JP3628181B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、着信呼出報知を伴う通信端末装置に関し、より詳しくは、発信側の発信側情報に基づいた着信呼出報知を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、通信端末装置は発信側から自己の選択呼出信号を受けると振動、音、光等で加入者に着信報知していた。その後、この選択呼出信号とともに発信者番号、内線番号又はメッセージ情報を格納するサブアドレス領域を使った情報まで送受信可能になり、着信を受けた通信端末装置においてこれらの情報を記憶及び表示が出来るようになった。
【0003】
特に、発信者番号が通知された後、着信側の通信端末装置において記憶及び表示が出来るようになったことは、着信を受けた側において通話を行う前に発信側を識別出来るようになった。
【0004】
現在の通信端末装置では呼出音の設定が複数通り用意されていて、使用者がその複数通りの呼出音の中から好みの呼出音を設定し、自己の通信端末装置における呼出音として用いることが主流となっている。そして、通信端末装置にある電話帳機能の電話番号毎に異なる呼出音を割り当て、着信時には発信側から送られてくる発信者番号に割り当ててある呼出音を鳴らすことで発信側の識別をすることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように発信者番号毎に異なる呼出音を鳴らす為には、初めから通信端末装置に発信者番号毎の呼出音を設定しておかなければならず、入力の手間がかかる。又、通信端末装置には多くの呼出音が用意されている訳ではないので、異なる電話番号であっても同じ呼出音の設定になっていることがある。更に、現在の通信端末装置には数百件の電話番号を登録可能であるので、この1件1件毎に呼出音を設定することは通信端末装置内のメモリ容量の消費が多くなってしまうという問題点があった。
【0006】
また、特許公報第2704114号に開示されているように、発信側が予め呼出音を作成し、選択呼出信号とともに発信側情報に含ませて送信し、呼出を受けた着信側の端末は発信側が作成したこの呼出音を鳴らすという方法もあるが、この方法では発信側の加入者が自ら呼出音を作成する必要があり、やはり手間がかかる。更に、発信側には呼出音を作成する手段、着信側には受信した呼出音データから呼出音へと変換する手段を設ける必要があり、通信端末装置の部品点数が多くなるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の通信端末装置は、着信側の通信端末を選択し呼出をする選択呼出信号と発信者番号やサブアドレス情報等を示す発信側情報を含んだ受信信号を復調する受信部と、復調された前記受信信号から発信側情報を記憶する記憶部と、着信側に着信呼出を報知する報知部と、前記受信部を介して前記選択呼出信号を受けると前記報知部を動作させて着信報知する制御部とを備えた通信端末装置であって、前記記憶部に記憶している発信側情報に基づいて前記報知部の動作パターンを作成しこの動作パターンを示す動作パターン情報を出力する動作パターン作成部をさらに有し、前記制御部が、前記動作パターン作成部が出力した動作パターン情報に基づいて前記報知部により着信報知させ、前記動作パターン作成部が出力する動作パターン情報を、前記受信部で受信した前記発信側情報とともに前記記憶部に記憶することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例に基づいて図を用いて説明する。
図1は、本発明による通信端末装置の1つである無線通信装置の一実施例のブロック図である。この図1に基づいて説明すると、アンテナ1が発信側からの選択呼出信号と発信者番号やサブアドレス情報等を示す発信側情報を含む変調された無線信号を受ける。この無線信号を受信部2により増幅し、更に上記発信側情報に含んでいる選択呼出信号、発信者番号やサブアドレス情報等のデータ信号を復調する。そして、送信時に符号化されていたデータ信号をデコーダ3で復号し、発信者番号やサブアドレス情報といったデータはメモリ4に記憶される。
【0010】
次に、制御部(CPU)5は、上記デコーダ3が復号した発信側からの選択呼出信号を受けると着信呼出動作制御を行う。制御部5は、メモリ4に記憶している発信者番号を読み出し、動作パターン作成部6に入力する。動作パターン作成部6では入力された発信者番号を基に所定の着信呼出動作パターンを作成し、制御部5へ動作パターン情報として出力する。又、この時、動作パターン情報は作成時に基になった発信者番号と合わせてメモリ4に記憶することも可能である。制御部5は、この動作パターン情報を受けるとこの動作パターン情報に従ってドライバ7を介し着信呼出報知手段として設定してあるスピーカ8、振動部9、LED10のそれぞれを駆動させて着信呼出制御を行う。また、この着信呼出報知手段としてスピーカ8、振動部9、LED10のどれを使用するかは予め使用者が設定しているが、前記動作パターン情報の中で指定することも可能である。また、動作パターン情報と発信者番号とを合わせてメモリ4に記憶した場合、以後前記発信者番号で呼出を受けると、メモリ4に記憶した前記動作パターン情報に基づいて前記着信呼出報知手段により着信報知させる。
【0011】
次に、本発明の特徴である報知部(スピーカ8、振動部9、LED10等)の動作パターン作成部6について説明する。
【0012】
【実施例1】
図2は、呼出音を対象とした動作パターン作成方法の一実施例を説明する図であり、特に発信者番号を音の情報と鳴音間隔の情報とに分けて作成する方法である。
【0013】
先ず、この一実施例においては発信者番号の下位4桁を使用する。また、呼出音を作成する区間(1秒)をtとし、インターバル区間をTとする。また、区間tの中で鳴音の有るときをメイク期間、鳴音の無いときをブレイク期間と呼ぶ。
次に作成方法であるが、発信者番号の下位4桁の数字がabcdとする。まず、下位1桁目の数字を使ってメイク期間の第1周波数パラメータf1を、f1=a×100+1000(Hz)の式で求める。次に、下位2桁目の数字を使ってメイク期間の第2周波数パラメータf2を、f2=b×100+1000(Hz)の式で求める。更に、下位3桁目の数字を使って1区間中に存在するメイク期間の数Nを、N=c÷2+1(個)の式で求める。最後に、下位2桁目の数字を使ってインターバル区間Tを、T=d÷2+1(秒)の式で求める。また、メイク期間の数N及びインターバル区間Tの計算式において余りが出た場合は、小数点以下切り捨てとする。
【0014】
実際に、発信者番号の下位4桁の数字を“2347”とした場合、f1=1700Hz、f2=1400Hz、N=2個、T=2秒となり、図2のような呼出音パターンが作成される。インターバル区間Tを過ぎると始めに戻りこれを繰り返す。
【0015】
【実施例2】
図3は、呼出音を対象とした動作パターン作成方法の一実施例を説明する図であり、特に発信者番号を音階に変換する方法である。
【0016】
始めに各音階に相当する周波数を記憶しておく。そして、発信者番号の“1”に相当する音階を“ド”、“2”に相当する音階を“レ”、“3”に相当する音階を“ミ”、・・・とそれぞれ割り当てておく。また、“8”に相当する音階は上記のより1オクターブ高い“ド”を割り当て、“9”、“0”も1オクターブ高い音階を割り当てる。
【0017】
よって、上記の呼出音作成方法に発信者番号を当てはめ、呼出音として用いることで発信側毎に異なる呼出音が鳴る。また、発信者番号の数字に相当する音階を上記のように設定したが、使用者が好みによって設定することも可能であり、更に、発信者番号の数字に相当する音の設定であれば、音階ではなく音色でも音声でも構わない。
【0018】
上述したケース1及びケース2は本発明の一実施例であり、動作パターン作成の基になるのは、サブアドレス情報中に含まれているデータから作成しても構わない。また、報知手段も呼出音だけでなく振動部による振動のリズム、LEDによる色の変化や発光パターン、LCDによる表示形態の変化等のどの動作制御でも構わない。
【0019】
【発明の効果】
以上の構成により、本発明の通信端末装置を用いれば、発信側から送信される発信側情報に基づいて着信報知を行うので、予め発信側毎の着信報知パターンを設定していなくても、発信側からの呼出に対してその発信側に固有の着信報知を行うので、この着信報知の段階で発信側を識別することが出来る。更に、従来のように複数の着信報知パターンを記憶しておく必要がないので、通信端末装置内のメモリの節約ができる。また、本発明の特徴である動作パターン作成部は着信側の通信端末装置だけに具備するだけで簡単に行うことが出来るので、現在の通信システムに簡単に適用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信端末装置の1つである無線通信装置の一実施例のブロック図
【図2】呼出音を対象とした動作パターン作成方法の一実施例を説明する図
【図3】呼出音を対象とし、特に発信者番号を音階に変換する動作パターン作成方法の一実施例を説明する図
【符号の説明】
1:アンテナ
2:受信部
3:デコーダ
4:メモリ
5:CPU
6:動作パターン作成部
7:ドライバ
8:スピーカ
9:振動部
10:LED
11:LCDドライバ
12:LCD
Claims (1)
- 着信側の通信端末を選択し呼出をする選択呼出信号と発信者番号やサブアドレス情報等を示す発信側情報を含んだ受信信号を復調する受信部と、
復調された前記受信信号から発信側情報を記憶する記憶部と、
着信側に着信呼出を報知する報知部と、
前記受信部を介して前記選択呼出信号を受けると前記報知部を動作させて着信報知する制御部とを備えた通信端末装置であって、
前記記憶部に記憶している発信側情報に基づいて前記報知部の動作パターンを作成しこの動作パターンを示す動作パターン情報を出力する動作パターン作成部をさらに有し、
前記制御部が、前記動作パターン作成部が出力した動作パターン情報に基づいて前記報知部により着信報知させ、前記動作パターン作成部が出力する動作パターン情報を、前記受信部で受信した前記発信側情報とともに前記記憶部に記憶することを特徴とする通信端末装置。
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