JPH07162929A - 表示機能付選択呼出受信機及び電子機器 - Google Patents
表示機能付選択呼出受信機及び電子機器Info
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- JPH07162929A JPH07162929A JP5341592A JP34159293A JPH07162929A JP H07162929 A JPH07162929 A JP H07162929A JP 5341592 A JP5341592 A JP 5341592A JP 34159293 A JP34159293 A JP 34159293A JP H07162929 A JPH07162929 A JP H07162929A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特定の相手方に対して固有のメッセージが送
受信できる表示機能付選択呼出受信機及び電子機器を提
供することを目的とする。 【構成】 送信側から無線送信された呼出信号をページ
ング受信機11のアンテナ12で受信し、RF部13で
信号増幅と復調を行い、デコーダ部14で呼出番号が自
己の認識番号と一致するか否かをID−ROM15を参
照して判断する。デコーダ部14では、呼出番号と認識
番号とが一致すると、CPU24に呼出信号とともに受
信したメッセージ情報を出力する。CPU24は、メッ
セージ情報に発呼者コードと伝言コードとが含まれてい
る場合、ICカード18の発呼者別伝言エリア33内の
特定発呼者の個別伝言エリアにおける伝言コードを検索
し、これに対応する伝言メッセージを読み出して、これ
をLCD23に表示するようにする。
受信できる表示機能付選択呼出受信機及び電子機器を提
供することを目的とする。 【構成】 送信側から無線送信された呼出信号をページ
ング受信機11のアンテナ12で受信し、RF部13で
信号増幅と復調を行い、デコーダ部14で呼出番号が自
己の認識番号と一致するか否かをID−ROM15を参
照して判断する。デコーダ部14では、呼出番号と認識
番号とが一致すると、CPU24に呼出信号とともに受
信したメッセージ情報を出力する。CPU24は、メッ
セージ情報に発呼者コードと伝言コードとが含まれてい
る場合、ICカード18の発呼者別伝言エリア33内の
特定発呼者の個別伝言エリアにおける伝言コードを検索
し、これに対応する伝言メッセージを読み出して、これ
をLCD23に表示するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示機能付選択呼出受
信機及び電子機器に関し、特に、発呼者や被呼者単位で
伝言コードとこれに対応する伝言メッセージとを予め登
録しておき、発呼者や被呼者を指定した上で伝言コード
を送受信することで、固有の伝言メッセージを送ること
ができる表示機能付選択呼出受信機及び電子機器に関す
る。
信機及び電子機器に関し、特に、発呼者や被呼者単位で
伝言コードとこれに対応する伝言メッセージとを予め登
録しておき、発呼者や被呼者を指定した上で伝言コード
を送受信することで、固有の伝言メッセージを送ること
ができる表示機能付選択呼出受信機及び電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の表示機能付選択呼出受信機には、
移動体通信システムとして、例えば、ページングシステ
ムにおけるページング受信機などがある。
移動体通信システムとして、例えば、ページングシステ
ムにおけるページング受信機などがある。
【0003】ページング受信機は、自動車電話や携帯電
話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外出
先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人が
外出中の友人との間の手軽なコミュニケーションツール
として利用するケースが急増している。
話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外出
先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人が
外出中の友人との間の手軽なコミュニケーションツール
として利用するケースが急増している。
【0004】最近のページング受信機は、報音、バイブ
レーション、あるいはLEDの点滅などで呼出しを受け
る以外に、液晶などの表示部を備えており、簡単な数字
情報や文字情報を受信して表示することが可能になって
いる。例えば、NP(ニューメリック・ページャー)で
あれば数字情報を、IP(インフォーメーション・ペー
ジャー)であれば文字情報を受信して表示部に表示する
ことができる。
レーション、あるいはLEDの点滅などで呼出しを受け
る以外に、液晶などの表示部を備えており、簡単な数字
情報や文字情報を受信して表示することが可能になって
いる。例えば、NP(ニューメリック・ページャー)で
あれば数字情報を、IP(インフォーメーション・ペー
ジャー)であれば文字情報を受信して表示部に表示する
ことができる。
【0005】また、NPに文字情報により構成された伝
言メッセージを表示させる場合は、送信側からは数字情
報である伝言コードを送り、NP側には予め各種伝言コ
ードに対応した伝言メッセージ情報を持たせておいて、
受信した伝言コードに対応する伝言メッセージを表示部
に表示するようにしていた。
言メッセージを表示させる場合は、送信側からは数字情
報である伝言コードを送り、NP側には予め各種伝言コ
ードに対応した伝言メッセージ情報を持たせておいて、
受信した伝言コードに対応する伝言メッセージを表示部
に表示するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示機能付選択呼出受信機にあっては、送信
側から伝言コードが送信されると、これを受信するペー
ジング受信機側で予め持っている伝言コードに対応した
伝言メッセージを参照し、該当する伝言メッセージを表
示部に表示する必要がある。このため、伝言コードを使
って所定のメッセージをページング受信機に送信する場
合、送信するページング受信機が複数ある場合は、各ペ
ージング受信機に対して伝言コードと伝言メッセージと
を対応づけた同一内容のメモリを事前に案内する必要が
ある。
うな従来の表示機能付選択呼出受信機にあっては、送信
側から伝言コードが送信されると、これを受信するペー
ジング受信機側で予め持っている伝言コードに対応した
伝言メッセージを参照し、該当する伝言メッセージを表
示部に表示する必要がある。このため、伝言コードを使
って所定のメッセージをページング受信機に送信する場
合、送信するページング受信機が複数ある場合は、各ペ
ージング受信機に対して伝言コードと伝言メッセージと
を対応づけた同一内容のメモリを事前に案内する必要が
ある。
【0007】このように、従来の表示機能付選択呼出受
信機は、予め同一内容のメモリを各ページング受信機に
案内することから、送信できる伝言メッセージが共通に
使用可能な一般的なメッセージ内容になってしまい、発
呼者の希望する固有のメッセージを特定のページング受
信機に対して送信することができないという問題があっ
た。
信機は、予め同一内容のメモリを各ページング受信機に
案内することから、送信できる伝言メッセージが共通に
使用可能な一般的なメッセージ内容になってしまい、発
呼者の希望する固有のメッセージを特定のページング受
信機に対して送信することができないという問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明は、特定の相手方に対して
固有の伝言メッセージを送受信することが可能な表示機
能付選択呼出受信機及び電子機器を提供することを目的
とする。
固有の伝言メッセージを送受信することが可能な表示機
能付選択呼出受信機及び電子機器を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の表示機能付選択呼出受信機は、電話
回線網を介して呼出しを行う呼出番号と、これに付加し
て一定の意味を持ったメッセージを送るメッセージ情報
とを受信する表示機能付選択呼出受信機において、発呼
者を示す発呼者コード毎に、メッセージ内容を特定する
伝言コードと、その伝言コードに対応した伝言メッセー
ジとを複数記憶する記憶手段と、前記メッセージ情報を
受信した場合に、そのメッセージ情報に含まれる発呼者
コードと伝言コードとを抽出するコード抽出手段と、該
抽出された発呼者コード及び伝言コードに対応する前記
記憶手段に記憶された伝言メッセージを表示する表示手
段と、を備えたことにより上記目的を達成する。
め、請求項1記載の表示機能付選択呼出受信機は、電話
回線網を介して呼出しを行う呼出番号と、これに付加し
て一定の意味を持ったメッセージを送るメッセージ情報
とを受信する表示機能付選択呼出受信機において、発呼
者を示す発呼者コード毎に、メッセージ内容を特定する
伝言コードと、その伝言コードに対応した伝言メッセー
ジとを複数記憶する記憶手段と、前記メッセージ情報を
受信した場合に、そのメッセージ情報に含まれる発呼者
コードと伝言コードとを抽出するコード抽出手段と、該
抽出された発呼者コード及び伝言コードに対応する前記
記憶手段に記憶された伝言メッセージを表示する表示手
段と、を備えたことにより上記目的を達成する。
【0010】請求項2記載の表示機能付選択呼出受信機
は、前記記憶手段は、着脱可能に構成するようにしても
よい。
は、前記記憶手段は、着脱可能に構成するようにしても
よい。
【0011】請求項3記載の表示機能付選択呼出受信機
は、前記記憶手段は、前記発呼者コードとともに発呼者
の名前や電話番号に関する発呼者情報を記憶し、メッセ
ージ情報として発呼者コードを受信した場合に前記発呼
者情報を表示するようにしてもよい。
は、前記記憶手段は、前記発呼者コードとともに発呼者
の名前や電話番号に関する発呼者情報を記憶し、メッセ
ージ情報として発呼者コードを受信した場合に前記発呼
者情報を表示するようにしてもよい。
【0012】請求項4記載の電子機器は、発呼者側で被
呼者のデータを管理する電子機器において、前記被呼者
毎に伝言コード及びその伝言コードに対応した伝言メッ
セージを複数記憶する記憶手段と、前記被呼者を指定す
る指定データを入力する入力手段と、該入力手段により
指定された前記記憶手段の被呼者のメモリエリアに記憶
されている複数組の伝言コード及びこれに対応する伝言
メッセージを表示する表示手段と、を備え、特定の被呼
者に対して所望の伝言メッセージを送信する場合に、前
記入力手段から被呼者を指定することにより、表示手段
に当該被呼者の伝言コードとこれに対応する伝言メッセ
ージとを表示するようにしたことにより上記目的を達成
する。
呼者のデータを管理する電子機器において、前記被呼者
毎に伝言コード及びその伝言コードに対応した伝言メッ
セージを複数記憶する記憶手段と、前記被呼者を指定す
る指定データを入力する入力手段と、該入力手段により
指定された前記記憶手段の被呼者のメモリエリアに記憶
されている複数組の伝言コード及びこれに対応する伝言
メッセージを表示する表示手段と、を備え、特定の被呼
者に対して所望の伝言メッセージを送信する場合に、前
記入力手段から被呼者を指定することにより、表示手段
に当該被呼者の伝言コードとこれに対応する伝言メッセ
ージとを表示するようにしたことにより上記目的を達成
する。
【0013】請求項5記載の電子機器は、前記記憶手段
は、着脱可能に構成するようにしてもよい。
は、着脱可能に構成するようにしてもよい。
【0014】請求項6記載の電子機器は、さらに所望の
伝言コードを選択する選択手段と、該選択手段で選択さ
れた伝言コードを出力する出力手段とを設けるようにし
てもよい。
伝言コードを選択する選択手段と、該選択手段で選択さ
れた伝言コードを出力する出力手段とを設けるようにし
てもよい。
【0015】請求項7記載の電子機器は、さらに被呼者
別の伝言コードとこの伝言コードに対応する伝言メッセ
ージとを入力する入力手段を設けるようにしてもよい。
別の伝言コードとこの伝言コードに対応する伝言メッセ
ージとを入力する入力手段を設けるようにしてもよい。
【0016】請求項8記載の表示機能付選択呼出受信機
は、メッセージ情報として受信した伝言コードと予め設
定されている自己の伝言コードとを比較し、一致した伝
言コードに対応する伝言メッセージを表示する表示手段
を備えた表示機能付選択呼出受信機において、前記自己
の伝言コードに対応する伝言メッセージと同様のメッセ
ージが設定されている他の表示機能付選択呼出受信機の
伝言コードを、自己の伝言コードに関連付けて記憶する
共通メッセージ記憶手段を備えたことにより上記目的を
達成する。
は、メッセージ情報として受信した伝言コードと予め設
定されている自己の伝言コードとを比較し、一致した伝
言コードに対応する伝言メッセージを表示する表示手段
を備えた表示機能付選択呼出受信機において、前記自己
の伝言コードに対応する伝言メッセージと同様のメッセ
ージが設定されている他の表示機能付選択呼出受信機の
伝言コードを、自己の伝言コードに関連付けて記憶する
共通メッセージ記憶手段を備えたことにより上記目的を
達成する。
【0017】請求項9記載の表示機能付選択呼出受信機
は、さらに自己の伝言コードを入力する入力手段と、該
入力手段により入力された前記自己の伝言コードに対応
する伝言メッセージ及びこの伝言メッセージと関連付け
て記憶されている前記他の表示機能付選択呼出受信機の
伝言コードを前記共通メッセージ記憶手段から読み出し
て前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えるよう
にしてもよい。
は、さらに自己の伝言コードを入力する入力手段と、該
入力手段により入力された前記自己の伝言コードに対応
する伝言メッセージ及びこの伝言メッセージと関連付け
て記憶されている前記他の表示機能付選択呼出受信機の
伝言コードを前記共通メッセージ記憶手段から読み出し
て前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えるよう
にしてもよい。
【0018】請求項10記載の表示機能付選択呼出受信
機は、さらにメッセージの送信先である前記他の表示機
能付選択呼出受信機を指定する指定データと送信するメ
ッセージの自己の伝言コードとを入力する入力手段と、
該入力手段から前記自己の伝言コード及び指定データが
入力された場合に自己の伝言コードと関連付けて記憶さ
れている被呼者の伝言コードの中で、前記指定データに
対応する伝言コードを出力する出力手段を備えるように
してもよい。
機は、さらにメッセージの送信先である前記他の表示機
能付選択呼出受信機を指定する指定データと送信するメ
ッセージの自己の伝言コードとを入力する入力手段と、
該入力手段から前記自己の伝言コード及び指定データが
入力された場合に自己の伝言コードと関連付けて記憶さ
れている被呼者の伝言コードの中で、前記指定データに
対応する伝言コードを出力する出力手段を備えるように
してもよい。
【0019】請求項11記載の表示機能付選択呼出受信
機は、さらに前記他の表示機能付選択呼出受信機を指定
する指定データを入力する入力手段と、この入力手段に
より入力された前記指定データに対応する複数組の伝言
コード及び伝言コードに対応する伝言メッセージを前記
表示手段に表示させる制御手段と、を備えるようにして
もよい。
機は、さらに前記他の表示機能付選択呼出受信機を指定
する指定データを入力する入力手段と、この入力手段に
より入力された前記指定データに対応する複数組の伝言
コード及び伝言コードに対応する伝言メッセージを前記
表示手段に表示させる制御手段と、を備えるようにして
もよい。
【0020】
【作用】請求項1、2又は3記載の発明では、記憶手段
に発呼者を示す発呼者コード毎に伝言コードとその伝言
コードに対応する伝言メッセージとが複数記憶され、メ
ッセージ情報として発呼者コード及び伝言コードを受信
した場合に、これらのコードを抽出して対応する伝言メ
ッセージを表示部に表示する。
に発呼者を示す発呼者コード毎に伝言コードとその伝言
コードに対応する伝言メッセージとが複数記憶され、メ
ッセージ情報として発呼者コード及び伝言コードを受信
した場合に、これらのコードを抽出して対応する伝言メ
ッセージを表示部に表示する。
【0021】従って、送信側から伝言コードの前に発呼
者コードを付加して送ると、その発呼者コード別に予め
登録されている伝言コードに対応した固有の伝言メッセ
ージが表示されるので、固有のメッセージを送ることが
できる。
者コードを付加して送ると、その発呼者コード別に予め
登録されている伝言コードに対応した固有の伝言メッセ
ージが表示されるので、固有のメッセージを送ることが
できる。
【0022】請求項4、5、6及び7記載の電子機器で
は、記憶手段に被呼者毎の伝言コードとその伝言コード
に対応する伝言メッセージとが複数記憶されており、入
力手段によって被呼者を指定する指定データが入力され
ると、入力手段によって指定された被呼者エリアに記憶
されている複数組の伝言コードとその伝言コードに対応
した伝言メッセージが表示手段に表示される。
は、記憶手段に被呼者毎の伝言コードとその伝言コード
に対応する伝言メッセージとが複数記憶されており、入
力手段によって被呼者を指定する指定データが入力され
ると、入力手段によって指定された被呼者エリアに記憶
されている複数組の伝言コードとその伝言コードに対応
した伝言メッセージが表示手段に表示される。
【0023】従って、発呼側である電子機器の記憶手段
には、被呼者毎の伝言コードとその伝言コードに対応す
る伝言メッセージが複数記憶されており、入力手段によ
って被呼者を指定する指定データが入力されると、その
指定データに基づく被呼者エリアに記憶された伝言コー
ドとその伝言コードに対応した伝言メッセージが読み出
されるため、送りたい伝言メッセージの伝言コードを容
易に知ることができる。
には、被呼者毎の伝言コードとその伝言コードに対応す
る伝言メッセージが複数記憶されており、入力手段によ
って被呼者を指定する指定データが入力されると、その
指定データに基づく被呼者エリアに記憶された伝言コー
ドとその伝言コードに対応した伝言メッセージが読み出
されるため、送りたい伝言メッセージの伝言コードを容
易に知ることができる。
【0024】請求項8、9、10及び11記載の表示機
能付選択呼出受信機は、前記記憶手段に、自己の伝言コ
ードに対応する伝言メッセージと同様のメッセージが設
定されている他の表示機能付選択呼出受信機の伝言コー
ドを共に記憶するようにする。
能付選択呼出受信機は、前記記憶手段に、自己の伝言コ
ードに対応する伝言メッセージと同様のメッセージが設
定されている他の表示機能付選択呼出受信機の伝言コー
ドを共に記憶するようにする。
【0025】従って、自己の伝言メッセージと同じメッ
セージを所定の他の表示機能付選択呼出受信機に送りた
い場合は、上記記憶手段に共に記憶されている自己の伝
言コードで読み出すことにより、各他の表示機能付選択
呼出受信機毎の伝言コードがわかる。
セージを所定の他の表示機能付選択呼出受信機に送りた
い場合は、上記記憶手段に共に記憶されている自己の伝
言コードで読み出すことにより、各他の表示機能付選択
呼出受信機毎の伝言コードがわかる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0027】〔第1実施例〕図1〜図4は、本発明の第
1実施例に係る表示機能付選択呼出受信機の構成を示す
ブロック図であり、ここでは、表示機能付選択呼出受信
機にページング受信機を用いて実施したものである。
1実施例に係る表示機能付選択呼出受信機の構成を示す
ブロック図であり、ここでは、表示機能付選択呼出受信
機にページング受信機を用いて実施したものである。
【0028】まず、構成を説明する。
【0029】図1は、ページング受信機11のブロック
構成図であり、ページング受信機11は、アンテナ1
2、RF部13、デコーダ部14、ID−ROM15、
キー入力部16、RAM17、ICカード18、ドライ
バ19、スピーカ20、バイブレータ21、LED2
2、LCD23、CPU24から構成されている。
構成図であり、ページング受信機11は、アンテナ1
2、RF部13、デコーダ部14、ID−ROM15、
キー入力部16、RAM17、ICカード18、ドライ
バ19、スピーカ20、バイブレータ21、LED2
2、LCD23、CPU24から構成されている。
【0030】アンテナ12は、ページャーサービス会社
等に設置された図示しない送信装置から無線で送信され
る呼出信号を受信してRF部13に出力する。
等に設置された図示しない送信装置から無線で送信され
る呼出信号を受信してRF部13に出力する。
【0031】RF部13は、デコーダ部14から入力さ
れる間欠信号により制御され、アンテナ12から入力さ
れる呼出信号を間欠受信し、受信信号を増幅、復調して
デコーダ部14に出力する。
れる間欠信号により制御され、アンテナ12から入力さ
れる呼出信号を間欠受信し、受信信号を増幅、復調して
デコーダ部14に出力する。
【0032】デコーダ部14は、RF部13から入力さ
れる呼出信号の呼出番号が自己の認識番号と一致するか
否かを予め認識番号が登録してあるID−ROM11を
参照して判断し、一致していればRF部13の信号受信
を継続するとともに、CPU24に呼出検出信号を出力
する。また、デコーダ部14は、CPU24から入力さ
れる要求に基づいて、呼出信号とともに受信したメッセ
ージ情報をCPU24に出力する。
れる呼出信号の呼出番号が自己の認識番号と一致するか
否かを予め認識番号が登録してあるID−ROM11を
参照して判断し、一致していればRF部13の信号受信
を継続するとともに、CPU24に呼出検出信号を出力
する。また、デコーダ部14は、CPU24から入力さ
れる要求に基づいて、呼出信号とともに受信したメッセ
ージ情報をCPU24に出力する。
【0033】キー入力部16は、外部からキーを使って
指示したり、所定のデータを入力したりするものであ
る。
指示したり、所定のデータを入力したりするものであ
る。
【0034】RAM(Random Access Memory)17は、
受信したメッセージ情報を記憶するメモリである。
受信したメッセージ情報を記憶するメモリである。
【0035】ICカード18は、ここではCPU24に
対して着脱可能に構成され、ページング受信機に送られ
てくるメッセージ情報に関するデータを記憶するメモリ
である。
対して着脱可能に構成され、ページング受信機に送られ
てくるメッセージ情報に関するデータを記憶するメモリ
である。
【0036】ドライバ19は、CPU24がこれを駆動
して、スピーカ20から報知音を出力させ、バイブレー
タ21を振動させ、表示灯のLED22を点灯させるこ
とにより、ユーザに対して呼出しがあったことを報知す
る。
して、スピーカ20から報知音を出力させ、バイブレー
タ21を振動させ、表示灯のLED22を点灯させるこ
とにより、ユーザに対して呼出しがあったことを報知す
る。
【0037】LCD(Liquid Crystal Display) 23
は、CPU24からの駆動信号により所定の画像データ
を表示するものである。
は、CPU24からの駆動信号により所定の画像データ
を表示するものである。
【0038】CPU(Central Processing Unit) 24
は、図示しないROM(Read Only Memory)に記憶され
ているページング受信機の動作処理に関する各種パラメ
ータ及びページング受信機管理用の制御プログラムに基
づいてページング受信機全体の動作を制御処理するもの
である。例えば、CPU24は、デコーダ14から入力
される呼出検出信号に基づき、ドライバ19によってス
ピーカ20、バイブレータ21、LED22を駆動し
て、呼出しがあったことをユーザに報知する。また、C
PU24は、デコーダ部14から入力されるメッセージ
情報が発呼者コードや伝言コードの場合は、ICカード
18内のメモリエリアに記憶されている伝言メッセージ
を検索し、検索した伝言メッセージをLCD23に表示
させる。
は、図示しないROM(Read Only Memory)に記憶され
ているページング受信機の動作処理に関する各種パラメ
ータ及びページング受信機管理用の制御プログラムに基
づいてページング受信機全体の動作を制御処理するもの
である。例えば、CPU24は、デコーダ14から入力
される呼出検出信号に基づき、ドライバ19によってス
ピーカ20、バイブレータ21、LED22を駆動し
て、呼出しがあったことをユーザに報知する。また、C
PU24は、デコーダ部14から入力されるメッセージ
情報が発呼者コードや伝言コードの場合は、ICカード
18内のメモリエリアに記憶されている伝言メッセージ
を検索し、検索した伝言メッセージをLCD23に表示
させる。
【0039】図2は、図1のICカード18の伝言メモ
リの構成例を示す図である。
リの構成例を示す図である。
【0040】図2に示すように、ICカード18の伝言
メモリ31は、共通の伝言メッセージを表示する際に使
用される共通伝言エリア32と、発呼者毎の固有の伝言
メッセージを表示する際に使用される発呼者別伝言エリ
ア33とに大別される。
メモリ31は、共通の伝言メッセージを表示する際に使
用される共通伝言エリア32と、発呼者毎の固有の伝言
メッセージを表示する際に使用される発呼者別伝言エリ
ア33とに大別される。
【0041】そして、発呼者別伝言エリア33は、発呼
者A、発呼者B、……発呼者Eのように、各発呼者別に
分かれていて、例えば、発呼者Aの伝言エリア33aを
見ると、発呼者Aのコードが格納される発呼者コードエ
リア34、当該発呼者の名称が格納される発呼者名エリ
ア35、発呼者の電話番号が格納されるTELNo.エ
リア36、及び当該発呼者に固有の伝言メッセージが登
録される個別伝言エリア37で構成されている。
者A、発呼者B、……発呼者Eのように、各発呼者別に
分かれていて、例えば、発呼者Aの伝言エリア33aを
見ると、発呼者Aのコードが格納される発呼者コードエ
リア34、当該発呼者の名称が格納される発呼者名エリ
ア35、発呼者の電話番号が格納されるTELNo.エ
リア36、及び当該発呼者に固有の伝言メッセージが登
録される個別伝言エリア37で構成されている。
【0042】個別伝言エリア37の各エリアは、伝言N
o.(伝言コード)とこれに対応する伝言内容(伝言メ
ッセージ)が格納される。この個別伝言エリア37は、
データ容量に伸長性があって、入力される伝言メッセー
ジの本数で容量が決定される。つまり、発呼者別に個別
伝言エリア37の容量が異なることになる。
o.(伝言コード)とこれに対応する伝言内容(伝言メ
ッセージ)が格納される。この個別伝言エリア37は、
データ容量に伸長性があって、入力される伝言メッセー
ジの本数で容量が決定される。つまり、発呼者別に個別
伝言エリア37の容量が異なることになる。
【0043】図3は、ページング受信機11で受信する
本発明に係るメッセージ情報41の構成を示す図であ
る。
本発明に係るメッセージ情報41の構成を示す図であ
る。
【0044】図3(a)に示すように、メッセージ情報
41は、発呼者コード41a、伝言コード41bとを含
んでおり、デコーダ14からCPU24に出力されたメ
ッセージ情報41が図3(b)、(c)に示すように、
それぞれの情報に分離されてICカード18内のデータ
と照合される。
41は、発呼者コード41a、伝言コード41bとを含
んでおり、デコーダ14からCPU24に出力されたメ
ッセージ情報41が図3(b)、(c)に示すように、
それぞれの情報に分離されてICカード18内のデータ
と照合される。
【0045】本第1実施例の表示機能付選択呼出受信機
は、上記のように構成されており、以下その動作を説明
する。
は、上記のように構成されており、以下その動作を説明
する。
【0046】図4は、第1実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【0047】図1に示すページング受信機11のアンテ
ナ12は、ページャーサービス会社等に設置された図示
しない送信装置から無線で送信される呼出信号を受信し
て、RF部13に出力する。RF部13では、アンテナ
12から入力される呼出信号を間欠受信し、受信信号を
増幅、復調してデコーダ部14に出力する。デコーダ部
14は、RF部13から入力される呼出信号の呼出番号
が自己の認識番号と一致するか否かをID−ROM15
を参照して判断し、一致していればRF部13の信号受
信を継続するとともに、CPU24に呼出検出信号を出
力して自己の呼出しを知らせる。
ナ12は、ページャーサービス会社等に設置された図示
しない送信装置から無線で送信される呼出信号を受信し
て、RF部13に出力する。RF部13では、アンテナ
12から入力される呼出信号を間欠受信し、受信信号を
増幅、復調してデコーダ部14に出力する。デコーダ部
14は、RF部13から入力される呼出信号の呼出番号
が自己の認識番号と一致するか否かをID−ROM15
を参照して判断し、一致していればRF部13の信号受
信を継続するとともに、CPU24に呼出検出信号を出
力して自己の呼出しを知らせる。
【0048】そこで、自己の呼出しがあった場合は、C
PU24がドライバ19を駆動して、スピーカ20から
報知音を出力したり、バイブレータ21を振動させた
り、LED22を点滅させて呼出しがあったことを使用
者に報知する(ステップS100)。
PU24がドライバ19を駆動して、スピーカ20から
報知音を出力したり、バイブレータ21を振動させた
り、LED22を点滅させて呼出しがあったことを使用
者に報知する(ステップS100)。
【0049】次に、ステップS101でメッセージ情報
の有無を判断し、メッセージ情報が有ると、デコーダ部
14は、CPU24から入力される要求に基づいて、呼
出信号とともに受信したメッセージ情報をCPU24へ
出力する。ここで、メッセージ情報が無い場合は、本処
理を終了する。ステップS101でメッセージ情報が有
ると判断された場合は、図3に示すように、メッセージ
情報中に発呼者コードが有るか否かを見る(ステップS
102)。発呼者コードが有る場合は、CPU24がI
Cカード18の発呼者コードに対応するメモリエリアを
検索する(ステップS103)。
の有無を判断し、メッセージ情報が有ると、デコーダ部
14は、CPU24から入力される要求に基づいて、呼
出信号とともに受信したメッセージ情報をCPU24へ
出力する。ここで、メッセージ情報が無い場合は、本処
理を終了する。ステップS101でメッセージ情報が有
ると判断された場合は、図3に示すように、メッセージ
情報中に発呼者コードが有るか否かを見る(ステップS
102)。発呼者コードが有る場合は、CPU24がI
Cカード18の発呼者コードに対応するメモリエリアを
検索する(ステップS103)。
【0050】次に、発呼者コードの後に、伝言コードが
あるか否かを見る(ステップS104)。伝言コードが
ある場合は、図2に示すICカード18の個別伝言エリ
ア37中の伝言コードを検索する(ステップS10
5)。該当する伝言コードが検索されると、CPU13
がLCD23を駆動してその伝言コードと対応して記憶
している伝言メッセージを表示させる(ステップS10
6)。
あるか否かを見る(ステップS104)。伝言コードが
ある場合は、図2に示すICカード18の個別伝言エリ
ア37中の伝言コードを検索する(ステップS10
5)。該当する伝言コードが検索されると、CPU13
がLCD23を駆動してその伝言コードと対応して記憶
している伝言メッセージを表示させる(ステップS10
6)。
【0051】なお、ここで伝言メッセージとともに発呼
者名及びTELNo.を表示させるようにしてもよい。
者名及びTELNo.を表示させるようにしてもよい。
【0052】また、ステップS104で、発呼者コード
はあるが伝言コードが無い場合は、図2に示す発呼者別
の伝言エリア33a内の発呼者情報、すなわち、発呼者
名エリア35とTELNo.エリア36の発呼者名と電
話番号とを読出してLCD23に表示する(ステップS
107)。
はあるが伝言コードが無い場合は、図2に示す発呼者別
の伝言エリア33a内の発呼者情報、すなわち、発呼者
名エリア35とTELNo.エリア36の発呼者名と電
話番号とを読出してLCD23に表示する(ステップS
107)。
【0053】さらに、ステップS102でメッセージ情
報中に発呼者コードが無い場合は、伝言コードの有無を
判別する(ステップS108)。ここで、発呼者コード
は無いが伝言コードがある場合は、図2に示す伝言メモ
リ31の共通伝言エリア32内を伝言コードに従って、
全ての発呼者に共通の伝言メッセージの中から検索して
(ステップS109)、LCD23に表示する(ステッ
プS106)。
報中に発呼者コードが無い場合は、伝言コードの有無を
判別する(ステップS108)。ここで、発呼者コード
は無いが伝言コードがある場合は、図2に示す伝言メモ
リ31の共通伝言エリア32内を伝言コードに従って、
全ての発呼者に共通の伝言メッセージの中から検索して
(ステップS109)、LCD23に表示する(ステッ
プS106)。
【0054】また、ステップS108において、メッセ
ージ情報中に発呼者コードや伝言コードが無い場合は、
そのままメッセージ情報をLCD23上に表示するよう
にする(ステップS110)。
ージ情報中に発呼者コードや伝言コードが無い場合は、
そのままメッセージ情報をLCD23上に表示するよう
にする(ステップS110)。
【0055】このように、メッセージ情報として発呼者
を区別する発呼者コード及び伝言コードを送ると、ペー
ジング受信機側のICカードに予め登録されている発呼
者毎の伝言コードを使って固有のメッセージを表示させ
ることができるようになった。
を区別する発呼者コード及び伝言コードを送ると、ペー
ジング受信機側のICカードに予め登録されている発呼
者毎の伝言コードを使って固有のメッセージを表示させ
ることができるようになった。
【0056】また、これらの発呼者毎の伝言メッセージ
を登録するメモリには、着脱可能なICカードを用いて
いるため、ICカードを本体から外して発呼予定者が所
有するデータ転送装置(例えば、データ入力手段を備え
た電話機、トーンダイアラ、電子手帳など)にセットす
ることにより、各発呼者固有の伝言コードとこれに対応
する伝言メッセージとを容易にコピーすることができ
る。
を登録するメモリには、着脱可能なICカードを用いて
いるため、ICカードを本体から外して発呼予定者が所
有するデータ転送装置(例えば、データ入力手段を備え
た電話機、トーンダイアラ、電子手帳など)にセットす
ることにより、各発呼者固有の伝言コードとこれに対応
する伝言メッセージとを容易にコピーすることができ
る。
【0057】〔第2実施例〕図5〜図7は、本発明に係
る電子機器の実施例を示す図であり、ここでは、電子機
器としてダイアラ付き電子手帳に適用したものである。
る電子機器の実施例を示す図であり、ここでは、電子機
器としてダイアラ付き電子手帳に適用したものである。
【0058】図5は、本実施例のダイアラ付き電子手帳
の構成を示すブロック図である。図5に示すように、電
子手帳51は、表示部52、キー入力部53、ICカー
ド54、DTMF信号発生部55、増幅器56、スピー
カ57、ダイアラバッファ58、CPU59から構成さ
れている。
の構成を示すブロック図である。図5に示すように、電
子手帳51は、表示部52、キー入力部53、ICカー
ド54、DTMF信号発生部55、増幅器56、スピー
カ57、ダイアラバッファ58、CPU59から構成さ
れている。
【0059】表示部52は、例えば、液晶表示装置(L
CD: Liquid Crystal Display) などで構成されてお
り、図示しないドライバをCPU59が制御駆動するこ
とによって文字、数字あるいは記号等の各種データを表
示することができる。
CD: Liquid Crystal Display) などで構成されてお
り、図示しないドライバをCPU59が制御駆動するこ
とによって文字、数字あるいは記号等の各種データを表
示することができる。
【0060】キー入力部53は、各種入力キーで構成さ
れており、これらのキー操作によりデータ入力やダイア
ラ出力を行うものである。
れており、これらのキー操作によりデータ入力やダイア
ラ出力を行うものである。
【0061】ICカード54は、CPU59に対して着
脱可能に構成されており、例えば、第1実施例に示した
ページング受信機に対して呼出しを行う際の呼出番号や
メッセージ情報等の各種送信データを格納している。そ
して、このICカード54のデータを使ってダイアラ出
力する場合は、使用者が送信したいICカード54内の
メッセージを選択すると、CPU59が送信データを自
動的に読み出してダイアラ出力が行われる。
脱可能に構成されており、例えば、第1実施例に示した
ページング受信機に対して呼出しを行う際の呼出番号や
メッセージ情報等の各種送信データを格納している。そ
して、このICカード54のデータを使ってダイアラ出
力する場合は、使用者が送信したいICカード54内の
メッセージを選択すると、CPU59が送信データを自
動的に読み出してダイアラ出力が行われる。
【0062】図6は、第2実施例に係るICカード54
のメモリエリアの構成を示す図である。図6に示すよう
に、ICカード54内のメモリエリアは、各被呼者毎に
伝言メッセージが格納される被呼者別伝言エリア61で
構成されている。例えば、その一つの被呼者名Aの伝言
エリア61aは、被呼者名A62、あるいは被呼者名A
の呼出番号63を入力することによって、当該被呼者の
個別伝言エリア64が呼出され、その個別伝言エリア6
4内に予め登録されている伝言No.に対する伝言内容
が表示される。伝言内容の表示形態としては、1組ずつ
の伝言No.と伝言内容とを表示したり、一覧表示する
ようにしてもよい。
のメモリエリアの構成を示す図である。図6に示すよう
に、ICカード54内のメモリエリアは、各被呼者毎に
伝言メッセージが格納される被呼者別伝言エリア61で
構成されている。例えば、その一つの被呼者名Aの伝言
エリア61aは、被呼者名A62、あるいは被呼者名A
の呼出番号63を入力することによって、当該被呼者の
個別伝言エリア64が呼出され、その個別伝言エリア6
4内に予め登録されている伝言No.に対する伝言内容
が表示される。伝言内容の表示形態としては、1組ずつ
の伝言No.と伝言内容とを表示したり、一覧表示する
ようにしてもよい。
【0063】DTMF信号発生部55は、CPU59の
制御下で駆動し、ダイアラバッファ58に格納された呼
出番号や送信データ(伝言No.)に対応するDTMF
(Dual Tone Multi-Frequency )信号を発生して増幅器
56に出力する。
制御下で駆動し、ダイアラバッファ58に格納された呼
出番号や送信データ(伝言No.)に対応するDTMF
(Dual Tone Multi-Frequency )信号を発生して増幅器
56に出力する。
【0064】スピーカ57は、増幅器56で増幅された
DTMF信号を音声出力することによって、ダイアラ出
力が行われる。このダイアラ出力を行う場合は、送信側
電話器のハンドセットの送話口にスピーカ57を近づけ
て使用する。
DTMF信号を音声出力することによって、ダイアラ出
力が行われる。このダイアラ出力を行う場合は、送信側
電話器のハンドセットの送話口にスピーカ57を近づけ
て使用する。
【0065】ダイアラバッファ58は、CPU59がデ
ータ送信相手先の呼出番号と送信データとをICカード
54から転送し、この転送データを一時記憶するもので
ある。
ータ送信相手先の呼出番号と送信データとをICカード
54から転送し、この転送データを一時記憶するもので
ある。
【0066】CPU59は、図示しないROMに格納さ
れている制御プログラムに基づいて、本実施例のダイア
ラ付き電子手帳の各部を制御したり、キー入力部53か
ら入力されるキー信号に対応した処理を行う。
れている制御プログラムに基づいて、本実施例のダイア
ラ付き電子手帳の各部を制御したり、キー入力部53か
ら入力されるキー信号に対応した処理を行う。
【0067】すなわち、CPU59は、通常の電子手帳
モードの場合、キー入力部53からのキー入力操作によ
り、データ入力やデータ検索等が行われる。また、CP
U59は、使用者がキー操作を行ってダイアラ出力モー
ドとした場合、被呼者名あるいは呼出番号がキー入力さ
れると、ICカード54から該当する当該被呼者の伝言
エリアを検索し、表示部52に伝言コードとこれに対応
する伝言メッセージとを表示させる。また、上記した被
呼者名あるいは呼出番号をキー入力する以外に、カーソ
ルキー等を使って呼出す被呼者名を順次表示させてこれ
を選択するようにしてもよい。使用者は、後述する操作
方法により送信したい伝言メッセージを選択した後、キ
ー入力部53の図示しないダイアラ出力キーを押下する
と、当該被呼者の呼出番号と表示部52に表示された伝
言コードがダイアラ出力される。
モードの場合、キー入力部53からのキー入力操作によ
り、データ入力やデータ検索等が行われる。また、CP
U59は、使用者がキー操作を行ってダイアラ出力モー
ドとした場合、被呼者名あるいは呼出番号がキー入力さ
れると、ICカード54から該当する当該被呼者の伝言
エリアを検索し、表示部52に伝言コードとこれに対応
する伝言メッセージとを表示させる。また、上記した被
呼者名あるいは呼出番号をキー入力する以外に、カーソ
ルキー等を使って呼出す被呼者名を順次表示させてこれ
を選択するようにしてもよい。使用者は、後述する操作
方法により送信したい伝言メッセージを選択した後、キ
ー入力部53の図示しないダイアラ出力キーを押下する
と、当該被呼者の呼出番号と表示部52に表示された伝
言コードがダイアラ出力される。
【0068】本第2実施例の電子機器は、上記のように
構成されており、以下その動作を説明する。
構成されており、以下その動作を説明する。
【0069】図7は、第2実施例に係る電子機器を用い
てダイアラ出力する場合の伝言メッセージの選択動作を
説明する図である。
てダイアラ出力する場合の伝言メッセージの選択動作を
説明する図である。
【0070】まず、図5のキー入力部53を操作して、
伝言コード及び伝言メッセージを表示するモードとす
る。
伝言コード及び伝言メッセージを表示するモードとす
る。
【0071】次に、図7(a)に示すように、キー入力
部53を使って被呼者名A(あるいは呼出番号)を入力
すると、CPU59は、ICカード54にアクセスし
て、被呼者別伝言エリア61の該当する被呼者名Aのエ
リア61aを検索する。
部53を使って被呼者名A(あるいは呼出番号)を入力
すると、CPU59は、ICカード54にアクセスし
て、被呼者別伝言エリア61の該当する被呼者名Aのエ
リア61aを検索する。
【0072】次いで、図7(b)に示すように、被呼者
名Aのエリア61aに格納されている被呼者名A62と
呼出番号63のデータを表示部52に表示するととも
に、入力した被呼者名Aの個別伝言エリア64の1組目
の伝言No.と、これに対応する伝言内容の「先に帰
る」を表示画面71に表示する。この表示画面71に表
示された表示データのうち、呼出番号と伝言内容に対応
した伝言コードは、順次図5に示すダイアラバッファ5
8に一時的に格納される。
名Aのエリア61aに格納されている被呼者名A62と
呼出番号63のデータを表示部52に表示するととも
に、入力した被呼者名Aの個別伝言エリア64の1組目
の伝言No.と、これに対応する伝言内容の「先に帰
る」を表示画面71に表示する。この表示画面71に表
示された表示データのうち、呼出番号と伝言内容に対応
した伝言コードは、順次図5に示すダイアラバッファ5
8に一時的に格納される。
【0073】次いで、1組目の伝言内容が送信したいメ
ッセージでない場合は、カーソルキーを操作して、図7
(c)に示すように、2組目の伝言No.と伝言内容の
「渋谷で会おう」を表示画面71上に表示する。この
時、ダイアラバッファ58には、2組目の表示データが
格納される。
ッセージでない場合は、カーソルキーを操作して、図7
(c)に示すように、2組目の伝言No.と伝言内容の
「渋谷で会おう」を表示画面71上に表示する。この
時、ダイアラバッファ58には、2組目の表示データが
格納される。
【0074】このようにして、カーソルキーを操作する
ことにより、順次個別伝言エリア64内の伝言No.と
伝言内容とが表示される。
ことにより、順次個別伝言エリア64内の伝言No.と
伝言内容とが表示される。
【0075】ここで、図7(d)に示すように、表示画
面71上に表示された3組目の伝言No.と伝言内容の
「会社へ戻れ」を送信したい場合は、図7(d)に示す
画面が表示された時点でキー入力部53の図示しないダ
イアラ出力スイッチを押下する。これにより、CPU5
9は、ダイアラバッファ58に格納されている呼出番号
と伝言コードとを読み出して、DTMF信号発生部55
でDTMF信号を作成し、増幅器56で信号増幅を行っ
て、スピーカ57からダイアラ出力する。
面71上に表示された3組目の伝言No.と伝言内容の
「会社へ戻れ」を送信したい場合は、図7(d)に示す
画面が表示された時点でキー入力部53の図示しないダ
イアラ出力スイッチを押下する。これにより、CPU5
9は、ダイアラバッファ58に格納されている呼出番号
と伝言コードとを読み出して、DTMF信号発生部55
でDTMF信号を作成し、増幅器56で信号増幅を行っ
て、スピーカ57からダイアラ出力する。
【0076】この場合、上記送信データは、誰が送信し
たかわからないので、発呼者の名前や発呼者の電話番号
データも付加して出力するようにしてもよい。
たかわからないので、発呼者の名前や発呼者の電話番号
データも付加して出力するようにしてもよい。
【0077】また、本第2実施例では、上記したように
ダイアラ出力機能を具備した例を示したが、ダイアラ出
力機能を具備せず、ICカード54に登録されている被
呼者毎の伝言データのみを表示するようにし、使用者は
これを見ながらダイアル入力することによって、ページ
ング受信機等への呼出しとメッセージ送信を行うことが
できる。
ダイアラ出力機能を具備した例を示したが、ダイアラ出
力機能を具備せず、ICカード54に登録されている被
呼者毎の伝言データのみを表示するようにし、使用者は
これを見ながらダイアル入力することによって、ページ
ング受信機等への呼出しとメッセージ送信を行うことが
できる。
【0078】さらに、本第2実施例では、ダイアラ付き
電子手帳に適用した場合について説明したが、本発明を
電話機に適用することもできる。電話機に適用した場合
は、図5に示したスピーカ57を電話器のハンドセット
に接触させて、ダイアラ出力する必要がなくなり、DT
MF信号発生部55から直接電話回線網にDTMF信号
を出力する構成となる。
電子手帳に適用した場合について説明したが、本発明を
電話機に適用することもできる。電話機に適用した場合
は、図5に示したスピーカ57を電話器のハンドセット
に接触させて、ダイアラ出力する必要がなくなり、DT
MF信号発生部55から直接電話回線網にDTMF信号
を出力する構成となる。
【0079】また、本発明を電話機に適用した場合は、
電話回線網を介して直接データをやり取りすることがで
きるので、送信先であるページング受信機の所有者が自
機にセットしてある伝言コード及び伝言メッセージ情報
を、電話回線網を介して電話機内のメモリに容易にセッ
トすることが可能となる。
電話回線網を介して直接データをやり取りすることがで
きるので、送信先であるページング受信機の所有者が自
機にセットしてある伝言コード及び伝言メッセージ情報
を、電話回線網を介して電話機内のメモリに容易にセッ
トすることが可能となる。
【0080】〔第3実施例〕図8〜図10は、本発明の
第3実施例を示す図であり、ここでは、表示機能付選択
呼出受信機としてダイアラ付きページング受信機に適用
した場合である。
第3実施例を示す図であり、ここでは、表示機能付選択
呼出受信機としてダイアラ付きページング受信機に適用
した場合である。
【0081】図8は、第3実施例に係るページング受信
機の構成を示すブロック図である。図8に示すように、
ページング受信機80は、アンテナ81、RF部82、
デコーダ部83、ID−ROM84、キー入力部85、
ICカード86、RAM87、ダイアラバッファ88、
DTMF信号発生部89、アンプ90、スピーカ91、
鳴音信号発生部92、アンプ93、スピーカ94、点滅
パターン信号発生部95、アンプ96、LED97、キ
ャラクタジェネレータ(CG)98、表示バッファ10
0、CPU101から構成されている。
機の構成を示すブロック図である。図8に示すように、
ページング受信機80は、アンテナ81、RF部82、
デコーダ部83、ID−ROM84、キー入力部85、
ICカード86、RAM87、ダイアラバッファ88、
DTMF信号発生部89、アンプ90、スピーカ91、
鳴音信号発生部92、アンプ93、スピーカ94、点滅
パターン信号発生部95、アンプ96、LED97、キ
ャラクタジェネレータ(CG)98、表示バッファ10
0、CPU101から構成されている。
【0082】上記したアンテナ81、RF部82、デコ
ーダ部83、ID−ROM84、キー入力部85、IC
カード86、RAM87、ダイアラバッファ88、DT
MF信号発生部89、アンプ90及びスピーカ91は、
上記した第1実施例及び第2実施例の図1及び図5の各
ブロック図で説明した同一名称の各部と同一又は相当部
であるので、説明を省略する。
ーダ部83、ID−ROM84、キー入力部85、IC
カード86、RAM87、ダイアラバッファ88、DT
MF信号発生部89、アンプ90及びスピーカ91は、
上記した第1実施例及び第2実施例の図1及び図5の各
ブロック図で説明した同一名称の各部と同一又は相当部
であるので、説明を省略する。
【0083】また、図8のスピーカ94、LED97
は、図1のスピーカ20、LED22に相当し、着信を
音声あるいは光の点滅により使用者に報知するものであ
る。鳴音信号発生部92は、スピーカ94に出力する鳴
音信号を作成し、アンプ93で増幅してスピーカ94に
出力するものである。
は、図1のスピーカ20、LED22に相当し、着信を
音声あるいは光の点滅により使用者に報知するものであ
る。鳴音信号発生部92は、スピーカ94に出力する鳴
音信号を作成し、アンプ93で増幅してスピーカ94に
出力するものである。
【0084】点滅パターン信号発生部95は、LED9
7を点滅駆動する点滅パターン信号を発生させるもの
で、アンプ96で信号増幅してLED97を点滅駆動さ
せる。キャラクタジェネレータ98は、CPU101か
らの要求に応じて表示部10に表示させるための複数の
キャラクタパターンを発生し、表示バッファ99に出力
する。
7を点滅駆動する点滅パターン信号を発生させるもの
で、アンプ96で信号増幅してLED97を点滅駆動さ
せる。キャラクタジェネレータ98は、CPU101か
らの要求に応じて表示部10に表示させるための複数の
キャラクタパターンを発生し、表示バッファ99に出力
する。
【0085】表示バッファ99は、キャラクタジェネレ
ータ98やCPU101から入力される表示データを一
時記憶し、表示部100に転送する。
ータ98やCPU101から入力される表示データを一
時記憶し、表示部100に転送する。
【0086】表示部100は、例えば、液晶表示パネル
や液晶駆動回路等で構成され、キャラクタジェネレータ
98からの文字や数字等のキャラクタデータ及びその他
の表示データを表示部100に表示出力する。
や液晶駆動回路等で構成され、キャラクタジェネレータ
98からの文字や数字等のキャラクタデータ及びその他
の表示データを表示部100に表示出力する。
【0087】CPU101は、図示しないROMに格納
されたプログラムに基づいて、ページング受信機80の
各部を制御したり、キー入力部85から入力されるキー
信号に対処した処理を行う。すなわち、CPU101
は、ICカード86内に自己の伝言コードとこれに対応
する伝言メッセージとを記憶させるとともに、この記憶
された伝言メッセージに対応する複数の被呼者毎の伝言
コードも併せて記憶させるようにする。
されたプログラムに基づいて、ページング受信機80の
各部を制御したり、キー入力部85から入力されるキー
信号に対処した処理を行う。すなわち、CPU101
は、ICカード86内に自己の伝言コードとこれに対応
する伝言メッセージとを記憶させるとともに、この記憶
された伝言メッセージに対応する複数の被呼者毎の伝言
コードも併せて記憶させるようにする。
【0088】図9は、第3実施例に係るICカード86
のメモリエリアの構成を示す図である。
のメモリエリアの構成を示す図である。
【0089】図9に示すように、ICカード86には、
予め自己のページング受信機の伝言No.(コード)と
これに対応する伝言メッセージとが記憶されている。そ
して、この入力された伝言コードに対応する伝言メッセ
ージと同じ伝言メッセージが登録された他のページング
受信機における伝言コードとが対応関係をもって登録さ
れている。このため、例えば、自己の伝言コードをキー
入力すると、これに対応する伝言メッセージが表示画面
71上に表示される。そして、この伝言メッセージとと
もに画面上には、同一の伝言メッセージに対応する他の
ページング受信機における伝言コードをも表示すること
ができる。
予め自己のページング受信機の伝言No.(コード)と
これに対応する伝言メッセージとが記憶されている。そ
して、この入力された伝言コードに対応する伝言メッセ
ージと同じ伝言メッセージが登録された他のページング
受信機における伝言コードとが対応関係をもって登録さ
れている。このため、例えば、自己の伝言コードをキー
入力すると、これに対応する伝言メッセージが表示画面
71上に表示される。そして、この伝言メッセージとと
もに画面上には、同一の伝言メッセージに対応する他の
ページング受信機における伝言コードをも表示すること
ができる。
【0090】図10は、自己の伝言コードをキー入力し
た場合の表示画面例を示した図である。図10に示すよ
うに、画面上にはキー入力された自己の伝言コードに対
応する伝言メッセージと、この伝言メッセージと同一メ
ッセージが登録されている他のページング受信機におけ
る伝言コードとが表示される。
た場合の表示画面例を示した図である。図10に示すよ
うに、画面上にはキー入力された自己の伝言コードに対
応する伝言メッセージと、この伝言メッセージと同一メ
ッセージが登録されている他のページング受信機におけ
る伝言コードとが表示される。
【0091】第3実施例は、上記したように構成されて
おり、以下その動作を説明する。
おり、以下その動作を説明する。
【0092】図8のブロック図に示すICカード86に
は、使用者が予めキー入力部85を使って自己の伝言コ
ードとこれに対応する伝言メッセージとが登録される。
は、使用者が予めキー入力部85を使って自己の伝言コ
ードとこれに対応する伝言メッセージとが登録される。
【0093】また、他のページング受信機に登録されて
いる伝言メッセージと自己の伝言メッセージとが同一の
場合は、図9に示すように、自己の伝言メッセージが記
憶されているエリアに対応させて被呼者の伝言コードが
記憶される。同一の伝言メッセージが登録されている他
のページング受信機が複数ある場合は、複数個登録する
(図9参照)。
いる伝言メッセージと自己の伝言メッセージとが同一の
場合は、図9に示すように、自己の伝言メッセージが記
憶されているエリアに対応させて被呼者の伝言コードが
記憶される。同一の伝言メッセージが登録されている他
のページング受信機が複数ある場合は、複数個登録する
(図9参照)。
【0094】例えば、図9では、自己の伝言コード
「1」に「会社へ戻れ」という伝言メッセージが登録さ
れているが、これと同一か相当のメッセージに関して、
被呼者Aでは伝言コードが「3」、被呼者Bでは伝言コ
ードが「12」、被呼者Cでは伝言コードが「6」で登
録されている。このため、CPU101は、ICカード
86にアクセスして、自分のページング受信機80の表
示部100に自己の伝言コードとこれに対応する伝言メ
ッセージを表示する際に、この伝言メッセージと同じメ
ッセージが登録されている他のページング受信機の伝言
コードを読み出して、同一画面上に表示させることがで
きる。これにより、第3実施例のページング受信機80
の使用者は、上記表示画面を見ながら特定の被呼者に対
して固有の伝言コードを使った伝言メッセージの送信操
作を行うことができる。
「1」に「会社へ戻れ」という伝言メッセージが登録さ
れているが、これと同一か相当のメッセージに関して、
被呼者Aでは伝言コードが「3」、被呼者Bでは伝言コ
ードが「12」、被呼者Cでは伝言コードが「6」で登
録されている。このため、CPU101は、ICカード
86にアクセスして、自分のページング受信機80の表
示部100に自己の伝言コードとこれに対応する伝言メ
ッセージを表示する際に、この伝言メッセージと同じメ
ッセージが登録されている他のページング受信機の伝言
コードを読み出して、同一画面上に表示させることがで
きる。これにより、第3実施例のページング受信機80
の使用者は、上記表示画面を見ながら特定の被呼者に対
して固有の伝言コードを使った伝言メッセージの送信操
作を行うことができる。
【0095】また、第3実施例のページング受信機は、
ダイアラ出力機能を有しており、表示部100に図10
のような画面が表示されている場合、キー入力部85を
操作して、例えば、カーソルキー等を使って被呼者Bを
指定した後、図示しないダイアラ出力キーを押下するこ
とによって、当該指定された被呼者Bに対して画面上に
表示されたメッセージの伝言コード「12」が呼出番号
とともにダイアラ出力することもできる。
ダイアラ出力機能を有しており、表示部100に図10
のような画面が表示されている場合、キー入力部85を
操作して、例えば、カーソルキー等を使って被呼者Bを
指定した後、図示しないダイアラ出力キーを押下するこ
とによって、当該指定された被呼者Bに対して画面上に
表示されたメッセージの伝言コード「12」が呼出番号
とともにダイアラ出力することもできる。
【0096】上記したように、第3実施例のページング
受信機は、ICカードに自己及び他の被呼者の固有の伝
言コードと伝言メッセージとを関連付けて登録すること
により、固定的な共通メッセージ以外の所望のメッセー
ジを送信することができるとともに、ICカードを少な
いメモリ容量で効率良く登録することが可能となる。
受信機は、ICカードに自己及び他の被呼者の固有の伝
言コードと伝言メッセージとを関連付けて登録すること
により、固定的な共通メッセージ以外の所望のメッセー
ジを送信することができるとともに、ICカードを少な
いメモリ容量で効率良く登録することが可能となる。
【0097】
【発明の効果】請求項1、2又は3記載の発明によれ
ば、記憶手段に発呼者コード毎に伝言コードと対応する
伝言メッセージとを複数記憶しておき、メッセージ情報
として発呼者コードと伝言コードを受信した場合に、こ
れらのコードを抽出して対応する伝言メッセージを表示
部に表示させる。
ば、記憶手段に発呼者コード毎に伝言コードと対応する
伝言メッセージとを複数記憶しておき、メッセージ情報
として発呼者コードと伝言コードを受信した場合に、こ
れらのコードを抽出して対応する伝言メッセージを表示
部に表示させる。
【0098】このため、送信側から伝言コードの前に発
呼者コードを付加して送ることにより、各発呼者コード
別に予め登録されている伝言コードに対応した固有の伝
言メッセージが表示されるので、固有のメッセージを送
ることが可能になった。
呼者コードを付加して送ることにより、各発呼者コード
別に予め登録されている伝言コードに対応した固有の伝
言メッセージが表示されるので、固有のメッセージを送
ることが可能になった。
【0099】請求項4、5、6及び7記載の電子機器に
よれば、記憶手段に被呼者毎の伝言コードとその伝言コ
ードに対応する伝言メッセージとが複数記憶されてお
り、入力手段から被呼者を指定する指定データが入力さ
れると、指定された被呼者エリアに記憶されている複数
組の伝言コード及びこれに対応した伝言メッセージが表
示手段に表示される。
よれば、記憶手段に被呼者毎の伝言コードとその伝言コ
ードに対応する伝言メッセージとが複数記憶されてお
り、入力手段から被呼者を指定する指定データが入力さ
れると、指定された被呼者エリアに記憶されている複数
組の伝言コード及びこれに対応した伝言メッセージが表
示手段に表示される。
【0100】このため、発呼側の電子機器では、伝言メ
ッセージを送りたい被呼者の表示機能付選択呼出受信機
を指定する指定データを入力すると、その指定データに
基づく被呼者エリアに記憶された伝言コードとその伝言
コードに対応する伝言メッセージを読み出すことによ
り、送りたい伝言メッセージの伝言コードを容易に知る
ことができるとともに、該伝言コードをダイアラ出力に
より送信することができる。
ッセージを送りたい被呼者の表示機能付選択呼出受信機
を指定する指定データを入力すると、その指定データに
基づく被呼者エリアに記憶された伝言コードとその伝言
コードに対応する伝言メッセージを読み出すことによ
り、送りたい伝言メッセージの伝言コードを容易に知る
ことができるとともに、該伝言コードをダイアラ出力に
より送信することができる。
【0101】請求項8、9、10及び11記載の表示機
能付選択呼出受信機によれば、記憶手段に、自己の伝言
コードに対応する伝言メッセージと同じメッセージを持
った被呼者の伝言コードを関連付けて記憶するようにす
る。
能付選択呼出受信機によれば、記憶手段に、自己の伝言
コードに対応する伝言メッセージと同じメッセージを持
った被呼者の伝言コードを関連付けて記憶するようにす
る。
【0102】このため、自己の伝言メッセージと同じメ
ッセージを所定の被呼者に送る場合は、上記記憶手段に
関連付けて記憶された自己の伝言コードを指定して、デ
ータを読み出すことにより、各被呼者毎の伝言コードが
容易に判るとともに、ICカードのメモリ容量を効率良
く使用することができる。
ッセージを所定の被呼者に送る場合は、上記記憶手段に
関連付けて記憶された自己の伝言コードを指定して、デ
ータを読み出すことにより、各被呼者毎の伝言コードが
容易に判るとともに、ICカードのメモリ容量を効率良
く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ページング受信機のブロック構成図であり
【図2】図1のICカードの伝言メモリの構成例を示す
図である。
図である。
【図3】ページング受信機で受信するメッセージ情報の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図4】第1実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図5】本実施例のダイアラ付き電子手帳の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】第2実施例に係るICカードのメモリエリアの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図7】第2実施例に係る電子機器を用いてダイアラ出
力する場合の伝言メッセージの選択動作を説明する図で
ある。
力する場合の伝言メッセージの選択動作を説明する図で
ある。
【図8】第3実施例に係るページング受信機の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図9】第3実施例に係るICカードのメモリエリアの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図10】自己の伝言コードをキー入力した場合の表示
画面例を示した図である。
画面例を示した図である。
【符号の説明】 11、80 ページング受信機 12、81 アンテナ 13、82 RF部 14、83 デコーダ部 15、84 ID−ROM 16、53、85 キー入力部 17、87 RAM 18、54、86 ICカード 19 ドライバ 20、57、91、94 スピーカ 21 バイブレータ 22、97 LED 23、52、100 LCD(表示部) 24、59、101 CPU 31 伝言メモリ 32 共通伝言エリア 33 発呼者別伝言エリア 34 発呼者コード 35 発呼者名 36 TEL No. 37 個別伝言エリア
Claims (11)
- 【請求項1】電話回線網を介して呼出しを行う呼出番号
と、これに付加して一定の意味を持ったメッセージを送
るメッセージ情報とを受信する表示機能付選択呼出受信
機において、 発呼者を示す発呼者コード毎に、メッセージ内容を特定
する伝言コードと、その伝言コードに対応した伝言メッ
セージとを複数記憶する記憶手段と、 前記メッセージ情報を受信した場合に、そのメッセージ
情報に含まれる発呼者コードと伝言コードとを抽出する
コード抽出手段と、 該抽出された発呼者コード及び伝言コードに対応する前
記記憶手段に記憶された伝言メッセージを表示する表示
手段と、 を備えたことを特徴とする表示機能付選択呼出受信機。 - 【請求項2】前記記憶手段は、着脱可能に構成されたこ
とを特徴とする請求項1記載の表示機能付選択呼出受信
機。 - 【請求項3】前記記憶手段は、 前記発呼者コードとともに発呼者の名前や電話番号に関
する発呼者情報を記憶し、メッセージ情報として発呼者
コードを受信した場合に前記発呼者情報を表示するよう
にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の表示機能
付選択呼出受信機。 - 【請求項4】発呼者側で被呼者のデータを管理する電子
機器において、 前記被呼者毎に伝言コード及びその伝言コードに対応し
た伝言メッセージを複数記憶する記憶手段と、 前記被呼者を指定する指定データを入力する入力手段
と、 該入力手段により指定された前記記憶手段の被呼者のメ
モリエリアに記憶されている複数組の伝言コード及びこ
れに対応する伝言メッセージを表示する表示手段と、 を備え、 特定の被呼者に対して所望の伝言メッセージを送信する
場合に、前記入力手段から被呼者を指定することによ
り、表示手段に当該被呼者の伝言コードとこれに対応す
る伝言メッセージとを表示するようにしたことを特徴と
する電子機器。 - 【請求項5】前記記憶手段は、 着脱可能に構成されたことを特徴とする請求項4記載の
電子機器。 - 【請求項6】前記電子機器は、さらに所望の伝言コード
を選択する選択手段と、 該選択手段で選択された伝言コードを出力する出力手段
とが設けられたことを特徴とする請求項4又は5記載の
電子機器。 - 【請求項7】前記電子機器は、さらに被呼者別の伝言コ
ードとこの伝言コードに対応する伝言メッセージとを入
力する入力手段が設けられたことを特徴とする請求項
4、5又は6記載の電子機器。 - 【請求項8】メッセージ情報として受信した伝言コード
と予め設定されている自己の伝言コードとを比較し、一
致した伝言コードに対応する伝言メッセージを表示する
表示手段を備えた表示機能付選択呼出受信機において、 前記自己の伝言コードに対応する伝言メッセージと同様
のメッセージが設定されている他の表示機能付選択呼出
受信機の伝言コードを、自己の伝言コードに関連付けて
記憶する共通メッセージ記憶手段を備えたことを特徴と
する表示機能付選択呼出受信機。 - 【請求項9】前記表示機能付選択呼出受信機は、 さらに自己の伝言コードを入力する入力手段と、 該入力手段により入力された前記自己の伝言コードに対
応する伝言メッセージ及びこの伝言メッセージと関連付
けて記憶されている前記他の表示機能付選択呼出受信機
の伝言コードを前記共通メッセージ記憶手段から読み出
して前記表示手段に表示させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項8記載の表示機能付選
択呼出受信機。 - 【請求項10】前記表示機能付選択呼出受信機は、 さらにメッセージの送信先である前記他の表示機能付選
択呼出受信機を指定する指定データと送信するメッセー
ジの自己の伝言コードとを入力する入力手段と、 該入力手段から前記自己の伝言コード及び指定データが
入力された場合に自己の伝言コードと関連付けて記憶さ
れている被呼者の伝言コードの中で、前記指定データに
対応する伝言コードを出力する出力手段を備えたことを
特徴とする請求項8記載の表示機能付選択呼出受信機。 - 【請求項11】前記表示機能付選択呼出受信機は、さら
に前記他の表示機能付選択呼出受信機を指定する指定デ
ータを入力する入力手段と、 この入力手段により入力された前記指定データに対応す
る複数組の伝言コード及び伝言コードに対応する伝言メ
ッセージを前記表示手段に表示させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項8記載の表示機能付選
択呼出受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5341592A JPH07162929A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 表示機能付選択呼出受信機及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5341592A JPH07162929A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 表示機能付選択呼出受信機及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07162929A true JPH07162929A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18347277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5341592A Pending JPH07162929A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 表示機能付選択呼出受信機及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07162929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09149441A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-06 | Nec Shizuoka Ltd | 表示機能付無線呼出受信機 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP5341592A patent/JPH07162929A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09149441A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-06 | Nec Shizuoka Ltd | 表示機能付無線呼出受信機 |
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