と、該比較器からの制御信号によ
    り前記制御用直流電圧発生器からの制御信号をON/O
    FFするスイッチ回路とから成り、 前記制御用直流電圧発生器からの制御信号は、前記比較
    器に入力された映像信号に含まれるノイズが基準レベル
    以上の時に前記スイッチ回路がONとなり、前記再生F
    M波イコライザ回路及び前記ダブルリミッタ回路及び前
    記ノイズキャンセラ回路及び前記輝度信号ノイズリダク
    ション/ライン相関回路及び前記ピクチャートーン回路
    の制御端子に入力されること を特徴とする磁気記録再生
    装置。
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