JPH04307466A - 磁気記録再生装置の再生系回路 - Google Patents

磁気記録再生装置の再生系回路

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JPH04307466A
JPH04307466A JP7175491A JP7175491A JPH04307466A JP H04307466 A JPH04307466 A JP H04307466A JP 7175491 A JP7175491 A JP 7175491A JP 7175491 A JP7175491 A JP 7175491A JP H04307466 A JPH04307466 A JP H04307466A
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JP
Japan
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reproduced
circuit
wave
video signal
noise
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JP7175491A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Yamahata
山畑 勝義
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH04307466A publication Critical patent/JPH04307466A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号が記録された
磁気テープを再生する際に画質を向上させることができ
る画質向上機能を備えた磁気記録再生装置の再生系回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、VCR(Video Cass
ette Recorder)等の磁気記録再生装置は
、FM信号化されて磁気テープに記録された映像信号を
再生時に復調して映像化するようになっており、磁気テ
ープへの記録時および再生時にノイズが映像信号に重畳
し易いものになっている。 また、磁気テープに記録された映像信号は、機種等の相
違によって記録されている状態が異なるため、再生され
たFM信号である再生FM波の出力レベルが異なってい
る場合が多くなっており、この再生FM波の出力レベル
の変化や映像信号に重畳したノイズは、再生時の画質の
低下を招来することになっている。
【0003】そこで、最近の磁気記録再生装置には、再
生時の画質を向上させることができる画質向上機能を備
えた再生系回路が多用されるようになっている。即ち、
画質向上機能を備えた従来の再生系回路は、図10に示
すように、ヘッドアンプ111から出力された再生FM
波のエンベロープ出力と基準電圧Vccとを比較してC
TL信号を出力するコンパレータ回路112を有してお
り、このコンパレータ回路112は、再生FM波周波数
特性補正回路113、ダブルリミッタ回路114、メイ
ンディエンファシス回路115、ノイズキャンセラ回路
116、および画質調整回路117に接続されている。
【0004】そして、例えば再生FM波出力のエンベロ
ープ出力が基準電圧Vccよりも小さな場合には、コン
パレータ回路112からCTL信号が各回路113〜1
17へ出力されることになり、再生FM波周波数特性補
正回路113は、再生FM波の4MHz付近の高域周波
数を増幅させるように動作することになる。また、ダブ
ルリミッタ回路114は、再生FM波から分離した低域
成分と高域成分とを混合する際に高域成分の混合比を増
大させるように動作することになり、上記の再生FM波
周波数特性補正回路113とで、再生FM波の出力レベ
ルが小さな場合に生じる黒ヤブケの発生を防止するよう
になっている。
【0005】また、CTL信号が入力されたメインディ
エンファシス回路115は、再生FM波から復調された
再生映像信号のディエンファシス量を増大させるように
動作することになり、ノイズキャンセラ回路116は、
再生映像信号のキャンセラー量を増大させるように動作
することになる。さらに、画質調整回路117は、画像
をソフト化させるように動作することになり、上記のメ
インディエンファシス回路115とノイズキャンセラ回
路116とで、再生FM波の出力レベルが小さな場合の
ノイズの目立ちを減少させるようになっている。
【0006】これにより、従来の再生系回路は、各回路
113〜117の信号処理を再生FM波の出力レベルに
応じて変更させる補正制御を行うことで再生FM波を補
正処理することにより、黒ヤブケの発生およびノイズの
目立ちを防止させて画質を向上させるようになっている
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の再生系回路では、再生FM波の出力レベルで全回路
113〜117の補正制御を実行させるため、再生FM
波および再生映像信号の状態によっては不適切な補正処
理を行う場合がある。
【0008】即ち、再生FM波周波数特性補正回路11
3およびダブルリミッタ回路114は、出力レベルが小
さな場合に生じる黒ヤブケの発生を防止する補正処理を
実行するようになっている一方、メインディエンファシ
ス回路115、ノイズキャンセラ回路116、および画
質調整回路117は、再生FM波の出力レベルが小さな
場合のノイズの目立ちを減少させる補正処理を実行する
ようになっている。
【0009】ところが、再生FM波から復調された再生
映像信号は、ノイズレベルが再生FM波の出力レベルに
必ずしも対応しているものではなく、再生FM波と再生
映像信号とは、出力レベルとノイズレベルとをそれぞれ
任意に有している。従って、例えば再生FM波の出力レ
ベルが小さくても、再生映像信号のノイズレベルが小さ
な場合もあり、この状態の再生FM波および再生映像信
号を従来の再生系回路で補正処理した場合には、再生F
M波の補正処理と共にノイズレベルの低い再生映像信号
も補正処理することで、ノイズの少ない鮮明な画像をボ
ケた画面に補正してしまうことになる。
【0010】このように、従来の再生系回路は、再生F
M波の出力レベルに再生映像信号のノイズレベルに対応
させて各回路115・116・117を補正制御してい
るため、再生FM波および再生映像信号の状態によって
は、ノイズの少ない鮮明な画像をボケた画面に補正する
場合があるという問題を有している。従って、本発明に
おいては、再生FM波の出力レベルと再生映像信号のノ
イズレベルとで再生FM波を補正処理することができる
磁気記録再生装置の再生系回路を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置の再生系回路は、上記課題を解決するために、再生F
M波と、この再生FM波から復調された再生映像信号と
を補正処理可能な磁気記録再生装置の再生系回路におい
て、上記再生系回路は、上記再生FM波の出力レベルを
基に再生FM波を補正処理する再生FM波補正手段であ
るコンパレータと再生FM波周波数特性補正回路とダブ
ルリミッタ回路とを有していると共に、再生映像信号の
ノイズレベルを基に再生映像信号を補正処理する再生映
像信号補正手段であるノイズピックアップ回路とメイン
ディエンファシス回路とコンパレータ&CTL信号発生
回路とノイズキャンセラ回路と画質調整回路とを有して
いることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、再生FM波は、出力レベ
ルを基に再生FM波補正手段で補正処理されることにな
り、この再生FM波から復調された再生映像信号は、ノ
イズレベルを基に再生映像信号補正手段で補正処理され
ることになる。従って、この再生系回路は、再生FM波
の出力レベルに対応した補正処理と、再生映像信号のノ
イズレベルに対応した補正処理とが可能なことから、再
生FM波および再生映像信号の状態に最適な補正処理が
可能になり、ひいては解像度およびS/N感の良い高画
質な画像を得ることを可能にしている。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図9に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係る磁気記録再生装置の再生系
回路は、図1に示すように、回転ヘッドドラムに設けら
れた2チャンネルの磁気ヘッド1a・1bからコンデン
サ2a・2bを介して再生FM波が入力されるようにな
っている。この再生系回路は、上記の再生FM波を増幅
するヘッドアンプ3を有しており、このヘッドアンプ3
は、再生FM波をクロマ信号処理回路と再生FM波周波
数特性補正回路4とコンパレータ5とに接続されている
【0015】上記のコンパレータ5には、2入力を切り
換え可能なレンタルポジションSW6の出力端子が接続
されており、このレンタルポジションSW6の入力端子
には、基準電圧VccとGND電位とがそれぞれ入力さ
れるようになっている。そして、上記のレンタルポジシ
ョンSW6は、ON状態で基準電圧Vccを出力するよ
うになっている一方、OFF状態でGND電位を出力す
るようになっている。
【0016】上記のレンタルポジションSW6およびヘ
ッドアンプ3が接続されたコンパレータ5は、上述の再
生FM波周波数特性補正回路4とダブルリミッタ回路7
とに接続されており、この再生FM波周波数特性補正回
路4とダブルリミッタ回路7とは、再生FM波補正手段
を構成している。そして、上記のコンパレータ5は、レ
ンタルポジションSW6からの基準電圧Vccとヘッド
アンプ3からの再生FM波のエンベロープ出力とを比較
し、エンベロープ出力が基準電圧Vccよりも小さな場
合に電圧差に比例した電圧を有する出力用CTL信号を
出力するようになっている。
【0017】上記の出力用CTL信号が入力される再生
FM波周波数特性補正回路4は、図2に示すように、出
力用CTL信号の電圧で56〜120pFの範囲で容量
可変な電圧可変コンデンサ20を有しており、この出力
用CTL信号の電圧が高くなるのに伴って容量が減少す
るようになっている。
【0018】この電圧可変コンデンサ20は、一方側が
GNDに接続されている一方、他方側が12μHのコイ
ル21を介して150Ωの抵抗器22に接続されており
、抵抗器22は、トランジスタ24のエミッタ端子に接
続されていると共に、820Ωの抵抗器23を介してG
NDに接続されている。そして、上記の抵抗器22とコ
イル21と電圧可変コンデンサ20とは、出力用CTL
信号で共振周波数を変化させることで、エミッタピーキ
ングにより4MHz付近の高域特性の増幅率を可変する
ようになっている。
【0019】上記のトランジスタ24のベース端子には
、560Ωの抵抗器25を介してトランジスタ26のエ
ミッタ端子が接続されていると共に、47pFのコンデ
ンサ27および28μHのコイル28を介してトランジ
スタ26のコレクタ端子に接続されている。また、この
トランジスタ26は、エミッタ端子が470Ωの抵抗器
29を介してGNDにも接続されている一方、コレクタ
端子が470Ωの抵抗器30を介して電源Vccにも接
続されている。
【0020】また、上記のトランジスタ26のベース端
子は、33pFのコンデンサ31を介してGNDに接続
されていると共に、抵抗器32を介して電源Vccに接
続されており、15μHのコイル33と33pFのコン
デンサ34とが並列に接続されている。そして、上記の
コイル33とコンデンサ34とは、15pFのコンデン
サ35を介してGNDに接続されていると共に、560
Ωの抵抗器36に接続されており、この抵抗器36には
、ヘッドアンプ3からの再生FM波が入力されるように
なっている。
【0021】一方、上述の高域特性の増幅率を可変する
トランジスタ24は、コレクタ端子が1KΩの抵抗器3
7を介して電源Vccに接続されていると共に、コンデ
ンサ38を介してトランジスタ39のベース端子に接続
されている。そして、このトランジスタ39は、ベース
端子が47KΩの抵抗器40を介して電源Vccに接続
されていると共に、33KΩの抵抗器41を介してGN
Dに接続され、コレクタ端子が電源Vccに接続されて
いる。さらに、このトランジスタ39は、エミッタ端子
が820Ωの抵抗器42を介してGNDに接続されてお
り、高域特性の増幅率が可変された再生FM波を出力す
るようになっている。
【0022】上記の再生FM波周波数特性補正回路4は
、図1に示すように、ダブルリミッタ回路7に接続され
ており、このダブルリミッタ回路7には、再生FM波周
波数特性補正回路4からの再生FM波と共に、上述のコ
ンパレータ5からの出力用CTL信号が入力されるよう
になっている。このダブルリミッタ回路7は、図3に示
すように、再生FM波の低周波側を通過させる回路系と
高周波側を通過させる回路系とを有しており、低周波側
の回路系は、560Ωの抵抗器43と、一方端がGND
に接続された39pFのコンデンサ44とからなってい
る。
【0023】一方、高周波側の回路系は、560pFの
コンデンサ45と、一方端がGNDに接続された12μ
Hのコイル46と、出力用CTL信号の電圧で抵抗値を
可変する電圧可変抵抗器47と、一方端がGNDに接続
された1KΩの抵抗器48と、リミッタ回路49とから
なっており、上記の電圧可変抵抗器47は、入力される
出力用CTL信号の電圧が高くなるのに伴って抵抗値が
減少するようになっている。そして、上記の再生FM波
が入力されるリミッタ回路49は、再生FM波の山谷が
急激な高周波部分にリミッタをかけるようになっている
【0024】上記の高周波側の回路系と上述の低周波側
の回路系とは、両回路系を通過した低周波側の再生FM
波と高周波側の再生FM波とを混合するMIX回路50
に接続されており、このMIX回路50で混合される低
周波側の再生FM波と高周波側の再生FM波との混合比
は、上述の電圧可変抵抗器47の抵抗値が減少する方向
へ変化するにしたがって、高周波側の再生FM波の混合
比が増大するようになっている。そして、上記のMIX
回路50は、リミッタ回路51に接続されており、この
リミッタ回路51は、高周波部分と低周波部分とが混合
された再生FM波にリミッタをかけるようになっている
【0025】上記のダブルリミッタ回路7は、図1に示
すように、再生FM波を復調して再生映像信号として出
力する再生FM波映像検波回路8に接続されており、こ
の再生FM波映像検波回路8は、再生FM波成分を完全
に除去するLPF回路9を介してノンリニアディエンフ
ァシス回路10に接続されている。そして、このノンリ
ニアディエンファシス回路10は、後述のコンパレータ
&CTL信号発生回路13とノイズキャンセラ回路14
と画質調整回路15とで再生映像信号補正手段を構成す
るノイズピックアップ回路11とメインディエンファシ
ス回路12とに接続されており、これらの回路11・1
2にディエンファシス処理された再生映像信号を出力す
るようになっている。
【0026】上記のノイズピックアップ回路11は、図
4に示すように、10KΩの抵抗器53・54を介して
電源VccとGNDとに接続されたベース端子を有する
トランジスタ55を有しており、このトランジスタ55
のベース端子には、コンデンサ52を介してノンリニア
ディエンファシス回路10からの再生映像信号が入力さ
れるようになっている。また、このトランジスタ55は
、コレクタ端子が電源Vccに接続されている一方、エ
ミッタ端子が1KΩの抵抗器56を介してGNDに接続
されていると共に、22pFのコンデンサ57の一方側
に接続されており、このコンデンサ57の容量は、ノイ
ズ成分となる周波数成分を決定するようになっている。
【0027】上記のコンデンサ57の他方側は、例えば
1SS199等のダイオード58a・58bがそれぞれ
逆方向に配設されたダイオードリミッタ58に接続され
ている。このダイオードリミッタ58は、0.01μF
のコンデンサ59を介してトランジスタ60のベース端
子に接続されており、このトランジスタ60は、コレク
タ端子が0.01μFのコンデンサ61を介して検波器
62に接続されている。そして、この検波器62は、ノ
イズレベルに応じた検波信号を図1のコンパレータ&C
TL信号発生回路13に出力するようになっている。
【0028】上記のコンパレータ&CTL信号発生回路
13には、上述のレンタルポジションSW6を介して基
準電圧Vccが入力されるようになっており、コンパレ
ータ&CTL信号発生回路13は、入力された基準電圧
Vccとノイズピックアップ回路11からの検波信号の
電圧とを比較し、検波信号の電圧が基準電圧Vccより
も高い場合に、比較差に対応した電圧を有するノイズ用
CTL信号を出力するようになっている。
【0029】上記のコンパレータ&CTL信号発生回路
13は、上述のメインディエンファシス回路12とノイ
ズキャンセラ回路14と画質調整回路15とに接続され
ており、これらの各回路12・14・15へノイズ用C
TL信号を出力するようになっている。上記のメインデ
ィエンファシス回路12は、図5に示すように、ノイズ
用CTL信号で抵抗値が560Ω〜3.3KΩの範囲で
可変する電圧可変抵抗器63を有しており、この電圧可
変抵抗器63は、ノイズ用CTL信号の電圧が高くなる
のに伴って抵抗値が減少するようになっている。
【0030】上記の電圧可変抵抗器63の再生映像信号
の入力側となる一端側には、トランジスタ64のコレク
タ端子が接続されている。このトランジスタ64は、エ
ミッタ端子が2.2KΩの抵抗器65を介してGNDに
接続されており、ベース端子が47KΩおよび33KΩ
の抵抗器66・67を介して電源VccおよびGNDに
接続されていると共に、0.01μFのコンデンサ68
を介して図1のノイズピックアップ回路11に接続され
ている。
【0031】一方、電圧可変抵抗器63の他方側は、並
列に接続された470pFのコンデンサ69と27μH
のコイル70とを介して電源Vccに接続されていると
共に、0.01μFのコンデンサ71を介してトランジ
スタ72のベース端子に接続されている。そして、この
トランジスタ72は、エミッタ端子が0.01μFのコ
ンデンサ73を介して図1のノイズキャンセラ回路14
に接続されている。
【0032】上記のノイズキャンセラ回路14は、図6
に示すように、10KΩの抵抗器83・84を介して電
源VccとGNDとに接続されたベース端子を有するト
ランジスタ85を有しており、このトランジスタ85の
ベース端子には、0.01μFのコンデンサ82を介し
て再生映像信号がメインディエンファシス回路12から
入力されるようになっている。
【0033】また、このトランジスタ85は、コレクタ
端子が電源Vccに接続されている一方、エミッタ端子
が1KΩの抵抗器86を介してGNDに接続されている
と共に、22pFのコンデンサ87の一方側に接続され
ており、このコンデンサ87の容量は、ノイズ成分とな
る周波数成分を決定するようになっている。
【0034】上記のコンデンサ87の他方側は、例えば
1SS199等のダイオード88a・88bがそれぞれ
逆方向に配設されたダイオードリミッタ88に接続され
ている。このダイオードリミッタ88は、0.01μF
のコンデンサ89を介してトランジスタ90のベース端
子に接続されており、このトランジスタ90は、エミッ
タ端子が2.2KΩの抵抗器92を介してGNDに接続
されていると共に、0.01μFのコンデンサ93を介
してノイズ用CTL信号で抵抗値が560〜3.3KΩ
の範囲で可変する電圧可変抵抗器94に接続されている
【0035】また、上記のトランジスタ90は、コレク
タ端子が0.01μFのコンデンサ91を介してB点で
分岐され、上述のコンデンサ82のメインディエンファ
シス回路12側のA点に接続されており、ダイオードリ
ミッタ88を通過したノイズ成分は、トランジスタ85
のベース端子部からの再生映像信号のノイズ成分とトラ
ンジスタ90のコレクタ端子部で混合されて位相反転さ
れることで除去されるようになっている。また、このト
ランジスタ90のコレクタ端子は、0.01μFのコン
デンサ91を介して画質調整回路15にも接続されてお
り、ノイズ成分が除去された再生映像信号を画質調整回
路15に出力するようになっている。
【0036】上記の画質調整回路15は、図7に示すよ
うに、ノイズキャンセラ回路14からの再生映像信号が
入力される0.01μFのコンデンサ95を有しており
、このコンデンサ95は、トランジスタ96のベース端
子に接続されている。また、このトランジスタ96のコ
レクタ端子は、電源Vccに接続されている一方、エミ
ッタ端子は、1KΩの抵抗器97を介してGNDに接続
されていると共に、0.01μFのコンデンサ98を介
してトランジスタ99のベース端子に接続されている。
【0037】上記のトランジスタ99は、エミッタ端子
が2.2KΩの抵抗器100を介してGNDに接続され
ていると共に、56μHのコイル101と68pFのコ
ンデンサ102とを介して電圧可変抵抗器103に接続
されている。そして、この電圧可変抵抗器103は、ノ
イズ用CTL信号で抵抗値が560Ω〜3.3KΩの範
囲で可変するようになっており、ノイズ用CTL信号が
高くなるのに伴って抵抗値が増大するようになっている
【0038】一方、トランジスタ99のコレクタ端子は
、0.01μFのコンデンサ104を介してY/CMI
X回路16に接続されており、電圧可変抵抗器103で
エンファシス量が調整された再生映像信号をY/CMI
X回路16へ出力するようになっている。そして、この
再生映像信号が入力されるY/CMIX回路16は、輝
度信号と色信号とを混合して出力するようになっている
【0039】上記の構成において、再生系回路の動作に
ついて説明する。
【0040】レンタルポジションSW6をON状態にし
て映像信号を再生した場合、図1に示すように、磁気ヘ
ッド1a・1bで再生された再生FM波がコンデンサ2
a・2bを介してヘッドアンプ3に入力されることにな
る。このヘッドアンプ3は、入力された再生FM波を増
幅し、クロマ信号処理回路と再生FM波周波数特性補正
回路4とコンパレータ5とに出力することになり、コン
パレータ5に入力された再生FM波は、エンベロープ出
力がレンタルポジションSW6を介して入力された基準
電圧Vccと比較されることになる。
【0041】上記の比較により、エンベロープ出力が基
準電圧Vccよりも低いと判定された場合には、コンパ
レータ5から比較差に対応した電圧を有する出力用CT
L信号が出力されることになり、この出力用CTL信号
は、再生FM波周波数特性補正回路4とダブルリミッタ
回路7とへ出力されることになる。そして、再生FM波
周波数特性補正回路4に入力された出力用CTL信号は
、図2に示すように、再生FM波周波数特性補正回路4
の電圧可変コンデンサ20に入力されることになり、電
圧可変コンデンサ20の容量を変化させることになる。
【0042】この際、例えばエンベロープ出力が低くて
再生FM波の電圧が高い場合には、電圧可変コンデンサ
20の容量が減少することになり、電圧可変コンデンサ
20とコイル21と抵抗器22とで決定される共振周波
数が高くなる方へ移動することになる。従って、トラン
ジスタ24のベース端子に入力されているヘッドアンプ
3からの再生FM波は、4MHz付近の高域特性が増大
した状態でトランジスタ39を介してダブルリミッタ回
路7へ出力されることになり、この高域特性の増大は、
再生FM波のエンベロープ出力が小さな場合に画像に出
現する黒ヤブケを防止することになる。
【0043】次いで、上記の再生FM波周波数特性補正
回路4から出力された再生FM波は、図3に示すように
、ダブルリミッタ回路7へ出力されることになり、この
ダブルリミッタ回路7で低周波側と高周波側とに分離さ
れることになる。そして、分離された低周波側の再生F
M波は、MIX回路50に入力されることになる。
【0044】一方、高周波側の再生FM波が通過する回
路系には、電圧可変抵抗器47が設けられており、この
電圧可変抵抗器47には、上述のコンパレータ5からの
出力用CTL信号が入力されている。そして、例えばエ
ンベロープ出力が低くて再生FM波の電圧が高い場合に
は、電圧可変抵抗器47の抵抗値が減少し、この回路系
を通過する高周波側の再生FM波が増大することになる
。従って、リミッタ回路49を介してMIX回路50に
入力される高周波側の再生FM波と、上述の低周波側の
再生FM波とは、MIX回路50に入力された際に、高
周波側の再生FM波の混合比が増大することになり、こ
の混合比の増大は、高周波帯を強化することで上述の黒
ヤブケを防止することになる。
【0045】この後、上記の再生FM波は、混合後の再
生FM波がリミッタ回路51でリミッタ処理され、図1
に示すように、再生FM波映像検波回路8へ出力され、
この再生FM波映像検波回路8で再生映像信号に復調さ
れることになる。そして、この再生映像信号は、再生F
M波映像検波回路8からLPF回路9へ出力されること
になり、LPF回路9を通過する際に、再生FM波成分
が完全に除去されることになる。
【0046】上記のLPF回路9を通過した再生映像信
号は、ノンリニアディエンファシス回路10でディエン
ファシス処理された後、ノイズピックアップ回路11と
メインディエンファシス回路12とに入力されることに
なり、ノイズピックアップ回路11に入力された再生映
像信号は、図4に示すように、コンデンサ52を介して
トランジスタ55のベース端子に入力され、増幅されて
エミッタ端子から出力されることになる。
【0047】この際、上記のトランジスタ55のエミッ
タフォロワ後の再生映像信号は、図8に示すように、コ
ンデンサ57の22pFの容量で決定される周波数成分
であるノイズ成分を有しており、このノイズ成分は、図
9に示すように、再生映像信号がダイオードリミッタ5
8を通過する際に抽出されることになる。そして、この
抽出されたノイズ成分は、図4に示すように、トランジ
スタ60で増幅された後、検波器62に入力されること
になり、この検波器62でノイズレベルに応じた電圧を
有する検波信号としてコンパレータ&CTL信号発生回
路13へ出力されることになる。
【0048】上記の検波信号がコンパレータ&CTL信
号発生回路13に入力されると、検波信号は、このコン
パレータ&CTL信号発生回路13にレンタルポジショ
ンSW6を介して入力されている基準電圧Vccと比較
されることになる。そして、例えば検波信号の電圧が基
準電圧Vccよりも高いと判定された場合には、ノイズ
レベルが所定以上であるとして、比較差に対応した電圧
を有するノイズ用CTL信号が出力されることになる。
【0049】上記のノイズ用CTL信号は、メインディ
エンファシス回路12とノイズキャンセラ回路14と画
質調整回路15とへ出力されることになり、メインディ
エンファシス回路12へ出力されたノイズ用CTL信号
は、図5に示すように、電圧可変抵抗器63に入力され
ることになる。そして、このノイズ用CTL信号が入力
された電圧可変抵抗器63は、ノイズ用CTL信号の電
圧に応じた抵抗値に可変することになり、メインディエ
ンファシス回路12は、ノンリニアディエンファシス回
路10から入力された再生映像信号を抵抗値に応じた規
模でディエンファシス処理することになる。
【0050】即ち、ノイズ用CTL信号の電圧が高い場
合には、電圧可変抵抗器63の抵抗値が減少することで
ディエンファシス処理の規模が増大することになる一方
、ノイズ用CTL信号の電圧が低い場合には、電圧可変
抵抗器63の抵抗値が増大することでディエンファシス
処理の規模が減少することになる。
【0051】上記のメインディエンファシス回路12で
ディエンファシス処理された再生映像信号は、図6に示
すように、ノイズキャンセラ回路14へ出力されること
になり、このノイズキャンセラ回路14の再生映像信号
は、A点で2分岐され、一方が画質調整回路15へ直接
出力されるB点へ出力されることになる。一方、他方の
再生映像信号は、コンデンサ82を介してトランジスタ
85のベース端子に入力され、増幅されてエミッタ端子
から出力されることになる。
【0052】上記のトランジスタ85のエミッタフォロ
ワ後の再生映像信号は、図8に示すように、コンデンサ
87の22pFの容量で決定される周波数成分であるノ
イズ成分を有しており、このノイズ成分は、図9に示す
ように、再生映像信号がダイオードリミッタ88を通過
する際に抽出されることになる。そして、この抽出され
たノイズ成分は、図6に示すように、トランジスタ90
で増幅され、上述のB点へ出力された再生映像信号のノ
イズ成分と位相反転した状態でB点へ出力されることに
なり、再生映像信号は、この位相反転でノイズ成分が除
去されて画質調整回路15へ出力されることになる。
【0053】この際、上記のトランジスタ90のエミッ
タ端子には、コンデンサ93を介して電圧可変抵抗器9
4が接続されており、この電圧可変抵抗器94には、上
述の図1のコンパレータ&CTL信号発生回路13から
ノイズ用CTL信号が入力されている。そして、この電
圧可変抵抗器94は、入力されたノイズ用CTL信号の
電圧に応じた抵抗値でトランジスタ90の増幅率を設定
している。
【0054】そして、ノイズ用CTL信号の電圧が高い
場合には、電圧可変抵抗器94の抵抗値が減少して増幅
率が増大することになり、トランジスタ90からB点へ
出力されるノイズ成分で除去可能なノイズキャンセル量
が増大することになる。一方、ノイズ用CTL信号の電
圧が低い場合には、電圧可変抵抗器94の抵抗値が増大
して増幅率が減少することになり、トランジスタ90か
らB点へ出力されるノイズ成分で除去可能なノイズキャ
ンセル量が減少することになる。
【0055】上記のノイズキャンセラ回路14でノイズ
成分が除去された再生映像信号は、図5に示すように、
画質調整回路15へ出力されることになり、この画質調
整回路15のトランジスタ96で増幅された後、さらに
、トランジスタ99で増幅されることになる。この際、
電圧可変抵抗器103には、図1のコンパレータ&CT
L信号発生回路13からノイズ用CTL信号が入力され
ており、電圧可変抵抗器103は、ノイズ用CTL信号
の電圧に応じた抵抗値でトランジスタ99のエンファシ
ス量を設定している。
【0056】そして、ノイズ用CTL信号の電圧が高い
場合には、電圧可変抵抗器103の抵抗値が増大してエ
ンファシス量が減少することになり、画質がソフト化す
ることになる。一方、ノイズ用CTL信号の電圧が低い
場合には、電圧可変抵抗器103の抵抗値が減少してエ
ンファシス量が増大することになり、画質がハード化す
ることになる。この後、上記の画質調整回路15でエン
ファシス処理された再生映像信号は、図1に示すように
、Y/CMIX回路16へ出力されることになり、Y/
CMIX回路16は、輝度信号と色信号とを混合して出
力することになる。
【0057】このように、本実施例の再生系回路は、再
生FM波の出力レベルをコンパレータ5で判定し、この
判定結果から再生FM波周波数特性補正回路4とダブル
リミッタ回路7とを補正制御して再生FM波の出力レベ
ルを調整するようになっていると共に、再生映像信号の
ノイズレベルをコンパレータ&CTL信号発生回路13
で判定し、この判定結果からメインディエンファシス回
路12とノイズキャンセラ回路14と画質調整回路15
とを補正制御して画質を調整するようになっている。
【0058】従って、この再生系回路は、再生FM波の
出力レベルを基にした補正処理と、再生映像信号のノイ
ズレベルを基にした補正処理とが可能なことから、再生
FM波および再生映像信号の状態に最適な補正処理が可
能になり、ひいては解像度およびS/N感の良い高画質
な画像を得ることを可能にしている。
【0059】
【発明の効果】本発明の磁気記録再生装置の再生系回路
は、以上のように、再生FM波と、この再生FM波から
復調された再生映像信号とを補正処理可能な磁気記録再
生装置の再生系回路は、再生FM波の出力レベルを基に
再生FM波を補正処理する再生FM波補正手段と、上記
再生映像信号のノイズレベルを基に再生映像信号を補正
処理する再生映像信号補正手段とを有している構成であ
る。
【0060】これにより、再生FM波の出力レベルに対
応した補正処理と、再生映像信号のノイズレベルに対応
した補正処理とが可能なことから、再生FM波および再
生映像信号の状態に最適な補正処理が可能になり、ひい
ては解像度およびS/N感の良い高画質な画像を得るこ
とを可能にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】再生系回路のブロック図である。
【図2】再生FM波周波数特性補正回路の回路図である
【図3】ダブルリミッタ回路の回路図である。
【図4】ノイズピックアップ回路の回路図である。
【図5】メインディエンファシス回路の回路図である。
【図6】ノイズキャンセラ回路の回路図である。
【図7】画質調整回路の回路図である。
【図8】再生映像信号のノイズ成分を示す説明図である
【図9】ダイオードリミッタで抽出されたノイズ成分を
示す説明図である。
【図10】従来例を示すものであり、再生系回路のブロ
ック図である。
【符号の説明】
3    ヘッドアンプ 4    再生FM波周波数特性補正回路(再生FM波
補正手段) 5    コンパレータ(再生FM波補正手段)6  
  レンタルポジションSW 7    ダブルリミッタ回路(再生FM波補正手段)
8    再生FM波映像検波回路 9    LPF回路 10    ノンリニアディエンファシス回路11  
  ノイズピックアップ回路(再生映像信号補正手段) 12    メインディエンファシス回路(再生映像信
号補正手段) 13    コンパレータ&CTL信号発生回路(再生
映像信号補正手段) 14    ノイズキャンセラ回路(再生映像信号補正
手段) 15    画質調整回路(再生映像信号補正手段)1
6    Y/CMIX回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生FM波と、この再生FM波から復調さ
    れた再生映像信号とを補正処理可能な磁気記録再生装置
    の再生系回路において、上記再生FM波の出力レベルを
    基に再生FM波を補正処理する再生FM波補正手段と、
    上記再生映像信号のノイズレベルを基に再生映像信号を
    補正処理する再生映像信号補正手段とを有していること
    を特徴とする磁気記録再生装置の再生系回路。
JP7175491A 1991-04-04 1991-04-04 磁気記録再生装置の再生系回路 Pending JPH04307466A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183427A (en) * 1981-04-28 1982-11-11 Kanebo Ltd Special bulky processed yarn and production thereof
JPS63117580A (ja) * 1986-11-05 1988-05-21 Mitsubishi Electric Corp ビデオ信号処理回路
JPH0218755A (ja) * 1988-07-06 1990-01-23 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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