JP3463128B2 - 通信システム並びに該システムを利用した送信装置、受信装置、送受信装置 - Google Patents

通信システム並びに該システムを利用した送信装置、受信装置、送受信装置

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JP3463128B2
JP3463128B2 JP13908094A JP13908094A JP3463128B2 JP 3463128 B2 JP3463128 B2 JP 3463128B2 JP 13908094 A JP13908094 A JP 13908094A JP 13908094 A JP13908094 A JP 13908094A JP 3463128 B2 JP3463128 B2 JP 3463128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッセージとしてイラ
スト情報も伝送可能にした通信システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近、通信システムとして、加入者が携
帯するページング受信機に対し一般電話機より交換局を
介して呼出番号とともに情報メッセージを無線伝送する
ことにより、必要とする情報を知らせるようにしたペー
ジングサービスが運用されている。しかして、従来、こ
のようなページングサービスでの情報サービスは、数字
から構成されるメッセージを伝送するものが殆どであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、情報メッセ
ージとして数字列を伝送するものでは、伝送できる字数
が限られているため、この限られた字数の範囲で相手に
十分の気持ちを伝えることが難しいという問題点があっ
た。
【0004】そこで、最近になって、イラスト情報をも
伝送できるようにしたものが考えられている。しかし、
このようにしたものは、予め選択した1枚のイラストを
受信機側で静止画として表示するものであり、相手に気
持ちを伝えるのに必要とする表現力に欠けるものであっ
た。
【0005】本発明の第1の目的は、表現力に富んだメ
ッセージ情報を伝送することができる通信システムを提
供するにある。また、本発明の第2の目的は、表現力に
富んだメッセージ情報を生成し、送信することができる
送信装置を提供するにある。また、本発明の第3の目的
は、表現力に富んだメッセージ情報を受信して表示する
ことができる受信装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、指定コ
ード列を送信する送信装置と、この送信装置より送信さ
れる指定コード列を受信し該受信された指定コード列に
基づいた情報を再生する受信装置とを有する通信システ
ムにおいて、前記送信装置は、予め複数の部品パターン
を用いてイラストを生成するとともに、該イラストを構
成する複数の部品パターンを、それぞれに対応する指定
コード列で送信する送信手段を有し、前記受信装置は、
前記送信装置より送信される指定コード列を受信する受
信手段と、指定コードと該指定コードに対応してイラス
トを構成する部品パターンを記憶した記憶手段と、表示
手段と、前記受信手段で受信した指定コード列に基づい
て前記記憶手段より対応する部品パターンを読み出し、
これら部品パターンからイラストを生成し前記表示手段
に表示する制御手段とを有するように構成されている。
【0007】また、本発明によれば、前記送信装置の送
信手段は、予め複数の部品パターンを用いて第1のイラ
ストを生成するとともに、該イラストを構成する複数の
部品パターンのうちの一部を変更した第2のイラストを
生成し、前記第1のイラストを構成する複数の部品パタ
ーンに対応する第1の指定コード列と前記第2のイラス
トを構成する複数の部品パターンのうち変更した新たな
部品パターンに対応する第2の指定コード列を送信し、
前記受信装置の制御手段は、前記受信手段で受信した第
1の指定コード列に基づいて前記記憶手段より対応する
部品パターンを読み出し第1のイラストを生成するとと
もに、第2の指定コード列に基づいて前記記憶手段より
対応する部品パターンを読み出し、該部品パターンによ
り前記第1のイラストの一部を変更した第2のイラスト
も生成し、これら第1および第2のイラストを前記表示
手段に順次切り替え表示するように構成されている。
【0008】また、本発明によれば、指定コードと該指
定コードに対応してイラストを構成する部品パターンを
記憶した記憶手段と、前記記憶手段より複数の部品パタ
ーンを読み出し、これら部品パターンに基づいて第1の
イラストを生成するとともに、該イラストを構成する複
数の部品パターンのうちの一部を変更した第2のイラス
トを生成するイラスト生成手段と、前記第1のイラスト
を構成する複数の部品パターンに対応する第1の指定コ
ード列と前記第2のイラストを構成する複数の部品パタ
ーンのうち変更した新たな部品パターンに対応する第2
の指定コード列とを生成する指定コード列生成手段と、
該生成された第1および第2の指定コード列を送信する
送信手段とにより構成されている。
【0009】また、本発明によれば、受信装置はイラス
トを構成する複数の部品パターンに対応する第1の指定
コード列と該複数の部品パターンの変更する部位の新た
な部品パターンに対応する第2の指定コード列とを受信
する受信手段と、指定コードと該指定コードに対応して
イラストを構成する部品パターンを記憶した記憶手段
と、表示手段と、前記受信手段で受信した第1の指定コ
ード列に基づいて前記記憶手段より対応する部品パター
ンを読み出し第1のイラストを生成するとともに、第2
の指定コード列に基づいて前記記憶手段より対応する部
品パターンを読み出し、該部品パターンにより前記第1
のイラストの一部を変更した第2のイラストも生成し、
これら第1および第2のイラストを前記表示手段に順次
切り替え表示する制御手段とにより構成されている。
【0010】また、本発明によれば、指定コードと該指
定コードに対応してイラストを構成する部品パターンを
記憶した記憶手段と、表示手段と、前記記憶手段より
数の部品パターンを読み出し、これら部品パターンに基
づいて第1のイラストを生成するとともに、該イラスト
を構成する複数の部品パターンのうちの一部を変更した
第2のイラストを生成するイラスト生成手段と、前記第
1のイラストを構成する複数の部品パターンに対応する
第1の指定コード列と前記第2のイラストを構成する
数の部品パターンのうち変更した新たな部品パターンに
対応する第2の指定コード列とを生成する指定コード列
生成手段と、該生成された第1および第2の指定コード
列を送信する送信手段と、イラストを構成する複数の部
品パターンに対応する第1の指定コード列と該複数の部
品パターンの変更する部位の新たな部品パターンに対応
する第2の指定コード列とを受信する受信手段と、前記
受信手段で受信した第1の指定コード列に基づいて前記
記憶手段より対応する部品パターンを読み出し第1のイ
ラストを生成するとともに、第2の指定コード列に基づ
いて前記記憶手段より対応する部品パターンを読み出
し、該部品パターンにより前記第1のイラストの一部を
変更した第2のイラストも生成し、これら第1および第
2のイラストを前記表示手段に順次切り替え表示する制
御手段とにより構成されている。
【0011】尚、前記指定コード列は指定コードが一つ
の場合でも成り立つものとし、したがって前記第1の指
定コード列並びに前記第2の指定コード列は、夫々指定
コードが一つ場合も含まれる。
【0012】
【作用】この結果、本発明によれば、送信装置において
送信手段によりイラストを構成する複数の部品パターン
に対応する指定コード列を送信する。そして、受信装置
の受信手段により送信装置からの指定コード列を受信す
ると、指定コードと該指定コードに対応してイラストを
構成する部品パターンを記憶した記憶手段より受信手段
で受信した指定コード列に基づいて前記記憶手段より対
応する部品パターンを読み出しこれら部品パターンから
イラストを生成し表示手段に表示する。これにより複数
の部品パターンの組合わせのイラストによる所望する似
顔絵のメッセージを伝送でき、メッセージ情報として表
現力の富んだものにできる。
【0013】また、本発明によれば、送信装置では、イ
ラストを構成する複数の部品パターンに対応する第1の
指定コード列と該複数の部品パターンの変更する部位の
新たな部品パターンに対応する第2の指定コード列とを
送信し、受信装置では、受信手段で受信した第1の指定
コード列に基づいて記憶手段より対応する部品パターン
を読み出し第1のイラストを生成するとともに、第2の
指定コード列に基づいて記憶手段より対応する部品パタ
ーンを読み出し該部品パターンにより第1のイラストを
変更した第2のイラストも生成し、これら第1および第
2のイラストを表示手段に順次切り替えて表示するよう
になる。これにより、複数の部品パターンの組合わせの
イラストによる所望する似顔絵のメッセージを動画形式
で伝送できるようになり、メッセージ情報として表現力
の富んだものにできる。
【0014】また、本発明によれば、送信装置は指定コ
ードと該指定コードに対応してイラストを構成する部品
パターンを記憶した記憶手段より部品パターンを読み出
しながら、イラストを構成する複数の部品パターンに対
応する第1の指定コード列と該複数の部品パターンの変
更する部位の新たな部品パターンに対応する第2の指定
コード列とを生成し、送信するようになるので、複数の
部品パターンの組合わせのイラストによる似顔絵メッセ
ージを表現力の富んだ動画形式のメッセージ情報として
送信できる。
【0015】また、本発明によれば、受信装置はイラス
トを構成する複数の部品パターンに対応する第1の指定
コード列と該複数の部品パターンの変更する部位の新た
な部品パターンに対応する第2の指定コード列とを受信
手段で受信すると、記憶手段より受信手段で受信した第
1の指定コード列に基づいて前記記憶手段より対応する
部品パターンを読み出し第1のイラストを生成するとと
もに、第2の指定コード列に基づいて対応する部品パタ
ーンを読み出し該部品パターンにより第1のイラストを
変更した第2のイラストも生成し、これら第1および第
2のイラストを表示手段に順次切り替えて表示できるの
で、複数の部品パターンの組合わせのイラストによる似
顔絵メッセージを表現力の富んだ動画形式のメッセージ
情報として受信できる。
【0016】また、本発明によれば、送受信装置は指定
コードと該指定コードに対応してイラストを構成する部
品パターンを記憶した記憶手段より部品パターンを読み
出しながら、イラストを構成する複数の部品パターンに
対応する第1の指定コード列と該複数の部品パターンの
変更する部位の新たな部品パターンに対応する第2の指
定コード列とを生成して通信し、また、イラストを構成
する複数の部品パターンに対応する第1の指定コード列
と該複数の部品パターンの変更する部位の新たな部品パ
ターンに対応する第2の指定コード列とを受信手段で受
信すると記憶手段より対応する部品パターンを読み出し
第1のイラストを生成するとともに、第2の指定コード
列に基づいて対応する部品パターンを読み出し該部品パ
ターンにより第1のイラストを変更した第2のイラスト
も生成し、これら第1および第2のイラストを表示手段
に順次切り替えて表示できるので、複数の部品パターン
の組合わせのイラストによる似顔絵メッセージを表現力
の富んだ動画形式のメッセージ情報として送受信するこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。図1は、本発明をページングサービスに適用した例
を示している。この場合、プッシュホン等の電話端末1
が接続される電話交換網2には、ページャサービス会社
3の管轄する中央制御所31および送信基地局32が接
続され、例えば、電話端末1より所定の呼出番号を入力
すると、ページャサービス会社3の管轄する中央制御所
31を介して送信基地局32より呼出番号に対応するペ
ージング受信機4に呼び出しがなされるようになってい
る。
【0018】図2は、ペ−ジング受信機4の外観図を示
している。この場合、ページング受信機4は、キー入力
部41と表示部42をヒンジ部43を介して連結すると
ともに、これらを2つ折り可能な構成にしている。
【0019】キー入力部41は、各種の操作用キーとし
て、数字キー5、セットキー6、セレクトキー7、モー
ドキー8を有している。ここで、数字キー5は、「1」
〜「0」キーの他に、「*」キー、「#」キーを有し、
これらキーにより入力データを指示するようにしてい
る。セットキー6は、各種モードにおいて設定操作を行
う際に、その決定を指示するものである。セレクトキー
7は、各モードにおいて、選択操作を行うものである。
そして、モードキー8は、その操作回数によって送信メ
ッセージ作成モード、時刻設定モード、鳴音切り替えモ
ードなどを選択できるようになっている。すなわち、本
実施例のページング受信機は、メッセージを受信する機
能だけでなく送信用メッセージを作成する機能も備えて
いる。
【0020】表示部42は、液晶パネルからなるもの
で、ここでは、伝言メッセージを表示する伝言メッセー
ジ表示部421の他に、イラストからなる似顔絵メッセ
ージを表示するセグメント等で構成される似顔絵表示部
422、送信メッセージコード作成時に、送信コードの
構成を表示する送信コード表示部423を有している。
【0021】また、表示部42は表示手段としては勿論
別の表示素子を用いることができ、例えばELディスプ
レイ、プラズマディスプレイ等を用いることも可能であ
る。そして似顔絵メッセージとして表示される人間の顔
はドットマトリクス表示部で表示することも可能であ
り、その場合、似顔絵メッセージは各パーツ毎にドット
パターンで実現される。
【0022】なお、図中の9は電源投入スイッチ、10
はリセットスイッチである。図3は、このようなペ−ジ
ング受信機の概略構成を示すもので、図において、11
はアンテナで、このアンテナ11はRF受信部12に接
続し、このRF受信部12をデコーダ部13を介してC
PU14に接続している。RF受信部12は、アンテナ
11で受信した受信データを復調するようにしている。
【0023】デコーダ部13には、ID−ROM15を
接続している。ID−ROM15は、当該ペ−ジング受
信機に個別に割当てられたIDコード、詳細にはフレー
ムデータやアドレスデータ等を記憶したもので、このI
Dコードをデコーダ部13に与えるようにしている。デ
コーダ部13は、ID−ROM15より取り込んだID
コードに基づいてRF受信部12を間欠駆動するととも
に、RF受信部12で復調した信号を解読し、これがI
Dコードに一致したと判断すると、一致検出信号および
続いて受信されるメッセージデータをCPU14に送り
込むようにしている。
【0024】CPU14には、上述したキー入力部41
と表示部42の他に、スピーカ16、バイブレータ1
7、LED18、ROM19、RAM20を接続してい
る。スピーカ16は、CPU14の制御の下で、図示し
ない駆動回路を介して呼出し状態を報知音で出力し、同
様に、バイブレータ17は、呼出し状態を振動で、LE
D18は、呼出し状態を光の点滅により出力するように
している。
【0025】ROM19は、CPU14のために予め用
意された制御プログラムを記憶するとともに、定型文テ
ーブルおよび似顔絵コードマトリックスを記憶してい
る。この場合、定型文テーブルとは、図4に示すように
指定コードとなるメッセージコードに対応付けて定型文
からなるメッセージを記憶したもので、例えば、メッセ
ージコード「01」で「キンキュウ」、メッセージコー
ド「02」で「TELセヨ」の定型文メッセージを得ら
れるようになっている。また、似顔絵コードマトリック
スは、図5に示すように指定コードとなる似顔絵コード
に対応付けて似顔絵を作成するための「髪形&輪郭」、
「眉」、「目」、「口」などの各部品パターンを記憶し
たもので、例えば、似顔絵コード「00」を指定すれ
ば、女性用の「髪形&輪郭」の部品パターン、似顔絵コ
ード「11」を指定すれば、怒っている状態の「眉」の
部品パターンを得られるようになっている。
【0026】図3に戻って、RAM20は、呼出しに際
して送られてきたメッセージ情報を記憶するものであ
る。また、CPU14は、ROM19に記憶された制御
プログラムにしたがって、各回路を総括的に制御するよ
うになっている。
【0027】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。まず、ペ−ジング受信機で送信メッセージ
を作成し、この作成したメッセージを当該ページング受
信機と同一構成のページング受信機へ送信する場合を図
6に示すフローチャートにより説明する。
【0028】まず、ステップ601で、図2に示すキー
入力部41のモードキー8により送信メッセージ作成モ
ードを選択する。次に、送信するメッセージデータのタ
イプを設定する。送信するメッセージデータのタイプと
しては、送信したデータ自体が受信側で表示される通常
のメッセージデータと、送信したデータに基づいて受信
側に記憶の定型文や似顔絵が復元表示される定型フォー
マットデータとがある。メッセージデータとして定型フ
ォーマットのデータを送信する場合は、最初に「*」キ
ーを操作する。
【0029】ここで、定型フォーマットデータを送信し
ない場合、すなわち、最初の入力データが「*」でない
場合は、ステップ602で、NOと判断され、ステップ
603に進み、ここで通常の数字をメッセージデータと
して入力することで、次のステップ604でデータ送信
が可能となる。この場合のデータ送信は、図1に示した
プッシュホン1のプッシュ釦を用いて、ページング受信
機4の通信コード表示部423に表示されているメッセ
ージデータと同一のデータ、すなわち数字からなるメッ
セージデータを入力することにより行う。
【0030】一方、定型フォーマットデータを送信する
場合は、メッセージデータとして似顔絵メッセージを送
信するか定型文メッセージを送信するかを決定し、似顔
絵メッセージを送信する場合は前述した「*」キーに続
いて「5」キー、「*」キー、「5」キーを順次操作
し、定型文メッセージを送信する場合は同様に「*」キ
ー、「4」キー、「*」キー、「4」キーを順次操作す
る。これらのキー操作で入力されたデータ、すなわち
「*5*5」および「*4*4」はそれぞれのメッセー
ジフォーマットの指定及び識別を行なうためのコードで
ある。従って、似顔絵メッセージを送信せず定型文を送
信する場合は、ステップ602で、YESと判断される
が、ステップ605でNOと判断され、ステップ606
に進む。
【0031】ステップ606では、図4に示す定型文テ
ーブル内の所望の定型文に対応するメッセージコード
(2桁の数字)を入力することで、定型文データの入力
を決定する。そして、ステップ604に進んでこのメッ
セージコードによる定型文のデータ送信が可能となる。
すなわち、この定型文データの送信に当たって操作しな
ければならないプッシュホンの釦番号およびその順が通
信コード表示部423に表示される。
【0032】一方、定型フォーマットデータとして似顔
絵メッセージを送信する場合は、前述したキー操作によ
り似顔絵フォーマットを指定するコード「*5*5」が
入力されるので、ステップ605でYESと判断され、
ステップ607に進む。ステップ607では、図5に示
す似顔絵コードマトリックスに基づいた基本的な似顔絵
の1つが表示部42の似顔絵表示部422に展開表示さ
れ、且つ「髪形&輪郭」の部品パターンを点滅させる。
【0033】この場合、点滅するパターンの部位はモー
ドキー8を操作することにより「髪形&輪郭」、
「眉」、「左目」、「右目」、…の順で順次シフトさ
れ、また、点滅中の部位のパターンは、セレクトキー7
を操作することにより同一部位の他の部品パターンに切
り替えることができる。このようにして、総ての部品パ
ターンが所望のものとなった場合は、その時点でセット
キー6を操作することにより、ステップ608で似顔絵
コードを決定する。この場合、似顔絵フォーマット指定
コード「*5*5」の後に、ステップ608で決定され
た似顔絵コードが書込まれ、表示部42の送信コード表
示部423に表示される。
【0034】次いで、所望する似顔絵が完成したか否
か、すなわちセットキー6が操作されたか否かを判断す
る。ここで、未だ所望する似顔絵が完成していなけれ
ば、ステップ609でNOと判断され、ステップ607
に戻り、上述したと同様にして、他の部品パターンにつ
いても決定する。
【0035】そして、1枚の所望する似顔絵が完成する
と、次に、動画として送信するか否かを決定し、動画と
して送信する場合にはフォーマット指定コード「*6*
6」をキー入力する。この入力コードの有無はステップ
610で判断される。ここで、静止画として送信する場
合は、ステップ610でNOと判断され、ステップ61
1に進む。
【0036】この場合、メッセージも送信するかを決定
する。ここで、メッセージを送信しない場合、すなわ
ち、数字キー5が操作されなくなった場合は、ステップ
611でNOと判断され、ステップ604に進み、静止
画からなる似顔絵メッセージのみの送信が可能となる。
一方、メッセージも送信する場合は、ステップ611で
YESと判断され、ステップ612に進む。ここでは、
送信するメッセージが定型文であるか否か、すなわちコ
ード「*4*4」が入力されたか否かを判断する。そし
て、ここで、定型文を送信しない場合は、ステップ61
2でNOと判断され、ステップ603に進み、ここで通
常の数字をメッセージデータとして入力することで、次
のステップ604で静止画からなる似顔絵メッセージに
数字からなるメッセージデータを付加したデータ送信が
可能となり、また、定型文を送信する場合は、ステップ
612でYESと判断され、ステップ606に進む。ス
テップ606では、図4に示す定型文テーブル内の所望
の定型文に対応するメッセージコードを入力することに
より、定型文データの入力を決定する。そして、ステッ
プ604に進んで静止画からなる似顔絵メッセージに定
型文データを付加したデータ送信が可能となる。
【0037】一方、ステップ610で動画の指示と判断
された場合は、ステップ613で一度動画の作成終了か
を判断した後、ステップ607に戻って、異なる似顔絵
を作成する。この場合の似顔絵作成は、ステップ608
で変更したい部品パターンのみを選択することで決定す
る。これにより、先に書き込まれていた似顔絵フォーマ
ット「*5*5」、似顔絵コード、動画パーツ用フォー
マット指定コード「*6*6」の後に、変更部品パター
ンの似顔絵コードが書込まれ、表示部42の送信コード
表示部423に表示される。
【0038】そして、ステップ613で再び動画の作成
終了を判断すると、ステップ611に進む。この場合
も、メッセージも送信するかを決定する。ここで、メッ
セージを送信しない場合は、ステップ611でNOと判
断され、ステップ604に進み、動画からなる似顔絵メ
ッセージのみの送信が可能となる。一方、メッセージも
送信する場合は、ステップ611でYESと判断され、
ステップ612に進む。ここでは、定型文を送信するか
を決定する。そして、ここで、定型文を送信しない場合
は、ステップ612でNOと判断され、ステップ603
に進み、ここで通常の数字をメッセージデータとして入
力することで、次のステップ604で動画からなる似顔
絵メッセージに数字からなるメッセージデータを付加し
たデータ送信が可能となり、また、定型文を送信する場
合は、ステップ612でYESと判断され、ステップ6
06に進む。ステップ606では、図4に示す定型文テ
ーブル内の所望の定型文に対応するメッセージコードを
入力することにより、定型文データの入力を決定する。
そして、ステップ604に進んで動画からなる似顔絵メ
ッセージに定型文データを付加したデータ送信が可能と
なる。
【0039】図7乃至図9は、動画からなる似顔絵メッ
セージ付き定型文の送信メッセージの作成手順を示して
いる。いま、送信メッセージ作成モードを指示し、数字
キー5で「*5*5」を入力すると、図7(a)に示す
ように表示部42の送信コード表示部423に似顔絵フ
ォーマット指定コード「*5*5」が表示され、似顔絵
表示部422には基本的な似顔絵の一つが表示される。
【0040】次に、似顔絵表示部422において、この
基本的な似顔絵の上に図5に示す似顔絵コードマトリッ
クスの部品パターンが点滅表示される。まず、図7
(b)に示すように表示された基本的な似顔絵の内部品
パターンの「髪形&輪郭」について、似顔絵コード「0
0」に対応する部品パターンを採用するには、セレクト
キー7を操作し、この部品パターンが表示された時にセ
ットキー6を操作すると、表示された部品パターンに対
応する似顔絵コードが決定され、送信コード表示部42
3に、似顔絵フォーマット指定コード「*5*5」に続
けて似顔絵コード「00」が表示される。
【0041】以下同様にして、似顔絵表示部422にモ
ードキー8を操作する毎に点滅表示される似顔絵コード
マトリックスの部品パターンをセレクトキー7で確認し
ながら、「眉」、「左目」、「右目」、「口」、…の順
で採用すべき部品パターンをセットキー6を操作して決
定すると、これらに対応する似顔絵コードが決定され、
送信コード表示部423に表示される。この場合、似顔
絵フォーマット指定コードと似顔絵コード「*5*50
0」に続けて、図7(c)では「10」「22」まで、
さらに図8(a)では「30」「40」「50」「6
0」「70」「80」「91」まで表示される。
【0042】次に、動画を指示し、数字キー5で「*6
*6」を入力すると、図8(b)に示すように送信コー
ド表示部423に動画パーツ用フォーマット指定コード
「*6*6」が表示される。そして、この状態から、変
更したい部品パターンのみを最低一つの部品パターンよ
り決定していく。この場合、「左目」と「口」「手」の
3つ部品パターンを変更するものとし、それぞれ変更後
の部品パターンをセレクトキー7、モードキー8を操作
して選択しセットキー6の操作によって決定すると、こ
れらに対応する似顔絵コードが決定され、送信コード表
示部423に表示される。この場合、「*5*5001
02230405060708091」に続けて、図8
(b)では「*6*6」と「21」まで、さらに図8
(c)では「43」まで、さらに図9(a)では「9
0」まで表示される。
【0043】次に、図9(b)に示すようにメッセージ
コード「20」に対応する定型文「リョウカイ」からな
るメッセージコードを数字キー5を用いて20と入力し
セットキー6を操作して決定すれば、送信コード表示部
423には、上述の「*5*500102230405
060708091*6*6214390」に続けて、
定型文フォーマット指定コード「*4*4」とメッセー
ジコード「20」が表示される。
【0044】これにより、動画からなる似顔絵メッセー
ジ付き定型文の送信メッセージの作成が完了する。次
に、ペ−ジング受信機で受信信号を受信する場合を図1
0に示すフローチャートにより説明する。
【0045】この場合、ステップ1001で、アンテナ
11を介してRF受信部12で受信信号を受信すると、
RF受信部12では、受信データを復調してデコーダ部
13に与える。デコーダ部13では、復調された受信デ
ータについてID−ROM15より与えられる当該ペ−
ジング受信機に個別に割当てられたIDコードとの一致
を判断する。そして、これらが一致した場合のみ、呼出
信号受信にともなう呼出信号検出信号をCPU14に送
出する。
【0046】次に、ステップ1002で、呼出信号の後
にメッセージデータが付いているか否かを判断する。こ
こで、メッセージデータが続いていない場合は、ステッ
プ1003に進み、呼出信号にともなう受信報知のみを
行う。
【0047】一方、呼出信号の後にメッセージデータが
続く場合は、ステップ1004に進む。ステップ100
4では、CPU14よりデコーダ部13に対して受信信
号を継続して受信するように指示し、メッセージデータ
を取込んだ後に、先頭部に「* * 」で定義されるフ
ォーマット指定コードが存在するかを判断する。ここ
で、フォーマット指定コードがない場合は、ステップ1
005で、受信報知を行い、表示部42にこのメッセー
ジデータに基づくメッセージを表示するとともに、メッ
セージデータをRAM20に格納して処理を終了する。
【0048】一方、ステップ1004で先頭部に「*
* 」で定義されるフォーマット指定コードを付けたデ
ータが存在すると判断した場合は、ステップ1006に
進み、このフォーマット指定コードの直後に似顔絵コー
ドが存在するか否かを判断する。ここで、似顔絵コード
が存在しなければ、ステップ1007に進み、定型文フ
ォーマット指定コード「*4*4」の直後にメッセージ
コードからなる定型文データが有るか否かを判断する。
そして、定型文データがなければ、ステップ1008で
呼出信号にともなう受信報知のみを行い、定型文データ
が在れば、ステップ1009で表示部42に定型文メッ
セージを表示し、それぞれ処理を終了する。
【0049】図11(a)は、ステップ1007で定型
文データがないと判断したときの表示例を示すもので、
ここでは、定型文フォーマット指定コード「*4*4」
の後に定型文データが存在しないので、表示部42のメ
ッセージ表示部421には、その旨が表示されるのみで
ある。
【0050】図11(b)は、ステップ1007で定型
文データが在ると判断したときの表示例を示すもので、
ここでは、定型文フォーマット指定コード「*4*4」
の後に、定型文データとして「16」が存在しているも
のとすると、ROM19の図4に示す定型文テーブルよ
りメッセージコード「16」に対応する「ヨヤクOK」
が読み出され、このメッセージが表示部42のメッセー
ジ表示部421に表示されることになる。
【0051】一方、ステップ1006で、似顔絵コード
の存在を判断すると、ステップ1011で似顔絵コード
の後に動画パーツ用フォーマット指定コード「*6*
6」があるか否かを判断する。
【0052】ここで、ステップ1011で似顔絵コード
の後に動画パーツ用フォーマット指定コード「*6*
6」があると判断されると、ステップ1012に進み、
動画用の似顔絵コードの直後にメッセージデータが存在
するか否かを判断する。
【0053】ここで、動画用の似顔絵コードの直後にメ
ッセージデータが存在する場合は、ステップ1013に
進む。ステップ1013では、受信報知とともに、似顔
絵コードにより似顔絵メッセージを生成し、これを動画
用似顔絵コードより似顔絵の一部表示を変更し表示部4
2の似顔絵表示部422にこれら2パターンの似顔絵の
切り替え表示による動画として表示し、また表示部42
のメッセージ表示部421にメッセージを表示し、ま
た、これらデータをRAM20に格納し処理を終了す
る。
【0054】図12(a)および(b)は、このような
場合の表示例を示すもので、ここではメッセージデータ
として、上述した図9(b)に示すように「*5*50
0102230405060708091*6*621
4390」に続けて、定型文フォーマット指定コード
「*4*4」とメッセージコード「20」が存在する場
合を示している。つまり、この場合、似顔絵フォーマッ
ト指定コード「*5*5」に続けて似顔絵コード「00
102230405060708091」と、動画パー
ツ用フォーマット指定コード「*6*6」に続けて似顔
絵コードとして「214390」が存在し、最後に、メ
ッセージデータとして定型文フォーマット指定コード
「*4*4」と定型文データとしてメッセージコード
「20」が続いている。
【0055】これにより、似顔絵フォーマット指定コー
ド「*5*5」に続く似顔絵コード「00」「10」
「22」「30」「40」「50」「60」「70」
「80」「91」に基づいて、ROM19の図5に示す
似顔絵コードマトリックスより読み出される部品パター
ンと、動画パーツ用フォーマット指定コード「*6*
6」に続く似顔絵コード「21」「43」「90」に基
づいて読み出される動画用部品パターンにより、基本と
なる似顔絵と動画用部品パターンにより一部変更される
似顔絵とがそれぞれ生成され、これら似顔絵が図12
(a)(b)に示すように表示部42の似顔絵表示部4
22に(a)→(b)→(a)…の順に交互に切り替え
表示されるようになる。
【0056】そして、最後の定型文フォーマット指定コ
ード「*4*4」に続くメッセージコード「20」に基
づいて、ROM19の図4に示す定型文テーブルより対
応する「リョウカイ」が読み出され、このメッセージが
図12(a)(b)に示すように表示部42のメッセー
ジ表示部421に共通に表示される。
【0057】一方、ステップ1012で、似顔絵コード
の直後にメッセージデータが存在しないと判断した場合
は、ステップ1014に進む。ステップ1014では、
受信報知とともに、似顔絵コードにより似顔絵メッセー
ジを生成し、これを動画似顔絵コードデータより似顔絵
の一部表示を変更し表示部42の似顔絵表示部422に
これら2パターンの似顔絵の切り替え表示による動画と
して表示し、また、これらデータをRAM20に格納し
処理を終了する。
【0058】図13(a)および(b)は、このような
場合の表示例を示すもので、ここでは、メッセージデー
タとして上述した図9(a)に示すように「*5*50
0102230405060708091*6*621
4390」が存在する場合を示している。つまり、この
場合、似顔絵フォーマット指示コード「*5*5」に続
けて似顔絵コードとして、「001022304050
60708091」と、動画パーツ用フォーマット指定
コード「*6*6」に続けて似顔絵コードとして「21
4390」が存在している。
【0059】これにより、似顔絵フォーマット指定コー
ド「*5*5」に続く似顔絵コード「00」「10」
「22」「30」「40」「50」「60」「70」
「80」「91」に基づいて、ROM19の図5に示す
似顔絵コードマトリックスより読み出される部品パター
ンと、動画パーツ用フォーマット指定コード「*6*
6」に続く似顔絵コードデータ「21」「43」「9
0」に基づいて読み出される動画用部品パターンによ
り、基本となる似顔絵と動画用部品パターンにより一部
変更される似顔絵とがそれぞれ生成され、これら似顔絵
が図13(a)(b)に示すように表示部42の似顔絵
表示部422に交互に(a)→(b)→(a)…の順に
切り替え表示されるようになる。
【0060】また、上述したステップ1011で、似顔
絵コードの後に動画パーツ用フォーマット指定コード
「*6*6」がないと判断されると、ステップ1015
に進み、似顔絵コードの直後にメッセージデータが存在
するか否かを判断する。
【0061】ここで、似顔絵コードの直後にメッセージ
データが存在する場合は、ステップ1016に進む。ス
テップ1016では、受信報知とともに、似顔絵コード
により似顔絵メッセージを生成し、これを表示部42の
似顔絵表示部422に表示し、また表示部42のメッセ
ージ表示部421にメッセージを表示し、また、これら
データをRAM20に格納し処理を終了する。
【0062】図14は、このような場合の表示例を示す
もので、ここでは、「*5*500102230405
060708091」に続けて、定型文フォーマット指
定コード「*4*4」と定型文データとしてメッセージ
コード「20」が存在する場合を示している。つまり、
この場合、似顔絵フォーマット指定コード「*5*5」
に続けて似顔絵コードとして「00102230405
060708091」が存在し、最後に、メッセージデ
ータとして定型文フォーマット指定コード「*4*4」
とメッセージコード「20」が続いている。
【0063】これにより、似顔絵フォーマット指定コー
ド「*5*5」に続く似顔絵コード「00」「10」
「22」「30」「40」「50」「60」「70」
「80」「91」に基づいて、ROM19の図5に示す
似顔絵コードマトリックスより読み出される部品パター
ンにより似顔絵が生成され、この似顔絵が図14に示す
ように表示部42の似顔絵表示部422に表示されるよ
うになる。
【0064】そして、最後の定型文フォーマット指定コ
ード「*4*4」に続くメッセージコード「20」に基
づいて、ROM19の図4に示す定型文テーブルより対
応する「リョウカイ」が読み出され、このメッセージが
図14に示すように表示部42のメッセージ表示部42
1に表示される。
【0065】一方、似顔絵コードの直後にメッセージデ
ータが存在しない場合は、ステップ1017に進む。ス
テップ1017では、受信報知とともに、似顔絵コード
により似顔絵メッセージを生成し、これを表示部42の
似顔絵表示部422に表示し、また、これらデータをR
AM20に格納し処理を終了する。
【0066】図15は、このような場合の表示例を示す
もので、ここでは、「*5*500102230405
060708091」のみが存在する場合を示してい
る。つまり、この場合、似顔絵フォーマット指定コード
「*5*5」に続けて似顔絵コードとして「00102
230405060708091」のみが存在してい
る。
【0067】これにより、似顔絵フォーマット指定コー
ド「*5*5」に続く似顔絵コード「00」「10」
「22」「30」「40」「50」「60」「70」
「80」「91」に基づいて、ROM19の図5に示す
似顔絵コードマトリックスより読み出される部品パター
ンにより似顔絵が生成され、この似顔絵が図15に示す
ように表示部42の似顔絵表示部422に表示されるよ
うになる。
【0068】従って、このような実施例によれば、送信
装置とした場合、ROM19に格納した似顔絵コードマ
トリクスから似顔絵を構成する部品パターンを読み出
し、これを表示部42の似顔絵表示部422に表示しな
がら、所望する部品パターンを決定して似顔絵コードを
生成するとともに、似顔絵コードを形成する部品パター
ンのうち変更したい部位の新たな部品パターンに対応す
る動画似顔絵コードを生成するようになるので、似顔絵
コードによる部品パターンの組合わせによる似顔絵メッ
セージと動画似顔絵コードの部品パターンにより表示の
一部変更を可能とした似顔絵メッセージを表現力の富ん
だ動画形式のメッセージ情報として送信できることにな
る。
【0069】また、受信装置とする場合は、送信側より
動画形式のメッセージ情報を受信すると、ROM19に
格納した似顔絵コードマトリクスから似顔絵コードに基
づいて対応する部品パターンを読み出し、これらを表示
部42の似顔絵表示部422に表示するとともに、動画
似顔絵コードに基づいて似顔絵コードマトリクスから読
み出した部品パターンにより似顔絵表示部422での表
示箇所の一部を変更可能にしているので、似顔絵メッセ
ージとして表現力の富んだ動画形式のものを受信できる
ことになる。
【0070】これにより、従来のメッセージ情報として
1枚のイラストを静止画として表示するものと比べ、動
画形式の似顔絵メッセージにより表現力に富んだメッセ
ージ情報を伝送することができるようになり、相手に十
分の気持ちを伝えることができる手段としての効果は極
めて大である。
【0071】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で、適宜変形して実施でき
る。例えば、図16に示すような用件イラストコードマ
トリクスをROM19に備えることにより、図17
(a)(b)に示すような表示処理を行うこともでき
る。この場合、メッセージデータとして、用件フォーマ
ット指定コード「*7*7」と用件コード「012
1」、動画パーツ用フォーマット指定コード「*8*
8」と用件コード「31」及び、定型文フォーマット指
定コード「*4*4」とメッセージコード「02」を受
信したとすると、用件フォーマット指定コード「*7*
7」に続く用件コード「01」「21」に基づいて図1
6に示すイラストコードマトリクスより読み出される部
品パターンと、動画パーツ用フォーマット「*8*8」
に続く用件コード「31」に基づいて読み出される動画
用部品パターンにより、基本となる用件イラストと動画
用部品パターンにより一部変更される用件イラストがそ
れぞれ生成され、これら用件イラストが図17(a)
(b)に示すように表示部42の用件表示部424に用
件の緊急度を表す動画として(a)→(b)→(a)…
の順に表示でき、また、定型文フォーマット指定コード
「*4*4」に続くメッセージコード「02」に基づい
て、定型文テーブルより対応する「TELセヨ」が読み
出され、このメッセージも図17(a)(b)に示すよ
うに表示部42のメッセージ表示部421に共通に表示
できるようになり、動画の工夫により、メッセージの重
要度や緊急度を表現することができる。また、上述した
似顔絵とこの用件イラストを順次表示させるようにもで
きる。
【0072】また、本実施例では動画は2パターンの似
顔絵の切り替え表示によって可能となっていたが、これ
に限らず動画パーツ用フォーマットを複数用いて送信
し、また、この複数の動画パーツ用フォーマットを含ん
だメッセージデータを受信する事により、2パターンに
限らず3パターンもしくはそれ以上の似顔絵を順次切り
替え表示することも可能である。
【0073】また、上述した実施例では、作成した送信
メッセージを電話機を用いて送信するようにしたが、例
えば、図3に示す回路構成において、破線に示すように
ダイアラーキー21、ダイアラースピーカ22を有する
ダイアラー機能を持たせるようにすれば、上述したよう
な手順で作成した送信メッセージをダイアラーキー21
を操作するのみで自動的に送信することができる。ま
た、外部端子としてモジュラープラグを備えることによ
りモジュラージャックに直接接続してデータそのものを
直接無線信号化して伝送することも可能である。
【0074】また、上述した実施例では、イラストパタ
ーンとして似顔絵パターンを用いたが、イラストパター
ンとして、人相の状態に限らず、他の生命体、物体など
の状態を模写したものを使用しても良い。
【0075】また、上述した実施例では、ペ−ジング受
信機で送信メッセージを作成する場合、ROMに格納さ
れた定型文フォーマットおよび感情メッセージコードマ
トリックスを使用してそれぞれのメッセージコードを決
定するようにしたが、紙に書かれた定型文フォーマット
および似顔絵コードマトリックスを使用してそれぞれの
コードを入力するようにしても良い。
【0076】更に、公衆回線を利用したページャーに限
らず、無線通信機能を有する各種タイプの受信装置に適
用される。つまり、公衆回線を利用しない構内ページャ
や赤外線等で通信する通信機能付の玩具、また、通信機
能を有するパーソナルコンピュータ電子手帳、その他の
電子計算処理装置にも本発明は適用できる。
【0077】また、上述した実施例では、文字表示可能
なインフォメーションページャーについて述べたが、イ
ンフォメーションページャーに限らず、数字表示飲み可
能なニューメリックページャーについても同様な受信が
可能である。この場合、図18の外観図に示した様にキ
ー入力部41の仕様を省略し、定型文フォーマットは、
似顔絵コード、動画用似顔絵コードを指定する場合に利
用できる。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
の部品パターンの組合わせによる似顔絵により動画形式
のメッセージ情報を送受信できるので、表現力に富んだ
メッセージ情報を伝送できることになり、相手に十分の
気持ちを伝えることができる手段として大きな効果が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信システムの一例を示す
図。
【図2】本発明の一実施例に用いられるページング受信
機の外観図。
【図3】一実施例に用いられるページング受信機の概略
構成を示す図。
【図4】一実施例に用いられる定型文テーブルの一例を
示す図。
【図5】一実施例に用いられる似顔絵コードマトリック
スの一例を示す図。
【図6】一実施例の送信モードを説明するためのフロー
チャート。
【図7】一実施例の送信コードの作成手順を示す図。
【図8】一実施例の送信コードの作成手順を示す図。
【図9】一実施例の送信コードの作成手順を示す図。
【図10】一実施例の受信モードを説明するためのフロ
ーチャート。
【図11】一実施例の表示部での表示例を示す図。
【図12】一実施例の表示部での表示例を示す図。
【図13】一実施例の表示部での表示例を示す図。
【図14】一実施例の表示部での表示例を示す図。
【図15】一実施例の表示部での表示例を示す図。
【図16】本発明の他実施例に用いられるイラストデー
タマトリクスの一例を示す図。
【図17】他実施例での表示部での表示例を示す図。
【図18】ニューメリックページャーとした場合での本
発明を適用したページング受信機の外観図。
【符号の説明】
1…電話端末、 2…電話交換網、 3…ページャサービス会社、 31…中央制御所、 32…送信基地局、 4…ページング受信機、 41…キー入力部、 42…表示部、 421…伝言メッセージ表示部、 422…似顔絵表示部、 423…送信コード表示部、 43…ヒンジ部、 5…数字キー、 6…セットキー、 7…セレクトキー、 8…モードキー、 9…電源投入スイッチ、 10…リセットスイッチ、 11…アンテナ、 12…RF受信部、 13…デコーダ部、 14…CPU、 15…ID−ROM、 16…スピーカ、 17…バイブレータ、 18…LED、 19…ROM、 20…RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−235832(JP,A) 特開 平3−129572(JP,A) 特開 平5−28237(JP,A) 特開 平6−124312(JP,A) 特開 昭62−99874(JP,A) 特開 平8−8816(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定コード列を送信する送信装置と、こ
    の送信装置より送信される指定コード列を受信し該受信
    された指定コード列に基づいた情報を再生する受信装置
    とを有する通信システムにおいて、 前記送信装置は、予め複数の部品パターンを用いてイラストを生成すると
    ともに、該 イラストを構成する複数の部品パターンを、
    それぞれに対応する指定コード列で送信する送信手段を
    有し、 前記受信装置は、 前記送信装置より送信される指定コード列を受信する受
    信手段と、 指定コードと該指定コードに対応してイラストを構成す
    る部品パターンを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 前記受信手段で受信した指定コード列に基づいて前記記
    憶手段より対応する部品パターンを読み出し、これら部
    品パターンからイラストを生成し前記表示手段に表示す
    る制御手段とを有することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信装置の送信手段は、予め複数の
    部品パターンを用いて第1のイラストを生成するととも
    に、該イラストを構成する複数の部品パターンのうちの
    一部を変更した第2のイラストを生成し、前記第1のイ
    ラストを構成する複数の部品パターンに対応する第1の
    指定コード列と前記第2のイラストを構成する複数の部
    品パターンのうち変更した新たな部品パターンに対応す
    る第2の指定コード列を送信し、 前記受信装置の制御手段は、前記受信手段で受信した第
    1の指定コード列に基づいて前記記憶手段より対応する
    部品パターンを読み出し第1のイラストを生成するとと
    もに、第2の指定コード列に基づいて前記記憶手段より
    対応する部品パターンを読み出し、該部品パターンによ
    り前記第1のイラストの一部を変更した第2のイラスト
    も生成し、これら第1および第2のイラストを前記表示
    手段に順次切り替え表示するようにしたことを特徴とし
    た請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 指定コードと該指定コードに対応してイ
    ラストを構成する部品パターンを記憶した記憶手段と、 前記記憶手段より複数の部品パターンを読み出し、これ
    ら部品パターンに基づいて第1のイラストを生成すると
    ともに、該イラストを構成する複数の部品パターンのう
    ちの一部を変更した第2のイラストを生成するイラスト
    生成手段と、 前記第1のイラストを構成する 複数の部品パターンに対
    応する第1の指定コード列と前記第2のイラストを構成
    する複数の部品パターンのうち変更した新たな部品パタ
    ーンに対応する第2の指定コード列とを生成する指定コ
    ード列生成手段と、 該生成された第1および第2の指定コード列を送信する
    送信手段と、 を具備したことを特徴とする送信装置。
  4. 【請求項4】 イラストを構成する複数の部品パターン
    に対応する第1の指定コード列と該複数の部品パターン
    の変更する部位の新たな部品パターンに対応する第2の
    指定コード列とを受信する受信手段と、 指定コードと該指定コードに対応してイラストを構成す
    る部品パターンを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 前記受信手段で受信した第1の指定コード列に基づいて
    前記記憶手段より対応する部品パターンを読み出し第1
    のイラストを生成するとともに、第2の指定コード列に
    基づいて前記記憶手段より対応する部品パターンを読み
    出し、該部品パターンにより前記第1のイラストの一部
    を変更した第2のイラストも生成し、これら第1および
    第2のイラストを前記表示手段に順次切り替え表示する
    制御手段と、 を具備したことを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 指定コードと該指定コードに対応してイ
    ラストを構成する部品パターンを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 前記記憶手段より複数の部品パターンを読み出し、これ
    ら部品パターンに基づいて第1のイラストを生成すると
    ともに、該イラストを構成する複数の部品パタ ーンのう
    ちの一部を変更した第2のイラストを生成するイラスト
    生成手段と、 前記第1のイラストを構成する 複数の部品パターンに対
    応する第1の指定コード列と前記第2のイラストを構成
    する複数の部品パターンのうち変更した新たな部品パタ
    ーンに対応する第2の指定コード列とを生成する指定コ
    ード列生成手段と、 該生成された第1および第2の指定コード列を送信する
    送信手段と、 イラストを構成する複数の部品パターンに対応する第1
    の指定コード列と該複数の部品パターンの変更する部位
    の新たな部品パターンに対応する第2の指定コード列と
    を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した第1の指定コード列に基づいて
    前記記憶手段より対応する部品パターンを読み出し第1
    のイラストを生成するとともに、第2の指定コード列に
    基づいて前記記憶手段より対応する部品パターンを読み
    出し、該部品パターンにより前記第1のイラストの一部
    を変更した第2のイラストも生成し、これら第1および
    第2のイラストを前記表示手段に順次切り替え表示する
    制御手段と、 を具備したことを特徴とする送受信装置。
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