JP2825156B2 - パケット多重通信方式 - Google Patents

パケット多重通信方式

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JP2825156B2 JP1961388A JP1961388A JP2825156B2 JP 2825156 B2 JP2825156 B2 JP 2825156B2 JP 1961388 A JP1961388 A JP 1961388A JP 1961388 A JP1961388 A JP 1961388A JP 2825156 B2 JP2825156 B2 JP 2825156B2
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哲也 金田
郁男 鴇沢
利憲 坪井
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は効率の良いパケット多重通信方式に関するも
のである。
(従来の技術) 従来のパケット多重通信方式DDX−Pが実用化されて
いる。その場合、パケットの網内転送方式としては網内
で各パケットが独立して処理される方式、すなわちパケ
ットが中継される中継ノードにおいて、その時点での経
路選定アルゴリズムに従って各々のパケットを中継転送
して行く方式(データグラム方式)が用いられていた。
(発明が解決しようとする課題) このような方式では1つの呼びに属するパケット毎に
中継転送されるルートが異なる場合があり、到着ノード
においてパケットの順序逆転が発生し、その回復処理が
必要になるという欠点があった。また網内の方路の選択
にあたっては個々のパケットに明示された着局交換機に
付与された番号(NOC)により中継ノードにおけるルー
チィングテーブルを検索し、それにより出方路を選択す
る方式がとられていた。このような方式では、中継ノー
ドが認識するのは単に着局交換機番号であるために発交
換機毎に中継ルート分散を図る、または呼び毎にルート
分散を図ることは一般にはできないという欠点があっ
た。ここでその理由を従来のパケット網を示す第2図に
よって説明する。第2図において1はパケット発端末、
R,Sは発交換機、Tは着交換機、α,β,γ,δは中継
ノード装置である。すなわち第2図に示すように、中継
ノード装置α,β間のパケットが伝送路上でパケット多
重されている場合には、中継ノード装置βにおいて着交
換機Tに向かうパケットが発交換機Rから来たものか、
あるいは発交換機Sから来たものか、すなわちルート
かかを区別出来ないためである。ここで、中継ノード
装置α,β間の伝送路をパケット多重せずに各交換機R,
S用に固定容量のパスを時分割多重により割当てる方式
を用いた場合は、各々のパス容量が小さくなり、中継ノ
ード装置α,β間でパケット多重を行う場合に比べてパ
ケットの多重化に際して得られる大群化効果が小さくな
るという欠点がある。一方、中継ノード装置で発交換機
を識別しようとすれば、NOC以外に交換機間のバーチャ
ルな回線束(Virtual Path)を識別する識別子(VPI:Vi
rtual Path Identifier)を個々のパケットのヘッダに
付与する必要があり、ヘッダのオーバーヘッドが増大す
るという欠点を有していた。
(課題を解決するための手段) 本発明はこれらの欠点を除去するために、パケットの
網内転送方式として発呼時に、呼び毎にパケット交換機
間にあらかじめ設定されている半固定ルートのバーチャ
ルな回線束の中から1つを選定し、選択された固定のル
ートに従ってパケットを転送し、かつ交換機間の中継ノ
ードでは識別子(VPI)により受信パケットの出方路を
識別するようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例であり、1はパケット発端
末、2は発加入者交換機、3は中継ノード装置、4は着
加入者交換機、5は加入者伝送路、6は中継伝送路、7
は網終端装置、8は加入者交換機呼制御装置、9は中継
ノード制御装置、10はパケット着端末を示す。
また第3図は本発明の実施例で用いるパケットの構造
の一例を示す。11はヘッダ部であり、ヘッダ部はIC(Ca
ll Identifier)とVPI、およびCI,VPI以外のヘッダ部12
よりなり、この12にはサービスクラス表示、ヘッダ部に
対するエラー検出コード等が含まれており、また13は情
報部である。パケット長は固定長あるいは可変長のいず
れでもよい。
一例として、第1図において発交換機2と着交換機4
の間にバーチャルパスAおよびBの2つが存在する場合
を示す。呼び設定フェーズにおいて、交換機はバーチャ
ルパスの空き容量を認識し、空き容量がある場合にはパ
ケット発端末1からのパケットを所定のアルゴリズムに
従ってA,Bいずれかのバーチャルスに収容するかを決定
し、その情報を発交換機の呼び制御装置内のルーチィン
グテーブルに書き込む。
発交換機2の呼び制御装置内のルーチィングテーブル
の一例を表1に示す。呼びが設定されると、パケット発
端末1または網終端装置7で情報をパケット化し、個々
のパケットにCIを付与して網に送り出す。CIは端末毎に
付与された番号またはロジカルチャネル番号(LCN:Logi
cal Channel Number)である。発加入者交換機2は入力
パケットのCIを認識し、加入者交換機呼制御装置8内の
ルーチィングテーブルに従ってVPIを各パケットに書き
込む。
一方、各中継ノードにおいては、第3図に示されたヘ
ッダ中のVPIのみを識別し、バーチャルパス設定時に書
き込まれた中継ノード制御装置9内のルーチィングテー
ブル(表2に例示する)に従って出側のリンクを選択
し、すなわち中継ノードではノードでの呼びの接続毎の
呼び制御を行うことなくパケットを転送する。上に述べ
たことを実現するためのVPIの付与のやり方としては、 通過するノード内の装置に番号をあらかじめ与えて
おき、それをVPIとして表示する方法、 通過する中継ノード内の特定の中継ノード装置を結
ぶルートを示す識別子を与える方法、 等がある。上記のの方法の概略図を第4図に示す。
第4図は中継ノード内の特定の中継ノード装置を結ぶ
ルートを示す識別子設定の説明図であり、ノードλおよ
びノードμはそれぞれ2ユニットの中継ノード装置λ−
1,λ−2およびμ−1,μ−2で構成され、λ−1とμ−
1は伝送路14−Iで、λ−2とμ−2は伝送路14−IIで
結合されているものとする。ここで、ノードλのλ−1
およびノードμのμ−1の中継ノード装置を通過するパ
スに対するVPIをa,ノードλのλ−2およびノードμの
μ−2の中継ノード装置を通過するパスに対するVIPを
bと与える。このようにした場合、ノード装置λ−1に
接続された入力伝送路から到着するパケットのヘッダ中
のVPIの内容は、中継ノード制御装置9内のルーチィン
グテーブルを参照することにより識別され、VPIがaの
ものは伝送路14−I、VPIがbのものは伝送路14−IIへ
転送されることになる。
第5図には中継網をいくつかの階層に分けた通信網の
概念図を示す。ここで15は中継網、16は加入者アクセス
網、17はローカルエリアネットワークまたはホームネッ
トワーク、18は長距離中継網、19は地域中継網、20は長
距離中継網中継ノード、21は地域中継網中継ノード、22
は加入者交換ノードである。この例において、長距離中
継網18には、地域網19内の中継ノード21間を論理的にメ
ッシュに直通で結ぶ回線束(パス)が時分割多重または
波長分割多重により設定される。すなわち、これはパス
毎に伝送路の多重化フレーム中の時間位置が確定してい
る、あるいは伝送路上で異なる波長が割りふられている
ものであり、バーチャルパスでない単なるパスが設定さ
れているものである。一方、加入者交換ノード22間のバ
ーチャルパスを設定するに当たり、地域中継網19におい
ては、本発明で述べたパケット多重通信方式が用いられ
ている。この例のように中継網をいくつかの階層に分
け、その少なくとも1つの階層内における中継伝達方式
として本発明のパケット多重通信方式を用いることがで
きる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明で述べられた通信方式にお
いては、 呼び設定時に一定の経路設定アルゴリズムにより呼
び毎に一意の加入者交換機間のルートが割当てられる方
式(バーチャルサーキット)であるため、到着ノードに
おいて1つの呼びに属するパケット間でのパケットの順
序逆転が生じないという利点がある。
加入者交換機間にあらかじめ設定されている半固定
ルートのバーチャルな回線束(バーチャルパス)を識別
することを可能とする識別子(VPI)を発加入者交換機
で個々のパケットのヘッダ内に書き込み、各中継ノード
制御装置内のルーチィングテーブルに従って出側のリン
クを選択してパケットを転送していくために、中継ノー
ドでは呼びの接続の呼び制御が不要となり、呼び設定フ
ェーズにおける網内の処理量を非常に少なくすることが
可能となる利点がある。また、中継ノード間のリンクで
は、バーチャルパス同士は時分割多重伝送フレームを用
いて、フレーム内での時間位置が確定しているような時
分割多重を用いているのではなく、バーチャルパス内の
パケットが伝送路上でパケット多重されているために、
トータルの伝送容量に対する大群化効果が得られ、一定
の回線に対する所要伝送路容量がバーチャルパス同士を
時分割した場合に比べて少なくできるという利点があ
る。
また、発着信交換機間のバーチャルパスをあらかじめ
複数個定義しておくことにより、発交換機毎に中継ルー
トの分散を図り、または呼び毎にルート分散を図ること
が容易に実現できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパケット多重通信方式の一実施例を示
し、 第2図は従来のパケット網を示し、 第3図は本発明のパケット多重信方式で用いるパケット
の構造の一例を示し、 第4図は中継ノード内の特定の中継ノード装置を結ぶル
ートを示す識別子設定の説明図であり、 第5図は階層化された通信網の概念図を示している。 1……パケット発端末、2……発加入者交換機 3……中継ノード装置、4……着加入者交換機 5……加入者伝送路、6……中継伝送路 7……網終端装置 8……加入者交換機呼制御装置 9……中継ノード制御装置、10……パケット着端末 11……ヘッダ部 12……CI,VPI以外のヘッダ部 13……情報部、14……伝送路 15……中継網、16……加入者アクセス網 17……ローカルエリアネットワークあるいはホームネッ
トワーク 18……長距離中継網、19……地域中継網 20……長距離中継網中継ノード 21……地域中継網中継ノード 22……加入者交換ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴇沢 郁男 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 坪井 利憲 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 太田 聡 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−95502(JP,A) 特開 昭62−68343(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告 IN 87−84(87年12月24日)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発着信パケット交換機間の複数の中継ノー
    ドを介してパケットをパケット多重により転送するパケ
    ット多重通信方式において、 パケットの網内転送方法として、発呼時に1または複数
    の内から一意的に選択されたパケット交換機間にあらか
    じめ設定されている所定のルートに従ってパケットを転
    送し、 個々のパケットには、パケット発端末または網終端装置
    において呼び毎の識別を可能とする呼び識別子(CI)を
    ヘッダ内に付与すると共に、パケット端末を収容する発
    着交換機間の1つあるいは複数の中継ノードを介して、
    前記の交換機間に設定されている半固定ルートのバーチ
    ャルな回線束(VP)を識別することを可能とする識別子
    (VPI)を発交換機にてパケットのヘッダ内に付与し、
    途中の中継ノードにおいてはヘッダ内の識別子(VPI)
    のみを考慮し、中継ノードでの呼びの接続毎に呼び制御
    を行うことなく、あらかじめ中継ノードに具備されたパ
    ケットの入力と出力のそれぞれの識別子(VPI)と方路
    (リンク)情報をもったルーティングテーブルに示され
    ている入力識別子(VPI)と対比付けられた出方路識別
    情報に従ってパケットを所定の出方路に送出し、発着信
    交換機間に論理的にメッシュに張られたバーチャルパス
    を1つまたは複数の中継ノードを介して伝送路網に収容
    し、伝送路上でパケットを多重伝送することを特徴とす
    るパケット多重通信方式。
  2. 【請求項2】発着信交換機間を経由する1または複数の
    中継ノードを結ぶルート、あるいは経由する中継ノード
    内の特定の中継ノード装置を結ぶルートを示す識別子
    (VPI)をパケットに与えることを特徴とする請求項1
    記載のパケット多重通信方式。
  3. 【請求項3】中継網をいくつかの階層に分け、その少な
    くとも1つの階層内における中継伝送方式として請求項
    1記載のパケット多重通信方式または請求項2記載のパ
    ケット多重通信方式を用いることを特徴とするパケット
    多重通信方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196642A (ja) * 1985-02-26 1986-08-30 Fujitsu Ltd パケツトのアドレツシング方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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電子情報通信学会技術研究報告 IN87−84(87年12月24日)

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