JPH0740783Y2 - 水抜栓の制御装置 - Google Patents

水抜栓の制御装置

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JPH0740783Y2
JPH0740783Y2 JP1989087381U JP8738189U JPH0740783Y2 JP H0740783 Y2 JPH0740783 Y2 JP H0740783Y2 JP 1989087381 U JP1989087381 U JP 1989087381U JP 8738189 U JP8738189 U JP 8738189U JP H0740783 Y2 JPH0740783 Y2 JP H0740783Y2
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JP
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water drain
drain plug
water
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JP1989087381U
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JPH0326875U (ja
Inventor
章吾 国松
Original Assignee
株式会社光合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 寒冷地においては、冬季間の水道管の凍結を防止するた
め、管内の水を抜く水抜栓が従来から用いられており、
水抜栓の開閉操作をするのにモーターも使用されてい
る。冬季間のあまり寒くないときに水を使用し、水抜栓
を開いたまま家を留守にした後で急に寒くなると、水道
管内の水が凍結し、帰宅しても水が使えず、悪い場合に
は水道管が破裂するという事故にいたる。このようなこ
とはそれほど頻繁に起こることではないが、特に冬のは
じめ、留守が長期間に及ぶほど起こりがちなことであ
る。
直流電源の一方に水抜栓を開閉する直流モーターの一方
をつなぎ、直流モーターの他方を、水抜栓の一方の状態
を検出する第1のリミットスイッチの常閉接点と逆方向
の第1のダイオードを介して直流電源の他方につなぐと
ともに、水抜栓の他方の状態を検出する第2のリミット
スイッチの常閉接点と、順方向の第2のダイオードを介
して直流電源の他方につないだ水抜栓を外部からの操作
で直流電源の極性を変える二つの操作スイッチと、これ
らに並列に配置し電話回線を通してその一方を所定の時
間導通する遠隔スイッチとの両方からを操作できるよう
にすることにより、たとえ留守にしていても外出先の電
話機から水抜栓を操作して、前述したような事故を未然
に防止することを目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図において、PHはプッシュ式電話機で、電話回線を
通して家の制御部CUにつながっており、IFは媒介部であ
る。S及びRは連動して切り替わる二つの接点rk1及びr
k2を有するキープリレーのコイルである。以下、二つの
接点rk1及びrk2を総称してrkという。ro及びrcは媒介部
IFの出力リレーの接点で、プッシュホンからの命令によ
り、一方が所定の時間導通する。Mは直流モータ、Vは
水抜栓、L1は閉栓状態を検出するリミットスイッチで図
の位置は常閉接点にあり、L2は開栓状態を検出するリミ
ットスイッチで図の位置は常開接点にある。
使用者が開操作スイッチPoを押して投入し、キープリレ
ーのコイルRが付勢されると接点rkは図の位置になり、
使用者が押すことをやめると開操作スイッチPoが復帰
し、コイルRの付勢は解除されるが、接点rkは図の位置
を保持している。また、使用者が閉操作スイッチPcを押
して投入し、キープリレーのコイルSが付勢されると接
点rkは図の位置から他端に切り替わり、押すことをやめ
ると閉操作スイッチPcが復帰し、コイルSの付勢は解除
されるが、接点rkは図の他端に切り替わった位置を保持
する。
キープリレーの接点rk、リミットスイッチL1及びL2が図
1の位置にあると、直流モーターMには駆動電流は流れ
ず、水抜栓Vは開栓状態である。
この状態から閉操作スイッチPcを押すとキープリレーの
コイルSが付勢され、キープリレーの接点rkが他端に切
り替わり、直流モーターMには駆動電源Vdからダイオー
ドD1を介して矢印方向に駆動電流が流れる。これによっ
て水抜栓Vの弁は閉栓方向に移動し始め、まずリミット
スイッチL2が図の位置の常開接点から他端の常閉接点に
切り替わるが、直流モーターMは駆動され続ける。水抜
栓Vの弁が一定量移動するとリミットスイッチL1が図の
位置の常閉接点から他端の常開接点に切り替わり、直流
モーターMの駆動電流が断たれ、水抜栓Vは閉栓状態に
なって停止する。
このように、水抜栓Vが閉栓状態の時、キープリレーの
接点rk及びリミットスイッチL1・L2はいずれも図1の位
置から他端に切り替わっており、開操作スイッチPoを押
すと以下のようにして開栓状態に復帰する。すなわち、
キープリレーのコイルRが付勢され、キープリレーの接
点rkが他端から図の位置に復帰し、駆動電源Vdから直流
モーターM、ダイオードD2を介して矢印と逆方向に駆動
電流が流れる。これによって水抜栓Vの弁は開栓方向に
移動し始め、まずリミットスイッチL1が図の他端の常開
接点から図の位置の常閉接点に復帰するが、直流モータ
ーMは駆動され続ける。水抜栓Vの弁が一定量移動する
とリミットスイッチL2が図の他端の常閉接点から図の位
置の常開接点に復帰し、直流モーターMの駆動電流が断
たれ、水抜栓Vは開栓状態になって停止する。
以上のように、通常、家に人がいる場合には、開操作ス
イッチPoあるいは閉操作スイッチPcにより、水抜栓Vを
開閉する。家が留守の場合には、次のように電話回線を
利用して水抜操作を行う。
まず、プッシュ式電話機PHから、家の電話番号を押す。
数十秒経過すると制御部CUが動作し、呼び出し音を変え
て使用者に知らせる。その状態でプッシュ式電話機PHか
ら1を入力すると媒介部IFの一方の出力リレーが所定の
時間だけ付勢し、それによって遠隔スイッチrcが導通し
てキープリレーのコイルSが付勢する。なお、出力リレ
ーを付勢する時間は、キープリレーのコイルSを付勢す
るに十分なだけ長いものとする。これによってキープリ
レーの接点rkが図の位置から他端に切り替わり、ダイオ
ードD1を介して直流モーターMに矢印方向の駆動電流が
流れ、水抜栓Vが閉栓状態になるとリミットスイッチL1
が切り替わって直流モーターMが停止し、水抜栓Vが閉
栓状態を保持する。
また逆に、プッシュ式電話機PHから0を入力すると、媒
介部IFの他方の出力リレーが所定の時間だけ付勢し、そ
れによって遠隔スイッチroが導通してキープリレーのコ
イルRが付勢する。これによってキープリレーの接点rk
が図の位置に復帰し、ダイオードD2を介して直流モータ
ーMに逆方向の駆動電流が流れ、水抜栓Vが開栓状態に
なるとリミットスイッチL2が図の位置に復帰して直流モ
ーターMが停止し、水抜栓Vが開栓状態を保持する。
第2図は水抜栓Vの表示部で、各入力T1・T2・T3は第1
図のT1・T2・T3に対応している。各抵抗は直流モーター
Mの抵抗よりも十分大きくする。
水抜栓Vが開栓状態で、キープリレーの接点rk、リミッ
トスイッチL1及びL2が図の位置にあると各入力t1、t2
t3はそれぞれ1、0、1となり、出力はノアが0、アン
ドが1である。この状態からキープリレーの接点rkが切
り替わって直流モーターMが閉栓方向に駆動されると、
各入力t1、t2、t3はそれぞれ1、1、0となり、出力は
ノアが0、アンドが0である。リミットスイッチL2が切
り替わってもこれは変わらず、直流モーターMは閉栓方
向に駆動されている。水抜栓Vが閉栓状態になってリミ
ットスイッチL1も切り替わると各入力t1、t2、t3はそれ
ぞれ1、0、0となり、出力はノアが1、アンドが0と
なる。
逆に、開栓方向に駆動する場合は、キープリレーの接点
rkが復帰して直流モーターMが駆動すると各入力t1
t2、t3はそれぞれ0、0、1となり、出力はノアが0、
アンドが0となる。リミットスイッチL1が復帰してもこ
れは変わらず、直流モーターMは開栓方向に駆動されて
いる。水抜栓Vが開栓状態になってリミットスイッチL2
も復帰すると、すべてはじめの状態に戻り、各入力t1
t2、t3はそれぞれ1、0、1となり、出力はノアが0、
アンドが1となる。
以上を要約すると、ノアの出力が1になるのは水抜栓V
が閉栓状態の時だけ、また、アンドの出力が1になるの
は開栓状態の時だけである。
この表示部により、たとえば家にいる使用者には2個の
ランプの一方を点灯することで水抜栓Vの状態を知らせ
ることができるが、そればかりではなく、プッシュ式電
話機PHからの使用者にも媒介部IFから制御部CUを介して
2種類の音を出し、操作前後に水抜栓Vの状態を知らせ
ることができる。
このように、本考案によると二つの操作スイッチとこれ
らに並列に配置した二つの遠隔スイッチにより、在宅時
にはもちろんのこと、たとえ留守にしていても外出先の
電話機から水抜栓を操作して、前述したような水道管の
凍結事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す回路図であり、第2図
は表示部である。 PH…プッシュ式電話機、CU…制御部、IF…媒介部、S及
びR…キープリレーのコイル、rk1及びrk2…キープリレ
ーの接点、Pc…閉操作スイッチ、Po…開操作スイッチ、
rc及びro…遠隔スイッチ、L1及びL2…検出用リミットス
イッチ、M…直流モーター、V…水抜栓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの操作スイッチの一方の投入・復帰に
    よって極性を変える直流電源の一方に水抜栓を開閉する
    直流モーターの一方をつなぎ、直流モーターの他方を、
    水抜栓の一方の状態を検出する第1のリミットスイッチ
    の常閉接点と、逆方向の第1のダイオードを介して直流
    電源の他方につなぐとともに、水抜栓の他方の状態を検
    出する第2のリミットスイッチの常閉接点と、順方向の
    第2のダイオードを介して直流電源の他方につないだ水
    抜栓の駆動装置において、電話回線を通して2つのうち
    の一方を所定の時間導通する遠隔スイッチを、前記2つ
    の操作スイッチとそれぞれ並列に配置したことを特徴と
    する水抜栓駆動用モーターの制御回路。
JP1989087381U 1989-07-24 1989-07-24 水抜栓の制御装置 Expired - Lifetime JPH0740783Y2 (ja)

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JPH0326875U JPH0326875U (ja) 1991-03-19
JPH0740783Y2 true JPH0740783Y2 (ja) 1995-09-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11066105B2 (en) 2013-03-15 2021-07-20 Polaris Industries Inc. Utility vehicle
US11273881B2 (en) 2012-10-11 2022-03-15 Polaris Industries Inc. Side-by-side vehicle

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JP2002035763A (ja) * 2000-07-26 2002-02-05 Sogo Giken:Kk 汚水浄化槽の再利用方法及び生活排水等の再利用装置

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JPS6128267A (ja) * 1984-07-18 1986-02-07 Sekisui Chem Co Ltd 電話コントロ−ル装置
JPH077659Y2 (ja) * 1987-09-28 1995-02-22 株式会社日邦バルブ 遠隔操作自動不凍栓

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US11273881B2 (en) 2012-10-11 2022-03-15 Polaris Industries Inc. Side-by-side vehicle
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