JPH08205217A - 通信システム並びに該システムを利用した送信装置および受信装置 - Google Patents

通信システム並びに該システムを利用した送信装置および受信装置

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JPH08205217A
JPH08205217A JP7013827A JP1382795A JPH08205217A JP H08205217 A JPH08205217 A JP H08205217A JP 7013827 A JP7013827 A JP 7013827A JP 1382795 A JP1382795 A JP 1382795A JP H08205217 A JPH08205217 A JP H08205217A
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JP
Japan
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code
message
secret
illustration
designated
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JP7013827A
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English (en)
Inventor
Shoichi Nagatomo
正一 永友
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、第3者に知られることのない秘密性
の高いメッセージを送受信できる通信システム、送信装
置および受信装置を提供する。 【構成】送信装置ではROM19に記憶した似顔絵コー
ドマトリックスからイラストを構成する複数のパーツパ
ターンに対応する指定コードと表示しないパーツパター
ンに対応するシークレットパーツコードとを生成し、さ
らに、定型文テーブルよりメッセージとを生成してこれ
らを送信し、受信装置では、これらを受信すると、RO
M19に記憶した似顔絵コードマトリックスにより、受
信した指定コードによりパーツパターンを読み出し、こ
れらパーツパターンからイラストを生成するとともに、
シークレットパーツコードに対応するパーツパターンを
除いて表示部42に表示し、この表示に対しシークレッ
トパーツコードに対応するパーツパターンコードを入力
すると、受信メッセージを表示部42に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッセージとしてイラ
スト情報も伝送可能にした通信システム並びに該システ
ムを利用した送信装置および受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、加入者が携帯する間欠受信を行う
無線受信装置の一種であるペ−ジング受信機に対して一
般電話機より交換局を介して呼出番号とともに情報メッ
セージを無線伝送することにより、必要とする情報を知
らせるようにしたペ−ジングサービスが運用されてい
る。
【0003】そして、このようなペ−ジング受信機に
は、シークレット機能を有するものもあり、このような
シークレット機能は、受信したメッセージデータに、予
めペ−ジング受信機側にパスワードと対応づけて設定さ
れたシークレットコードが含まれていると、この受信し
たメッセージがシークレットであることを特定の信号の
点滅や点灯で報知し、メッセージそのものは表示しない
ようにパスワードを入力することにより、シークレット
が解除されメッセージが表示されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ページング受信機のシークレット機能においてシークレ
ットコードを解除するパスワードは、数桁の数字列によ
る単純なもので、しかも受信者側で設定するものである
ため、第3者に漏洩してしまう可能性が高く、またパス
ワード自体を複雑にすると、シークレット機能そのもの
が利用しにくくなり、秘密性と利便性のバランスを保つ
ことが難しいという問題点があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、イラストデータを送受信することで秘密性が高く、
使い勝ってのよいシークレット機能を有する通信システ
ム並びに該システムを利用した送信装置および受信装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
は、指定コードを送信する送信装置と、この送信装置よ
り送信される指定コードを受信し該受信された指定コー
ドに基づいた情報を再生する受信装置とを有する通信シ
ステムにおいて、前記送信装置は、イラストを構成する
複数のパーツパターンに対応する指定コードと表示しな
いパーツパターンに対応するシークレットパーツコード
とを生成する指定コード生成手段と、メッセージを生成
するメッセージ生成手段と、前記シークレットパーツコ
ードを含む指定コード列と前記メッセージとを送信する
送信手段を有し、前記受信装置は、前記送信装置より送
信されるシークレットパーツコードを含む指定コード列
とメッセージとを受信する受信手段と、指定コードと該
指定コードに対応してイラストを構成するパーツパター
ンを記憶する記憶手段と、表示手段と、前記受信手段で
受信した指定コード列に基づいて前記記憶手段より対応
するパーツパターンを読み出し、これらパーツパターン
からイラストを生成するとともに、前記シークレットパ
ーツコードに対応するパーツパターンを除いて前記表示
手段に表示する第1の制御手段と、前記表示手段の表示
に対して前記シークレットパーツコードに対応するパー
ツパターンコードの入力により前記受信手段で受信した
メッセージを前記表示手段に表示する第2の制御手段を
有するように構成されている。
【0007】また、本発明の通信システムは、指定コー
ドを送信する送信装置と、この送信装置より送信される
指定コードを受信し該受信された指定コードに基づいた
情報を再生する受信装置とを有する通信システムにおい
て、前記送信装置は、複数のパーツパターンによって構
成されるイラストを指定する指定コードとこのイラスト
において表示しないパーツパターンに対応するシークレ
ットパーツコードとを生成する生成手段と、メッセージ
を生成するメッセージ生成手段と、前記指定コードと前
記シークレットパーツコードと前記メッセージとを送信
する送信手段とを有し、前記受信装置は、前記送信装置
より送信される前記指定コードと前記シークレットパー
ツコードと前記メッセージとを受信する受信手段と、指
定コードと該指定コードに対応して複数のパーツパター
ンによって構成されるイラストを記憶する記憶手段と、
表示手段と、前記受信手段で受信した指定コードに基づ
いて前記記憶手段より対応するイラストを読み出すとと
もに、前記シークレットパーツコードに対応するパーツ
パターンを除いて前記表示手段に表示する第1の制御手
段と、前記表示手段の表示に対して前記シークレットパ
ーツコードに対応するパーツパターンコードの入力によ
り前記受信手段で受信したメッセージを前記表示手段に
表示する第2の制御手段とを有するように構成されてい
る。
【0008】また、本発明の送信装置は、指定コードと
該指定コードに対応してイラストを構成するパーツパタ
ーンを記憶する記憶手段と、この記憶手段の記憶内容に
基づいてイラストを構成する複数のパーツパターンに対
応する指定コードと表示しないパーツパターンに対応す
るシークレットパーツコードとを生成するコード列生成
手段と、メッセージを生成するメッセージ生成手段と、
前記シークレットパーツコードを含む指定コード列と前
記メッセージとを送信する送信手段とにより構成されて
いる。
【0009】また、本発明の受信装置は、シークレット
パーツコードを含む指定コード列とメッセージとを受信
する受信手段と、指定コードと該指定コードに対応して
イラストを構成するパーツパターンを記憶する記憶手段
と、表示手段と、前記受信手段で受信した指定コード列
に基づいて前記記憶手段より対応するパーツパターンを
読み出し、これらパーツパターンからイラストを生成す
るとともに、前記シークレットパーツコードに対応する
パーツパターンを除いて前記表示手段に表示する第1の
制御手段と、前記表示手段の表示に対して前記シークレ
ットパーツコードに対応するパーツパターンコードの入
力により前記受信手段で受信したメッセージを前記表示
手段に表示する第2の制御手段とにより構成されてい
る。
【0010】本発明の送信装置は、指定コードと該指定
コードに対応して複数のパーツパターンによって構成さ
れるイラストを記憶する記憶手段と、この記憶手段の記
憶内容に基づいてイラストを指定する指定コードとこの
イラストにおいて表示しないパーツパターンに対応する
シークレットパーツコードとを生成する生成手段と、メ
ッセージを生成するメッセージ生成手段と、前記指定コ
ードと前記シークレットパーツコードと前記メッセージ
とを送信する送信手段とにより構成されている。
【0011】本発明の受信装置は、指定コードとシーク
レットパーツコードとメッセージとを受信する受信手段
と、指定コードと該指定コードに対応して複数のパーツ
パターンによって構成されるイラストを記憶する記憶手
段と、表示手段と、前記受信手段で受信した指定コード
に基づいて前記記憶手段より対応するイラストを読み出
すとともに、前記シークレットパーツコードに対応する
パーツパターンを除いて前記表示手段に表示する第1の
第1の制御手段と、前記表示手段の表示に対して前記シ
ークレットパーツコードに対応するパーツパターンコー
ドの入力により前記受信手段で受信したメッセージを前
記表示手段に表示する第2の制御手段とにより構成され
ている。
【0012】
【作用】この結果、本発明によれば、送信装置におい
て、イラストを構成する複数のパーツパターンに対応す
る指定コードと表示しないパーツパターンに対応するシ
ークレットパーツコードを生成するとともに、メッセー
ジを生成し、これらシークレットパーツコードを含む指
定コード列とメッセージとを送信する。そして、受信装
置は受信手段により、これらシークレットパーツコード
を含む指定コード列とメッセージとを受信すると、指定
コードと該指定コードに対応してイラストを構成するパ
ーツパターンを記憶する記憶手段より受信手段で受信し
た指定コード列に基づいてパーツパターンを読み出し、
これらパーツパターンからイラストを生成するととも
に、シークレットパーツコードに対応するパーツパター
ンを除いて表示手段に表示し、この表示に対してシーク
レットパーツコードに対応するパーツパターンコードを
入力することで受信手段で受信したメッセージを表示手
段に表示するようにしている。これにより、送信者側が
任意にシークレットコードを設定でき、受信者側でも受
信したメッセージがシークレット状態であれば、受信者
のみが知っているイラストの一部を構成するパーツパタ
ーンコードをシークレットの解除キーとすることができ
るようになり、第3者に知られることのないメッセージ
を送受信できることになる。
【0013】また、本発明によれば、送信装置におい
て、複数のパーツパターンによって構成されるイラスト
を指定する指定コードとこのイラストにおいて表示しな
いパーツパターンに対応するシークレットパーツコード
とを生成するとともに、メッセージを生成し、これら指
定コードとシークレットパーツコードとメッセージを送
信する。そして、受信装置は受信手段によりこれら指定
コードとシークレットパーツコードとメッセージとを受
信すると、指定コードと該指定コードに対応して複数の
パーツパターンによって構成されるイラストを記憶する
記憶手段より受信装置で受信した指定コードに基づいて
イラストを読み出すとともに、シークレットパーツコー
ドに対応するパーツパターンを除いて表示手段に表示
し、この表示に対してシークレットパーツコードに対応
するパーツパターンコードを入力することで受信装置で
受信したメッセージを表示するようにしている。これに
より、送信者側が受信者側と共有しているイラストにお
いて、その一部を構成するパーツパターンコードをシー
クレットコードとして設定することができ、受信者側で
も受信したメッセージがシークレット状態にあれば、こ
のパーツパターンコードをシークレットコードの解除キ
ーとすることができるようになり、第3者に知られるこ
とのないメッセージを送受信できることとなる。
【0014】また、本発明によれば、送信装置は、指定
コードと該指定コードに対応してイラストを構成するパ
ーツパターンを記憶する記憶手段の記憶内容に基づいて
イラストを構成する複数のパーツパターンに対応する指
定コードと表示しないパーツパターンに対応するシーク
レットパーツコードを生成するとともに、メッセージを
生成し、これらシークレットパーツコードを含む指定コ
ードとメッセージを送信するようになるので、イラスト
の一部を構成するパーツパターンコードをシークレット
の解除キーとする第3者に知られることのないメッセー
ジを送信することができる。
【0015】また、本発明によれば、受信装置は、受信
手段により、シークレットパーツコードを含む指定コー
ドとメッセージを受信すると、指定コードと該指定コー
ドに対応してイラストを構成するパーツパターンを記憶
する記憶手段より、受信した指定コードに基づいてパー
ツパターンを読み出し、これらパーツパターンからイラ
ストを生成するとともに、シークレットパーツコードに
対応するパーツパターンを除いて表示手段に表示し、こ
の表示に対してシークレットパーツコードに対応するパ
ーツパターンコードを入力することで受信手段で受信し
たメッセージを表示手段に表示するようになるので、イ
ラストの一部を構成するパーツパターンコードをシーク
レットの解除キーとする第3者に知られることのないメ
ッセージを受信することができる。
【0016】また、本発明によれば、送信装置は、指定
コードと該指定コードに対応して複数のパーツパターン
によって構成されるイラストを記憶する記憶手段の記憶
内容に基づいてイラストを指定する指定コードとこのイ
ラストにおいて表示しないパーツパターンに対応するシ
ークレットパーツコードとを生成するとともに、メッセ
ージを生成し、これら指定コードとシークレットパーツ
コードとメッセージを送信するようになるので、イラス
トの一部を構成するパーツパターンコードをシークレッ
トの解除キーとする第3者に知られることのないメッセ
ージを送信することができる。
【0017】また、本発明によれば、受信装置は、受信
手段により指定コードとシークレットパーツコードとメ
ッセージとを受信すると、指定コードと該指定コードに
対応して複数のパーツパターンによって構成されるイラ
ストを記憶する記憶手段より受信した指定コードに基づ
いてイラストを読み出すとともに、シークレットパーツ
コードに対応するパーツパターンを除いて表示手段に表
示し、この表示に対してシークレットパーツコードに対
応するパーツパターンコードを入力することで受信装置
で受信したメッセージを表示するようになるので、イラ
ストの一部を構成するパーツパターンコードをシークレ
ットの解除キーとする第3者に知られることのないメッ
セージを受信することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。 (第1実施例)図1は、本発明を通信システムのページ
ングサービスに適用した例を示している。この場合、プ
ッシュホン電話端末1が接続される電話交換網2には、
ページャサービス会社3の管轄する中央制御所31およ
び送信基地局32が接続され、例えば、電話端末1より
所定の呼出番号を入力すると、ページャサービス会社3
の管轄する中央制御所31を介して送信基地局32より
呼出番号に対応するページング受信機4に呼び出しがな
されるようになっている。
【0019】図2は、ペ−ジング受信機4の外観図を示
している。この場合、ページング受信機4は、キー入力
部41と表示部42をヒンジ部43を介して連結すると
ともに、これらを2つ折り可能な構成にしている。
【0020】キー入力部41は、各種の操作用キーとし
て、数字キー5、セットキー6、セレクトキー7、モー
ドキー8を有している。ここで、数字キー5は、「1」
〜「0」キーの他に、「*」キー、「#」キーを有し、
これらキーにより入力データを指示するようにしてい
る。セットキー6は、各種モードにおいて設定操作を行
う際に、その決定を指示するものである。セレクトキー
7は、各モードにおいて、選択操作を行うものである。
そして、モードキー8は、その操作回数によって送信メ
ッセージ作成モード、時刻設定モード、鳴音切り替えモ
ードなどを選択できるようになっている。すなわち、本
実施例のページング受信機は、メッセージを受信できる
機能だけでなく、送信用メッセージを作成する機能も備
えている。
【0021】表示部42は、液晶パネルからなるもの
で、ここでは、伝言メッセージを表示するとともに、イ
ラストからなる似顔絵メッセージを表示するセグメント
等で構成している。なお、このような表示部42は、表
示手段として別の表示素子を用いることもでき、例えば
ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いる
ことも可能である。そして、似顔絵メッセージとして表
示される人間の顔は、ドットマトリクス表示部で表示す
ることも可能であり、その場合、似顔絵メッセージは、
各パーツ毎にドットパターンで表示される。
【0022】なお、図中の9は電源投入スイッチ、10
はリセットスイッチである。図3は、上述のペ−ジング
受信機4の概略構成を示すもので、図において、11は
アンテナで、このアンテナ11はRF受信部12に接続
し、このRF受信部12をデコーダ部13を介してCP
U14に接続している。RF受信部12は、アンテナ1
1で受信した受信データを復調するようにしている。
【0023】デコーダ部13には、ID−ROM15を
接続している。ID−ROM15は、当該ペ−ジング受
信機に個別に割当てられたIDコード、詳細にはフレー
ムデータやアドレスデータ等を記憶したもので、このI
Dコードをデコーダ部13に与えるようにしている。デ
コーダ部13は、ID−ROM15より取り込んだID
コードに基づいてRF受信部12を間欠駆動するととも
に、RF受信部12で復調した信号を解読し、これがI
Dコードに一致したと判断すると、一致検出信号および
続いて受信されるメッセージデータをCPU14に送り
込むようにしている。
【0024】CPU14には、上述したキー入力部41
と表示部42の他に、スピーカ16、バイブレータ1
7、LED18、ROM19、RAM20、ダイアラー
キー21、ダイアラースピーカ22を接続している。
【0025】スピーカ16は、CPU14の制御の下
で、図示しない駆動回路を介して呼出し状態を報知音で
出力し、同様に、バイブレータ17は、呼出し状態を振
動で、LED18は、呼出し状態を光の点滅により出力
するようにしている。
【0026】ROM19は、CPU14のために予め用
意された制御プログラムを記憶するとともに、定型文テ
ーブル、フリー伝言マトリックス、似顔絵コードマトリ
ックスなどを記憶している。
【0027】この場合、定型文テーブルは、図4に示す
ように指定コードとなるメッセージコードに対応付けて
定型文からなるメッセージを記憶したもので、例えば、
定型文フォーマット「*4*4」に続けてメッセージコ
ード「01」を指定すれば「キンキュウ」、メッセージ
コード「02」を指定すれば「TELセヨ」の定型文メ
ッセージをそれぞれ得られるようになっている。また、
フリー伝言マトリックスは、図5に示すように、文字、
数字、アルファベットなどをマトリックスに記憶してい
て、例えば、フリー伝言フオーマット「*2*2」に続
けて行列番号「11」を指定すれば「ア」、行列番号
「12」を指定すれば「イ」をそれぞれ得られるように
なっている。また、似顔絵コードマトリックスは、図6
に示すように似顔絵を作成するための「輪郭」、「髪
形」、「眉」、「目」、「耳」などの各部位のパーツパ
ターンをマトリックスに記憶していて、例えば、似顔絵
フォーマット指定コード「*6*6」に続けてパーツパ
ターンに対応する行列番号「11」を指定すれば「輪
郭」、行列番号「21」を指定すれば「髪形」のパーツ
パターンをそれぞれ得られるようになっている。
【0028】図3に戻って、RAM20は、呼出しに際
して送られてきたメッセージ情報を記憶するものであ
る。また、ダイアラーキー21は、送信データを自動的
に送出するダイアラー機能を動作させるためのものであ
る。また、ダイアラースピーカ22は、ダイアラー機能
の動作により送信データを出力するものである。そし
て、CPU14は、ROM19に記憶された制御プログ
ラムにしたがって、各回路を総括的に制御するようにな
っている。
【0029】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。まず、本発明を適用したページング受信機
を用いて送信メッセージを作成し、このメッセージを当
該ページング受信機と同一構成のページング受信機に送
信する場合を図7に示すフローチャートにより説明す
る。
【0030】まず、ステップ701で、図2に示す電源
投入スイッチ9により電源ONにして、ステップ702
で、キー入力部41のモードキー8とセットキー6によ
り送信モードに切り換える。
【0031】すると、ステップ703で、図10(a)
に示すように表示部42に似顔絵を送信するかの判断を
促す表示がなされる。ここで、図2に示すセレクトキー
7で似顔絵送信「する」を選択し、セットキー6で決定
すると、似顔絵フォーマット指定コード「*6*6」が
自動的に設定され、ステップ704に進む。
【0032】ステップ704では、図6に示す似顔絵コ
ードマトリックスより各部位のパーツパターンを選択、
決定しながら、所望する似顔絵を作成する。この場合の
各パーツパターンの選択は、図2に示すセレクトキー
7、モードキー8による指定、または数字キー5による
直接指定により行われる。そして、これらパーツパター
ンの選択結果は、セットキー6により決定される。
【0033】次に、ステップ705で、図10(b)に
示すように表示部42にシークレットメッセージにする
かの判断を促す表示がなされる。ここで、図2に示すセ
レクトキー7でシークレットメッセージ「する」を選択
し、セットキー6で決定すると、ステップ706に進
み、シークレットするパーツを選択、決定する。
【0034】この場合、シークレット指定コード「*7
*7」が自動的に設定されるので、後はシークレットし
たい(表示制御したい)部位の行番号のみを入力する。
例えば、図10(c)に示すようにシークレットしたい
部位を「目」とする場合は、「4」と入力する。する
と、シークレットパーツコードとして「*7*740」
が図示しないダイアラバッファに一時記憶される。
【0035】次に、ステップ707で、図4に示す定型
文テーブル、図5に示すフリー伝言マトリックスを用い
てメッセージを入力する。この場合、定型文の場合は、
定型文フォーマット「*4*4」に続けて所望するメッ
セージコードを、フリー伝言の場合は、フリー伝言フオ
ーマット「*2*2」に続けて行列番号をそれぞれ指定
することにより、メッセージを入力するようになる。そ
して、入力終了は、終了コマンド「*8」を入力して決
定する。
【0036】そして、ステップ708で、入力終了かを
判断する。この場合、メッセージの入力終了が終了コマ
ンド「*8」より判断されるまで、ステップ707での
動作が繰り返され、終了コマンド「*8」の出現により
入力終了となる。
【0037】なお、図10(d)は、送信するメッセー
ジデータの一例を示すもので、ここでは「*6*611
2337445266758090*7*740*4*
402*8」の場合を示している。
【0038】その後、ステップ709で、ダイアラーキ
ー21を押し操作すると、ダイアラー機能が起動され、
上述の送信データは、ダイアラースピーカ22より自動
的に出力され、ステップ710の送信終了に移行する。
【0039】なお、上述したステップ703で、図10
(a)に示す表示部42に似顔絵を送信するかの判断を
促す表示に対し似顔絵送信「しない」を選択した場合、
または、ステップ705で、図10(b)に示表示部4
2にシークレットメッセージにするかの判断を促す表示
に対しシークレットメッセージ「しない」を選択した場
合は、直ちにステップ708に進み、ステップ707に
戻って、メッセージが入力された後、ステップ709以
降の送信処理が実行される。
【0040】次に、このような送信データをページング
受信機で受信する場合を図8に示すフローチャートによ
り説明する。この場合、図2に示す電源投入スイッチ9
による電源投入により、着信待ち状態に入り、ステップ
801で、アンテナ11を介してRF受信部12で受信
信号を受信すると、RF受信部12では、受信データを
復調してデコーダ部13に与える。デコーダ部13で
は、復調された受信データについてID−ROM15よ
り与えられる当該ペ−ジング受信機に個別に割当てられ
たIDコードとの一致を判断する。そして、これらが一
致した場合のみ、呼出信号受信にともなう呼出信号検出
信号をCPU14に送出する。
【0041】次に、ステップ802で、呼出信号の後に
メッセージデータが付いているか否かを判断する。ここ
で、メッセージデータの有無は、受信した自己フレーム
において先頭のフラグビットに「1」が立っているか否
かで判断する。ここで、メッセージデータがないと判断
した場合は、ステップ803に進み、呼出信号受信にと
もなう受信報知のみを行う。
【0042】一方、呼出信号の後にメッセージデータが
あると判断した場合は、ステップ804に進む。ステッ
プ804では、CPU14よりデコーダ部13に対して
この信号を継続して受信するように指示し、メッセージ
データを取込んだ後に、メッセージデータ先頭に「*6
*6」で定義される似顔絵フォーマット指定コードが存
在するかを判断する。ここで、指定コードがない場合
は、ステップ805に進み、受信報知を行うとともに、
表示部42にメッセージデータに基づいたメッセージを
表示する。図11(a)は、このような場合の表示例を
示すもので、ここでは受信したメッセージデータとして
「*4*402*8」の場合を示している。
【0043】ステップ804で、似顔絵フォーマット指
定コード「*6*6」が在ると判断すると、ステップ8
06で、各部位のパーツパターンデータに続けて「*7
*7」で定義されるシークレット指定コードが存在する
かを判断する。ここで、指定コードがない場合は、ステ
ップ807に進み、受信報知を行うとともに、表示部4
2にメッセージデータに基づいた似顔絵とメッセージを
表示する。図11(b)は、このような場合の表示例を
示すもので、ここでは受信したメッセージデータとして
「*6*6112337445266758090*4
*402*8」」の場合を示している。
【0044】一方、ステップ806で、シークレット指
定コード「*7*7」が在ると判断すると、ステップ8
08に進む。ステップ808では、受信報知を行うとと
もに、表示部42に、メッセージデータに基づいたシー
クレット指定コード「*7*7」で指定された部位のパ
ーツが表示されない似顔絵のみを表示する。図11
(c)は、このような場合の表示例を示すもので、ここ
では受信したメッセージデータとして「*6*6112
337445266758090*7*740*4*4
02*8」」の場合で、シークレット部位としてパーツ
コード「44」の「目」の部分が表示されない似顔絵と
メッセージが表示される。
【0045】次に、過去に着信された受信メッセージを
ページング受信機で読出す場合を図9に示すフローチャ
ートにより説明する。この場合、ステップ901で、図
2に示す電源投入スイッチ9により電源ONにして、ス
テップ902で、キー入力部41のモードキー8とセッ
トキー6により受信メッセージ読み出しモードに切り換
える。
【0046】すると、ステップ903で、RAM20に
記憶されているメッセージデータのうち、一番古いもの
が表示され、図2に示すセレクトキー7を操作すること
で、ページめくりの要領により順に新しいメッセージデ
ータが表示されるようになる。そして、ステップ904
で、一部パーツのない似顔絵が在るか否かを判断する。
ここで、該当する似顔絵がない場合は、ステップ905
に進み、完成された似顔絵とメッセージを表示する。図
12(a)は、このような場合の表示例を示している。
【0047】一方、一部パーツのない似顔絵が在る場合
は、ステップ906に進む。このステップ906では、
例えば、図12(b)に示すように一部パーツのない似
顔絵とともに、パーツコードの入力を促す表示がなされ
る。ここで、数字キー5によりパーツコードを入力す
る。
【0048】すると、ステップ907で、入力されたパ
ーツコードとメッセージデータ中のシークレット指定コ
ード「*7*7」に続くシークレットパーツコード「4
0」に対応する部位のパーツコードが照合される。ステ
ップ908で、両者の一致が判断される。
【0049】ここで、受信メッセージデータが上述した
「*6*6112337445266758090*7
*740*4*402*8」」で、シークレットパーツ
コード「40」に対応する部位のパーツコードが「4
4」の場合には、ステップ907で、仮に、パーツコー
ド「43」が入力されたとすると、両者は一致せずNO
と判断されるので、ステップ909に進む。図12
(c)は、このような場合の表示例を示すもので、ここ
では入力されたパーツコード「43」に相当する「目」
のパーツが似顔絵に嵌め込まれるが、「エラーです。」
の表示がなされ、メッセージは表示されない。
【0050】一方、パーツコード「44」が入力された
とすると、両者は一致しYESと判断されるので、ステ
ップ910に進む。図12(c)は、このような場合の
表示例を示すもので、ここでは入力されたパーツコード
「44」に相当する「目」のパーツが似顔絵に嵌め込ま
れ、メッセージとともに表示されるようになる。
【0051】従って、このような第1実施例によれば、
送信装置において、ROM19に記憶した似顔絵コード
マトリックスによりイラストを構成する複数のパーツパ
ターンに対応する指定コードを生成し、また、表示しな
いパーツパターンに対応するシークレットパーツコード
を生成し、さらに、定型文テーブル、フリー伝言マトリ
ックスよりメッセージを生成して、これらシークレット
パーツコードを含む指定コードとメッセージを送信す
る。一方、受信装置では、受信手段により、これらシー
クレットパーツコードを含む指定コードとメッセージを
受信すると、ROM19に記憶した似顔絵コードマトリ
ックスにより、受信した指定コードに基づいてパーツパ
ターンを読み出し、これらパーツパターンからイラスト
を生成するとともに、シークレットパーツコードに対応
するパーツパターンを除いて表示部42に表示する。そ
して、この表示部42の表示に対しシークレットパーツ
コードに対応するパーツパターンコードを入力すると、
受信メッセージを表示部42に表示するようにしてい
る。これにより、送信者側が任意にシークレットパーツ
コードを設定でき、受信者側でも受信したメッセージが
シークレット状態であれば、受信者のみが知っているイ
ラストの一部を構成するパーツパターンコードをシーク
レットの解除キーとすることができるようになり、第3
者に知られることのない秘密性の高いメッセージを送受
信できる。 (第2実施例)この場合、図1に示した通信システム
図、図2および図3に示したペ−ジング受信機の外観図
および概略構成については、上述したと同様なのでこれ
ら各図を援用することとする。
【0052】また、ROM19は、上述の図4〜図6に
示す定型文テーブル、フリー伝言マトリックス、似顔絵
コードマトリックスの他に、似顔絵データバンクを記憶
している。このデータバンクは、図13に示すように特
定の複数の発呼者の似顔絵データを記憶するもので、こ
こでは、発呼者ごとに発呼者指定コード、フラグ、発呼
者データとして「発呼者の名前」、「連絡先の電話番
号」、「似顔絵」の他に、似顔絵コードとして似顔絵を
構成する「輪郭」、「髪形」、「眉」、「目」、
「耳」、「鼻」、「口」、「髭」、「メガネ」などを、
図6に示す似顔絵コードマトリックスの対応するパーツ
コードにより、それぞれ記憶するようにしている。この
場合、フラグは、各発呼者の似顔絵データが記憶されて
いるか否かを示すもので、「1」は記憶済み、「0」は
未記憶状態を示している。また、各発呼者の似顔絵は、
上述した似顔絵コードに基づいて生成したイラストパタ
ーンにより表している。
【0053】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。まず、本発明を適用したページング受信機
を用いて送信メッセージを作成し、このメッセージを当
該ページング受信機と同一構成のページング受信機に送
信する場合を図14に示すフローチャートにより説明す
る。
【0054】まず、ステップ1401で、図2に示す電
源投入スイッチ9により電源ONにして、ステップ14
02で、キー入力部41のモードキー8とセットキー6
により送信モードに切り換える。
【0055】すると、ステップ1403で、図17
(a)に示すように表示部42にバンクデータを送信す
るかの判断を促す表示がなされる。ここで、図2に示す
セレクトキー7で似顔絵送信「する」を選択し、セット
キー6で決定すると、データバンク指定コード「*3*
3」が自動的に設定され、ステップ1404に進む。
【0056】ステップ1404では、図13に示すデー
タバンクにより発呼者指定コード「01」を選択、決定
する。この場合、発呼者指定コードの選択は、図2に示
すセレクトキー7により発呼者の各似顔絵データをペー
ジめくりしながらセットキー6により決定する。
【0057】次に、ステップ1405で、選択したデー
タ中に似顔絵データが在るか判断され、似顔絵データが
あれば、ステップ1406で、図17(b)に示すよう
に表示部42にシークレットメッセージにするかの判断
を促す表示がなされる。ここで、図2に示すセレクトキ
ー7でシークレットメッセージ「する」を選択し、セッ
トキー6で決定すると、ステップ1407に進み、シー
クレットするパーツを選択、決定する。
【0058】この場合、シークレット指定コード「*7
*7」が自動設定されるので、後はシークレットしたい
(表示制御したい)部位の行番号を入力する。例えば、
図17(c)に示すようにシークレットしたい部位を
「目」とする場合は、「*7*74」と入力する。する
と、シークレットパーツコードとして「*7*740」
が図示しないダイアラバッファに一時記憶される。
【0059】次に、ステップ1408で、図4に示す定
型文テーブル、図5に示すフリー伝言マトリックスを用
いてメッセージを入力する。この場合、定型文の場合
は、定型文フォーマット「*4*4」に続けて所望する
メッセージコードを、フリー伝言の場合は、フリー伝言
フオーマット「*2*2」に続けて行列番号をそれぞれ
指定することにより、メッセージを入力するようにな
る。そして、入力終了は、終了コマンド「*8」を入力
して決定する。
【0060】そして、ステップ1409で、入力終了か
を判断する。この場合、メッセージの入力終了が終了コ
マンド「*8」より判断されるまで、ステップ1408
での動作が繰り返され、終了コマンド「*8」の出現に
より入力終了となる。
【0061】なお、図17(d)は、送信するメッセー
ジデータの一例を示すもので、ここでは「*3*301
*7*740*4*402*8」の場合を示している。
その後、ステップ1410で、ダイアラーキー21を押
し操作すると、ダイアラー機能が起動され、上述の送信
データは、ダイアラースピーカ22より自動的に出力さ
れ、ステップ1411の送信終了に移行する。
【0062】なお、上述したステップ1403で、図1
7(a)に示す表示部42にバンクデータを送信するか
の判断を促す表示に対し似顔絵送信「しない」を選択し
た場合、ステップ1405で、選択したデータ中に似顔
絵データがない場合、または、ステップ1406で、図
17(b)に示表示部42にシークレットメッセージに
するかの判断を促す表示に対しシークレットメッセージ
「しない」を選択した場合は、直ちにステップ1409
に進み、ステップ1408に戻って、メッセージが入力
された後、ステップ1410以降の送信処理が実行され
る。
【0063】次に、このような送信データをページング
受信機で受信する場合を図15に示すフローチャートに
より説明する。この場合、ステップ1501で、図2に
示す電源投入スイッチ9による電源投入により、着信待
ち状態に入り、アンテナ11を介してRF受信部12で
受信信号を受信すると、RF受信部12では、受信デー
タを復調してデコーダ部13に与える。デコーダ部13
では、復調された受信データについてID−ROM15
より与えられる当該ペ−ジング受信機に個別に割当てら
れたIDコードとの一致を判断する。そして、これらが
一致した場合のみ、呼出信号受信にともなう呼出信号検
出信号をCPU14に送出する。
【0064】次に、ステップ1502で、呼出信号の後
にメッセージデータが付いているか否かを判断する。こ
こで、メッセージデータの有無は、受信した自己フレー
ムにおいて先頭のフラグビットに「1」が立っているか
否かで判断する。ここで、メッセージデータがないと判
断した場合は、ステップ1503に進み、呼出信号受信
にともなう受信報知のみを行う。
【0065】一方、呼出信号の後にメッセージデータが
あると判断した場合は、ステップ1504に進む。ステ
ップ1504では、CPU14よりデコーダ部13に対
してこの信号を継続して受信するように指示し、メッセ
ージデータを取込んだ後に、メッセージデータ先頭に
「*3*3」で定義されるデータバンク指定コードが存
在するかを判断する。ここで、指定コードがない場合
は、ステップ1505に進み、受信報知を行うととも
に、表示部42にメッセージデータに基づいたメッセー
ジを表示する。図18(a)は、このような場合の表示
例を示すもので、ここでは受信したメッセージデータと
して「*4*402*8」の場合を示している。
【0066】ステップ1504で、データバンク指定コ
ード「*3*3」が在ると判断すると、ステップ150
6で、図13に示すデータバンクを検索し、ステップ1
507で、データバンク指定コード「*3*3」に続く
発呼者指定コードに対応するバンクデータが在るか判断
する。ここで、対応するバンクデータがない場合は、ス
テップ1504に進み、上述した図18(a)と同様な
表示が行われる。
【0067】一方、ステップ1507で、発呼者指定コ
ードに対応するバンクデータが在ると判断すると、ステ
ップ1508に進み、「*7*7」で定義されるシーク
レット指定コードが存在するかを判断する。ここで、指
定コードがない場合は、ステップ1509に進み、受信
報知を行うとともに、表示部42にメッセージデータに
基づいた発呼者の似顔絵、名前、電話番号とともにメッ
セージを表示する。図18(b)は、このような場合の
表示例を示すもので、ここでは受信したメッセージデー
タとして「*3*301*4*402*8」」の場合を
示している。
【0068】一方、ステップ1508で、シークレット
指定コード「*7*7」が在ると判断すると、ステップ
1510に進む。ステップ1510では、受信報知を行
うとともに、表示部42に、メッセージデータに基づい
たシークレット指定コード「*7*7」で指定された部
位のパーツが表示されない似顔絵とメッセージを表示す
る。図18(c)は、このような場合の表示例を示すも
ので、ここでは受信したメッセージデータとして「*3
*301*7*740*4*402*8」の場合で、シ
ークレット部位としてパーツコード「44」の「目」の
部分が表示されない発呼者の似顔絵のみが表示される。
【0069】次に、過去に受信された受信メッセージを
ページング受信機で読出す場合を図16に示すフローチ
ャートにより説明する。この場合、ステップ1601
で、図2に示す電源投入スイッチ9により電源ONにし
て、ステップ1602で、キー入力部41のモードキー
8とセットキー6により受信メッセージ読み出しモード
に切り換える。すると、ステップ1603で、RAM2
0に記憶されているメッセージデータのうち、一番古い
ものが表示され、図2に示すセレクトキー7を操作する
ことで、ページめくりの要領により順に新しいメッセー
ジデータが表示されるようになる。
【0070】そして、ステップ1604で、一部パーツ
のない似顔絵が在るか否かを判断する。ここで、該当す
る似顔絵がない場合は、ステップ905に進み、完成さ
れた似顔絵とメッセージを表示する。図19(a)は、
このような場合の表示例を示している。
【0071】一方、一部パーツのない似顔絵が在る場合
は、ステップ1606に進む。このステップ1606で
は、例えば、図19(b)に示すように一部パーツのな
い似顔絵とともに、パーツコードの入力を促す表示がな
される。ここで、数字キー5によりパーツコードを入力
する。
【0072】すると、ステップ1607で、入力された
パーツコードとメッセージデータ中のシークレット指定
コード「*7*7」に続くシークレットパーツコード
「40」に対応する部位のパーツコードが照合される。
ステップ1608で、両者の一致が判断される。
【0073】ここで、受信メッセージデータが上述した
「*3*301*7*740*4*402*8」」で、
シークレットパーツコード「40」に対応する部位のパ
ーツコードが「44」の場合には、ステップ1607
で、仮に、パーツコード「43」が入力されたとする
と、両者は一致せずNOと判断されるので、ステップ1
609に進む。図19(c)は、このような場合の表示
例を示すもので、ここでは入力されたパーツコード「4
3」に相当する「目」のパーツが似顔絵に嵌め込まれる
が、「エラーです。」の表示がなされ、メッセージは表
示されない。
【0074】一方、パーツコード「44」が入力された
とすると、両者は一致しYESと判断されるので、ステ
ップ910に進む。図12(d)は、このような場合の
表示例を示すもので、ここでは入力されたパーツコード
「44」に相当する「目」のパーツが似顔絵に嵌め込ま
れ、メッセージとともに表示されるようになる。
【0075】従って、このような第2実施例によれば、
送信および受信装置には、発呼者ごとに「発呼者の名
前」、「連絡先の電話番号」、「似顔絵」などの発呼者
データとともに、似顔絵を構成するパーツパターンを記
憶する似顔絵データバンクを有し、送信装置で生成され
送信されたシークレットパーツコードを含む指定コード
とメッセージを受信装置で受信すると、この受信した指
定コードに基づいてパーツパターンを読み出し、これら
パーツパターンからイラストを生成するとともに、シー
クレットパーツコードに対応するパーツパターンを除い
て表示部42に表示し、この表示に対してシークレット
パーツコードに対応するパーツパターンコードを入力す
ることで受信手段で受信したメッセージおよび発呼者デ
ータを表示部42に表示できるので、第3者に知られる
ことのない発呼者の名前や電話番号などのデータもメッ
セージとともに送受信できることになる。
【0076】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述した実施例では、一貫して似顔絵を伴うメ
ッセージについて述べたが、似顔絵に限らず、所定パタ
ーンの組み合わせで構成されるものであってもよく、ま
た発呼者を特定するイラスト(例えば社章)でもよい。
また、上述した実施例では、シークレットパーツコード
は、1個の場合に付いて述べたが、複数個であってもよ
い。
【0077】さらに本発明は、公衆回線を利用したペー
ジューに限らず、無線通信機能を有する各種タイプの受
信装置に適用される。つまり、公衆回線を利用しない構
内ページャーや赤外線などで通信する通信機能付き玩具
また通信機能を有するパーソナルコンピュータ、電子手
帳、その他の電子計算処理装置にも本発明は適用でき
る。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、送信
者側が任意にシークレットパーツコードを設定でき、受
信者側でも受信したメッセージがシークレット状態であ
れば、受信者のみが知っているイラストの一部を構成す
るパーツパターンコードをシークレットの解除キーとす
ることができるようになり、第3者に知られることのな
い秘密性の高いメッセージを送受信できる。また、第3
者に知られることのない発呼者の名前や電話番号などの
データもメッセージとともに送受信することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信システムの一例を示す
図。
【図2】本発明の第1実施例に用いられるページング受
信機の外観図。
【図3】第1実施例に用いられるページング受信機の概
略構成を示す図。
【図4】第1実施例に用いられる定型文テーブルの一例
を示す図。
【図5】第1実施例に用いられるフリー伝言マトリクス
の一例を示す図。
【図6】第1実施例に用いられる似顔絵コードマトリッ
クスの一例を示す図。
【図7】第1実施例の送信モードを説明するためのフロ
ーチャート。
【図8】第1実施例の受信モードを説明するためのフロ
ーチャート。
【図9】第1実施例の受信メッセージ読出し操作を説明
するためのフローチャート。
【図10】第1実施例の表示部での表示例を示す図。
【図11】第1実施例の表示部での表示例を示す図。
【図12】第1実施例の表示部での表示例を示す図。
【図13】本発明の第2実施例に用いられるデータバン
クテーブルの一例を示す図。
【図14】第2実施例の送信モードを説明するためのフ
ローチャート。
【図15】第2実施例の受信モードを説明するためのフ
ローチャート。
【図16】第2実施例の受信メッセージ読出し操作を説
明するためのフローチャート。
【図17】第2実施例の表示部での表示例を示す図。
【図18】第2実施例の表示部での表示例を示す図。
【図19】第2実施例の表示部での表示例を示す図。
【符号の説明】
1…電話端末、 2…電話交換網、 3…ページャサービス会社、 31…中央制御所、 32…送信基地局、 4…ページング受信機、 41…キー入力部、 42…表示部、 43…ヒンジ部、 5…数字キー、 6…セットキー、 7…セレクトキー、 8…モードキー、 9…電源投入スイッチ、 10…リセットスイッチ、 11…アンテナ、 12…RF受信部、 13…デコーダ部、 14…CPU、 15…ID−ROM、 16…スピーカ、 17…バイブレータ、 18…LED、 19…ROM、 20…RAM 21…ダイアラーキー、 22…ダイアラースピーカ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定コードを送信する送信装置と、この
    送信装置より送信される指定コード列を受信し受信され
    た指定コードに基づいた情報を再生する受信装置とを有
    する通信システムにおいて、 前記送信装置は、 イラストを構成する複数のパーツパターンに対応する指
    定コードと表示しないパーツパターンに対応するシーク
    レットパーツコードとを生成する指定コード生成手段
    と、 メッセージを生成するメッセージ生成手段と、 前記シークレットパーツコードを含む指定コード列と前
    記メッセージとを送信する送信手段とを有し、 前記受信装置は、 前記送信装置より送信されるシークレットパーツコード
    を含む指定コード列とメッセージとを受信する受信手段
    と、 指定コードと該指定コードに対応してイラストを構成す
    るパーツパターンを記憶する記憶手段と、 表示手段と、 前記受信手段で受信した指定コード列に基づいて前記記
    憶手段より対応するパーツパターンを読み出し、これら
    パーツパターンからイラストを生成するとともに、前記
    シークレットパーツコードに対応するパーツパターンを
    除いて前記表示手段に表示する第1の制御手段と、 前記表示手段の表示に対して前記シークレットパーツコ
    ードに対応するパーツパターンコードの入力により前記
    受信手段で受信したメッセージを前記表示手段に表示す
    る第2の制御手段とを有することを特徴とする通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 指定コードを送信する送信装置と、この
    送信装置より送信される指定コードを受信し該受信され
    た指定コードに基づいた情報を再生する受信装置とを有
    する通信システムにおいて、 前記送信装置は、 複数のパーツパターンによって構成されるイラストを指
    定する指定コードとこのイラストにおいて表示しないパ
    ーツパターンに対応するシークレットパーツコードとを
    生成する生成手段と、 メッセージを生成するメッセージ生成手段と、 前記指定コードと前記シークレットパーツコードと前記
    メッセージとを送信する送信手段とを有し、 前記受信装置は、 前記送信装置より送信される前記指定コードと前記シー
    クレットパーツコードと前記メッセージとを受信する受
    信手段と、 指定コードと該指定コードに対応して複数のパーツパタ
    ーンによって構成されるイラストを記憶する記憶手段
    と、 表示手段と、 前記受信手段で受信した指定コードに基づいて前記記憶
    手段より対応するイラストを読み出すとともに、前記シ
    ークレットパーツコードに対応するパーツパターンを除
    いて前記表示手段に表示する第1の制御手段と、 前記表示手段の表示に対して前記シークレットパーツコ
    ードに対応するパーツパターンコードの入力により前記
    受信手段で受信したメッセージを前記表示手段に表示す
    る第2の制御手段とを有することを特徴とする通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 指定コードと該指定コードに対応してイ
    ラストを構成するパーツパターンを記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段の記憶内容に基づいてイラストを構成する
    複数のパーツパターンに対応する指定コードと表示しな
    いパーツパターンに対応するシークレットパーツコード
    とを生成するコード列生成手段と、 メッセージを生成するメッセージ生成手段と、 前記シークレットパーツコードを含む指定コード列と前
    記メッセージとを送信する送信手段とを具備したことを
    特徴とする送信装置。
  4. 【請求項4】 シークレットパーツコードを含む指定コ
    ード列とメッセージとを受信する受信手段と、 指定コードと該指定コードに対応してイラストを構成す
    るパーツパターンを記憶する記憶手段と、 表示手段と、 前記受信手段で受信した指定コード列に基づいて前記記
    憶手段より対応するパーツパターンを読み出し、これら
    パーツパターンからイラストを生成するとともに、前記
    シークレットパーツコードに対応するパーツパターンを
    除いて前記表示手段に表示する第1の制御手段と、 前記表示手段の表示に対して前記シークレットパーツコ
    ードに対応するパーツパターンコードの入力により前記
    受信手段で受信したメッセージを前記表示手段に表示す
    る第2の制御手段とを具備したことを特徴とする受信装
    置。
  5. 【請求項5】 指定コードと該指定コードに対応して複
    数のパーツパターンによって構成されるイラストを記憶
    する記憶手段と、 この記憶手段の記憶内容に基づいてイラストを指定する
    指定コードとこのイラストにおいて表示しないパーツパ
    ターンに対応するシークレットパーツコードとを生成す
    る生成手段と、 メッセージを生成するメッセージ生成手段と、 前記指定コードと前記シークレットパーツコードと前記
    メッセージとを送信する送信手段とを具備したことを特
    徴とする送信装置。
  6. 【請求項6】 指定コードとシークレットパーツコード
    とメッセージとを受信する受信手段と、 指定コードと該指定コードに対応して複数のパーツパタ
    ーンによって構成されるイラストを記憶する記憶手段
    と、 表示手段と、 前記受信手段で受信した指定コードに基づいて前記記憶
    手段より対応するイラストを読み出すとともに、前記シ
    ークレットパーツコードに対応するパーツパターンを除
    いて前記表示手段に表示する第1の第1の制御手段と、 前記表示手段の表示に対して前記シークレットパーツコ
    ードに対応するパーツパターンコードの入力により前記
    受信手段で受信したメッセージを前記表示手段に表示す
    る第2の制御手段とを具備したことを特徴とする受信装
    置。
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