JP2737215B2 - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JP2737215B2
JP2737215B2 JP5962089A JP5962089A JP2737215B2 JP 2737215 B2 JP2737215 B2 JP 2737215B2 JP 5962089 A JP5962089 A JP 5962089A JP 5962089 A JP5962089 A JP 5962089A JP 2737215 B2 JP2737215 B2 JP 2737215B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 非同期通信網におけるデータ転送方式に関し、 呼の発生毎に各ノードのクロスコネクト・テーブルを
更新する必要をなくし、また、転送効率の低下をも最小
限に抑えることができ、また、各仮想パスの回線使用の
需要の変動に応じて柔軟に仮想パスの収容チャネル数の
設定を変更し得るようにすることを目的とし、 網内の各ノード間にそれぞれ所定数のチャネルを収容
する仮想パスを設定し、 前記各ノードは、呼の到着を受けて、該呼の宛先に基
づき、該呼を収容する仮想パスを決定し、該呼に対して
仮想チャネル識別子を割り当てて該仮想チャネル識別子
を含むセルを構成し、該決定した仮想パス上に送出し、
あるいは、前記セルを受けて該セル内の仮想チャネル識
別子に基づいて該セルを送出する仮想パスを認識し、該
仮想パス上に送出するデータ転送方式において、前記各
物理リンクにおいては、仮想パス毎に、連続した仮想チ
ャネル識別子の区画が割り当てられ、前記各ノードは、
接続する各物理リンクに収容する仮想チャネル識別子
の、各仮想パスに割り当てられた区画の設定情報と、対
応する仮想パス内の仮想チャネル識別子同士の対応関係
の設定情報とを有し、前記到着した呼に対しては、前記
決定した仮想パスに対応する区画の仮想チャネル識別子
を割り当て、あるいは、セルの到着に対しては、到着し
たセルの仮想チャネル識別子が属する区画を検出するこ
とにより仮想パスを認識し、前記仮想チャネル識別子同
士の対応関係の設定情報に基づき、前記セルの仮想チャ
ネル識別子を書き換えて出物理リンクの仮想パスに送出
するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、非同期通信網におけるデータ転送方式に関
する。
例えば、音声情報の伝送等においては、途中に無音区
画を含む場合が多く、同期転送モードによってフレーム
構成のデータのように特定のタイムスロットが常に割り
当られているような場合には伝送路の使用効率が低下す
る。
したがって、一般に、伝送すべき情報が連続的に発生
するとは限らないような端末(加入者)間を接続してな
る通信網においては、転送情報が発生した時点において
のみ、転送先の等の制御情報を含むヘッダと共にメッセ
ージを非同期に転送する非同期通信方式、例えば、セル
(パケット)通信方式が効率的である。
上記のようなセル通信網においては、発呼者からのメ
ッセージはセル(パケット)とよばれる単位で着呼者に
転送される。この転送のためには、まず、発呼者と着呼
者との間に通信経路(チャネル)を設定する必要があ
る。
このために、通信網のノード間に予め、第6図に示さ
れるような仮想パスと称する回線束を設定しておく方式
がある。
例えば、第6図には、回線設定ノードA,C,およびD
が、回線設定ノードBを介して互いに接続される様子が
示されているが、ノードAおよびBの間の回線(リンク
AB)は、それぞれが所定のチャネル数を収容する回線束
からなる仮想パスVP.EとVP.Fとを含んでいる。また、ノ
ードCおよびBの間の回線(リンクCB)は、それぞれが
所定のチャネル数を収容する回線束からなる仮想パスV
P.GとVP.Hとを含み、さらに、ノードDおよびBの間の
回線(リンクDB)は、それぞれが所定のチャネル数を収
容する回線束からなる仮想パスVP.IとVP.Jとを含んでい
る。
上記の各物理リンクの仮想パスのうち、VP.EおよびV
P.Iは、ノードAとDとの間の仮想パスを構成し、VP.F
およびVP.Hは、ノードAとCとの間の仮想パスを構成
し、そして、VP.GおよびVP.Jは、ノードCとDとの間の
仮想パスを構成し、予めそれぞれについて必要なチャネ
ル数を考慮した上で設定されている。
また、設定された通信経路上の各ノードが、該発呼者
から着呼者に転送されるべきメッセージを含むセルを該
通信経路の設定に従う仮想パスに送出するために、各セ
ルは、例えば、第7図に示すように、ヘッダ内に、呼を
ユニークに識別するための、あるいは、呼に応じて割当
られたチャネル(第6図の例では、これらは仮想チャネ
ルVC.nとして示されている)をユニークに識別するため
の識別子を含む(セルのフォーマットについては第7図
参照)。
この識別子としては、例えば、発呼者の電話番号等を
用いることもできるが、電話番号のような長大な情報を
各セルに含むことは伝送効率を著しく低下させることに
なるので、発呼者と着呼者との間に設定されたチャネル
に対応させ得る比較的短い(ビット数の少ない)識別子
を、該発呼者が接続する最初のノード(例えば、交換
局)にて割り当てる。そして、発呼者と着呼者との間の
通信経路上の各ノードは、セルのヘッダに含まれる、こ
の識別子によって、各々の呼について設定された仮想パ
スを選択する。こうして、各セルのメッセージは着呼者
に到達する。
ところで、上記のようなセル通信網のために従来提案
されていたデータ転送方式によれば、上記の通信経路上
の各ノードにおいて、呼の発生毎に、上記識別子をどの
仮想パスに送出させるかの設定を行なうことにより処理
が増大するという問題や、各パスを使用する呼の数の増
加に対応させるために上記識別子自体のためのビット数
を各仮想パス毎に多数とる必要が生じて伝送効率を低下
させる等の問題が有り、これらの問題を解決する技術が
要望されていた。
〔従来の技術、および発明が解決しようとする課題〕
前述のようなセル通信網における従来のデータ転送方
式の第1の例においては、各々の呼を収容する通信経路
上のノード(回線設定ノード)は、受け取った各セルの
出物理リンク側の仮想パスを認識するために、例えば、
第8図に示されるような、識別子と出物理リンク側の仮
想パスを対応させるクロスコネクト・テーブルを有して
いる。
第8図において、VCI(VC.1,VC.2,・・・等)は前記
仮想チャネル識別子を示し、VPI(VP.1,VP.2・・・等)
は前記仮想パスを示す。
上記仮想チャネル識別子VCIは、呼の到着順に割り当
てられており、呼の終了と共に割り当ては解放される。
しかしながら、呼が到着する毎に、上記仮想チャネル
識別子VCIの割り当てに対応して、該呼に対して設定さ
れた通信経路上のノード内のクロスコネクト・テーブル
は書換えられる必要がある。したがって、処理時間が増
大するという問題があった。
前述のようなセル通信網における従来のデータ転送方
式の第2の例においては、各セル内の仮想チャネル識別
子のフィールド内に、仮想パスを識別する仮想パス識別
子VPIのフィールドと、各仮想パス毎の仮想チャネル識
別子VCIのフィールドとを設け、また、各ノードにおい
ては、第9図に示すような仮想パス識別子VPI毎のクロ
スコネクト・テーブルを有し、セルが到着すると、先
ず、その仮想パス識別子VPIを見ることにより仮想パス
の認識(経路指定)を行なう。
ところで、一般に、各仮想パスに収容されるチャネル
数の最大数は、それぞれの需要に応じて異なるため、上
記の仮想パス識別子VPIとして必要なフィールドのビッ
ト数は、各仮想パス毎に異なる。しかしながら、この従
来の方式においては、各セル内の仮想チャネル識別子VC
Iのフィールドのビット数は固定されているため、全て
の仮想パスの仮想チャネル識別子VCIのフィールドのビ
ット数は、仮想パス識別子VPIとして必要なフィールド
のビット数が最も多い仮想パスのためのものに一致させ
られることになる。すなわち、全体として仮想チャネル
識別子VCIのフィールドに無駄な部分が多くなり、転送
効率が低下するという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑み、なされたもので、呼の
発生毎に各ノードのクロスコネクト・テーブルを更新す
る必要がなく、また、転送効率の低下をも最小限に抑え
ることができ、さらに、各仮想パスの回線使用の需要の
変動に応じて柔軟に仮想パスの収容チャネル数の設定を
変更し得るデータ転送方式を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明による仮想チャネル識別子の設定の1
例を示す図である。
第1図に示すように、本発明においては、各仮想パス
毎に、連続した仮想チャネル識別子VCIの区画が割り当
てられる。
各ノードは、また、接続する各物理リンクに収容する
仮想チャネル識別子VCIの、各仮想パスに割り当てられ
た区画の設定情報と、対応する仮想パス内の仮想チャネ
ル識別子VCI同士の対応関係の設定情報とを有する。
あるいは、上記対応する仮想パス内の仮想チャネル識
別子VCI同士の対応関係の設定情報の代わりに、受信側
の物理リンク(入物理リンク)における仮想パスと送信
側のリンク(出物理リンク)における仮想パスとの対応
関係の設定情報を有し、さらに、各仮想パスに対応する
区画内において仮想チャネル識別子VCIの順序付けを予
め定めておき、入物理リンクにおける仮想パスの仮想チ
ャネル識別子VCIと出物理リンクにおける仮想パスの仮
想チャネル識別子VCIとの、両物理リンクにおける順序
が等しい者同士を同じチャネルに対応させる。
例えば、各仮想パスに対応する区画内において入物理
リンクにおける仮想チャネル識別子VCIと、出物理リン
クにおける仮想チャネル識別子VCIとについて、それぞ
れ該区画内の基準となる位置の仮想チャネル識別子VCI
(例えば、区画の端の仮想チャネル識別子VCI)からの
オフセットが等しい者同士を対応させる。
〔作 用〕
呼が到着したノードは、その呼の宛先に基づいて、そ
の呼に対して設定されるチャネルを収容する仮想パスを
決定する。
そして、上記の呼に対して、上記の決定した仮想パス
に対して該リンクにおいて割り当てられた区画内の仮想
チャネル識別子VCIを割り当てる。
さらに、該仮想チャネル識別子VCIを含むセルを構成
して上記仮想パスに送出する。
上記セルを受けたノードは、該セル中の仮想チャネル
識別子VCIが属する区画を検出することにより仮想パス
を認識し、前記仮想パスの対応関係の設定情報に基づい
て、出物理リンクにおける仮想パスを認識することがで
きる。
ここで、対応する入物理リンクと出物理リンクの仮想
パスの間で、個々の仮想チャネル識別子VCIの対応関係
は、予め、個々の仮想チャネル識別子VCIについて設定
して有る場合は、その設定に基づいて、あるいは、前述
のように、それぞれの仮想パスに対応する仮想チャネル
識別子の区画内での順序関係の等しいものとしてもよ
い。
こうして、ノードは、出物理リンクの仮想チャネル識
別子VCIを認識し、受信したセル中の仮想チャネル識別
子VCIを該出物理リンクにおける仮想チャネル識別子VCI
に書き換えて、前記の認識した仮想パスに送出する。
何れにしても、本発明により、従来の第1の例のよう
に、呼の発生毎に、ノードにおけるクロスコネクト・テ
ーブルの設定を更新する必要もなく、また、従来の第2
の例のように、セル内のフィールドを無駄に使用して転
送効率を低下させることもなくなる。
さらに、回線需要の変動に応じて、上記の区画設定
を、物理リンクを共有する仮想パスの間で協議すること
により変更することもできる。
〔実施例〕
前述のようなセル通信網全体の運用を管理する網運用
管理システムは、予め、網内の各ノード間の回線需要に
応じて仮想パス(回線束)を設定する。この時、仮想パ
ス(回線束)の経路および容量と共に、その仮想パス
(回線束)に収容する回線(チャネル)数の上限を設定
する。そして、この上限値をもとに、物理リンクに収容
される各仮想パスに割り当てる仮想チャネル識別子VCI
の範囲(開始アドレスおよび終了アドレス)を決定す
る。
これをもとに、各ノードにおけるクロスコネクト・テ
ーブルを作成し、各ノードに配付する。
このようなクロスコネクト・テーブルの1例が第2図
に示されている。
クロスコネクト・テーブルは、メモリより構成され、
到着したセルのヘッダ内の仮想チャネル識別子VCIのフ
ィールドの内容、すなわち、入物理リンクの仮想チャネ
ル識別子VCIをアドレスとして、対応する出物理リンク
の仮想チャネル識別子VCIが読み出されるようになって
いる。
例えば、物理リンク1から仮想チャネル識別子VCI49
を割り当てられて到着したセルは、仮想チャネル識別子
VCIを249に書換えられて物理リンク0へ送出される。
第3〜5図は、前述の第6図のように仮想パスが設定
された物理リンクAB,物理リンクBC,および物理リンクBD
を接続するノードBにおける回線設定、すなわち、入物
理リンクと出物理リンクとの間における仮想パスと仮想
チャネル識別子の対応を示すものである。
第6図の構成において、回線設定ノードAに呼が到着
すると、その呼の最終宛先ノードをもとに、これを収容
する仮想パスを決定する。
仮想パスが決まると、この回線(呼)に仮想チャネル
識別子VCIを割り当てる。仮想チャネル識別子VCIは、同
一の仮想パスに収容する呼が到着する毎に、その仮想パ
スに割り当てられた仮想チャネル識別子VCIの区画の開
始アドレスから順に割り当てる。
例えば、第3図に示されるリンクABにおいて仮想パス
Eに収容される回線には、VC.Oで始まる整数が順に割り
当てられる。
以上のような呼設定処理において仮想チャネル識別子
VCIが決定されると、その回線(チャネル)によって運
ばれる全てのセルの仮想チャネル識別子フィールドに
は、この仮想チャネル識別子VCIが書かれる。
第3図は、第6図のリンクABとリンクBDとの間の仮想
パスおよび仮想チャネル識別子の対応の1例を示すもの
である。
ノードAからのセルが回線設定ノードBに到着する
と、ノードはセルの仮想チャネル識別子フィールドか
ら、上記仮想チャネル識別子VCIを取り出す。各ノード
は、予め、網運用管理システムより配付され、仮想チャ
ネル識別子VCIの仮想パスに対応する区画を、該ノード
が接続する物理リンク毎に示す仮想チャネル識別子VCI
管理テーブル(例えば、各リンク毎に、第1図に示すよ
うな情報を有するテーブル)を保持しており、ノードB
は、該仮想チャネル識別子VCI管理テーブルを参照し
て、到着したセルの仮想チャネル識別子VCIが属する区
画、すなわち、仮想パスを認識する。
例えば、ノードAからのセルの仮想チャネル識別子VC
IがVCI.O+1であったとすると、ノードBは、該仮想チ
ャネル識別子VCIがVC.Oから始まりVC.Pに終わる仮想パ
スEに属すると判定する。
次に、ノードは、予め、網運用管理システムより配付
されているクロスコネクト・テーブルを参照する。
ここで、クロスコネクト・テーブルとしては、前述の
第2図のように、入物理リンクの全ての各仮想チャネル
識別子VCIに、出物理リンクの全ての各仮想チャネル識
別子VCIを対応させるものでもよいが、各仮想パスに対
応する仮想チャネル識別子VCIの区画内で、(例えば、
区画の先頭アドレスからのオフセット等により)仮想チ
ャネル識別子VCIに順序付けがなされている場合、入物
理リンクの仮想パスと出物理リンクの仮想パスの対応が
分かれば、前記仮想チャネル識別子VCI管理テーブルに
より、区画の先頭アドレス(仮想チャネル識別子VCI)
は分かるので、クロスコネクト・テーブルとしては、入
物理リンクの仮想パスと出物理リンクの仮想パスの対応
の情報を含めば充分である。
こうして、クロスコネクト・テーブルから出物理リン
クの仮想パスを、上記の第3図の例では、VP.Iとして認
識し、上記仮想チャネル識別子VCI管理テーブルによ
り、仮想パスVP.Iの先頭アドレスは、VC.Wであることを
知る。
ここで、到着したセルの仮想チャネル識別子VCIは、V
C.O+1であり、先頭アドレスからのオフセットは1で
あるので、出物理リンク側の仮想パスの区画の先頭アド
レスVC.Wに、このオフセットを加算したVC.W+1を出物
理リンク上での仮想チャネル識別子VCIとして、セルの
対応するフィールドに書込み、物理リンクBDに送出す
る。
第4図は、第6図のリンクABとリンクBDとの間の仮想
パスおよび仮想チャネル識別子の対応の1例を示すもの
である。
また、第5図は、第6図のリンクBDとリンクBCとの間
の仮想パスおよび仮想チャネル識別子の対応の1例を示
すものである。
第4図および第5図に示される場合も、上述の第3図
の場合と全く同様の手順で、仮想パスの認識と、仮想チ
ャネル識別子の書換えが行なわれて対応する仮想パスに
送出される。
ところで、本発明のシステムにおいては、前述のよう
に、予め、網管理運用システムによって、前述の仮想パ
スのチャネル収容数は、各ノード間の回線需要に応じて
設定されるが、本発明によれば、各仮想パスは、各リン
クに収容される仮想チャネル識別子のうち、ある連続す
る区画を割り当てることにより設定されるので、網管理
運用システムによって、この区画を変更すれば、上述の
回線需要の変動に対応することができる(例えば、公衆
電話回線網として使用する場合、昼はオフィス街の需要
増加に対応させ、夜や休日は住宅街の需要増加に対応さ
せる等)。
この変更手順の1例を以下に示す。
ある仮想パスに収容される呼の数が増加し、割り当て
る仮想チャネル識別子VCIの残りの数が少なくなった場
合には、該仮想チャネル識別子VCIの区画の変更処理を
開始する。すなわち、回線設定ノードは、ある仮想パス
(回線束Aとする)に割り当て可能な仮想チャネル識別
子VCIの残りの数が所定の値以下になった場合には、こ
れを網運用管理システムに通知する。
網運用管理システムは、通知された仮想パスAが収容
されている物理リンクを探索し、それに収容されている
他の回線束における割り当て可能な仮想チャネル識別子
VCIの残りの数を調べる。
そして、残りの数が最も多い回線束(回線束Bとす
る)の区画からある部分区画を獲得し、回線束Aに割り
当てる。
この変更は、回線束AおよびBが経由する全ての回線
設定ノードに通知され、クロスコネクト・テーブルおよ
び仮想チャネル識別子VCI管理テーブルを更新する。
〔発明の効果〕
本発明のデータ転送方式によれば、呼の発生毎に各ノ
ードのクロスコネクト・テーブルを更新する必要がな
く、また、転送効率の低下をも最小限に抑えることがで
き、また、各仮想パスの回線使用の需要の変動に応じて
柔軟に仮想パスの収容チャネル数の設定を変更し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による仮想チャネル識別子の設定の1例
を示す図、 第2図は本発明におけるクロスコネクト・テーブルの1
例を示す図、 第3図、第4図および第5図は、それぞれ、本発明によ
る、回線設定ノードにおける、仮想パスおよび仮想チャ
ネル識別子の対応付けの様子を示す図、 第6図は仮想パス設定の構成例を示す図、 第7図はセルの構成例を示す図、 第8図および第9図は、それぞれ、従来の識別子割り当
ての例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 副島 哲男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−218241(JP,A) 特開 平2−234538(JP,A) 特開 昭63−260241(JP,A) 電子情報通信学会春季全国大会講演論 文集,B−429(1989−3−15) 電子情報通信学会技術研究報告,IN 88−34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網内の各ノード間の物理リンクにそれぞれ
    予め所定数のチャネルを収容する仮想パスを設定し、 前記各ノードは、呼の到着を受けて、該呼の宛先に基づ
    き、該呼を収容する仮想パスを決定し、該呼に対して仮
    想チャネル識別子を割り当てて該仮想チャネル識別子を
    含むセルを構成し、該決定した仮想パス上に送出し、あ
    るいは、前記セルを受けて該セル内の仮想チャネル識別
    子に基づいて該セルを送出する仮想パスを認識し、該仮
    想パス上に送出するデータ転送方式において、 前記各物理リンクにおいては、仮想パス毎に、連続した
    仮想チャネル識別子の区画が割り当てられ、 前記各ノードは、接続する各物理リンクに収容する仮想
    チャネル識別子の、各仮想パスに割り当てられた区画の
    設定情報と、対応する仮想パス内の仮想チャネル識別子
    同士の対応関係の設定情報とを有し、 前記到着した呼に対しては、前記決定した仮想パスに対
    応する区画の仮想チャネル識別子を割り当て、あるい
    は、セルの到着に対しては、到着したセルの仮想チャネ
    ル識別子が属する区画を検出することにより仮想パスを
    認識し、前記仮想チャネル識別子同士の対応関係の設定
    情報に基づき、前記セルの仮想チャネル識別子を書き換
    えて出物理リンクの仮想パスに送出することを特徴とす
    るデータ転送方式。
  2. 【請求項2】前記ノードの各々は、ある仮想パスに割り
    当て可能な仮想チャネル識別子の残りの数が所定の値以
    下になった場合には、網運用管理システムに通知し、 該網運用管理システムは、通知された仮想パスが収容さ
    れている物理リンクを探索し、該物理リンクに収容され
    ている他の仮想パスにおける割り当て可能な仮想チャネ
    ル識別子の残りの数を調べ、 残りの数が最も多い仮想パスの仮想チャネル識別子の区
    画からある部分区画を獲得し、前記所定の値以下の仮想
    パスに割り当て、 さらに、該割り当ての変更を、前記の部分区画を与えた
    仮想パスおよび譲り受けた仮想パスの、それぞれが経由
    する全てのノードに通知して、前記接続する各物理リン
    クに収容する仮想チャネル識別子VCIの、各仮想パスに
    割り当てられた区画の設定情報と、対応する仮想パス内
    の仮想チャネル識別子同士の対応関係の設定情報とを更
    新する請求項1記載のデータ転送方式。
  3. 【請求項3】網内の各ノード間の物理リンクにそれぞれ
    予め所定数のチャネルを収容する仮想パスを設定し、 前記各ノードは、呼の到着を受けて、該呼の宛先に基づ
    き、該呼を収容する仮想パスを決定し、該呼に対して仮
    想チャネル識別子を割り当てて該仮想チャネル識別子を
    含むセルを構成し、該決定した仮想パス上に送出し、あ
    るいは、前記セルを受けて該セル内の仮想チャネル識別
    子に基づいて該セルを送出する仮想パスを認識し、該仮
    想パス上に送出するデータ転送方式において、 前記各物理リンクにおいては、仮想パス毎に、連続した
    仮想チャネル識別子の区画が割り当てられ、 前記各ノードは、接続する各物理リンクに収容する仮想
    チャネル識別子の、各仮想パスに割り当てられた区画の
    設定情報と、入物理リンクにおける仮想パスと出物理リ
    ンクにおける仮想パスとの対応関係の設定情報とを有
    し、 各仮想パスに対応する区画内において仮想チャネル識別
    子に順序付けを予め定めておき、前記到着した呼に対し
    ては、前記決定した仮想パスに対応する区画の仮想チャ
    ネル識別子を割り当て、あるいは、セルの到着に対して
    は、到着したセルの仮想チャネル識別子が属する区画を
    検出することにより仮想パスを認識し、前記仮想パス同
    士の対応関係の設定情報に基づき、出物理リンクにおけ
    る仮想パスを求め、入物理リンクおよび出物理リンクに
    おける前記順序が等しい者同士を同じチャネルに対応さ
    せることにより、前記セルの仮想チャネル識別子を書き
    換えて出物理リンクの仮想パスに送出することを特徴と
    するデータ転送方式。
  4. 【請求項4】前記ノードの各々は、ある仮想パスに割り
    当て可能な仮想チャネル識別子の残りの数が所定の値以
    下になった場合には、網運用管理システムに通知し、 該網運用管理システムは、通知された仮想パスが収容さ
    れている物理リンクを探索し、該物理リンクに収容され
    ている他の仮想パスにおける割り当て可能な仮想チャネ
    ル識別子の残りの数を調べ、 残りの数が最も多い仮想パスの仮想チャネル識別子の区
    画からある部分区画を獲得し、前記所定の値以下の仮想
    パスに割り当て、 さらに、該割り当ての変更を、前記の部分区画を与えた
    仮想パスおよび譲り受けた仮想パスの、それぞれが経由
    する全てのノードに通知して、前記接続する各物理リン
    クに収容する仮想チャネル識別子の、各仮想パスに割り
    当てられた区画の設定情報と、入物理リンクにおける仮
    想パスと出物理リンクにおける仮想パスとの対応関係の
    設定情報とを更新する請求項3記載のデータ転送方式。
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