JPH08336175A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH08336175A
JPH08336175A JP7166885A JP16688595A JPH08336175A JP H08336175 A JPH08336175 A JP H08336175A JP 7166885 A JP7166885 A JP 7166885A JP 16688595 A JP16688595 A JP 16688595A JP H08336175 A JPH08336175 A JP H08336175A
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JP
Japan
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displayed
portrait
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Pending
Application number
JP7166885A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoaki Sugio
直昭 杉尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH08336175A publication Critical patent/JPH08336175A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、あらかじめ、所定操作に基づいて
作成した意思や感情を表す複数の絵や、発呼者を表す複
数の似顔絵等を指定コードと対応させて登録して、この
指定コードを受信することにより、当該指定コードに対
応させて登録されている複数の絵を読出して、表示部に
おいて順次切替表示を行ない動画として表現すること
で、発呼者の意思や感情を受信者に伝達することのでき
る、表現力の豊かなメッセージ表示機能を備えた受信装
置を提供することを目的としている。 【構成】 受信処理では、基地局から送信されるメッセ
ージデータを解析して、指定コードデータが含まれてい
る場合は、当該指定コード番号に対応してメッセージバ
ンク19に登録されている複数の似顔絵等の絵や自作定
型文メッセージを読出して、表示部において順次切替表
示を行なうことで前記複数の似顔絵等の絵を動画として
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信装置に係り、詳細
には、ページング受信機のメッセージ表示機能に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、ページング受信機は、自動車電話
や携帯電話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マ
ンの外出先からの電話連絡用として持たせるだけでな
く、個人が外出中の友人との手軽なコミュニケーション
ツールとして利用するケースが急増している。従来のペ
ージング受信機(以下、ページャーと略称する。)への
アクセス手段としては、個人の場合には電話があり、企
業、個別情報提供者の場合には、オペレーションサービ
ス会社、パソコン入力、情報加工会社等がある。
【0003】これらのアクセス手段で作成されたメッセ
ージ情報は、公衆回線網を介してページャーサービス会
社に送信され、ページャーサービス会社から個人所有、
あるいは、企業所有のページャーの発信加入者識別情報
(以下、ページャーIDコードと略称する)別に無線送
信信号として加工されて送信される。
【0004】ページャーには、数字情報の表示が可能な
NP(ニューメリック・ページャー)型、文字情報の表
示が可能なIP(インフォメーション・ページャー)型
等があり、ページャーサービス会社から無線送信される
メッセージデータを受信すると、当該受信メッセージデ
ータに基づいて、発呼者への連絡先電話番号や、定型文
メッセージ等を表示部に表示することにより、ページャ
ーの所有者に対して、発呼者からの簡単なメッセージを
伝達することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のページング受信機におけるメッセージ表示機
能においては、以下に述べるような問題点があった。す
なわち、従来のページャーにおいては、受信したメッセ
ージデータに基づいて、定型文や限られた字数の数字や
文字を用いてメッセージを表示部に表示することによ
り、発呼者からのメッセージを当該ページャーの所有
者、すなわち、受信者に対して伝達していたことから、
ページャーを友人との手軽なコミュニケーションツール
として利用する場合等において、受信者に対してメッセ
ージが極めて業務的な印象を与えてしまう等、発呼者の
意思や感情等がメッセージを介して受信者に十分に伝わ
らないという問題点があった。
【0006】また、上述したようにメッセージが定型文
や限られた字数の数字や文字のみにより構成されている
ことから、発呼者情報をメッセージに組み込むことが難
しく、発呼者が誰であるのかわからないという問題点も
あった。
【0007】そこで、本発明は、上記実状を考慮してな
されたもので、あらかじめ、所定操作に基づいて作成し
た意思や感情を表す複数の絵や、発呼者を表す複数の似
顔絵等を指定コードと対応させて登録して、この指定コ
ードを受信することにより、当該指定コードに対応させ
て登録されている複数の絵を読出して、表示部において
順次切替表示を行ない動画として表現することで、発呼
者の意思や感情を受信者に伝達することのできる、表現
力の豊かなメッセージ表示機能を備えた受信装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
指定コードを受信する受信手段と、表示手段と、絵を作
成する作成手段と、前記作成手段により作成された複数
の絵を前記指定コードと対応させて記憶する記憶手段
と、前記受信手段により受信された指定コードに基づい
て、この指定コードと対応させて記憶される前記複数の
絵を選択して、前記表示手段に順次切替表示するように
制御する表示制御手段と、を備えたことにより上記目的
を達成している。
【0009】この場合、請求項2に記載するように、前
記記憶手段は、さらに、前記複数の絵を切替表示する切
替順序を前記指定コードと対応させて記憶する切替順序
記憶手段を含み、前記表示制御手段は、前記受信手段に
より受信された指定コードに基づいて、この指定コード
と対応させて前記切替順序記憶手段に記憶される前記切
替順序に従い、前記複数の絵を前記表示手段に順次切替
表示することが有効である。
【0010】また、請求項3に記載するように、前記絵
は、複数のパーツパターンにより構成され、前記記憶手
段は、前記複数のパーツパターンを記憶する第1の記憶
部と、前記作成手段により作成される絵を前記複数のパ
ーツパターンの組合せデータとして記憶する第2の記憶
部とを含み、前記表示制御手段は、前記受信手段により
受信された指定コードに基づいて、この指定コードと対
応させて前記第2の記憶部に記憶される複数の組合せデ
ータを選択し、この選択された各々の組合せデータに基
づいて、前記第1の記憶部に記憶される複数のパーツパ
ターンを選択して、この選択された複数のパーツパター
ンにより構成される複数の絵を前記表示手段に順次切替
表示することが有効である。
【0011】さらに、請求項4に記載するように、前記
表示手段は、前記絵を表示するための複数のパーツパタ
ーンとして、複数の表示セグメントを備え、前記表示制
御手段は、前記受信手段により受信された指定コードに
基づいて、前記複数の表示セグメントを選択駆動して、
この選択駆動された複数の表示セグメントにより構成さ
れる複数の絵を前記表示手段に順次切替表示することが
有効である。
【0012】あるいは、請求項5に記載するように、前
記表示手段は、前記絵を表示するためのドットマトリク
ス表示部を含み、前記第1の記憶部は、複数のパーツパ
ターンとして、前記ドットマトリクス表示部を形成する
複数の画素により構成されるドットパターンを記憶し、
前記表示制御手段は、前記受信手段により受信された指
定コードに基づいて、前記複数のドットパターンにより
構成される複数の絵を前記ドットマトリクス表示部に順
次切替表示することが有効である。
【0013】加えて、請求項6に記載するように、前記
絵は、似顔絵であり、前記表示制御手段は、前記受信手
段により受信された指定コードに基づいて、複数の似顔
絵を前記表示手段に順次切替表示することが有効であ
る。
【0014】そして、請求項7に記載するように、前記
表示手段は、前記絵を表示するためのドットマトリクス
表示部を含み、前記作成手段は、前記ドットマトリクス
表示部を形成する複数の画素により構成される絵を作成
することが有効である。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、作成手段により
作成された複数の絵を記憶手段に指定コードと対応させ
て記憶することにより、表示制御手段は、受信手段によ
り受信された指定コードに基づいて、この指定コードと
対応させて前記記憶手段に記憶される前記複数の絵を選
択して、表示手段に順次切替表示することが可能とな
る。
【0016】この場合、更に請求項2記載の発明によ
り、前記記憶手段に、前記複数の絵を切替表示する切替
順序を前記指定コードと対応させて記憶する切替順序記
憶手段を含むことにより、前記表示制御手段は、前記受
信手段により受信された指定コードに基づいて、この指
定コードと対応させて前記切替順序記憶手段に記憶され
る前記切替順序に従い、前記複数の絵を前記表示手段に
順次切替表示することが可能となる。
【0017】したがって、受信した指定コードに基づい
て、あらかじめ作成し、記憶部に登録した複数の絵及び
その切替順序を読出して、表示部において、前記切替順
序に従って複数の絵を順次切替表示して動画として表現
することができるので、発呼者の意思や感情をメッセー
ジを介して受信者に伝達することが可能となり、メッセ
ージに豊かな表現力を備えることができる。その結果、
受信装置の使い勝手を向上することができる。
【0018】また、請求項3記載の発明によれば、前記
記憶手段に、前記絵を構成する複数のパーツパターンを
記憶する第1の記憶部と、前記作成手段により作成され
る絵を前記複数のパーツパターンの組合せデータとして
記憶する第2の記憶部とを含むことにより、前記表示制
御手段は、前記受信手段により受信された指定コードに
基づいて、この指定コードと対応させて前記第2の記憶
部に記憶される複数の組合せデータを選択し、この選択
された各々の組合せデータに基づいて、前記第1の記憶
部に記憶される複数のパーツパターンを選択して、この
選択された複数のパーツパターンにより構成される複数
の絵を前記表示手段に順次切替表示することが可能とな
る。
【0019】したがって、あらかじめ記憶部に登録され
ている複数のパーツパターンを用いて、動画として表示
する複数の絵を作成することができるので、各々の絵を
構成するパーツパターンの組合せデータのみを記憶する
だけでよく、記憶部の記憶容量を最小限に抑えることが
でき、また、あらかじめ登録されている複数のパーツパ
ターンの組合せにより絵を作成することから、絵の作成
にかかる時間と手間を低減することができる。その結
果、受信装置の小型化、低コスト化を図ることができる
とともに、使い勝手を向上することができる。
【0020】さらに、請求項4記載の発明によれば、前
記表示手段に、前記絵を表示するための複数のパーツパ
ターンとして、複数の表示セグメントを備えることによ
り、前記表示制御手段は、前記受信手段により受信され
た指定コードに基づいて、前記複数の表示セグメントを
選択駆動して、この選択駆動された複数の表示セグメン
トにより構成される複数の絵を前記表示手段に順次切替
表示することが可能となる。
【0021】したがって、受信した指定コードに基づい
て、順次切替表示される複数の絵を表示セグメントの組
合せにより表示することができるので、比較的多種類の
表示形態を表示セグメントの点灯(ON動作)、消灯
(OFF動作)の選択制御という簡単な表示制御機構で
実現することができる。その結果、受信装置の小型化、
低コスト化を図ることができる。
【0022】あるいは、請求項5記載の発明によれば、
前記表示手段に、前記絵を表示するためのドットマトリ
クス表示部を含み、前記第1の記憶部に、複数のパーツ
パターンとして、前記ドットマトリクス表示部を形成す
る複数の画素により構成されるドットパターンを記憶す
ることにより、前記表示制御手段は、前記受信手段によ
り受信された指定コードに基づいて、前記複数のドット
パターンにより構成される複数の絵を前記ドットマトリ
クス表示部に順次切替表示することが可能となる。
【0023】したがって、受信した指定コードに基づい
て、順次切替表示される複数の絵をドットマトリクス表
示にて表示することができるので、より繊細な画像で動
画を表現することが可能となり、メッセージにより一層
豊かな表現力を備えることができる。その結果、受信装
置の使い勝手を向上することができる。
【0024】加えて、請求項6記載の発明によれば、前
記表示制御手段は、前記受信手段により受信された指定
コードに基づいて、複数の似顔絵を前記表示手段に順次
切替表示することが可能となる。したがって、受信した
指定コードに基づいて、似顔絵を順次切替表示して、動
画として表現することにより、似顔絵の表情の変化によ
り発呼者の意思や感情をメッセージを介して容易に受信
者に伝達することができ、また、複数の異なる顔の似顔
絵を登録し、各々の似顔絵とその指定コードを特定の発
呼者に伝えておくことで、メッセージ受信時に、特定の
発呼者を即座に認識することができる。その結果、受信
装置の使い勝手を向上することができる。
【0025】そして、請求項7記載の発明によれば、前
記表示手段に、前記絵を表示するためのドットマトリク
ス表示部を含むことにより、前記作成手段は、前記ドッ
トマトリクス表示部を形成する複数の画素により構成さ
れる絵を作成することが可能となる。したがって、ドッ
トマトリクス表示による絵を作成することができるの
で、より繊細な画像を有する絵を描くことが可能とな
り、メッセージにより一層豊かな表現力を備えることが
できる。その結果、受信装置の使い勝手を向上すること
ができる。
【0026】
【実施例】以下、図1〜図29を参照して本発明に好適
な実施例を説明する。図1〜図29は、本発明を適用し
たページング受信機の一実施例を示す図である。まず、
本実施例のページング受信機の構成を、図1〜図7に基
づいて説明する。図1は、本発明を適用したページング
受信機の外観図である。この図1において、ページング
受信機1は、電源スイッチ15a、セットキー15b、
セレクトキー15c、モードキー15d、表示部20及
び報知光出力窓23aにより構成されており、さらに、
表示部20は、メッセージ表示領域20a、感情メッセ
ージ表示領域20b、指定コード及び動画番号表示領域
20c、時刻表示領域20d及び受信マーク表示領域2
0eにより構成されている。
【0027】電源スイッチ15aは、当該ページャー1
の主電源のON/OFF切替えを行なうマニュアルスイ
ッチである。セットキー15bは、各モードにおいて設
定操作を行なう際、決定を指示するキーである。セレク
トキー15cは、各モードにおいて設定操作を行なう
際、データの選択操作を行なうキーである。
【0028】モードキー15dは、当該ページャー1の
4種類のモード、すなわち、着信待ちモード、時刻設定
モード、鳴音切替モード及び似顔絵及び自作定型文作成
モードの選択切替操作と、似顔絵及び自作定型文作成モ
ード時にデータの選択操作を行なうキーである。表示部
20は、液晶ディスプレイやELディスプレイ、あるい
は、プラズマディスプレイ等により構成され、CPU1
6から入力される表示データに基づいて表示を行う。
【0029】また、表示部20は、図1に示すように、
数字や文字による定型文メッセージを表示するメッセー
ジ表示領域20aと、複数の表示セグメントにより構成
され、似顔絵等の絵によるメッセージを表示する感情メ
ッセージ表示領域20bと、図3に示す定型文テーブル
を用いた固定定型文メッセージ、後述する似顔絵及び自
作定型文作成処理フローにより作成された似顔絵及び自
作定型文メッセージが表示される際に、その定例文コー
ド、あるいは、似顔絵等の絵の動画パターン順序番号を
表示する指定コード及び動画番号表示領域20cと、現
在時刻を表示する時刻表示領域20dと、メッセージ表
示領域20aや感情メッセージ表示領域20bに表示さ
れているメッセージが受信したメッセージデータに基づ
くものであることを示す受信マークを表示する受信マー
ク表示領域20eとにより構成されている。報知光出力
窓23aは、LED23の着信報知点滅光を使用者に対
して報知するための窓である。
【0030】図2は、図1に示したページング受信機1
のブロック構成図である。この図2において、ページン
グ受信機1は、上記図1に示した表示部20と、アンテ
ナ11、RF受信部12、デコーダ13、ID−ROM
14、入力部15、CPU16、ROM17、RAM1
8、メッセージバンク19、スピーカ21、バイブレー
タ22及びLED23により構成されている。
【0031】アンテナ11は、図示しないページャーサ
ービス会社から無線送信される呼出信号を受信してRF
受信部12に出力する。RF受信部12は、デコーダ1
3より入力される間欠信号により制御され、アンテナ1
1より入力される呼出信号を間欠受信し、検波、増幅し
た後、デジタルデータに変換してデコーダ13に出力す
る。
【0032】デコーダ13は、RF受信部12より入力
される呼出信号に含まれるページャーIDコードが当該
ページャー1の所有するページャーIDコードと一致す
るか否かを、あらかじめ当該ページャー1の所有するペ
ージャーIDコードを登録してあるID−ROM14に
より判断し、一致していれば、RF受信部12における
信号受信を継続させるとともに、CPU16に当該ペー
ジャー1への呼出検出信号を出力する。また、デコーダ
13は、呼出信号とともに受信したメッセージデータを
CPU16に出力する。
【0033】ID−ROM14は、当該ページャー1の
所有するページャーIDコードを登録するメモリエリア
を形成する。入力部15は、上記図1に示す、電源スイ
ッチ15a、セットキー15b、セレクトキー15c及
びモードキー15dにより構成され、各キーの入力操作
に応じた指示信号をCPU16に出力する。
【0034】CPU(Central Processing Unit )16
は、ROM17に格納されている各種制御プログラムに
従って、ページャー1の各部を制御しており、入力部1
5に備わるモードキー15dにより着信待ちモードに移
行する旨が指示された場合に、後述する受信処理フロー
を実行して、デコーダ13から呼出検出信号が入力され
るとスピーカ21やバイブレータ22、あるいは、LE
D23を用いて、音や振動、あるいは、光により使用者
に対して着信を報知するとともに、呼出検出信号ととも
にデコーダ13から入力される受信メッセージデータの
データ内容に基づいて、表示部20においてメッセージ
表示を行なう。
【0035】また、CPU16は、入力部15に備わる
モードキー15dにより似顔絵及び自作定型文作成モー
ドに移行する旨が指示されると、後述する似顔絵及び自
作定型文作成処理フローを実行して、似顔絵や自作定型
文メッセージの作成、あるいは、その表示形態の設定を
行ない、作成された似顔絵データや自作定型文メッセー
ジデータ、あるいは、設定された表示形態データを指定
コードデータと対応させてメッセージバンク19に登録
する。
【0036】さらに、CPU16は、図示しない時計回
路を内蔵し、表示部20の時刻表示領域20dに現在時
刻の表示を行う。ROM(Read Only Memory)17は、
後述する似顔絵及び自作定型文作成処理プログラムや受
信処理プログラム等の、CPU16により実行されるペ
ージャー1の各部を制御するための各種制御プログラム
を格納する。
【0037】また、ROM17は、図3に示す定型文テ
ーブル、図4に示す自作定型文作成用マトリクス、図5
に示す似顔絵作成用マトリクス(女性用)及び図6に示
す似顔絵作成用マトリクス(男性用)を格納している。
図3に示す定型文テーブルは、「01」、「02」…等
の定型文コード(指定コード)に、「キンキュウ」、
「TELセヨ」…等の固定定型文メッセージが対応して
おり、ROM17は、CPU16からの要求に応じて、
定型文コードに対応する固定定型文メッセージデータを
CPU16に出力する。
【0038】図4に示す自作定型文作成用マトリクス
は、縦軸、横軸それぞれ、「0」から「9」までの数値
に対してマトリクス状に数字や文字、あるいは、記号が
割り振られており、縦軸、横軸の「0」から「9」まで
の数値は、それぞれ、モードキー15d、セレクトキー
15cの押圧操作回数に対応している。したがって、R
OM17は、CPU16からの要求に応じて、モードキ
ー15d及びセレクトキー15cの押圧操作回数に対応
する数字や文字、あるいは、記号のデータをCPU16
に出力する。
【0039】図5及び図6に示す似顔絵作成用マトリク
ス(女性用及び男性用)は、縦軸に「0」から「1
0」、横軸に「0」から「3」までの数値に対してマト
リクス状に女性用、あるいは、男性用の似顔絵の基本パ
ターンと、それぞれの似顔絵を構成する「眉」、「左
目」、「右目」、「口」、「汗」、「血管」、「涙」、
「頬」、「手」及び「ハート」等のパーツパターンが割
り振られており、縦軸の「0」から「10」、横軸の
「0」から「3」までの数値は、それぞれ、モードキー
15d、セレクトキー15cの押圧操作回数に対応して
いる。
【0040】したがって、ROM17は、CPU16か
らの要求に応じて、モードキー15d及びセレクトキー
15cの押圧操作回数に対応する基本パターンデータ、
あるいは、パーツパターンデータをCPU16に出力す
る。なお、この似顔絵の基本パターン及びパーツパター
ンは、単数、または、複数の表示セグメントにより構成
されており、上記基本パターンデータ及びパーツパター
ンデータは、各表示セグメントの点灯(ON動作)及び
消灯(OFF動作)を選択駆動させるための制御データ
である。
【0041】RAM(Random Accesss Memory)18
は、制御用データ等を一時的に格納する、書込み、読出
しが可能なメモリエリアを形成し、例えば、CPU16
から入力される受信メッセージデータを複数記憶する。
メッセージバンク19は、図7に示すように、後述する
似顔絵及び自作定型文メッセージ作成処理フローにより
作成される似顔絵や自作定型文メッセージ、あるいは、
似顔絵と自作定型文メッセージの表示形態を制御する表
示形態フラグの値を指定コードと対応させて格納するメ
モリエリアを形成する。
【0042】なお、上記表示形態フラグは、作成された
似顔絵の動画パターン数が、規定された最大動画パター
ン数未満の場合で、かつ自作定型文メッセージが作成さ
れている場合にのみ設定可能となり、表示形態フラグの
値が“0”に設定されている場合は、表示部20の感情
メッセージ表示領域20bにおいて、動画パターンに基
づいて似顔絵を順次切替表示し、動画として表示すると
ともに、メッセージ表示領域20aにおいて、自作定型
文メッセージの表示を行なう。
【0043】また、表示形態フラグの値が“1”に設定
されている場合は、感情メッセージ表示領域20bにお
ける似顔絵の動画表示と、メッセージ表示領域20aに
おける自作定型文メッセージの表示とを交互に繰り返し
て行なう。例えば、図7の指定コード「84」に基づく
メッセージ表示では、表示形態フラグの値が“1”に設
定されているので、図25の(a)、(b)及び(c)
に示すように、表示部20の感情メッセージ表示領域2
0bにおいて、動画パターン1から3までの似顔絵を順
次切替表示するとともに(空白である動画パターン2の
表示期間帯では、空白状態を表示する)、メッセージ表
示領域20aにおいて、動画パターン2の表示期間帯で
のみ自作定型文メッセージ「オハヨウ」の表示を行な
う。
【0044】スピーカ21は、CPU16からの制御に
基づいて報知音を出力し、使用者に対して着信を報知す
る。バイブレータ22は、CPU16からの制御に基づ
いて振動し、使用者に対して着信を報知する。
【0045】LED23は、CPU16からの制御に基
づいて点滅し、図1に示す報知光出力窓23aを通して
点滅光を出力して、使用者に対して着信を報知する。以
上が、本実施例のページング受信機1の構成である。
【0046】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例のページング受信機1のCPU16において実行され
る似顔絵及び自作定型文作成処理について、図8に示す
フローチャート、並びに、図9〜図14に示す動作手順
説明図に基づいて説明する。なお、以下に述べる似顔絵
及び自作定型文作成処理では、図7に示すメモリバンク
19のメモリ構成図において、指定コード「96」に対
応する3つの動画パターンを有する似顔絵と自作定型文
メッセージ「スマナイ」を登録する場合を例に挙げて説
明するものとする。
【0047】似顔絵及び自作定型文作成処理は、似顔絵
や自作定型文メッセージの作成、あるいは、その表示形
態の設定を行ない、作成された似顔絵データや自作定型
文メッセージデータ、あるいは、設定された表示形態デ
ータを指定コードデータと対応させてメッセージバンク
19に登録する処理であり、入力部15に備わるモード
キー15dにより似顔絵及び自作定型文作成モードに移
行する旨が指示された場合に(ステップS1)、ROM
17に格納される似顔絵及び自作定型文作成処理に関す
るプログラムを読込み、その処理を開始する。
【0048】まず、CPU16は、既にメッセージバン
ク19に登録されている似顔絵データや自作定型文メッ
セージデータをその指定コードデータ(数字)の小順よ
り表示部20に表示する(ステップS2)。但し、指定
コードは、図3に示すように、定型文テーブルにおいて
定型文コード(指定コード)として、既に「01」から
「20」までを使用しているので、上記ステップS2で
は、「21」以降の指定コードを所有する似顔絵データ
や自作定型文メッセージデータについて表示を行なうも
のとする。
【0049】次いで、CPU16は、新たに作成する似
顔絵データや自作定型文メッセージデータに対応させて
登録する指定コード番号を設定する旨を表示部20に表
示して、使用者によるセレクトキー15cの押圧操作に
基づいて、指定コード及び動画番号表示領域20cに表
示される指定コード番号をインクリメントするととも
に、セットキー15bの押圧操作により、押圧操作時に
指定コード及び動画番号表示領域20cに表示されてい
る指定コード番号を、新たに作成する似顔絵データや自
作定型文メッセージデータに対応させて登録する指定コ
ード番号として決定する(ステップS3)。
【0050】続いて、CPU16は、上記ステップS3
において、決定された指定コード番号に対応する似顔絵
データや自作定型文メッセージデータが既にメッセージ
バンク19に登録されているか否かを判別し、当該指定
コード番号に対応する似顔絵データや自作定型文メッセ
ージデータが既にメッセージバンク19に登録されてい
る場合は、その似顔絵データ、もしくは、自作定型文メ
ッセージデータを消去する。
【0051】そして、CPU16は、図9(a)に示す
ように、表示部20の感情メッセージ表示領域20bに
女性の似顔絵の基本パターンを表示する(ステップS
4)。なお、図9(a)の指定コード及び動画番号表示
領域20cに表示されている「96:1」は、新たに作
成する似顔絵データや自作定型文メッセージデータに対
応させて登録する指定コード番号が「96」であり、現
在、感情メッセージ表示領域20bに表示されている似
顔絵は、その動画パターン順序番号「1」としてメッセ
ージバンク19に登録されることを示している。
【0052】上記ステップS4の状態において、セレク
トキー15cの押圧操作を繰り返すと、この押圧操作に
対応して感情メッセージ表示領域20bに表示される似
顔絵の基本パターンが、男性用、女性用…と交互に繰り
返し表示されるので、男性用、もしくは、女性用のどち
らか一方を選択し、セットキー15bを押圧操作して基
本パターンを決定する(ステップS5)。
【0053】CPU16は、上記ステップS5におい
て、基本パターンが決定されると、メッセージ表示領域
20aに似顔絵作成モードであることを示すメッセージ
「カンジョウセッテイ」を表示するとともに、決定され
た基本パターンに基づいて、ROM17に格納される図
5の女性用、あるいは、図6の男性用の似顔絵作成用マ
トリクスデータを読出す。図9(b)は、男性用を選択
し、決定した場合を図示している。
【0054】そして、CPU16は、読出した女性用、
あるいは、男性用の似顔絵作成用マトリクスデータに基
づいて、モードキー15d及びセレクトキー15cの押
圧操作により、基本パターンから変更したいパーツパタ
ーン部分の指定と、その変更用パーツパターンの選択を
行なう(ステップS6)。
【0055】図9(c)〜図12(j)は、表示部20
における感情メッセージ表示領域20bの拡大図であ
る。上記ステップS6について、表示例に沿って説明す
ると、作成したい似顔絵が図11(h)であるとすれ
ば、図6に示す男性の似顔絵作成用マトリクスに基づい
て、この男性用の基本パーツから変更したいパーツパタ
ーン部分をモードキー15dの押圧操作により指定し、
指定されたパーツパターン部分における変更用パーツパ
ターンの選択をセレクトキー15cの押圧操作により行
なう。
【0056】具体的な操作例を説明すると、図6に示す
男性の似顔絵作成用マトリクスの縦軸の「0」から「1
0」までの数値は、モードキー15dの押圧操作回数
に、また、横軸の「0」から「3」までの数値は、セレ
クトキー15cの押圧操作回数に対応しており、モード
キー15dを押圧することで、順に「眉」→「左目」→
「右目」→「口」→「汗」→「血管」→「涙」→「頬」
→「手」→「ハート」と変更可能なパーツパターン部分
が点滅し、また、セレクトキー15cを押圧すること
で、モードキー15dの押圧操作により指定されたパー
ツパターン部分の変更用パーツパターンが順次に点滅表
示されることから、例えば、図9(c)の基本パターン
より図11(h)の似顔絵を作成する場合では、まず、
「左目」のパーツパターンを変更する必要があることか
ら、モードキー15dを2回押圧し、図10(d)に示
すように変更したいパーツパターン部分である「左目」
を指定する。
【0057】そして、セレクトキー15cを1回押圧す
ることにより、図10(e)に示すように、図6に示す
男性の似顔絵作成用マトリクスの「左目」のパーツパタ
ーンの内、横軸の「1」に対応するパーツパターンを選
択することができる。
【0058】所望の図11(h)の似顔絵では、「左
目」のパーツパターンは、現時点(図10(e))で選
択したパーツパターンであるので、「左目」に関するパ
ーツパターン変更操作を終了し、続いて、モードキー1
5dを1回押圧し、同様のパーツパターン変更操作によ
り「右目」のパーツパターンを変更することにより、図
10(f)に示す状態へ、更に、モードキー15dを1
回押圧し、同様のパーツパターン変更操作により「口」
のパーツパターンを変更することにより、図11(g)
に示す状態へと移行する。
【0059】上記ステップS6では、このようにして図
9(c)の基本パターンから変更したいパーツパターン
部分を指定し、指定されたパーツパターン部分における
変更用パーツパターンの選択を行ない、図11(h)に
示す所望の似顔絵を作成する。
【0060】次いで、CPU16は、入力部15に備わ
るセットキー15bが押圧されたか否かを判別すること
により、動画として表示するための1動画パターンの似
顔絵の作成を終了したか否かを判別し(ステップS
7)、セットキー15bが押圧されていない場合は、1
動画パターンの似顔絵の作成を終えていないと判断し、
上記ステップS6に戻り、再度、変更したいパーツパタ
ーン部分の指定と、その変更用パーツパターンの選択を
行なう。
【0061】また、セットキー15bが押圧された場合
は、1動画パターンの似顔絵の作成を終了したと判断
し、表示部20の指定コード及び動画番号表示領域20
cに表示されている指定コード番号及び動画パターン順
序番号(表示例では、「96:1」すなわち、指定コー
ド番号「96」、動画パターン順序番号「1」)に基づ
いて、作成された1動画パターンの似顔絵データをメッ
セージバンク19に登録する(ステップS8)。
【0062】次いで、CPU16は、再び、入力部15
に備わるセットキー15bが押圧されたか否かを判別す
ることにより、似顔絵作成モードを終了するか否かを判
別し(ステップS9)、セットキー15bが押圧されて
いない場合、すなわち、セレクトキー15cが押圧され
た場合は、指定コード及び動画番号表示領域20cに表
示されている指定コード番号及び動画パターン順序番号
の内、動画パターン順序番号をセレクトキー15cの押
圧操作回数に応じてインクリメントし、セットキー15
bの押圧操作により動画パターン順序番号を決定した
後、上記ステップS4に戻り、動画として表示するため
の次の動画パターンの似顔絵の作成を行なう。
【0063】このようにして、上記ステップS4からス
テップS9までの似顔絵作成モードを繰り返して行なう
ことにより、例えば、図12(i)に示す似顔絵を指定
コード番号「96」の動画パターン順序番号「2」とし
て、また、図12(j)に示す似顔絵を指定コード番号
「96」の動画パターン順序番号「3」として、作成
し、メッセージバンク19に登録することができる。一
方、上記ステップS9において、セットキー15bが押
圧された場合は、似顔絵作成モードを終了し、自作定型
文メッセージ作成モードに移行する。
【0064】CPU16は、自作定型文メッセージ作成
モードに移行すると、まず、図13(k)に示す似顔絵
作成モードの状態から、図13(l)に示すように、メ
ッセージ表示領域20aに自作定型文メッセージ作成モ
ードであることを示すメッセージ「テイケイブン」を表
示し(ステップS10)、さらに、指定コード及び動画
番号表示領域20cに表示されている指定コード番号及
び動画パターン順序番号の内、動画パターン順序番号を
消去するとともに、ROM17に格納される図4に示す
自作定型文作成用マトリクスデータを読出す。
【0065】そして、CPU16は、図13(m)に示
すように、メッセージ表示領域20aに自作定型文作成
用マトリクスの縦軸「0」、横軸「0」の数値により定
まる文字「ア」を点滅表示させる。図4に示す自作定型
文作成用マトリクスの縦軸、横軸の「0」から「9」ま
での数値は、それぞれ、モードキー15d、セレクトキ
ー15cの押圧操作回数に対応している。
【0066】したがって、使用者は、モードキー15d
及びセレクトキー15cの押圧操作によりメッセージ表
示領域20aに表示される文字を自作定型文作成用マト
リクスの中から自由に選択指定することができ、また、
セットキー15bを押圧操作することにより、モードキ
ー15d及びセレクトキー15cの押圧操作により選択
された文字を確定することができる。
【0067】よって、例えば、「スマナイ」という自作
定型文メッセージを作成する場合、モードキー15dを
2回、セレクトキー15cを2回押圧操作し、自作定型
文作成用マトリクスの中から「ス」という文字をメッセ
ージ表示領域20aに選択表示させた後、セットキー1
5bを押圧操作して選択文字を確定し、続いて、モード
キー15dのみ6回押圧操作し、自作定型文作成用マト
リクスの中から「マ」という文字をメッセージ表示領域
20aに選択表示させて、セットキー15bを押圧操作
することにより選択文字を確定するという一連の手順に
従って、同様に「ナ」、「イ」という文字を確定するこ
とにより、自作定型文メッセージ「スマナイ」を作成す
ることができる(ステップS11)。
【0068】次いで、CPU16は、再び、入力部15
に備わるセットキー15bが押圧されたか否かを判別す
ることにより、自作定型文メッセージ作成モードを終了
するか否かを判別し(ステップS12)、セットキー1
5bが押圧されていない場合は、上記ステップS11に
戻り、再度、自作定型文メッセージの作成を行なう。ま
た、セットキー15bが押圧された場合は、自作定型文
メッセージ作成モードを終了し、ステップS13に移行
する。
【0069】続いて、CPU16は、似顔絵作成モード
において作成された似顔絵データの動画パターン数及び
自作定型文メッセージ作成モードにおいて作成された自
作定型文メッセージの有無に基づいて、似顔絵と自作定
型文メッセージの表示形態を制御する表示形態フラグの
設定有無を判別する(ステップS13)。
【0070】ここで、CPU16は、似顔絵データの動
画パターン数が規定された最大動画パターン数(本実施
例においては、“3”)未満の場合で、かつ自作定型文
メッセージが作成されている場合は、表示形態フラグの
設定を行なうものと判断し、使用者に対して表示形態フ
ラグの設定を促す。
【0071】この表示形態フラグは、1ビットデータ
“0”、または、“1”の2値により定まるフラグであ
り、当該似顔絵及び自作定型文メッセージ作成処理によ
り作成されたメッセージデータ表示時において、表示部
20の感情メッセージ表示領域20bに表示される2パ
ターンの似顔絵と、メッセージ表示領域20aに表示さ
れる自作定型文メッセージとの表示形態を制御するフラ
グである。
【0072】具体的には、表示形態フラグの値が、
“0”に設定されている場合は、表示部20の感情メッ
セージ表示領域20bにおいて、動画パターンに基づい
て似顔絵を順次切替表示し、動画として表示するととも
に、メッセージ表示領域20aにおいて、自作定型文メ
ッセージの表示を行なう。また、表示形態フラグの値が
“1”に設定されている場合は、感情メッセージ表示領
域20bにおける似顔絵の動画表示と、メッセージ表示
領域20aにおける自作定型文メッセージの表示とを交
互に繰り返して行なう。
【0073】例えば、図7のメッセージバンク19のメ
モリ構造図において、指定コード「32」に基づくメッ
セージ表示では、表示形態フラグの値が“0”に設定さ
れているので、図24の(a)及び(b)に示すよう
に、表示部20の感情メッセージ表示領域20bにおい
て、動画パターン1及び2の似顔絵の切替表示を行なう
とともに、メッセージ表示領域20aにおいて、自作定
型文メッセージ「エキデマツ」の表示を行なう。
【0074】また、指定コード「84」に基づくメッセ
ージ表示では、表示形態フラグの値が“1”に設定され
ているので、図25の(a)、(b)及び(c)に示す
ように、表示部20の感情メッセージ表示領域20bに
おいて、動画パターン1から3までの似顔絵を順次切替
表示するとともに(空白である動画パターン2の表示期
間帯では、空白状態を表示する)、メッセージ表示領域
20aにおいて、動画パターン2の表示期間帯でのみ自
作定型文メッセージ「オハヨウ」の表示を行なう。
【0075】この表示形態フラグは、表示部20のメッ
セージ表示領域20aに表示され、セレクトキー15c
の押圧操作により“0”、“1”が切替わり、セットキ
ー15bの押圧操作により確定することができる。従っ
て、使用者は、セレクトキー15c及びセットキー15
bの押圧操作により表示形態フラグの値を設定する(ス
テップS14)。
【0076】一方、上記ステップS13において、似顔
絵データの動画パターン数が規定された最大動画パター
ン数(本実施例においては、“3”)であるか、あるい
は、自作定型文メッセージが作成されていない場合は、
CPU16は、表示形態フラグの設定を行なわないもの
と判断し、ステップS15に移行する。
【0077】次いで、CPU16は、表示部20の指定
コード及び動画番号表示領域20cに表示されている指
定コード番号(表示例では、「96」)に基づいて、作
成された自作定型文メッセージデータと表示形態フラグ
データをメッセージバンク19に登録する(ステップS
15)。
【0078】上述した手順により作成され、メッセージ
バンク19に登録された似顔絵データや自作定型文メッ
セージデータは、セットキー15bの押圧操作により、
図14(n)、図14(o)及び図14(p)に示すよ
うに、動画パターン順序番号順に順次表示することがで
き、登録内容に変更がなければ、モードキー15dの押
圧操作によるモード切替により(ステップS16)、似
顔絵及び自作定型文作成処理を終了する。以上が、本実
施例のページング受信機1のCPU16において実行さ
れる似顔絵及び自作定型文作成処理の動作手順である。
【0079】次に、本実施例のページング受信機1のC
PU16において実行される受信処理について、図15
及び図16に示すフローチャート及び図17〜図26に
示す表示例に基づいて説明する。受信処理は、図示しな
いページャーサービス会社から無線送信される当該ペー
ジャー1宛のメッセージデータを受信して、そのメッセ
ージ内容を表示部20に表示する処理であり、入力部1
5に備わる電源スイッチ15a投入により着信待ち状態
が開始されると、ROM17に格納される受信処理に関
するプログラムを読込み、その処理を開始する。
【0080】ページャー1では、図示しないページャー
サービス会社から無線送信される呼出信号をRF受信部
12において間欠受信し、受信した呼出信号に含まれる
ページャーIDコードと当該ページャー1の所有するペ
ージャーIDコードが一致するか否かをデコーダ13に
おいて判別し、デコーダ13は、前記両ページャーID
コードが一致した場合にRF受信部12における信号受
信を継続させるとともに、CPU16に当該ページャー
1への呼出検出信号を出力し、また、RF受信部12か
ら入力される当該ページャー1宛のメッセージデータを
CPU16に出力する(ステップS21)。
【0081】CPU16は、デコーダ13から呼出検出
信号が入力されたか否かを判別し(ステップS22)、
呼出検出信号が入力されていない場合は、上記ステップ
S21に戻り、ページャーサービス会社から無線送信さ
れる呼出信号の間欠受信を行ない、また、デコーダ13
から呼出検出信号が入力された場合は、スピーカ21や
バイブレータ22、あるいは、LED23を用いて、音
や振動、あるいは、光により使用者に対して着信を報知
した後(ステップS23)、デコーダ13から呼出検出
信号とともに当該ページャー1宛のメッセージデータが
入力されたか否かを判別する(ステップS24)。そし
て、CPU16は、デコーダ13から当該ページャー1
宛のメッセージデータが入力されていない場合は、当該
受信処理を終了する。
【0082】また、デコーダ13から当該ページャー1
宛のメッセージデータが入力されている場合は、CPU
16は、入力された受信メッセージデータの先頭部分に
定型フォーマットの識別子が存在するか否かを判別し
(ステップS25)、受信メッセージデータの先頭部分
に定型フォーマットの識別子が存在しない場合は、受信
メッセージデータに基づいてメッセージ内容を表示部2
0のメッセージ表示領域20aに表示した後(ステップ
S26)、受信時刻データとともに、受信したメッセー
ジデータをRAM18に格納して(ステップS39)、
当該受信処理を終了する。
【0083】一方、上記ステップS25において、受信
メッセージデータの先頭部分に定型フォーマットの識別
子が存在すると判別した場合は、CPU16は、受信メ
ッセージデータの前記定型フォーマットの識別子の直後
に位置する指定コードデータに対応するメッセージデー
タがROM17、もしくは、メッセージバンク19に登
録されているか否かを判別し(ステップS27)、指定
コードデータに対応するメッセージデータがROM1
7、もしくは、メッセージバンク19に登録されていな
い場合は、表示部20の感情メッセージ表示領域20b
及びメッセージ表示領域20aには何も表示せずに、当
該受信処理を終了する。
【0084】図17は、上記説明に該当する受信メッセ
ージデータ「*4*461」に基づく表示例である。上
記受信メッセージデータにおいて、先頭の「*4*4」
は、定型フォーマットの識別子であり、当該識別子の後
に続くデータが定型フォーマットであることを示し、次
の「61」は、指定コード番号であり、「21」以上の
数値であることからROM17に格納されている固定定
型文メッセージデータを指定するコードではなく、メッ
セージバンク19に登録されている似顔絵データ、ある
いは、自作定型文メッセージデータを指定するコードで
あることがわかる。
【0085】しかし、図7のメッセージバンク19のメ
モリ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバ
ンク19には、指定コード「61」に対応する似顔絵デ
ータ、あるいは、自作定型文メッセージデータは登録さ
れていない。したがって、上記メッセージデータを受信
すると、当該受信処理では、図17に示すように、表示
部20の感情メッセージ表示領域20b及びメッセージ
表示領域20aには何も表示せずに、指定コード及び動
画番号表示領域20cに受信したメッセージデータに含
まれる指定コード番号「61」を表示する。
【0086】なお、時刻表示領域20dには、当該メッ
セージデータの受信時刻が表示され、加えて、受信マー
ク表示領域20eには、当該メッセージ表示が、受信し
たメッセージデータによるものであることを示す受信マ
ークが表示される。
【0087】また、上記ステップS27において、指定
コードデータに対応するメッセージデータがROM1
7、もしくは、メッセージバンク19に登録されている
と判別した場合は、CPU16は、前記指定コードデー
タが「20」以下の数値であるか否かを判別することに
より、前記指定コードデータが固定定型文メッセージデ
ータを指定しているのか否かを判別し(ステップS2
8)、前記指定コードデータが「20」以下の数値であ
る場合は、固定定型文メッセージデータを指定している
と判別し、当該指定コードデータに基づく固定定型文メ
ッセージデータをROM17に格納されている定型文テ
ーブルから読出して、表示部20のメッセージ表示領域
20aに表示した後(ステップS29)、受信時刻デー
タとともに、受信したメッセージデータをRAM18に
格納して(ステップS39)、当該受信処理を終了す
る。
【0088】図18は、上記説明に該当する受信メッセ
ージデータ「*4*419」に基づく表示例である。上
記受信メッセージデータにおいて、先頭の「*4*4」
は、定型フォーマットの識別子であり、当該識別子の後
に続くデータが定型フォーマットであることを示し、次
の「19」は、指定コード番号であり、「20」未満の
数値であることから固定定型文メッセージデータを指定
するコードであることがわかる。
【0089】したがって、上記メッセージデータを受信
すると、当該受信処理では、ROM17に格納されてい
る図3に示す定型文テーブルの中から、指定コード番号
(定型文コード)「19」に対応する固定定型文メッセ
ージ「NGデス」を読出して、メッセージ表示領域20
aに表示するとともに、指定コード及び動画番号表示領
域20cに受信したメッセージデータに含まれる指定コ
ード番号「19」を表示する。
【0090】また、上記ステップS28において、前記
指定コードデータが「21」以上の数値であると判別し
た場合は、CPU16は、当該指定コードデータに対応
させてメッセージバンク19に登録されているメッセー
ジデータに似顔絵データが含まれているか否かを判別し
(ステップS30)、前記メッセージデータに似顔絵デ
ータが含まれていない場合は、当該指定コードに対応し
てメッセージバンク19に登録されている自作定型文メ
ッセージを読出して、表示部20のメッセージ表示領域
20aに表示した後(ステップS31)、受信時刻デー
タとともに、受信したメッセージデータをRAM18に
格納して(ステップS39)、当該受信処理を終了す
る。
【0091】図19は、上記説明に該当する受信メッセ
ージデータ「*4*455」に基づく表示例である。上
記受信メッセージデータにおいて、先頭の「*4*4」
は、定型フォーマットの識別子であり、当該識別子の後
に続くデータが定型フォーマットであることを示し、次
の「55」は、指定コード番号であり、「21」以上の
数値であることからメッセージバンク19に登録されて
いる似顔絵データ、あるいは、自作定型文メッセージデ
ータを指定するコードであることがわかる。
【0092】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「55」に対応する似
顔絵データは存在せず、自作定型文メッセージデータの
みが登録されている。
【0093】したがって、上記メッセージデータを受信
すると、当該受信処理では、図7に示す、メッセージバ
ンク19に登録されている指定コード番号「55」に対
応する自作定型文メッセージ「スグコイ」を読出して、
表示部20のメッセージ表示領域20aに表示するとと
もに、指定コード及び動画番号表示領域20cに受信し
たメッセージデータに含まれる指定コード番号「55」
を表示する。
【0094】一方、上記ステップS30において、当該
指定コードデータに対応してメッセージバンク19に登
録されているメッセージデータに似顔絵データが含まれ
ていると判別した場合は、CPU16は、前記メッセー
ジデータに自作定型文メッセージデータが含まれている
か否かを判別する(ステップS32)。
【0095】そして、前記メッセージデータに自作定型
文メッセージデータが含まれていないと判別した場合
は、CPU16は、受信したメッセージデータの定型フ
ォーマットの識別子、指定コードデータに続いて、後続
のメッセージデータが存在するか否かを判別し(ステッ
プS33)、後続のメッセージデータが存在しない場合
は、指定コードデータに対応してメッセージバンク19
に登録されている似顔絵データを読出して、表示部20
の感情メッセージ表示領域20bにおいて各動画パター
ンの似顔絵を順次切替制御して動画として表示した後
(ステップS34)、受信時刻データとともに、受信し
たメッセージデータをRAM18に格納して(ステップ
S39)、当該受信処理を終了する。
【0096】図20の(a)、(b)及び(c)は、上
記説明に該当する受信メッセージデータ「*4*47
7」に基づく表示例である。上記受信メッセージデータ
において、先頭の「*4*4」は、定型フォーマットの
識別子であり、当該識別子の後に続くデータが定型フォ
ーマットであることを示し、次の「77」は、指定コー
ド番号であり、「21」以上の数値であることからメッ
セージバンク19に登録されている似顔絵データ、ある
いは、自作定型文メッセージデータを指定するコードで
あることがわかる。
【0097】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「77」に対応する自
作定型文メッセージデータは存在せず、似顔絵データの
みが登録されている。
【0098】したがって、上記メッセージデータを受信
すると、当該受信処理では、図7に示す、メッセージバ
ンク19に登録されている指定コード番号「77」に対
応する似顔絵データを読出して、表示部20の感情メッ
セージ表示領域20bにおいて各動画パターンの似顔絵
を順次切替制御して動画として表示するとともに、指定
コード及び動画番号表示領域20cに、その指定コード
番号「77」を表示する。よって、表示部20では、図
20に示すように、(a)→(b)→(c)→(a)…
の順に順次切替表示がなされる。
【0099】また、上記ステップS33において、後続
のメッセージデータが存在すると判別した場合は、CP
U16は、指定コードデータに対応してメッセージバン
ク19に登録されている似顔絵データを読出して、表示
部20の感情メッセージ表示領域20bにおいて各動画
パターンの似顔絵を順次切替制御して動画として表示す
るとともに、後続のメッセージデータに基づいて、その
メッセージ内容をメッセージ表示領域20aに表示した
後(ステップS35)、受信時刻データとともに、受信
したメッセージデータをRAM18に格納して(ステッ
プS39)、当該受信処理を終了する。
【0100】図21の(a)、(b)及び(c)は、上
記説明に該当する受信メッセージデータ「*4*477
*4*419」に基づく表示例である。上記受信メッセ
ージデータにおいて、先頭の「*4*4」は、定型フォ
ーマットの識別子であり、当該識別子の後に続くデータ
が定型フォーマットであることを示し、次の「77」
は、指定コード番号であり、「21」以上の数値である
ことからメッセージバンク19に登録されている似顔絵
データ、あるいは、自作定型文メッセージデータを指定
するコードであることがわかる。
【0101】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「77」に対応する自
作定型文メッセージデータは存在せず、似顔絵データの
みが登録されている。
【0102】そして、後続の受信メッセージデータ「*
4*419」は、定型フォーマットであり、指定コード
番号(定型文コード)が「19」であることから、RO
M17に格納されている固定定型文メッセージデータを
指定していることがわかる。したがって、上記メッセー
ジデータを受信すると、当該受信処理では、図7に示
す、メッセージバンク19に登録されている指定コード
番号「77」に対応する似顔絵データを読出して、表示
部20の感情メッセージ表示領域20bにおいて各動画
パターンの似顔絵を順次切替制御して動画として表示す
るとともに、ROM17に格納されている図3に示す定
型文テーブルの中から、指定コード番号(定型文コー
ド)「19」に対応する固定定型文メッセージ「NGデ
ス」を読出して、メッセージ表示領域20aに表示し、
併せて、指定コード及び動画番号表示領域20cでは、
感情メッセージ表示領域20bに表示されている似顔絵
の指定コード番号「77」と、メッセージ表示領域20
aに表示されている固定定型文メッセージの指定コード
番号「19」とを表示する。よって、表示部20では、
図21に示すように、(a)→(b)→(c)→(a)
…の順に順次切替表示がなされる。
【0103】一方、上記ステップS32において、当該
指定コードデータに対応してメッセージバンク19に登
録されているメッセージデータに自作定型文メッセージ
データが含まれていると判別した場合は、CPU16
は、受信したメッセージデータの定型フォーマットの識
別子、指定コードデータに続いて、後続のメッセージデ
ータが存在するか否かを判別し(ステップS36)、後
続のメッセージデータが存在しない場合は、指定コード
データに対応してメッセージバンク19に登録されてい
る似顔絵データ及び自作定型文メッセージデータを読出
して、表示部20の感情メッセージ表示領域20bにお
いて各動画パターンの似顔絵を順次切替制御して動画と
して表示するとともに、自作定型文メッセージデータを
メッセージ表示領域20aに表示した後(ステップS3
7)、受信時刻データとともに、受信したメッセージデ
ータをRAM18に格納して(ステップS39)、当該
受信処理を終了する。
【0104】図22の(a)、(b)及び(c)は、上
記説明に該当する受信メッセージデータ「*4*49
6」に基づく表示例である。上記受信メッセージデータ
において、先頭の「*4*4」は、定型フォーマットの
識別子であり、当該識別子の後に続くデータが定型フォ
ーマットであることを示し、次の「96」は、指定コー
ド番号であり、「21」以上の数値であることからメッ
セージバンク19に登録されている似顔絵データ、ある
いは、自作定型文メッセージデータを指定するコードで
あることがわかる。
【0105】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「96」には、似顔絵
データ及び自作定型文メッセージデータが対応して登録
されている。
【0106】したがって、上記メッセージデータを受信
すると、当該受信処理では、図7に示す、メッセージバ
ンク19に登録されている指定コード番号「96」に対
応する似顔絵データ及び自作定型文メッセージデータを
読出して、表示部20の感情メッセージ表示領域20b
において各動画パターンの似顔絵を順次切替制御して動
画として表示するとともに、メッセージ表示領域20a
に自作定型文メッセージ「スマナイ」を表示し、併せ
て、指定コード及び動画番号表示領域20cに、その指
定コード番号「96」を表示する。よって、表示部20
では、図22に示すように、(a)→(b)→(c)→
(a)…の順に順次切替表示がなされる。
【0107】また、上記ステップS36において、後続
のメッセージデータが存在すると判別した場合は、CP
U16は、指定コードデータに対応してメッセージバン
ク19に登録されている似顔絵データ及び自作定型文メ
ッセージデータの内、似顔絵データのみを読出して、表
示部20の感情メッセージ表示領域20bにおいて各動
画パターンの似顔絵を順次切替制御して動画として表示
するとともに、後続のメッセージデータに基づいて、そ
のメッセージ内容をメッセージ表示領域20aに表示し
た後(ステップS38)、受信時刻データとともに、受
信したメッセージデータをRAM18に格納して(ステ
ップS39)、当該受信処理を終了する。
【0108】図23の(a)、(b)及び(c)は、上
記説明に該当する受信メッセージデータ「*4*496
*4*419」に基づく表示例である。上記受信メッセ
ージデータにおいて、先頭の「*4*4」は、定型フォ
ーマットの識別子であり、当該識別子の後に続くデータ
が定型フォーマットであることを示し、次の「96」
は、指定コード番号であり、「21」以上の数値である
ことからメッセージバンク19に登録されている似顔絵
データ、あるいは、自作定型文メッセージデータを指定
するコードであることがわかる。
【0109】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「96」には、似顔絵
データ及び自作定型文メッセージデータが対応して登録
されている。
【0110】そして、後続の受信メッセージデータ「*
4*419」は、定型フォーマットであり、指定コード
番号(定型文コード)が「19」であることから、RO
M17に格納されている固定定型文メッセージデータを
指定していることがわかる。したがって、上記メッセー
ジデータを受信すると、当該受信処理では、図7に示
す、メッセージバンク19に登録されている指定コード
番号「96」に対応する似顔絵データ及び自作定型文メ
ッセージデータの内、似顔絵データのみを読出して、表
示部20の感情メッセージ表示領域20bにおいて各動
画パターンの似顔絵を順次切替制御して動画として表示
するとともに、ROM17に格納されている図3に示す
定型文テーブルの中から、指定コード番号(定型文コー
ド)「19」に対応する固定定型文メッセージ「NGデ
ス」を読出して、メッセージ表示領域20aに表示し、
併せて、指定コード及び動画番号表示領域20cでは、
感情メッセージ表示領域20bに表示されている似顔絵
の指定コード番号「96」と、メッセージ表示領域20
aに表示されている固定定型文メッセージの指定コード
番号「19」とを表示する。
【0111】よって、表示部20では、図23に示すよ
うに、(a)→(b)→(c)→(a)…の順に順次切
替表示がなされる。以上が、本実施例のページング受信
機1のCPU16において実行される受信処理の動作手
順である。
【0112】なお、図24の(a)及び(b)は、表示
部20の感情メッセージ表示領域20bに表示される似
顔絵と、メッセージ表示領域20aに表示される自作定
型文メッセージとの表示形態を制御する表示形態フラグ
が設定されている場合の受信メッセージデータ「*4*
432」に基づく表示例である。
【0113】上記受信メッセージデータにおいて、先頭
の「*4*4」は、定型フォーマットの識別子であり、
当該識別子の後に続くデータが定型フォーマットである
ことを示し、次の「32」は、指定コード番号であり、
「21」以上の数値であることからメッセージバンク1
9に登録されている似顔絵データ、あるいは、自作定型
文メッセージデータを指定するコードであることがわか
る。
【0114】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「32」に対応するメ
ッセージデータには、表示形態フラグが設定されてお
り、その値は“0”にセットされている。
【0115】したがって、上記メッセージデータを受信
すると、当該受信処理では、図7に示す、メッセージバ
ンク19に登録されている指定コード番号「32」に対
応する似顔絵データ及び自作定型文メッセージデータを
読出して、表示形態フラグ値“0”に基づいて、表示部
20の感情メッセージ表示領域20bにおいて各動画パ
ターンの似顔絵を順次切替制御して動画として表示する
とともに、メッセージ表示領域20aに自作定型文メッ
セージ「エキデマツ」を表示し、併せて、指定コード及
び動画番号表示領域20cに、その指定コード番号「9
6」を表示する。よって、表示部20では、図24に示
すように、(a)→(b)→(a)…の順に順次切替表
示がなされる。
【0116】また、図25の(a)、(b)及び(c)
は、表示部20の感情メッセージ表示領域20bに表示
される似顔絵と、メッセージ表示領域20aに表示され
る自作定型文メッセージとの表示形態を制御する表示形
態フラグの値が“1”にセットされている場合の受信メ
ッセージデータ「*4*484」に基づく表示例であ
る。
【0117】上記受信メッセージデータにおいて、先頭
の「*4*4」は、定型フォーマットの識別子であり、
当該識別子の後に続くデータが定型フォーマットである
ことを示し、次の「84」は、指定コード番号であり、
「21」以上の数値であることからメッセージバンク1
9に登録されている似顔絵データ、あるいは、自作定型
文メッセージデータを指定するコードであることがわか
る。
【0118】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「84」に対応するメ
ッセージデータには、表示形態フラグが設定されてお
り、その値は“1”にセットされている。
【0119】したがって、上記メッセージデータを受信
すると、当該受信処理では、図7に示す、メッセージバ
ンク19に登録されている指定コード番号「84」に対
応する似顔絵データ及び自作定型文メッセージデータを
読出して、表示形態フラグ値“1”に基づいて、表示部
20の感情メッセージ表示領域20bにおいて、動画パ
ターン1から3までの似顔絵を順次切替表示するととも
に(空白である動画パターン2の表示期間帯では、空白
状態を表示する)、メッセージ表示領域20aに、動画
パターン2の表示期間帯でのみ自作定型文メッセージ
「オハヨウ」を表示し、併せて、指定コード及び動画番
号表示領域20cに、その指定コード番号「84」を表
示する。よって、表示部20では、図25に示すよう
に、(a)→(b)→(c)→(a)…の順に順次切替
表示がなされる。
【0120】さらに、図26の(a)、(b)及び
(c)は、表示形態フラグを伴う受信メッセージデータ
「*4*484*4*419」に基づく表示例である。
上記受信メッセージデータにおいて、先頭の「*4*
4」は、定型フォーマットの識別子であり、当該識別子
の後に続くデータが定型フォーマットであることを示
し、次の「84」は、指定コード番号であり、「21」
以上の数値であることからメッセージバンク19に登録
されている似顔絵データ、あるいは、自作定型文メッセ
ージデータを指定するコードであることがわかる。
【0121】また、図7のメッセージバンク19のメモ
リ構成図を参照すると判るように、当該メッセージバン
ク19において、指定コード番号「84」に対応するメ
ッセージデータには、表示形態フラグが設定されてお
り、その値は“1”にセットされている。
【0122】そして、後続の受信メッセージデータ「*
4*419」は、定型フォーマットであり、指定コード
番号(定型文コード)が「19」であることから、RO
M17に格納されている固定定型文メッセージデータを
指定していることがわかる。したがって、上記メッセー
ジデータを受信すると、当該受信処理では、図7に示
す、メッセージバンク19に登録されている指定コード
番号「84」に対応する似顔絵データ及び自作定型文メ
ッセージデータの内、似顔絵データのみを読出すととも
に、ROM17に格納されている図3に示す定型文テー
ブルの中から、指定コード番号(定型文コード)「1
9」に対応する固定定型文メッセージデータを読出し
て、表示形態フラグ値“1”に基づいて、表示部20の
感情メッセージ表示領域20bにおいて、動画パターン
1から3までの似顔絵を順次切替表示するとともに(空
白である動画パターン2の表示期間帯では、空白状態を
表示する)、メッセージ表示領域20aに、動画パター
ン2の表示期間帯でのみ自作定型文メッセージ「オハヨ
ウ」を、また、動画パターン1及び3の表示期間帯で
は、固定定型文メッセージ「NGデス」を表示し、併せ
て、指定コード及び動画番号表示領域20cでは、動画
パターン2の表示期間帯でのみ似顔絵データ及び自作定
型文メッセージデータの指定コード番号「84」を、ま
た、動画パターン1及び3の表示期間帯では固定定型文
メッセージデータの指定コード「19」を表示する。
【0123】よって、表示部20では、図26に示すよ
うに、(a)→(b)→(c)→(a)…の順に順次切
替表示がなされる。なお、本実施例では、似顔絵の動画
パターン数を2パターン、もしくは、3パターン設定し
て、当該各動画パターンの似顔絵を順次切替制御するこ
とにより動画としての表示を行なっているが、この似顔
絵の動画パターン数は、前記パターン数に限定されるも
のではなく、4パターン、もしくは、それ以上であって
もよいことは当然である。
【0124】また、本実施例では、表示部20の感情メ
ッセージ表示領域20bにおいて、似顔絵を動画として
表示することにより、当該似顔絵の表情の変化により発
呼者の意思や感情をメッセージを介して受信者に伝達す
る場合について説明したが、これは、似顔絵に限定され
るものではなく、風景、人間や動植物、あるいは、物な
どの動画表示によるものであってもよいことは勿論であ
る。
【0125】さらに、本実施例では、表示部20の感情
メッセージ表示領域20bは、複数の表示セグメントに
より構成され、各動画パターンの似顔絵は、この複数の
表示セグメントの組合せにより構成されているが、これ
は、前記内容に限定されるものではなく、感情メッセー
ジ表示領域20bは、ドットマトリクス表示部により構
成されるものであってもよく、この場合、ドットマトリ
クス表示部を形成する複数の画素により構成される複数
のパーツパターンの組合せにより絵を作成することがで
きるとともに、さらに、使用者は、ドットマトリクス表
示部を利用して自由に絵を作成することが可能となる。
【0126】なお、ドットマトリクス表示部を利用して
自由に絵を作成する場合、その作成方法は、入力部15
に備わる各種キーを用いて、感情メッセージ表示領域2
0bにおいて、モードキー15dの押圧操作により縦方
向へ、セレクトキー15cの押圧操作により横方向へ画
素指定カーソルを移動するようにして、セットキー15
bの押圧操作により、前記モードキー15d及びセレク
トキー15cの押圧操作により位置指定された画素指定
カーソルが示す画素を塗りつぶすという方法であっても
よいし、また、ペン入力装置等のポインティングデバイ
スを備え、当該ポインティングデバイスの入力操作によ
り作成する方法であってもよい。
【0127】図27の(a)、(b)及び(c)は、上
記説明に該当する表示例であり、(a)→(b)→
(c)→(a)…の順に順次切替表示される。このよう
に、使用者が任意に作成することのできる絵を用いてメ
ッセージ表示を行なうことにより、メッセージの表現力
を更に豊かにすることができ、メッセージの持つ意味を
受信者に視覚的に認知させることができる。
【0128】また、図28及び図29の(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)も上記説明
に該当する同様の表示例であり、(a)→(b)→
(c)→(d)→(e)→(f)→(a)…の順に順次
切替表示される。この表示例の場合、メッセージ表示領
域20aに表示されるカナ文字によるメッセージ「エイ
ガニイコウ」のみでは、即座に理解しにくいメッセージ
内容も、感情メッセージ表示領域20bに動画として表
示される絵により、そのメッセージ内容が“映画に行こ
う”であろうということを即座に認識することができ
る。
【0129】このように、感情メッセージ表示領域20
bに動画として表示される絵は、メッセージ表示領域2
0aに表示される文字によるメッセージの認知速度を高
める役割をも果たしている。
【0130】以上のようなことから、本実施例のページ
ング受信機1においては、作成された複数の絵を指定コ
ードと対応させてメッセージバンク19に登録すること
により、CPU16は、受信した指定コードに基づい
て、この指定コードと対応させて前記メッセージバンク
19に登録されている前記複数の絵を読出して、表示部
20の感情メッセージ表示領域20bに順次切替表示す
ることが可能となる。
【0131】この場合、前記メッセージバンク19に、
前記複数の絵を切替表示する切替順序をも前記指定コー
ドと対応させて登録することにより、CPU16は、受
信した指定コードに基づいて、この指定コードと対応さ
せて前記メッセージバンク19に登録されている前記切
替順序に従い、前記複数の絵を感情メッセージ表示領域
20bに順次切替表示することが可能となる。
【0132】したがって、受信した指定コードに基づい
て、あらかじめ作成し、記憶部に登録した複数の絵及び
その切替順序を読出して、表示部において、前記切替順
序に従って複数の絵を順次切替表示して動画として表現
することができるので、発呼者の意思や感情をメッセー
ジを介して受信者に伝達することが可能となり、メッセ
ージに豊かな表現力を備えることができる。
【0133】また、ROM17に、前記絵を構成する複
数のパーツパターンを記憶し、前記複数のパーツパター
ンにより作成された絵を、そのパーツパターンの組合せ
データとして前記メッセージバンク19に登録すること
により、CPU16は、受信した指定コードに基づい
て、この指定コードと対応させて前記メッセージバンク
19に登録されている複数の前記パーツパターンの組合
せデータを読出して、この各々のパーツパターンの組合
せデータに基づいて、前記ROM17に記憶されている
複数のパーツパターンを読出して、この複数のパーツパ
ターンにより構成される前記複数の絵を感情メッセージ
表示領域20bに順次切替表示することが可能となる。
【0134】したがって、あらかじめ記憶部に登録され
ている複数のパーツパターンを用いて、動画として表示
する複数の絵を作成することができるので、各々の絵を
構成するパーツパターンの組合せデータのみを記憶する
だけでよく、記憶部の記憶容量を最小限に抑えることが
でき、また、あらかじめ登録されている複数のパーツパ
ターンの組合せにより絵を作成することから、絵の作成
にかかる時間と手間を低減することができる。
【0135】さらに、表示部20の感情メッセージ表示
領域20bに前記絵を表示するための複数のパーツパタ
ーンとして、複数の表示セグメントを備えることによ
り、CPU16は、受信した指定コードに基づいて、前
記複数の表示セグメントを選択駆動して、この選択駆動
された複数の表示セグメントにより構成される前記複数
の絵を感情メッセージ表示領域20bに順次切替表示す
ることが可能となる。
【0136】したがって、受信した指定コードに基づい
て、順次切替表示される複数の絵を表示セグメントの組
合せにより表示することができるので、比較的多種類の
表示形態を表示セグメントの点灯(ON動作)、消灯
(OFF動作)の選択制御という簡単な表示制御機構で
実現することができる。
【0137】あるいは、表示部20の感情メッセージ表
示領域20bに前記絵を表示するためのドットマトリク
ス表示部を設け、複数のパーツパターンとして、前記R
OM17に前記ドットマトリクス表示部を形成する複数
の画素により構成されるドットパターンを記憶すること
により、CPU16は、受信した指定コードに基づい
て、前記複数のドットパターンにより構成される複数の
絵を感情メッセージ表示領域20bに順次切替表示する
ことが可能となる。
【0138】したがって、受信した指定コードに基づい
て、順次切替表示される複数の絵をドットマトリクス表
示にて表示することができるので、より繊細な画像で動
画を表現することが可能となり、メッセージにより一層
豊かな表現力を備えることができる。加えて、CPU
は、受信した指定コードに基づいて、複数の似顔絵を感
情メッセージ表示領域20bに順次切替表示することが
可能となる。
【0139】したがって、受信した指定コードに基づい
て、似顔絵を順次切替表示して、動画として表現するこ
とにより、似顔絵の表情の変化により発呼者の意思や感
情をメッセージを介して容易に受信者に伝達することが
でき、また、複数の異なる顔の似顔絵を登録し、各々の
似顔絵とその指定コードを特定の発呼者に伝えておくこ
とで、メッセージ受信時に、特定の発呼者を即座に認識
することができる。
【0140】そして、表示部20の感情メッセージ表示
領域20bに前記絵を表示するためのドットマトリクス
表示部を設けることにより、入力部15に備わる各種キ
ーの押圧操作や各種ポインティングデバイスの入力操作
により、前記ドットマトリクス表示部を形成する複数の
画素により構成される絵を作成することが可能となる。
【0141】したがって、ドットマトリクス表示による
絵を作成することができるので、より繊細な画像を有す
る絵を描くことが可能となり、メッセージにより一層豊
かな表現力を備えることができる。以上、本発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で適宜に変更可能であることは勿論である。
【0142】例えば、上記実施例においては、本発明を
数字や文字により表示を行なうことのできるインフォメ
ーションページャーに適用した場合について述べたが、
これは、前記内容に限定されるものではなく、数字のみ
により表示を行なうニューメリックページャーについて
も適用可能である。また、本発明は、公衆回線を利用し
たページャーに限らず、無線通信機能を有する各種受信
装置に適用することができ、公衆回線を利用しない構内
ページャーや、赤外線等でメッセージ通信を行なう通信
機能付の玩具、あるいは、通信機能を有するパーソナル
コンピュータや、電子手帳等についても適用できる。
【0143】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、受
信した指定コードに基づいて、あらかじめ作成し、記憶
部に登録した複数の絵及びその切替順序を読出して、表
示部において、前記切替順序に従って複数の絵を順次切
替表示して動画として表現することができるので、発呼
者の意思や感情をメッセージを介して受信者に伝達する
ことが可能となり、メッセージに豊かな表現力を備える
ことができる。その結果、受信装置の使い勝手を向上す
ることができる。
【0144】また、請求項3記載の発明によれば、あら
かじめ記憶部に登録されている複数のパーツパターンを
用いて、動画として表示する複数の絵を作成することが
できるので、各々の絵を構成するパーツパターンの組合
せデータのみを記憶するだけでよく、記憶部の記憶容量
を最小限に抑えることができ、また、あらかじめ登録さ
れている複数のパーツパターンの組合せにより絵を作成
することから、絵の作成にかかる時間と手間を低減する
ことができる。その結果、受信装置の小型化、低コスト
化を図ることができるとともに、使い勝手を向上するこ
とができる。
【0145】さらに、請求項4記載の発明によれば、受
信した指定コードに基づいて、順次切替表示される複数
の絵を表示セグメントの組合せにより表示することがで
きるので、比較的多種類の表示形態を表示セグメントの
点灯(ON動作)、消灯(OFF動作)の選択制御とい
う簡単な表示制御機構で実現することができる。その結
果、受信装置の小型化、低コスト化を図ることができ
る。
【0146】あるいは、請求項5記載の発明によれば、
受信した指定コードに基づいて、順次切替表示される複
数の絵をドットマトリクス表示にて表示することができ
るので、より繊細な画像で動画を表現することが可能と
なり、メッセージにより一層豊かな表現力を備えること
ができる。その結果、受信装置の使い勝手を向上するこ
とができる。
【0147】加えて、請求項6記載の発明によれば、受
信した指定コードに基づいて、似顔絵を順次切替表示し
て、動画として表現することにより、似顔絵の表情の変
化により発呼者の意思や感情をメッセージを介して容易
に受信者に伝達することができ、また、複数の異なる顔
の似顔絵を登録し、各々の似顔絵とその指定コードを特
定の発呼者に伝えておくことで、メッセージ受信時に、
特定の発呼者を即座に認識することができる。その結
果、受信装置の使い勝手を向上することができる。
【0148】そして、請求項7記載の発明によれば、ド
ットマトリクス表示による絵を作成することができるの
で、より繊細な画像を有する絵を描くことが可能とな
り、メッセージにより一層豊かな表現力を備えることが
できる。その結果、受信装置の使い勝手を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したページング受信機の外観図。
【図2】本発明を適用したページング受信機のブロック
構成図。
【図3】図2のROMに格納される定型文テーブルを示
す図。
【図4】図2のROMに格納される自作定型文作成用マ
トリクスを示す図。
【図5】図2のROMに格納される似顔絵作成用マトリ
クス(女性用)を示す図。
【図6】図2のROMに格納される似顔絵作成用マトリ
クス(男性用)を示す図。
【図7】図2のメモリバンクに登録されるメッセージデ
ータのメモリ構成を示す図。
【図8】図2のCPUで実行される似顔絵及び自作定型
文作成処理のフローチャート。
【図9】似顔絵及び自作定型文作成処理の動作手順説明
図1。
【図10】似顔絵及び自作定型文作成処理の動作手順説
明図2。
【図11】似顔絵及び自作定型文作成処理の動作手順説
明図3。
【図12】似顔絵及び自作定型文作成処理の動作手順説
明図4。
【図13】似顔絵及び自作定型文作成処理の動作手順説
明図5。
【図14】似顔絵及び自作定型文作成処理の動作手順説
明図6。
【図15】図2のCPUで実行される受信処理のフロー
チャート1
【図16】図2のCPUで実行される受信処理のフロー
チャート2
【図17】受信処理における表示例1。
【図18】受信処理における表示例2。
【図19】受信処理における表示例3。
【図20】受信処理における表示例4。
【図21】受信処理における表示例5。
【図22】受信処理における表示例6。
【図23】受信処理における表示例7。
【図24】受信処理における表示例8。
【図25】受信処理における表示例9。
【図26】受信処理における表示例10。
【図27】ドットマトリクス表示による受信表示例1。
【図28】ドットマトリクス表示による受信表示例2。
【図29】ドットマトリクス表示による受信表示例3。
【符号の説明】
1 ページング受信機 11 アンテナ 12 RF受信部 13 デコーダ 14 ID−ROM 15 入力部 15a 電源スイッチ 15b セットキー 15c セレクトキー 15d モードキー 16 CPU 17 ROM 18 RAM 19 メッセージバンク 20 表示部 20a メッセージ表示領域 20b 感情メッセージ表示領域 20c 指定コード及び動画番号表示領域 20d 時刻表示領域 20e 受信マーク表示領域 21 スピーカ 22 バイブレータ 23 LED 23a 報知光出力窓

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定コードを受信する受信手段と、 表示手段と、 絵を作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された複数の絵を前記指定コー
    ドと対応させて記憶する記憶手段と、 前記受信手段により受信された指定コードに基づいて、
    この指定コードと対応させて記憶される前記複数の絵を
    選択して、前記表示手段に順次切替表示するように制御
    する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、さらに、前記複数の絵を
    切替表示する切替順序を前記指定コードと対応させて記
    憶する切替順序記憶手段を含み、 前記表示制御手段は、前記受信手段により受信された指
    定コードに基づいて、この指定コードと対応させて前記
    切替順序記憶手段に記憶される前記切替順序に従い、前
    記複数の絵を前記表示手段に順次切替表示することを特
    徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】前記絵は、複数のパーツパターンにより構
    成され、 前記記憶手段は、前記複数のパーツパターンを記憶する
    第1の記憶部と、前記作成手段により作成される絵を前
    記複数のパーツパターンの組合せデータとして記憶する
    第2の記憶部とを含み、 前記表示制御手段は、前記受信手段により受信された指
    定コードに基づいて、この指定コードと対応させて前記
    第2の記憶部に記憶される複数の組合せデータを選択
    し、この選択された各々の組合せデータに基づいて、前
    記第1の記憶部に記憶される複数のパーツパターンを選
    択して、この選択された複数のパーツパターンにより構
    成される複数の絵を前記表示手段に順次切替表示するこ
    とを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記表示手段は、前記絵を表示するための
    複数のパーツパターンとして、複数の表示セグメントを
    備え、 前記表示制御手段は、前記受信手段により受信された指
    定コードに基づいて、前記複数の表示セグメントを選択
    駆動して、この選択駆動された複数の表示セグメントに
    より構成される複数の絵を前記表示手段に順次切替表示
    することを特徴とする請求項3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記表示手段は、前記絵を表示するための
    ドットマトリクス表示部を含み、 前記第1の記憶部は、複数のパーツパターンとして、前
    記ドットマトリクス表示部を形成する複数の画素により
    構成されるドットパターンを記憶し、前記表示制御手段
    は、前記受信手段により受信された指定コードに基づい
    て、前記複数のドットパターンにより構成される複数の
    絵を前記ドットマトリクス表示部に順次切替表示するこ
    とを特徴とする請求項3記載の受信装置。
  6. 【請求項6】前記絵は、似顔絵であり、 前記表示制御手段は、前記受信手段により受信された指
    定コードに基づいて、複数の似顔絵を前記表示手段に順
    次切替表示することを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の受信装置。
  7. 【請求項7】前記表示手段は、前記絵を表示するための
    ドットマトリクス表示部を含み、 前記作成手段は、前記ドットマトリクス表示部を形成す
    る複数の画素により構成される絵を作成することを特徴
    とする請求項2記載の受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115600A (ja) * 1997-04-28 1999-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 一方の端末に作用する物理量も送信し受信画像を加工することのできる通信端末及びそれに供する送信端末並びに受信端末
US6445396B1 (en) 1998-02-23 2002-09-03 Nec Corporation Communication apparatus capable of controlling the display format of a fixed sentence
KR100418559B1 (ko) * 2001-12-27 2004-02-14 에스케이텔레텍주식회사 휴대폰에 있어서 사진 슬라이드 기능 제공 방법

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