JP2002176673A - ディジタル無線システム - Google Patents

ディジタル無線システム

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JP2002176673A
JP2002176673A JP2000370480A JP2000370480A JP2002176673A JP 2002176673 A JP2002176673 A JP 2002176673A JP 2000370480 A JP2000370480 A JP 2000370480A JP 2000370480 A JP2000370480 A JP 2000370480A JP 2002176673 A JP2002176673 A JP 2002176673A
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JP2000370480A
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English (en)
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Takeshi Murakami
豪 村上
Akihiro Kubomura
昭弘 久保村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信側端末の意図及び用途に合わせて、ユー
ザー可変の情報要素で、直接、着信側携帯無線端末の報
知機能を任意に制御できるようにする。 【解決手段】 発信側端末1は、発信時に、呼設定用メ
ッセージ内のユーザー可変の情報要素内に、着信鳴動/
非鳴動指示及び着信鳴動/非鳴動パターンなどの着信報
知情報をコーディングする。そして、この着信報知情報
を、交換機器/伝送機器3を介して着信側携帯無線端末
2へ送信する。このとき、交換機器/伝送機器3は、ユ
ーザー可変の情報要素のメッセージを加工しないでトラ
ンスペアレントに伝送する。これによって、着信側携帯
無線端末2は、発信側携帯無線端末1からの、着信鳴動
/非鳴動指示及び着信鳴動/非鳴動パターンなどの着信
報知情報の条件に合わせた着信報知を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル方式を
利用した無線システムにおける携帯無線端末(以下、端
末という)の着信報知方式に関し、特に、着信側端末に
可視/可聴/バイブレータなどの報知機能を有するディ
ジタル無線システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信システムにおける端末の
着信報知は、端末が固定的にもつメロディ音や、端末の
使用者が登録することができる可変メロディ音や、バイ
ブレータによる振動や、ディスプレイによる文字表示
や、LEDによる点灯/点滅などを、単独または組み合
わせて利用する方法が行われている。
【0003】また、網から通知される発信者番号などに
応じて、端末の着信報知内容を変化させることにより、
着信側の端末が応答する前に、発信者に関する情報を使
用者が判断できるような機能を備えた端末も実現してい
る。尚、端末の位置検出などのアプリケーションにおい
ては、検出指示などの制御のための呼が生成されるが、
この着信情報は報知の必要がない。
【0004】また、従来の携帯無線システムにおける端
末の着信報知制御方法が、例えば、特開平10-164659号
などに開示されている。この公報の技術は、端末自身が
端末使用者の利用状況を判断する手段を備え、利用状況
に合わせた着信報知を自動あるいは手動で設定できるよ
うにして、端末の利便性を向上させている。例えば、他
人の所有する端末と異なった着信音にして着信の判別を
行う等の目的に利用されている。
【0005】また、ISDN、PHSなどのインタフェ
ース規格では,レイヤ3メッセージの情報要素としてシ
グナル情報要素/表示情報要素を定義しており、端末や
網のインプリメントにより着信報知の制御を可能として
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術による端末の着信報知は、着信側の端末の状態
によってのみ着信報知の方法を制御することが可能であ
るが、発信側のアプリケーション、または発信操作者の
意図にあわせて着信報知の方法を制御することはできな
い。また、ISDN、PHSなどのインタフェース規格
のシグナル情報要素および表示情報要素では、携帯無線
端末及び有線端末がレイヤ3メッセージを解析した上で
アプリケーションに情報を渡す必要があり、情報解析及
び伝送するメッセージ情報が複雑となるなどの不具合が
ある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、発信側の意図及び用途に合
わせて、ユーザー可変の情報要素にて、直接、着信側端
末の可視/可聴/バイブレータなどの報知機能を制御す
ることのできるディジタル無線システム、特に、ディジ
タル携帯無線システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のディジタル無線システムは、ディジタル
方式の通信機能を有する発信側端末と着信側端末とが通
信網を介して接続され、発信側端末と着信側端末が、相
互に、着信報知情報を送受信する機能を備えたディジタ
ル無線システムであって、着信側端末は、発信側端末が
送信した着信報知情報の内容に基づいて着信報知を行う
ことを特徴とする。
【0009】すなわち、本発明のディジタル無線システ
ムによれば、発信側端末が、発信時に、呼設定用メッセ
ージに着信報知情報を添付して着信側端末に送信する。
これによって、着信側端末は、発信側端末からの報知条
件に合わせた着信報知を行うことができる。このように
して、発信側端末が所望の内容の鳴動/表示などの着信
報知情報を送信することによって、着信側端末は、着信
報知と同時に発信側端末に関する情報を容易に取得する
ことができる。よって、極めて使い勝手のよいディジタ
ル無線システムを構築することができる。
【0010】また、本発明のディジタル無線システム
は、前記発信側端末は、任意に設定した着信報知情報
を、可変な情報要素のデータに添付して送信する情報要
素送信手段を備え、着信側端末は、情報要素送信手段か
ら受信した情報要素のデータから着信報知情報を取得し
て、着信報知情報の内容を解析する解析手段と、解析手
段によって解析された着信報知情報の内容に基づいて報
知を実行する報知手段とを備え、報知手段が、発信側端
末の送信した着信報知情報の内容に基づいて、着信報知
を行うたことを特徴とする。尚、発信側端末は、着信報
知情報を自動または手動の何れかによって設定すること
ができる。
【0011】すなわち、本発明のディジタル無線システ
ムによれば、発信側端末は、発信時に、呼設定用メッセ
ージ内のユーザー可変の情報要素内に、着信側端末への
着信鳴動/非鳴動指示及び着信鳴動/非鳴動パターンな
どの報知条件をコーディングして、着信側端末へ着信報
知情報を送信する。これによって、着信側端末は、発信
側端末からの着信鳴動/非鳴動指示及び着信鳴動/非鳴
動パターンなどの報知条件に合わせた着信報知を行うこ
とができる。
【0012】また、本発明のディジタル無線システム
は、前記の発明において、発信側端末が情報要素のデー
タに添付する着信報知情報は、着信鳴動/非鳴動指示、
着信鳴動/非鳴動パターン、着信鳴動/非鳴動音デー
タ、着信表示/非表示指示、着信表示/非表示パター
ン、着信表示/非表示データの何れか、またはこれらを
組み合わせたものであり、着信側端末は、受信した着信
鳴動/非鳴動指示、または着信鳴動/非鳴動パターン、
または着信鳴動/非鳴動音データ、または着信表示/非
表示指示、または着信表示/非表示パターン、または着
信表示/非表示データをアプリケーションプログラムに
よって解析し、解析された着信報知情報の内容に基づい
て着信報知を行うことを特徴とする。
【0013】すなわち、本発明のディジタル無線システ
ムによれば、発信側端末が、自動または手動にて設定し
て、着信鳴動/非鳴動指示及び着信鳴動/非鳴動パター
ン、着信鳴動/非鳴動指示及び着信鳴動/非鳴動音デー
タ、着信表示/非表示指示及び着信表示/非表示パター
ン、着信表示/非表示指示及着信表示/非表示データ
を、ユーザー可変の情報要素のデータとして、交換機器
/伝送機器を介して着信側端末へ送信する。尚、交換機
器/伝送機器はユーザー可変の情報要素のメッセージを
加工しないでトランスペアレントに伝送する。
【0014】すると、着信側端末は,レイヤ3を意識す
ることなく、受信した着信鳴動/非鳴動指示及び着信鳴
動/非鳴動パターン、着信鳴動/非鳴動指示及び着信鳴
動/非鳴動音データ、着信表示/非表示指示及び着信表
示/非表示パターン、着信表示/非表示指示及び着信表
示/非表示データをアプリケーションが解析し、その内
容にあわせた着信報知を行う。
【0015】また、本発明のディジタル無線システム
は、前記着信側端末が、前記着信鳴動/非鳴動指示及び
前記着信鳴動/非鳴動パターンを受信したとき、報知情
報を鳴動する/しないを選択すると共に、予め登録され
ているパターン情報に対応した報知内容の着信鳴動を実
行する/しないを選択することを特徴とする。
【0016】つまり、着信鳴動/非鳴動指示としては、
鳴動する/しないを送受信し制御する機能を有し、着信
鳴動/非鳴動パターンとしては、パターン情報、例えば
パターン番号を送受信する機能を有している。そして、
着信側端末については、予めパターン番号に対応した鳴
動パターンを記憶する機能を有しており、受信したパタ
ーン番号にあわせて着信鳴動することができる。
【0017】また、本発明のディジタル無線システム
は、前記着信側端末が、着信鳴動/非鳴動指示及び着信
鳴動/非鳴動音データを受信したとき、報知情報を鳴動
する/しないを選択すると共に、予め登録されているデ
ータに対応した報知内容の着信鳴動を実行する/しない
を選択することを特徴とする。
【0018】つまり、着信鳴動/非鳴動音データとして
は、例えば、音階/音の長さなどを送受信する機能を有
しており、着信側端末については、指示された音階/音
の長さにあわせてメロデイ音を生成して着信鳴動するこ
とができる。
【0019】また、本発明のディジタル無線システム
は、前記着信側端末が、着信表示/非表示指示及び着信
表示/非表示パターンを受信したとき、ディスプレイに
文字情報を表示する/しない、またはLEDを点灯する
/点滅する/消灯するを単独または複合的に選択すると
共に、予め登録されている表示パターンに対応して、文
字情報のメッセージ内容及び前記LEDの点灯状態の切
替えを実行する/しないを選択することを特徴とする。
【0020】つまり、着信表示/非表示指示としては、
ディスプレイに文字情報を表示する/しない及びLED
を点灯する/点滅する/消灯のままとするを送受信し制
御する機能を有している。また、着信表示/非表示パタ
ーンとしては、パターン番号を送受信する機能を有して
いる。一方、着信側端末が、予めパターン番号に対応し
た表示パターン及びLEDの点灯/点滅/消灯を記憶し
ているので、着信側端末は、受信したパターン番号にあ
わせて着信表示を行うことができる。
【0021】また、本発明のディジタル無線システム
は、前記着信側端末は、着信表示/非表示指示及び着信
表示/非表示データを受信したとき、ディスプレイに文
字情報を表示する/しない、またはLEDを点灯する/
点滅する/消灯するを単独または複合的に選択すると共
に、予め登録されているデータに対応した報知内容の文
字コード/文字数、またはLEDの点灯状態の切替えを
実行する/しないを選択することを特徴とする。
【0022】つまり、着信表示/非表示データとして
は、文字コード/文字数など及びLEDの点灯/点減/
消灯を送受信する機能を有しているので、着信側端末
は、指示された文字コード/文字数及びLEDの点灯/
点滅/消灯にあわせて表示情報を生成して着信表示を行
うことができる。
【0023】尚、上記の各発明において、発信側端末
は、携帯無線端末または有線端末の何れかであり、着信
側端末は、携帯無線端末であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
けるディジタル携帯無線システムの実施の形態を詳細に
説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるディジ
タル携帯無線システムの構成図であり、発信側端末、着
信側端末ともに携帯無線端末の場合を示す。
【0025】図1において、発信側携帯無線端末1と着
信側携帯無線端末2が、交換機器/伝送機器3によって
通信接続されている。発信側携帯無線端末1は、通信機
能、通話機能、入出力機能及び着信報知機能を有する無
線端末であり、着信側携帯無線端末2は、発信側携帯無
線端末1と同様の機能及び構成を有する無線端末であ
る。また、交換機器/伝送機器3は、発信側携帯無線端
末1及び着信側携帯端末2との間の呼の交換及び伝送の
機能を有し、端末が無線機器の場合には、アンテナ及び
送受信機能を有する基地局の機能も包含する。
【0026】図2は、図1に示す発信側携帯無線端末1
の構成を示すブロック図である。図2において、発信側
携帯無線端末1は、ディスプレイ部11、LED部1
2、サウンダ部13、バイブレータ部14、操作部1
5、制御部16、送受信部17、アンテナ18及び記憶
部19によって構成されている。
【0027】このような構成において、操作部15から
の入力指令、あるいはアプリケーションが指示した内容
に基づいて、制御部16が送受信部17に対して指示す
ることによって、送受信部17において変調などの処理
がなされ、アンテナ18から送信波が送信される。
【0028】また、着信側携帯無線端末2も発信側携帯
無線端末1と同様の構成を有し、図2において、アンテ
ナ18から受信した受信波は、送受信部17で複調など
の処理がなされたのち、制御部16に必要なデータが渡
される。
【0029】そして、制御部16は、受け取ったデータ
に基づいて、ディスプレイ部11、LED部12、サウ
ンダ部13、バイブレータ部14に、それぞれの動作内
容の指示情報を送信する。
【0030】すると、ディスプレイ部11は、指示情報
に基づいて、液晶などを利用して文字(英数かなカナ漢
字など)及びピクト(固定的に表示されるマークなど)
を表示し、LED部12は、点減/点灯の動作による可
視表示を行う。
【0031】さらに、サウンダ部13は、指示情報に基
づいて、ブザー音/メロデイ音による可聴表示を行い、
バイブレータ部14は振動による報知を行う。
【0032】また、記憶部19は、通信及び各種制御に
関わるデータを記憶しているメモリであり、操作部15
からの操作などによって、データ内客を随時に書き込む
ことが可能である。
【0033】図3は、図2に示す記憶部19に記憶され
ている記憶内容の割付図であり、鳴動/非鳴動191、
鳴動/非鳴動パターン192、鳴動/非鳴動音データ1
93を書き込み及び読み出しできる機能を有している。
さらに、表示/非表示194、表示/非表示パターン1
95、表示/非表示データ196を書き込み及び読み出
しできる機能をも併せて有している。
【0034】以上のように構成されたディジタル携帯無
線システムについて、前述の図1〜図3、及び以下に述
べる図4〜図10を用いてその動作を説明する。
【0035】すなわち、図4は、図1の発信側携帯無線
端末1から送信され、着信側携帯無線端末2が受信する
通信電文の一例である。また、図5は、本発明の実施の
形態における鳴動パターンの一例であり、図6は、本発
明の実施の形態における非鳴動パターンの一例である。
さらに、図7は、本発明の実施の形態における表示パタ
ーンの一例であり、図8は、本発明の実施の形態におけ
る非表示パターンの一例である。また、図9は、図1に
示す発信側携帯無線端末1の動作の流れを示すフローチ
ャートであり、図10は、図1に示す着信側携帯無線端
末2の動作の流れを示すフローチャートである。
【0036】図9のフローチャートを用いて、発信側携
帯無線端末1の動作の流れを説明する。先ず、発信操作
者が手動で鳴動条件を設定する場合は(ステップ71
2,YES)、操作部15から所望の鳴動条件を入力
し、記憶部19の鳴動/非鳴動191エリアにその内容
を記憶する(ステツプ713)。
【0037】また、発信操作者が手動で鳴動条件を設定
するのではなく、アプリケーションなどが自動的に鳴動
条件を設定する場合は(ステップ712,NO)、アプ
リケーションなどから渡される鳴動条件を、記憶部19
の鳴動/非鳴動191エリアに自動記憶する(ステツプ
719)。
【0038】次に、着信の鳴動条件として、鳴動パター
ンを使用するか否かを判断し(ステップ714)、図
5、図6に示すような、鳴動パターン/非鳴動パターン
のパターン番号にあわせた固定的な動作を行うよう指定
する場合は(ステップ714,YES)、操作部15か
ら所望するパターン番号を入力し、記憶部19の鳴動/
非鳴動パターン192エリアにその内容を記憶する(ス
テップ715)。
【0039】例えば、図5に示す鳴動パターンのテーブ
ルにおいて、操作部15よりパターン番号「3」を入力
すれば、記憶部19に「ブザー3」の内容が記憶され
る。同様にして、図6に示す非鳴動パターンのテーブル
において、操作部15よりパターン番号「2」を入力す
れば、記憶部19に「無鳴動/バイブレーション有」の
内容が記憶される。
【0040】一方、発信操作者がパターンを使用しない
で、例えば、意図的に音階/音の長さを指定する場合は
(ステツプ714,NO)、操作部15から音階/音の
長さなの鳴動データを入力し、記憶部19の鳴動/非鳴
動データ193エリアにその内容を記憶する(ステツプ
720)。
【0041】次に、制御部16は、発信処理の開始に先
だって、鳴動条件を記憶部19から読み出し、図4に示
すような、発信側携帯無線端末1から送信され着信側携
帯無線端末2が受信する通信電文の一例の形で、鳴動/
表示に関するデータ64をユーザー可変の情報要素63
の一部としてコーディングする。さらに、ユーザー可変
の情報要素63に、通信に必要なレイヤ2ヘッダ61及
びレイヤ3ヘッダ62などを付加して、図4に示すよう
な通信電文として送受信部17に渡す(ステップ71
6)。そして、送受信部17が通信電文を受け取ると、
発信側携帯無線端末1が発信処理を行う(ステップ71
7)。
【0042】これによって、交換接器/伝送機器3は、
この通信電文中のユーザー可変の情報要素63を、加工
しないでトランスペアレントに着信側携帯無線端末2へ
伝送する。このようにして、着信側携帯無線端末2は、
発信側携帯無線端末1が設定した鳴動/表示に関するデ
ータ64をそのまま含んだデータを受信することができ
る。
【0043】次に、図10のフローチャートを用いて、
着信側携帯無線端末2の動作の流れを説明する。先ず、
制御部16は、着信処理完了後に(ステップ812)、
通信に必要なレイヤ2ヘッダ61及びレイヤ3ヘッダ6
2などを削除して、ユーザー可変の情報要素63をアプ
リケーションに渡す(ステップ813)。
【0044】すると、アプリケーションにて、ユーザー
可変の情報要素63から鳴動/表示に関するデータ64
を取り出し、その内容を解析する(ステップ814)。
さらに、制御部16が、アプリケーションから受信した
鳴動/表示に関するデータ64の内容にあわせた動作の
指示を行い、制御部16がサウンダ部13、バイブレー
タ部14を操作して、発信操作者が設定した通りの、鳴
動/非鳴動動作などの着信報知を行う(ステップ81
5)。
【0045】尚、表示に関しても前述と同様の動作を行
い、発信側携帯無線端末1において、図7、図8に示す
ような表示パターン/非表示パターンのパターン番号を
入力すると、パターン番号に対応する表示パターン内容
/非表示パターン内容のデータが着信側携帯無線端末2
に送信されて、該当する内容が表示/非表示される。あ
るいは、表示データ/非表示データを送受信することに
よって、発信操作者が設定したとおりの着信報知を行う
ことができる。
【0046】以上説明したように、本発明の実施の形態
におけるディジタル携帯無線システムによれば、着信時
の鳴動/表示に関わる条件を、ユーザー可変の情報要素
のデータとして送受信する方法を設けることによって、
レイヤ3以下のメッセージを意識することなく、発信者
側の端末から着信者側の端末の鳴動音/表示を指定する
ことができる。
【0047】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の説明では、発信側端末を携
帯撫線端末で構成した例で説明したが、その他の有線端
末についても同様に実施できることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル携帯無線システムは、発信側の携帯無線端末及び有線
端末が、発信時に、呼設定用メッセージ内のユーザー可
変の情報要素内に、着信側端末への着信鳴動/非鳴動指
示及び着信鳴動/非鳴動パターンなどの報知条件をコー
ディングしておく。これによって、着信側の携帯無線端
末が、発信側端末からの報知条件に合わせた着信報知を
行う。このようにして、発信側端末が所望の内容の鳴動
/表示を行うことによって、着信側端末は、着信報知と
同時に発信側端末に関する情報を容易に取得することが
できる。よって、極めて使い勝手のよいディジタル携帯
無線システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるディジタル携帯無
線システムの構成図
【図2】図1に示す発信側携帯無線端末の構成を示すブ
ロツク図
【図3】図2に示す記憶部に記憶されている記憶内容の
割付図
【図4】図1の発信側携帯無線端末から送信され、着信
側携帯無線端末が受信する通信電文の一例
【図5】本発明の実施の形態における鳴動パターンの一
【図6】本発明の実施の形態における非鳴動パターンの
一例
【図7】本発明の実施の形態における表示パターンの一
【図8】本発明の実施の形態における非表示パターンの
一例
【図9】図1に示す発信側携帯無線端末の動作の流れを
示すフローチャート
【図10】図1に示す着信側携帯無線端末の動作の流れ
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 発信側携帯無線端末 2 着信側携帯無線端末 3 交換機器/伝送機器 11 ディスプレイ部 12 LED部 13 サウンダ部 14 バイブレータ部 15 操作部 16 制御部 17 送受信部 18 アンテナ 19 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 FF03 FF22 FF25 5K067 AA34 BB04 DD13 FF13 FF23 FF25 FF33 GG11 HH22 5K101 KK11 LL12 NN12 NN17 PP07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル方式の通信機能を有する発信
    側端末と着信側端末とが通信網を介して接続され、前記
    発信側端末と前記着信側端末が、相互に、着信報知情報
    を送受信する機能を備えたディジタル無線システムであ
    って、 前記着信側端末は、前記発信側端末が送信した着信報知
    情報の内容に基づいて着信報知を行うことを特徴とする
    ディジタル無線システム。
  2. 【請求項2】 前記発信側端末は、任意に設定した着信
    報知情報を、可変な情報要素のデータに添付して送信す
    る情報要素送信手段を備え、 前記着信側端末は、前記情報要素送信手段から受信した
    情報要素のデータから着信報知情報を取得して、前記着
    信報知情報の内容を解析する解析手段と、 前記解析手段によって解析された着信報知情報の内容に
    基づいて報知を実行する報知手段とを備え、 前記報知手段が、前記発信側端末の送信した着信報知情
    報の内容に基づいて、着信報知を行うことを特徴とする
    請求項1に記載のディジタル無線システム。
  3. 【請求項3】 前記発信側端末は、着信報知情報を自動
    または手動の何れかで設定することを特徴とする請求項
    2に記載のディジタル無線システム。
  4. 【請求項4】 前記発信側端末が情報要素のデータに添
    付する着信報知情報は、着信鳴動/非鳴動指示、着信鳴
    動/非鳴動パターン、着信鳴動/非鳴動音データ、着信
    表示/非表示指示、着信表示/非表示パターン、着信表
    示/非表示データの何れか、またはこれらを組み合わせ
    たものであり、 前記着信側端末は、受信した着信鳴動/非鳴動指示、ま
    たは着信鳴動/非鳴動パターン、または着信鳴動/非鳴
    動音データ、または着信表示/非表示指示、または着信
    表示/非表示パターン、または着信表示/非表示データ
    をアプリケーションプログラムによって解析し、解析さ
    れた着信報知情報の内容に基づいて報知を行うことを特
    徴とする請求項2または請求項3に記載のディジタル無
    線システム。
  5. 【請求項5】 前記着信側端末は、前記着信鳴動/非鳴
    動指示及び前記着信鳴動/非鳴動パターンを受信したと
    き、報知情報を鳴動する/しないを選択すると共に、予
    め登録されているパターン情報に対応した報知内容の着
    信鳴動を実行する/しないを選択することを特徴とする
    請求項4または請求項5に記載のディジタル無線システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記着信側端末は、前記着信鳴動/非鳴
    動指示及び前記着信鳴動/非鳴動音データを受信したと
    き、報知情報を鳴動する/しないを選択すると共に、予
    め登録されているデータに対応した報知内容の着信鳴動
    を実行する/しないを選択することを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載のディジタル無線システム。
  7. 【請求項7】 前記着信側端末は、前記着信表示/非表
    示指示及び前記着信表示/非表示パターンを受信したと
    き、ディスプレイに文字情報を表示する/しない、また
    はLEDを点灯する/点滅する/消灯するを単独または
    複合的に選択すると共に、予め登録されている表示パタ
    ーンに対応して、文字情報のメッセージ内容及び前記L
    EDの点灯状態の切替えを実行する/しないを選択する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のディ
    ジタル無線システム。
  8. 【請求項8】 前記着信側端末は、前記着信表示/非表
    示指示及び前記着信表示/非表示データを受信したと
    き、ディスプレイに文字情報を表示する/しない、また
    はLEDを点灯する/点滅する/消灯するを単独または
    複合的に選択すると共に、予め登録されているデータに
    対応した報知内容の文字コード/文字数、または前記L
    EDの点灯状態の切替えを実行する/しないを選択する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のディ
    ジタル無線システム。
  9. 【請求項9】 前記発信側端末は、携帯無線端末または
    有線端末の何れかであり、前記着信側端末は、携帯無線
    端末であることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れ
    かに記載のディジタル無線システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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