JPH08186585A - Atm交換機 - Google Patents

Atm交換機

Info

Publication number
JPH08186585A
JPH08186585A JP7000185A JP18595A JPH08186585A JP H08186585 A JPH08186585 A JP H08186585A JP 7000185 A JP7000185 A JP 7000185A JP 18595 A JP18595 A JP 18595A JP H08186585 A JPH08186585 A JP H08186585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
traffic
processor
call
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7000185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Watabe
良浩 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7000185A priority Critical patent/JPH08186585A/ja
Priority to US08/518,963 priority patent/US5771231A/en
Publication of JPH08186585A publication Critical patent/JPH08186585A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • H04L49/3081ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
    • H04L49/309Header conversion, routing tables or routing tags
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • H04L49/253Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports
    • H04L49/255Control mechanisms for ATM switching fabrics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • H04L49/3081ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
    • H04L2012/563Signalling, e.g. protocols, reference model
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5638Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
    • H04L2012/5639Tariffs or charging

Abstract

(57)【要約】 【目的】 呼処理プロセッサに負担を掛けずにトラヒッ
クデータや課金データを収集、編集する。 【構成】 所定の入線より到来したセルを該セルのヘッ
ダ部に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の出線に
スイッチングするATMスイッチ11を備えたATM交
換機に、呼処理制御を行なう呼処理プロセッサ14と、
トラヒックデータを収集するトラヒックプロセッサ15
を設ける。呼処理プロセッサ14は呼接続、呼切断要求
に基づいて呼処理制御を行ない、トラヒックプロセッサ
15は加入者回線LNにおけるトラヒックデータ(ND
Cデータ、PMデータ、課金データ)あるいは伝送路P
Tにおけるトラヒックデータを収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はATM交換機に係わり、
特に呼処理プロセッサの負担を掛けずにトラヒックデー
タを収集するATM交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】次世代交換方式としてATM(Asynchron
ous Transfer Mode)交換技術がITUで合意され、広
帯域のISDN(Broadband-ISDN)を実現する技術
として各機関において研究が盛んに行なわれている。A
TM交換技術は音声、動画像などの連続情報やデータな
どのバースト情報に依存することなく、また、各々の通
信速度に依存することなく、すべての情報をセルとよば
れる固定情報に変換して高速転送する。すなわち、AT
M伝送方式では物理回線上に多重に論理リンクを張るこ
とにより回線を複数の呼に割り当てる。そして、各呼に
応じた端末からの動画像データや音声データ等を固定長
の情報単位(セルという)に分解し、順次回線に送り出
して多重化を実現する。
【0003】セルは図19に示すように、53バイトの
固定長ブロックで構成され、その内5バイトがヘッダ部
HD、48バイトがインフォメーションフィールド(ペ
イロードともいう)DTである。ヘッダ部HDには、デ
ータがブロックに分解された後でも宛先が判るように呼
識別用の仮想チャンネル番号(Virtual Channel Identi
fier:VCI)が含まれ、そのほか方路を特定する仮想
パスの識別子(Virtual Path Identifier:VPI)
や、リンク間のフロー制御に用いられるジェネリックフ
ローコントロールGFC(Generic Flow Control)や、
ペイロードタイプPTI(Payload Type Identificatio
n)やヘッダのエラー訂正用符号HEC(Header Error C
ontrol)等が含まれている。
【0004】図20はATM伝送方式を説明するための
ATM網の概略構成図であり、1a,1bはATM端末
装置、3はATM網である。ATM網3は、データセル
を伝送する情報網3aと制御信号を伝送する信号網3b
を備え、情報網3aにおける各ATM交換機3c-1〜3c
-nの呼処理プロセッサ(CPU)3d-1〜3d-nは信号網
3bと接続されている。発信端末1aが着信端末1bを
呼び出すための発呼操作を行うと、発信端末内のセル組
立部はSET UPメッセージ(発信番号、着信番号、端末の
種別、平均セル速度、最大セル速度等を含むデータ)を
セル単位に分割し、各分割データに信号用VCI(端末
毎に予め定まっている)を付して信号セルを生成し、該
信号セルをATM網3に送り出す。
【0005】ATM交換機(発信側交換機)3c-1の信
号装置は信号セルを受信すれば、該信号セルに含まれる
情報を組立ててCPU3d-1に通知する。CPUは受信メ
ッセージに基づいて発信者サービス分析処理、課金処
理、着信者数字翻訳処理等の呼処理を行なうと共に、申
告された平均セル速度、最大セル速度等に基づいて方路
(VPI)及び呼識別情報(VCI)を決定し、つい
で、信号網3bを介してNO.7プロトコルに従って次
の中継交換機3c-2に発信番号、着信番号、VPI、VC
I、その他のデータを含むSET UPメッセージを送出す
る。中継交換機3c-2は発信側交換機3c-1と同様な処理を
行ない、以後各中継交換機も同様な処理を行い、最終的
に発信側交換機3c-1から着信端末が接続されたATM
交換機(着信側交換機)3c-nまでのパス及び中継AT
M交換機3c-2,3c-3,・・・が決定される。着信側交換機
3c-nは発信番号、着信番号、上位ATM交換機3c-3
のVCIを含むSET UPメッセージを受信すれば、着信端
末に所定VCIを割り当てる。着信端末1bは通話可能
であれば、通話可能な旨を示すALTメッセージを信号
網3bを介して発信側交換機3c-1に送り、発信側交換
機は発信端末1aに所定のVCIを割り当てる。着信端
末はALT信号送出後、着信者がオフフックするとCO
NNメッセージを信号網を介して発信端末1aに送る。
以上により通信が可能となる。
【0006】パス上の各ATM交換機3c-1〜3c-nはパ
ス毎に、上位ATM交換機のVCIに対応させて、(1)
該VCIを有するセルの出線を特定するためのルーチン
グ情報(あるいはタグ情報という)と、(2) 出力するセル
に付加する新たなVCI、VPIを内蔵のルーチングテ
ーブル(変換テーブルVCC)に登録する。データ通信
に際して、発信端末1aは送信すべきデータを所定バイ
ト長に分解すると共に、前記割り当てられたVCIを含
むヘッダを付けてデータセルを生成し、該データセルを
ATM網3に送り出す。各ATM交換機3c-1〜3c-nは
上位交換機から所定の入ハイウェイ(入線)を介してデ
ータセルが入力されると、ルーチングテーブルを参照し
て入力されたデータセルのVPI/VCIを付け変える
と共にタグ情報を付加し、該タグ情報に基づいて所定の
出ハイウェイ(出線)に送り出す。この結果、発信端末
1aから出力されたデータセルは呼処理で決定したパス
を介して着信側交換機3c-nに到達する。着信側交換機
3c-nはルーチングテーブルを参照して入力されたセル
に付加されているVCIを着信端末に割り当てたVCI
に付け変えた後、着信端末1bが接続されている回線に
送出する。以後、発信端末1aはデータセルを順次着信
端末1bに送り、着信端末は受信したセルに含まれる情
報部DTを組立て、元のデータを復元する。
【0007】以上は、1つの呼に対する場合であるが、
端末−ATM交換機間及び隣接ATM交換機間の各回線
の両端で互いに持ち合うVCI値を変えることにより、
1つの回線に多数の呼に応じた論理リンクを張ることが
でき、これにより高速多重通信が実現される。ATM伝
送方式によれば、動画像、データ、音声等異なる伝送速
度をもつ情報源の情報を多重化することができるため1
本の伝送路を有効に使え、しかも、パケット交換でソフ
ト的に行っているような再送制御や複雑な通信手順が不
要となり、150Mbps乃至600Mbpsの超高速
のデータ伝送が可能となる。又、ATM交換機にはバッ
ファリングの機能があり、このバッファリング機能によ
りATM交換機や着信端末に多数の呼が発生した場合で
も発信端末を待たせることなく呼を受け付けて着信端末
に送ることができる。例えば、着信端末1bに対し同時
に多数の端末から呼が発生し、これにより着信側交換機
3c-nと着信端末1b間の回線に空きがなくなると、着信
端末に送れないセルが発生する。かかる場合、着信側交
換機3c-nは送れないセルをバッファリングし、回線に空
きができた時に送ることにより発信端末を待たせること
なく呼を受け付けて着信端末に送ることができる。
【0008】図21は自己ルーチングATM交換機の構
成図であり、基本スイッチングユニットSWUとヘッダ
変換/タグ付与装置HCTAと、呼処理用のプロセッサ
(呼処理プロセッサ)を有している。このATM交換機
は、入線・出線間に1段の自己ルーチングスイッチモジ
ュールSRM1が存在する構成になっているが、複数の
自己ルーチングスイッチモジュ−ルが複数段接続された
構成であっても構わない。モジュールSRM1の入力端
はヘッダ変換/タグ付与装置HCTAを介して入線(入
ハイウェイ)#1〜#3接続され、出力端は出線(出ハ
イウェイ)#1〜#3と接続されている。ヘッダ変換/
タグ付与装置HCTAは、各入力線#1〜#3に対応し
てVC変換回路VCC1〜VCC3を備えている。VC変
換回路VCC1〜VCC3はルーチングテーブル(図示せ
ず)を備え、該テーブルを参照して入力セルのVPI/
VCIを付け替えると共に該セルにタグ情報を付加し、
しかる後、基本スイッチングユニットSWUに送り出
す。
【0009】呼処理プロセッサCPUは発呼時に呼処理
制御を行って、入力セルのVCI/VPIに代わって
付け替えるVCI、VPIを決定すると共に、着信端
末の所在地に応じた出線を指示するタグ情報を決定し、
これらを入力セルのVCI/VPIに対応させてVC
変換回路VCCi(i=1,2,3)のルーチングテー
ブルに書き込む。呼処理制御が終わって、セルが上位A
TM交換機を介して所定の入線に入力されると、該入線
に接続されたVC変換回路VCC1〜VCC3はルーチン
グテーブルより入力セルに付加されているVCIに応じ
た情報を読み出す。そして、セルにタグ情報を付加する
と共に、該セルのVPI/VCIを読み出したVPI/
VCIで付け替えて基本スイッチングユニットSWUに
送り出す。基本スイッチングユニットSWUの自己ルー
チングスイッチモジュールSRM1はタグ情報を用いて
セルを所定の出線より送出する。尚、出線に送出する前
に図示しない後処理回路でタグ情報は除去される。
【0010】図22は自己ルーチングスイッチモジュー
ル(SRM1)の具体例を示す回路図である。I1〜I3
はタグ情報検出回路、D1〜D3は伝送情報遅延回路、D
1〜DM3はデマルチプレクサ、DEC1〜DEC3はタ
グ情報デコード回路であり、以上によりセル振分け部C
ELDが構成される。FM11〜FM33はバッファメモリ
で例えばFIFO(First-In First-Out)メモリ、SEL
1〜SEL3はセレクタ、AOM1〜AOM3は到着順序管
理FIFOである。各到着順序管理FIFO(AOM1
〜AOM3)はそれぞれタグ情報デコード回路DEC1
DEC3の出力端に接続され、対応する3つのバッファ
メモリFM11〜FM13,FM21〜FM23,FM31〜FM
33にセルが到来する順序を記憶し、対応するセレクタS
EL1〜SEL3を制御してセル到来順に3つのバッファ
メモリからセルを読み出して出線#1〜#3に送出す
る。
【0011】検出回路Ii(i=1〜3)は入力されたセル
に含まれタグ情報を抽出してデコード回路DECi(i=1
〜3)に送る。デコード回路DECiは入力されたタグ
情報が出力端#j(j=1〜3)を示すものであれば、
切換信号SiによりデマルチプレクサDMiを操作してF
IFOメモリFMjiに伝送情報を送る。例えば、入力端
#1より入力したセルに含まれるタグ情報が出力端#2
を示すものであれば、デコード回路DEC1はデマルチ
プレクサDM1を操作して入力端#1からのセルをFM
21に入力する。到着順序管理FIFO(AOMi)はタ
グ情報デコード回路DEC1〜DEC3の出力端に接続さ
れ、対応する3つのバッファメモリFMi1〜FMi3にセ
ルが到来する順序を記憶する。例えば、セルがバッファ
メモリFM11→FM12→FM13→FM12→・・・の順序
で到来すれば、到着順序管理FIFO(AOM1)には
1→2→3→2→・・・のようにセル到来順にバッファ
メモリ識別符号が記憶される。しかる後、到着順序管理
FIFO(AOMi)は対応するセレクタSELiを制
御してセル到来順に3つのバッファメモリFMi1〜FM
i3からセルを読み出して出線#iに送出する。
【0012】このように、FIFOメモリFMijに複数
セル分の容量を持たせておくことにより、バッファ機能
が得られ、一時的に伝送データが増大するような場合に
も十分に対応できる。また、セル到来順にバッファメモ
リFMi1〜FMi3からセルを読み出すため各バッファメ
モリFMi1〜FMi3に均等数のセルが滞留し、バッファ
メモリよりオーバフローしてセルが廃棄される事態(Ce
ll Loss Ratioセル損失率)を少なくすることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ATM
交換機では、様々なバーストコネクションを同一交換機
に収容するため、トラヒック特性を生かしたリソースの
割付け方法が回線リソースを有効利用するための重要な
ポイントとなる。このため、トラヒック特性を把握する
ためにNDC,PM等のトラヒックデータを収集する機
能が必要となる。NDCデータは、インタフェース毎及
び仮想コネクション毎の入力セル数や出力セル数、及び
使用量パラメータ制御UPC(Usage Parameter Contro
l)による仮想コネクション毎の入力セルの廃棄数やCLP=
0の入力セルの廃棄数などである。PM(Performance M
onitoring Parameters)データは、エラーセル数(errord
cells)、失われたユーザ情報セル数(lost user informa
tion cells)、誤って挿入されたユーザ情報セル数(misi
nserted user information cells)等である。これらト
ラヒックデータは15分間隔で、あるいは1日に1回の
間隔で収集し、又、スレッショールド値以上の場合には
TCA(Threshold crossing alert)を出すように勧告
されている。
【0014】従来は、ATM交換機に1台のプロセッサ
が設けられ、該プロセッサが呼処理制御及びトラヒック
データの収集、編集処理、課金処理などすべての処理を
行なうものであった。このため、定期的に膨大なトラヒ
ックデータ収集及び編集を行なう必要があり、プロセッ
サの負荷が大きくなり、呼処理サービスが遅延する問題
があった。特に、ATM交換機に収容する加入者が多く
なる程、かかる問題は顕著になり、高速の呼処理サービ
ス、その他のサービスを提供できない問題があった。
【0015】以上から本発明の第1の目的は、プロセッ
サの負荷を軽減して高速の呼処理サービス、その他のサ
ービスを提供できるようにしたATM交換機を提供する
ことである。本発明の第2の目的は、呼処理プロセッサ
とトラヒックプロセッサをATM交換機に設け、呼処理
とトラヒックデータを収集及び編集する処理を分散して
呼処理プロセッサの負担を軽減するATM交換機を提供
することである。本発明の第3の目的は、ATM交換機
に収容する加入者が多くなっても呼処理プロセッサの負
担を軽減するように簡単に対応することができるATM
交換機を提供することである。本発明の第4の目的は、
呼処理プロセッサに負担を掛けずにトラヒックデータや
課金データを収集、編集できるATM交換機を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のATM交
換機の原理説明図である。11は所定の入線より到来し
たセルを該セルのヘッダ部に含まれるVCI/VPIに
基づいて所定の出線にスイッチングするATMスイッ
チ、12a〜12nはユーザ網インタフェースUNI(U
ser Network Interface)を介して加入者端末と接続され
た通話路装置(加入者回線インタフェース)、13a〜
13mは網ノードインタフェースNNI(Network Node
Interface)を介して網に接続された通話路装置(トラン
ク回路)、14は呼接続、呼切断要求に基づいて呼処理
制御を行なう呼処理プロセッサ、15は加入者回線ある
いは伝送路のトラヒックデータを収集するトラヒックプ
ロセッサである。
【0017】
【作用】所定の入線より到来したセルを該セルのヘッダ
部に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の出線にス
イッチングするATMスイッチ11を備えたATM交換
機に、呼処理制御を行なう呼処理プロセッサ14と、ト
ラヒックデータを収集するトラヒックプロセッサ15を
設ける。呼処理プロセッサ14は呼接続、呼切断要求に
基づいて呼処理制御を行ない、トラヒックプロセッサ1
5は加入者回線LNあるいは伝送路PTにおけるトラヒ
ックデータを収集する。このように、呼処理プロセッサ
とトラヒックプロセッサをATM交換機に設け、呼処理
とトラヒックデータ収集・編集処理を分散処理するよう
にしたから、呼処理プロセッサの負荷を軽減でき、又、
呼処理プロセッサに負担を掛けずにトラヒックデータや
課金データを収集、編集できる。
【0018】又、ATM交換機に収容する加入者が多い
場合には、トラヒックプロセッサを2以上設けて、トラ
ヒックデータの収集、編集処理を分散する。このように
すれば、各プロセッサの負荷を軽減でき、余裕を持って
処理を行なうことができる。更に、ATMスイッチと呼
処理プロセッサ間に信号処理用の第1の信号装置を設
け、又、ATMスイッチとトラヒックプロセッサ間に信
号処理用の第2の信号装置を設け、これら第1、第2の
信号装置及びATMスイッチを介して各通話路装置と呼
処理プロセッサ、トラヒックプロセッサ間で呼処理用セ
ル、トラヒックデータ通知/収集用のセルの送受を行な
う。このようにすれば、セル形式で各通話路装置と各プ
ロセッサ間で通信ができるため、通話路装置がATM交
換機から離れた場所にあっても呼処理を行なえ、又、ト
ラヒックデータの収集、編集処理ができる。例えば、ト
ラヒックプロセッサ15は所定の周期で第2の信号装置
及びATMスイッチ11を介して、トラヒックデータ収
集用セルを各通話路装置12a〜12n、13a〜13
mに送出する。各通話路装置は該トラヒックデータの要
求に従って加入者回線及び伝送路のトラヒックデータを
含むトラヒックセル通知用セルを生成し、ATMスイッ
チ、第2の信号装置を介してトラヒックプロセッサ15
に通知する。
【0019】又、呼処理プロセッサ14とトラヒックプ
ロセッサ15間をプロセッサ間通信が可能に接続し、ト
ラヒックプロセッサ15は、呼処理プロセッサ14から
呼接続通知があったとき所定時間毎に課金データの収集
を行なうと共に、呼処理プロセッサから呼切断通知があ
ったときに通話路装置より課金データの収集を行なう。
このようにすれば、課金データの収集をトラヒックプロ
セッサで行なうため、呼処理プロセッサの負担を益々軽
減できる。更に、加入者回線及び伝送路上にそれぞれ設
けられた各通話路装置12a〜12n、13a〜13m
と、呼処理プロセッサ14と、トラヒックプロセッサ1
5間をデータ通信可能にバス接続し、該バス線を介して
呼処理データやトラヒックデータを通話路装置と各プロ
セッサ間で送受する。このようにすれば、第1、第2の
信号装置を設けなくても、バス線を介して呼処理データ
やトラヒックデータを通話路装置と各プロセッサ間で送
受できる。
【0020】又、本発明によれば、呼処理プロセッサと
トラヒックプロセッサの両方を設けず、呼処理とトラヒ
ックデータ収集処理を行なう1台のプロセッサを設け、
該プロセッサとATMスイッチ間に、呼処理用セル及び
トラヒックデータ収集用セルに所定の信号処理を施す信
号装置を設ける。そして、該信号装置及びATMスイッ
チを介して各通話路装置とプロセッサ間で呼処理用セル
及びトラヒックデータ通知/収集用セルの送受を行なう
ようにする。このようにすれば、小型のATM交換機を
構成することができ、しかも、ATM交換機に収容する
加入者が多くなった場合にはトラヒックプロセッサと第
2の信号装置をATM交換機に接続することにより容易
に対応することができる。
【0021】又、プロセッサを呼処理プロセッサとし、
各通話路装置と保守センタ間にATM交換機を介してP
VCコネクションを張り、各通話路装置よりトラヒック
データ通知用セルを該PVCコネクションを利用して保
守センタに直接転送し、保守センタがトラヒックデータ
を収集、編集するようにできる。このようにしても、プ
ロセッサの負荷を軽減できる。更に、プロセッサを呼処
理プロセッサとし、ATMスイッチにトラヒックセル収
集装置を接続し、ATMスイッチは通話路装置より入力
された呼処理用セルに付加されているVPI/VCIを
参照して該セルを信号装置を介して呼処理プロセッサに
送り、通話路装置より入力されたトラヒックデータ通知
用セルに付加されているVPI/VCIを参照して該セ
ルをトラヒックセル収集装置に転送する。このようにし
ても、プロセッサの負荷を軽減できる。
【0022】
【実施例】
(A)本発明の第1実施例 (a) 全体の構成 図2は本発明の第1実施例の全体構成図である。図中、
11は所定の入線より到来したセルを該セルのヘッダ部
に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の出線にスイ
ッチングするATMスイッチ、12a・・・はユーザ網
インタフェースUNIを介して加入者端末と接続された
加入者回線インタフェース、13a・・・は網ノードイ
ンタフェースNNIを介して網に接続されたトランク回
路、14は呼接続、呼切断要求に基づいて呼処理制御を
行なう呼処理プロセッサ、15は加入者回線LN及び伝
送路PTのトラヒックデータを収集するトラヒックプロ
セッサである。呼処理プロセッサ14とトラヒックプロ
セッサ15はプロセッサ間通信ができるように接続され
ている。
【0023】16a,16bはそれぞれ呼処理プロセッ
サ14とATMスイッチ11間に設けられた第1の信号
装置(BSGC−CP)であり、加入者回線LN及び
伝送路PT上に設けられた通話路装置(加入者回線イン
タフェース、トランク)12a,13aよりATMスイ
ッチ11を介して入力された呼処理用セルをプロセッサ
が扱えるデータに分解して呼処理プロセッサ14に入力
する機能、呼処理プロセッサ14からのデータをセル
化してATMスイッチ11を介して所定の通話路装置に
送出する機能等を備えている。17a,17bはそれぞ
れトラヒックプロセッサ15とATMスイッチ11間に
設けられた第2の信号装置(BSGC−TP)であり、
通話路装置12a,13aよりATMスイッチ11を
介して入力されたトラヒックデータ通知用セルをプロセ
ッサが扱えるデータに分解してトラヒックプロセッサ1
4に入力する機能、トラヒックプロセッサ15からの
データをトラヒックデータ収集用セルにセル化してAT
Mスイッチ11を介して所定の通話路装置に送出する機
能等を備えている。
【0024】(b) ヘッダ変換/タグ付与部 ATMスイッチ11には、ヘッダ変換/タグ付与部21
a,21bが設けられている。ヘッダ変換/タグ付与部
21a,21bは図21で説明したように各入線に対応
してルーチングテーブル内蔵のVC変換回路を備えてい
る。各VC変換回路はルーチングテーブルを参照して入
力セルのVPI/VCIを付け替えると共に該セルにタ
グ情報を付加し、しかる後、ATMスイッチ11に入力
する。各通話路装置(加入者回線インタフェース、トラ
ンク)が呼処理プロセッサ14に呼接続、呼接続時に送
出する信号セル(呼処理用セル)に付加するVPI/VC
Iの値は、通話路装置毎に異なる値が加入時にあるいは
パス接続時に予め与えられている。例えば、加入者回線
インタフェース12aには呼処理用セルに付与するVP
I、VCI(CVPI、CVCI)として”s”、”
t”が与えられている。又、トランク13aには呼処理
用セルに付与するVPI、VCI(CVPI、CVC
I)として”x”、”y”が与えられている。
【0025】同様に、各通話路装置(加入者回線インタ
フェース、トランク)がトラヒックプロセッサ15にト
ラヒックデータ等を通知するためのセル(トラヒックデ
ータ通知用セル)に付加するVPI/VCIの値は、通
話路装置毎に異なる値が加入時にあるいはパス接続時に
予め与えられている。例えば、加入者回線インタフェー
ス13aにはトラヒックデータ通知用セルに付与するV
PI、VCI(TVPI、TVCI)として”S”、”
T”が与えられている。又、トランク13aにはトラヒ
ックデータ通知用セルに付与するVPI、VCI(TV
PI、TVCI)として”X”、”Y”が与えられてい
る。従って、各入線対応のVC変換回路のルーチングテ
ーブルには例えば図3に示すように、呼処理用セルに付
与するCVPI/CVCIに対応させて該セルを第1
の信号装置16a,16bにルーチングするタグ情報
と、付け替えるべき新VPI/VCIが対応付けら
れ、同様に、トラヒックデータ通知用セルに付与するT
VPI/TVCIに対応させて、該セルを第2の信号
装置17a,17bにルーチングするタグ情報と、付
け替えるべき新VPI/VCIが対応付けられている。
【0026】(c) 信号装置の構成 図4は信号装置(シグナリング装置)の構成図であり、
第1、第2の信号装置16a〜16b,17a〜17b
は同様の構成を有している。信号装置は、コントロール
部21と、プロセッサからの情報にレイヤ2の処理を施
して送り出すLAPD処理部22と、セルをプロセッサ
が扱えるフォーマットのデータに分解(デセル化)する
と共に、プロセッサからのデータをセル化するクラッド
回路(CLAD:Cell Assembly and Deassembly)23
と、ルーチングテーブル24と、クラッド回路から入力
されたセルのVPI/VCIの付け替え、タグ情報の付
加処理を行なうと共に、ATMスイッチ11から入力さ
れたセルよりタグ情報を削除するATMインターフェー
ス回路25を有している。コントロール部21には、デ
ータ転送先の通話路装置12a,13a・・・と該通話
路装置のVCI/VPIとの対応関係を記憶するテーブ
ルTBLが設けられ、クラッド回路23にはプロセッサ
(呼処理プロセッサ、あるいはトラヒックプロセッサ)
から入力されたデータをセル化すると共に各セルに転送
先の通話路装置に応じたVPI/VCIを付加する送信
用クラッド部S-CLADとATMインターフェース回路25
より入力されたセルをVCI/VPI毎にデセル化して
出力する受信用クラッド部R-CLADが設けられている。ル
ーチングテーブル24には、各通話路装置のVPI/V
CIに対応させて、セルを該通話路装置にルーチングす
るためのタグ情報が登録されている。
【0027】(d) ルーチンテーブルの初期設定 ヘッダ変換/タグ付与部21a〜21bの各入線に対応
するルーチングテーブルに、通話路装置より送出され
る呼処理用セルのVPI/VCIに対応させて該セルを
第1の信号装置16a,16bにルーチングするタグ情
報と付け替えるべき新VPI/VCIを初期設定すると
共に、通話路装置より送出されるトラヒックデータ通
知用セルのVPI/VCIに対応させて該セルを第2の
信号装置17a,17bにルーチングするタグ情報と付
け替えるべき新VPI/VCIを初期設定する必要があ
る。又、各信号装置16a〜17aのルーチンテーブル
24(図4)に各通話路装置のVPI/VCIに対応さ
せて、セルを該通話路装置にルーチングするためのタグ
情報を初期設定する必要がある。さて、各プロセッサ1
4,15、ヘッダ変換/タグ付与装置21a,21b、
各信号装置16a〜17はバス接続されている。そこ
で、バス線を介して呼処理に関係するルーチンテーブル
部分の情報を呼処理プロセッサ14が初期設定し、トラ
ヒック処理に関係するルーチンテーブル部分をトラヒッ
クプロセッサ15が初期設定する。図5はかかるルーチ
ンテーブルの初期設定シーケンスの説明図である。
【0028】ハードウェア初期設定時、呼処理プロセッ
サ14は第1の信号装置16a、16bのルーチングテ
ーブル24(図4)に、通話路装置毎に呼処理通信用セ
ルのVPI/VCIとタグ情報を初期設定する。又、ト
ラヒックプロセッサ15は第2の信号装置17a、17
bのルーチングテーブル24に通話路装置毎にトラヒッ
クデータ収集用セルのVPI/VCIとタグ情報を初期
設定する。・・・パス設定 ついで、呼処理プロセッサ14は、ヘッダ変換/タグ付
与部21a,21bの各入線に対応して設けられたルー
チングテーブルに、通話路装置より出力される呼処理用
セルのVCIに対応させて該セルを第1の信号装置1
6a,16bにルーチングするタグ情報と付け替える
べき新VPI/VCIを設定する。・・・呼処理用VC
C設定
【0029】又、トラヒックプロセッサ15は、ヘッダ
変換/タグ付与部21a,21bの各入線に対応して設
けられたルーチングテーブルに、通話路装置より出力さ
れるトラヒックデータ通知用セルのVCIに対応させて
該セルを第2の信号装置17a,17bにルーチング
するタグ情報と付け替えるべき新VPI/VCIを初
期設定する。・・・トラヒックデータ用VCC設定 しかる後、呼処理プロセッサ14は第1の信号装置16
a,16bを介して各通話路装置12a,13a・・・
に呼処理通信用セルのVPI/VCIを通知し、又、ト
ラヒックプロセッサ15は第2の信号装置17a,17
bを介して各通話路装置12a,13a・・・にトラヒ
ックデータ収集用セルのVPI/VCIを通知する。以
上により、初期設定が終了する。
【0030】(e) 加入者回線インタフェース部の構成 図6は加入者回線インタフェース部12aの構成図であ
る。31は光ファイバで構成された加入者回線と接続す
る光インタフェース部であり、光・電気変換回路(O/
E)と、電気・光変換回路(E/O)を備えている。3
2は電気レベルの制御を行なう物理レイヤ終端部(ST
M)、33はセルの分解、作成を行なうATMレイヤ終
端回路(ATM)、34は試験セル折り返し部(SE
L)であり、加入者回線インタフェース部の各部の試験
を行なうためにATMスイッチ側から送られて来る試験
セルをATMスイッチ側に折り返すものである。35は
加入者回線の性能劣化の度合を管理するATMレイヤ性
能管理部(MCCG)であり、エラーセル数(errord
cells)、失われたユーザ情報セル数(lost user infor
mation cells)、誤って挿入されたユーザ情報セル数
(misinserted user information cells)等のPMデータ
を収集する。
【0031】36は課金処理部(CHC)、37はAT
Mレイヤ警報監視部(OAM)であり、保守管理用のO
AMセル(Operation and Maintenance Cell)の挿入、
抽出処理を行なうもの、38はUPC/NPC処理部
(UPC)であり、インタフェース毎及び仮想コネク
ション毎の入力セル数や出力セル数、及びUPC/N
PC制御による仮想コネクション毎の入力セルの廃棄数
やCLP=0の入力セルの廃棄数などのNDCデータを収集
する。39は局内通信終端部(CLAD:Cell Assembl
y and Deassembly)であり、信号装置16a〜16
b,17a〜17b、ATMスイッチ11を介してプロ
セッサ14,15から転送されて来るセル(呼処理通信
用セル、トラヒックデータ収集用セル)を抽出してデセ
ル化すると共に、呼接続、呼切断のメッセージやトラ
ヒックデータをセル化して送出する機能を備えている。
【0032】40はATMスイッチとのインタフェース
部(SW)、41はマイコン構成の制御部であり、マイ
クロプロセッサ41a、RAM41b、ROM41c、
UPCインタフェース部41d等を備え、各部とバス接
続され、試験セルの折り返し制御、PMやNDC、
課金情報等のトラヒックデータを収集、通知するトラヒ
ック制御、呼接続、呼切断時における各種メッセージ
の送出制御、OAMセルによる警報監視制御を行なう
ようになっている。
【0033】(f) トラヒックデータ収集処理手順 図7はトラヒックデータ収集処理手順の説明図である。 (1)加入者登録あるいは伝送路の接続登録が図示しない
操作パネル等から呼処理プロセッサ14に入力される
と、(2)該呼処理プロセッサは加入者登録処理、パス接
続登録処理を実施し、(3)加入者登録、パス接続登録を
トラヒックプロセッサ15に通知する。(4)トラヒック
プロセッサ15は登録されている全加入者回線、伝送路
について、NDCデータとPMデータの収集処理を開始
する。(5)すなわち、トラヒックプロセッサ15はトラ
ヒックデータの各項目に応じて15分毎にあるいは1日
に1回の間隔でトラヒックデータを各通話路装置より収
集、編集する。
【0034】トラヒックデータの収集は以下のように行
なう。トラヒックプロセッサ15は、所定のトラヒック
データ収集時刻なると、通話路装置を特定するデータ、
収集すべきデータの種別、その他のデータを第1の信号
装置16a,16bに入力する。第1の信号装置16
a,16bは、指示された通話路装置に対応するトラヒ
ックデータ収集用セルのVPI/VCIをテーブルTB
L(図4)より求めると共に入力されたデータをセル化
し、該セルに前記求めたVPI/VCIを付加し、更に
は、トラヒックデータ収集用セルを指示された通話路装
置にルーチングするためのタグ情報をルーチングテーブ
ルより求めて該セルに付加してATMスイッチ11に送
出する。これにより、トラヒックデータ収集用セルは指
定された通話路装置に入力される。
【0035】通話路装置の局内通信終端部39(図6)
はトラヒックデータ収集用セルのVPI/VCIを参照
して該セルを抽出してデセル化し、デセル化したデータ
をマイコン41aに送る。マイコン41aは該データを
解析し、ATMレイヤ性能管理部35やUPC/NPC
処理部38により収集されているトラヒックデータを局
内通信終端部39に入力する。局内通信終端部39は入
力されたトラヒックデータをセル化すると共にトラヒッ
クデータ通知用のVPI/VCIを付与してATMスイ
ッチ11に送出する。ヘッダ変換/タグ付与装置21
a,21bは入力したトラヒックデータ通知用セルのV
PI/VCIをルーチングテーブルに記憶されている別
のVPI/VCIに付け替えると共に、該セルを第2の
信号装置17a,17bにルーチングするタグ情報を付
加してATMスイッチ11に入力する。
【0036】この結果、トラヒックデータ通知用セルは
第2の信号装置17a,17bに入力し、該第2の信号
装置はセルよりタグ情報を除去すると共にデセル化し、
得られたトラヒックデータをトラヒックプロセッサ15
に入力する。トラヒックプロセッサ15は該トラヒック
データを収集、編集する。以後、同様にして他の通話路
装置からもトラヒックデータを収集する。又、(6)通話
路装置から所定項目のトラヒックデータがスレッショー
ルド値を越えたことを示すTCA(Threshold crossin
g alert)通知があったとき、トラヒックプロセッサは該
通話路装置にトラヒックデータの詳細通知を要求して、
収集、編集処理を行なう。以上のトラヒックデータの収
集、編集処理はATM交換機が停止するまで常時行なわ
れる。そして、トラヒックプロセッサ15は定期的に、
あるいは要求により収集、編集したトラヒックデータを
保守センタに送信する。この結果、呼処理プロセッサは
トラヒックデータの収集、編集処理から解放され、著し
く付加が軽減する。
【0037】(7)かかる状態で、通話路装置よりパス接
続要求があると、(8)呼処理プロセッサはパス接続処理
を実行する。すなわち、通話路装置のマイコンは加入者
が発呼するとSET UPメッセージを局内通信終端部39
(図6)に入力する。局内通信終端部39は入力されデ
ータをセル化すると共に呼処理用のVPI/VCIを付
与してATMスイッチ11に送出する。ヘッダ変換/タ
グ付与装置21a,21bは入力した呼処理用セルのV
PI/VCIをルーチングテーブルに記憶されている別
のVPI/VCIに付け替えると共に、該セルを第1の
信号装置16a,16bにルーチングするタグ情報を付
加してATMスイッチ11に入力する。この結果、呼処
理用セルは第1の信号装置16a,16bに入力し、該
第1の信号装置はセルよりタグ情報を除去すると共にデ
セル化し、得られたSET UPメッセージを呼処理プロセッ
サ14に入力し、呼処理プロセッサ14は呼処理を実行
する。尚、呼処理プロセッサ14から通話路装置に送出
する呼処理通信用セルはトラヒックデータ収集用セルの
場合と同様に第1の信号装置→ATMスイッチ→局内通
信終端部39を介して通話路スイッチのマイコン41a
に通知される。
【0038】(9)呼処理によりパスが接続されると、呼
処理プロセッサ14はトラヒックプロセッサ15にプロ
セッサ間通信によりパス接続した旨を通知する。(10)こ
れにより、トラヒックプロセッサ15は通知された通話
路装置に課金開始を指示する。この課金指示は局内通信
終端部39を介してマイコン41aに取り込まれ、マイ
コン41aは課金処理部36に課金開始を指示する。課
金処理部36は該指示により課金のためのカウント(通
過セル数のカウント)を開始する。(11) トラヒックプ
ロセッサ15は5分間隔で課金データを各通話路装置よ
り収集、編集する。尚、課金データの収集制御はND
C,PMのトラヒックデータの収集処理と同様に行なえ
る。
【0039】(12)通話が終了すると、通話路装置はパス
切断のための呼処理用セルを呼処理プロセッサ14に送
出し、(13)呼処理プロセッサはパス切断処理を実施し、
(14)パス切断をトラヒックプロセッサ15に通知する。
(15)これにより、トラヒックプロセッサ15は課金終了
を通話路装置に通知すると共に、最後の5分に満たない
間の課金データを収集し、それ迄の課金データを加算す
る。(16)しかる後、トラヒックプロセッサ15は切断し
た呼についての課金データを呼処理プロセッサ14に送
付し、(17)呼処理プロセッサ14は課金の精算処理を行
なう。以上のように、呼処理プロセッサ14は呼の接
続、切断をトラヒックプロセッサ15に通知するだけで
課金データを入手できるため課金データの収集処理にお
ける負担が著しく軽減する。尚、5分毎に課金データを
収集するのは課金処理部36が課金途中で故障してそれ
迄の課金データが失われるの防止するためである。
【0040】又、(18)加入者の削除通知あるいは伝送路
の削除通知があると、(19)呼処理プロセッサは加入者削
除処理を行ない、(20)加入者削除をトラヒックプロセッ
サ15及び通話路装置に通知する。(21) ついで、トラ
ヒックプロセッサ15はNDC,PMデータを呼処理プ
ロセッサを介して(直接でもよい)該データを保守セン
タに送信する。
【0041】(B)本発明の第2実施例 図8は本発明の第2実施例のATM交換機の構成図であ
る。第1実施例では通話路装置と各プロセッサは、AT
Mスイッチ及び信号装置を介してセル形式でデータの送
受を行なった。この第1実施例によれば、通話路装置が
ATM交換機から離れていてもシステム構築上なんら問
題はない。しかし、第1、第2の信号装置が必要にな
る。第2実施例のATM交換機は信号装置を必要としな
いものであり、通話路装置がATM交換機の近くにある
場合に有利な構成である。
【0042】図8において図2の第1実施例と同一部分
には同一符号を付している。11はATMスイッチ(ヘ
ッダ変換/タグ付与装置は省略している)、12a〜1
2nは加入者側の通話路装置である加入者回線インタフ
ェース部、13a〜13mは伝送路側の通話路装置であ
るトランク回路、14は呼処理プロセッサ、15はトラ
ヒックプロセッサ、18はデータバスである。ATMス
イッチ11の図示しないヘッダ変換/タグ付与装置、各
通話路装置12a〜12n、13a〜13m及び呼処理
プロセッサ14、トラヒックプロセッサ15はバス線1
8により相互にデータ授受可能にバス接続されている。
【0043】図9は第2実施例の処理シーケンスであ
る。 (1) 初期時、呼処理プロセッサ14は各通話路装置に対
して自分のアドレスをマルチキャストにより通知する。
(2) ついで、トラヒックプロセッサも自分のアドレスを
マルチキャストにより通知する。(3)かかる状態で、通
話路装置が呼処理プロセッサ14に呼処理メッセージを
送信したい場合には、宛先として呼処理プロセッサのア
ドレス、発信元としての自分のアドレス及び通信したい
メッセージを含むパケットをバスに送出すれば、呼処理
プロセッサ14は該パケットを受信して呼処理を行な
う。(4)又、通話路装置がトラヒックプロセッサ15に
トラヒックデータを送信したい場合には、宛先としてト
ラヒックプロセッサ15のアドレス、発信元としての自
分のアドレス及びトラヒックデータを含むパケットをバ
スに送出すれば、トラヒックプロセッサ15は該パケッ
トを受信してトラヒックデータの収集、編集処理を行な
う。
【0044】尚、呼処理プロセッサ14、トラヒックプ
ロセッサ15が所定の通話路装置にデータを送るには、
宛先として該通話路のアドレス、発信元としてプロセッ
サのアドレス及び送りたい制御データを含ませてバス1
8に送出すればよい。
【0045】(C)本発明の第3実施例 ATM交換機が収容する加入者数が少ない場合には、第
1実施例のように呼処理プロセッサ、トラヒックプロセ
ッサの2台のプロセッサを設けるのは不経済である。そ
こで、加入者数が少ない小規模のATM交換機において
は、1台のプロセッサのみ設け、該プロセッサに呼処理
とトラヒックデータ収集処理の両方を行なわせる。そし
て、加入者が増えて1台のプロセッサの負担が大きくな
ったときに、トラヒックプロセッサを付加して処理の分
散を図る。以上のようにすれば、イニシャルコストを低
減でき好都合である。
【0046】図10は本発明の第3実施例の構成図であ
り、図2の第1実施例と同一部分には同一符号を付して
いる。第3実施例において図2の第1実施例と異なる点
は、 トラヒックプロセッサ14と第2の信号装置17a,
17bが存在しない点、 プロセッサ14が呼処理とトラヒック処理を実行する
点、 各通話路装置より出力される呼処理用セルのVPI/
VCIとトラヒックデータ通知用セルのVCI/VPI
を同一値にし、両セルを共にプロセッサ14に送るよう
にしている点である。 この第3実施例では加入者の増加に応じて、トラヒック
プロセッサ14と第2の信号装置17a,17bを追加
して第1実施例の構成に容易に拡張できるようになって
いる。かかる拡張時には、第1実施例と同様に、呼処理
用セルのVPI/VCIとトラヒックデータ通知用セル
のVCI/VPIを異ならせる。そして、呼処理用セル
は呼処理プロセッサ14に送られるようにし、トラヒッ
クデータ通知用セルはトラヒックプロセッサ15に送ら
れるようにする。
【0047】(D)本発明の第4実施例 図11は本発明の第4実施例の構成図であり、ATM交
換機に収容する加入者、伝送路が多くなった場合に適用
できるものである。第1実施例においては、1台の呼処
理プロセッサと1台のトラヒックプロセッサを設けた例
である。しかし、ATM交換機に収容する加入者や伝送
路が多くなると、1台のトラヒックプロセッサでは全加
入者回線、伝送路のトラヒックデータを収集、編集する
ことができなくなる。又、1台の呼処理プロセッサでは
全加入者の呼処理ができなくなる。そこで、第4実施例
では複数の呼処理プロセッサ14a〜14iと、複数の
トラヒックプロセッサ15a〜15iを設けたものであ
る。尚、11はATMスイッチ、121〜1210000は加
入者回線インタフェースやトランク回路等の通話路装置
である。
【0048】(E)本発明の第5実施例 図12は本発明の第5実施例のATM交換機の構成図で
ある。第1実施例ではトラヒックデータ収集用にトラヒ
ックプロセッサと第2の信号装置を設けた。第5実施例
では、トラヒックプロセッサや信号装置を設けず、トラ
ヒックデータ通知用セルをPVC(Peremanent Virtual
Channel)コネクションを介して直接保守センタに送る
ようにしている。図12において、11は入力セルを所
定の出線にスイッチングするATMスイッチ、12a・
・・は加入者回線インタフェース、13a〜13mはト
ランク回路、14は呼接続、呼切断要求に基づいて呼処
理制御を行なう呼処理プロセッサ、16a,16bは呼
処理プロセッサとATMスイッチ間に設けられ、ATM
スイッチを介して通話路装置より入力された呼処理用セ
ルに所定の信号処理を施して呼処理プロセッサ14に入
力する信号装置、21a,21bはヘッダ変換/タグ付
与装置、51は中継局、52はトラヒックデータや課金
データを収集する保守センタである。
【0049】ヘッダ変換/タグ付与装置21a,21b
における各入線に対応して設けられたルーチングテーブ
ルには、通話路装置から送出される呼処理用セルのVC
I/VPIに対応させて、付け替えるべきVPI/V
CI、該呼処理用セルを信号装置16a,16bに応
じた出線にルーチングするタグ情報が初期設定される。
又、各ルーチングテーブルには、通話路装置から送出さ
れるトラヒックデータ通知用セルのVCI/VPIに対
応させて、付け替えるべきVPI/VCI、該トラ
ヒックデータ通知用セルをトラヒックデータ収集用の保
守センタ52に応じた出線にルーチングするタグ情報が
初期設定される。更に、トラヒックデータ通知セルに関
して、各通話路装置と保守センタ間にはPVCコネクシ
ョンが張られている。従って、各通話路装置がトラヒッ
クデータ通知用セルをATMスイッチ11に送出すれ
ば、該セルはPVCコネクションを介して直接保守セン
タ52に送られる。
【0050】トラヒックデータ通知用セルのデータフィ
ールドには、図13に示すように実際のトラヒックデー
タ100、NDCデータ/PMデータ/課金データ(A
MA)の別101、通話路装置番号(OE(Office Equ
ipment)番号)102、局コード(ATM交換機の局番
号)が含まれる。保守センタ52は送られてきたトラヒ
ックデータをオフラインにて(ワークステーションWS
や大型計算機に掛けて)データ加工を行なう。又、課金
データやPMデータ等は編集後に呼処理プロセッサ側に
通知し、切断時の課金精算や悪意呼対策に利用する。
【0051】(F)第6実施例 (a) 構成 図14は本発明の第6実施例の構成図である。第1実施
例ではトラヒックデータ収集用にトラヒックプロセッサ
と第2の信号装置を設けた。第6実施例では、トラヒッ
クプロセッサや信号装置の代わりにトラヒック収集装置
を設けてトラヒックデータの収集、編集を行なって呼処
理プロセッサの負担を軽減する。図14において、11
は入力セルを所定の出線にスイッチングするATMスイ
ッチ、12a・・・は加入者回線インタフェース、13
a・・・はトランク回路、14は呼接続、呼切断要求に
基づいて呼処理制御を行なう呼処理プロセッサ、16
a,16bは呼処理プロセッサ14とATMスイッチ1
1間に設けられ、ATMスイッチを介して通話路装置
(加入者回線インタフェース、トランク回路)より入力
された呼処理用セルに所定の信号処理を施して呼処理プ
ロセッサ14に入力する信号装置、21a,21bはヘ
ッダ変換/タグ付与装置である。
【0052】61はATMスイッチ11に接続され、ト
ラヒックセルを収集するトラヒックセル収集装置、62
はトラヒックセル収集装置61により収集されたトラヒ
ックデータを格納するトラヒックデータ一次格納装置、
63はトラヒックデータを加入者回線あるいは伝送路毎
に格納するトラヒック履歴格納装置、64は所定時間
(例えば15分)毎にトラヒックデータ一次格納装置6
2に格納されているトラヒックデータをトラヒックデー
タ履歴格納装置63にDMA転送するDMA転送装置、
65はDMA転送時刻を報知するタイマ、66はトラヒ
ック一次格納装置のアドレスをトラヒック履歴格納装置
のアドレスに変換するための変換テーブル、67はAT
Mスイッチと接続され、保守センタからのトラヒック問
合わせセルを受信し、該セルにより要求されたトラヒッ
クデータを転送するトラヒック問い合わせ受け付け装
置、71は保守センタである。
【0053】呼処理プロセッサ14、トラヒックデータ
一次格納装置62、トラヒックデータ履歴格納装置6
3、DMA転送装置64、トラヒック問い合わせ受け付
け装置67はバス接続され、相互にデータ授受できるよ
うになっている。又、呼処理プロセッサ14とトラヒッ
クセル収集装置61間はデータ通信可能に接続されてい
る。更に、トラヒック問い合わせ受け付け装置67と保
守センタ71間にはPVCコネクションが張られてお
り、該コネクションを介してトラヒックデータ通知用セ
ルとトラヒック収集用セル等の送受が行なわれる。トラ
ヒックデータ一次格納装置62の記憶容量は小さいが、
所定周期で収集した各通話路装置における1回分のトラ
ヒックデータ(NDC,PM,課金データ)を記憶する
領域を有している。又、トラヒックデータ履歴格納装置
63の記憶容量は大きく、各通話路装置に対応して所定
周期で収集したN回分のトラヒックデータ(NDC,P
M,課金データ)を記憶する領域を有している。
【0054】(b) ヘッダ変換/タグ付与装置 ヘッダ変換/タグ付与装置21a,21bの各入線に対
応して設けられたルーチングテーブルには、通話路装置
から送出される呼処理用セルのVCI/VPIに対応さ
せて、付け替えるべきVPI/VCI、該呼処理用
セルを信号装置16a,16bに応じた出線にルーチン
グするタグ情報が初期設定される。又、各ルーチングテ
ーブルには、通話路装置より送出されるトラヒックデー
タ通知用セルのVCI/VPIに対応させて、付け替
えるべきVPI/VCI、該トラヒックデータ通知用
セルをトラヒックセル収集装置に応じた出線にルーチン
グするタグ情報が初期設定される。尚、トラヒックデー
タ通知用セルのVCI/VPIに対応させてルーチング
テーブルに記憶される上記VPI/VCI(付け替える
べきVPI/VCI)は以下のように決定する。すなわ
ち、VCIがトラヒックデータ一次格納装置62の通話
路装置に応じたアドレスを指すように、又、VPIがト
ラヒックデータの種別(NDCデータ、PMデータ、課
金データ)を示すように決定する。例えば、VPI=F
FFHは課金データ、VPI=FFEHはPMデータ、V
PI=FFD HはNDCデータである。
【0055】従って、トラヒックセル収集装置61はト
ラヒックデータ通知用セルを受信すると、該トラヒック
データ通知用セルをデセル化すると共に、図15に示す
ように、セルのVCI値により一次格納装置62のア
ドレスを計算し、又、VPIによりトラヒックデータ
の種別を識別する。しかる後、計算されたアドレスよ
り種別に応じた所定アドレスだけオフセットした位置に
トラヒックデータ(NDC,PM,課金データ)を書き
込む。
【0056】(c) セル転送 ヘッダ変換/タグ付与装置21a,21bは通話路装置
から呼処理用セルが入力すると、該呼処理用セルのVP
I/VCIを付け替えると共に、タグ情報を付加してA
TMスイッチ11に送出する。ATMスイッチ11はタ
グ情報を参照して呼処理用セルを信号装置16a,16
bに応じた出線に出力する。信号装置16a,16bは
呼処理用セルに所定の処理を施して呼処理プロセッサ1
4に送出する。又、ヘッダ変換/タグ付与装置21a,
21bは通話路装置からトラヒックデータ通知用セルが
入力されると、該トラヒックデータ通知用セルのVPI
/VCIを付け替えると共に、タグ情報を付加してAT
Mスイッチ11に送出する。ATMスイッチ11はタグ
情報を参照して入力セルをトラヒックセル収集装置61
に応じた出線に出力する。トラヒックセル収集装置61
はトラヒックデータ通知用セルをデセル化すると共に、
セルのVCI値により一次格納装置62のアドレスを計
算し、又、VPIによりトラヒックデータの種別を識別
する。しかる後、計算されたアドレスより種別に応じた
所定アドレスだけオフセットした位置にトラヒックデー
タを書き込む。
【0057】(d) DMA転送 トラヒックデータ一次格納装置62の記憶容量は小さ
い。そこで、定期的にトラヒックデータ一次格納装置6
2の記憶内容(トラヒックデータ)を大容量記憶装置で
あるトラヒックデータ履歴格納装置63に転送する必要
がある。図16はDMA転送のシーケンス説明図であ
る。 (1) 呼処理プロセッサ14は加入者登録や接続されるパ
ス(伝送路)の登録があると、通話路装置番号(OE番
号)に対応させて、一次格納装置62のアドレスと履歴
格納装置63のアドレスを変換テーブル66に登録す
る。(2) かかる状態において、タイマ65は所定周期
で、例えば15分間隔でDMA転送開始の割込みを発生
する。(3) 割込みが発生すると、DMA転送装置64
は、変換テーブル66を参照し、各装置毎に一次格納装
置62からトラヒックデータを読み取って履歴格納装置
の所定アドレスに転送格納する。これにより、最新のト
ラヒックデータは順次、一次格納装置62から履歴格納
装置63にDMA転送され、該履歴格納装置63に所定
期間の各通話路装置毎のトラヒックデータ(NDC,P
M,課金データ)が蓄積される。
【0058】(e) 課金データの収集 図17は課金データ収集シーケンスの説明図である。課
金データは5分間隔でトラヒックセル収集装置61によ
り収集されてトラヒックデータ一次格納装置62に記憶
され、しかる後、履歴格納装置63にDMA転送されて
蓄積される。かかる状態で、呼の切断が生じると、最
後の5分に満たない課金データを収集するために、呼処
理プロセッサ14は呼切断した装置の課金収集用VCI
を求め、該VCIを付してトラヒックセル収集装置6
1に課金データの収集を依頼する。これにより、トラ
ヒックセル収集装置61は受信したVCIを有する課金
データ要求セルを通話路装置に送る。通話路装置は課
金データ要求セルを受信すれば、課金データを課金デー
タ通知セルに乗せてトラヒックセル収集61に送る。
トラヒックセル収集61は該セルより課金データを求
め、呼処理プロセッサ14に通知する。呼処理プロセ
ッサ14は、課金データを受信すればトラヒックデータ
履歴格納装置63に記憶されている課金データを収集
し、該収集した課金データ及び受信した課金データす
べてを合計して課金の精算処理を行なう。
【0059】(f) 保守センタへの転送 図18は保守センタ71へのトラヒックデータの転送シ
ーケンス説明図である。保守センタ71とトラヒック問
い合わせ受け付け装置67間はPVCコネクションが張
られている。従って、保守センタ71は該コネクショ
ンを利用して収集したい装置のOE番号と収集内容(例
えばトラヒックデータの種別)を含むトラヒックデータ
収集用セルを受け付け装置67に転送する。トラヒッ
ク問い合わせ受け付け装置67はOE番号と収集内容を
キーとして変換テーブル66よりトラヒックデータ履歴
格納装置63のアドレスを求める。しかる後、DMA
転送装置64に指示して対象エリアのトラヒックデータ
をDMA転送してもらい、該トラヒックデータをセル化
してPVCコネクションを介して保守センタ71に転送
する。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明
は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形
が可能であり、本発明はこれらを排除するものではな
い。
【0060】
【発明の効果】以上本発明によれば、呼処理プロセッサ
とトラヒックプロセッサをATM交換機に設け、呼処理
とトラヒックデータ収集・編集処理を分散処理するよう
にしたから、呼処理プロセッサの負荷を軽減でき、又、
呼処理プロセッサに負担を掛けずにトラヒックデータや
課金データを収集、編集できる。又、本発明によれば、
ATM交換機に収容する加入者やパス(伝送路)が多い
場合には、トラヒックプロセッサを2以上設けて、トラ
ヒックデータの収集、編集処理を分散するようにしたか
ら、各トラヒックプロセッサの負荷を軽減でき、余裕を
持ってトラヒックデータの収集・編集処理を行なうこと
ができる。
【0061】更に、本発明によれば、ATMスイッチと
呼処理プロセッサ間に信号処理用の第1の信号装置を設
け、又、ATMスイッチとトラヒックプロセッサ間に信
号処理用の第2の信号装置を設け、これら第1、第2の
信号装置及びATMスイッチを介して各通話路装置と呼
処理プロセッサ、トラヒックプロセッサ間で呼処理用セ
ル、トラヒックデータ収集用のセルの送受を行なうよう
にしたから、セル形式で各通話路装置と各プロセッサ間
で通信ができるため、通話路装置がATM交換機から離
れた場所にあっても呼処理、トラヒックデータの収集、
編集処理ができる。又、本発明によれば、呼処理プロセ
ッサとトラヒックプロセッサ間をプロセッサ間通信が可
能に接続し、トラヒックプロセッサは、呼処理プロセッ
サから呼接続通知があったとき所定時間毎に課金データ
の収集を行なうと共に、呼処理プロセッサから呼切断通
知があったときに通話路装置より最後の所定時間に満た
ない課金データの収集を行なうようにしたから、呼処理
プロセッサは呼接続、呼切断の通知をするだけでよく、
すなわち、課金データの収集はトラヒックプロセッサで
行なうため、呼処理プロセッサの負担を益々軽減でき
る。
【0062】更に、本発明によれば、加入者回線及び伝
送路上にそれぞれ設けられた各通話路装置と呼処理プロ
セッサとトラヒックプロセッサ間をデータ通信可能にバ
ス接続し、該バス線を介して呼処理データやトラヒック
データを通話路装置と各プロセッサ間で送受するように
したから、信号装置を設けなくてもバス線を介して呼処
理データやトラヒックデータを通話路装置と各プロセッ
サ間で送受でき、構成を簡単にできる。又、本発明によ
れば、呼処理プロセッサとトラヒックプロセッサの両方
を設けず、呼処理とトラヒックデータ収集処理を行なう
1台のプロセッサを設け、又、該プロセッサとATMス
イッチ間に、呼処理用セル及びトラヒックデータ通知/
収集用セルに所定の信号処理を施す信号装置を設け、該
信号装置及びATMスイッチを介して各通話路装置とプ
ロセッサ間で呼処理用セル及びトラヒックデータ通知/
収集用セルの送受を行なうようにしたから、ATM交換
機の構成を小型化することができ、しかも、ATM交換
機に収容する加入者が多くなった場合にはトラヒックプ
ロセッサと第2の信号装置をATM交換機に接続するこ
とにより容易に対応することができる。
【0063】更に、本発明によれば、プロセッサを呼処
理プロセッサとし、トラヒックデータ通知用セルに関し
て各通話路装置と保守センタ間にPVCコネクションを
張り、各通話路装置よりトラヒックデータ通知用セルを
該PVCコネクションを利用して保守センタに直接転送
し、保守センタがトラヒックデータを収集、編集するよ
うにしたから、ATM交換機の構成を簡単にすることが
できると共に、プロセッサの負荷を軽減することができ
る。又、本発明によれば、プロセッサを呼処理プロセッ
サとし、ATMスイッチにトラヒックセル収集装置を接
続し、ATMスイッチは通話路装置より入力された呼処
理用セルに付加されているVPI/VCIを参照して該
セルを信号装置を介して呼処理プロセッサに送り、通話
路装置より入力されたトラヒックデータ通知用セルに付
加されているVPI/VCIを参照して該セルをトラヒ
ックセル収集装置に転送するようにしたから、プロセッ
サの負荷を軽減することができる。
【0064】この場合、トラヒックセル収集装置は小容
量のトラヒックデータ一次格納装置に通話路装置及びト
ラヒックデータの種別毎にトラヒックデータを格納し、
DMA転送装置が該一次格納装置よりトラヒックデータ
を大容量のトラヒックデータ履歴格納装置にDMA転送
し、該履歴格納装置に通話路装置及びトラヒックデータ
の種別毎にトラヒックデータ(NDCデータ、PNデー
タ、課金データ)を蓄積するようにしたから、呼処理プ
ロセッサの負担を掛けずにトラヒックデータを蓄積する
ことができる。又、ATM交換機にトラヒック問い合わ
せ受け付け装置を設け、該装置と保守センタ間にPVC
コネクションを張り、該コネクションを介して要求され
たトラヒックデータを履歴格納装置より読み出し、セル
化して保守センタに送るようにしたから、呼処理プロセ
ッサの負担をかけずに保守センタへトラヒックデータを
送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例構成図である。
【図3】ルーチングテーブルの説明図である。
【図4】シグナルリング装置(信号装置)の構成図であ
る。
【図5】ルーチングテーブルの初期設定手順説明図であ
る。
【図6】加入者回線インタフェース部の構成図である。
【図7】トラヒックデータ収集処理手順の説明図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例構成図である。
【図9】第2実施例の処理シーケンスである。
【図10】本発明の第3実施例の構成図である。
【図11】本発明の第4実施例の構成図である。
【図12】本発明の第5実施例の構成図である。
【図13】トラヒックデータ通知セルの内容説明図であ
る。
【図14】本発明の第6実施例の構成図である。
【図15】VPI/VCIと格納アドレスの関係説明図
である。
【図16】DMA転送シーケンスの説明図である。
【図17】課金データ収集シーケンスの説明図である。
【図18】保守センタへの転送シーケンス説明図であ
る。
【図19】ATMセルの構成図である。
【図20】ATM網の概略説明図である。
【図21】自己ルーチングATM交換機の構成図であ
る。
【図22】自己ルーチングスイッチモジュールの構成図
である。
【符号の説明】
11・・ATMスイッチ 12a〜12n・・加入者回線インタフェース部 13a〜13m・・トランク回路 14・・呼処理プロセッサ 15・・トラヒックプロセッサ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入線より到来したセルを該セルの
    ヘッダ部に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の出
    線にスイッチングするATMスイッチを備えたATM交
    換機において、 接続、切断要求に基づいて呼処理制御を行なう呼処理プ
    ロセッサと、 ユーザ網インタフェース(UNI)を介して加入者と接
    続された加入者回線におけるトラヒックデータあるいは
    網ノードインタフェース(NNI)を介して網に接続さ
    れた伝送路のトラヒックデータを収集するトラヒックプ
    ロセッサを備えたATM交換機。
  2. 【請求項2】 呼処理プロセッサとATMスイッチ間に
    設けられると共に、加入者回線あるいは伝送路上に設け
    られた通話路装置よりATMスイッチを介して入力され
    た呼処理用セルに所定の処理を施して呼処理プロセッサ
    に入力する第1の信号装置と、 トラヒックプロセッサとATMスイッチ間に設けられる
    と共に、ATMスイッチを介して通話路装置より入力さ
    れたトラヒックデータ通知用セルに所定の処理を施して
    トラヒックプロセッサに入力する第2の信号装置を備
    え、 ATMスイッチは通話路装置より入力された呼処理用セ
    ルに付加されているVPI/VCIを参照して該セルを
    第1の信号装置に接続すると共に、通話路装置より入力
    されたトラヒックデータ通知用セルに付加されているV
    PI/VCIを参照して該セルを第2の信号装置に接続
    する請求項1記載のATM交換機。
  3. 【請求項3】 ATMスイッチは、各入線のそれぞれに
    設けられると共にVCI変換用のテーブルを備え、該テ
    ーブルを参照して各入線より入力したセルのVCI/V
    PIを付け替えると共に該セルを所定の出線にルーチン
    グするためのタグ情報をセルに付加するヘッダ変換/タ
    グ付与手段を備え、 呼処理プロセッサは、通話路装置から送出される呼処理
    用セルのVPI、VCIに代わって付け替えられるVP
    I、VCIを各ヘッダ変換/タグ付与手段の前記変換用
    テーブルに初期設定すると共に、トラヒックプロセッサ
    は、通話路装置から送出されるトラヒックデータ通知用
    セルのVPI、VCIに代わって付け替えられるVP
    I、VCIを各ヘッダ変換/タグ付与手段の前記変換用
    テーブルに初期設定する請求項2記載のATM交換機。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2の信号装置はそれぞれ、
    VCI変換用のテーブルを備え、該テーブルを参照して
    通話路装置へ送出するセルのVCI/VPIを付け替え
    ると共に、該セルを所定の通話路装置にルーチングため
    のタグ情報を付加するヘッダ変換/タグ付与手段を備
    え、 呼処理プロセッサは、第1の信号装置におけるヘッダ変
    換/タグ付与手段の変換テーブルの内容を初期設定し、
    トラヒックプロセッサは、第2の信号装置におけるヘッ
    ダ変換/タグ付与手段の変換テーブルの内容を初期設定
    する請求項3記載のATM交換機。
  5. 【請求項5】 前記トラヒックデータ収集用のトラヒッ
    クプロセッサと第2の信号装置を複数備えた請求項2記
    載のATM交換機。
  6. 【請求項6】 トラヒックプロセッサは所定の周期で第
    2の信号装置及びATMスイッチを介して、トラヒック
    データ収集用セルを各通話路装置に送出し、各通話路装
    置は該セルの受信により登録加入者に応じた加入者回線
    あるいはATMスイッチに接続された伝送路のトラヒッ
    クデータをATMスイッチ、第2の信号装置を介してト
    ラヒックプロセッサに通知する請求項2記載のATM交
    換機。
  7. 【請求項7】 通話路装置から所定項目のトラヒックデ
    ータがスレッショールド値を越えたことを示す通知があ
    ったとき、トラヒックプロセッサは該通話路装置にトラ
    ヒックデータの詳細を要求する請求項6記載のATM交
    換機。
  8. 【請求項8】 呼処理プロセッサとトラヒックプロセッ
    サ間をプロセッサ間通信が可能に接続し、 トラヒックプロセッサは、呼処理プロセッサから呼接続
    通知があったとき所定時間毎に通話路装置より課金デー
    タの収集を行なうと共に、呼処理プロセッサから呼切断
    通知があったときに該通話路装置より課金データの収集
    を行なう請求項6記載のATM交換機。
  9. 【請求項9】 所定の入線より到来したセルを該セルの
    ヘッダ部に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の出
    線にスイッチングするATMスイッチを備えたATM交
    換機において、 接続、切断要求に基づいて呼処理制御を行なう呼処理プ
    ロセッサと、 ユーザ網インタフェース(UNI)を介して加入者と接
    続された加入者回線におけるトラヒックデータあるいは
    網ノードインタフェース(NNI)を介して網に接続さ
    れた伝送路のトラヒックデータを収集するトラヒックプ
    ロセッサを備え、 加入者回線及び伝送路上にそれぞれ設けられた各通話路
    装置と呼処理プロセッサとトラヒックプロセッサ間をデ
    ータ通信可能にバス接続し、該バス線を介して呼処理デ
    ータやトラヒックデータを通話路装置と各プロセッサ間
    で送受するATM交換機。
  10. 【請求項10】 トラヒックプロセッサは所定周期でバ
    ス線を介して各通話路装置から加入者回線及び伝送路の
    トラヒックデータを収集すると共に、呼処理プロセッサ
    から呼接続通知があったとき所定時間毎に課金データの
    収集を行なうと共に、呼処理プロセッサから呼切断通知
    があったときに呼切断に関係する通話路装置より課金デ
    ータの収集を行なう請求項9記載のATM交換機。
  11. 【請求項11】 所定の入線より到来したセルを該セル
    のヘッダ部に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の
    出線にスイッチングするATMスイッチを備えたATM
    交換機において、 接続、切断要求に基づいて呼処理制御を行なうと共に、
    ユーザ網インタフェース(UNI)を介して加入者と接
    続された加入者回線におけるトラヒックデータあるいは
    網ノードインタフェース(NNI)を介して網に接続さ
    れた伝送路のトラヒックデータを収集するプロセッサ
    と、 該プロセッサとATMスイッチ間に設けられ、加入者回
    線あるいは伝送路上に設けられた通話路装置よりATM
    スイッチを介して入力された呼処理用セルに所定の処理
    を施してプロセッサに入力すると共に、ATMスイッチ
    を介して通話路装置より入力されたトラヒックデータ通
    知用セルに所定の処理を施してプロセッサに入力する信
    号装置を備え、 ATMスイッチは呼処理用セルに付加されているVPI
    /VCIを参照して該セルを信号装置に入力すると共
    に、トラヒックデータ通知用セルに付加されているVP
    I/VCIを参照して該セルを信号装置に入力するAT
    M交換機。
  12. 【請求項12】 所定の入線より到来したセルを該セル
    のヘッダ部に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の
    出線にスイッチングするATM交換機において、 入力セルを所定の出線にスイッチングするATMスイッ
    チと、 呼接続、呼切断要求に基づいて呼処理制御を行なうプロ
    セッサと、 プロセッサとATMスイッチ間に設けられ、加入者回線
    あるいは伝送路上に設けられた通話路装置よりATMス
    イッチを介して入力された呼処理用セルに所定の信号処
    理を施してプロセッサに入力する信号装置を備え、 ATMスイッチは通話路装置より入力された呼処理用セ
    ルに付加されているVPI/VCIを参照して該セルを
    前記信号装置に応じた出線に出力すると共に、通話路装
    置より入力されたトラヒックデータ通知用セルに付加さ
    れているVPI/VCIを参照して該セルをトラヒック
    データ収集用の保守センタに応じた出線に出力する手段
    を備え、 トラヒックデータ通知用セルに関して、各通話路装置と
    保守センタ間にPVCコネクションを張っておき、各通
    話路装置はトラヒックデータ通知用セルを該PVCコネ
    クションを利用して保守センタに転送し、保守センタは
    トラヒックデータを収集、編集するATM交換機。
  13. 【請求項13】 所定の入線より到来したセルを該セル
    のヘッダ部に含まれるVCI/VPIに基づいて所定の
    出線にスイッチングするATM交換機において、 入力セルを所定の出線にスイッチングするATMスイッ
    チと、 呼接続、呼切断要求に基づいて呼処理制御を行なう呼処
    理プロセッサと、 呼処理プロセッサとATMスイッチ間に設けられ、加入
    者回線あるいは伝送路上に設けられた通話路装置よりA
    TMスイッチを介して入力された呼処理用セルに所定の
    信号処理を施して呼処理プロセッサに入力する信号装置
    と、 ATMスイッチに接続されたトラヒックセル収集装置
    と、 トラヒックセル収集装置により収集されたトラヒックデ
    ータを格納するトラヒック一次格納装置を備え、 ATMスイッチは通話路装置より入力された呼処理用セ
    ルに付加されているVPI/VCIを参照して該セルを
    前記信号装置に応じた出線に出力すると共に、通話路装
    置より入力されたトラヒックデータ通知用セルに付加さ
    れているVPI/VCIを参照して該セルをトラヒック
    セル収集装置に応じた出線に出力するATM交換機。
  14. 【請求項14】 ATMスイッチは、VCI変換用のテ
    ーブルを備え、該テーブルを参照して入力セルのVCI
    /VPIを付け替えると共に該セルを所定の出線にルー
    チングするためのタグ情報を該セルに付加するヘッダ変
    換/タグ付与手段を各入線のそれぞれに対応して備え、 予め前記各テーブルに通話路装置より送出されるトラヒ
    ックデータ通知用セルのVPI/VCIに代わって付け
    替える所定のVPIと通話路装置毎に異なるVCIの組
    を設定しておき、ヘッダ変換/タグ付与手段は通話路装
    置より入力されたトラヒックデータ通知用セルのVPI
    /VCIを該設定してあるVPIと通話路装置対応のV
    CIで付け替え、 ATMスイッチは該トラヒックデータ通知用セルをトラ
    ヒックセル収集装置に応じた出線にルーチングし、 トラヒックセル収集装置はトラヒックデータ通知用セル
    のVPI/VCIに応じたトラヒックデータ一次格納装
    置のアドレスにトラヒックデータを格納する請求項13
    記載のATM交換機。
  15. 【請求項15】 トラヒックデータの種別に応じてVP
    I値を変え、それぞれのVPI値と通話路装置対応のV
    CIの組をテーブルに設定しておき、 ヘッダ変換/タグ付与手段は通話路装置より入力された
    トラヒックデータ通知用セルのVPI/VCIを、通知
    するトラヒックデータの種別に応じたVPIと通話路装
    置対応のVCIで付け替え、 トラヒックセル収集装置は受信したトラヒックデータ通
    知用セルのVPI/VCIに応じたトラヒックデータ一
    次格納装置のアドレスに前記種別のトラヒックデータを
    格納する請求項14記載のATM交換機。
  16. 【請求項16】 前記ATM交換機は、 DMA転送装置と、 トラヒックデータを加入者回線あるいは伝送路毎に格納
    するトラヒックデータ履歴格納装置を備え、 DMA転送装置はDMA転送により前記一次格納装置に
    格納されているトラヒックデータを履歴格納装置に加入
    者回線あるいは伝送路毎に格納する請求項13記載のA
    TM交換機。
  17. 【請求項17】 加入者回線あるいは伝送路に対応させ
    てトラヒックデータ一次格納装置のアドレスとトラヒッ
    クデータ履歴格納装置のアドレスの対応テーブルを備
    え、DMA転送装置は所定周期で該テーブルを参照して
    トラヒックデータを一次格納装置から履歴格納装置へD
    MA転送する請求項16記載のATM交換機。
  18. 【請求項18】 前記ATM交換機は、 ATMスイッチに接続されると共に前記トラヒック履歴
    格納装置とバス接続されたトラヒック問い合わせ応答装
    置を備え、 該トラヒック問い合わせ応答装置と保守センタ間にPV
    Cコネクションを張っておき、トラヒック問い合わせ応
    答装置は保守センタから要求されたトラヒックデータを
    トラヒック履歴格納装置から読み出してセル化し、前記
    PVCコネクションを介して保守センタに転送する請求
    項16記載のATM交換機。
  19. 【請求項19】 前記トラヒックデータには課金データ
    が含まれ、加入者毎の課金データをトラヒックデータ履
    歴格納装置に蓄積し、 呼切断時、呼処理プロセッサはトラヒックセル収集装置
    に通話路装置の課金データ収集用VCIを送付し、 トラヒックセル収集装置は該課金データ収集用VCIを
    課金データ要求セルに付与して該セルを通話路装置に送
    出し、呼処理プロセッサは、通話路装置より送られてき
    た課金データとトラヒックデータ履歴格納装置に蓄積さ
    れている課金データを加算して課金の精算処理を行なう
    請求項16記載のATM装置。
JP7000185A 1995-01-05 1995-01-05 Atm交換機 Withdrawn JPH08186585A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7000185A JPH08186585A (ja) 1995-01-05 1995-01-05 Atm交換機
US08/518,963 US5771231A (en) 1995-01-05 1995-08-24 ATM exchange

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7000185A JPH08186585A (ja) 1995-01-05 1995-01-05 Atm交換機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08186585A true JPH08186585A (ja) 1996-07-16

Family

ID=11466945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7000185A Withdrawn JPH08186585A (ja) 1995-01-05 1995-01-05 Atm交換機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5771231A (ja)
JP (1) JPH08186585A (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ286974B6 (en) * 1994-05-05 2000-08-16 Sprint Communications Co Method and apparatus for control of signaling processing system
US5991301A (en) * 1994-05-05 1999-11-23 Sprint Communications Co. L.P. Broadband telecommunications system
EP0700229B1 (en) * 1994-08-22 2006-06-28 Fujitsu Limited Connectionless communications system, test method, and intra-station control system
JP3171773B2 (ja) * 1995-08-31 2001-06-04 富士通株式会社 交換機におけるコネクション制御方法及び装置
KR0164106B1 (ko) * 1995-12-26 1998-12-01 양승택 에이티엠 가상 경로 교환 시스템에서 예약형 가상 경로 제어를 위한 발신 및 착신 처리 방법
GB9602027D0 (en) * 1996-02-01 1996-04-03 Madge Networks Ltd Flow control in a cell switched communication system
US5983278A (en) * 1996-04-19 1999-11-09 Lucent Technologies Inc. Low-loss, fair bandwidth allocation flow control in a packet switch
US5894475A (en) * 1996-06-28 1999-04-13 At&T Corp. Switched voice and data ATM network with billing system
JPH1065684A (ja) * 1996-08-20 1998-03-06 Fujitsu Ltd 付加サービスの課金方法及び付加サービス通信システム
JPH1065693A (ja) * 1996-08-22 1998-03-06 Fujitsu Ltd オンデマンド・システム
JPH10336193A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Hitachi Ltd Atm通信端末およびatm通信システム
JPH11122266A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Fujitsu Ltd Atm交換機およびデータ編集システム
US7227837B1 (en) * 1998-04-30 2007-06-05 At&T Labs, Inc. Fault tolerant virtual tandem switch
JP3214450B2 (ja) * 1998-06-05 2001-10-02 日本電気株式会社 Atm加入者通信網における代理呼制御装置
US6728249B2 (en) 1998-06-27 2004-04-27 Intel Corporation System and method for performing cut-through forwarding in an ATM network supporting LAN emulation
US6603768B1 (en) * 1998-06-27 2003-08-05 Intel Corporation Multi-protocol conversion assistance method and system for a network accelerator
US6724767B1 (en) 1998-06-27 2004-04-20 Intel Corporation Two-dimensional queuing/de-queuing methods and systems for implementing the same
US6735773B1 (en) 1998-06-27 2004-05-11 Intel Corporation Method and apparatus for issuing commands to a network processor configured to provide a plurality of APIs
US6657959B1 (en) 1998-06-27 2003-12-02 Intel Corporation Systems and methods for implementing ABR with guaranteed MCR
US6604136B1 (en) 1998-06-27 2003-08-05 Intel Corporation Application programming interfaces and methods enabling a host to interface with a network processor
US6920112B1 (en) * 1998-06-29 2005-07-19 Cisco Technology, Inc. Sampling packets for network monitoring
JP2000253072A (ja) * 1999-03-03 2000-09-14 Hitachi Ltd 交換システム及び交換制御方法
JP3293593B2 (ja) * 1999-06-16 2002-06-17 日本電気株式会社 伝送方式、それに用いる端局及び中継器並びにその伝送方法
JP2001024640A (ja) * 1999-07-02 2001-01-26 Fujitsu Ltd Atmセル多重化装置及びそれにおけるスケジューリング方法
US7567797B1 (en) * 1999-11-04 2009-07-28 Alcatel-Lucent Usa Inc. Data application-triggered call volume management
JP2002064497A (ja) * 2000-08-15 2002-02-28 Nec Corp Atm交換機
JP3596446B2 (ja) * 2000-08-29 2004-12-02 日本電気株式会社 Atm交換機
JP2002101103A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Nec Saitama Ltd 基地局変復調装置及びatmセル送受信方法
US7480732B1 (en) * 2002-04-22 2009-01-20 Cisco Technology, Inc. Multicasting method and system using an ATM switch
US7324524B2 (en) * 2002-10-29 2008-01-29 Mindspeed Technologies, Inc. Pseudo synchronous machine

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2964151B2 (ja) * 1989-07-03 1999-10-18 富士通株式会社 通信制御方式
DE69129851T2 (de) * 1991-09-13 1999-03-25 Ibm Konfigurierbare gigabit/s Vermittlunganpassungseinrichtung
US5483527A (en) * 1994-12-21 1996-01-09 At&T Corp. Terminal adapter for interfacing an ATM network with a STM network

Also Published As

Publication number Publication date
US5771231A (en) 1998-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5771231A (en) ATM exchange
JP2892689B2 (ja) パケット通信網およびパケット交換機
USRE39317E1 (en) System for server obtaining terminal address via searching address table or via broadcasting to all terminals through exchange in response to terminal address interrogation request
JP3014080B2 (ja) 交換機アダプタ及び汎用計算機
JPH07307737A (ja) Atm−uni・lan間通信方法及び通信装置
JPH04229747A (ja) パケット交換方法、およびパケット交換システム
EP0959591A1 (en) ATM switching module suited for system expansion without cell-loss
US6944156B2 (en) Label request packet transmission method, packet transfer network and method thereof, and packet transfer device
JPH0346433A (ja) パケット集線装置、それを用いたネットワーク、及びパケット交換システム
JPH08223179A (ja) 可変長データ交換機及び同可変長データ交換機を用いた可変長データ中継方法
JP3676917B2 (ja) マルチプロセッサ交換機およびその通信方法
JP3349725B2 (ja) Lan間接続制御方法
JPH06244859A (ja) インテリジェントネットワークにおける分散信号制御方式
JP3006951B2 (ja) 通信網における呼設定方式
JP3074778B2 (ja) 非同期転送モード通信システム及びその論理チャネル識別制御方法
CA2130865A1 (en) Switching system
KR0185873B1 (ko) 에이치엠가입자접면에서의멀티캐스팅셀복사장치
JP2513038B2 (ja) 非同期転送モ―ド交換システム
JP3070545B2 (ja) パケット通信網及びパケット交換機
JP3399994B2 (ja) Atm交換機及びatm交換機における信号同期制御方式
JPH10229400A (ja) Atm加入者線信号用仮想チャネルの設定方法
JP3593640B2 (ja) Atm交換機及びatmセル中継伝送方法
WO1996029799A1 (fr) Terminal de paquets et reseau de communication de paquets
JP3267242B2 (ja) パケット交換機におけるパケット通信方法,パケット交換機におけるパケット転送方法及びパケット交換機
KR0173378B1 (ko) 비동기 전달 모드 교환 시스팀에서 입중계 중계선 호제공 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305