JPH0542860B2 - - Google Patents

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JPH0542860B2
JPH0542860B2 JP18762784A JP18762784A JPH0542860B2 JP H0542860 B2 JPH0542860 B2 JP H0542860B2 JP 18762784 A JP18762784 A JP 18762784A JP 18762784 A JP18762784 A JP 18762784A JP H0542860 B2 JPH0542860 B2 JP H0542860B2
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JP18762784A
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Shoichiro Nakai
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パケツト交換網内の端末が同一内容
のパケツトを同時に複数の端末宛に送信する、い
わゆる同報通信制御方法に関する。
(従来技術の問題点) パケツト交換網においては、端末Aから端末B
への通信のように発着信端末の組み合わせが、
1:1である個別通信の他、端末Xから端末Y,
Z,Wへの通信のようにある端末が同一内容のパ
ケツトを同時に複数の宛先に送信する同報通信が
行われることがある。このような同報通信時に
は、発信端末は、複数の着信端末をパケツト交換
網内で群別するためのアドレスが必要となる。ま
た、パケツト交換網では当然のことながら通信の
形態によらずパケツトに付加されるアドレスの単
一性は保証されなければならない。このアドレス
の単一性を保証するために、アドレスを一元的に
管理するアドレス管理ステーシヨンをパケツト交
換網内に設置し、同報通信時においても、同報通
信を開始する端末がその通信の開始に先立ち、同
アドレス管理ステーシヨンに前記複数の着信端末
を群別するための同報通信アドレスの使用を問い
合せる方法も考えられるが、この方法によれば、
同報通信のための呼接続時間の増大、同アドレス
管理ステーシヨンへの通信の集中化などの問題が
必然的に発生する。
(発明の目的) 本発明の目的は、パケツト交換網における各端
末が同報通信を行う場合に、発信端末が複数の着
信端末を群別するための同報通信アドレスの指定
を、この同報通信に関係する各端末において自律
的に行うことができるパケツト交換網における同
報通信制御方法を与えることにある。
(発明の構成) 本発明によれば、複数の端末が収容されたパケ
ツト交換網における同報通信制御方法であつて、
前記複数の端末各々に対して互いに異なるNビツ
トの端末アドレスを与え、パケツトの着信アドレ
スは、個別通信か同報通信かを示すMビツトのア
ドレス予約フイールドとNビツトの端末アドレス
フイールドから構成され、個別通信アドレスとし
てアドレス予約フイールドに個別通信を示すMビ
ツトの第1のパターンおよび端末アドレスフイー
ルドに着信端末のNビツトの端末アドレスを設定
し、同報通信アドレスとして、アドレス予約フイ
ールドに同報通信を示すMビツトの前記第1のパ
ターンとは異なる第2のパターンおよび端末アド
レスフイールドに発信端末のNビツトの端末アド
レスを設定するとともに、同報通信に際しては発
信端末は同報通信の開始に先立ち、個別通信アド
レスを着信アドレスとするパケツトにより複数の
着信端末に対し個別に、かかる同報通信に用いる
同報通信アドレスを通知し、通知終了後前記同報
通信アドレスを着信アドレスとするパケツトを用
いて同報通信を行うことによるパケツト交換網に
おける同報通信制御方法が得られる。
(発明の原理) 第1図は、本発明の適用の対象であるループ状
の伝送路によりステーシヨンが相互に接続された
パケツト交換網の構成を示す図である。第1図に
おいて、1,2,3,4,5,6は端末を示し、
S1,S2,S3,S4,S5,S6は前記各端
末を収容するステーシヨンを示す。前記各ステー
シヨンは、伝送路9により第1図のようにループ
状に接続され、前記各端末は自己を収容している
ステーシヨンを介してパケツトの送受信を行う。
以下にこのループネツトワークを適用例として本
発明について図面を参照して詳細に説明する。
前記ループネツトワークにおいては、第2図に
示すフレーム構成を持つパケツトが伝送路9上を
流れる。パケツトは同図に示されるように、開始
ブロツクS、パケツトの着信アドレスDA、発信
アドレスSA、メツセージINFO、終了ブロツク
Eからなる。
本発明においては、前記各端末には互いに異な
る端末アドレスが与えられる。例えば、第3図に
示すように前記ループネツトワーク内の前記各端
末には、6ビツトの端末アドレスが与えられ、端
末5には000101(6桁の2進数)が、また端末2
には000010(6桁の2進数)が与えられる。なお、
前記端末アドレスフイールドはループネツトワー
ク内の全端末を表わすために必要なビツト数を有
し、第3図のように端末アドレスのビツト長が6
ビツトの場合、前記ループネツトワーク内に収容
することができる端末は最大64台である。また、
前記パケツトの着信アドレスDAには第4図に示
すように、同パケツトが個別通信のためのパケツ
トか同報通信のためのパケツトかを示すためのア
ドレス予約フイールドと端末アドレスフイールト
とを有する。第4図においては前記アドレス予約
フイールドを2ビツトとし、着信アドレスDAの
ビツト長は6ビツトの端末アドレスフイールドと
合せ、8ビツトである。前記各端末が送信を行う
場合は次のようにパケツトの着信アドレスDAの
設定を行う。すなわち、第4図における前記アド
レス予約フイールドの2ビツトのパターンに対し
て、例えば第5図に示すように00(2桁の2進数)
を個別通信を示すパターンとし、01,10,11(2
桁の2進数)を各々同報通信を示す第1のパター
ン、第2のパターン、第3のパターンと決め、前
記各端末が個別通信を行う場合においては、この
発信端末は前記アドレス予約フイールドに前記個
別通信を示すパターン00(2桁の2進数)を与え、
前記端末アドレスフイールドには着信端末の端末
アドレスを設定した個別通信アドレスをパケツト
の着信アドレスDAに指定し、同パケツトを伝送
路9に送出する。例えば端末1が端末5に個別通
信を行う場合、端末1は個別通信アドレス
00000101(8桁の2進数)をパケツトの着信アド
レスDAに指定する。
また、前記各端末が同報通信を行う場合におい
ては、この発信端末は前記アドレス予約フイール
ドに前記同報通信を示す、01,10,11(2桁の2
進数)のいずれかのパターンを与え、前記端末ア
ドレスフイールドには前記発信端末自身の端末ア
ドレスを設定した同報通信アドレスをパケツトの
着信アドレスDAに設定し、同パケツトを伝送路
9に送出する。例えば端末2が端末1および端末
3に同報通信を行う場合、端末2は同報通信アド
レス01000010(8桁の2進数)をパケツトの着信
アドレスDAに指定する。すなわち、各端末は同
報通信アドレスの指定を自己の端末アドレスを基
に行うことができるため、アドレスの単一性を保
証することができる。
さらに本発明において、同報通信を行う発信端
末において前記アドレス予約フイールドにより得
られる同報通信を示すパターンのすべてを使用し
ている場合は、着信端末の同報通信アドレスを使
用する。
(実施例) 第6図は前記ループネツトワークの前記ステー
シヨンS1,S2,S3,S4,S5,S6の構成と前記各
ステーシヨンが収容している端末の接触関係を示
す図である。各ステーシヨン11内には、送信と
受信の切り替えを行うスイツチ部21と前記スイ
ツチ部21を制御するアクセス制御部22と伝送
路9を通過するパケツトのアドレス部を検出し自
ステーシヨンが受信すべきパケツトを識別する機
能を有する受信パケツト識別部23と、受信した
パケツトを一時記憶しこのパケツトを端末30に
転送する機能を有する受信制御部24と、端末3
0からの送信要求に従い送信すべきパケツトを一
時記憶し伝送路9に送出する機能を有する送信制
御部25と、端末30からの要求に従い同報通信
時において使用可能な同報通信を示すパターンを
端末に通知する機能を有する同報通信アドレス管
理部26を具備する。端末30は前記受信制御部
24からの受信パケツトを受信バス30−1を介
して受け取り、送信バス30−2を介して前記送
信制御部25に送信パケツトを受け渡す。
前記ステーシヨンの非送信時においては、前記
スイツチ部21のスイツチは伝送路9側に接続さ
れ、伝送路9を流れるパケツトはループ下流に転
送されるとともに前記受信パケツト識別部23お
よび前記アクセス制御部22に入力される。前記
受信制御部24は、自ステーシヨン宛のパケツト
の通過を検出すると、すなわち前記受信パケツト
識別部23の受信指示出力23−1のアクテイブ
状態を検出するとパケツトの受信を行う。一方、
前記アクセス制御部22は、前記送信制御部25
からの送信要求を検出した時、すなわち送信要求
出力25−1がアクテイブ状態である時に、送信
権の獲得制御を開始し送信権を捕捉した後、前記
スイツチ部21のスイツチを前記送信制御部25
側に接続し送信を行う。前記同報通信アドレス管
理部26には,同報通信を示すパターンを設定す
るための第1のレジスタ51および第2のレジス
タ52および第3のレジスタ53を具備し、端末
30からの同報通信アドレス要求出力30−4に
より、いずれかのレジスタに設定された同報通信
を示すパターンを出力26−1に出力する。な
お、同図においてはレジスタは3個しか具備して
いないため、各端末に与えられる同報通信を示す
パターンの数は3個に制限されるが、前記アドレ
ス予約フイールドのビツト長に応じて同報通信を
示すパターンの数が増えた場合には、レジスタの
数を増やすことにより、各端末に与えられる同報
通信を示すパターンの数を増やすことができる。
前記受信パケツト識別部23の構成を第7図に示
す。第7図の受信パケツト識別部23において、
伝送路9から入力されるパケツトからはアドレス
検出部69によりパケツトの着信アドレスDAが
検出され、同パケツトを受信するか否かは第1の
比較器64および第2の比較器65および第3の
比較器66において判定する。個別通信アドレス
レジスタ61にはあらかじめ各端末が受信すべき
個別通信アドレスが設定され、例えば端末5を収
容するステーシヨンS5においては、前記個別通
信アドレスレジスタ61には端末5宛の個別通信
アドレス00000101(8桁の2進数)が設定されて
いる。第1の同報通信アドレスレジスタ62およ
び第2の同報通信アドレスレジスタ63には、同
報通信の呼接続制御が行われたときに、端末30
からの出力30−3に示された受信すべき同報通
信アドレスの値がセレクタ68を介して、いずれ
か一方に設定される。なお、この呼接続制御に関
しては後述する。同図においては、同報通信アド
レスレジスタは2個しか具備していないので、各
端末が同時に受信できる同報通信の数は2つであ
るが、前記同報通信アドレスレジスタの数を増や
すことにより、同時に受信可能な同報通信の数を
増やすことができる。伝送路9から検出された前
記アドレス検出部69からの出力69−1のアド
レス、すなわち通過するパケツトの着信アドレス
DAと前記個別通信アドレスレジスタ61の内容
を比較する第1の比較器64は、着信アドレス
DAがステーシヨンに収容されている端末宛の個
別通信アドレスと一致した場合に、すなわち着信
アドレスDAのアドレス予約フイールドに個別通
信を示すパターンが設定され、さらに着信アドレ
スDAの端末アドレスフイールドが自ステーシヨ
ンに収容されている端末の端末アドレスと一致し
た場合に同部の出力64−1をアクテイブ状態に
する。また、第2の比較器65および第3の比較
器66は、前記アドレス検出部69からの出力6
9−1のアドレスと前記第1の同報通信アドレス
レジスタ62もしくは、前記第2の同報通信アド
レスレジスタ63に設定された受信すべき同報通
信アドレスを比較し、両アドレスが一致した場合
に同部の出力65−1もしくは66−1をアクテ
イブ状態にする。各比較器の出力64−1,64
−2,64−3はORゲート67によりその論理
和がとられ、ORゲート67の出力が前記受信パ
ケツト識別部23の受信指示出力23−1とな
る。一方、各端末は、自己の属するステーシヨン
内にある、第7図に示す前記受信パケツト識別部
23内の個別通信アドレスレジスタ61に自己の
端末宛の個別通信アドレスを設定しておき、前記
同報通信アドレス管理部26の第1のレジスタ5
1には、第5図に示す規則に従がい同報通信を示
す第1のパターン01(2桁の2進数)を設定して
おき、同様にして第2のレジスタ52および第3
のレジスタ53には各々同報通信を示す、第2第
3のパターン10,11(2桁の2進数)を設定して
おく。
次にこのようにして各端末に設定されたアドレ
スに基づき、端末間で通信を行う時のパケツトの
発信アドレスSAおよび着信アドレスDAの指定
方法の実施例について説明する。第8図は、前記
第1図に示すループネツトワーク内において行わ
れている通信の発信端末と着信端末を示す図であ
る。同図aは、端末1が端末5に個別通信を行つ
ていることを示す。このとき、端末1は第9図に
示すaのように、前記アドレス予約フイールドに
このパケツトが個別通信のためのパケツトである
ことを示す00(2桁の2進数)を設定し、さらに
前記端末アドレスフイールドに端末5の端末アド
レスである000101(6桁の2進数)を指定した個
別通信アドレス00000101(8桁の2進数)=“05”
(16進数)(なお、以後“ ”内の数は16進数を表
わすものとする)をパケツト着信アドレスDAに
設定し、また発信アドレスSAの端末アドレスフ
イールドに自己の端末アドレス000001(6桁の2
進数)を指定したパケツトをステーシヨンS1を
介して、伝送路9に送出する。(なお、発信アド
レスSAのビツト長も着信アドレスDAと同じ8
ビツトとするが、発信アドレスSAにおいては上
位2ビツトは冗長ビツトとし00の値が設定されて
いるものとする。もちろんこのような冗長ビツト
を設けないようにすることもできる。)端末5を
収容するステーシヨンS5は伝送路9を通過する
パケツトを常時監視し、同ステーシヨン内の前記
受信パケツト識別部23の個別通信アドレスを検
出する第1の比較器64において、前記端末1か
ら端末5宛のパケツトを識別するとともに同パケ
ツトを前記受信制御部24に受信し、さらに同パ
ケツトを端末5に転送する。次に、第8図のb,
c,d,eは本発明に従がい実施される同報通信
の具体例を示す。同図bは、端末2が端末1およ
び端末3に同報通信を行つていることを示し、同
様に同図c,d,eは端末2が端末3および端末
5に、もしくは端末4および端末6に、もしくは
端末1および端末5に同報通信を行つていること
を示す。端末2は、各同報通信に先立ち着信端末
を郡別するためのアドレス、すなわち同報通信ア
ドレスを決定し、さらに決定された同報通信アド
レスを用いて同報通信を行うことを着信端末に知
らせる必要がある。以上の同報通信のための呼接
続制御について、第6図に示す前記同報通信アド
レス管理部26および第7図に示す前記受信パケ
ツト識別部23を参照し説明する。
端末2は第8図bの同報通信の開始に先立ち、
自己の属するステーシヨンS2の第6図に示す前
記同報通信アドレス管理部26から、使用可能な
同報通信アドレスを示すパターンを取り出す。前
記同報通信アドレス管理部26には同報通信を示
すパターン01,10,11(2桁の2進数)の値が、
各々第1のレジスタ51および第2のレジスタ5
2および第3のレジスタに設定されているが、端
末2は同報通信アドレス要求出力30−4により
セレクタ53を介して、前記第1のレジスタ51
に設定されている同報通信を示す第1のパターン
01(2桁の2進数)を取り出す。端末2は、得ら
れた同報通信を示す第1のパターン01を着信アド
レスDAのアドレス予約フイールドに設定し、端
末アドレスフイールドに自己の端末アドレス
000010(6ビツトの2進数)を指定した01000010
(8ビツトの2進数)=“42”を同報通信アドレス
とする。さらに端末2は、端末1および端末3に
「これから前記同報通信アドレス“42”を用いて
同報通信を開始する」旨を通知するためのメツセ
ージINFOを、個別通信により送信する。
端末1および端末3は、以後端末2からの同報
通信が同報通信アドレス“42”を用いて行われる
ことを知ると、自己を収容するステーシヨンS1
もしくはS3内の第7図に示す前記受信パケツト
識別部23の前記第1の同報通信アドレスレジス
タ62に出力30−3によりセレクタ68を介し
て受信すべき同報通信アドレス“42”を設定す
る。従つて、ステーシヨンS1もしくはS3は伝
送路9上に着信アドレスDAに“42”を指定され
たパケツトが通過する時に、同ステーシヨン内の
前記受信パケツト識別部23の、同報通信アドレ
スを検出する第2の比較器65により同パケツト
を検出し、同パケツトを受信することができる。
端末2は、以上の呼接続制御の後、第9図bに示
すように、着信アドレスDAに“42”を発信アド
レスSAに“02”を指定したパケツトをステーシ
ヨンS2を介して伝送路9に送出し、端末1およ
び端末3に同報通信を行う。なお、端末1および
端末3は端末2からの同報通信の終呼指示を受け
ると前記受信パケツト識別部23の同報通信アド
レス“42”の検出機能を解除するために、前記第
1の同報通信アドレスレジスタ62をクリアする
が、端末2が前記終呼指示をしない限り、端末2
は端末1および端末3に対して前記呼接続制御を
再度行うことなく、端末1および端末3への同報
通信を開始することが可能である。第8図cの同
報通信においては、同様の手順に従がい、端末2
は同報通信アドレス要求出力30−4により、ス
テーシヨンS2内の前記同報通信アドレス管理部
26からセレクタ53を介して前記第2のレジス
タ52に設定されている同報通信を示す第2のパ
ターン10(2桁の2進数)を取り出し、先の例
と同様にして同報通信アドレス“82”を作成し、
端末3および端末5に対して同報通信アドレス
“82”を用いて同報通信を行うことを各端末宛の
個別通信により知らせる。この通知を受けた端末
3は自己の属するステーシヨンS3の前記受信パ
ケツト識別部23の同報通信アドレスレジスタ
に、同報通信アドレス“82”を設定するが、すで
に第1の同報通信アドレスレジスタ62は使用中
であるために、第2の同報通信アドレスレジスタ
63に同報通信アドレス“82”の設定を行う。ま
た端末5は、自己の属するステーシヨンS5内の
前記受信パケツト識別部23の第1の同報通信ア
ドレスレジスタ62に同報通信アドレス“82”を
設定する。以上の呼接続制御の後、端末2は第9
図cに示すように発着信アドレスを指定したパケ
ツトを伝送路9に送出し、端末3および端末5に
同報通信を行う。同様にして、第8図dに示す同
報通信を行う場合、端末2は前記同報通信アドレ
ス管理部26から同報通信を示す第3のパターン
を取り出し、同報通信アドレス“02”を作成し呼
接続制御を行つた後、第9図に示すように発着信
アドレスを指定したパケツトにより同報通信を行
う。以上の同報通信に加えて、第8図eに示す同
報通信を行う場合には、ステーシヨンS2の前記
同報通信アドレス管理部26では、同報通信アド
レスを示すアドレス予約フイールドはすべて他の
同報通信に使用しているため、端末2は自身では
同報通信アドレスを得ることができない。本発明
によれば、各端末が前記アドレス予約フイールド
をすべて使用している場合においては、同報通信
の着信端末から同報通信アドレスを借用するもの
とする。すなわち、端末2が第8図eに示す同報
通信を行う場合においては、着信端末である端末
1および端末5に対して個別に、同報通信アドレ
スの借用要求を行い、使用していない同報通信ア
ドレスを有する着信端末は発信端末である端末2
に前記使用していない同報通信アドレスを貸し出
せる旨を通知し、端末2がこれを借用する。この
時例えば、より大きな端末アドレスを持つ着信端
末から順番に同報通信アドレスの借用要求を行う
ものとし、この場合端末2が端末5に対して、使
用していない同報通信アドレスを問い合わせるた
めのメツセージINFOに個別通信アドレン“05”
を着信アドレスDAに指定したパケツトを送出す
ると、端末5はこのパケツトを受信した後に、同
報通信アドレスの問い合わせに対して、自己を収
容するステーシヨンS5内の前記同報通信アドレ
ス管理部26から同報通信を示す第1のパターン
01(2桁の2進数)を取り出し、前記アドレス予
約フイールドにこの同報通信を示す第1のパター
ン01(2桁の2進数)を設定し、前記端末アドレ
スフイールドに端末5の端末アドレス“05”を指
定した同報通信アドレス“45”を作成する。さら
に端末5は前記同報通信アドレス“45”の使用を
許可することを通知するためのメツセージINFO
の着信アドレスDAとして個別通信アドレス
“02”を付加した端末2宛のパケツトを送出する。
端末2はこのパケツトを受信した後に同報通信ア
ドレス“45”を使用することができる。このよう
にして、端末2は前記アドレス予約フイールドに
より表わされる同報通信を示すパターンのすべて
を使用している場合においても、着信端末から同
報通信アドレスを得ることができる。端末2は先
の三例と同様にして、端末1および端末5に対し
て同報通信アドレス“45”を用いて同報通信を行
うことを知らせ、端末1および端末5は自己を収
容するステーシヨンS1もしくはS5内の前記受
信パケツト識別部23の同報通信アドレスレジス
タに同報通信アドレス“45”を設定する。以上の
呼接続制御の後、端末2は第9図eに示すように
発着信アドレスを指定したパケツトを伝送路9に
送出し、端末1および端末5に同報通信を行う。
以上の実施例は各ステーシヨンが1台の端末を
収容する場合のものであるが、複数の端末を収容
する場合は、前記受信パケツト識別部23および
前記受信制御部24および前記同報通信アドレス
管理部26を、各端末対応に複数組具備すれば同
様にして本発明を実現できる。第10図は、1つ
のステーシヨン内に2台の端末を収容した場合の
ステーシヨン内部構成の一部を示す図である。同
図に示すように、前記受信制御部および受信パケ
ツト識別部および同報通信アドレス管理部を各端
末対応に具備し、第1の受信パケツト識別部23
は端末30宛のパケツトを受信するための第1の
受信制御部24に受信指示出力24−1を出力
し、第2の受信パケツト識別部23′は端末3
0′宛のパケツトの検出を行い、端末30′宛のパ
ケツトを受信するための第2の受信制御部24′
に受信指示出力23′−1を出力する。また、第
1の同報通信アドレス管理部26は、端末30か
らの同報通信アドレス要求出力30−4により、
同報通信を示すパターンを出力26−1に出力す
る。また、第2の同報通信アドレス管理部26′
は、端末30′からの同報通信アドレス要求出力
30′−4により、同報通信を示すパターンを出
力26′−1に出力する。以上のような構成に従
えば、各端末は先の説明と同様の手順に従がい、
同報通信アドレスの指定を各端末に接続された同
報通信アドレス管理部を介して行うことができ、
さらに着信端末に対する同報通信の呼接続制御お
よび自端末宛のパケツトの検出ならびに受信を各
端末に接続された受信パケツト識別部、受信制御
部において行うことができる。さらに、前記受信
パケツト識別部23および前記同報通信アドレス
管理部26は、第11図および第12図に示すよ
うにメモリを用いた構成にすることも可能であ
る。第11図aには、前記受信パケツト識別部2
3内の前記個別通信アドレスレジスタ61および
第1の同報通信アドレスレジスタ62および第2
の同報通信アドレスレジスタ63の機能と各比較
器の機能を果すためのアドレスデコードメモリ1
00を用いて、受信パケツト識別部を構成した形
態を示し、同図bにはアドレスデコードメモリ1
00の内容を示す。アドレスデコードメモリ10
0には、端末からの出力30−3により、収容さ
れている端末宛の個別通信アドレスに対応する番
地に1を書き込み、さらに同報通信のバケツトを
受信する場合には、受信すべき同報通信アドレス
に対応する番地に1を書き込む。しかる後に、前
記受信パケツト識別部23内のアドレス検出部6
9において伝送路9を通過するパケツトから検出
された着信アドレスDA69−1に対応する番地
を読み出し、その内容が1の場合に、受信指示出
力23−1を前記受信制御部24に出力する。同
図bは、端末2宛のパケツトの検出を行うアドレ
スデコードメモリ100の内容を示す図であり、
端末2宛の個別通信アドレスである“02”に対応
する、すなわち“02”番地に1が書かれ、さらに
同報通信アドレス“86”を着信アドレスとするパ
ケツトの受信をする場合には、これに対応する
“86”番地に1が書かれている。また、第12図
は前記同報通信アドレス管理部26の機能をメモ
リを用いたアドレス管理テーブルで実現する形態
を示す、すなわち、各端末には前記同報通信アド
レス管理部26の代わりに書き換え可能なメモリ
を接続し、同メモリ内に第12図に示すように同
報通信を示すパターンに対応した番地にこのパタ
ーンが使用中であるか否かを示すBUSYフラグ
を書き込んでおく。各端末は、同報通信の開始に
先立ち、BUSYフラグが0である番地をこのテ
ーブルの中から捜し、該当する番地に対応した同
報通信を示すパターンを獲得する。同図では、同
報通信を示す第1のパターン01(2桁の2進数)
および第2のパターン10(2桁の2進数)および
第3のパターン11(2桁の2進数)の内01,10が
使用中であることを示している。従つてこのよう
な内容のアドレス管理テーブルを持つ端末は、
BUSYフラグが0である同報通信を示す第3の
パターン11(2桁の2進数)が使用可能であるこ
とを知る。
また、前記アドレス予約フイールドのビツトパ
ターンに対して、個別通信を示すパターン、同報
通信を示すパターンを決める場合、第13図aに
示すようにアドレス予約フイールド内の1ビツト
を同報通信を示すための同報通信識別ビツトと
し、同図bに示すように前記同報通信識別ビツト
が1のときのパターンを同報通信を示すパターン
とすることも可能である。このとき、各端末は着
信アドレスDAの最上位ビツトだけを参照し同報
通信のためのパケツトの検出を行うことができ
る。
以上の説明は、本発明の適用対象としてループ
ネツトワークを用いたものであるが、本発明は伝
送媒体の形状をループに限らず、バス状の場合に
おいてもステーシヨンの内部構成を変更すること
により適用が可能である。さらに、各ステーシヨ
ン内に同報通信のパケツトを転送するためのルー
テイスグアルゴリズムを定義しておくことによ
り、本発明をパケツト交換網に適用することがで
きる。
(発明の効果) 以上の説明により明らかなように、本発明によ
ればあらかじめ各端末に与えられた端末アドレス
を基に、同報通信アドレスを発信端末において、
もしくは着信端末において指定することができる
ために、各端末に対しては前記端末アドレスを与
えるだけでよい。また各端末は同報通信の送信要
求に応じて、各端末自身が、もしくは着信端末が
自律的に同報通信アドレスを指定するので、呼接
続時間の短縮化や通信量を分散化できるなど得ら
れる効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はループネツトワークの構成を示す図、
第2図はパケツトのフレーム構成を示す図、第3
図は各端末の端末アドレスを示す図、第4図はパ
ケツトの着信アドレスを示す図、第5図はアドレ
ス予約フイールドの設定法を示す図、第6図はス
テーシヨン内の構成を示す図、第7図は受信パケ
ツト識別部の構成を示す図、第8図、第9図はル
ープネツトワーク内にて行なわれる通信の例を説
明するための図、第10図は1ステーシヨン内に
2台の端末を収容する場合の接続を示す図、第1
1図a,bは受信パケツト識別部の別の構成例を
示す図、第12図はアドレス管理テーブルを示す
図、第13図はアドレス予約フイールドにおいて
同報通信識別ビツトを設けた時のパターンを示す
図である。 図において、1,2,3,4,5,6は、端
末、S1,S2,S3,S4,S5,S6は、前
記各端末を収容するステーシヨン、9は伝送路、
11はステーシヨン、21はスイツチ部、22は
アクセス制御部、23は受信パケツト識別部、2
4は受信制御部、25は送信制御部、26は同報
通信アドレス管理部、51は第1のレジスタ、5
2は第2のレジスタ、53は第3のレジスタ、5
4はセクレタ、30は端末である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の端末が収容されたパケツト交換網にお
    ける同報通信制御方法であつて、前記複数の端末
    各々に対して互いに異なるNビツトの端末アドレ
    スを与え、パケツトの着信アドレスは、個別通信
    か同報通信かを示すMビツトのアドレス予約フイ
    ールドとNビツトの端末アドレスフイールドから
    構成され、個別通信アドレスとしてアドレス予約
    フイールドに個別通信を示すMビツトの第1のパ
    ターンおよび端末アドレスフイールドに着信端末
    のNビツトの端末アドレスを設定し、同報通信ア
    ドレスとして、アドレス予約フイールドに同報通
    信を示すMビツトの前記第1のパターンとは異な
    る第2のパターンおよび端末アドレスフイールド
    に発信端末Nビツトの端末アドレスを設定すると
    ともに、同報通信に際しては発信端末は同報通信
    の開始に先立ち、個別通信アドレスを着信アドレ
    スとするパケツトにより複数の着信端末に対し個
    別に前記同報通信アドレスを通知し、しかるのち
    に前記同報通信アドレスを着信アドレスとするパ
    ケツトを用いて同報通信を行うことを特徴とする
    パケツト交換網における同報通信制御方法。
JP59187627A 1984-09-07 1984-09-07 パケツト交換網における同報通信制御方法 Granted JPS6165645A (ja)

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