JPH08210376A - トルク伝達用可変換継手 - Google Patents

トルク伝達用可変換継手

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JPH08210376A
JPH08210376A JP7271695A JP27169595A JPH08210376A JP H08210376 A JPH08210376 A JP H08210376A JP 7271695 A JP7271695 A JP 7271695A JP 27169595 A JP27169595 A JP 27169595A JP H08210376 A JPH08210376 A JP H08210376A
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JP
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holes
flange
pair
joint
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JP7271695A
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Edward W Mccullough
ダブリュウ マックラフ エドワード
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Rexnord Inc
Zurn LLC
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Rexnord Inc
Rexnord LLC
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/60Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members comprising pushing or pulling links attached to both parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16D3/79Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic disc or flat ring, arranged perpendicular to the axis of the coupling parts, different sets of spots of the disc or ring being attached to each coupling part, e.g. Hardy couplings the disc or ring being metallic

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転動力源や被駆動装置を動かすことなくた
わみ要素を取り出せ、またたわみ要素の配置を選択する
だけで二方向のうち任意の方向にバイアスされたトルク
伝達容量を有する継手を提供すること。 【構成】 駆動シャフトと被駆動シャフトを結合するた
めのフレキシブル継手で、駆動シャフトに結合された第
1のハブと、被駆動シャフトに結合された第2のハブ
と、第1のハブと第2のハブとの間に配置された一組の
たわみ要素と、複数の締め具と、第1及び第2のハブに
設けられ、第1及び第2のハブ、たわみ要素及び締め具
の択一的結合を、継手が第1の回転方向にバイアスされ
たトルク伝達容量を有する第1の構成と、継手が第2の
回転方向にバイアスされたトルク伝達容量を有する第2
の構成で与える一連のボルト孔90及びクリアランス孔
94とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転動力源から被駆動
装置へトルクを伝達すると共に、動力源と被駆動装置と
の間の不整合を補償する装置に関する。特に本発明は、
回転可能な駆動シャフトから回転可能な被駆動シャフト
へ回転動力を伝達するためのフレキシブル継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルなトルク伝達継手は、回転
可能な駆動及び被駆動シャフトの各端部を結合するため
一般に使われている装置である。この継手は、それぞれ
シャフトの端部によって支持された一対の側面を接する
ハブを具備する。1つまたはそれより多いフレキシブル
な継手要素が両ハブ間に配置されて結合され、駆動シャ
フトの回転に応じて被駆動シャフトの回転を可能とす
る。駆動シャフトと被駆動シャフトが不整合の場合に
は、フレキシブルな継手が両シャフトを位置変えする必
要なく、その不整合を補償する。
【0003】駆動及び被駆動シャフトの各端部が相互に
離れすぎて、フレキシブルな継手要素で両ハブを結合で
きない条件下では、ハブのフランジを結合するのに、側
面を接した対向端を有する筒状の中央部材がしばしば設
けられる。中央部材はその両端で、フレキシブルな継手
要素によってそれぞれのハブフランジに結合される。
【0004】動力源と被駆動装置との間の利用可能スペ
ースが制限されている条件下では、駆動及び被駆動シャ
フト上のハブを反転し得る。このようなハブを反転した
構成においては、シャフトの各端部が密に離間し、両ハ
ブのフランジが離間したままとなる。またハブを反転し
た構成では、ハブのフランジを結合するのに、側面を接
した対向端を有する筒状の中央部材がしばしば設けられ
る。中央部材はシャフトの各端部を収納し、その両端で
フレキシブルな継手要素によってそれぞれのハブフラン
ジに結合される。
【0005】フレキシブルな伝達継手は、継手が駆動及
び被駆動シャフト間で、両シャフトの共通の回転方向に
係わりなく最大のトルク負荷を伝達する能力を有するよ
うに構成可能である。このような能力を有する継手は、
「双方向」継手として知られている。
【0006】また、駆動及び被駆動シャフト間におい
て、両シャフトが第1の方向に共通に回転するときの方
が、両シャフトが反対の第2の方向に共通に回転すると
きよりも大きい負荷を伝達する能力を有するフレキシブ
ルなトルク伝達継手を提供することも知られている。こ
のような駆動及び被駆動シャフトの回転方向に応じて異
なる最大のトルク伝達容量を有するフレキシブル継手
は、「バイアス型」トルク容量を有するものとして知ら
れている。バイアス型トルク容量を有するフレキシブル
継手は、駆動及び被駆動シャフトが2つの方向のいずれ
にも共通に回転可能で、両シャフト間の負荷が他方向の
回転時においてよりも一方向の回転時において大きくな
ることが予測されるような用途、及び両シャフトが1つ
の方向においてのみ共通に回転可能であるような用途で
一般に使われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】継手が結合している設
備が移動困難なため、フレキシブル継手を補修及び保守
するのが難しいことがある。また、周知のフレキシブル
継手の補修及び保守は、多数の構成部品を有する継手を
取り扱い、分解し、さらに再組立する必要から困難にな
ることがある。
【0008】周知のフレキシブル継手に伴う別の問題
は、継手の構成部品が双方向継手あるいはバイアス型ト
ルク容量を有する継手を必要とする用いられるように交
換可能になっていない点にある。また、1つの回転方向
にバイアスされたトルク容量を有する継手の構成部品
を、反対の回転方向にバイアスされたトルク容量を有す
る継手を与えるのに交換して用いることができない。そ
の結果、フレキシブル継手あるいはその構成部品を保守
及び補修あるいは交換に際しては、継手の構成部品が正
しい継手の設計を具現化し、必要なトルク伝達機能を果
たすように配置されるべく、注意を払って行わねばなら
ない。また、双方向継手、第1の方向にバイアスされた
トルク容量を有する継手、第2の方向にバイアスされた
トルク容量を有する継手それぞれについて、継手の構成
部品の在庫を別々に維持しなければならない。
【0009】さらに、構成部品を厳密に検査しても、構
成部品が属する継手の種類、つまり場合によってはトル
クバイアスの方向、を確かめるのが難しいこともよくあ
る。この点も、フレキシブル継手の設置、保守及び補修
を複雑にし、また継手構成部品の在庫維持をより困難に
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】一実施例において本発明
は、第1の回転可能なシャフトに結合可能な第1のハブ
と、第2の回転可能なシャフトに結合可能な第2のハブ
とを具備したフレキシブル継手を提供する。第1及び第
2のハブはそれぞれ半径方向に延びたフランジを有し、
フランジは各々そこを貫いて延びた一組のボルト孔を有
する。ボルト孔は各ハブハブフランジの円周方向に、継
手の意図する用途に応じた、すなわち継手のトルク容量
のバイアス方向に応じた所定のパターンで配置されてい
る。また第1及び第2のハブは各々、そこを貫いて延び
た一組のクリアランス孔を有する。クリアランス孔もハ
ブハブフランジの円周方向に、ボルト孔のパターンに対
応したパターンで配置されている。
【0011】継手は、第1のハブフランジと第2のハブ
フランジとの間に配置された複数のたわみ要素も具備す
る。たわみ要素は各々両端部、これら両端間に延びたほ
ぼ弧上の中間部、及び複数のボルト孔を有する。たわみ
要素のボルト孔は、たわみ要素とハブフランジのボルト
孔が相互に一致可能なように配置されている。
【0012】継手は、各々がネジ切りナットとボルトを
含み、たわみ要素をハブフランジの一方に結合する一組
の締め具アセンブリも具備する。ハブフランジにおける
ボルト孔のパターンに応じ、締め具アセンブリは第1及
び第2のハブとたわみ要素とを、第1の回転方向あるい
は第2の回転方向どちらかにバイアスされたトルク容量
を有する継手を与える構成で結合する。
【0013】締め具アセンブリは各たわみ要素を各ハブ
フランジにそれぞれ固定するだけでなく、継手の保守及
び補修時には容易に分解される。たわみ要素を固定して
いるいくつかの締め具アセンブリを分解すると、たわみ
要素を両ハブフランジ間から半径方向に取り出すことが
できる。この一つのたわみ要素の除去は、対を成すたわ
み要素の他方と独立に可能で、結合されているハブ、シ
ャフトあるいはその他の設備を移動したり、ずらしたり
する必要がない。
【0014】また本発明の一実施例は、第1及び第2の
回転可能なシャフトに結合された第1及び第2のハブ
と、これら第1及び第2のハブのフランジ間に配置さ
れ、半径方向に延びる中央部材フランジを与える両端を
有する中央部材とを具備した継手を提供する。継手は、
第1のハブフランジと中央部材フランジの一方との間に
配置された一対のたわみ要素、及び第2のハブフランジ
と中央部材フランジの他方との間に配置された一対のた
わみ要素も具備する。また継手は次の二組の止め具も具
備する:一組は第1のハブ及び第1のハブと中央部材と
の間に配置された一対のたわみ要素を結合し;他の組は
第2のハブ及び第2のハブと中央部材との間に配置され
た一対のたわみ要素を結合する。
【0015】継手が双方向用あるいはバイアス型トルク
容量用どちらに使われるように設計されるかに係わりな
く、たわみ要素及び止め具アセンブリの構成は同じまま
である。その結果本発明は、双方向容量あるいはバイア
ス型トルク容量用どちらをも有する継手を与えるが、単
一のハブ構成だけでよい継手を提供する;全ての用途
で、共通の止め具アセンブリとたわみ要素が使われる。
【0016】従って本発明の継手は、継手のトルク容量
のバイアス方向に応じて固有に形成された部品を用いる
必要なく、いずれか任意の回転方向にバイアスされたト
ルク容量を有する継手を与えるように配置及び結合可能
な構成部品を提供する。共通の構成部品、すなわちハ
ブ、たわみ要素及び止め具アセンブリは、択一的などち
らの構成にも使え、トルク容量のバイアス方向は止め具
による構成部品の配置と結合によってのみ決まる。
【0017】別の実施例において本発明は、フレキシブ
ル継手を与える組立装置(システム)を提供する。この
組立装置は、第1組または対のハブと第2組のハブとを
具備する。これら両組のハブは、特定のトルク伝達容
量、すなわち双方向容量あるいは一方向動作用にバイア
スされた容量を有する継手の構成部品として使えるよう
に特有に構成されている。両組のハブ間の主な相違は、
それぞれにおけるボルト孔とクリアランス孔のパターン
である。また組立装置は、第1組のハブと第2組のハブ
とを結合する一組のたわみ要素及び一組の止め具を具備
する。たわみ要素と止め具の構成と数は、どの組のハブ
が継手に使われるかに係わりなく同じである。組立装置
の実施例によっては、異なる組のハブが特有に構成され
た中央部材を具備することもある。
【0018】従って組立装置は、ハブと中央部材につい
てだけ異なる構成を必要とし、残りの構成部品は各種可
能な継手の各々に共通とし得る、各種のフレキシブル継
手を提供するのに使える。
【0019】本発明の別の実施例において、継手はハブ
のフランジ上に、各構成部品を所望の回転方向にバイア
スされた最大トルク容量を有する継手へ正しく組み立て
る際それを案内する指標を含む。また継手は、回転方向
を一旦正しく定めれば、たわみ要素と止め具の正しい位
置決めを指示し、継手構成部品の誤った組立を防ぐよう
にブロックピンをハブフランジの所定位置に装着可能な
機構も具備する。
【0020】本発明の利点として、回転動力源や被駆動
装置を動かすことなく、近接して離れているフランジ間
から半径方向に独立に取り出し可能な相補的関係で対を
成す半環状のフレキシブル要素を具備したフレキシブル
継手が提供される。関連の利点として、たわみ要素を除
去した際組立状態をそのまま維持するフレキシブル継手
が提供される。
【0021】本発明の別の利点として、双方向または一
方向どちらの用途にも使えるが、共通に構成された部品
を用いればよいフレキシブル継手を与える組立装置が提
供される。この結果在庫が減少に、在庫管理が簡単にな
る。
【0022】本発明の別の利点として、第1の方向また
は反対の第2の方向どちらか任意の方向にバイアスされ
たトルク容量を有する可変換フレキシブル継手が提供さ
れる。バイアス方向は、たわみ要素をハブに結合すべき
配置を選択することによってのみ決まる。
【0023】本発明の別の利点として、所望のトルク伝
達特性を有する継手を得るための各構成部品の正しい位
置決め及び組立を指示するマーク表示を備えた可変換フ
レキシブル継手の構成部品が提供される。本発明のその
他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明、特許請求の範
囲の記載及び図面を参照することによって当業者には明
かとなろう。
【0024】
【実施例】発明の一実施例を詳しく説明する前に、発明
の応用は以下の説明で記述するあるいは図面に例示する
各構成部分の構造及び配置の詳細に限定されるものでな
いことが理解されるべきである。発明は以下に説明する
以外の実施例も可能であり、またさまざまな方法で実用
化もしくは実施化可能である。また、この明細書で用い
る表現及び用語は説明を目的とし、制限の意味に解され
るべきでないことも理解されたい。
【0025】添付の図面は、回転可能な駆動シャフト1
8と回転可能な被駆動シャフト22との間でトルクを接
続及び伝達するためのフレキシブル継手14を与える組
立装置(システム)10を示している。駆動及び被駆動
シャフト18、22はそれぞれの軸26を中心に回転可
能で、それぞれ端部32、34を有し、反対の第1及び
第2の方向D(図3中反時計方向)とD(図3中時
計方向)に回転可能である。後で詳述するように、フレ
キシブル継手14は被駆動シャフト22を駆動シャフト
18へ、被駆動シャフト22が駆動シャフト18の回転
に応じて回転し、且つ両シャフト間に生じ得る不整合を
許容するように結合する。
【0026】一般に、フレキシブル継手を与える組立装
置10は以下の構成部品から成る:第1のハブ42と第
2のハブ46を含む第1組30または対のハブ(図1−
図4に示す)、第1のハブ54と第2のハブ58を含む
第2組50のハブ(図5及び図6に示す)、一組60の
たわみ要素62、及び第1組30あるいは第2組50の
ハブ及び一組60のたわみ要素62を結合し、駆動及び
被駆動シャフト18、22を結合する継手を与える一組
の締め具アセンブリ66。また組立装置10は中央部材
70と別組74のたわみ要素62も備え、これらは例え
ば、両ハブがそれぞれのシャフト18、22上で反転さ
れる場合、あるいは両ハブ間が比較的長い距離で離れて
いる場合などさまざまな状況で、上記のハブ42と46
及び一組60のたわみ要素62に加えて用いられる。さ
らに組立装置10は、第2組50のハブ54と58と共
に使われる別の中央部材218も備える。一般に、組立
装置10は継手の各種代替構成を与えるように、共通の
一組または複数組のたわみ要素及び共通の一組の締め具
アセンブリと組み合わせて使われる、各種形状を有した
代替可能な複数のハブ及び中央部材を提供する。
【0027】より詳しく説明すれば、図1−図4に示し
た継手14は、適切な締め具手段78によって反転状態
で駆動シャフト18の端部32へ回転可能に固定される
第1のハブ42を具備する。第1のハブをシャフトへ固
定するのに止めネジなど図示以外の適切な締め具手段も
使えるが、図示の実施例における締め具手段は、第1ハ
ブ42のキー溝78bに装着された駆動シャフト18上
のキー78aである。また図示の実施例においてハブは
反転状態となっているが、その他の実施例においてハブ
を延出状態とすることもできる。第1のハブ42は、ほ
ぼ平面状の第1のハブフランジ面86を有する環状で、
半径方向に延びた第1のハブフランジ82を具備し、第
1のハブフランジ面86は駆動シャフト18から半径方
向外側に離間すると共に、駆動シャフト18に対し直交
している。第1のハブフランジ82はそこを貫いて延び
且つ円周方向に離間した4つのボルト孔90を有し(図
12)、これらボルト孔90は各々後述するようにボル
トの軸部を受け入れる寸法を有する。また第1のハブフ
ランジ82は、そこを貫いて延び且つ円周方向に離間し
た4つのクリアランス孔94を有する。クリアランス孔
94はボルト孔90よりも大きく、後述するように安全
パイロットブッシュ191を受け入れ収納する寸法を有
する。第1のハブフランジ82を中心としたボルト孔9
0及びクリアランス孔94の特定パターン及び配置につ
いては、後で詳しく説明する。
【0028】継手14はまた、反転状態で被駆動シャフ
ト22の端部34へ回転可能に固定されると共に、環状
で半径方向に延びた第2のハブフランジ98を備えた第
2のハブ46を具備する。第2のハブフランジ98は、
被駆動シャフト22から半径方向外側へ延び且つ被駆動
シャフト22に対し直交し、さらに第1のハブフランジ
面86と対向する第2のハブフランジ面102を画成し
ている。第2のハブフランジ98は、そこを貫いて延び
且つ円周方向に離間した4つのボルト孔90と円周方向
に離間した4つのクリアランス孔94とを有する(図
3)。第2のハブフランジ98におけるボルト孔90及
びクリアランス孔94の特定パターン及び配置は第1の
ハブフランジ82のものと対応しており、後で詳しく説
明する。
【0029】また継手14は、ほぼ円筒状で一体の中央
部材70も具備する(図2)。中央部材70は第1及び
第2の対向端110、114を有するほぼ円筒状の中間
部106を具備し、これら対向端110、114は駆動
及び被駆動シャフト18、22の端部32、34と第1
及び第2のハブ42、46の各一部をそれぞれ収容す
る。
【0030】環状の第1の中央部材フランジ118が中
央部材70の第1端110から半径方向外側へ延び、前
記第1のハブフランジ面86と対向関係となる環状でほ
ぼ平面状の第1の中央部材フランジ面122を画成して
いる。第1の中央部材フランジ118は、そこを貫いて
延び且つ円周方向に離間した4つのボルト孔90と円周
方向に離間した4つのクリアランス孔94とを有する
(図3)。
【0031】環状の第2の中央部材フランジ126(図
2参照)が中央部材70の第2端114から半径方向外
側へ延び、前記第2のハブフランジ面102と対向関係
となる環状でほぼ平面状の第2の中央部材フランジ面1
30を画成している。第2の中央部材フランジ126
(図3)は、そこを貫いて延び且つ円周方向に離間した
4つのボルト孔90(そのうち3つだけ図3に示してあ
る)と円周方向に離間した4つのクリアランス孔94
(そのうち3つだけ図3に示してある)とを有する。後
で詳述するように、第1及び第2の中央部材フランジ1
18、126におけるボルト孔90及びクリアランス孔
94の配置は、第1及び第2のハブフランジ82、98
におけるボルト孔90及びクリアランス孔94の配置と
対応し一致している。
【0032】第1及び第2のハブ42、46と中央部材
70のボルト孔90は各々、それぞれのクリアランス孔
94と一致している。ボルト孔90とクリアランス孔9
4のかかる一致は、ボルト孔90とクリアランス孔94
の各々を、両シャフトの回転軸26から共通の半径方向
距離を中心とし且つ第1及び第2のハブ42、46と中
央部材70の各フランジ82、98、118、126を
中心として円周方向に離間したいくつかの孔一の1つに
それぞれ配置することによって得られる。
【0033】まず図3及び図4を参照すれば、継手14
は8つの孔位置(参照アルファベット文字A−Hで示
す)を有する。孔位置については多くの適切な配置が可
能だが、図1−図4に示した構成における継手14は、
下記の位置に配された孔位置を与える:孔位置Aは、回
転軸26をほぼ通って延びる垂直面内に位置し、回転軸
26から所定の半径距離に位置する(図3及び図4では
回転軸の上方に位置するものとして示してある)。以
後、孔位置Aは0°に配置されていると称する。
【0034】孔位置B、C及びDは孔位置Aから、それ
ぞれ約30°、80°及び130°の角度距離だけ円周
方向(図において時計方向)に離間している。孔位置
E、F、G及びHはそれぞれ孔位置A、B、C及びDか
ら180°離間し、すなわち180°、210°、26
0°及び310°の角度に位置し、8つの孔位置A−H
は4対の直径方向に対向した孔位置として配置されてい
る。
【0035】第1のハブ42、第2のハブ46及び中央
部材70のボルト孔90と締め具(クリアランス)孔9
4の各々は、孔位置A−Hのいずれか一つに配置されて
いる。すなわち第1のハブフランジ82は、孔位置C、
E、F及びHに配されたボルト孔90と、孔位置A、
B、D及びGに配されたクリアランス孔94を有する
(図4)。第1の中央部材フランジ118は、第1のハ
ブフランジ82のクリアランス孔94と一致した、つま
り孔位置A、B、D(一部だけ見える)及びGに配され
たボルト孔90を有する(図3)。また第1の中央部材
フランジ118は、第1のハブフランジ82のボルト孔
90と一致した、つまり孔位置C、E、F及びHに配さ
れたクリアランス孔94を有する。
【0036】第2の中央部材フランジ126は、第1の
中央部材フランジ118のボルト孔90と一致したボル
ト孔90と、第1の中央部材フランジ118のクリアラ
ンス孔94と一致したクリアランス孔94を有する(図
3)。すなわち第2の中央部材フランジ126は、孔位
置A、B、D(不図示)及びGに配されたボルト孔90
と、孔位置C(不図示)、E、F及びHに配されたクリ
アランス孔94を有する(図3)。
【0037】第2のハブフランジ98(図3及び図12
参照)は、第2の中央部材フランジ126のクリアラン
ス孔94と一致したボルト孔90と、第2の中央部材フ
ランジ126のボルト孔90と一致したクリアランス孔
94を有する。すなわち第2のハブフランジ98は、孔
位置C(図3には示してない)、E、F及びHに配され
たボルト孔90と、孔位置A、B、D及びGに配された
クリアランス孔94を有する。
【0038】また継手14は、第1及び第2対または組
60、74のたわみ要素62を具備している:第1対6
0のたわみ要素62は第1のハブフランジ面86と第1
の中央部材フランジ面122との間に配され、一方第2
対74のたわみ要素62は第2の中央部材フランジ面1
30と第2のハブフランジ面102との間に配されてい
る。たわみ要素62はいずれも同等である。各対60、
74のたわみ要素62を説明する目的上、図面中左側に
現れているたわみ要素62を第1のたわみ要素と称し、
図面中右側に現れているたわみ要素62を第2のたわみ
要素と称する。
【0039】各たわみ要素62は、対向した前面と後面
及びほぼ一様な厚さを有する一体状部材である。たわみ
要素62は任意の適切な材料で形成できるが、図示の実
施例における各たわみ要素62は、複数の薄板ステンレ
ス鋼を積み重ねて構成され、フレキシブルであると同時
に高い引っ張り強度を有する一体状の単一部材を成して
いる。別の実施例では、薄板の積み重ねをポリマー製の
カプセル材でカプセル封入することもできる。各たわみ
要素62は対向する第1及び第2端142、146と、
これら両端142、146間に延びたほぼ弧状の中央部
150とを有する。たわみ要素62の半径方向内縁つま
り凹状縁154は、ほぼ滑らかである。たわみ要素62
の半径方向外縁つまり凸状縁158は、ほぼ帆立て貝状
である。たわみ要素62の中央部150は、そこを貫い
て延びた4つの離間するボルト孔162を有し、これら
ボルト孔162は各々ブッシュ95の外径と同じサイズ
である。ブッシュ95は各々、それぞれのボルト孔16
2を通って延出する。
【0040】たわみ要素62の各ボルト孔162間に、
たわみ要素素材の3つの弦部166が画成されている
(図3)。これら弦部は、たわみ要素62の先端から継
手14の回転方向に沿って順番に第1、第2及び第3の
弦部166a、166b、166cと称するものとす
る。たわみ要素62が第1または第2のハブ42、46
及び中央部材70に結合され、さらにシャフト18、2
2が回転されるとき、継手14がシャフト18、22間
でトルクを伝達するにつれ、たわみ要素62の弦部16
6は圧縮または引張力の作用下に置かれる。後で詳述す
るように、たわみ要素62に加わるその負荷は、たわみ
要素62を第1及び第2のハブ42、46と中央部材7
0に結合する方法によって決まる。また、第1及び第2
のハブ42、46と中央部材70に対するたわみ要素6
2の結合が、継手14のトルク伝達特性を決定する。
【0041】第1及び第2対60、74のたわみ要素6
2は各々、たわみ要素62の各孔162が円周方向に並
ぶと共に、両ハブと中央部材の各フランジ82、98、
118及び126のボルト孔90とそれぞれ一致可能な
ように、ほぼ円形の配列を形成するように端と端を突き
合わせる関係で配置されている。
【0042】継手14は、複数の締め具アセンブリ66
も具備している。複数対の締め具アセンブリ66がたわ
み要素62を、第1のハブ42、第2のハブ46あるい
は中央部材70のいずれかに結合する。継手14の図面
と説明を簡単にするため、5つの締め具アセンブリ66
だけが図3に示してある。しかし実際には、一組と考え
ることができる以下の合計16個の締め具アセンブリ6
6を継手14は具備する;4個の締め具アセンブリ66
が第1対60のたわみ要素62を第1のハブフランジ8
2に結合する;4個の締め具アセンブリ66が第1対6
0のたわみ要素62を第1の中央部材フランジ118に
結合する;4個の締め具アセンブリ66が第2対74の
たわみ要素62を第2のハブフランジ98に結合する;
さらに4個の締め具アセンブリ66が第2対74のたわ
み要素62を第2の中央部材フランジ126に結合す
る。
【0043】締め具アセンブリ66は、たわみ要素62
がハブフランジ82、98あるいは中央部材フランジ1
18、126のどちらに結合されるかに応じ、わずかに
異なる配置で組み立てられる同等の構成部品を含む。各
締め具アセンブリ66は、ヘッド178を有するショル
ダボルト174と、肩及びネジ切り端部183を含む軸
部182と、軸部182上にネジ込み可能なナット18
6とを具備する。各ボルト174が、ブッシュ95従っ
てたわみ要素62のボルト孔162、さらにハブフラン
ジ82、98あるいは中央部材フランジ118、126
のどちらかのボルト孔90を貫いて延び、たわみ要素6
2をそれぞれのフランジに結合する。また各締め具アセ
ンブリ66は、ボルトの軸部182が貫通するブッシュ
95を具備している。各締め具アセンブリ66は、ブッ
シュ95が貫通する一対のワッシャ190も具備する。
ワッシャ190は、対応したブッシュ95とボルト17
4が貫通するたわみ要素62の両側面に配置される。つ
まり、各対のワッシャ190のうち一方がハブフランジ
面86、102とたわみ要素62との間に係合され、各
対のワッシャ190のうち他方がたわみ要素62と中央
部材フランジ面122、130との間に係合される。各
締め具アセンブリ66は、安全パイロットブッシュ19
1もさらに具備する。安全パイロットブツシュ191
は、ボルト174が貫通するボルト孔90の反対側から
クリアランス孔94内に受け入れられる。つまり安全パ
イロットブッシュ191は、ブッシュ95とボルトヘッ
ド178あるいはナット186のうちどちらかクリアラ
ンス孔94に近い方とに隣接しそれと係合する。図示さ
れた特定の実施例では、ボルトヘッド178がそれぞれ
のハブフランジ82、98に隣接し、ナット186それ
ぞれの中央部材フランジ118、126に隣接する状態
で各ボルトは挿入される。従って図示された特定の実施
例において、ボルトがハブフランジ82、98のボルト
孔90を貫いて延びるとき、安全パイロットブッシュ1
91はナット186に隣接して、それぞれの中央部材フ
ランジ118、126のクリアランス孔94内に受け入
れられる。また図示された特定の実施例において、ボル
トが中央部材フランジ118、126のボルト孔90を
貫いて延びるとき、安全パイロットブツシュ191はボ
ルトヘッド178に隣接して、それぞれのハブフランジ
82、98のクリアランス孔94内に受け入れられる。
【0044】図2に最も明瞭に示すように、締め具アセ
ンブリ66はそれぞれ、各締め具アセンブリ66のボル
トヘッド178が継手14から軸方向に遠去かる方を向
くと共に、第1または第2のハブフランジ82、98の
一方あるいはハブフランジ82、98の一方のクリアラ
ンス孔94内に収容された安全パイロットブッシュ19
1のいずれかと当接するように位置される。従って各締
め具アセンブリ66のナット186は、中央部材フラン
ジ118、126の一方あるいは中央部材フランジ11
8、126の一方のクリアランス孔94内に収容された
安全パイロットブッシュ191のいずれかと当接する。
【0045】第1のハブ42、第1対60のたわみ要素
62、及び第1の中央部材フランジ118を結合する図
2に示した締め具アセンブリ66を特に参照すれば、孔
位置Eに配された締め具アセンブリ66(図2中右下の
締め具アセンブリ66)は、第1のハブフランジ面86
に対向してハブフランジ82に当接するボルトヘッド1
78を有する。ボルト軸部182は、ハブフランジ82
のボルト孔90、ブッシュ95、安全パイロットブッシ
ュ191を貫いて延び、ナット186にネジ込まれる。
ブッシュ95は、一対のワッシャ190のうち一方、た
わみ要素62のボルト孔162、及び一対のワッシャ1
90のうち他方を貫いて延びている。一対のワッシャ1
90のうち一方が、第1のハブフランジ面86とたわみ
要素62との間に係合され、一対のワッシャ190のう
ち他方がたわみ要素62と第1の中央部材フランジ面1
22との間に係合される。たわみ要素62は、一対のワ
ッシャ190に当接する。安全パイロットブッシュ19
1は、第1の中央部材フランジ118の孔位置Eにある
クリアランス孔94内に受け入れられる。安全パイロッ
トブッシュ191は、ワッシャ190とナット186と
の間に係合される。つまりボルト174とそれにネジ込
まれたナット186は、ボルトヘッド178が第1のハ
ブフランジ面86に対向してハブフランジ82に当接
し、またナット186が安全パイロットブッシュ191
に当接する状態で引っ張り合う関係となる。安全パイロ
ットブッシュ191、ブッシュ95、一対のワッシャ1
90、及びたわみ要素62は、ナット186と第1のハ
ブフランジ面86との間で圧縮される。
【0046】一対74のたわみ要素の各たわみ要素62
と第2の中央部材フランジ126を結合し、孔位置A
(図2中左上)に配された締め具アセンブリ66は、安
全パイロットブッシュ191に当接するボルトヘッド1
78を有する。ボルト軸部182は、安全パイロットブ
ッシュ191、ブッシュ95及び第2の中央部材フラン
ジ126の孔位置Aにあるボルト孔90を貫いて延び、
ナツト186にネジ込まれる。ブッシュ95は、一対の
ワッシャ190とたわみ要素62のボルト孔162の1
つを貫いて延びている。安全パイロットブッシュ191
は、ボルトヘッド78とワッシャ190との間に係合さ
れる。つまりボルト174とそれにネジ込まれたナット
186は、ボルトヘッド178が安全パイロットブッシ
ュ191に当接し、またナット186が第2の中央部材
フランジ面130に対向して第2の中央部材フランジ1
26に当接する状態で引っ張り合う関係となる。安全パ
イロットブッシュ191、ブッシュ95、一対のワッシ
ャ190、及びたわみ要素62は、ボルトヘッド178
と第2の中央部材フランジ面130との間で圧縮され
る。
【0047】第1または第2対60、74のたわみ要素
62の各たわみ要素62は、その対の他方の他方のたわ
み要素62を取り除くことなく、また中央部材70ある
いはシャフト18、22を移動することなく、さらにシ
ャフト18、22が結合される設備の各部片を移動した
り乱すことなく、隣接するフランジの間から半径方向に
個々に取り除くことができる。同じく、新しいたわみ要
素62を、隣接するフランジの間へ半径方向に挿入する
ことができる。つまりたわみ要素62は、たわみ要素6
2を対向する各フランジに結合している締め具アセンブ
リ66を分解し、たわみ要素62を両フランジ間から半
径方向に取り除き、新しいたわみ要素62を両フランジ
の間へ半径方向に挿入し、新しいたわみ要素62を隣接
するフランジへ結合する締め具アセンブリ66を組立て
直すことにより交換可能である。その後他方のたわみ要
素62を、同様の方法で交換可能である。
【0048】図5、図6及び図13は、同じ組立装置1
0によって与えられ、本発明の第2の実施例である継手
214を示す。この継手214は、代替対つまり第2組
50のハブと代替の中央部材218とを具備する。以下
で特に説明する以外、第2組50のハブと中央部材とを
具備する継手214は、第1組30のハブと中央部材と
を具備する前記継手14と同等であり、共通の要素は共
通の参照番号で示してある。継手14と214との主な
相違は、継手214が第1対38のハブと異なるハブ5
4と58、及び第1の中央部材70によるものと異なる
第1及び第2の中央部材フランジ222、226を有す
る中央部材218を具備していることである。
【0049】より詳しく説明すれば、第2組50のハブ
54と58は、一組または複数組のたわみ要素62と一
組の締め具アセンブリ66とで結合されたとき、D
示す方向にバイアスされたトルク伝達容量を有する継手
を与える。このトルク伝達容量特性は、第2組50のハ
ブ54、58と中央部材フランジ222、226におけ
るボルト孔90の配置によって与えられる。
【0050】第2組50のハブは、それぞれフランジ2
30、234を有する第1及び第2のハブ54、58と
第1及び第2の中央部材フランジ222、226を有す
る中央部材218とを具備している。第1のハブフラン
ジ230においては(図5及び図6参照)、ボルト孔9
0が孔位置B、D、F及びHに存在し、クリアランス孔
94が孔位置A、C、E及びGに存在する。図5に示す
ように、第1の中央部材フランジ222は、そこを貫い
て延び孔位置A、C、E及びGに配されたボルト孔90
と、そこを貫いて延び孔位置B、D、F及びHに配され
たクリアランス孔94とを有する。また図5に示すよう
に、第2の中央部材フランジ226は、そこを貫いて延
び孔位置B、D(不図示)、F及びH孔に配されたボル
ト孔90と、そこを貫いて延びに位置A、C(不図
示)、E及びG配されたクリアランス孔94とを有す
る。第2のハブフランジ234においては(図5及び図
13参照)、ボルト孔90が孔位置A、C(図5には示
してない)、E及びGに存在し、クリアランス孔94が
孔位置B、D、F及びHに存在する。
【0051】一般に、継手を与える組立装置10は、継
手を組み立てるのに使われ継手のトルク伝達特性を決定
する一組のハブの特定の構成に依存する。すなわち、第
1及び第2のハブフランジ、さらに存在する場合には中
央部材フランジのボルト孔及びクリアランス孔の特定パ
ターンに依存して、継手は双方向あるいはバイアス型ど
ちらかのトルク伝達能力を有する。また継手がバイアス
型のトルク伝達容量を有する場合、定義によればバイア
スは1つの回転方向、例えばDで示す方向あるいはD
で示す反対の方向に成される。トルク伝達能力が双方
向あるいはバイアス型どちらかであるかに係わりなく、
第1及び第2のハブさらに存在する場合には中央部材を
結合するのに共通のたわみ要素62と締め具アセンブリ
66が用いられる。
【0052】組立装置10によって与えられるハブの構
成が、継手のトルク伝達能力を決定する。なぜなら、ハ
ブ及び中央部材のフランジとたわみ要素62との間の結
合及び継手に加わる負荷の方向が、継手の動作時にたわ
み要素62に加わる性質を決定する、すなわち圧縮負荷
あるいは引張負荷のいずれかにさらされるたわみ要素6
2の弦部166の数を決定するからである。
【0053】たわみ要素62の弦部166は圧縮負荷よ
りも引張負荷を伝える能力の方が大きいので、引張力が
負荷されるたわみ要素62の弦部166の数が多いほ
ど、トルクを伝達する継手の容量は大きくなる。双方向
継手は、継手の回転方向及び継手の負荷方向に係わりな
く、引張と圧縮の状態下に置かれる等しい数の弦部16
6を有し、従って両方向において等しい最大トルク容量
を有する。バイアス型トルク容量を有する継手は、引張
と圧縮の状態下に置かれる等しくない数の弦部を有す
る。従ってこのような継手は、より多くの数の弦部が引
張の状態下に置かれる方向においてより大きいトルク伝
達容量を有し、反対の方向すなわちより多くの数の弦部
が圧縮力として負荷される方向においてより小さいトル
ク伝達容量を有する。
【0054】例えば、継手14に含まれる第1対30の
ハブ42、46と中央部材70は、継手14に双方向の
トルク容量を与えるように構成されている。図12を参
照すれば、シャフト18、22が第1の方向Dに回転
するとき、各第1たわみ要素62の第1の弦部166a
は(記号tで示すように)引張の状態下にあり;第2弦
部166bは(記号cで示すように)圧縮の状態下にあ
り;第3の弦部166cは引張の状態下にある。またシ
ャフト18、22が第1の方向Dに回転するとき、各
第2たわみ要素62の第1の弦部166aは圧縮の状態
下にあり、第2弦部166bは引張の状態下にあり、第
3の弦部166cは圧縮の状態下にある。従って継手1
4は、引張及び圧縮の状態下にある等しい数のたわみ要
素弦部を含んでいる。
【0055】さらに図12を参照すれば、駆動シャフト
18が第2の方向Dに回転するとき、各弦部166に
加わる負荷は反転するが、等しい数のたわみ要素弦部1
66が引張または圧縮の状態下に置かれる。従って、継
手14は対向する方向DまたはDどちらにも動作可
能で、いずれの方向に回転されたときも等しい量のトル
クを伝達可能である。
【0056】これに対し、第2組50のハブを具備する
継手214は、その動作時等しくない数の弦部166が
引張及び圧縮の負荷状態下に置かれるので、バイアス型
のトルク容量を有する。すなわち、駆動シャフト18が
継手214を第1の方向D(図13参照)に回転する
とき、各第1たわみ要素62の第1の弦部166aは引
張の状態下にあり、第2弦部166bは圧縮の状態下に
あり、第3の弦部166cは引張の状態下にある。また
駆動シャフト18が第1の方向Dに回転するとき、各
第2たわみ要素62の第1の弦部166aは引張の状態
下にあり;第2弦部166bは圧縮の状態下にあり;第
3の弦部166cは引張の状態下にある。従ってフレキ
シブル継手214が方向Dに回転するとき、各対のた
わみ要素62は4つの引張弦部と2つの圧縮弦部を含
む。このように引張弦部の数の方が多いため、少ない数
の引張弦部を有する継手よりも大きいトルク容量を持つ
継手が得られる。継手214が反対方向Dに回転する
と、各弦部166に加わる負荷は反転し、各対のたわみ
要素62は2つだけの引張弦部と4つの圧縮弦部を含む
ことになり、その結果トルク伝達容量は減少する。
【0057】このため第2組50のハブを具備する継手
214は、第2の方向Dよりも第1の方向Dにおい
て大きいトルク伝達容量を有し、従ってDの方向にバ
イアスされたトルク伝達容量を有する。一方、方向D
と反対の第2の方向Dに回転されたとき、フレキシブ
ル継手214は第1の方向Dにおいて伝達可能なトル
クの約50%だけを伝達可能である。
【0058】図7、図8及び図14は、同じ組立装置1
0によって与えられる本発明の第3の実施例で、第3組
316のハブと中央部材を具備した継手314を示す。
この継手314は、第3組316のハブ324、328
と代替の中央部材320とを具備する。以下で特に説明
する以外、第3組316のハブと中央部材とを具備する
継手314は前記継手14と同等であり、共通の要素は
共通の参照番号で示してある。
【0059】より詳しく説明すれば、一組のたわみ要素
62と一組の締め具アセンブリ66とで結合された第3
組316のハブと中央部材は、Dで示す方向にバイア
スされたトルク伝達容量を有する継手314を与える。
第3組316のハブは、フランジ332を有する第1の
ハブ324と、フランジ336を有する第2のハブ32
8と、フランジ340、344を有する中央部材320
とを具備する。第1のハブフランジ332と第2の中央
部材フランジ344においては(図7及び図8参照)、
ボルト孔90が孔位置A、C、E及びGに存在し、クリ
アランス孔94が孔位置B、D、F及びHに存在する。
第1の中央部材フランジ340と第2のハブフランジ3
36とにおいては、ボルト孔90が孔位置B、D、F及
びHに存在し、クリアランス孔94が孔位置A、C、E
及びGに存在する。
【0060】駆動シャフト18が継手314を方向D
に回転するとき(図7、図8及び図14)、各第1たわ
み要素62の第1の弦部166aは引張の状態下にあ
り;第2弦部166bは圧縮の状態下にあり;第3の弦
部166cは引張の状態下にある。また駆動シャフト1
8が方向Dに回転するとき、各第2たわみ要素62の
第1の弦部166aは引張の状態下にあり、第2弦部1
66bは圧縮の状態下にあり、第3の弦部166cは引
張の状態下にある。従ってフレキシブル継手314が方
向Dに回転するとき、各対60、74のたわみ要素6
2は4つの引張弦部と2つの圧縮弦部を含む。継手31
4が反対方向Dに回転すると、各弦部に加わる負荷は
反転し、各対60、74のたわみ要素62は2つだけの
引張弦部と4つの圧縮弦部を含むことになる。このため
継手314は、方向Dよりも方向Dにおいて大きい
トルク伝達容量を有し、従ってDの方向にバイアスさ
れたトルク伝達容量を有する。一方、方向Dと反対の
方向Dに回転されたとき、フレキシブル継手314は
第1の方向Dにおいて伝達可能なトルクの約50%だ
けを伝達可能である。
【0061】図11は、同じ組立装置10によって与え
られる本発明の第4の実施例で、第4組416のハブ4
2、46を具備した継手414を示す。以下で特に説明
する以外、第4組416のハブを具備する継手414は
前記継手14と同等であり、共通の要素は共通の参照番
号で示してある。
【0062】一組60のたわみ要素62と一組の締め具
アセンブリ66によって結合されたとき第4組416の
ハブは、双方向のトルク伝達容量を有する継手を与え
る。しかし前記継手14と異なり、継手414は中央部
材を具備してない。第4組416のハブは、それぞれの
フランジを有する第1のハブ42と第2のハブ46を具
備する。第1のハブフランジ82においては、ボルト孔
90が孔位置C、E、F及びHに存在し、クリアランス
孔94が孔位置A、B、D及びGに存在する。第2のハ
ブフランジ98においては、ボルト孔90が孔位置A、
B、D及びGに存在し、クリアランス孔94が孔位置
C、E、F及びHに存在する。第1及び第2のハブ4
2、46におけるボルト孔90とクリアランス孔94の
構成は、図1−図4に示した継手14の第1のハブフラ
ンジ82と第1の中央部材フランジ118におけるボル
ト孔90とクリアランス孔94の構成と同等であり、従
ってその結果得られる双方向のトルク伝達容量もそれに
匹敵する。他の実施例として、中央部材を含まない継手
で、中央部材を含む継手と同様のバイアス型トルク伝達
容量を与えることもできる。
【0063】図9、図10、図15及び図16は、同じ
組立装置10によって与えられる本発明の第5の実施例
で、第5組518のハブ526、530と中央部材52
2を具備した継手514を示す。以下で特に説明する以
外、第5組318のハブと中央部材とを具備するこの継
手514は前記継手14と同等であり、共通の要素は共
通の参照番号で示してある。
【0064】より詳しく説明すれば、第5組518のハ
ブは、フランジ534を有する第1のハブ324と、フ
ランジ538を有する第2のハブ530と、フランジ5
44、548を有する中央部材522とを具備する。二
組60、74のたわみ要素62と一組の締め具アセンブ
リ66とで結合されると、第5組518のハブと中央部
材は、DまたはDの回転方向いずれかにバイアスさ
れたトルク伝達容量を有する継手514を与える。また
第5組518のハブと中央部材とで組み立てられた継手
514は、第1及び第2のハブフランジ534、53
8、中央部材フランジ544、548、第1及び第2対
60、74のたわみ要素62、及び一組の締め具アセン
ブリ66を、継手514が方向Dにバイアスされたト
ルク伝達容量を有する第1の構成(図9、図10及び図
15に示す)と、継手514が反対の方向つまり方向D
にバイアスされたトルク伝達容量を有する第2の構成
(図16)のいずれかで結合するための可変換手段54
2を具備している。可変換手段542として各種適切な
構造が使用可能であるが、図示の継手514(図10、
図15及び図16に示す)における可変換手段は、第1
及び第2のハブフランジ534、538と中央部材フラ
ンジ544、548に等しくない数のボルト孔90とク
リアランス孔94を設けることから成る。より詳しく言
えば、第1及び第2のハブフランジ534、538は、
(前記継手14の第1組のハブに設けられた)4つでは
なく6つのボルト孔90、つまり2対でなく3対のボル
ト孔90と、4つだけのクリアランス孔94、つまり2
対のクリアランス孔94を有する。すなわち、可変換手
段542は第1及び第2のハブフランジ534、538
に、n対のボルト孔90(但しn=3)とn−1対のク
リアランス孔94、つまり2対のクリアランス孔を有す
る。また中央部材フランジ544、548は、(前記継
手14の第1組のハブに設けられた)4つではなく6つ
のクリアランス孔94、つまり2対でなく3対のクリア
ランス孔94と、4つだけのボルト孔90を有する。す
なわち、可変換手段542は中央部材フランジ544、
548の各々に、n対のクリアランス孔94(但しn=
3)とn−1対のボルト孔94、つまり2対のボルト孔
を有する。
【0065】第1及び第2のハブフランジ534、53
8における6つのボルト孔90のうち2つと第1及び第
2の中央部材フランジ544、548における6つのク
リアランス孔94のうち2つは、前記した孔位置A−H
に加えたそれら以外の2つの孔位置にそれぞれ配されて
いる。追加の孔位置のうち1つは孔位置Iとして示さ
れ、孔位置Bと孔位置Cとの間で約50°の位置に配さ
れている。もう1つの追加の孔位置は孔位置Jとして示
され、孔位置Iから180°をなす孔位置Fと孔位置G
との間で約230°の位置に配されている。
【0066】このようにハブフランジ534、538に
おける追加の孔位置に2つの追加のボルト孔90を設
け、中央部材フランジ544、548における追加の孔
位置に2つの追加のクリアランス孔94を設けたのは、
図13と図14にそれぞれ示した二組50、316のバ
イアス型トルク容量ハブにおけるボルト孔90とクリア
ランス孔94の各パターンを重ね合わせた結果である。
この際、ボルト孔90とクリアランス孔94の配置は、
両配置の一方、例えば図6に示した配置を50°(時計
方向に)回転させ、次いでそれを図8に示した配置を含
むフランジ上に重ねることによって重ね合わされる。
【0067】より詳しく説明すれば、図9、図10、図
15及び図16に示すように、第1及び第2のハブフラ
ンジ534、538においては、6つのボルト孔90が
孔位置B、I、D、F、J及びHに存在し、4つのクリ
アランス孔94が孔位置A、C、E及びGに存在する。
また図9に示すように、第1及び第2の中央部材フラン
ジ544、548は、そこを貫き孔位置A、C、E及び
Gに配された4つのボルト孔90と、そこを貫き孔位置
B、I、D、F、J及びHに配された6つのクリアラン
ス孔94とを有する。第1及び第2のハブ526、53
0は、2対60、74のたわみ要素62と一組の締め具
アセンブリ66とによって中央部材522に結合され、
両ハブ526、530を中央部材522へ結合するの
に、追加のたわみ要素62あるいは締め具アセンブリ6
6は必要ない。なぜなら継手514の組立に際しては、
第1のハブ526におけるボルト孔90のうち2つ、第
2のハブ530におけるボルト孔90のうち2つ、及び
各中央部材フランジ544、548におけるクリアラン
ス孔94のうち2つは使われず、空いたまま残るからで
ある。
【0068】第1及び第2のハブ526、530は、た
わみ要素62及び締め具アセンブリ66を配置してD
の方向にバイアスされたトルク伝達容量を有する継手を
与えるためには、図9、図10及び図15に示したのに
対応した位置で、第1のハブフランジ534が第1の中
央部材フランジ544に一致され、第2のハブフランジ
538が第2の中央部材フランジ548に一致されねば
ならない。フランジ534と544の間に配される一対
60のたわみ要素62は孔位置B−E及びF−Aに一致
され、孔位置IとJは空いたまま残され;フランジ54
8と538の間に配される一対74のたわみ要素62は
孔位置C−J及びG−Iに一致され、孔位置BとFは空
いたまま残され;そして全一組16個の締め具アセンブ
リ66が装着され、第1及び第2のハブ526、53
0、中央部材522、及びたわみ要素62を結合する。
この構成においては、第1のハブフランジ534におけ
る孔位置IとJのボルト孔90、第1の中央部材フラン
ジ544における孔位置IとJのクリアランス孔94、
第2の中央部材フランジ548における孔位置BとFの
クリアランス孔94、及び第2のハブフランジ538に
おける孔位置BとFのボルト孔90が空いたまま残され
る。
【0069】第1及び第2のハブ526、530は、二
組60、74のたわみ要素62及び全一組の締め具アセ
ンブリ66を第2の構成で配置し、Dの方向にバイア
スされたトルク伝達容量を有する継手を与えるために
は、図9、図10及び図15に示したのと同じ位置で、
第1及び第2のハブ526、530が中央部材フランジ
544、548に一致される。しかし、二組60、74
のたわみ要素62は異なって配置される。すなわち、フ
ランジ534と544の間に配される一対60のたわみ
要素62は孔位置C−J及びG−Iに一致され、孔位置
BとFは空いたまま残され;フランジ548と538の
間に配される一対74のたわみ要素62は孔位置B−E
及びF−Aに一致され、孔位置IとJは空いたまま残さ
れ;そして全一組16個の締め具アセンブリ66が装着
され、第1及び第2のハブ526、530、中央部材5
22、及びたわみ要素62を結合する。この構成におい
ては、第1のハブフランジ534における孔位置BとF
のボルト孔90、第1の中央部材フランジ544におけ
る孔位置BとFのクリアランス孔94、第2の中央部材
フランジ548における孔位置IとJのクリアランス孔
94、及び第2のハブフランジ538における孔位置I
とJのボルト孔90が空いたまま残される。
【0070】第5組518のハブを具備した継手514
によって得られる利点の1つは、組立られる継手514
のトルク伝達のバイアス方向に係わりなく、1つのハブ
と1つの中央部材が継手514で使えること、すなわち
またはDいずれかの方向にバイアスされたトルク
伝達容量を有する可変換継手を与えるのに、単一のハブ
と単一の中央部材が変換可能に使えることにある。また
中央部材が必要ない場合でも、第5組のハブの構成はD
またはDいずれかの方向にバイアスされたトルク伝
達容量を有する可変換継手を与えるのに使うことでき、
単一のハブを両方のハブに使用可能である。
【0071】可変換手段542は、第1及び第2のハブ
フランジ534、538の各々に形成された4つのブロ
ックピン孔570と、各フランジのこれらブロックピン
孔570のうち2つへ選択的に挿入可能な2本のブロッ
クピン574も具備している。4つのブロックピン孔5
70はそれぞれ、孔位置AとB、IとC、EとF、及び
JとG間に位置する。ブロックピン574がピン孔57
0に挿入されているとき、ピン574の一部がフランジ
面から延出し、たわみ要素62がその上を通過するのを
妨げる。従ってブロックピン574は、継手514の可
能な構成のうち一方を取り除くことによって、たわみ要
素62が特定のバイアス方向について正しく配置される
ことを保証する。すなわち、方向Dにバイアスされた
トルク伝達容量となるようにたわみ要素62をボルト孔
90及びクリアランス孔94と一致させる必要があると
きは、一対のブロックピン574が第1のハブフランジ
534における孔位置AとB及び孔位置EとF間のブロ
ックピン孔570にそれぞれ挿入され、残り一対のブロ
ックピン574が第2のハブフランジ538における孔
位置IとC及び孔位置JとG間のブロックピン孔570
にそれぞれ挿入される。逆に、方向Dにバイアスされ
たトルク伝達容量となるようにたわみ要素62をボルト
孔90及びクリアランス孔94と一致させる必要がある
ときは、一対のブロックピン574が第1のハブフラン
ジ534における孔位置IとC及び孔位置JとG間のブ
ロックピン孔570にそれぞれ挿入され、残り一対のブ
ロックピン574が第2のハブフランジ538における
孔位置AとB及び孔位置EとF間のブロックピン孔57
0にそれぞれ挿入される。
【0072】可変換手段542は、ハブフランジ53
4、538と中央部材フランジ544、548を一致さ
せると共に、ブロックピン574が挿入されねばならな
いブロックピン孔570を指示して、DまたはD
ずれか選択されたバイアス方向についてたわみ要素62
が正しく配置されることを保証する指標手段538も具
備している。図示の実施例において、指標手段538は
各ハブフランジ534、538及び中央部材フランジ5
44、548に押印された2対の反対方向を向いた矢印
578である。ハブフランジ534、538と中央部材
フランジ544、548は、各フランジ上の矢印578
が隣のフランジ上の同じ方向を指す矢印578と隣合う
ように位置されたとき、正しく一致する。ハブフランジ
534、538上の各矢印578はブロックピン孔57
0の1つと隣接し、継手の組立の際、DまたはD
ずれかの選択方向にバイアスされたトルク容量を与える
ための案内となる。つまり、第1のハブフランジ534
上にあってバイアス型トルク容量の所望の方向Dまた
はDを指す矢印578は、所望の方向DまたはD
のバイアス型トルク容量を与えるべく、第1対60のた
わみ要素62をボルト孔90及びクリアランス孔94と
正しく一致させるためにブロックピン574が挿入され
ねばならないブロックピン孔570に隣接している。第
1及び第2のハブフランジ534、538は逆の関係で
同等であるから、第2のハブフランジ538上にあって
バイアス型トルク容量の所望の方向DまたはDと反
対の方向を指す矢印578が、所望の方向DまたはD
のバイアス型トルク容量を与えるべく、第2対74の
たわみ要素62をボルト孔90及びクリアランス孔94
と正しく一致させるためにブロックピン574が挿入さ
れねばならないブロックピン孔570に隣接している。
従って、方向Dにバイアスされたトルク伝達容量とな
るようにたわみ要素62をボルト孔90及びクリアラン
ス孔94と一致させる必要があるときは、ブロックピン
574が方向Dを指している矢印578に隣接した第
1のハブフランジ534におけるブロックピン孔570
にそれぞれ挿入される一方、残りのブロックピン574
は方向Dと反対の方向、すなわち方向Dを指してい
る矢印578に隣接した第2のハブフランジ538にお
けるブロックピン孔570にそれぞれ挿入される。逆
に、方向Dにバイアスされたトルク伝達容量となるよ
うにたわみ要素62をボルト孔90及びクリアランス孔
94と一致させる必要があるときは、ブロックピン57
4が方向Dを指している矢印578に隣接した第1の
ハブフランジ534におけるブロックピン孔570にそ
れぞれ挿入される一方、残りのブロックピン574は方
向Dと反対の方向、すなわち方向Dを指している矢
印578に隣接した第2のハブフランジ538における
ブロックピン孔570にそれぞれ挿入される。このよう
に、第1のハブフランジ534と第1の中央部材フラン
ジ544上の各矢印578は、第1のハブフランジ53
4のブロックピン孔570にブロックピン574を挿入
して組み立てたときに継手514のトルク容量がバイア
スされる回転方向DまたはDをそれぞれ指してい
る。そして、第2のハブフランジ538と第2の中央部
材フランジ548上の各逆向きの矢印578が、第2の
ハブフランジ538のブロックピン孔570にブロック
ピン574を挿入して組み立てたときに継手514のト
ルク容量がバイアスされる回転方向DまたはDをそ
れぞれ指している。この結果ブロックピン574によ
り、たわみ要素62が適切なボルト孔90と一致され、
意図した回転方向にバイアスされたトルク容量を有する
継手514を与えることが保証される。矢印578を隣
のフランジ上の矢印と一致させ、ブロックピン574を
各ハブフランジ534、538における一対のブロック
ピン孔570にそれぞれ挿入することで、たわみ要素6
2をボルト孔90及びクリアランス孔94と一義的に一
致させて装着可能となる。
【0073】組立装置10によって与えられる各継手
は、共通した組をなすたわみ要素62及び締め具アセン
ブリ66を用いて組み立てられる。各継手が異なるの
は、継手のトルク伝達特性を決定するのに使われる各組
のハブの構成と、中央部材を設けるかどうかだけであ
る。従って組立装置10は、第1組のハブと中央部材、
一対のたわみ要素及び一組の締め具アセンブリを結合し
てバイアスされたトルク容量を有する継手を与えるか、
あるいは第2組のハブと中央部材、一対のたわみ要素及
び全一組の締め具アセンブリを結合して双方向のトルク
容量を有する継手を与える手段を提供する。本発明の上
記以外の特徴及び利点は、特許請求の範囲の各項に記載
されている。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、回転
動力源や被駆動装置を動かすことなくたわみ要素を取り
出せ、またたわみ要素の配置を選択するだけで二方向の
うち任意の方向にバイアスされたトルク伝達容量を有す
る継手が得られる。また組立装置として、共通のたわみ
要素と締め具アセンブリを用い、二組の構成の異なるハ
ブを使い分けるだけで、双方向あるいはバイアス型いず
れか任意のトルク伝達容量を有する継手を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるフレキシブル継手
の一部破断及び一部断面の端面図。
【図2】図1のほぼ2−2線に沿った断面図。
【図3】図2に示したフレキシブル継手の分解図。
【図4】図3のほぼ2−2線に沿った図。
【図5】図3と同様な図で、本発明の第2の実施例であ
るフレキシブル継手を示す。
【図6】図5のほぼ6−6線に沿った図。
【図7】図5と同様な図で、本発明の第3の実施例であ
るフレキシブル継手を示す。
【図8】図7のほぼ8−8線に沿った図。
【図9】図7と同様な図で、本発明の第4の実施例であ
るフレキシブル継手を示し、2つの可能な構成のうち一
方を示す。
【図10】図9のほぼ10−10線に沿った図。
【図11】図9と同様な図で、本発明の第5の実施例で
あるフレキシブル継手を示す。
【図12】図3のほぼ12−12線に沿った図。
【図13】図5のほぼ13−13線に沿った図
【図14】図7のほぼ14−14線に沿った図
【図15】図9のほぼ15−15線に沿った図で、第1
の構成の継手を示す。
【図16】図15と同様な図で、第2の可能な構成の継
手を示す。
【符号の説明】
14、214、314、414、514 フレキシブル
継手 18、22 駆動、被駆動(第1、2)シャフト 42、46;54、58;324、238;526、5
30 第1、2ハブ 62 たわみ要素(60、74;第1、2対) 66 締め具(アセンブリ) 70、218、522 中央部材 82、98;230、234;332、336;53
4、538 第1、2のハブフランジ 86、102 第1、2のハブフランジ面 90 止め具(ボルト)孔 94 クリアランス孔 118、126;222、226;340、344;5
44、548第1、2の中央部材フランジ 122、130 第1、2の中央部材フランジ面 542 可変換手段 560 指標手段 570 ブロックピン孔 574 ブロックピン

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル継手において、 第1の回転可能なシャフトに結合される第1のハブ、 第2の回転可能なシャフトに結合される第2のハブ、 前記第1のハブと前記第2のハブとの間に配置された複
    数のたわみ要素、 複数の締め具、及び前記第1及び第2のハブ、前記複数
    のたわみ要素及び前記複数の締め具を、前記継手が第1
    の回転方向にバイアスされたトルク伝達容量を有する第
    1の構成と、前記継手が第2の回転方向にバイアスされ
    たトルク伝達容量を有する第2の構成で択一的に結合す
    る可変換手段、を備えたフレキシブル継手。
  2. 【請求項2】 前記第1のハブが半径方向に延びた第1
    のハブフランジを具備し、前記第2のハブが半径方向に
    延びた第2のハブフランジを具備し、前記可変換手段が
    前記第1のハブフランジを貫いて延びた複数の止め具孔
    と複数のクリアランス孔、及び前記第2のハブフランジ
    を貫いて延びた複数の止め具孔と複数のクリアランス孔
    を具備している請求項1に記載のフレキシブル継手。
  3. 【請求項3】 前記第1のハブフランジにおける複数の
    止め具孔と複数のクリアランス孔及び前記第2のハブフ
    ランジにおける複数の止め具孔と複数のクリアランス孔
    が、複数対の直径方向に対向した止め具孔及び複数対の
    直径方向に対向したクリアランス孔として、前記第1の
    ハブフランジ及び前記第2のハブフランジの周方向にそ
    れぞれ配置されている請求項2に記載のフレキシブル継
    手。
  4. 【請求項4】 前記可変換手段がn対の止め具孔とn−
    1対のクリアランス孔とを具備している請求項1に記載
    のフレキシブル継手。
  5. 【請求項5】 前記継手が第1の構成及び第2の構成で
    結合されたとき、少なくとも1対の止め具孔が空いたま
    ま残される請求項3に記載のフレキシブル継手。
  6. 【請求項6】 前記可変換手段がn対のクリアランス孔
    とn−1対の止め具孔とを具備している請求項1に記載
    のフレキシブル継手。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のハブが前記第1及び
    第2のシャフトに固定され、前記第1及び第2のハブ間
    に配置された中央部材をさらに備えている請求項1に記
    載のフレキシブル継手。
  8. 【請求項8】 前記第1のハブが第1のハブフランジ面
    を画成する半径方向に延びた第1のハブフランジを具備
    し、前記第2のハブが第2のハブフランジ面を画成する
    半径方向に延びた第2のハブフランジを具備し、前記中
    央部材が前記第1のハブフランジ面と対向関係にある第
    1の中央部材フランジ面を画成する第1の中央部材フラ
    ンジと、前記第2のハブフランジ面と対向関係にある第
    2の中央部材フランジ面を画成する第2の中央部材フラ
    ンジとを具備している請求項7に記載のフレキシブル継
    手。
  9. 【請求項9】 前記中央部材が前記第1の中央部材フラ
    ンジを貫いて延びた複数の止め具孔と複数のクリアラン
    ス孔、及び前記第2の中央部材フランジを貫いて延びた
    複数の止め具孔と複数のクリアランス孔を具備している
    請求項8に記載のフレキシブル継手。
  10. 【請求項10】 前記第1の中央部材フランジと前記第
    2の中央部材フランジをそれぞれ貫いて延びた複数の止
    め具孔と複数のクリアランス孔は、前記第1及び第2の
    中央部材フランジにおける止め具孔が前記第1の中央部
    材フランジまたは前記第2の中央部材フランジにおける
    各クリアランス孔とそれぞれ一致するように配置されて
    いる請求項9に記載のフレキシブル継手。
  11. 【請求項11】 一対のブロックピンをさらに備え、前
    記第1のハブフランジが一対のブロックピンの一方を受
    け入れる一対のブロックピン孔を有し、前記第2のハブ
    フランジが一対のブロックピンの他方を受け入れる一対
    のプロックピン孔を有する請求項2に記載のフレキシブ
    ル継手。
  12. 【請求項12】 前記第1のハブフランジの一対のブロ
    ックピン孔とそれに受け入れられたブロックピン、及び
    前記第2のハブフランジの一対のブロックピン孔とそれ
    に受け入れられたブロックピンが、前記止め具孔と前記
    クリアランス孔に対して、前記たわみ要素と前記第1及
    び第2のハブの前記第1の構成での結合を与える一方、
    前記たわみ要素と前記第1及び第2のハブの前記第2の
    構成での結合を妨げるように配置されている請求項11
    に記載のフレキシブル継手。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2のハブ面上に位置
    し、継手がバイアスされたトルク伝達容量を有する回転
    方向を指示する指標手段をさらに備えている請求項1に
    記載のフレキシブル継手。
  14. 【請求項14】 前記第1のハブに設けられた一対のブ
    ロックピン孔と、この一対のブロックピン孔の一方に受
    け入れられるブロックピンとをさらに備え、前記指標手
    段が、前記第1及び第2のハブ、前記たわみ要素及び前
    記止め具を前記第1の構成と前記第2の構成で結合する
    ために前記ブロックピンが受け入れられるべきブロック
    ピン孔を指示するマーク表示を含む請求項13に記載の
    フレキシブル継手。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2のハブ間に配置され
    それらに結合された中央部材をさらに備え、前記指標手
    段が前記中央部材上のマーク表示を含む請求項13に記
    載のフレキシブル継手。
  16. 【請求項16】 前記対を成すたわみ要素の各々が両端
    とこれら両端間の弧状部とを有し、この弧状部に少なく
    とも3つの開孔が形成されている請求項1に記載のフレ
    キシブル継手。
  17. 【請求項17】 前記たわみ要素が端と端を突き合わせ
    た関係で配置されている請求項16に記載のフレキシブ
    ル継手。
  18. 【請求項18】 フレキシブル継手において、 第1の回転可能なシャフトに結合される第1のハブ、 第2の回転可能なシャフトに結合される第2のハブ、 前記第1のハブのフランジ面と前記第2のハブのフラン
    ジ面との間に配置された一対のたわみ要素、及び前記一
    対のたわみ要素と前記第1及び第2のハブとを結合する
    複数の締め具を備え、 前記第1及び第2のハブ、前記複数のたわみ要素及び前
    記複数の締め具が、第1の回転方向にバイアスされたト
    ルク伝達容量を前記継手に与える第1の構成と、第2の
    回転方向にバイアスされたトルク伝達容量を前記継手に
    与える第2の構成で択一的に結合可能であるフレキシブ
    ル継手。
  19. 【請求項19】 フレキシブル継手において、 第1の回転可能なシャフトに結合され、第1のハブフラ
    ンジ面を画成する半径方向に延びる第1のハブフランジ
    を具備した第1のハブ、 第2の回転可能なシャフトに結合され、第2のハブフラ
    ンジ面を画成する半径方向に延びる第2のハブフランジ
    を具備した第2のハブ、 一対のたわみ要素で、各々が両端とこれら両端間の弧状
    部とを有し、この弧状部に少なくとも3つの開孔が形成
    されていると共に、前記第1のハブフランジ面と前記第
    2のハブフランジ面との間に、端と端を突き合わせた関
    係で配置されているたわみ要素、及び前記第1及び第2
    のハブと前記複数のたわみ要素とを結合する複数の締め
    具、を備えたフレキシブル継手。
  20. 【請求項20】 第1の回転可能なシャフトと第2の回
    転可能なシャフトとを結合するためのフレキシブル継手
    を与える組立装置において、 前記第1及び第2の回転可能なシャフトにそれぞれ結合
    される第1対のハブ、 前記第1及び第2の回転可能なシャフトにそれぞれ結合
    される第2対のハブ、 一対のたわみ要素、 一組の締め具、及び前記第1対のハブ、前記一対のたわ
    み要素及び前記一組の締め具を結合し、バイアスされた
    トルク伝達容量を有する継手を与えるか、あるいは前記
    第2対のハブ、前記一対のたわみ要素及び前記全一組の
    締め具を結合し、双方向のトルク伝達容量を有する継手
    を与える手段、を備えた組立装置。
  21. 【請求項21】 フレキシブル継手において、 第1の回転可能なシャフトに結合される第1のハブ、 第2の回転可能なシャフトに結合される第2のハブ、 前記第1のハブと前記第2のハブとの間に配置された複
    数のたわみ要素、 複数の締め具、及び前記第1及び第2のハブ、前記複数
    のたわみ要素及び前記複数の締め具を、前記継手が第1
    または第2の回転方向いずれにおいても等しいトルク伝
    達容量を有する構成で択一的に結合する手段、を備えた
    フレキシブル継手。
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