JPH08209783A - 水洗便所の水抜栓駆動用モーターの制御回路 - Google Patents

水洗便所の水抜栓駆動用モーターの制御回路

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JPH08209783A
JPH08209783A JP3625995A JP3625995A JPH08209783A JP H08209783 A JPH08209783 A JP H08209783A JP 3625995 A JP3625995 A JP 3625995A JP 3625995 A JP3625995 A JP 3625995A JP H08209783 A JPH08209783 A JP H08209783A
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JP
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water
motor
diode
slider
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JP3625995A
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English (en)
Inventor
Kunihito Kondo
邦仁 近藤
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HIKARI GOKIN SEISAKUSHO KK
Hikari Gokin Co Ltd
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HIKARI GOKIN SEISAKUSHO KK
Hikari Gokin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切り替えスイッチの操作により、水の凍結す
る恐れのない時季には水を止めるだけの止水状態を水抜
栓の閉栓位置とし、水の凍結する恐れのある時季には水
を止めるだけでなく水抜栓以後の配管内の水を排出する
排水状態を水抜栓の閉栓位置とする水洗便所の水抜栓駆
動用モーターの制御装置を提供することにある。 【構成】 極性を変える直流電源の一方にモーターの一
方をつなぎ、モーターの他方を導体につなぎ、導電性の
摺動子を介して導通・遮断する第1の導体にそのアノー
ドをつないだ第1のダイオードのカソードを直流電源の
他方につなぐとともに、その直流電源の他方に、そのア
ノードをつないだ第2のダイオードのカソードを、外部
からの操作によって切り替えるスイッチを介して第2の
導体あるいは第3の導体とつないでなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寒冷地の特に不特定多
数の使用する水洗便所の水抜栓駆動用モーターの制御回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、寒冷地の特に不特定多数の使
用する水洗便所では、モーターで駆動する地中に埋設さ
れた水抜栓が採用されている。これは、閉栓で水抜状態
の水抜栓が、外部からの操作スイッチの投入によりモー
ターを回転させ、歯車により減速され、最終歯車と噛み
合う回転体にねじ接続されたスピンドルによって直線運
動に変換し、スピンドルに連結されたピストンを移動
し、地上の便器に水が流れて開栓状態になるとスイッチ
が切れてモーターへの通電を遮断し、タイマーにより一
定時間経過後にモーターが反転し、ピストンを逆方向に
移動して止水し、更に移動して閉栓で水抜状態になると
スイッチが切れてモーターへの通電を遮断し、水抜栓以
後の地上の便器にいたる配管内の水を排出して凍結を防
止するようにしたものである。
【0003】そのため動作が確実で、水の凍結する時季
にも安心して利用できるという利点はあるが、反面、水
の凍結しない時季にも配管内の水が排出されて不経済
で、また、次に水を出すとき、配管が長ければ特にそう
であるが、水が出るまで時間がかかるという欠点があっ
た。水が流れて来るまでの間ではあるが、使用者によっ
ては不安感を覚えたり、あるいは水洗便所の故障と誤認
したりすることもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、外部からの
操作スイッチで水抜栓の閉栓位置を適宜に選択し、水の
凍結する恐れのある時季には水を止めて水抜栓以後の配
管内の水を排出する排水状態まで駆動してモーターを停
止し、水の凍結する恐れのない時季には水を止めるだけ
で排水しない止水状態でモーターを停止することによ
り、水の凍結する恐れのない時季にはすぐに水が出る水
抜栓開閉用モーターの制御回路を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部からの操
作によって極性を変える直流電源の一方に水抜栓を開閉
するモーターの一方をつなぎ、モーターの他方を配置し
た導体につなぎ、水抜栓の状態の変化にともなって移動
する導電性の摺動子を介して前記導体に沿い導通・遮断
する第1の導体、第2の導体及び第3の導体を配置し、
第1の導体とそのアノードをつないだ第1のダイオード
のカソードを直流電源の他方につなぎ、前記直流電源の
他方にそのアノードをつないだ第2のダイオードのカソ
ードを外部からの操作によって切り替えるスイッチを介
して第2の導体あるいは第3の導体とつなぐことによ
り、水抜栓の閉栓位置を選択できるようにしたものであ
り、切り替えスイッチを介して第2のダイオードのカソ
ードが第3の導体と遮断している場合は摺動子を介して
モーターと直接つながる導体と導通している第2の導体
が遮断したところでモーターを停止し、切り替えスイッ
チを介して第2のダイオードのカソードが第3の導体と
つながっている場合はモーターと直接つながる導体と第
2の導体が遮断しても更に水抜栓が駆動して第3の導体
が遮断したときにモーターを停止するものである。
【0006】
【作用】それによって水の凍結する恐れのある時季には
水を止めてからも更に駆動して水抜栓以後の配管内の水
を排出する排水状態を閉栓位置とし、水の凍結する恐れ
のない時季には水を止めるだけで排水しない止水状態を
閉栓位置とすることにより、水の凍結する恐れのない時
季には水を止めるだけで排水しないので経済的になり、
また、次に来た使用者も水の出て来る時間を気にかけず
にすむようになるものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
り、水抜栓VはモーターMの回転を歯車(図示しない)
で減速して直線運動するピストン(図示しない)を有
し、電源リレーRの2個の接点r、外部から操作する切
り替えスイッチSが図の位置にあり、切り替えスイッチ
Sによって第2のダイオードD2のカソードと導通して
いるのは第2の導体CD2で、第3の導体CD3とは遮
断しており、水抜栓Vの状態の変化にともなって移動す
る導電性の摺動子が図の破線CSの位置にあると、それ
を介してモーターと直接つながる導体CDと第1の導体
CD1及び第3の導体CD3は導通しているが第2の導
体CD2とは遮断しており、駆動電源Vdからモーター
Mには駆動電流は流れず、水抜栓Vは止水の閉栓状態で
停止している。
【0008】図2は図1の電源リレーRの接点rを制御
するものであり、電源リレーRを付勢するトランジスタ
TはフリップフロップFの出力にあり、フリップフロッ
プFは2個のナンドで構成され、入力が0になった側の
ナンドの出力が1で入力が1に戻っても出力は1のまま
で、他の側のナンドの出力は0である。フリップフロッ
プFの一方の入力は操作スイッチPを入力とする投入ゲ
ートPGの出力につながっており、インバータの入力に
あるコンデンサCiは、それにつながる抵抗と共に操作
スイッチPの導通、遮断時に発生するノイズを防止する
ものである。操作スイッチPを押すと抵抗を介したオア
の一方の入力が0になり、インバータの出力の抵抗を介
して出力のコンデンサCoが充電していくが、その間の
所定の時間だけオアの他の入力を0にしており、そのた
め所定の時間だけオアの出力が0になってそれ以上押し
ていても1に戻る。フリップフロップFの出力が0から
1に反転すると、トランジスタTを介して電源リレーR
を付勢すると同時にタイマーTMを起動する。タイマー
TMでは抵抗を介してコンデンサCtが充電していき、
一定時間が経過するとインバータの出力が0に反転す
る。これによってフリップフロップFの他の入力が0に
なり、フリップフロップFの出力を0に復帰し、トラン
ジスタTを介して駆動リレーRの付勢を断つ一方、タイ
マーTMの入力の充電されていたコンデンサCtがダイ
オードを介して急速に放電され、タイマーTMの出力を
1に復帰する。なお、投入ゲートのコンデンサCoと抵
抗の時定数は、フリップフロップFの出力を1にする時
間よりも長ければ十分である。
【0009】外部から操作する切り替えスイッチSが図
の位置にあり、投入ゲートPGを介したフリップフロッ
プFの入力が1で出力が0になっていると、トランジス
タTを介した電源リレーRは付勢されておらず、電源リ
レーRの接点rが図の位置にあり、導電性の摺動子が図
の破線CSの位置にあると、駆動電源Vdからモーター
Mには駆動電流は流れず、水抜栓Vは止水の閉栓状態で
停止している。この状態から操作スイッチPを押すと、
次のようにして水抜栓Vが開栓状態となり、一定時間が
経過すると、もとの止水の閉栓状態に戻って停止する。
【0010】すなわち、操作スイッチPの投入によって
投入ゲートPGの出力が所定の時間だけ0になる。これ
によってフリップフロップFの出力が1に反転し、トラ
ンジスタTを介して制御電源Vcから電源リレーRに電
流が流れて電源リレーRを付勢する一方、タイマーTM
を起動する。電源リレーRの付勢によって接点rが図の
位置から他端に切り替わり、駆動電源Vdからモーター
M、それに直接つながる導体CDから摺動子を介して第
1の導体CD1、第1のダイオードD1というように、
矢印の方向にモーターMを駆動する電流が流れ、水抜栓
Vのピストンを開栓方向に駆動する。水抜栓Vのピスト
ンが開栓方向に駆動し始めると摺動子が図の上の方へ移
動していき、第2の導体CD2とも導通するが、モータ
ーMには駆動電流が流れ続け、水抜栓Vは開いていき、
便器に水が流れ始める。水抜栓Vが十分に開いて摺動子
が図の破線OPに達すると、それを介してモーターMに
つながる導体CDと第2の導体CD2は導通しているが
第1の導体CD1とは遮断し、駆動電流がなくなってモ
ーターMが停止し、水抜栓Vが開栓状態になって十分な
水が便器に流れる。一定時間がたってタイマーTMのコ
ンデンサCtが充電されるとインバータを介してタイマ
ーTMの出力が0になり、フリップフロップFの出力が
1から0に復帰すると充電されていたコンデンサCtが
ダイオードによって急速に放電する一方、トランジスタ
Tを介した電源リレーRの付勢が断たれて接点rが図の
位置に復帰する。電源リレーRの接点rの復帰によって
駆動電源Vdから第2のダイオードD2、切り替えスイ
ッチS、第2の導体CD2から摺動子を介してモーター
Mにつながる導体CDというようにモーターMには図の
矢印と逆方向の駆動電流が流れ、水抜栓Vのピストンを
閉栓方向に駆動する。水抜栓Vが閉じ始めると摺動子が
図の下の方へ移動していき、第1の導体CD1とも導通
するが、モーターMには駆動電流が流れ続けて水抜栓V
は閉じていく。水抜栓Vが十分閉じて摺動子が図の破線
CSに達すると、それを介してモーターMにつながる導
体CDと第1の導体CD1は導通しているが第2の導体
CD2とは遮断し、駆動電流がなくなってモーターMが
停止し、水抜栓Vが止水の閉栓状態に復帰して便器に流
れていた水が止まる。
【0011】このように、切り替えスイッチSが図の位
置にあるときに操作スイッチPを押すと、水抜栓Vが開
栓状態になって便器に水を流し、一定時間が経過すると
止水の閉栓状態に復帰する。
【0012】水抜栓Vが止水の閉栓状態にあると摺動子
は図の破線CSにあるが、このときに切り替えスイッチ
Sが図の他端に切り替わってダイオードD2のカソード
と第3の導体CD3がつながると、モーターMには駆動
電源Vdから電源リレーRの接点r、第2のダイオード
D2、図の他端の切り替えスイッチS、第3の導体CD
3から摺動子を介してモーターMに直接つながる導体C
Dというように、モーターMには図の矢印の逆方向に駆
動電流が流れ、水抜栓Vのピストンを更に閉栓方向に駆
動する。水抜栓Vが更に閉じ始めると摺動子も更に図の
下の方へ移動していき、モーターMを更に駆動してい
く。摺動子がついに図の破線CWの位置に来ると、それ
を介してモーターMと直接つながる導体CDと第3の導
体CD3とが遮断し、駆動電流がなくなってモーターM
が停止して水抜栓Vが排水の閉栓状態になり、水抜栓V
から便器までの間の配管内に貯っていた水を排出する。
【0013】このように、切り替えスイッチSが図の他
端に切り替わると、水抜栓Vが排水の閉栓状態になって
停止する。この状態から操作スイッチPを押すと、次の
ようにして水抜栓Vが開栓状態となり、一定時間が経過
すると、もとの排水の閉栓状態に戻って停止する。
【0014】すなわち、操作スイッチPの投入によって
投入ゲートPGの出力が所定の時間だけ0になってフリ
ップフロップFの出力が1に反転し、トランジスタTを
介して電源リレーRを付勢するとともにタイマーTMを
起動する。電源リレーRの付勢によって接点rが図の位
置から他端に切り替わり、駆動電源Vdからモーター
M、それに直接つながる導体CDから摺動子を介して第
1の導体CD1、第1のダイオードD1というように、
矢印の方向にモーターMを駆動する電流が流れ、水抜栓
Vのピストンを開栓方向に駆動する。排水の閉栓状態に
ある水抜栓Vのピストンが開栓方向に駆動し始めて摺動
子が図の破線CWの位置から上に移動し始め、第3の導
体CD3とも導通するが、モーターMには駆動電流が流
れ続け、水抜栓Vは開いていく。摺動子が上に移動し、
図の破線CSの位置はさきに述べた止水の閉栓状態で、
そこをこえると水抜栓Vから水が流れ始めるが、駆動電
源VdからモーターM、それに直接つながる導体CDか
ら摺動子を介して第1の導体CD1、第1のダイオード
D1というようにモーターMには駆動電流が流れ続け
る。水抜栓Vが十分に開き、摺動子が図の破線OPに達
すると、それを介してモーターMにつながる導体CDと
第2の導体CD2、第3の導体CD3は導通しているが
第1の導体CD1とは遮断し、駆動電流がなくなってモ
ーターMが停止し、水抜栓Vが開栓状態になって十分な
水を便器に流す。一定時間がたってタイマーTMの出力
が0になり、フリップフロップFの出力が1から0に復
帰すると、トランジスタTを介した電源リレーRの付勢
が断たれて接点rが図の位置に復帰する。電源リレーR
の接点rの復帰によって駆動電源Vdから第2のダイオ
ードD2、図の他端の切り替えスイッチS、第3の導体
CD3から摺動子を介してモーターMに直接つながる導
体CDというようにモーターMには図の矢印と逆方向の
駆動電流が流れ、水抜栓Vのピストンを閉栓方向に駆動
する。水抜栓Vが閉じ始めると摺動子が図の下の方へ移
動していき、第1の導体CD1とも導通するが、モータ
ーMにはそれ以前と同様に駆動電流が流れ続けて水抜栓
Vは閉じていく。水抜栓Vが十分閉じていって摺動子が
図の破線CSに下がると、便器に流れる水量が減少して
いってついに水が止まるが、駆動電流はやはりそれ以前
と同様に、駆動電源Vdから図の位置にある電源リレー
Rの接点r、第2のダイオードD2、図の他端にある切
り替えスイッチS、第3の導体CD3から摺動子を介し
てモーターMにつながる導体CDというように流れ、モ
ーターMを更に閉栓方向に駆動する。モーターMが更に
閉栓方向に駆動されて水抜栓Vが更に閉じると摺動子も
更に図の下の方へ移動していくが、摺動子がついに図の
破線CWの位置に来ると、それを介してモーターMと直
接つながる導体CDと第3の導体CD3とが遮断し、駆
動電流がなくなってモーターMが停止して水抜栓Vは排
水の閉栓状態に復帰して停止する。
【0015】このように、切り替えスイッチSが図の他
端にある状態で操作スイッチPを押すと、水抜栓Vが開
栓状態となり、一定時間が経過すると、もとの排水の閉
栓状態に戻って停止する。水抜栓Vが排水の閉栓状態状
態で切り替えスイッチSを図の位置に戻しても、モータ
ーMに駆動電流は流れない。この状態から操作スイッチ
Pを押すと、タイマーTMが起動するとともに電源リレ
ーRの接点rが図の他端に切り替わり、駆動電源Vdか
らモーターM、それに直接つながる導体CDから摺動子
を介して第1の導体CD1、第1のダイオードD1とい
うように、矢印の方向にモーターMを駆動する電流が流
れ、水抜栓Vのピストンを開栓方向に駆動し、摺動子が
上の方に移動し、摺動子が図の位置OPに到達してモー
ターMに直接つながる導体CDから摺動子を介した第1
の導体CD1との導通がなくなり、モーターMの駆動電
流がなくなって水抜栓Vが開栓状態になり、一定時間
後、電源リレーRの付勢が断たれて接点rが図の位置に
復帰すると、モーターMには駆動電源Vdから第2のダ
イオードD2、図の位置の切り替えスイッチS、第2の
導体CD2から摺動子を介してモーターMにつながる導
体CDというようにモーターMには図の矢印と逆方向の
駆動電流が流れ、水抜栓Vのピストンを閉栓方向に駆動
し、水抜栓Vが閉じ始めると摺動子が図の下の方へ移動
していき、第1の導体CD1とも導通するが、モーター
Mには駆動電流が流れ続けて水抜栓Vは閉じていき、水
抜栓Vが十分閉じて摺動子が図の破線CSに達すると、
それを介してモーターMにつながる導体CDと第1の導
体CD1は導通しているが第2の導体CD2とは遮断
し、駆動電流がなくなって水抜栓Vが止水の閉栓状態に
なって停止する。その後は先に述べた切り替えスイッチ
Sが図の位置にある場合の動作になる。
【0016】図3は第2の導体CD2の延長上に、一部
に摺動子を介して第2の導体CD2と導通する部分を有
した第3の導体CD3を配置し、切り替えスイッチSが
どちらにあっても第2のダイオードD2のカソードと第
2の導体CD2とは常時つながっている実施例である。
切り替えスイッチSが図の位置にあって第2のダイオー
ドD2のカソードと第3の導体CD3が遮断していると
きのモーターMの駆動電流の通路は図1の場合と全く同
じで、たとえば導電性の摺動子が図の破線CSの位置に
あると、それを介してモーターMと直接つながる導体C
Dと第1の導体CD1及び第3の導体CD3は導通して
いるが第2の導体CD2とは遮断しており、駆動電源V
dからモーターMには駆動電流は流れず、水抜栓Vは止
水の閉栓状態で停止している。駆動電流の通路が図1の
場合と違うのは切り替えスイッチSが図の他端にあり摺
動子がOPからCSの範囲にあるときで、このとき、水
抜栓Vのピストンは開栓から止水の閉栓方向に駆動され
るが、駆動電流は第3の導体CD3ではなくて第2の導
体CD2を通り、CS近くで摺動子を介して第2の導体
CD2と導通する部分ではその両方に分かれて通り、そ
こを過ぎてからは第3の導体CD3だけを通ってCWに
達して摺動子とモーターMにつながる導体CDとの導通
が遮断して駆動電流がなくなり、水抜栓Vは排水の閉栓
状態になる。このようにすることにより、第2の導体C
D2と第3の導体CD3が平行な図1に示した実施例に
比べて幅を狭くでき、装置の小型化が出来る。
【0017】なお、以上の説明では、投入ゲートPGの
入力は操作スイッチPを採用していたが、入力はそれに
限定されるものではない。たとえば、操作スイッチPの
代わりに人の有無を検出する光電スイッチを採用し、人
のいるときは1、人のいないときに0が投入されるな
ら、人のいなくなったときに投入ゲートPGの出力のオ
アが所定の時間だけ0になり、フリップフロップFが反
転して電源リレーRが付勢し、水抜栓Vが開栓方向に駆
動される。この場合、人がいないと充電しているコンデ
ンサCoは人がきて放電し、人がいなくなって充電し始
めるが、十分に放電した後で充電し始めていくときに所
定の時間だけオアの出力が0になるので、コンデンサC
oが十分放電していないとオアの出力は0にはならず、
フリップフロップFは反転しない。つまり、所定の時間
以上いた人がいなくなってはじめてフリップフロップF
が反転して電源リレーRが付勢し、水抜栓Vが開栓方向
に駆動されるようになり、光電スイッチの検出範囲を通
過するだけの人に対しては投入ゲートPGが動作せず、
水抜栓Vが開栓方向に駆動されることはない。
【0018】また、切り替えスイッチSの操作は人間が
行うものとしていたが、温度スイッチを採用して水の凍
結しない時季には図の位置、水の凍結する時季には図の
他端に切り替えてももちろん構わない。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は外部から
の操作によって水抜栓の閉栓位置を選択できるようにし
たものであり、それによって水の凍結する恐れのある時
季には水を止めてからも更に駆動して水抜栓以後の配管
内の水を排出する排水状態を閉栓位置とし、水の凍結す
る恐れのない時季には水を止めるだけで排水しない止水
状態を閉栓位置とすることにより、水の凍結する恐れの
ない時季には水を止めるだけで排水しないので経済的に
なり、また、次に来た使用者も水の出て来る時間を気に
かけずにすむ、という効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す回路図である。
【図2】図1のリレーの接点を制御する回路図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
Vc 制御電源 Vd 駆動電源 M モーター V 水抜栓 D1 第1のダイオード D2 第2のダイオード S 切り替えスイッチ CD 導体 CD1 第1の導体 CD2 第2の導体 CD3 第3の導体 OP 開栓状態の摺動子の位置 CS 止水の閉栓状態の摺動子の位置 CW 排水の閉栓状態の摺動子の位置 R 電源リレー r 電源リレーの接点 PG 投入ゲート P 操作スイッチ TM タイマー F フリップフロップ T トランジスタ Ci,Co,Ct コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターの回転運動で直線運動するピス
    トンにより開閉する水抜栓において、外部からの操作に
    よって極性を変える直流電源の一方に水抜栓を開閉する
    モーターの一方をつなぎ、モーターの他方を配置した導
    体につなぎ、前記の運動とともに移動する導電性の摺動
    子を介して前記導体に沿い導通・遮断する互いに独立し
    た第1の導体、第2の導体、及び第3の導体を配置し、
    前記第1の導体とそのアノードをつないだ第1のダイオ
    ードのカソードを前記直流電源の他方につなぐととも
    に、前記直流電源の他方にそのアノードをつないだ第2
    のダイオードのカソードを、外部からの操作によって切
    り替えるスイッチを介して前記第2の導体と前記第3の
    導体とに切り替えてつないだことを特徴とする水洗便所
    の水抜栓駆動用モーターの制御回路。
  2. 【請求項2】 前記第2のダイオードのカソードを直接
    第2の導体とつないだ請求項1記載の水洗便所の水抜栓
    駆動用モーターの制御回路。
JP3625995A 1995-01-31 1995-01-31 水洗便所の水抜栓駆動用モーターの制御回路 Withdrawn JPH08209783A (ja)

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