JP2646948B2 - パケット網におけるシグナリング方式 - Google Patents

パケット網におけるシグナリング方式

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    • H04L2012/5632Bandwidth allocation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクションオリエン
ティッドなパケット網におけるシグナリング方式に関
し、特に高速なコネクション設定・切断用シグナリング
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクションオリエンティッドな
パケット網での端末接続・切断などの制御手順(シグナ
リング)は、電話のような低機能なコネクションオリエ
ンティッドな端末を収容する場合を想定して作られてき
たものであるために、やりとりするメッセージ数が多く
処理が複雑であり、高速に接続することには向いていな
い方式であった。このシグナリング手順をそのまま用い
てコンピュータのようなコネクションレス端末を収容す
る問題、レスポンスの要求されるアプリケーションにと
っては接続遅延時間は大きな問題である。
【0003】この複雑な制御手順は、国際標準化委員会
シーシーアイティーティー(CCITT)の1992年
6月22日〜26日にジュネーブで開かれたスタディー
グループ(Study Group)XIの中のワーキ
ングパーティ(Working Party)XI/6
にて決まった標準化案“Q.93Bの草稿(Draft
Text for Q.93B)”の1ページから7
2ページに記載されている技術が知られている。
【0004】本標準化案の中では、シグナリングをメッ
セージの交換で行うことになっており、コネクション接
続用にセットアップ(Set Up)を含めた6種のメ
ッセージ、コネクション解放用にディスコネクト(Di
sconnect)を含めた3種類のメッセージ、その
他のメッセージとしてステータス(Status)を含
めた3種類の多くのメッセージがある。それぞれのメッ
セージの構造は、プロトコル識別子や、呼番号、メッセ
ージの種類などの共通部と、それぞれのメッセージごと
の特別な情報要素がある。
【0005】従来のシグナリングでは、アプリケーショ
ン,パケット送信,バースト送信が起動・終了するたび
に論理チャネル(Virtual Circuit;V
C)の接続・切断をするので、インタラクティブなコネ
クションレスパケットのようにアプリケーションが頻繁
に起動・終了するような場合には、データを転送してい
る時間よりもむしろVCを接続・切断する時間が長くな
る。特に、同じ宛先のパケットの送受信の場合には、同
じ宛先行きのVCを頻繁に接続・切断してパケット通信
をする必要があり非効率である。
【0006】Q.93Bの中でコネクション接続用のセ
ットアップメッセージの情報要素の中は、接続する相手
を指定するために、コールドパーティナンバ(call
edparty number),コールドパーティサ
ブアドレス(calledparty subaddr
ess)を用い、通信必要帯域をトラフィックディスク
リプタ(Traffic Descriptor)を用
いている。各交換機は受信したセットアップメッセージ
の中のコールドパーティナンバとトラフィックディスク
リプタとを見て残余帯域のある次経路を決定し、目的の
コールドパーティアドレスに到着したらコールドパーテ
ィサブアドレスでのシグナリングを行うというホップバ
イホップの中継経路を選択するシグナリングしかできな
かったために、多段のスイッチを経由する場合、それぞ
れのスイッチでの中継経路選択の処理時間が大きくな
り、エンドエンドのVC設定時間が大きくなってしまう
欠点がある。
【0007】また、Q.93Bの中では、コネクション
接続時は、セットアップ(Setup)を含む6つのメ
ッセージのやりとりにより、端末は送信用のVC獲得と
エンドエンドの通信経路の獲得とをするために、小さい
データを送るだけでも処理遅延と伝搬遅延時間が無視で
きない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のシグナリングで
は、アプリケーション,パケット送信,バースト通信が
起動・終了するたびに論理チャネル(Virtual
Circuit;VC)の接続・切断をするので、イン
タラクティブなコネクションレスパケットのようにアプ
リケーションが頻繁に起動・終了するような場合には、
データを転送している時間よりもむしろVCを接続・切
断する時間が長くなる。特に、同じ宛先の通信パケット
の送受信の場合には、同じ宛先行きのVCを頻繁に接続
・切断してパケット通信をする必要があり非効率であ
る。このシグナリングのオーバヘッドを避けるために、
VCを張りっぱなし(Permanent Virtu
alCircuit;PVC)にすると、VCの数の枯
渇、VCの割り当て帯域の無駄が問題となる。従って、
PVCを用いずに、オーバヘッドの少ないVCの接続・
切断のシグナリングが必要となる。
【0009】CCITT標準化案Q.93Bの中でコネ
クション接続用のセットアップメッセージの情報要素の
中は、接続する相手を指定するために、コールドパーテ
ィナンバ(called party nubme
r)、コールドパーティサブアドレス(called
party subaddress)を用い、通信必要
帯域をトラフィックディスクリプタ(Traffic
Descriptor)を用いている。各交換機は受信
したセットアップメッセージの中のコールドパーティナ
ンバとトラフィックディスクリプタとを見て残余帯域の
ある次経路を決定し、目的のコールドパーティアドレス
に到着したらコールドパーティサブアドレスでのシグナ
リングを行うというホップバイホップの中継経路を選択
するシグナリングしかできなかったために、多段のスイ
ッチを経由する場合、それぞれのスイッチでの中継経路
選択の処理時間が大きくなり、エンドエンドのVC設定
時間が大きくなってしまう欠点がある。従って、高速な
セットアップシグナリングの実現のためには、中継経路
選択処理を軽減するシグナリングが必要となる。
【0010】また、Q.93Bの中では、コネクション
接続時は、セットアップ(Setup)を含む6つのメ
ッセージのやりとりにより、端末は送信用のVC獲得と
エンドエンドの通信経路の獲得とをするために、小さい
データを送るだけでも処理遅延と伝搬遅延時間が無視で
きない。従って、セットアップシグナリングを高速化す
るためには、スイッチからVCを割り当ててもらう方法
ではなく、端末はあらかじめ送信前に自分自身で未使用
のVCを判断して用いることのできるシグナリングが必
要となる。
【0011】本発明の目的は、従来のCCITTの標準
化案Q.93Bのシグナリングによる接続遅延時間の長
さの問題を解決する、コネクションオリエンティッドな
パケット網における高速シグナリング方式を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、コネクシ
ョンオリエンティッドなパケット網で論理チャネルの接
続・切断を行うシグナリング方式において、各端末は論
理チャネル切断用タイマと論理チャネル上に確保する帯
域を動的に変化させる帯域タイマとを持ち、前記論理チ
ャネル上に確保された帯域は、前記帯域タイマを用いて
前記論理チャネルの未使用時間に応じて減らしていき、
前記論理チャネルは前記論理チャネル切断タイマを用い
て未使用時間制限を越えたものを切断し、通信が再開す
る場合に必要な論理チャネルと必要な帯域がすでに確保
されている場合にはシグナリングなしで前記論理チャネ
ルを使って通信し、必要な論理チャネルが存在し必要な
帯域が確保されていない場合には帯域確保のみのシグナ
リングを行い、前記論理チャネル上で通信し、必要な論
理チャネルが切断後であればシグナリングを行い新たな
論理チャネルを接続し、かつ帯域を確保することを特徴
とする。
【0013】第2の発明は、パケット送信時に、目的端
末アドレスへの論理チャネルも経路中継経路情報もな
い場合に、前記目的端末アドレスを指定したホップバイ
ホップの経路探索を行うシグナリングを行うと同時に、
前記シグナリングにより設定た論理チャネルの中継経
路情報を端末側に通知し、前記中継経路情報を前記端末
側において、ある時間間隔キャッシュとして保持し、設
定された前記論理チャネルによりデータ転送を行うモー
ドと、 パケット送信時に目的端末アドレスへの論理チャ
ネルがすでに存在する場合には、シグナリングをせず
に、前記論理チャネル上にデータ転送を行うモードと、
パケット送信時に、目的端末アドレスへの論理チャネル
がないが、前記中継経路情報が存在する場合に、前記中
継経路情報により経路を指定したシグナリングを行い、
設定された論理チャネルによりデータ転送を行うモード
と、からなることを特徴とする。
【0014】第3の発明は、コネクションオリエンティ
ッドなパケット網で論理チャネルの設定を行うシグナリ
ング方式において、あらかじめスイッチの入力ポートに
出力ポート毎の未使用の論理チャネル番号の一部を高速
モード論理チャネルとして割り当てておき、同様に端末
はスイッチまでのリンクの未使用の論理チャネル番号の
一部を高速モード論理チャネルとして割り当てておき、
通信開始時に端末は端末に割り当てられた前記高速モー
ド論理チャネルの1つを獲得し、前記獲得した論理チャ
ネル番号と目的端末アドレスとをシグナリングパケット
に載せ、前記シグナリングパケットを受信したスイッチ
の入力ポートでは、シグナリングパケットの内容に応じ
て出力ポートを判断し、前記出力ポートに割り当てられ
た高速モードの前記未使用論理チャネルを獲得し、入出
力ポートの論理チャネルテーブルを書き換えることを特
徴とする。
【0015】第4の発明は、第3の発明において、第2
の発明で獲得された中継経路情報を、目的端末アドレス
の代わりに用いることを特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳しく説明す
る。初めに、張りっぱなしの論理チャネル(Perma
nent Virtual Circuit;PVC)
を用いないオーバヘッドの少ない論理チャネル(VC)
の接続・切断のシグナリング方式について、ブロック構
成,シーケンスチャートを用いて説明する。次に、中継
経路選択処理を軽減するシグナリング方式について、ブ
ロック構成,動作概念図を用いて説明する。次に、端末
自身で未使用VCを決定するシグナリング方式につい
て、ブロック構成,動作概念図を用いて説明し、最後に
未使用VCを決定するシグナリング方式と中継経路選択
処理を軽減するシグナリング方式とを合わせた方式につ
いて説明する。
【0017】図1は本発明のシグナリング方式の一実施
例を示すブロック構成図である。
【0018】各端末100は、論理チャネル切断用タイ
マ112と、論理チャネル上に確保する帯域を動的に変
化させる帯域タイマ111と、VCおよび帯域テーブル
102と、パケット送信制御部110と、シグナリング
送信部101とを有している。
【0019】一方、スイッチ150は、パケット交換部
151と、シグナリングハンドラ152とを有してい
る。
【0020】本実施例のシグナリング方式は図1におい
て以下のような制御手順をとる。
【0021】端末100がパケット送信する時、パケッ
ト送信制御部110は、シグナリング送信部101に対
し、パケット送信要求を出す。シグナリング送信部10
1は、VCおよび帯域テーブル102を参照し、そのテ
ーブルの状態によって(a1),(b1),(c1)の
3通りの動作を行う。
【0022】(a1)テーブル102において、宛先端
末アドレスに対応するVCならびに通信に必要な帯域が
書いてあれば、そのVCを用いてパケットを送信する。
【0023】(b1)テーブル102において、もし対
応するVCは存在するが、通信に必要な帯域がなけれ
ば、従来のシグナリング方式により、スイッチ150に
帯域の割り当て要求(シグナリングパケット)を出す。
スイッチ150内は、パケット交換部151で、シグナ
リングパケットであることを検出し、シグナリングハン
ドラ152に渡す。シグナリングハンドラ152は、端
末100とスイッチ150間のリンクの中で帯域を再割
当して、パケット交換部151を経由してシグナリング
送信部101に返答を返す。シグナリング送信部101
はその返答により、テーブル102にVCと帯域との対
応関係を記述する。記述が終了後、パケット送信制御部
110は、スイッチ150に対して割り当てられたVC
で、宛先端末にパケットを送信する。
【0024】(c1)テーブル102において、もし対
応するVCも通信に必要な帯域もなければ、(b1)と
同様なシグナリング方式により、スイッチ150にVC
と帯域の割り当て要求(シグナリングパケット)を出
し、スイッチ150内のシグナリングハンドラ152に
より、端末100とスイッチ150間のリンクの中で未
使用のVCと帯域を再割当して、テーブル102に宛先
アドレスと割り当てられたVCと帯域との対応関係を記
述する。記述が終了後、パケット送信制御部110は、
スイッチ150に対して割り当てられたVCで、宛先端
末にパケットを送信する。
【0025】さらに、テーブル102には、それぞれの
宛先アドレスごとにVCタイマ112と帯域タイマ11
1とを持ち、パケットを送信するたびに両タイマをリセ
ットして再起動する。従って、両タイマの値の意味はあ
る宛先アドレスのパケットが、最後に送信されてから、
その時までに経過した時間を表すことになる。
【0026】帯域タイマ111がある時間以上たつと、
シグナリング送信部101が起動されて、帯域をへらす
要求をスイッチ150に出し、スイッチ150内のシグ
ナリングハンドラは帯域を割り当て直し、シグナリング
制御部101に返答とともにテーブル102の割り当て
量を書き直す。さらに帯域タイマ111の時間がたつ
と、シグナリング送信部101は、帯域を0にする要求
をスイッチ150に出し、上と同様な手続きを経てテー
ブル102の帯域割り当て量を0とする。
【0027】一方、この時VCタイマ112は帯域タイ
マ111よりも長く設定することにより、帯域タイマ1
11がタイムアウトになった後でも、VCは切断されず
に残っている。さらに時間が経過し、VCタイマ112
がタイムアウトになると、シグナリング送信部101
は、VCを切断する要求(リリースパケット)をスイッ
チ150に出すことにより、上と同様な手続きを経て、
テーブル102の中から対応するVCと帯域とを消し、
VCを切断する。
【0028】従って、宛先アドレスやサービスが同じア
プリケーションの通信が再開する場合には、VCタイマ
112と帯域タイマ111のタイマ値によって、(a
2),(b2),(c2)の3通りのシグナリングを行
うことになる。
【0029】(a2)VCタイマ112と帯域タイマ1
11がともにタイムアウト前の時、もし帯域がアプリケ
ーションに必要なだけ確保されていれば、シグナリング
なしでそのままVCを用いて通信すればよい。もし帯域
がアプリケーションに必要なだけ確保されていなけれ
ば、上記(b1)のシグナリング方式により帯域のみ要
求するシグナリングを行う。
【0030】(b2)VCタイマ112はタイムアウト
前であるが、帯域タイム111がタイムアウト後で必要
帯域がない場合は、上記(b1)のシグナリング方式に
より帯域のみ要求するシグナリングを行う。
【0031】(c2)VCタイマ112も帯域タイマ1
11もタイマアウト後である場合には、上記(c1)の
シグナリング方式によりVCと帯域の両方を要求するシ
グナリングを行う。
【0032】図1で述べたブロック間でのシグナリング
手順は、端末とスイッチ間でのシグナリングについて述
べたが、図2(図3,図4)では端末とスイッチ間での
シグナリングとともに、スイッチとスイッチの間でのシ
グナリングをシーケンスチャートで表したものである。
図2(図3,図4)は、最初に宛先アドレスに対して、
VCと帯域がまだ割り当てられていない場合についての
例である。
【0033】ステップ201でパケットを送信する時、
宛先アドレスに対してVCと帯域のテーブルがないの
で、図1の方式により端末XからスイッチXに対して、
シグナリングパケットを出す。
【0034】シグナリングパケットをスイッチX,Yで
ホップバイホップにルーティングテーブル探索を行う従
来のシグナリング方式によって、確保されたVCと帯域
とを使ってステップ202ではデータ転送を行う。ステ
ップ202のデータ転送が終わってから、VCタイマと
帯域タイマの両者が切れる前は、ステップ203のよう
にシグナリングなしで、データ転送を行うことができ
る。ステップ204では帯域タイマがタイムアウトを起
こしているので、帯域のみを確保するシグナリングホッ
プバイホップに行い、ステップ205でデータ転送を行
う。ステップ206はVCタイマも帯域タイマもタイム
アウトとなった時に、端末XがVC解放のリリースパケ
ットを送信する。このように、通信が終わった直後にV
Cや帯域を解放するのではなく、しばらくタイマで保持
することにより、なるべくシグナリングのオーバヘッド
を減らす方式である。
【0035】図5は、本発明のシグナリング方式の他の
実施例を示すブロック構成図である。本実施例のシグナ
リングの大まかな動きとしては、シグナリング時に、経
路を探索する時に宛先アドレスによって探索するのでは
なく、物理ポート番号を直接指定する方法をとり、その
他の各リンクでのVC割り当てや帯域確保については、
従来のホップバイホップのシグナリングと同じ制御手順
である。このシグナリング方式の中の経路制御の手順
は、具体的には図5において以下のような制御手順をと
る。
【0036】端末300がIP1という宛先アドレスを
持つ端末303にパケット送信する場合を例にとる。こ
のとき、端末300は、VCおよび中継経路情報テーブ
ル301を参照し、そのテーブルの状態によって
(a),(b),(c)の3通りの動作を行う。
【0037】(a)テーブル301において、宛先端末
アドレスIP1に対応するVCが書いてあれば、すでに
宛先端末までVCが設定されているということを意味
し、そのVCを用いてパケットを送信する。
【0038】(b)テーブル301において、もし宛先
端末アドレスに対応するVCも中継経路情報がなけれ
ば、従来のシグナリング方式によるホップバイホップの
ルーティングを行うことにより、端末とスイッチ間、ス
イッチとスイッチ間のリンクごとのVCや帯域を設定
し、それと同時に、端末300から端末303までの中
継経路のスイッチ350,353,356のどのポート
を経由しているのかという情報(出ポート情報の連結情
報)、(ここではポート1(352)、ポート3(35
3)、ポート2(358)のポートを経由している)
を、端末300に返答し、テーブル301の中継経路情
報部に書き込む。記述が終了後、端末300は端末30
3に対して割り当てられたVCでパケットを送信する。
どのスイッチのどのポートを中継しているかという情報
は、複数のやり方で得ることは可能である。例えば、ホ
ップバイホップのシグナリング時に、出ポート情報を本
来のシグナリング情報に追加しながらシグナリングを行
い、宛先端末303からその中継経路情報のみ通知して
もらう方法と、端末300から端末303へのシグナリ
ングの確認応答時に、順次中継スイッチの出力ポート情
報を獲得し、経路情報を通知する方法が考えられる。
【0039】(c)テーブル301において、もし宛先
端末アドレスに対応するVCがなく、中継経路情報が書
かれている場合には、シグナリングのセットアップメッ
セージ310を送出することで、経路情報を高速に指定
する。シグナリングのセットアップメッセージ310
は、ホップカウンタ(HOP Counter)320
と上記(b)により獲得した、中継スイッチの出ポート
情報を順につないだ連結情報321(ソースルーティン
グ情報)とからなる。端末300は、ホップカウンタ3
20の値を1とし、テーブル301に書いてある経路情
報を321の部分に載せて、シグナリングメッセージ3
10を送出する。メッセージを受けたスイッチ350
は、メッセージ310のホップカウンタの値1が指して
いる、右から1番目のポート番号である1のポート(3
52)が最初の経路であることがわかる。それと同時
に、メッセージ310のホップカウンタの値を1増や
し、スイッチ350の出力ポート352から転送シグナ
リングパケット311を転送する。同様にスイッチ35
3では、メッセージ311のホップカウンタの値2によ
り出力ポートが右から2番目のポート番号3(355)
が次の経路であることがわかり、スイッチ356では右
から3番目のポート番号2(358)が最後の経路であ
ることがわかり、それぞれの経路ごとにVCや帯域を割
り当てる。以上のシグナリングが終了後、端末300は
端末303に対して割り当てられたVCでパケットを送
信する。
【0040】この時に、このソースルーティング情報を
シグナリングパケットに載せる場合、3通りの手法があ
る。図6の中の401のように経由したスイッチ数を記
録するホップカウンタと経路情報を連結したポート番号
をおく方式(ホップカウンタとこの経路情報のおく位置
はいろいろな場合が考えられる)と、402のようにス
イッチ番号とポート番号の両方を連結しておく方式と、
403のようにスイッチを経由するごとに、ポート番号
をローテーションすることにより、常に出力ポートが連
結リストの中の一定場所にあるようにする方法とがあ
る。
【0041】さらに、テーブル301の中継経路情報に
は、それぞれの宛先アドレスごとに、中継経路情報タイ
ム302を持ち、ある宛先アドレス行きのパケットを送
信するたびにその宛先アドレスの中継経路情報タイマを
リセットして再起動する。従って、タイムの値の意味は
ある宛先アドレスのパケットが、最後に送信されてか
ら、その時までに経過した時間を表すことになる。中継
経路情報タイマ302は、タイムアウトとなるとテーブ
ル301の中継経路情報のみを消す。
【0042】従って、中継経路情報がない時には従来の
シグナリングを行うと同時に、経路情報を獲得し、中継
経路情報がある場合には、ソースルーティングにより高
速に経路情報を割り当てることができる方式である。
【0043】図7(図8,図9)は、本発明のシグナリ
ング方式の他の実施例を示すブロック構成図である。本
実施例のシグナリングの大まかな動きは、あらかじめ端
末とスイッチに空きVCを割り当てることにより、シグ
ナリングパケットが自ら空きVCを使って容易にVCの
設定を行うもので、これによりシグナリングパケットの
送出直後にパケットを送出できる手法である。本実施例
のシグナリング方式の中の経路制御の手順は、具体的に
は図7(図8,図9)において以下のような制御手順を
とる。 スイッチ550の出力ポートごとの未使用VC
を、出力ポート先の他のスイッチとのやりとりにより
(出力ポート先が端末である場合には、自スイッチの出
力ポートでの未使用のVCを用いる)、各入力ポート用
にあらかじめ割り当て、出力ポート用Free VCテ
ーブル553に出力ポート番号とその出力ポートでの未
使用のVCを高速モードシグナリング用に書き込む。一
方、端末500側でもスイッチ550の入力ポート52
0までのリンクの未使用VCを割り当ててもらい、高速
モード用Free VCテーブル502に書き込む。
【0044】端末500がパケットの通信する時に、V
Cおよびモードテーブル501の内容によって2通りの
制御手順がある。
【0045】(a)VCおよびモードテーブル501に
おいて、宛先端末アドレス(例えば、IP1〜IP3)
に対するVCが存在する場合には、すでにVCが設定さ
れていることを意味し、シグナリングなしでパケットを
送信する。
【0046】(b)VCおよびモードテーブル501に
おいて、宛先端末アドレスに対するVCが存在しない場
合には、高速モード用Free VCテーブル502か
ら任意のVCを獲得し、シグナリング情報510を送信
する。それと同時にデータパケットを送信しても構わな
い。シグナリング情報510は、端末が割り当てられて
いるVCを勝手につけるVCフィールド511と宛先端
末アドレス512とからなる。スイッチ550は受信し
たシグナリング情報510の中のVCフィールド511
をヘッダトランスレータテーブル(Header Tr
anslator Table)552と比較し、モー
ドフィールドが高速モード(quick)であることを
確認し、かつ出力ポート側のポート番号とそれに対応す
るVCが未決定の場合には、パケットはシグナリングパ
ケットだと解釈する。ヘッダトランスレータテーブル
は、入力ポートの情報として高速モード(quick)
か通常のシグナリングモードかのモード情報と、VC識
別子(VC Identifier;VCI)の情報
と、出力ポートの情報として、出力ポート番号とそのポ
ート番号におけるVCIの情報とが書かれている。シグ
ナリングパケットを受けとると、シグナリング情報の宛
先アドレス512を見て、どのポートに出力するかを決
定し、その出力ポートの未使用の高速モード用VCを、
出力ポート用Free VCテーブル553から任意に
選ぶ。それと同時にヘッダトランスレータテーブル55
2の入力ポートのVCI(5)に対応する出力のポート
番号(1)とVCI(45)の関係を書き換える。その
後、この選択したVCI(45)をシグナリングセルの
VCIフィールドに書き込み、転送シグナリングパケッ
ト513となり、出力ポート521から転送シグナリン
グパケットを出す。
【0047】この時、端末側の高速モード用Free
VCテーブル502と、出力ポート用Free VCテ
ーブル553の中から、使用されたVCは取り除いてお
く。
【0048】ここでシグナリングパケットであるかどう
かを判断する手法として、パケットのヘッダの中にあら
かじめデータかシグナリングかを示すフラグをつけてお
く方法もある。
【0049】通信が終了するか、あるいは請求項1記載
の発明と同様に宛先アドレスごとのタイマをパケット送
信ごとにかけることによりタイムアウトになった後で、
VCをリリースする時には、VCおよびモードテーブル
501のモードの値をみて、もしモードが本高速モード
(quick)であれば、VCを解放するシグナリング
のとき、テーブル501から消すとともに、高速モード
用Free VCテーブル502に付け加える。VCを
解放するシグナリングパケットが来た場合には、スイッ
チ550側の入力ポート520において、ヘッダトラン
スレータテーブル552の出力ポートとVCIの対応部
分を消すとともに、出力ポートFreeVCテーブル5
53に、ポート番号とVCとを加える。このVCを解放
するシグナリングパケットをスイッチで転送する手順
は、VCをセットアップする時の手順と同じである。
【0050】請求項4に記載のシグナリングは、請求項
2に記載の経路情報を、請求項3に記載のネットワーク
アドレス情報の代わりに用いることによるシグナリング
である。図7(図8,図9)のVCおよびモードテーブ
ル501にさらに宛先アドレスに対する中継経路情報を
加え、中継経路情報用にタイマを用意し、通信を行う時
に、宛先アドレス512を中継経路情報に変えることに
より高速シグナリングを行う。高速モードシグナリング
ハンドラ551は、中継経路情報を持ったシグナリング
パケット510を受けとると、出力ポートを判断する時
に、書かれた出力ポートを選択すればいいので、高速に
出力ポートへのシグナリングパケットのルーティングが
できる。510のように宛先アドレスでのシグナリング
では、各スイッチはシグナリングパケットのルーティン
グの際に、各スイッチであらかじめ持っているルーティ
ングテーブルに基づいて、ルーティングすべき出力ポー
トを決定するのに比べ、この手法は非常に処理が簡単な
ので、ハードウェア構成を容易に実現でき、高速化に向
いた構成となる。
【0051】
【発明の効果】従来のシグナリングでは、アプリケーシ
ョン,パケット送信,バースト送信が起動・終了するた
びに論理チャネル(Virtual Circuit;
VC)の接続・切断をするので、インタラクティブなコ
ネクションレスパケットのようにアプリケーションが頻
繁に起動・終了するような場合には、データを転送して
いる時間よりもむしろVCを接続・切断する時間が長く
なる。特に、同じ宛先のパケットの送受信の場合には、
同じ宛先行きのVCを頻繁に接続・切断してパケット通
信をする必要があり非効率である。このシグナリングの
オーバヘッドを避けるために、VCを張りっぱなし(P
ermanent Virtual Circuit;
VC)にすると、VCの数の枯渇、VCの割り当て帯域
の無駄が問題となる。請求項1記載の方式を用いると、
論理チャネル切断用タイマと帯域タイマとを適当に設定
すれば、ある宛先アドレスへのアプリケーションが終了
した後でも、VCは切断されずかつ必要帯域も保存され
ているので、同じ宛先アドレスへのアプリケーションが
起動した場合、そのVCを用いてそのまま通信すること
ができ、無駄なVCの接続・切断を減らすことができ
る。また、時間によっては、必要帯域はないがVCのみ
が残っている場合は、帯域のみを増やすという軽いシグ
ナリングで通信を行うことができる。従って、PVCを
使うことによるVCの枯渇と帯域の無駄の問題をタイマ
を使うことで解決した手法である。
【0052】CCITT標準化案Q.93Bの中でコネ
クション接続用のセットアップメッセージの情報要素の
中は、接続する相手を定めるために、コールドパーティ
ナンバ(called party number)、
コールドパーティサブアドレス(called par
ty subaddress)を用い、通信必要帯域を
トラフィックディスクリプタ(Traffic Des
criptor)を用いている。各交換機は受信したセ
ットアップメッセージの中のコールドパーティナンバと
トラフィックディスクリプタとを見て残余帯域のある次
経路を決定し、目的のコールドパーティアドレスに到着
したらコールドパーティサブアドレスでのシグナリング
を行うというホップバイホップの中継経路を選択するシ
グナリングしかできなかったために、多段のスイッチを
経由する場合、それぞれのスイッチでの中継経路選択の
処理時間が大きくなり、エンドエンドのVC設定時間が
大きくなってしまう欠点がある。請求項2記載の方式を
用いると、中継経路情報(スイッチの出力ポートを連結
した情報)をシグナリングパケットに載せた場合、中継
スイッチにおいて複雑なルーティング探索動作をする必
要はなく、出力ポートを直接指定できるために、経路探
索の処理時間の短縮ができる。従って、シグナリングに
かかる、VC割当の時間と経路探索の時間の内、一方の
経路探索の時間を高速化することができる。
【0053】また、Q.93Bの中では、コネクション
接続時は、セットアップ(Setup)を含む6つのメ
ッセージのやりとりにより、端末は送信用のVC獲得と
エンドエンドの通信経路の獲得とをするために、小さい
データを送るだけでも処理遅延と伝搬遅延時間が無視で
きない。請求項3の方式を用いると、送信端末は、スイ
ッチからシグナリングのたびに動的にVCを割り当てて
もらわずに、あらかじめ送信前に割り当てられている未
使用のVCを自らハントして用いることができるため
に、処理遅延時間の大幅な改善を行うことができる。す
なわち、シグナリングにかかる、VC割当の時間と経路
探索の時間の内、一方のVC割り当ての時間を高速化す
ることができる。さらに、請求項4記載の方式を用いる
と、請求項3記載のセルフVCセットアップの手法のシ
グナリングパケットの経路選択処理部を請求項2記載の
ソースルーティングの手法を利用することになり、さら
に高速なシグナリングを実現することができる。すなわ
ち、この手法はシグナリングにかかる、VC割当の時間
と経路探索の時間の内、両方の問題を解決した高速化手
法である。また、この手法は、非常にハードウェア化し
やすい構成である点も長所となる。
【0054】以上、上記4つの発明は、それぞれ従来の
CCITTの標準化案Q.93Bのシグナリングによる
接続遅延時間の長さの問題を解決するために考えられた
各種手法であり、高速なシグナリングを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】VCと帯域のキャッシュによるシグナリング方
式を示す図である。
【図2】図3と図4の配置関係を示す図である。
【図3】VCと帯域のキャッシュによるシグナリング方
式のシーケンスチャートを示す図である。
【図4】VCと帯域のキャッシュによるシグナリング方
式のシーケンスチャートを示す図である。
【図5】ソースルート情報を用いたシグナリング方式を
示す図である。
【図6】ソースルート情報の表現法を示す図である。
【図7】図8と図9の配置関係を示す図である。
【図8】セルフVCセットアップシグナリング方式を示
す図である。
【図9】セルフVCセットアップシグナリング方式を示
す図である。
【符号の説明】
100,300,303,500 端末 101 シグナリング送信部 102 VC&帯域テーブル 110 パケット送信制御部 111 帯域タイマ 112 VCタイマ 150,350,353,356,550 スイッチ 151 パケット交換部 152 シグナリングハンドラ 201 ネットワークアドレスに対するVC、帯域テー
ブルのない時のシグナリング 202,203,205 ネットワークアドレスに対す
るVC、帯域テーブルのある時のデータ転送 204 ネットワークアドレスに対するVCテーブルの
みある時のシグナリング 206 VCのリリース時のシグナリング 301 VC&中継経路情報テーブル 302 中継経路情報タイマ 310,311,510,513 シグナリングパケッ
ト 320 ホップカウンタ 321,401,402,403 ソースルート情報
(中継経路情報) 352,355,358,521 出力ポート 501 VC&モードテーブル 502 高速モード用Free VCテーブル 511,514 VCIフィールド 512,515 宛先アドレス 520 入力ポート 551 高速モードシグナリングハンドラ 552 ヘッダトランスレータテーブル 553 出力ポートFree VCテーブル

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクションオリエンティッドなパケット
    網で論理チャネルの接続・切断を行うシグナリング方式
    において、 各端末は論理チャネル切断用タイマと論理チャネル上に
    確保する帯域を動的に変化させる帯域タイマとを持ち、
    前記論理チャネル上に確保された帯域は、前記帯域タイ
    マを用いて前記論理チャネルの未使用時間に応じて減ら
    していき、前記論理チャネルは前記論理チャネル切断タ
    イマを用いて未使用時間制限を越えたものを切断し、通
    信が再開する場合に必要な論理チャネルと必要な帯域が
    すでに確保されている場合にはシグナリングなしで前記
    論理チャネルを使って通信し、必要な論理チャネルが存
    在し必要な帯域が確保されていない場合には帯域確保の
    みのシグナリングを行い、前記論理チャネル上で通信
    し、必要な論理チャネルが切断後であればシグナリング
    を行い新たな論理チャネルを接続し、かつ帯域を確保す
    ることを特徴とする、パケット網におけるシグナリング
    方式。
  2. 【請求項2】パケット送信時に、目的端末アドレスへの
    論理チャネルも経路の中継経路情報もない場合に、前記
    目的端末アドレスを指定したホップバイホップの経路探
    索を行うシグナリングを行うと同時に、前記シグナリン
    グにより設定した論理チャネルの中継経路情報を端末側
    に通知し、前記中継経路情報を前記端末側において、あ
    る時間間隔キャッシュとして保持し、設定された前記論
    理チャネルによりデータ転送を行うモードと、 パケット送信時に目的端末アドレスへの論理チャネルが
    すでに存在する場合に、シグナリングをせずに、前記
    論理チャネル上にデータ転送を行うモードと、 パケット
    送信時に、目的端末アドレスへの論理チャネルがない
    が、前記中継経路情報が存在する場合に、前記中継経路
    情報により経路を指定したシグナリングを行い、設定さ
    れた論理チャネルによりデータ転送を行うモードと、 からなる ことを特徴とする、パケット網におけるシグナ
    リング方式。
  3. 【請求項3】コネクションオリエンティッドなパケット
    網で論理チャネルの設定を行うシグナリング方式におい
    て、 あらかじめスイッチの入力ポートに出力ポート毎の未使
    用の論理チャネル番号の一部を高速モード論理チャネル
    として割り当てておき、同様に端末はスイッチまでのリ
    ンクの未使用の論理チャネル番号の一部を高速モード論
    理チャネルとして割り当てておき、通信開始時に端末は
    端末に割り当てられた前記高速モード論理チャネルの1
    つを獲得し、前記獲得した論理チャネル番号と目的端末
    アドレスとをシグナリングパケットに載せ、前記シグナ
    リングパケットを受信したスイッチの入力ポートでは、
    シグナリングパケットの内容に応じて出力ポートを判断
    し、前記出力ポートに割り当てられた高速モードの前記
    未使用論理チャネルを獲得し、入出力ポートの論理チャ
    ネルテーブルを書き換えることを特徴とする、パケット
    網におけるシグナリング方式。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の中継経路情報を、前記目
    的端末アドレスの代わりに用いることを特徴とする請求
    項3記載のパケット網におけるシグナリング方式。
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