JPH08205703A - 組織培養技術によって無病株人工種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法 - Google Patents

組織培養技術によって無病株人工種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法

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JPH08205703A
JPH08205703A JP7273656A JP27365695A JPH08205703A JP H08205703 A JPH08205703 A JP H08205703A JP 7273656 A JP7273656 A JP 7273656A JP 27365695 A JP27365695 A JP 27365695A JP H08205703 A JPH08205703 A JP H08205703A
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garlic
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Joo Hak Kim
ジョー ハグ キム
Gyung Ho Jeong
キュン ホー チュン
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Tong Yang Moolsan Co Ltd
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TONGU YANGU MUURUSAN CO Ltd
Tong Yang Moolsan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ニンニクは花粉の交配によって品種を改良する
ことができず、またウイルスに感染して収穫量が激減す
るという支障と、その栽培に長期間を要するという多く
の解決すべき問題点がある。 【解決手段】ニンニクの小鱗茎の頂端組織からカルスを
誘導して増殖させ、これによって誘起した苗条を再分化
し、再分化した苗条から多苗条増殖培地上で継代培養に
よって苗条を大量に増殖し、大量に増殖した苗条から人
工種ニンニクを形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は組織培養技術によって
無病株人工種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法、
より詳細に述べると、植物培養技術を用いて、ウイルス
に感染されなかった無病株人工種ニンニクを急速度で、
大量に生産する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ニンニクはユリ科のネギ属植物であっ
て、小鱗茎(clove)から繁殖し、栄養価の高い薬
用植物であり、健康食品および医薬品の原料として用い
られるものである。
【0003】ニンニクは花粉の受精によって品種を改良
することが不可能であって、これまでは、専ら選抜によ
る品種の改良に頼っていたのである。
【0004】多くの栄養繁殖作物と同様に、ニンニクも
またウイルスによって侵され、その被害は甚大であっ
て、内外を問わず、栽培されている大部分のニンニクは
ガーリック・モザイク・ウイルス(Garlic Mo
saic Virus = GMV)あるいはガーリック
・ラテント・ウイルス(Garlic Latent
Virus = GLV)などのウイルスの感染によっ
て、その収穫量が極度に低下し、品質が落ちるというの
が実情である。
【0005】このようなウイルスによる病害は、農薬に
よっては救済することができないために、種球の品質改
善に依存するほかなく、これまでの結果としては、無病
株人工種ニンニクを種球として用いて、ウイルス病の感
染を阻止することによって、単位面積当たり、40乃至
50%程度の増産ができるなどという報告が寄せられて
いる。
【0006】しかしながら、これまでには、無病株人工
種ニンニクを効果的かつ経済的に多量に生産する技術が
開発されていないために、効率的に人工種ニンニクを大
量に生産者に補給することができなかったのである。
【0007】ところで、従来技術として、植物の培養技
術を利用して、無病株人工種ニンニクを生産する方法と
しては、次のものが挙げられる。
【0008】(1)図2に示すように、ニンニク小鱗茎
の頂端分裂組織(apical meristem)を
摘出培養して、その一つの試料から一つまたは複数の苗
条(shoot)を誘導する方法。(以下「頂端培養
法」という)(ルーマニア特許第96941号参照)。
【0009】(2)図3に示すように、摘出したニンニ
クの小鱗茎から頂端カルスを誘導し、このカルスを培地
において大量に増殖させてから、ニンニクの苗条を再分
化させるとともに増殖させる方法(平成1年特許願第3
00771号参照)(以下「カルス培養法」という)。
【0010】(3)1993年に住友化学工業株式会社
から発表された人工種ニンニク生産方法(Plant
Cell Tissue Organ Culture
:(1993)32, 2, 175−83 参照)
(以下「住友方法」という)。この住友方法は、図4に
示すように、その培養過程が頂端培養法に類似するが、
頂端から由来した苗条を継代培養により増殖させる段階
があることが、頂端培養法と相違する。
【0011】(4)新日本製鐵株式会社が開発した方法
で、平成1年特許願第19850号に開示されている。
この方法は、図5に示すように、小鱗茎の頂端から微分
化苗条集団を誘導し、低温で種ニンニクを形成させる方
法に関する(以下「苗条原基法」という)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】無病株人工種ニンニク
の生産のために開発された、これらの方法についての特
徴とその不利益な点とを検討する。
【0013】(1)まず、頂端培養法においては、0.
3mm以下のニンニクの小鱗茎の頂端組織を顕微鏡を用
いて連続的に摘出しなければならないので、作業速度が
きわめて遅く、培養初期に生存率の低い微細な頂端組織
を継続的に培養しなければならない。
【0014】さらに、生産された人工種ニンニクの数に
相当する数の試料(小鱗茎)を必要とし、しかも最初の
培養から種ニンニクの生産までの期間が約8ヶ月もかか
り、多様な試料から出発するために遺伝的に均一な苗条
を生産することができない。
【0015】(2)カルス培養法の場合においては、充
分に多量のニンニクの試料を確保するためには、カルス
を数回に亘って継代培養する必要がある。しかしなが
ら、この方法によると、継代培養によるニンニクの苗条
の再分化率が減少して、生産効率が急激に低下するた
め、継代培養の回数は約8回程度までしか行えないとい
う制約がある。
【0016】さらに、カルスから苗条への再分化率が一
定でなく、再分化される苗条の量を予測することが困難
なばかりでなく、しかも、再分化された多くの苗条がガ
ラス化(Vitrification)される虞れがあ
るために、生産量の調節が困難である。
【0017】また、この方法によると、カルルスの増殖
率が低く、カルルスから種ニンニクを生産するまでに、
最低4段階の行程と8ヶ月程度の期間とを必要とする。
【0018】なお、この方法では、前述したように継代
培養の回数の制約から、遺伝的に完全に同質な苗条を生
産することが困難であるけれども、前記頂端培養法と比
較すると、それよりも優っている。しかし種ニンニクを
大量に生産する点においては、多くの問題点がある。
【0019】(3)住友方法は、これまでの継代培養に
よる増殖手段としては、もっとも優れた方法であると評
価されているが、その培養初期に、生産率の低い微細な
頂端組織を継続的に培養しなければならないので、生産
率が低いことが挙げられる。
【0020】次に、苗条の増殖率が低く、球の形成のた
めに、6ヶ月もの長期間の低温処理を必要とし、また、
多様な試料から出発するために、遺伝的に均一な苗条を
生産することができない。つまり、この方法も経済的に
無病株種ニンニクを多量生産するには不適当といわなけ
ればならない。
【0021】(4)苗条原基法によれば、頂端組織から
苗条原基を誘導して増殖する段階において、回転培養す
ることが必要であるために、培養施設に制約があり、大
量生産が困難であり、苗条原基の増殖率が低く、球の形
成のために5±2℃の低温処理を必要とし、しかも最初
の培養から種ニンニクの生産までに12ヶ月もの期間が
かかり、多様な試料から出発するので、遺伝的に均一な
苗条を生産することができない。
【0022】これまでに述べたように、従来技術の方法
では、無病株人工種ニンニクを大規模で生産することが
できず、経済的な面でも解決すべき問題点が少なくなか
った。
【0023】以上の問題点を考慮して、この発明の主目
的は、植物組織培養技術を利用してウイルスに感染され
ない無病株人工種ニンニクを急速かつ大量に生産するこ
とができる新規な方法を提供することにある。
【0024】この発明のさらに目的とするところは、ニ
ンニクの多苗条を半永久的に大量に増殖させ、生産工程
を少なくし、期間を短縮して、きわめて経済的に無病株
人工種ニンニクを生産する方法を提供することにある。
【0025】この発明の目的は、特にニンニクのカルス
から再分化された苗条を、多苗条誘導および増殖培地で
継代培養し、それによって得た多苗条(multish
oot)を半永久的に大量増殖して無病株種ニンニクを
大量に生産する方法を提供することにある。
【0026】また、この発明は、大量に生産されたニン
ニクの多苗条を長期間貯蔵する方法を提供することを目
的とする。
【0027】この発明は、露地栽培により中球のニンニ
クを大量に生産するのにもっとも適合する種ニンニクを
安価に提供する方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】以上に述べた目的を達成
するために、この発明の組織培養技術によって無病株人
工種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法は、図1に
示すように、ニンニクの小鱗茎の頂端組織からカルスを
誘導して増殖することと、前記増殖したカルスから誘起
した苗条を再分化することと、再分化した苗条から多苗
条増殖培地上において継代培養によって苗条を大量に増
殖することと、前記苗条から人工種ニンニクを形成させ
ることとからなるものである。
【0029】この発明の方法によって、ニンニクの小鱗
茎の頂端組織からカルスを誘導して増殖する手段とし
て、多種類のニンニクを収集し、これを床土に植栽し、
23乃至26℃の温度にした植物成長器内の床土で栽培
する。
【0030】ニンニクが旺盛に成長する時期に、その温
度を30乃至31℃に高め、30乃至40日間、その温
度による高温処理をして、ニンニクの植物体内のウイル
スの活性を減退させて、ニンニクを収穫する。
【0031】収穫したニンニクの地上の部分と根の部分
とを除去して、球体の頂端部分のみを収集し、75乃至
80%のアルコールに5分間浸けて、さらに漂白剤とし
て2乃至3%の次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)溶
液を用いて15乃至20分間消毒し、次いで滅菌水によ
って3乃至4回洗浄して試料とし、この試料の根茎の最
上部に存在する0.3mm以下の頂端組織を顕微鏡下で
摘出し、植物生長調節物質である2,4D:2,4−ジ
クロフェノキシ酢酸を0.1乃至0.2ppm含むムラ
シゲースクーグ(Murashige and Sko
og (MS); Murashige, T and
F. Skoog, 1962, physiol.
plant 15: 473−497)固体培地(以
下「エムエス培地」という)において2乃至3ヶ月間培
養してカルスを誘導する。
【0032】さらに、カルスの誘導時のような培地にお
いて、継代培養を数回繰り返して行い、カルスを増殖さ
せる。
【0033】培養条件は昼の長さを16乃至18時間、
夜の長さを6乃至8時間とし、光度を4000乃至60
00ルックスとして、昼夜の別なくその温度を24乃至
26℃に維持すると、カルスの誘導および増殖がよくな
ることが判る。
【0034】この発明の方法における前記増殖したカル
スから誘起した苗条を再分化するためには、前記エムエ
ス基本培地にスクロース(scrouse)2乃至3
%、植物生長調節物質としてベンジルアミノプリン(B
enzylaminopurine)0.5−3.0m
g/lと寒天0.7%とを添加して使用する。
【0035】これ以外の種々の基本培地を使用してもニ
ンニクの苗条を再分化させることができるが、エムエス
培地を使用した場合が、もっとも多量に健康な苗条を生
成することができる。
【0036】この発明において、このようにして再分化
したニンニクの苗条から多苗条増殖培地上において継代
培養によって苗条を大量に増殖するためには、再分化さ
れた苗条を、後に詳述する多苗条増殖培地に移して培養
しながら、増殖に適合した多苗条を形成させる。
【0037】培養初期には多苗条の増殖率が低いが、2
回以上継代培養すると、増殖速度が速くなり、約1ヶ月
間培養すると苗条の数が約14乃至15倍に増大して、
標準の(10cm × 1.5cm)ペトリー皿の中で
約30個の苗条が育つ。
【0038】この継代培養を3年以上続けても、苗条の
退化や異常化するような変異は起こらないから、これを
半永久的に継代培養することが可能であることが判る。
【0039】培地の成分は苗条再分化培地に類似する
が、エムエス基本培地のうちアンモニウム窒素の量を半
分に減らし、スクロースの量を2乃至3%、植物生長調
節物質であるベンジルアミノプリンを0.5乃至2.0
mg/l、α−ナフタリン酢酸を0.05乃至0.2m
g/lとする。
【0040】培養条件は、昼の長さを18時間、夜の長
さを6時間、光度を4000乃至6000ルックス、温
度を昼夜の別なく25℃とする。
【0041】このようにして生産された多苗条は、前記
従来方法によって生産された多苗条に比べて、根の発達
が良好であること、半永久的に継代培養が行えること、
苗条集団当たりの苗条の数が約100個もあって非常に
多く、球を形成する前に必要とされる低温貯蔵期間が2
ヶ月程度の短期間で足りる。
【0042】この発明の方法においては、以上のように
して得た苗条から人工種ニンニクを形成させるために、
まず、前述の多苗条増殖培地において大量に増殖された
ニンニクの多苗条の内、1/15程度のものを苗条の再
生産のために、再度、多苗条増殖培地に移して継代培養
を行い、残余の14/15の多苗条を球形成培地に移し
て、種ニンニクの生産に使用する。
【0043】増殖されたニンニクの多苗条を4℃の温度
で2ヶ月程度低温処理し、エムエス基本培地にスクロー
ス9%とナフタリン酢酸0.1乃至2.0mg/lとで
構成した球形成培地に移して種ニンニクを形成させる。
【0044】この培地で2ヶ月程度培養して、種ニンニ
クが0.2g程度となった時に、これを収穫し、5日ほ
ど乾燥して貯蔵する。
【0045】収穫した種ニンニクは常温では、長期間貯
蔵することが困難であるから、乾燥しないように容器に
入れ、3乃至4℃の温度に維持した冷蔵庫内に貯蔵す
る。
【0046】なお、培養条件は昼の長さが16時間、夜
の長さが8時間で、光度を4000乃至6000ルック
スとし、温度は昼夜の別なく25℃とする。
【0047】種ニンニクとして増殖されたニンニクの多
苗条は、これを一個ずつ或いは5乃至8個の苗条集団と
して、秋季に路地にじかに種おろしする。
【0048】なお、組織培養によって大量に培養された
苗条は軟弱であるため、通常のニンニクの種おろしの時
期である10月末から11月初旬よりも早めに路地に移
植して、根が活着する期間を充分に与えるようにする。
【0049】秋の移植以後に生産されたニンニクの苗条
は、冬季に低温で貯蔵し、春になってから路地に移植す
る。なお、苗条を冬季に低温で貯蔵することなく、これ
を春になって移植しても、その苗条からは球が形成され
ない。
【0050】
【大量生産された苗条の長期保存について】多苗条の中
位の大きさのニンニク球を生産するためには、増殖され
た多苗条を数ヶ月間、低温において貯蔵することが必要
である。つまり、苗条の増殖は培養室内で一年中連続的
に行われるけれども、これを土壌に移植するのは一年に
一回若しくは二回である。
【0051】ペトリー皿に入っている300個程度のニ
ンニクの苗条を球形成用の培地に移してから、約4乃至
6℃の低温で、昼の長さ16時間、夜の長さ8時間、光
度500乃至1000ルックスにして貯蔵すると、8ヶ
月以上の苗条を変化することなく貯蔵することができ、
中球のニンニクを生産するために、露地栽培に必要とす
る大量の苗条を一度に供給することができる。
【0052】
【ウイルスの検定】増殖されたカルス、多苗条および種
ニンニクの組織を、緩衝溶液中に入れて、これを磨砕し
た後、圧縮抽出して汁液をつくり、ウイルスの検定法の
一つである抗血清を使用したエリサ(ELISA)およ
びウエスタンブロッテイング(Western Blo
tting)方法により、汁液中のウイルスの存在を検
定した。これまでの結果において、この発明の方法によ
って生産された種ニンニクにはウイルスが殆どないこと
が認められた。
【0053】
【実施例1】 長短組織からカルスの誘導と増殖 韓国の寒冷地型ニンニクを採集して床土に植栽した後、
25℃の植物生長器内で栽培した。
【0054】ニンニク植物体が迅速に生長する時期に、
30℃で7日間、36℃で35日間高温処理し、ニンニ
ク植物体内のウイルスの活性を減らした。
【0055】高温処理したニンニク植物を収穫し、その
地上の部分と根の部分とを除去して、頂端が存在する部
分だけを収集して、これを75%のアルコールで5分
間、50%の漂白剤(商標名「ユハンラクス」)を用い
て15分間消毒した。
【0056】これを滅菌水で4回程度洗浄し、試料の根
茎の最上部に存在するニンニクの頂端組織(0.3mm
以下)を顕微鏡下で摘出し、標準の大きさ(10cm
×1.5cm)のペトリ−皿に分株されたカルス誘導培
地上において3ヶ月培養して、カルスを誘導した。
【0057】この時に使用したカルス誘導および増殖培
地はエムエス基本培地にスクロース2%、植物生長調節
物質である2.4ジクロフェノキシ酢酸0.1mg/l
と寒天0.7%とを添加し、滅菌する前に酸度(pH)
を5.8にした。
【0058】この際の培養条件は、昼の長さが16時
間、夜の長さが8時間、光度が4000乃至6000ル
ックス、温度が昼夜の区別なく25℃であった。カルス
を誘導した後に、カルス増殖培地で継代培養を2回以上
おこなって増殖し、これを苗条の再分化に使用した。
培養条件は頂端でカルスを誘導する場合と同様にした。
【0059】
【実施例2】 カルスから苗条の再分化 カルス増殖培地で増殖されたカルスを苗条再分化培地に
移してニンニクの苗条を再分化した。この時に使用した
苗条再分化培地はエムエス基本培地にスクロース2%、
植物生長調節物質のベンジルアミノプリン2.0mg/
lと寒天0.7%とを添加し、滅菌する前にpHを5.
8にした。
【0060】カルス増殖培養地で1ヶ月間培養したカル
ス集団を1/4乃至1/5に分割して、ペトリー皿(1
0cm × 1.5cm)に分株した再分化培地上にお
き、2乃至3ヶ月培養して苗条を再分化させた。
【0061】その培養条件は、昼の長さが8時間、夜の
長さが8時間で、光度を4000乃至6000ルックス
とし、温度は昼夜の別なく25℃とした。
【0062】
【実施例3】 苗条の大量増殖 再分化されたニンニクの苗条から大量増殖に適する多苗
条を誘導するために、再分化された多苗条を多苗条増殖
培地に移して培養した。この時に使用した苗条増殖培地
はエムエス基本培地の内、アンモニウム窒素の分量を半
分に減量した培地にスクロースを2%、植物成長物質の
ベンジルアミノプリン1.0mg/lと1−ナフタリン
酢酸0.1g/lと寒天0.7%とを添加し、滅菌する
前に、pHを5.8としたものである。
【0063】多苗条増殖培地の成分は、次の表1に詳細
に示してある。
【0064】
【表1】 培養の初期に発生したニンニクの多苗条の内、大量増殖
に適合する多苗条を選び出して、新しい培地に移した。
培養初期には多苗条の増殖率が低かったが、2回以上培
養すると、培養速度が速くなり、約1ヶ月間培養して、
苗条の数が15倍程度に増殖された。
【0065】約1ヶ月培養すると、ペトリー皿(10c
m × 1.5cm)当たり300余個の苗条(大きさ
が0.5cm以上のもの)が形成された。
【0066】これらの苗条を増殖するために、再び新し
い多苗条増殖培地に移した。すなわち、ペトリー皿の中
に育った約300個の苗条を約5つの小さな苗条集団に
分割して、多苗条培地にそれぞれ4個の小苗条集団を移
して培養した。
【0067】このようにして、5週間程度培養して形成
された多苗条を小さな苗条集団に分割して、継代培養す
る作業を繰り返すことによって、1ヶ月に14乃至15
倍の苗条の増殖が可能となり、2年以上、半永久的に継
代培養を繰り返しても、苗条が退化するとか、異常変異
するなどのことはなかった。
【0068】理論上、1個の苗条を1年間継代増殖し続
けると、1兆個程度の苗条が生産できるので、現実的に
は、少なくとも300億個以上の苗条を生産することが
できる。
【0069】また、培養容器であるプラスチック製のペ
トリー皿を10個積み重ねて継代培養することができる
ので、6段積みの培養台(120cm × 80cm
×180cm)で、1年に1500万個程度の苗条の生
産をすることができる。なお、培養条件は、昼の長さが
18時間、夜の長さが6時間、光度が4000乃至60
00ルックスで、その温度は昼夜の別なく25℃であっ
た。
【0070】
【実施例4】 苗条からインビロー種ニンニクの形成 多苗条増殖培地で大量に増殖されたニンニクの多苗条の
1/15を苗条の再生産のために、再び多苗条増殖培地
に移して継代培養し、残余を球を形成すための培地に移
して種ニンニクの生産をした。
【0071】この培地にはエムエス基本培地にスクロー
ス9%と植物生長調節物質のα−ナフタリン酢酸0.0
5mg/lと寒天0.7%とを添加し、滅菌する前にそ
のpHを5.8にした。
【0072】大量に増殖されたニンニクの多苗条を4℃
の生長調節器の中に2ヶ月程度貯蔵して低温処理した後
に、球を形成する培地に移して種ニンニクを形成させ
た。
【0073】この時にペトリー皿1枚当たり約300個
の割合で増殖された苗条を、約5つの小集団に分割し
て、標準ペトリー皿の中にある球を形成する培地上にそ
の小集団を移して培養した。
【0074】2ヶ月程度培養して種ニンニクの重量0.
2g程度になったときに、ペトリー皿の蓋を開いて5日
間ほど乾燥させて種ニンニクを収穫した。収穫した種ニ
ンニクは常温では長期間貯蔵することが困難であるか
ら、乾燥することのないように容器に収容して密封し、
4℃の温度に保持した冷蔵庫に貯蔵した。
【0075】容器に種ニンニクを収容する際には、その
容器の底に濡れた布または紙を敷いて、さらにその上に
プラスチック製の網を配置し、この網の上に種ニンニク
を載置して、種ニンニクが濡れた布または紙に直接触れ
ないようにした。このようにすることによって、種ニン
ニクを乾燥させる心配なく、8ヶ月以上貯蔵することが
できた。
【0076】培養条件は、昼の長さが16時間、夜の長
さが8時間で、光度が4000乃至6000ルックス、
温度は昼夜の別なく25℃とした。
【0077】
【実施例5】 多苗条からの器外における中球ニンニク
の形成 大量に増殖されたニンニクの多苗条を1つずつ、或いは
5乃至8の集団に分けて、秋季に露地に直接種下ろしを
した。この時に、組織培養によって大量に培養された苗
条は軟弱であったため、通常のニンニクの種下ろしをす
る時期である10月末から11月初旬よりも早く、10
月中旬に露地に移植し、根が活着する期間を充分にと
り、冬季における枯死を防止した。
【0078】秋季における移植後に生産された苗条は、
冬季間に低温で貯蔵し、春季に露地に移植した。なお、
冬季に苗条を低温処理することなく、春期になって移植
した苗条は球を形成しなかった。
【0079】
【実施例6】 大量生産された多苗条の長期保存 多苗条を分割して新しい多苗条増殖培地で5週間程度培
養すると、図8に示すように、ペトリー皿1個当たり3
00個程度の多苗条を形成することができる。これらの
多苗条の入っているペトリー皿を、新たに処理すること
なく4乃至6℃の低温で、昼の長さ16時間、夜の長さ
8時間、光度500乃至1000ルックスの条件下で貯
蔵すると、5ヶ月以上、苗条に何らの変化がなく、これ
を貯蔵することができる。
【0080】このように長期保存できるために、中球の
ニンニクを生産するために、露地栽培に必要とする大量
の苗条を一度に供給することができる。
【0081】
【実施例7】 ウイルスの検定 増殖されたカルス、多苗条および種ニンニクの組織を緩
衝溶液中に入れて磨砕下後、圧縮抽出して汁液をつく
り、ウイルスの検定法の1種である抗血清を使用したエ
リサおよびウエスタンブロッテイング法を使用して、汁
液中のウイルスの有無を調べた。
【0082】標準エリサ分析法でウイルスの濃度を測定
するために、アメリカのアグタ(Agta)社で販売さ
れているニンニクのPotyvirus検定用のエリサ
キット(ELISA KIT)を使用して、ガーリック
・モザイク・ウイルス(Garic Mosaic
Virus)を調べた結果、405nmの波長で、エリ
サ・リーダー(ELISA Reader)の上の吸光
度は、ウイルスが全くない場合を「0」として、この発
明の場合においては0乃至0.002であり、ウイルス
に感染している露地栽培のものは1.5であった。
【0083】以上の検定の結果から、この発明の方法に
よって生産された種ニンニクはウイルスに殆ど侵されて
いないことが判った。
【0084】
【発明の効果】これまでに詳細に述べたように、この発
明の方法によれば、ニンニクの多苗条を半永久的に大量
に増殖することができ、その生産過程と期間とを短縮し
て、きわめて経済的に無病株人工種ニンニクを大量に生
産することができる。
【0085】この発明の方法の効果を明確にするため
に、この発明の方法前記従来技術の方法との長短を比較
すると、表2の通りである。
【0086】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の無病株人工種ニンニクの生産方法を
示す工程図である。
【図2】従来の「頂端培養法」を示す工程図である。
【図3】従来の「カルス培養法」を示す工程図である。
【図4】従来の「住友方法」を示す工程図である。
【図5】従来の「苗条原基法」を示す工程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チュン キュン ホー 大韓民国 スー ウォン クォン スンク クム ゴクドン 262−10, シン ミ ジョー アパート ナンバー3 ルーム 1811

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニンニクの小鱗茎の頂端組織からカルスを
    誘導して増殖することと、前記増殖したカルスから誘起
    したニンニクの苗条を再分化することと、前記再分化し
    た苗条から多苗条増殖培地上において継代培養によって
    苗条を大量に増殖することと、前記苗条から人工種ニン
    ニクを形成させることとからなる組織培養技術によって
    無病株人工種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法。
  2. 【請求項2】前記再分化した苗条を多苗条増殖培地によ
    って継代培養することにより苗条を大量に増殖させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の組織培養技術によって
    無病株人工種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法。
  3. 【請求項3】標準の大きさのペトリー皿の中で育てた多
    数のニンニクの苗条を苗条の小集団に分割し、多苗条増
    殖培地が盛られているペトリー皿に3乃至4本の小集団
    の苗条を移植して半永久的に継代培養することを特徴と
    する請求項2に記載の組織培養技術によって無病株人工
    種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法。
  4. 【請求項4】前記多苗種増殖培養地をエムエス基本培地
    のうちアンモニウム窒素の量を半分に減らし、スクロー
    スの量を2乃至3%、植物生長調節物質のベンジルアミ
    ノプリンを0.5乃至2.0mg/l、1−ナフタリン
    酢酸を0.05乃至0.2mg/l、寒天を0.7%添
    加し、滅菌する前にpHを5.8にすることを特徴とす
    る請求項1、2および3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】大量に増殖されたニンニクの苗条を温度4
    ℃、光度100乃至500ルックスにおいて2ヶ月間低
    温処理し、球を形成するための培地に移して培養して種
    ニンニクを形成させることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】前記球を形成する培地をエムエス基本培地
    にスクロース9%、ナフタリン酢酸0.1乃至2.0m
    g/lとを添加したものとする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】大量に増殖されたニンニクの苗条を球を形
    成する培地を入れたペトリー皿の中において、4乃至6
    ℃の低温度において、昼の長さ16時間、夜の長さ8時
    間、光度500乃至1000ルックスにおいて長期間保
    存することを特徴とする請求項1に記載の方法。
JP7273656A 1994-10-08 1995-09-28 組織培養技術によって無病株人工種ニンニクを急速かつ大量に生産する方法 Pending JPH08205703A (ja)

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