JPH08202666A - 接続網 - Google Patents

接続網

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JPH08202666A
JPH08202666A JP7033016A JP3301695A JPH08202666A JP H08202666 A JPH08202666 A JP H08202666A JP 7033016 A JP7033016 A JP 7033016A JP 3301695 A JP3301695 A JP 3301695A JP H08202666 A JPH08202666 A JP H08202666A
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switch
output
input
switches
connection network
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JP7033016A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kawai
滋 河合
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GIJUTSU KENKYU KUMIAI SHINJOHO
GIJUTSU KENKYU KUMIAI SHINJOHO SHIYORI KAIHATSU KIKO
NEC Corp
Original Assignee
GIJUTSU KENKYU KUMIAI SHINJOHO
GIJUTSU KENKYU KUMIAI SHINJOHO SHIYORI KAIHATSU KIKO
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は大規模で、しかもセルフルーティン
グと非閉塞の機能の両方を具備した接続網を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 N個の第1のスイッチ10は、入出力端子間
を接続するルーチング機能の他に、そのデータに付加さ
れているアドレスを識別するコンパレータを有してい
る。m2個の第2のスイッチ20は、入出力端子間を接
続するルーチング機能の他に、入力データに付加されて
いるアドレスを識別するコンパレータを有している。N
個の第3のスイッチ30は入出力端子間を接続するルー
チング機能の他に、自己の出力ポートの使用/未使用を
監視する機能、及び制御信号としての送信許可信号を生
成して送信する機能を少なくとも有する。入力ポートの
中の任意のポートは、第1のスイッチ10、第2のスイ
ッチ20及び第3のスイッチ30をそれぞれ一つずつ順
次に経由して任意の出力ポートに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接続網に係り、特にコン
ピュータ内部や交換機内部のスイッチングを行う接続網
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ内部のスイッチングを行う
接続網では、データ量が比較的小さく、またスイッチン
グの頻度が高いために、接続網(以下、ネットワークと
もいう)に高速なスイッチング特性と単純なルーティン
グ方法が要求される。一般的には、ネットワーク内部の
各スイッチが、データの転送先のアドレスを解読して、
アドレスのあるビットの値を認識することによってスイ
ッチの出力先を決定している。このようなネットワーク
では、データの転送先を各スイッチが決められるような
スイッチ間の配線パターンが重要であり、幾つかのネッ
トワークが知られている。
【0003】一方、交換機内部のスイッチングを行う接
続網では、常に通信路が確保されていることが必要であ
り、非閉塞なネットワークが要求される。一般的には、
ネットワーク内部の各スイッチは、複雑なアルゴリズム
によって出力先を決められることになり、ネットワーク
全体の中で、どこの通信路が使用されているかを監視す
るプロセッサが不可欠である。
【0004】本来、セルフルーティングと非閉塞の機能
を具備したネットワークが理想的であるが、従来はその
ようなネットワークはクロスバスイッチしか知られてい
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のクロ
スバスイッチは、ハードウェア量が多いため、1つのク
ロスバスイッチを大規模なネットワークには適用するこ
とができず、このためコンピュータではセルフルーティ
ング網のみ、交換機では非閉塞網のみが一般的に用いら
れている。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
大規模で、しかもセルフルーティングと非閉塞の機能の
両方を具備した接続網を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、 N個の入力ポートとN個の出力ポートと
を接続する接続網において、入力ポートの中の任意のポ
ートを、1入力m出力(ただし、m<N)の第1のスイ
ッチと、N/m入力N/m出力の第2のスイッチと、m
入力1出力の第3のスイッチとをそれぞれ順次に経由し
て任意の前記出力ポートに接続する構成としたものであ
る。
【0008】ここで、上記のNは2のべき乗、mは2以
上でN/m以下の2のべき乗である。また、第1のスイ
ッチは、N個の入力ポートに入力端が1対1に対応して
接続された全部でN個の並列に配置されたスイッチであ
り、第2のスイッチは、第1のスイッチの出力信号を入
力信号として受ける全部でm2個の並列に配置されたス
イッチであり、第3のスイッチは、第2のスイッチの出
力信号を入力信号として受ける全部でN個の並列に配置
されたスイッチであることを特徴とする。
【0009】
【作用】図1は本発明の原理構成図を示す。本発明は図
1に示すように、N個の第1のスイッチ10、m2個の
第2のスイッチ20及びN個の第3のスイッチ30とか
らなり、全体としてN入力N出力の接続網を構成してい
る。第1のスイッチ10はそれぞれ1入力m出力であ
り、第2のスイッチ20はN/m入力N/m出力であ
り、第3のスイッチ30はm入力1出力である。
【0010】図1において、i番目(i=1,
2,...,N)の第1のスイッチ10のj番目(j=
1,2,...,m)の出力は、{(j−1)m+1+
Mod(N/m,i−1)}番目(ただし、Mod
(x,y)はy/xの商の整数部分を示す:以下同じ)
の第2のスイッチ20の{i−(N/m)Mod(N/
m,i−1)}番目の入力に接続され、かつ、p番目
(p=1,2,...,m2)の第2のスイッチ20の
q番目(q=1,2,...,N/m)の出力が、{q
+(N/m)Mod(m,p−1)}番目の第3のスイ
ッチ30の{p−mMod(m,p−1)}番目の入力
に接続されている。
【0011】これにより、入力データにlog2Nビッ
トのアドレス信号を付加して第1のスイッチ10に入力
すると、第1のスイッチがアドレス信号のうちのlog
2mビットから第1のスイッチのm出力の何番目の出力
と入力とを直結するかを判定し、第2のスイッチがアド
レス信号の残りのビットにより第2のスイッチの何番目
の出力を入力と直結するかを判定し、更に第3のスイッ
チが第2のスイッチからの入力を出力に直結することに
より、N個の入力ポートのうちの任意の入力ポートより
第1のスイッチ10に入力された上記のアドレス信号が
付加されたデータはそのアドレス信号により指定された
出力ポートへ第2及び第3のスイッチ30をそれぞれ経
由して出力される。
【0012】本発明の接続網はクロスバスイッチ(本明
細書において、「クロスバスイッチ」は入力端子数と出
力端子数とが同一の、かつ、判断機能を有する、電子的
あるいは光学的スイッチングを行うスイッチ回路をい
う)と同じ機能を有し、しかも第1、第2及び第3のス
イッチ10、20及び30という3種類のスイッチによ
って接続網を構成しているため、クロスバスイッチより
も小さいスイッチ構成により大きな接続網を構成でき
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
2は本発明の一実施例の構成図を示す。本実施例の接続
網は、前記N=8、m=2の例で、それぞれ1入力2出
力の全部で8個の第1のスイッチ11〜18と、それぞ
れ4入力4出力の全部で4個の第2のスイッチ21〜2
4と、それぞれ2入力1出力の全部で8個の第3のスイ
ッチ31〜38とからなり、全体として8入力8出力の
接続網を構成している。
【0014】また、同図中、実線はデータ信号伝送用信
号線、点線は制御信号伝送用信号線を示す。通常、デー
タ信号は図中、第1のスイッチ11〜18側から第3の
スイッチ31〜38方向へ伝送され、制御信号は第3の
スイッチ31〜38側から第1のスイッチ11〜18方
向へ伝送される。
【0015】第1のスイッチ11〜18はそれぞれの入
力側に1対1に対応して接続されている図示しないプロ
セッサからデータa1〜a8が入力されると共に、入出
力端子間を接続するルーチング機能の他に、そのデータ
に付加されているアドレスを識別するコンパレータを有
している。
【0016】第2のスイッチ21〜24は、入力端子数
と出力端子数が同一のクロスバスイッチで、入出力端子
間を接続するルーチング機能の他に、入力データに付加
されているアドレスを識別するコンパレータを有してい
る。
【0017】更に、第3のスイッチ31〜38はそれぞ
れの出力側に1対1に対応して接続されている図示しな
いプロセッサへデータb1〜b8を出力する構成で、ま
た、入出力端子間を接続するルーチング機能の他に、自
己の出力ポートの使用/未使用を監視する機能、及び制
御信号としての送信許可信号を生成して送信する機能を
少なくとも有する。
【0018】第1のスイッチ11〜18のうち、1番目
から4番目(i=1〜4)のスイッチ11〜14の1番
目(j=1)の出力は、前記Mod(N/m,i−1)
が「0」であり、 (j−1)m+1+Mod(N/m,i−1)=1 (1) i−(N/m)Mod(N/m,i−1)=i (2) となるから、1番目の第2のスイッチ21のそれぞれ1
番目から4番目の入力に接続され、2番目(j=2)の
出力は、 (j−1)m+1+Mod(N/m,i−1)=3 (3) i−(N/m)Mod(N/m,i−1)=i (4) となるから、3番目の第2のスイッチ23のそれぞれ1
番目から4番目の入力に接続される。
【0019】同様にして、第1のスイッチ11〜18の
うち、5番目から8番目(i=5〜8)のスイッチ15
〜18の1番目(j=1)の出力は、前記Mod(N/
m,i−1)が「1」であるから、2番目の第2のスイ
ッチ22のそれぞれ1番目から4番目の入力に接続さ
れ、2番目(j=2)の出力は、4番目の第2のスイッ
チ24のそれぞれ1番目から4番目の入力に接続され
る。
【0020】また、第2のスイッチ21〜24のうち、
1番目と2番目(p=1,2)のスイッチ21、22の
q番目(q=1〜4)の出力は、前記Mod(m,p−
1)が「0」であり、 {q+(N/m)Mod(m,p−1)}=q (5) {p−mMod(m,p−1)}=p (6) となるから、1番目から4番目(q=1〜4)の第3の
スイッチ31〜34のそれぞれ1番目の入力と2番目
(p=1,2)の入力に接続される。
【0021】同様にして、3番目と4番目(p=3,
4)の第2のスイッチ23と24のq番目(q=1〜
4)の出力は、前記Mod(m,p−1)が「1」であ
るから、5番目から8番目の第3のスイッチ35〜38
のそれぞれ1番目の入力と2番目の入力に接続される。
【0022】第1のスイッチ11〜18と第2のスイッ
チ21〜24とは、前記したようにそれぞれコンパレー
タを有しており、入力信号中のlog2Nビット(ここ
ではN=8であるから、3ビット)のアドレス信号のう
ち、第1のスイッチ11〜18のコンパレータはMSB
を、第2のスイッチ21〜24のコンパレータは残りの
2ビットを判別して、8個の第3のスイッチ31〜38
のいずれかに転送する。
【0023】ここでは、上記の3ビットのアドレス信号
の値は一例として、図3に示すように、「000」のと
きには1番目の第3のスイッチ31、「001」のとき
には2番目の第3のスイッチ32、「010」のときに
は3番目の第3のスイッチ33、...、「111」の
ときには第8番目の第3のスイッチ38というように定
められている。
【0024】次に、本実施例の動作について説明する。
図2の第1のスイッチ11〜18の入力側に設けられて
いる8台のプロセッサのうち、任意のプロセッサがデー
タを送信しようとする送信先のプロセッサに対応して設
けられている第3のスイッチを指定する3ビットのアド
レス信号が付加されたデータ送信要求を送出する。
【0025】すると、第1のスイッチ11〜18及び第
2のスイッチ21〜24のうち、このデータ送信要求が
入力されたスイッチの各コンパレータにより、第3のス
イッチ31〜38のうちデータ送信要求中のアドレス信
号により指定された一の第3のスイッチにデータ送信要
求を供給する。このデータ送信要求が入力された第3の
スイッチは、自分の出力ポートが使用されているかどう
かを見て、使用されていないときには送信許可信号を発
生して、データ送信要求を入力した第2のスイッチへ返
送する。
【0026】この送信許可信号は、上記の第2のスイッ
チ及び第1のスイッチをそれぞれ経由して、データ送信
要求を送信した送信元のプロセッサへ供給される。これ
により、第1乃至第3のスイッチによる接続が完了し、
以後プロセッサからデータがその接続ルートを介して送
信され、更に第3のスイッチから送信先のプロセッサへ
送信される。データが終了するとデータ終了信号が送信
先のプロセッサから出力され、送信元のプロセッサへ送
信される。
【0027】次に、上記の本実施例の動作について、図
4乃至図8のフローチャートを併せ参照して更に詳細に
説明する。
【0028】まず、図2の第1のスイッチ11〜18の
入力側に設けられている8台のプロセッサは、図4に示
すフローチャートに従い、送信先のプロセッサを示す3
ビットのアドレス信号を付加したデータ送信要求を、任
意のタイミングで対応して設けられた第1のスイッチに
送信し(ステップ101)、その後送信許可信号が第1
のスイッチより入力されるかどうか監視する(ステップ
102)。そして、送信許可信号が入力されてから送信
データの送信を開始する(ステップ103)。
【0029】次に、第1のスイッチ11〜18の処理動
作について図5のフローチャートと共に説明する。第1
のスイッチ11〜18は対応して設けられているプロセ
ッサよりの前記データ送信要求を受信したがどうか常時
監視しており(ステップ201)、データ送信要求を受
信した場合には、データ送信要求中の3ビットアドレス
信号をラッチし(ステップ202)、そのうちの先頭の
log2mビット(ここでは、m=2だからMSBの1
ビット)をそのコンパレータにより解読して出力先を決
定する(ステップ203)。
【0030】すなわち、ステップ203において、第1
のスイッチ11〜18はアドレス信号のMSBの値が
「0」のときには2つある出力端のうち1番目、すなわ
ち図2の上側の出力端を出力先として決定して入力デー
タ送信要求及びアドレス信号を出力し、MSBの値が
「1」のときには2つある出力端のうち2番目、すなわ
ち図2の下側の出力端を出力先として決定して入力デー
タ送信要求及びアドレス信号を出力する(ステップ20
4、205)。その後、第1のスイッチ11〜18は、
送信許可信号が受信されるかどうかを監視する(ステッ
プ206)。ステップ207以降の動作は後述する。
【0031】第2のスイッチ21〜24は、図6のフロ
ーチャートに従い処理動作を行う。第2のスイッチ(2
段目スイッチ)21〜24は、上記のデータ送信要求が
第1のスイッチ11〜18のうちのいずれかより入力さ
れて受信したかどうかを監視しており(ステップ30
1)、データ送信要求を受信した場合は続いて第1のス
イッチより入力されるアドレス信号を受信してラッチし
(ステップ302)、アドレス信号のMSBを除く残り
の2ビットの値をコンパレータにより解読して出力先を
決定する(ステップ303)。
【0032】この出力先の決定は、第2のスイッチ21
〜24の4つの出力端のうち、アドレス信号のMSBを
除く残りの2ビットの値が「00」のときには1番目の
出力端を出力先とし、「01」のときには2番目の出力
端を出力先とし、「10」のときには3番目の出力端を
出力先とし、「11」のときには4番目の出力端を出力
先として決定する。この出力先の決定後に、第2のスイ
ッチ21〜24は受信したデータ送信要求を第3のスイ
ッチ(3段目のスイッチ)31〜38のうち、出力先の
第3のスイッチへ送信する(ステップ304)。
【0033】従って、例えば、第2のスイッチ21及び
22がそのコンパレータによりアドレス信号のMSBを
除く残りの2ビットの値が「00」であると検出したと
きには、1番目の出力端を出力先として決定して第3の
スイッチ31へデータ送信要求を送信し、「01」であ
ると検出したときには2番目の出力端を出力先として決
定して第3のスイッチ32へデータ送信要求を送信し、
「10」であると検出したときには、3番目の出力端を
出力先として決定して第3のスイッチ33へデータ送信
要求を送信し、「11」であると検出したときには4番
目の出力端を出力先として決定して第3のスイッチ34
へデータ送信要求を送信する。
【0034】同様に、第2のスイッチ23及び24がそ
のコンパレータによりアドレス信号のMSBを除く残り
の2ビットの値を検出して、その検出値に応じて第3の
スイッチ35〜38のいずれかにデータ送信要求を送信
する。その後、第2のスイッチ21〜24は送信許可信
号が受信されたかどうかを監視する(ステップ30
5)。
【0035】第3のスイッチ31〜38は図7に示すフ
ローチャートに従った動作を行っており、第2のスイッ
チ21〜24より上記のデータ送信要求を受信すると
(ステップ401)、自己の出力ポートが未使用である
かどうかをチェックし(ステップ402)、未使用であ
ると検出したときにのみ対応して設けられた出力先のプ
ロセッサにデータ送信要求を送信する(ステップ40
3)。
【0036】続いて、第3のスイッチ31〜38のうち
データ送信要求を受信した第3のスイッチは、送信許可
信号を生成して第2のスイッチ21〜24のうちデータ
送信要求を送信してきた第2のスイッチに対して送信し
た後(ステップ404)、その第3のスイッチの入力と
出力とを直結する(ステップ405)。
【0037】第2のスイッチ21〜24は、第3のスイ
ッチ31〜38から上記の送信許可信号を受信すると
(図6のステップ305)、その第2のスイッチの入力
と出力とを直結した後(同、ステップ306)、データ
終了信号が受信されたかどうかの監視を開始する(同、
ステップ307)。上記の入力と出力の直結により送信
許可信号が第1のスイッチ11〜18のうち対応して接
続されている第1のスイッチに供給される。
【0038】第1のスイッチ11〜18は、上記の送信
許可信号を受信すると(図5のステップ206)、第1
のスイッチの入力と出力とを直結し(同、ステップ20
7)、データ終了信号が受信されたかどうかの監視を開
始する(同、ステップ208)。上記の入力と出力の直
結により送信許可信号が対応して設けられている送信元
のプロセッサに出力される。
【0039】送信元のプロセッサは、この送信許可信号
を受信すると(図4のステップ102)、それ以降送信
しようとするデータの送信を開始する(同、ステップ1
03)。この送信データは、ステップ207、306及
び405での第1乃至第3のスイッチによる入力と出力
の直結動作による非閉塞ルーティング経路に沿って送信
先のプロセッサへ伝送される。
【0040】例えば、第1のスイッチ13に接続された
プロセッサが送信元、第3のスイッチ36に接続された
プロセッサが送信先であるものとすると、アドレス信号
「101」を有するデータ送信要求送信により、第1の
スイッチ13の入力と2番目の出力の直結、第2のスイ
ッチ23の3番目の入力と2番目の出力の直結及び第3
のスイッチ36の1番目の入力と出力の直結が行われる
結果、送信データは第1のスイッチ13、第2のスイッ
チ23及び第3のスイッチ36を経由して目的の送信先
プロセッサへ高速に伝送される。他の場合も同様であ
る。
【0041】図2では図示を省略してある出力側、すな
わち送信先のプロセッサは、図8に示すフローチャート
に従い、まず前記データ送信要求を受信したことを検出
すると(ステップ501)、その後に入力されるデータ
を送信元からのデータとして順次取り込み、そのデータ
内容あるいは所定の識別子あるいはデータの入力途絶時
間が一定時間経過したことなど所定の方法でデータ終了
を判断し(ステップ502)、データ終了と判断したと
きにはデータ終了信号を生成して対応する第3のスイッ
チへ出力する(ステップ503)。
【0042】第3のスイッチ31〜38のうち送信先プ
ロセッサに接続されている第3のスイッチは、このデー
タ終了信号の受信を検出すると(図7のステップ40
6)、接続されている2段目のスイッチ(第2のスイッ
チ)にデータ終了信号を転送する(同、ステップ40
7)。第2のスイッチ21〜24のうち、このデータ終
了信号が転送される第2のスイッチは、このデータ終了
信号の受信を検出すると(図6のステップ307)、1
段目のスイッチ(第1のスイッチ)にデータ終了信号を
転送する(同、ステップ308)。
【0043】第1のスイッチ11〜18のうち、このデ
ータ終了信号が転送される第1のスイッチは、このデー
タ終了信号の受信を検出すると(図5のステップ20
8)、その入力端にデータ終了信号を転送し(同、ステ
ップ209)、これが送信元のプロセッサへ出力され
る。
【0044】このように、本実施例によれば、第1のス
イッチ11〜18、第2のスイッチ21〜24及び第3
のスイッチ31〜38の3種類のスイッチにより接続網
を構成することにより、大規模な非閉塞ルーティング網
を実現することができる。
【0045】以上は8入力8出力の接続網についての例
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、前
記Nは2のべき乗、mは2以上で、N/m以下の2のべ
き乗の値をとることで、大規模な非閉塞ルーティング網
を実現することができる。例えば、ハードウェアの点か
ら16入力16出力のクロスバスイッチが限界であった
場合、これと同じハードウェア量で1入力256出力の
スイッチを構成できるから、4096(=256×1
6)入力4096出力の接続網を構築することができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クロスバスイッチと同じ機能を有し、しかも第1乃至第
3のスイッチという3種類のスイッチによって接続網を
構成することにより、クロスバスイッチよりも小さいス
イッチ構成によりセルフルーティングで非閉塞な大規模
接続網を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例におけるアドレス設定の説明
図である。
【図4】図2の入力側プロセッサの処理動作説明用フロ
ーチャートである。
【図5】図2の第1のスイッチの処理動作説明用フロー
チャートである。
【図6】図2の第2のスイッチの処理動作説明用フロー
チャートである。
【図7】図2の第3のスイッチの処理動作説明用フロー
チャートである。
【図8】図2の出力側プロセッサの処理動作説明用フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10、11〜18 第1のスイッチ 20、21〜28 第2のスイッチ 30、31〜38 第3のスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の入力ポートとN個の出力ポートと
    を接続する接続網において、 前記入力ポートの中の任意のポートを、1入力m出力
    (ただし、m<N)の第1のスイッチと、N/m入力N
    /m出力の第2のスイッチと、m入力1出力の第3のス
    イッチとをそれぞれ順次に経由して任意の前記出力ポー
    トに接続することを特徴とする接続網。
  2. 【請求項2】 前記Nは2のべき乗、mは2以上でN/
    m以下の2のべき乗であることを特徴とする請求項1記
    載の接続網。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチは、前記N個の入力
    ポートに入力端が1対1に対応して接続された全部でN
    個の並列に配置されたスイッチであり、前記第2のスイ
    ッチは、前記第1のスイッチの出力信号を入力信号とし
    て受ける全部でm2個の並列に配置されたスイッチであ
    り、前記第3のスイッチは、前記第2のスイッチの出力
    信号を入力信号として受ける全部でN個の並列に配置さ
    れたスイッチであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の接続網。
  4. 【請求項4】 i番目(i=1,2,...,N)の前
    記第1のスイッチのj番目(j=1,2,...,m)
    の出力は、{(j−1)m+1+Mod(N/m,i−
    1)}番目(ただし、Mod(x,y)はy/xの商の
    整数部分を示す:以下同じ)の前記第2のスイッチの
    {i−(N/m)Mod(N/m,i−1)}番目の入
    力に接続され、かつ、p番目(p=1,2,...,m
    2)の前記第2のスイッチのq番目(q=1,
    2,...,N/m)の出力が、{q+(N/m)Mo
    d(m,p−1)}番目の前記第3のスイッチの{p−
    mMod(m,p−1)}番目の入力に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記
    載の接続網。
  5. 【請求項5】 前記入力ポートより前記第1のスイッチ
    に入力されるデータは、出力されるべき出力ポートに対
    応した前記第3のスイッチ位置を指示するlog2Nビ
    ットのアドレス信号が付加されており、該アドレス信号
    のlog2mビットにより該第1のスイッチのm個の出
    力のうちの何番目の出力かを指定し、該アドレス信号の
    残りのビットにより前記第2のスイッチのN/m個の出
    力のうちの何番目の出力かを指定することを特徴とする
    請求項4記載の接続網。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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