JP2972257B2 - パケット交換機 - Google Patents
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Description
本発明は、自己ルーティングスイッチを有するパケッ
ト交換機の構成方式に関するものである。
ト交換機の構成方式に関するものである。
従来のマルチプロセッサ型交換機は、「デジタル交換
方式(電子通信学会)」のP128〜P130に記載されている
ように、交換処理機能を複数のブロックに分割し各プロ
セッサに割付け、負荷に応じてこれらを負荷分散する機
能分散−負荷分散を併用する構成をとっている。機能分
散の問題点として、 (1)一つのプロセッサにおけるソフトウェアエラー等
の障害がシステム全体に及ぼす影響が極めて大きい。 (2)プロセッサ間のインタフェースは機能の分割法に
依存し、疎なインタフェースにすると、一般的に処理オ
ーバヘッドが大きくなる傾向にある。 (3)システムの最小構成においても複数のプロセッサ
を有する。 があげられる。デジタル交換機においては、一つのプロ
セッサ(ユニット)に完全に独立な機能を持たせる負荷
分散を図っても、大容量化に伴いユニット間を接続させ
るためのタンデムユニットにおいてパス設定等の呼毎の
制御が必要となる。 交換スループットを向上させるために、固定長のパケ
ットを用いる非同期転送モード(ATM:Asyncronous Tran
sfer Mode)に代表されるパケットの交換処理をハード
ウェアで実現する自己ルーティング方式が有望である。
自己ルーティングスイッチを用いたATM交換機の負荷分
散構成例としては、電子情報通信学会技術報告SSE89−3
9「ATM交換システムアーキテクチャの検討」があるが、
分散モジュール間を結合するモジュールにおいて、パケ
ットヘッダ処理を行うための制御処理が含まれ、上記機
能分散と同様の問題点を持っている。
方式(電子通信学会)」のP128〜P130に記載されている
ように、交換処理機能を複数のブロックに分割し各プロ
セッサに割付け、負荷に応じてこれらを負荷分散する機
能分散−負荷分散を併用する構成をとっている。機能分
散の問題点として、 (1)一つのプロセッサにおけるソフトウェアエラー等
の障害がシステム全体に及ぼす影響が極めて大きい。 (2)プロセッサ間のインタフェースは機能の分割法に
依存し、疎なインタフェースにすると、一般的に処理オ
ーバヘッドが大きくなる傾向にある。 (3)システムの最小構成においても複数のプロセッサ
を有する。 があげられる。デジタル交換機においては、一つのプロ
セッサ(ユニット)に完全に独立な機能を持たせる負荷
分散を図っても、大容量化に伴いユニット間を接続させ
るためのタンデムユニットにおいてパス設定等の呼毎の
制御が必要となる。 交換スループットを向上させるために、固定長のパケ
ットを用いる非同期転送モード(ATM:Asyncronous Tran
sfer Mode)に代表されるパケットの交換処理をハード
ウェアで実現する自己ルーティング方式が有望である。
自己ルーティングスイッチを用いたATM交換機の負荷分
散構成例としては、電子情報通信学会技術報告SSE89−3
9「ATM交換システムアーキテクチャの検討」があるが、
分散モジュール間を結合するモジュールにおいて、パケ
ットヘッダ処理を行うための制御処理が含まれ、上記機
能分散と同様の問題点を持っている。
上記従来技術においては、負荷分散の変換ユニット
(ローカルユニット)を結合する交換ユニット(タンデ
ムユニット)において、パスを設定するための呼毎の制
御が必要であり、制御信号を終端し交換処理の一部を行
う必要があった。このために、タンデムユニットの信頼
性がシステムのボトルネックとなり、最小構成もローカ
ルユニットと共にタンデムユニットも必要となる問題点
があった。 本発明の第一の目的は、分散型のパケット交換機にお
いて、ローカルユニットに独立な呼処理交換機能を配備
し、タンデムユニットには制御信号の終端、及び、呼処
理制御をいっさい行うこと無く、自己ルーティングスイ
ッチにより変換動作のみを行う完全負荷分散構成を構築
することにあり、また、本発明の第二の目的は、前記負
荷分散構成においてシステムのリソースを扱う出ルート
制御を共通アクセスユニット/共通メモリを用いずに実
行することにある。
(ローカルユニット)を結合する交換ユニット(タンデ
ムユニット)において、パスを設定するための呼毎の制
御が必要であり、制御信号を終端し交換処理の一部を行
う必要があった。このために、タンデムユニットの信頼
性がシステムのボトルネックとなり、最小構成もローカ
ルユニットと共にタンデムユニットも必要となる問題点
があった。 本発明の第一の目的は、分散型のパケット交換機にお
いて、ローカルユニットに独立な呼処理交換機能を配備
し、タンデムユニットには制御信号の終端、及び、呼処
理制御をいっさい行うこと無く、自己ルーティングスイ
ッチにより変換動作のみを行う完全負荷分散構成を構築
することにあり、また、本発明の第二の目的は、前記負
荷分散構成においてシステムのリソースを扱う出ルート
制御を共通アクセスユニット/共通メモリを用いずに実
行することにある。
上記第一の目的を達成するために、 発信側ローカルユニットにおいてタンデムユニット内
自己ルーティングスイッチの出力ポートを指定する手段 発着ローカルユニット間で一つのVCをはり、着信側ロ
ーカルユニットでそのVCIを決定する手段 ローカルユニット−タンデムユニット間の帯域割付け
をローカルユニットで管理する手段 を設け、 上記第二の目的を達成するために、 各ローカルユニット別に出ルート対応の帯域割付け状
態を記憶する手段 帯域使用状態の変化により他のローカルユニットすべ
てにこれを通知する手段 帯域使用状態を周期的に他のローカルユニットすべて
に通知する手段 を設けるものである。
自己ルーティングスイッチの出力ポートを指定する手段 発着ローカルユニット間で一つのVCをはり、着信側ロ
ーカルユニットでそのVCIを決定する手段 ローカルユニット−タンデムユニット間の帯域割付け
をローカルユニットで管理する手段 を設け、 上記第二の目的を達成するために、 各ローカルユニット別に出ルート対応の帯域割付け状
態を記憶する手段 帯域使用状態の変化により他のローカルユニットすべ
てにこれを通知する手段 帯域使用状態を周期的に他のローカルユニットすべて
に通知する手段 を設けるものである。
呼発生時、呼発生ローカルユニットから該ローカルユ
ニット−タンデムユニット間の回線帯域割付け状況を含
む起動信号が着側ローカルユニットに転送され、着側ロ
ーカルユニットでは上記発側回線帯域割付け状況と着側
ローカルユニット−タンデムユニット間の回線帯域割付
け状況とにより最適ローカルユニット間ルートを選択
し、該回線におけるVCIを捕捉し、これらの情報を含む
起動完了信号を発側に返送する。発側ローカルユニット
は起動完了信号を受信すると選択されたルートをもとに
発側ローカルユニット、タンデムユニット、着側ローカ
ルユニット内の各自己ルーティングスイッチの出力ポー
トをラベル変換テーブルに設定し、以降転送されるユー
ザ情報パケットにこの情報が付加される。
ニット−タンデムユニット間の回線帯域割付け状況を含
む起動信号が着側ローカルユニットに転送され、着側ロ
ーカルユニットでは上記発側回線帯域割付け状況と着側
ローカルユニット−タンデムユニット間の回線帯域割付
け状況とにより最適ローカルユニット間ルートを選択
し、該回線におけるVCIを捕捉し、これらの情報を含む
起動完了信号を発側に返送する。発側ローカルユニット
は起動完了信号を受信すると選択されたルートをもとに
発側ローカルユニット、タンデムユニット、着側ローカ
ルユニット内の各自己ルーティングスイッチの出力ポー
トをラベル変換テーブルに設定し、以降転送されるユー
ザ情報パケットにこの情報が付加される。
1.構成の説明 1.1 交換システムの構成 第1図は本発明を適用した自己ルーティングパケット
交換システムの構成例である。本交換システムはn本の
パケット回線を収容するローカルユニット(1−1〜1
−k)がkユニット、これらローカルユニットと接続す
る単一のタンデムユニット2により構成される。ローカ
ルユニット1はパケットを自己ルーティングによりスイ
ッチする自己ルーティングスイッチ3、制御信号の終端
処理を行なう信号処理部5、呼処理制御、呼リソースを
管理する中央制御部6、及び、回線を終端し、ラベル変
換を行なう回線対応部7により構成される。タンデムユ
ニット2は複数の自己ルーティングスイッチ(4−1〜
4−p)により構成される。ローカルユニット1とタン
デムユニット2との間はパケット回線(9−1〜9−
q)により結合され、任意の発着ローカルユニット間に
おいて、タンデムスイッチ2内の自己ルーティングスイ
ッチ(4−1〜4−p)を経由した複数のルートが存在
する。 1.2 回線対応部の構成 回線対応部7の回路構成を第2図に示す。回線対応部
は、交換機の入力回線8a、及び、タンデムユニットから
の入力回線9bのパケットを処理しローカルユニット1内
自己ルーティング3に接続するパケット回線10a、及
び、262aに出力する上り回路21と、自己ルーティングス
イッチ3の出力回線10b、及び、262bからのパケットを
処理し入力回線8bに出力する下り回路22とにより構成さ
れる。上り回路21と下り回路22の共通機能として、光/
電気変換を行なうE/O(O/E)変換装置31、同期制御を行
なう同期回路32がある。さらに、上り回路21において、
入回線8a(9b)は入力レジスタ25に接続され、遅延回路
23を介して出力レジスタ24に接続されている。入力レジ
スタ25にはVirtual Connection Identifier:VCIの取出
し線27が設けられ、取り出されたVCIがラベル交換テー
ブル26の読出しアドレスとなる。ラベル変換テーブル26
のデータ出力線28は出力レジスタ24に接続され、出力レ
ジスタ24の出力回線10aはタンデムユニット2に接続さ
れる。 1.3 ラベル変換テーブル 第3図に交換機入力回線8に接続する回線対応部7a内
のラベル変換テーブルを示し、第4図にはタンデムユニ
ット間回線9と接続する回線対応部7b内のラベル変換テ
ーブルを示す。第3図の変換テーブルは制御信号用VCI
エリアとユーザ情報用VCIエリアとに分かれ、入力回線8
aにおけるVCI(VCIi)対応に、タンデムユニット−着ロ
ーカルユニット間回線上のVCI(IVCI)、発ローカルユ
ニット内の自己ルーティングスイッチ3の出力ポート番
号PT1、及び、タンデムユニット内の自己ルーティング
スイッチ4の出力ポート番号PT2が設定される。 第4図のラベル変換テーブルは、上記と同様制御信号
用エリアとユーザ情報用エリアとに分かれており、タン
デムユニット2からの入力回線9bにおけるIVCI対応に、
制御信号用エリアには出回線制御用VCI(VCIoc)、出回
線制御用Virtual Path Identifier:VPI(VPIoc)、及
び、着ローカルユニット内の自己ルーティングスイッチ
3の出力ポート番号PTが設定され、ユーザ情報用エリア
には出回線ユーザ情報用VCI(VCIou)、出回線ユーザ情
報用VPI(VPIou)、及び、PTが設定される。 1.4 自己ルーティングスイッチの構成 自己ルーティングスイッチ3、4はパケット中の出力
ポート情報により出力回線を選択するパケットスイッチ
であり、単一のスイッチ、あるいは複数の単位スイッチ
により構成される場合とがある。 第5図はローカルユニット内の自己ルーティングスイ
ッチ3の構成図である。入力回線(8a−1〜8a−n)が
接続される回線対応部(7a−1〜7a−n)の出力線10a
を入力とする上り回線用単位自己ルーティングスイッチ
51aと、タンデムユニットからの回線(9b−1〜9b−
q)が接続される回線対応部(7b−1〜7b−n)の出力
回線262aを入力とする下り回線用単位自己ルーティング
スイッチ51bとで構成される。上り回線用の単位自己ル
ーティングスイッチ51aの出力線(262b−1〜262b−
q)はタンデムユニット2に接続される回線対応部7bに
接続され、下り回線用単位自己ルーティングスイッチ51
bの出力線(10b−1〜10b−n)は回線対応部(7a−1
〜7a−n)に接続される。 また、上り回線用単位自己ルーティングスイッチ51a
には上り回線用の信号処理装置53が接続され、下り回線
用単位自己ルーティングスイッチ51bには下り回線用の
信号処理装置52が接続され、さらにこれら信号処理装置
はプロセッサバス29を介して中央処理部に接続される。 1.5 パケットフォーマットの構成 第6図は各回線におけるパケットフォーマットの構成
を示す。パケットはヘッダ部とユーザ部とに分かれ、ヘ
ッダ部にはVCIとVirtual Path Identifier:VPIエリアが
含まれている。発側ローカルユニットへの入力回線8aに
おけるパケットフォーマットは図6(a)に示すように
パケットヘッダ部に入回線VCI(VCIi)と入回線VPI(VP
Ii)が設定されている。発側ローカルユニット1−1の
回線対応部(例えば7a−1)と着側ローカルユニット
(例えば、1−k)の回線対応部(7b′−1)との間の
回線、例えば、回線対応部7a−自己ルーティングスイッ
チ3間回線10、ローカルユニット1−タンデムユニット
2間回線9におけるパケットフォーマットを図6(b)
に示す。図6(a)におけるVCIiエリアにはIVCIが、VP
Iiエリアには発側ローカルユニット1−1の自己ルーテ
ィングスイッチ3−1の出力ポート番号PT1、タンデム
ユニット2の自己ルーティングスイッチ4の出力ポート
番号PT2、が設定される。着側ローカルユニット3−k
の出力回線8′bにおけるパケットフォーマットは図6
(c)に示すように出回線VCI(VCIo)と出回線VPI(VP
Io)が設定される。 1.6 統合化ノードシステム構成 第18図は上記パケット交換システムにATMクロスコネ
クティング機能を付加した構成例である。タンデムユニ
ット2内には、ローカルユニット間接続用の自己ルーテ
ィングスイッチ(4−1〜4−p)の他にATM中継網251
に接続するクロスコネクティング用自己ルーティングス
イッチ(255)を設置する。該クロスコネクティング用
自己ルーティングスイッチ(255)は、一つ、あるいは
複数のローカルユニットとパケット回線9で、ATM中継
網251とパケット回線250で接続される。また、タンデム
ユニット2内自己ルーティング(4−1〜4−p、25
5)の前段に回線対応部の上り回路256を設置する。該上
り回路256の構成は、第2図21において入力レジスタで
セルヘッダ中のVirtual Path Identifier:VPIを取り出
し、ラベル変換テーブル256に入力される。また、該ラ
ベル変換テーブルを初期設定するための信号処理装置25
2、及び、中央処理装置253を設置する。 タンデムユニット2におけるラベル変換テーブル256
の構成を第19図に示す。入力回線(9a,250a)におけるV
PI(VPIi)対応に、自己ルーティングスイッチ(4,25
5)の出力ポート番号PT、その出力回線(9b,250b)上の
VPI(VPIo)、が設定される。 パケットフォーマットに関しては、端末が接続する入
力回線8においては第6図(a)、ローカルユニット−
タンデムユニット間回線9、ATM中継網251−タンデムユ
ニット間回線250においては第6図(c)に示す。 2. 動作の説明 交換機が扱う呼を接続先より分類すると、自局に着信
する自局落ち呼と、他局に出ていく他局出接呼とに分か
れる。 2.1 自局落ち呼 自局落ち呼には、自局内端末から呼が発生する自局内
呼と、他局から呼が着信する入接呼とがあり、ここで
は、本発明を自局内呼において以下説明する。 第7図において、ローカルユニット1−1に接続され
る端末61から呼が発生し、ローカルユニット1−kに接
続される端末62に着信する例を示す。以下、ローカルユ
ニット1−1を発ローカルユニット、ローカルユニット
1−kを着ローカルユニット、端末61を発端末、端末62
を着端末と称する。発端末−着端末間における制御信号
情報の転送ルートは固定的に割り付けられており(ここ
ではルート1とする)、ユーザ情報転送ルートはルート
1〜pの間で選択する。 以下、第8図に従い、発端末61が発呼した以降の本交
換システムの動作を説明する。 <発信処理> 発端末からの発呼信号パケットが、第1図における入
力回線8aを介して回線対応部7に入力される。この時の
パケットフォーマットは第6図(a)であり、VPIiエリ
アには制御信号用VPIic、VCIiエリアにはユーザ情報用V
CIicが設定されている。第2図において、入力レジスタ
25からパケットヘッダ部のVCIエリアが分離され、その
値であるVCIicがデータ線27を経由してラベル変換テー
ブル26をアクセスする。第3図に示す変換テーブル26に
おいて、制御信号用VCIic対応のアドレス(制御信号用
エリア)にIVCIとPT情報が設定されており、IVCIとして
は入回線番号に対応した割り振られた値が固定的に設定
されており、PT情報のうち、PT1として発ローカルユニ
ット3−1内で信号処理部(例えば第5図53)が接続さ
れている単位自己ルーティングスイッチ51aの出回線番
号が設定される。(PT2とPT3はここでは使われない。)
IVCIとPTの情報がデータ線28を経由して出力レジスタ24
でパケットヘッダ部に挿入される。この時のパケットフ
ォーマットは第6図(b)となる。本パケットは回線10
aを介して第5図の上り回路用自己ルーティングスイッ
チ51aに入力され、パケットヘッダ中のRT1により信号処
理装置53にスイッチングされる。信号処理装置53では、
パケット組立て処理、LAPD(Link Access Procedure on
the D−Channel)等の信号処理を行ない、その後中央
制御部6における発信分析プログラム91が起動される。 発信分析プログラム91では、発呼信号に含まれる発端
末61がダイヤルした番号(受信番号)を翻訳して着ロー
カルユニット1−kを決定する(100)。次に、ローカ
ルユニット間ルート(ルート1〜P)対応に1ビットで
空き塞がりを表示する第10図の発側ルート空き塞がりテ
ーブル(本例で0/1を塞がり/空きとしている)を読み
だし、空きルートを検出する(101)。次に第11図に示
す発側ルート使用帯域管理テーブルにおいて、空きルー
ト対応の使用帯域を読みだし、これに発呼信号に含まれ
るユーザ申告帯域を加算する(102)。この結果、割付
け制限値以上になるルートに関しては空き表示から塞が
り表示に変更し(103)、このルート空き塞がりを示す
ビットパターン、及び、ユーザ申告値をパラメータとす
る起動信号をタンデムユニットに送信する処理を行う
(104)。 起動信号は中央処理部6から上り用信号処理部53に転
送され、本信号処理部53でパケットに分解され、パケッ
トヘッダに、着ローカルユニット1−k対応に固定的に
割り付けられたルート1に対応したPT1、PT2を設定す
る。この起動信号は、パケットヘッダ中のルーティング
情報に従い、発ローカルユニット1−1の自己ルーティ
ングスイッチ3−1、タンデムユニットの自己ルーティ
ングスイッチ4−1を経由して、着ローカルユニット1
−kの回線対応部7′bに着信する。該回線対応部7′
bにおいて、第4図に示すラベル変換テーブルの制御信
号用エリアより、出力回線用VCIoc、VPIoc、及び、信号
処理部5−kが接続される自己ルーティング3−kの出
力ポート番号PTが読みだされ、ヘッダ部に挿入される。
該パケットはPT情報により自己ルーティングスイッチ3
−kでスイッチングされ、着ローカルユニット1−k内
の信号処理部5−k(第5図における下りパケット用信
号処理部52)に着信する。 <着信処理> 起動信号が着ローカルユニットに着信した時の処理を
以下示す。起動信号を受信した信号処理装置52では、発
ローカルユニットにおける処理と同様に、パケット組立
て処理、LAPD(Link Access Procedure on the D−Chan
nel)等の信号処理を行ない、その後中央制御部6にお
ける着信分析プログラム92が起動される。着信分析プロ
グラム92の処理フローを第12図に示す。まず、着側ロー
カルユニット1−kとタンデムユニット間の割付け可能
ルートを選択する(120)。この処理は発側ルート選択
時と同様、ルート対応に1ビットで空き塞がりを表示す
る着側ルート空き塞がりテーブル(第10図に相当)を読
みだし、空きルートを検出する。次に第11図に相当する
着側ルート使用帯域管理テーブルにおいて、空きルート
対応の使用帯域を読みだし、これに起動信号に含まれる
ユーザ申告帯域を加算する。この結果、割付け制限値以
上になるルートに関しては空き表示から塞がり表示に変
更し、この着側ルート空き塞がりを示すビットパターン
を求める。この着側の空き塞がりビットパターンと起動
信号のパラメータ中の発側の空き塞がりビットパターン
とANDをとり、空きルートを選択する(121)。次に、着
信ルート帯域管理テーブルにおける選択ルートの使用帯
域をユーザの申告値で更新する(122)。更新した結
果、割付け制限値に達した場合は着側ルート空き塞がり
テーブルも空きから塞がりに更新する。選択したルート
におけるユーザ情報用IVCIuを捕捉した(123)後、受信
パケット中の受信番号により着端末62の収容位置を求め
(124)、該着端末と接続する回線PT、及び、その回線
におけるVPIou、VCIouを捕捉する(125)。上記VPIou、
VCIou、及び、PTは、中央制御部に接続されるプロセッ
サバス29を経由して、着ローカルユニット1−k内ラベ
ル変換テーブルのIVCIu対応のエリア(ユーザ情報エリ
ア)に設定される。(126)。その後、発ローカルユニ
ットに対してユーザ申告値、割付け可能ルート(処理12
1で決定したルート)、及び、捕捉したIVCIuをパラメー
タとする起動完了信号を送信する(127)。起動完了信
号送信処理は発ローカルユニットにおける起動信号送信
処理と同様に、信号パケットが中央処理部6から信号処
理部53に転送され、本信号処理部53でパケットに分解さ
れ、パケットヘッダに、発ローカルユニット1−1対応
に固定的に割り付けられたルート1に対応するPT1、PT2
を設定する。この起動完了信号は、パケットヘッダ中の
ルーティング情報に従い、着ローカルユニット1−kの
自己ルーティングスイッチ3−k、タンデムユニット2
の自己ルーティングスイッチ4−1、発ローカルユニッ
ト1−1の回線対応部7bに着信する。該回線対応部7bに
おいて、第4図に示すラベル変換テーブルの制御信号用
エリアより、出力回線用VCIoc、VPIoc、及び、信号処理
部5−1が接続される自己ルーティング3−1の出力ポ
ート番号PTが読みだされ、ヘッダ部に挿入される。該パ
ケットはPT情報により自己ルーティングスイッチ3−1
でスイッチングされ、着ローカルユニット1−k内の信
号処理部5−1(第5図における下りパケット用信号処
理部52)に着信する。 <起動完了処理> 起動完了信号が発ローカルユニットに着信した時の処
理を以下示す。起動信号を受信した信号処理装置52で
は、パケット組立て処理、信号処理を行ない、その後中
央制御部6における起動完了処理プログラム93が起動さ
れる。起動完了処理プログラム93の処理フローを第13図
に示す。信号のパラメータ中にある割付けルートについ
て第11図の発側ルート使用帯域管理テーブルを更新する
(140)。発端末61と接続する回線におけるVPIiu、VCIi
uを捕捉する(141)。ラベル変換テーブルのVCIiu対応
のエリア(ユーザ情報エリア)に、起動完了信号中のパ
ラメータIVCIu、及び、出力ポート情報PT1PT2を中央制
御部に接続されるプロセッサバス29を経由して設定す
る。出力ポート情報については発着ローカルユニット間
ルートから求まる。 以上の処理により、呼設定処理が完了する。 <情報転送時> 呼設定後、発端末61からパケットヘッダにVPIiu、VCI
iuを持つユーザ情報パケット78が発ローカルユニット1
−1に着信した時の動作について以下説明する。 第2図上り回路21において、入力レジスタ25からパケ
ットヘッダ部のVCIエリアが分離され、その値であるVCI
icがデータ線27を経由して入側ラベル変換テーブル26を
アクセスする。第3図に示す入側変換テーブル26におい
て、ユーザ情報用VCIiu対応のアドレスに呼設定時捕捉
されたIVCIuと選択された出力ポート情報PT1、PT2が設
定されている。IVCIiuとPTの情報がデータ線28を経由し
て出力レジスタ24でパケットヘッダ部に挿入される。本
パケットは回線10−aを経由して、自己ルーティングス
イッチ3−1でパケットヘッダ中のPT1によりスイッチ
ングされ、回線例えば9a−qを経由してタンデムスイッ
チユニット2に転送される。タンデムユニット2内自己
ルーティングスイッチ4−qではパケットヘッダ中のPT
2によりスイッチングされ、回線9′b−1を経由し
て、着ローカルユニット1−kにおける回線対応部7′
b−1に到着する。第2図上り回路21において、入力レ
ジスタ25からパケットヘッダ部のVCIエリアが分離さ
れ、その値であるIVCIuがデータ線27を経由してラベル
変換テーブル26をアクセスする。変換テーブル26には、
ユーザ情報用IVCIu対応のアドレスに着端末62が接続さ
れている回線PT、及び、その回線上のVPIou、VCIouが設
定され、これらがデータ線28を経由して出力レジスタ24
でパケットヘッダ部に挿入される。着ローカルユニット
1−k内自己ルーティングスイッチ3−kでパケットヘ
ッダ中のPTによりスイッチングされ、着端末に接続され
ている回線対応部例えば7′a−1に着信する。VPIo
u、VCIouが挿入されたユーザ情報パケットは出回線8′
b−1を経由して着端末62に着信する。 2.2 他局出接呼 他局出接呼には、自局の端末から呼が発生する出接続
呼と、他局から着信するタンデム呼とに分かれる。ここ
では、自局発信の出接続呼を例にとり以下説明する。 <出ルートの選択順序> 交換機には通常複数の出ルート(他交換機に行くルー
ト)が接続され、受信したダイヤル番号を翻訳した結果
より、このうち一つの出ルートを選択し、該ルート内の
回線より必要な帯域を確保する。確保できない場合は、
あらかじめ決定されている迂回ルートの回線より必要な
帯域を捕捉する。上記最初に選択するルートを第1ルー
トと称し、上記迂回ルートを第2ルートと称す。 複数ローカルユニットが存在する分散型の交換機にお
いて、交換機からの同一出ルートに関しては、複数回線
収容する場合は危険分散を考慮して、第14図に示すよう
に第1ルート、第2ルート共に複数のローカルユニット
に分散して回線を収容する。 第14図に示すローカルユニット151内の端末150から発
生した呼に関し、次の順序でルートを選択する。 自ローカルユニット151収容第1ルートの選択 上記がビジーならば、他ローカルユニット(例えば
152)収容第1ルートの選択 上記がビジーならば、自ローカルユニット151収容
第2ルートの選択 上記がビジーならば、他ローカルユニット(例えば
152)収容第2ルートの選択 <発信処理> 上記自局落ち呼と同様、第8図における信号シーケン
スにより制御する。 出接続呼に関し、第9図発信分析プログラム91の着ユ
ニット決定処理100は、上記ルート選択順序に従って決
定されたルートが収容されるユニットを決定するもので
あり、第15図にその処理フローを示す。受信した番号に
より、番号翻訳テーブル180、181を索引し、出接続識別
し、出ルート番号に当たるVPIを読みだす(170)。自ロ
ーカルユニット内該VPに対して、割付け可能かをチェッ
ク(171)し、割付け可能ならば、自ローカルユニット
内で閉じた接続を行う。割付け不可、あるいは、自ロー
カルユニットに該当の回線が接続していない場合、出接
続呼管理テーブル182において該VPI対応の使用帯域状況
を読みだす(172)。本使用帯域状況を例えば各ユニッ
ト対応に2ビットで表現し、値0は未使用、1は低使用
状態(あるしきい値より低い)、2は高使用状態(ある
しきい値より高い)、3は塞がりを示す(未実装は
3)。これより、割付け可能なユニットを選択する(17
3)。全てのユニットに関し、割付け不可能ならば、迂
回テーブル183を用いて、迂回ルート(ネクストVPI)を
読みだし(174)、以降、上記第1ルートと同様の処理
(処理171〜175)を行う。迂回テーブル183において迂
回ルートが無い場合、ブロック処理を行う(175)。着
ローカルユニットが決定した場合は、自局落ち呼と同様
第9図に示す発着ローカルユニット間のルート選択処理
105を行う。ルート対応に1ビットで空き塞がりを表示
する第10図の発側ルート空き塞がりテーブル(本例では
0/1を塞がり/空きとしている)を読みだし、空きルー
トを検出する(101)。次に第11図に示す発側ルート使
用帯域管理テーブルにおいて、空きルート対応の使用帯
域を読みだし、これに発呼信号に含まれるユーザ申告帯
域を加算する(102)。この結果、割付け制限値以上に
なるルートに関しては空き表示から塞がり表示に変更し
(103)、このルート空き塞がりを示すビットパター
ン、及び、ユーザ申告値をパラメータとする起動信号を
タンデムユニットに送信する処理を行う(104)。 <着信処理> 起動信号が着ローカルユニットに着信した時、第16図
に示す出接着信分析プログラム92が起動される。起動信
号のパラメータに含まれる指定VPIの現在使用されてい
る帯域を出ルート使用帯域テーブル196より読みだし(1
90)、割付け可能かをチェックする(191)。割付け不
可能ならば、起動不完了信号を発ローカルユニットに返
送し(194)、割付け可能ならば、出ルート使用帯域テ
ーブル196を更新する。本割付けの結果、出接続管理テ
ーブル182において、あらかじめ決められた呼設定時の
しきい値を超した場合、他の全ユニットにたいして変化
した値をパラメータとする出ルート制御信号を送信する
(195)。それ以降は、時局落ち呼の着信分析92と同様
処理を行う。着側ローカルユニット1−kとタンデムユ
ニット間の割付け可能ルートを選択する(120)。この
処理は発側ルート選択時と同様、ルート対応に1ビット
で空き塞がりを表示する着側ルート空き塞がりテーブル
(第10図に相当)を読みだし、空きルートを検出する。
次に第11図に相当する着側ルート使用帯域管理テーブル
において、空きルート対応の使用帯域を読みだし、これ
に起動信号に含まれるユーザ申告帯域を加算する。この
結果、割付け制限値以上になるルートに関しては空き表
示から塞がり表示に変更し、この着側ルート空き塞がり
を示すビットパターンを求める。この着側の空き塞がり
ビットパターンと起動信号のパラメータ中の発側の空き
塞がりビットパターンとANDをとり、空きルートを選択
する(121)。次に、着信ルート帯域管理テーブルにお
ける選択ルートの使用帯域をユーザの申告値で更新する
(122)。更新した結果、割付け制限値に達した場合は
着側ルート空き塞がりテーブルも空きから塞がりに更新
する。選択したルートにおけるユーザ情報用IVCIuを捕
捉した(123)後、受信パケット中の受信番号により着
端末62が接続する回線PTを求め(124)、該着端末と接
続する回線におけるVPIou、VCIouIを捕捉する(125)。
上記VPIou、VCIou、PTは、中央制御部に接続されるプロ
セッサバス29を経由して、着ローカルユニット内回線対
応部におけるラベル変換テーブルのIVCIu対応のエリア
(ユーザ情報エリア)に設定される(126)。その後、
発ローカルユニットに対してユーザ申告値、割付け可能
ルート(処理121で決定したルート)、及び、捕捉したI
VCIuをパラメータとする起動完了信号を送信する(12
7)。以下、自局落ち呼と同様にして呼が設定され、ユ
ーザ情報が転送される。 <解放処理> 呼を解放するにあたり、相手局からの切断信号によっ
て、着ローカルユニットの中央制御部における第17図に
示す解放処理プログラムが起動される。出ルート使用帯
域テーブル196の更新(減算)を行い(201)、各呼リソ
ースを解放し(202)、解放信号を発ローカルユニット
に送信する(203)。呼の解放処理により、出接続管理
テーブル182において、あらかじめ決められた解放時の
しきい値を超したかをチェックし(204)、しきい値を
超した場合は他の全ユニットにたいして変化した値をパ
ラメータとする出ルート制御信号を送信する(205)。 <通知処理> 上記実施例では、呼毎に使用帯域の変化をチェック
し、あらかじめ決められたしきい値を超した場合に出ル
ート制御信号を送信した例であったが、呼毎ではチェッ
クせず、周期的に各ローカルユニットが使用状況を他の
全ユニットに通知する方式もある。本方式では、ローカ
ルユニットの中央制御部には、出ルート情報転送プログ
ラムが設置され、周期的に本プログラムが起動され、自
ローカルユニット内のVPIごとの使用状況をチェック
し、例えば、出接続管理テーブル182に設定すべき2ビ
ット値をパラメータとする出ルート制御信号を送信す
る。 2.3 統合化ノード構成における呼動作 第18図に示す統合化ノードシステムにおける呼動作を
以下述べる。ATMネットワークにおいて、交換機(ノー
ド)間は物理リンク、仮想パスVP、仮想コネクションVC
が階層的に設定され、本構成では、ATMネットワークに
接続する回線250、及び、ローカルユニット1−ATMクロ
スコネタ用自己ルーティングスイッチ255間は上記ネッ
トワーク構成が適用される。これと同様にローカルユニ
ット−タンデムユニット間回線9に対しても上記構成を
設定する。従って、発ローカルユニットはタンデムユニ
ット2に出力されるパケットに対し、発ローカルユニッ
ト−タンデムユニット間VPIを付与し、タンデムユニッ
ト2では自己ルーティングスイッチ(4,255)の前段の
ラベル変換テーブル256該VPI(VPIi)により、着ローカ
ルユニット−タンデムユニット間VPI(VPIo)、及び、
自己ルーティングスイッチ(4,25)の出力ポート番号PT
に変換する。 タンデムユニット2を通過する呼には、自己ルーティ
ングスイッチ4−1〜4−pを介する実施例2.1項、2.2
項記載のローカルユニット間呼、クロスコネクトとして
自己ルーティングスイッチ255を用いる出(入)接続
呼、及び、中継網251からの呼を自局に落とさず再び中
継網251に通過させる中継呼の3種類がある。 (1) ローカルユニット間呼 タンデムユニット2内ローカルユニット間接続用自己
ルーティングスイッチ4−1〜4−pを経由する呼であ
り、発ローカルユニットにおいて、タンデムスイッチ2
内自己ルーティングスイッチ4−1〜4−pの出力ポー
ト番号RTを指定するのではなく、発ローカルユニット−
タンデムユニット間VPIiを指定し(パケットヘッダ中に
挿入)、タンデムユニット2のラベル変換テーブル256
で該VPIiから着ローカルユニット−タンデムユニット間
VPIo、及び、自己ルーティングスイッチ4−1〜4−p
の出力ポート番号RTに変換し、実施例2.1項、及び、2.2
項記載の呼動作を行なう。 (2) 出(入)接続呼 タンデムユニット2内クロスコネト用自己ルーティン
グスイッチ255を経由する本ノード−中継網251間の呼と
しては、本ノードからATM中継網251に出る出接続呼、AT
M中継網251から本ノードに着信する入接続呼がある。こ
こでは、出接続呼について述べる。 実施例2.2項記載の呼設定動作によりユーザ情報は発
ローカルユニット(例えば(1−1)−タンデムユニッ
ト内自己ルーティング(例えば4−1)−着ローカルユ
ニット(例えば1−k)の順に転送され、着ローカルユ
ニットからは第6図(C)のパケットフォーマットでタ
ンデムスイッチ2内のクロスコネクタ用自己ルーティン
グスイッチ255に接続されるパケット回線9′a−sに
送出される。タンデムスイッチ2内のパケット回線9′
a−sに接続するラベル変換テーブル256において、VPI
oからATM中継網251用VPI、及び、クロスコネクタ用自己
ルーティングスイッチ255の出力ポート番号PTに変換さ
れると共に、これらの情報がパケットヘッダ中に挿入さ
れる。上記PTにより、自己ルーティングスイッチ255に
おいて該パケットはスイッチングされ、ATM中継網251に
接続するパケット回線(例えば250b−1)に送出され
る。 (3)中継呼 中継網251からの呼を該パケット交換機に着信せず、
タンデムスイッチ2内のクロスコネクタ用自己ルーティ
ングスイッチ255を用いて再び中継網251に通過させる呼
であり、この場合、本ノードはATMクロスコネクタとし
てのみ用いられる。ATM中継網251からは第6図(C)の
パケットフォーマットで例えばパケット回線250a−uを
経由してパケットがタンデムスイッチ2に着信する。以
下、該パケットは上記出接続呼と同様にATM中継網251に
接続するパケット回線(例えば250b−1)に転送され
る。 また、タンデムユニット中の信号処理部252、中央処
理部253は上記情報転送時には使用されず、ラベル変換
テーブル設定時に用いられる。局建時、あるいは、増設
時、テーブル書替え要求信号としてローカルユニット1
は特殊VPIを用いた制御用パケットをタンデムスイッチ
2に送信し、タンデムユニット内ラベル変換テーブル25
6では信号処理部252に接続する回線の出力ポート番号PT
が出力され、信号処理部252で終端される。信号処理部2
52はパケットを組み立て、これを中央制御部253に通知
する。中央制御部253では、該信号のパラメータにより
ラベル変換テーブル256を設定する。
交換システムの構成例である。本交換システムはn本の
パケット回線を収容するローカルユニット(1−1〜1
−k)がkユニット、これらローカルユニットと接続す
る単一のタンデムユニット2により構成される。ローカ
ルユニット1はパケットを自己ルーティングによりスイ
ッチする自己ルーティングスイッチ3、制御信号の終端
処理を行なう信号処理部5、呼処理制御、呼リソースを
管理する中央制御部6、及び、回線を終端し、ラベル変
換を行なう回線対応部7により構成される。タンデムユ
ニット2は複数の自己ルーティングスイッチ(4−1〜
4−p)により構成される。ローカルユニット1とタン
デムユニット2との間はパケット回線(9−1〜9−
q)により結合され、任意の発着ローカルユニット間に
おいて、タンデムスイッチ2内の自己ルーティングスイ
ッチ(4−1〜4−p)を経由した複数のルートが存在
する。 1.2 回線対応部の構成 回線対応部7の回路構成を第2図に示す。回線対応部
は、交換機の入力回線8a、及び、タンデムユニットから
の入力回線9bのパケットを処理しローカルユニット1内
自己ルーティング3に接続するパケット回線10a、及
び、262aに出力する上り回路21と、自己ルーティングス
イッチ3の出力回線10b、及び、262bからのパケットを
処理し入力回線8bに出力する下り回路22とにより構成さ
れる。上り回路21と下り回路22の共通機能として、光/
電気変換を行なうE/O(O/E)変換装置31、同期制御を行
なう同期回路32がある。さらに、上り回路21において、
入回線8a(9b)は入力レジスタ25に接続され、遅延回路
23を介して出力レジスタ24に接続されている。入力レジ
スタ25にはVirtual Connection Identifier:VCIの取出
し線27が設けられ、取り出されたVCIがラベル交換テー
ブル26の読出しアドレスとなる。ラベル変換テーブル26
のデータ出力線28は出力レジスタ24に接続され、出力レ
ジスタ24の出力回線10aはタンデムユニット2に接続さ
れる。 1.3 ラベル変換テーブル 第3図に交換機入力回線8に接続する回線対応部7a内
のラベル変換テーブルを示し、第4図にはタンデムユニ
ット間回線9と接続する回線対応部7b内のラベル変換テ
ーブルを示す。第3図の変換テーブルは制御信号用VCI
エリアとユーザ情報用VCIエリアとに分かれ、入力回線8
aにおけるVCI(VCIi)対応に、タンデムユニット−着ロ
ーカルユニット間回線上のVCI(IVCI)、発ローカルユ
ニット内の自己ルーティングスイッチ3の出力ポート番
号PT1、及び、タンデムユニット内の自己ルーティング
スイッチ4の出力ポート番号PT2が設定される。 第4図のラベル変換テーブルは、上記と同様制御信号
用エリアとユーザ情報用エリアとに分かれており、タン
デムユニット2からの入力回線9bにおけるIVCI対応に、
制御信号用エリアには出回線制御用VCI(VCIoc)、出回
線制御用Virtual Path Identifier:VPI(VPIoc)、及
び、着ローカルユニット内の自己ルーティングスイッチ
3の出力ポート番号PTが設定され、ユーザ情報用エリア
には出回線ユーザ情報用VCI(VCIou)、出回線ユーザ情
報用VPI(VPIou)、及び、PTが設定される。 1.4 自己ルーティングスイッチの構成 自己ルーティングスイッチ3、4はパケット中の出力
ポート情報により出力回線を選択するパケットスイッチ
であり、単一のスイッチ、あるいは複数の単位スイッチ
により構成される場合とがある。 第5図はローカルユニット内の自己ルーティングスイ
ッチ3の構成図である。入力回線(8a−1〜8a−n)が
接続される回線対応部(7a−1〜7a−n)の出力線10a
を入力とする上り回線用単位自己ルーティングスイッチ
51aと、タンデムユニットからの回線(9b−1〜9b−
q)が接続される回線対応部(7b−1〜7b−n)の出力
回線262aを入力とする下り回線用単位自己ルーティング
スイッチ51bとで構成される。上り回線用の単位自己ル
ーティングスイッチ51aの出力線(262b−1〜262b−
q)はタンデムユニット2に接続される回線対応部7bに
接続され、下り回線用単位自己ルーティングスイッチ51
bの出力線(10b−1〜10b−n)は回線対応部(7a−1
〜7a−n)に接続される。 また、上り回線用単位自己ルーティングスイッチ51a
には上り回線用の信号処理装置53が接続され、下り回線
用単位自己ルーティングスイッチ51bには下り回線用の
信号処理装置52が接続され、さらにこれら信号処理装置
はプロセッサバス29を介して中央処理部に接続される。 1.5 パケットフォーマットの構成 第6図は各回線におけるパケットフォーマットの構成
を示す。パケットはヘッダ部とユーザ部とに分かれ、ヘ
ッダ部にはVCIとVirtual Path Identifier:VPIエリアが
含まれている。発側ローカルユニットへの入力回線8aに
おけるパケットフォーマットは図6(a)に示すように
パケットヘッダ部に入回線VCI(VCIi)と入回線VPI(VP
Ii)が設定されている。発側ローカルユニット1−1の
回線対応部(例えば7a−1)と着側ローカルユニット
(例えば、1−k)の回線対応部(7b′−1)との間の
回線、例えば、回線対応部7a−自己ルーティングスイッ
チ3間回線10、ローカルユニット1−タンデムユニット
2間回線9におけるパケットフォーマットを図6(b)
に示す。図6(a)におけるVCIiエリアにはIVCIが、VP
Iiエリアには発側ローカルユニット1−1の自己ルーテ
ィングスイッチ3−1の出力ポート番号PT1、タンデム
ユニット2の自己ルーティングスイッチ4の出力ポート
番号PT2、が設定される。着側ローカルユニット3−k
の出力回線8′bにおけるパケットフォーマットは図6
(c)に示すように出回線VCI(VCIo)と出回線VPI(VP
Io)が設定される。 1.6 統合化ノードシステム構成 第18図は上記パケット交換システムにATMクロスコネ
クティング機能を付加した構成例である。タンデムユニ
ット2内には、ローカルユニット間接続用の自己ルーテ
ィングスイッチ(4−1〜4−p)の他にATM中継網251
に接続するクロスコネクティング用自己ルーティングス
イッチ(255)を設置する。該クロスコネクティング用
自己ルーティングスイッチ(255)は、一つ、あるいは
複数のローカルユニットとパケット回線9で、ATM中継
網251とパケット回線250で接続される。また、タンデム
ユニット2内自己ルーティング(4−1〜4−p、25
5)の前段に回線対応部の上り回路256を設置する。該上
り回路256の構成は、第2図21において入力レジスタで
セルヘッダ中のVirtual Path Identifier:VPIを取り出
し、ラベル変換テーブル256に入力される。また、該ラ
ベル変換テーブルを初期設定するための信号処理装置25
2、及び、中央処理装置253を設置する。 タンデムユニット2におけるラベル変換テーブル256
の構成を第19図に示す。入力回線(9a,250a)におけるV
PI(VPIi)対応に、自己ルーティングスイッチ(4,25
5)の出力ポート番号PT、その出力回線(9b,250b)上の
VPI(VPIo)、が設定される。 パケットフォーマットに関しては、端末が接続する入
力回線8においては第6図(a)、ローカルユニット−
タンデムユニット間回線9、ATM中継網251−タンデムユ
ニット間回線250においては第6図(c)に示す。 2. 動作の説明 交換機が扱う呼を接続先より分類すると、自局に着信
する自局落ち呼と、他局に出ていく他局出接呼とに分か
れる。 2.1 自局落ち呼 自局落ち呼には、自局内端末から呼が発生する自局内
呼と、他局から呼が着信する入接呼とがあり、ここで
は、本発明を自局内呼において以下説明する。 第7図において、ローカルユニット1−1に接続され
る端末61から呼が発生し、ローカルユニット1−kに接
続される端末62に着信する例を示す。以下、ローカルユ
ニット1−1を発ローカルユニット、ローカルユニット
1−kを着ローカルユニット、端末61を発端末、端末62
を着端末と称する。発端末−着端末間における制御信号
情報の転送ルートは固定的に割り付けられており(ここ
ではルート1とする)、ユーザ情報転送ルートはルート
1〜pの間で選択する。 以下、第8図に従い、発端末61が発呼した以降の本交
換システムの動作を説明する。 <発信処理> 発端末からの発呼信号パケットが、第1図における入
力回線8aを介して回線対応部7に入力される。この時の
パケットフォーマットは第6図(a)であり、VPIiエリ
アには制御信号用VPIic、VCIiエリアにはユーザ情報用V
CIicが設定されている。第2図において、入力レジスタ
25からパケットヘッダ部のVCIエリアが分離され、その
値であるVCIicがデータ線27を経由してラベル変換テー
ブル26をアクセスする。第3図に示す変換テーブル26に
おいて、制御信号用VCIic対応のアドレス(制御信号用
エリア)にIVCIとPT情報が設定されており、IVCIとして
は入回線番号に対応した割り振られた値が固定的に設定
されており、PT情報のうち、PT1として発ローカルユニ
ット3−1内で信号処理部(例えば第5図53)が接続さ
れている単位自己ルーティングスイッチ51aの出回線番
号が設定される。(PT2とPT3はここでは使われない。)
IVCIとPTの情報がデータ線28を経由して出力レジスタ24
でパケットヘッダ部に挿入される。この時のパケットフ
ォーマットは第6図(b)となる。本パケットは回線10
aを介して第5図の上り回路用自己ルーティングスイッ
チ51aに入力され、パケットヘッダ中のRT1により信号処
理装置53にスイッチングされる。信号処理装置53では、
パケット組立て処理、LAPD(Link Access Procedure on
the D−Channel)等の信号処理を行ない、その後中央
制御部6における発信分析プログラム91が起動される。 発信分析プログラム91では、発呼信号に含まれる発端
末61がダイヤルした番号(受信番号)を翻訳して着ロー
カルユニット1−kを決定する(100)。次に、ローカ
ルユニット間ルート(ルート1〜P)対応に1ビットで
空き塞がりを表示する第10図の発側ルート空き塞がりテ
ーブル(本例で0/1を塞がり/空きとしている)を読み
だし、空きルートを検出する(101)。次に第11図に示
す発側ルート使用帯域管理テーブルにおいて、空きルー
ト対応の使用帯域を読みだし、これに発呼信号に含まれ
るユーザ申告帯域を加算する(102)。この結果、割付
け制限値以上になるルートに関しては空き表示から塞が
り表示に変更し(103)、このルート空き塞がりを示す
ビットパターン、及び、ユーザ申告値をパラメータとす
る起動信号をタンデムユニットに送信する処理を行う
(104)。 起動信号は中央処理部6から上り用信号処理部53に転
送され、本信号処理部53でパケットに分解され、パケッ
トヘッダに、着ローカルユニット1−k対応に固定的に
割り付けられたルート1に対応したPT1、PT2を設定す
る。この起動信号は、パケットヘッダ中のルーティング
情報に従い、発ローカルユニット1−1の自己ルーティ
ングスイッチ3−1、タンデムユニットの自己ルーティ
ングスイッチ4−1を経由して、着ローカルユニット1
−kの回線対応部7′bに着信する。該回線対応部7′
bにおいて、第4図に示すラベル変換テーブルの制御信
号用エリアより、出力回線用VCIoc、VPIoc、及び、信号
処理部5−kが接続される自己ルーティング3−kの出
力ポート番号PTが読みだされ、ヘッダ部に挿入される。
該パケットはPT情報により自己ルーティングスイッチ3
−kでスイッチングされ、着ローカルユニット1−k内
の信号処理部5−k(第5図における下りパケット用信
号処理部52)に着信する。 <着信処理> 起動信号が着ローカルユニットに着信した時の処理を
以下示す。起動信号を受信した信号処理装置52では、発
ローカルユニットにおける処理と同様に、パケット組立
て処理、LAPD(Link Access Procedure on the D−Chan
nel)等の信号処理を行ない、その後中央制御部6にお
ける着信分析プログラム92が起動される。着信分析プロ
グラム92の処理フローを第12図に示す。まず、着側ロー
カルユニット1−kとタンデムユニット間の割付け可能
ルートを選択する(120)。この処理は発側ルート選択
時と同様、ルート対応に1ビットで空き塞がりを表示す
る着側ルート空き塞がりテーブル(第10図に相当)を読
みだし、空きルートを検出する。次に第11図に相当する
着側ルート使用帯域管理テーブルにおいて、空きルート
対応の使用帯域を読みだし、これに起動信号に含まれる
ユーザ申告帯域を加算する。この結果、割付け制限値以
上になるルートに関しては空き表示から塞がり表示に変
更し、この着側ルート空き塞がりを示すビットパターン
を求める。この着側の空き塞がりビットパターンと起動
信号のパラメータ中の発側の空き塞がりビットパターン
とANDをとり、空きルートを選択する(121)。次に、着
信ルート帯域管理テーブルにおける選択ルートの使用帯
域をユーザの申告値で更新する(122)。更新した結
果、割付け制限値に達した場合は着側ルート空き塞がり
テーブルも空きから塞がりに更新する。選択したルート
におけるユーザ情報用IVCIuを捕捉した(123)後、受信
パケット中の受信番号により着端末62の収容位置を求め
(124)、該着端末と接続する回線PT、及び、その回線
におけるVPIou、VCIouを捕捉する(125)。上記VPIou、
VCIou、及び、PTは、中央制御部に接続されるプロセッ
サバス29を経由して、着ローカルユニット1−k内ラベ
ル変換テーブルのIVCIu対応のエリア(ユーザ情報エリ
ア)に設定される。(126)。その後、発ローカルユニ
ットに対してユーザ申告値、割付け可能ルート(処理12
1で決定したルート)、及び、捕捉したIVCIuをパラメー
タとする起動完了信号を送信する(127)。起動完了信
号送信処理は発ローカルユニットにおける起動信号送信
処理と同様に、信号パケットが中央処理部6から信号処
理部53に転送され、本信号処理部53でパケットに分解さ
れ、パケットヘッダに、発ローカルユニット1−1対応
に固定的に割り付けられたルート1に対応するPT1、PT2
を設定する。この起動完了信号は、パケットヘッダ中の
ルーティング情報に従い、着ローカルユニット1−kの
自己ルーティングスイッチ3−k、タンデムユニット2
の自己ルーティングスイッチ4−1、発ローカルユニッ
ト1−1の回線対応部7bに着信する。該回線対応部7bに
おいて、第4図に示すラベル変換テーブルの制御信号用
エリアより、出力回線用VCIoc、VPIoc、及び、信号処理
部5−1が接続される自己ルーティング3−1の出力ポ
ート番号PTが読みだされ、ヘッダ部に挿入される。該パ
ケットはPT情報により自己ルーティングスイッチ3−1
でスイッチングされ、着ローカルユニット1−k内の信
号処理部5−1(第5図における下りパケット用信号処
理部52)に着信する。 <起動完了処理> 起動完了信号が発ローカルユニットに着信した時の処
理を以下示す。起動信号を受信した信号処理装置52で
は、パケット組立て処理、信号処理を行ない、その後中
央制御部6における起動完了処理プログラム93が起動さ
れる。起動完了処理プログラム93の処理フローを第13図
に示す。信号のパラメータ中にある割付けルートについ
て第11図の発側ルート使用帯域管理テーブルを更新する
(140)。発端末61と接続する回線におけるVPIiu、VCIi
uを捕捉する(141)。ラベル変換テーブルのVCIiu対応
のエリア(ユーザ情報エリア)に、起動完了信号中のパ
ラメータIVCIu、及び、出力ポート情報PT1PT2を中央制
御部に接続されるプロセッサバス29を経由して設定す
る。出力ポート情報については発着ローカルユニット間
ルートから求まる。 以上の処理により、呼設定処理が完了する。 <情報転送時> 呼設定後、発端末61からパケットヘッダにVPIiu、VCI
iuを持つユーザ情報パケット78が発ローカルユニット1
−1に着信した時の動作について以下説明する。 第2図上り回路21において、入力レジスタ25からパケ
ットヘッダ部のVCIエリアが分離され、その値であるVCI
icがデータ線27を経由して入側ラベル変換テーブル26を
アクセスする。第3図に示す入側変換テーブル26におい
て、ユーザ情報用VCIiu対応のアドレスに呼設定時捕捉
されたIVCIuと選択された出力ポート情報PT1、PT2が設
定されている。IVCIiuとPTの情報がデータ線28を経由し
て出力レジスタ24でパケットヘッダ部に挿入される。本
パケットは回線10−aを経由して、自己ルーティングス
イッチ3−1でパケットヘッダ中のPT1によりスイッチ
ングされ、回線例えば9a−qを経由してタンデムスイッ
チユニット2に転送される。タンデムユニット2内自己
ルーティングスイッチ4−qではパケットヘッダ中のPT
2によりスイッチングされ、回線9′b−1を経由し
て、着ローカルユニット1−kにおける回線対応部7′
b−1に到着する。第2図上り回路21において、入力レ
ジスタ25からパケットヘッダ部のVCIエリアが分離さ
れ、その値であるIVCIuがデータ線27を経由してラベル
変換テーブル26をアクセスする。変換テーブル26には、
ユーザ情報用IVCIu対応のアドレスに着端末62が接続さ
れている回線PT、及び、その回線上のVPIou、VCIouが設
定され、これらがデータ線28を経由して出力レジスタ24
でパケットヘッダ部に挿入される。着ローカルユニット
1−k内自己ルーティングスイッチ3−kでパケットヘ
ッダ中のPTによりスイッチングされ、着端末に接続され
ている回線対応部例えば7′a−1に着信する。VPIo
u、VCIouが挿入されたユーザ情報パケットは出回線8′
b−1を経由して着端末62に着信する。 2.2 他局出接呼 他局出接呼には、自局の端末から呼が発生する出接続
呼と、他局から着信するタンデム呼とに分かれる。ここ
では、自局発信の出接続呼を例にとり以下説明する。 <出ルートの選択順序> 交換機には通常複数の出ルート(他交換機に行くルー
ト)が接続され、受信したダイヤル番号を翻訳した結果
より、このうち一つの出ルートを選択し、該ルート内の
回線より必要な帯域を確保する。確保できない場合は、
あらかじめ決定されている迂回ルートの回線より必要な
帯域を捕捉する。上記最初に選択するルートを第1ルー
トと称し、上記迂回ルートを第2ルートと称す。 複数ローカルユニットが存在する分散型の交換機にお
いて、交換機からの同一出ルートに関しては、複数回線
収容する場合は危険分散を考慮して、第14図に示すよう
に第1ルート、第2ルート共に複数のローカルユニット
に分散して回線を収容する。 第14図に示すローカルユニット151内の端末150から発
生した呼に関し、次の順序でルートを選択する。 自ローカルユニット151収容第1ルートの選択 上記がビジーならば、他ローカルユニット(例えば
152)収容第1ルートの選択 上記がビジーならば、自ローカルユニット151収容
第2ルートの選択 上記がビジーならば、他ローカルユニット(例えば
152)収容第2ルートの選択 <発信処理> 上記自局落ち呼と同様、第8図における信号シーケン
スにより制御する。 出接続呼に関し、第9図発信分析プログラム91の着ユ
ニット決定処理100は、上記ルート選択順序に従って決
定されたルートが収容されるユニットを決定するもので
あり、第15図にその処理フローを示す。受信した番号に
より、番号翻訳テーブル180、181を索引し、出接続識別
し、出ルート番号に当たるVPIを読みだす(170)。自ロ
ーカルユニット内該VPに対して、割付け可能かをチェッ
ク(171)し、割付け可能ならば、自ローカルユニット
内で閉じた接続を行う。割付け不可、あるいは、自ロー
カルユニットに該当の回線が接続していない場合、出接
続呼管理テーブル182において該VPI対応の使用帯域状況
を読みだす(172)。本使用帯域状況を例えば各ユニッ
ト対応に2ビットで表現し、値0は未使用、1は低使用
状態(あるしきい値より低い)、2は高使用状態(ある
しきい値より高い)、3は塞がりを示す(未実装は
3)。これより、割付け可能なユニットを選択する(17
3)。全てのユニットに関し、割付け不可能ならば、迂
回テーブル183を用いて、迂回ルート(ネクストVPI)を
読みだし(174)、以降、上記第1ルートと同様の処理
(処理171〜175)を行う。迂回テーブル183において迂
回ルートが無い場合、ブロック処理を行う(175)。着
ローカルユニットが決定した場合は、自局落ち呼と同様
第9図に示す発着ローカルユニット間のルート選択処理
105を行う。ルート対応に1ビットで空き塞がりを表示
する第10図の発側ルート空き塞がりテーブル(本例では
0/1を塞がり/空きとしている)を読みだし、空きルー
トを検出する(101)。次に第11図に示す発側ルート使
用帯域管理テーブルにおいて、空きルート対応の使用帯
域を読みだし、これに発呼信号に含まれるユーザ申告帯
域を加算する(102)。この結果、割付け制限値以上に
なるルートに関しては空き表示から塞がり表示に変更し
(103)、このルート空き塞がりを示すビットパター
ン、及び、ユーザ申告値をパラメータとする起動信号を
タンデムユニットに送信する処理を行う(104)。 <着信処理> 起動信号が着ローカルユニットに着信した時、第16図
に示す出接着信分析プログラム92が起動される。起動信
号のパラメータに含まれる指定VPIの現在使用されてい
る帯域を出ルート使用帯域テーブル196より読みだし(1
90)、割付け可能かをチェックする(191)。割付け不
可能ならば、起動不完了信号を発ローカルユニットに返
送し(194)、割付け可能ならば、出ルート使用帯域テ
ーブル196を更新する。本割付けの結果、出接続管理テ
ーブル182において、あらかじめ決められた呼設定時の
しきい値を超した場合、他の全ユニットにたいして変化
した値をパラメータとする出ルート制御信号を送信する
(195)。それ以降は、時局落ち呼の着信分析92と同様
処理を行う。着側ローカルユニット1−kとタンデムユ
ニット間の割付け可能ルートを選択する(120)。この
処理は発側ルート選択時と同様、ルート対応に1ビット
で空き塞がりを表示する着側ルート空き塞がりテーブル
(第10図に相当)を読みだし、空きルートを検出する。
次に第11図に相当する着側ルート使用帯域管理テーブル
において、空きルート対応の使用帯域を読みだし、これ
に起動信号に含まれるユーザ申告帯域を加算する。この
結果、割付け制限値以上になるルートに関しては空き表
示から塞がり表示に変更し、この着側ルート空き塞がり
を示すビットパターンを求める。この着側の空き塞がり
ビットパターンと起動信号のパラメータ中の発側の空き
塞がりビットパターンとANDをとり、空きルートを選択
する(121)。次に、着信ルート帯域管理テーブルにお
ける選択ルートの使用帯域をユーザの申告値で更新する
(122)。更新した結果、割付け制限値に達した場合は
着側ルート空き塞がりテーブルも空きから塞がりに更新
する。選択したルートにおけるユーザ情報用IVCIuを捕
捉した(123)後、受信パケット中の受信番号により着
端末62が接続する回線PTを求め(124)、該着端末と接
続する回線におけるVPIou、VCIouIを捕捉する(125)。
上記VPIou、VCIou、PTは、中央制御部に接続されるプロ
セッサバス29を経由して、着ローカルユニット内回線対
応部におけるラベル変換テーブルのIVCIu対応のエリア
(ユーザ情報エリア)に設定される(126)。その後、
発ローカルユニットに対してユーザ申告値、割付け可能
ルート(処理121で決定したルート)、及び、捕捉したI
VCIuをパラメータとする起動完了信号を送信する(12
7)。以下、自局落ち呼と同様にして呼が設定され、ユ
ーザ情報が転送される。 <解放処理> 呼を解放するにあたり、相手局からの切断信号によっ
て、着ローカルユニットの中央制御部における第17図に
示す解放処理プログラムが起動される。出ルート使用帯
域テーブル196の更新(減算)を行い(201)、各呼リソ
ースを解放し(202)、解放信号を発ローカルユニット
に送信する(203)。呼の解放処理により、出接続管理
テーブル182において、あらかじめ決められた解放時の
しきい値を超したかをチェックし(204)、しきい値を
超した場合は他の全ユニットにたいして変化した値をパ
ラメータとする出ルート制御信号を送信する(205)。 <通知処理> 上記実施例では、呼毎に使用帯域の変化をチェック
し、あらかじめ決められたしきい値を超した場合に出ル
ート制御信号を送信した例であったが、呼毎ではチェッ
クせず、周期的に各ローカルユニットが使用状況を他の
全ユニットに通知する方式もある。本方式では、ローカ
ルユニットの中央制御部には、出ルート情報転送プログ
ラムが設置され、周期的に本プログラムが起動され、自
ローカルユニット内のVPIごとの使用状況をチェック
し、例えば、出接続管理テーブル182に設定すべき2ビ
ット値をパラメータとする出ルート制御信号を送信す
る。 2.3 統合化ノード構成における呼動作 第18図に示す統合化ノードシステムにおける呼動作を
以下述べる。ATMネットワークにおいて、交換機(ノー
ド)間は物理リンク、仮想パスVP、仮想コネクションVC
が階層的に設定され、本構成では、ATMネットワークに
接続する回線250、及び、ローカルユニット1−ATMクロ
スコネタ用自己ルーティングスイッチ255間は上記ネッ
トワーク構成が適用される。これと同様にローカルユニ
ット−タンデムユニット間回線9に対しても上記構成を
設定する。従って、発ローカルユニットはタンデムユニ
ット2に出力されるパケットに対し、発ローカルユニッ
ト−タンデムユニット間VPIを付与し、タンデムユニッ
ト2では自己ルーティングスイッチ(4,255)の前段の
ラベル変換テーブル256該VPI(VPIi)により、着ローカ
ルユニット−タンデムユニット間VPI(VPIo)、及び、
自己ルーティングスイッチ(4,25)の出力ポート番号PT
に変換する。 タンデムユニット2を通過する呼には、自己ルーティ
ングスイッチ4−1〜4−pを介する実施例2.1項、2.2
項記載のローカルユニット間呼、クロスコネクトとして
自己ルーティングスイッチ255を用いる出(入)接続
呼、及び、中継網251からの呼を自局に落とさず再び中
継網251に通過させる中継呼の3種類がある。 (1) ローカルユニット間呼 タンデムユニット2内ローカルユニット間接続用自己
ルーティングスイッチ4−1〜4−pを経由する呼であ
り、発ローカルユニットにおいて、タンデムスイッチ2
内自己ルーティングスイッチ4−1〜4−pの出力ポー
ト番号RTを指定するのではなく、発ローカルユニット−
タンデムユニット間VPIiを指定し(パケットヘッダ中に
挿入)、タンデムユニット2のラベル変換テーブル256
で該VPIiから着ローカルユニット−タンデムユニット間
VPIo、及び、自己ルーティングスイッチ4−1〜4−p
の出力ポート番号RTに変換し、実施例2.1項、及び、2.2
項記載の呼動作を行なう。 (2) 出(入)接続呼 タンデムユニット2内クロスコネト用自己ルーティン
グスイッチ255を経由する本ノード−中継網251間の呼と
しては、本ノードからATM中継網251に出る出接続呼、AT
M中継網251から本ノードに着信する入接続呼がある。こ
こでは、出接続呼について述べる。 実施例2.2項記載の呼設定動作によりユーザ情報は発
ローカルユニット(例えば(1−1)−タンデムユニッ
ト内自己ルーティング(例えば4−1)−着ローカルユ
ニット(例えば1−k)の順に転送され、着ローカルユ
ニットからは第6図(C)のパケットフォーマットでタ
ンデムスイッチ2内のクロスコネクタ用自己ルーティン
グスイッチ255に接続されるパケット回線9′a−sに
送出される。タンデムスイッチ2内のパケット回線9′
a−sに接続するラベル変換テーブル256において、VPI
oからATM中継網251用VPI、及び、クロスコネクタ用自己
ルーティングスイッチ255の出力ポート番号PTに変換さ
れると共に、これらの情報がパケットヘッダ中に挿入さ
れる。上記PTにより、自己ルーティングスイッチ255に
おいて該パケットはスイッチングされ、ATM中継網251に
接続するパケット回線(例えば250b−1)に送出され
る。 (3)中継呼 中継網251からの呼を該パケット交換機に着信せず、
タンデムスイッチ2内のクロスコネクタ用自己ルーティ
ングスイッチ255を用いて再び中継網251に通過させる呼
であり、この場合、本ノードはATMクロスコネクタとし
てのみ用いられる。ATM中継網251からは第6図(C)の
パケットフォーマットで例えばパケット回線250a−uを
経由してパケットがタンデムスイッチ2に着信する。以
下、該パケットは上記出接続呼と同様にATM中継網251に
接続するパケット回線(例えば250b−1)に転送され
る。 また、タンデムユニット中の信号処理部252、中央処
理部253は上記情報転送時には使用されず、ラベル変換
テーブル設定時に用いられる。局建時、あるいは、増設
時、テーブル書替え要求信号としてローカルユニット1
は特殊VPIを用いた制御用パケットをタンデムスイッチ
2に送信し、タンデムユニット内ラベル変換テーブル25
6では信号処理部252に接続する回線の出力ポート番号PT
が出力され、信号処理部252で終端される。信号処理部2
52はパケットを組み立て、これを中央制御部253に通知
する。中央制御部253では、該信号のパラメータにより
ラベル変換テーブル256を設定する。
各ローカルユニットに独立の交換機能を持たせ、タン
デムユニットにおいて呼毎の制御を行なわない完全な負
荷分散構成をとることにより、 (1)タンデムユニット、もしくは、ローカルユニット
−タンデムユニット間回線で障害となっても、ローカル
ユニット内で折り返す呼についてはスタンドアロンで稼
働することができる。 (2)ローカルユニット−タンデムユニット間通信を局
間インタフェースとすることにより、標準装置、標準プ
ログラムを使用することができる。 (3)最小構成は一ローカルユニットのみとでき、経済
性に優れており、大規模化に対しての増設性にも優れて
いる。 ローカルユニット−タンデムユニット間の回線使用帯
域を該回線が接続されるローカルユニットで管理し、呼
設定時制御信号により発着回線の帯域使用状態を考慮し
て最適ルートを選択することにより、発側ローカルユニ
ットのみでルートを選択する方式に比べ、呼損率を小さ
くすることができる。 情報が転送される着側ローカルユニットでVCIを捕捉
することにより、複数のローカルユニットから同一の回
線に多重される呼に関してもユニークに付与することが
できるため、VCIのみで呼の識別を可能となる。従っ
て、ラベル変換テーブルのアドレス量もVCIのみです
み、発ユニットも考慮したアドレスを付与する場合に比
べ、n個のローカルユニットを収容するシステムにおい
て1/nのメモリ量になる。 また、システムの共通リソースを扱う出接続呼制御を
本完全分散構成において可能とすることにより、共通メ
モリ、共通リソースサーバを設けるシステムに比べ、障
害の波及性、呼遅延時間等の性能面で有利になる。 さらに、ATMクロスコネクト機能をタンデムスィッチ
に取り込むことによって、従来、交換装置/伝送装置で
独立に行なわれていた増設等の保守運用が同一の操作に
より実現できる。
デムユニットにおいて呼毎の制御を行なわない完全な負
荷分散構成をとることにより、 (1)タンデムユニット、もしくは、ローカルユニット
−タンデムユニット間回線で障害となっても、ローカル
ユニット内で折り返す呼についてはスタンドアロンで稼
働することができる。 (2)ローカルユニット−タンデムユニット間通信を局
間インタフェースとすることにより、標準装置、標準プ
ログラムを使用することができる。 (3)最小構成は一ローカルユニットのみとでき、経済
性に優れており、大規模化に対しての増設性にも優れて
いる。 ローカルユニット−タンデムユニット間の回線使用帯
域を該回線が接続されるローカルユニットで管理し、呼
設定時制御信号により発着回線の帯域使用状態を考慮し
て最適ルートを選択することにより、発側ローカルユニ
ットのみでルートを選択する方式に比べ、呼損率を小さ
くすることができる。 情報が転送される着側ローカルユニットでVCIを捕捉
することにより、複数のローカルユニットから同一の回
線に多重される呼に関してもユニークに付与することが
できるため、VCIのみで呼の識別を可能となる。従っ
て、ラベル変換テーブルのアドレス量もVCIのみです
み、発ユニットも考慮したアドレスを付与する場合に比
べ、n個のローカルユニットを収容するシステムにおい
て1/nのメモリ量になる。 また、システムの共通リソースを扱う出接続呼制御を
本完全分散構成において可能とすることにより、共通メ
モリ、共通リソースサーバを設けるシステムに比べ、障
害の波及性、呼遅延時間等の性能面で有利になる。 さらに、ATMクロスコネクト機能をタンデムスィッチ
に取り込むことによって、従来、交換装置/伝送装置で
独立に行なわれていた増設等の保守運用が同一の操作に
より実現できる。
第1図は本発明を適用したパケット交換機の構成例、第
2図はパケット回線対応部、第3図、第4図、第19図は
ラベル変換テーブル、第5図はローカルユニット構成
例、第6図はパケットフォーマット、第7図は発着ロー
カルユニット間のルーティング構成、第8図は信号シー
ケンス図、第9図は発信処理フロー、第10図、第11図は
ルート管理テーブル、第12図は着信処理フロー、第13図
は起動完了処理フロー、第14図は出ルート選択順序、第
15図は着ユニット決定処理フロー、第16図は出接着信処
理フロー、第17図は解放処理フロー、第18図は統合化ノ
ードシステムの構成例である。 符号の説明 1、151、153……ローカルユニット、2、153……タン
デムユニット、3、4、51、255……自己ルーティング
スイッチ、5、52、53、252……信号処理部、6、253…
…中央制御部、7、262……回線対応部、8……交換機
入力回線、9……ユニット間パケット回線、10……回線
対応部−スイッチ間パケット回線、21……上り回線用回
線対応部、31……下り回線用回線対応部、23……遅延回
路、24……出力レジスタ、25……入力レジスタ、26、25
6……ラベル変換テーブル、27、28……データ線、29…
…プロセッサバス、31……O/E(E/O)変換装置、32……
同期回路、61、150……発端末、62……着端末、71〜81
……制御信号、91〜93、100〜104、120〜127、140〜14
3、170〜175、190〜195、201〜205……処理、154〜157
……出ルート、180〜183、196……呼処理関連テーブ
ル、250……ATM中継網−タンデムユニット間回線、251
……ATM中継網
2図はパケット回線対応部、第3図、第4図、第19図は
ラベル変換テーブル、第5図はローカルユニット構成
例、第6図はパケットフォーマット、第7図は発着ロー
カルユニット間のルーティング構成、第8図は信号シー
ケンス図、第9図は発信処理フロー、第10図、第11図は
ルート管理テーブル、第12図は着信処理フロー、第13図
は起動完了処理フロー、第14図は出ルート選択順序、第
15図は着ユニット決定処理フロー、第16図は出接着信処
理フロー、第17図は解放処理フロー、第18図は統合化ノ
ードシステムの構成例である。 符号の説明 1、151、153……ローカルユニット、2、153……タン
デムユニット、3、4、51、255……自己ルーティング
スイッチ、5、52、53、252……信号処理部、6、253…
…中央制御部、7、262……回線対応部、8……交換機
入力回線、9……ユニット間パケット回線、10……回線
対応部−スイッチ間パケット回線、21……上り回線用回
線対応部、31……下り回線用回線対応部、23……遅延回
路、24……出力レジスタ、25……入力レジスタ、26、25
6……ラベル変換テーブル、27、28……データ線、29…
…プロセッサバス、31……O/E(E/O)変換装置、32……
同期回路、61、150……発端末、62……着端末、71〜81
……制御信号、91〜93、100〜104、120〜127、140〜14
3、170〜175、190〜195、201〜205……処理、154〜157
……出ルート、180〜183、196……呼処理関連テーブ
ル、250……ATM中継網−タンデムユニット間回線、251
……ATM中継網
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−169850(JP,A) 特開 昭60−219846(JP,A) 特開 昭63−305643(JP,A) 特開 昭60−232742(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56,12/28
Claims (9)
- 【請求項1】それぞれが、複数のパケット回線を収容
し、該パケット回線上の論理チャネルをもとにスイッチ
の出力ポート情報に変換するラベル変換装置、該出力ポ
ート情報をもとにスイッチングする自己ルーティングス
イッチ、及び、制御パケットを終端し呼処理機能を行う
制御装置を有する複数のローカルユニットと、上記各ロ
ーカルユニットを接続する、前記ローカルユニットが有
するのと同じタイプの複数の自己ルーティングスイッチ
を有するタンデムユニットとにより構成され、 自ローカルユニット以外のローカルユニットに着信する
呼に関し、情報転送の発側ローカルユニットとタンデム
ユニット間の論理チャネルと同一の論理チャネルをタン
デムユニットと着側ローカルユニット間に設定する手
段、及び、 自ローカルユニット以外のローカルユニットに着信する
パケットに対し情報転送の発側ローカルユニットでタン
デムユニット内の自己ルーティングスイッチの出力ポー
ト情報をパケット内に挿入する手段を有し、 前記タンデムユニットにおいて、論理チャネル変換情報
の設定を行うことを不要とし、いかなる制御信号パケッ
トが発側ローカルユニットから着信しても、パケットの
終端及びそれに伴う呼処理制御を行うことなく、着側の
ローカルユニットに転送することを特徴とすることを特
徴とするパケット交換機。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のパケット交換
機において、 情報転送の着側のローカルユニットが論理チャネルを決
定することにより、複数の異なるローカルユニットから
の呼においても異なる論理チャネルを付与することを可
能とし、発側ローカルユニットに依らず、論理チャネル
番号で論理接続を識別することを特徴とするパケット交
換機。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のパケット交換
機において、 発側ローカルユニットと着側ローカルユニット間に複数
のパケット回線が存在する場合、発側ローカルユニット
は発側ローカルユニット−タンデムユニット間の回線使
用状態を含めた起動信号を着側ローカルユニットに転送
し、着側ローカルユニットは該使用状態と着側ローカル
ユニット−タンデムユニット間の回線使用状態により回
線を選択し、起動完了信号により発側ローカルユニット
に通知することを特徴とするパケット交換機。 - 【請求項4】複数のローカルユニットに同一の出ルート
回線を収容する特許請求の範囲第1項記載のパケット交
換機において、 各ローカルユニットに、出ルート別に帯域割付け状態を
記憶する手段を設け、出ルート呼が発生したローカルユ
ニットで割付け可能な該出ルートの回線を収容するロー
カルユニットを選択することを特徴とするパケット交換
機。 - 【請求項5】前記帯域割付け状態を一つ、あるいは複数
のしきい値により表示し、出ルート呼設定時、あるい
は、出ルート呼解放時、該しきい値を越した場合、他の
すべてのローカルユニットに通知する手段を有する特許
請求の範囲第4項記載のパケット交換機。 - 【請求項6】前記しきい値を出ルート呼設定時と出ルー
ト呼解放時で異なる値とする特許請求の範囲第5項記載
のパケット交換機。 - 【請求項7】ローカルユニットが周期的に前記出ルート
別帯域割付け状態の他のすべてのローカルユニットに送
信することを特徴とする特許請求の範囲第6項記載のバ
ケット交換機。 - 【請求項8】複数のパケット回線を収容し、該パケット
回線上の論理チャネルをもとにスイッチの出力ポート情
報に変換するラベル変換装置、該出力ポート情報をもと
にスイッチングする自己ルーティングスイッチ、及び、
制御パケットを終端し呼処理機能を行う制御装置から構
成されるローカルユニットと、 上記各ローカルユニットを接続する一つ、または複数の
自己ルーティングスイッチと、及び、 中継網、または中継網とローカルユニットに接続する一
つ、または複数の自己ルーティングスイッチから成るタ
ンデムユニットとにより構成され、 ローカルユニット間の呼、ローカルユニットから中継網
に発信する出接続呼、中継網からローカルユニットに着
信する入接続呼、及び、中継網から自交換機に着信する
ことなく中継網にルーティングする呼におけるパケット
をスイッチングすることを特徴とするパケット交換機。 - 【請求項9】それぞれが、複数のパケット回線を収容
し、該パケット回線上の論理チャネルをもとにスイッチ
の出力ポート情報に変換するラベル変換装置、該出力ポ
ート情報をもとにスイッチングする自己ルーティングス
イッチ、及び、制御パケットを終端し呼処理機能を行う
制御装置を有する複数のローカルユニットと、 前記ローカルユニットが有するのと同じタイプの複数の
自己ルーティングスイッチを有するタンデムユニット
と、 任意の発着ローカルユニット間で前記タンデムユニット
内の自己ルーティングスイッチを経由した複数のルート
を構成する、前記複数のローカルユニットと前記タンデ
ムユニット内の複数の自己ルーティングスイッチを接続
する複数のパケット回線とを有することを特徴とするパ
ケット交換機。
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