JPH08202502A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH08202502A
JPH08202502A JP7009937A JP993795A JPH08202502A JP H08202502 A JPH08202502 A JP H08202502A JP 7009937 A JP7009937 A JP 7009937A JP 993795 A JP993795 A JP 993795A JP H08202502 A JPH08202502 A JP H08202502A
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健次 高内
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良光 中村
Shunji Kagamibashi
俊二 鏡橋
Koji So
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位装置からの制御手段特定情報によりデバ
イスドライバに対応した媒体に直結する媒体制御手段を
選択することにより1台で複数種の記録媒体を交換使用
する場合の誤操作に対しても誤動作を生じない記録再生
装置を提供する。 【構成】 記録再生手段7に装着された光ディスクの種
類を検出する媒体種類検出手段8により切換え手段6は
媒体の種類に適合した媒体制御手段を選択する。周辺装
置識別情報分離手段1と論理ユニット情報分離手段2と
はそれぞれSCSIバス74から受信した上位装置の指
令から周辺装置識別番号と論理ユニット番号とを分離
し、これにより切換え手段3a,3bは上位装置側のデ
バイスドライバに適合する書換え型光ディスク用制御手
段4またはCD−ROM型光ディスク用制御手段5を選
択するので、装着されている媒体に適合しない不正規な
デバイスドライバからの指令に対して誤った媒体交換情
報を返送することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報を記録し再生する記
録再生装置に関し、さらに詳しくは円盤状記録媒体やカ
ード状記録媒体など複数種類の記録媒体を交換して情報
を記録再生する記録再生装置と上位装置との接続を容易
にし、かつ記録媒体の交換に対応して誤作動を防ぐ記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年光ディスクは、記録密度が高いこ
と、非接触で記録再生ができるため媒体の寿命が長いこ
と、ランダムアクセスがテープなどの媒体に比べ格段に
速いことなどの特徴を有し、再生専用機としてのコンパ
クトディスクプレーヤ、ビデオディスクプレーヤや、記
録再生機としての画像ファイル、データファイル、文書
ファイルなど数多くの提案がなされている。特にデータ
ファイルとして使用する場合には、最近、上位装置側の
制約から接続可能な機器の台数の制限や、種類の異なる
複数種の機器を購入することによる投資金額の増大など
の問題から1台の機器で複数種の情報記録媒体を装着し
て使用する機器が提案されている。この機器は、たとえ
ば1台の記録再生装置で書換え型情報記録媒体と追記型
情報記録媒体を使用したり、1台の記録再生装置で書換
え型情報記録媒体と再生専用情報記録媒体を使用したり
する記録再生装置である。
【0003】上記のような複数種の情報記録媒体を上位
装置に接続した1台の記録再生装置に装着して使用する
場合、上位装置に組み込んだ米国AT&T社のUNI
X、米国マイクロソフト社のMS−DOS、米国アップ
ル社のマッキントッシュ用等の数多くのオペレーティン
グシステムソフト(以下OSと称す)のいずれかのコン
トロールのもとで、この記録再生装置を大容量の情報可
搬媒体として、または固定磁気ディスクの代替として使
用するために、各OSに記録再生装置認識用の上位接続
制御装置(以下デバイスドライバと称す)を登録する必
要がある。このデバイスドライバを介して前記記録再生
装置を各OS上でデータの読み出し、書き込み可能なメ
モリとして用いることが可能となる。本発明はこれら記
録再生装置と上位接続制御装置の接続性の改良に関する
ものである。
【0004】光ディスク記録再生装置を上位装置である
ホストコンピュータに接続するためには、各OSに対応
したデバイスドライバが必要である。このデバイスドラ
イバは、光ディスク記録再生装置を各OS上で使用可能
とするために、各OSに対応した論理フォーマットの読
み出し/書き込み処理を実行したり、光ディスク記録再
生装置の特徴である光ディスクを交換した場合の光ディ
スク交換に伴う処理を実行したりするなどの機能を有す
るものであり、各OS上で光ディスク記録再生装置等の
周辺機器を使用する場合に必須のソフトウェアである。
【0005】以下図面を参照しながら従来例の記録再生
装置およびその上位接続制御装置の一例について、各種
記録再生装置を規格統一された接続用インタフェース仕
様の1つであるSCSI(Small Compute
r System Interface)インタフェー
スを介してパーソナルコンピュータOSの1つである米
国マイクロソフト社製のMS−DOSに接続する場合を
用いて説明する。
【0006】MS−DOSの場合、装置の状態に無関係
に強制的に登録を行うことにより1つのSCSI装置の
1つの周辺装置識別番号(以下ID番号)に対して複数
種のデバイスドライバを登録することが可能である。
【0007】図5に一例として1台で書換え型光ディス
クとCD−ROM型光ディスクを交換して扱うことが可
能な光ディスク記録再生装置を、MS−DOSを組み込
んだコンピュータに接続して使用するシステム環境を示
す。図5において、ホストコンピュータ51内にはSC
SIインタフェース用ホストアダプタカード(指令発行
手段)52が搭載されており、これにはID番号は7を
割り当てられている。ホストアダプタカード52からは
ケーブルでID番号0が割り当てられたハードディスク
装置53に接続され、さらにケーブルで書換え型光ディ
スクとCD−ROM型光ディスクの両方を1台で交換し
て扱うことのできるID番号1が割り当てられた光ディ
スク記録再生装置54に接続されている。図ではいわゆ
るデイジーチェーン接続であるが電気的にはハードディ
スク装置53、光ディスク記録再生装置54および図示
しない追加接続の外部記憶装置はすべてSCSIバスに
パラレルに接続される。
【0008】図6に一例として1台で書換え型光ディス
クとCD−ROM型光ディスクを交換して扱うことが可
能な光ディスク記録再生装置をMS−DOS用コンピュ
ータに接続して使用する従来のデバイスドライバの構成
を示す。図6において、OSであるMS−DOS64は
書換え型光ディスクをホストコンピュータ上で扱うこと
を可能にする書換え型光ディスク記録再生装置用デバイ
スドライバ61に接続されており、この書換え型光ディ
スク記録再生装置用デバイスドライバ61には書換型光
ディスクに関してデータの読み出し、書き込み、ディス
ク交換処理などを実行する書換え型光ディスク用ファイ
ルアクセス処理部611と、光ディスク記録再生装置6
3が返送する各種エラー情報に基づいてエラー処理を実
行し、それでも回復できない場合に前記ホストコンピュ
ータにエラー報告を行うエラー処理部612とが含まれ
ている。
【0009】またMS−DOS64にはCD−ROM型
光ディスクをホストコンピュータ上で扱うことを可能に
するCD−ROM型光ディスク再生装置用デバイスドラ
イバ62が接続されており、このCD−ROM型光ディ
スク再生装置用デバイスドライバ62には、CD−RO
M型光ディスクへのデータの読み出し、ディスク交換処
理などを実行するCD−ROM型光ディスク用ファイル
アクセス処理部621と、光ディスク記録再生装置63
が返送する各種エラー情報に基づいてエラー処理を実行
し、それでも回復できない場合に前記ホストコンピュー
タにエラー報告を行うエラー処理部622とが含まれて
いる。
【0010】書換え型光ディスク記録再生装置用デバイ
スドライバ61およびCD−ROM型光ディスク再生装
置用デバイスドライバ62には、書換え型光ディスクと
CD−ROM型光ディスクの両方を1台で交換して扱う
ことのできる光ディスク記録再生装置63が接続され、
ID番号1を割り当てられている。
【0011】図7は、図5に示すシステム環境をMS−
DOSで使用するときのハードディスク装置75用のデ
バイスドライバ724および光ディスク記録再生装置7
6用の従来のデバイスドライバ(書き換え型用デバイス
ドライバ725およびCD−ROM用デバイスドライバ
726)が登録されたMS−DOSの状態および使用者
が指示するMS−DOSの各種コマンドの内部動作を説
明するためのシステム接続とMS−DOSの内部動作を
説明するブロック図である。
【0012】図7においてMS−DOS上で使用者がキ
ーボードなどから実行したいコマンドを入力したり、そ
の実行結果を表示するMS−DOS入力/表示部71
は、外部に接続する各種記録再生装置用のデバイスドラ
イバを登録したMS−DOS72に接続されており、各
種デバイスドライバ724、725および726は指令
発行手段であるSCSIインタフェース用ホストアダプ
タカード73を介してSCSIバス74に接続され、こ
のSCSIバス74にはID番号0を割り当てられたハ
ードディスク装置75および書換え型光ディスクとCD
−ROM型光ディスクの両方を1台で交換して扱うこと
のできるID番号1を割り当てられた光ディスク記録再
生装置76が接続されている。MS−DOSのOS内部
構成図72のうち、721はMS−DOS入力/表示部
71において使用者が入力したMS−DOSコマンドを
解釈するCOMMAND.COM、722はコマンド実
行を管理するMS−DOS.SYS、723は接続され
る各種外部記憶装置へのデータの読み込み/書き込み処
理を管理するIO.SYSであり、この中には使用者が
指示したMS−DOSコマンドが接続される各種外部記
憶装置のうち、どの外部記憶装置に対するコマンドであ
るかを判断して使用するデバイスドライバの選択を行う
デバイスドライバ選択手段7231が含まれる。デバイ
スドライバ選択手段7231はハードディスク装置75
用デバイスドライバ724、光ディスク記録再生装置7
6の書換え型光ディスク用デバイスドライバ725、光
ディスク記録再生装置76のCD−ROM型光ディスク
用デバイスドライバ726、フロッピーディスク装置用
デバイスドライバ728を選択する。727は使用者が
入力指示したMS−DOSコマンドの実行処理部であ
る。
【0013】以上のように構成されたシステム環境下で
MS−DOSが起動するとMS−DOSは、各外部記憶
装置にアルファベットのドライブ名を割り当てる。たと
えば、Aドライブ、Bドライブはフロッピーディスク装
置(図示せず)、Cドライブはハードディスク装置7
5、Dドライブは書換え型光ディスクを装着したときの
光ディスク記録再生装置76、EドライブはCD−RO
M型光ディスクを装着したときの光ディスク記録再生装
置76用として割り当てる。
【0014】使用者が指示したMS−DOSコマンドが
光ディスク記録再生装置76に装着する書換え型光ディ
スクに保存されるファイルの内容を表示するための”d
irD:”コマンドであった場合、COMMAND.C
OM721はこのコマンド解釈を行い、MS−DOS.
SYS722およびIO.SYS723にその処理の実
行を指示する。この例においては使用者が指示したコマ
ンドがDドライブに対するものであるから、デバイスド
ライバ選択手段7231はMS−DOSコマンド中のド
ライブ名”D:”に基づいて書換え型光ディスク用デバ
イスドライバ725を選択して、このデバイスドライバ
を経由して光ディスク記録再生装置76に必要なSCS
Iコマンドを発行し、MS−DOSコマンドの実行処理
部727において実行結果をMS−DOS入力/表示部
71上に表示することにより一連のMS−DOSコマン
ド処理が完了する。
【0015】図8はMS−DOSのシステム起動後に使
用者が入力したMS−DOSコマンドの内部処理の処理
手順を示すものである。書換え型光ディスク用デバイス
ドライバとCD−ROM型光ディスク用デバイスドライ
バの2つを1つの光ディスク記録再生装置用デバイスド
ライバとしてMS−DOS上に登録する方法の場合、た
とえば、図7に示すように、書換え型光ディスク装着時
にはDドライブ、CD−ROM型光ディスク装着時には
Eドライブとして認識される。またMS−DOSにおい
ては、どのドライブ名にMS−DOSコマンドを発行す
るかは使用者が決めてMS−DOSコマンドを発行する
仕組みであり、また使用者は複数の書換え型光ディスク
とCD−ROM型光ディスクを保有し、これらの光ディ
スクを状況に応じて交換しながら使用することになる。
このために使用者が光ディスク記録再生装置76に装着
した光ディスクの種類と異なるドライブ名を指定してM
S−DOSコマンドを発行し、OSの返送するエラーに
より使用者がドライブ名の間違いに気づき再度コマンド
を指示する場合が発生する。このドライブ名の指示を間
違ってコマンドを発行した時のMS−DOS内部の処理
手順を図8を用いて説明する。
【0016】まず、ステップ801でシステムを起動し
たMS−DOSは、ステップ802において使用者のコ
マンド入力待ちの状態となる。ステップ802において
使用者はCドライブのハードディスク装置75の内容を
すべて書換え型光ディスクを装着した光ディスク記録再
生装置76であるDドライブにコピーするつもりで間違
えてコピー先ドライブ名をCD−ROM型光ディスク装
着時のEドライブを指定したMS−DOSコマンドとし
て1回目に”Xcopy c:¥ e:¥ /s”と指
示をした場合、使用者が入力したMS−DOSコマンド
のドライブ名がCドライブとEドライブなので、ステッ
プ803でMS−DOSはハードディスク装置からCD
−ROM装置へのコマンドと解釈し図7のデバイスドラ
イバ選択手段7231はCD−ROM用デバイスドライ
バ726を選択する。
【0017】CD−ROM用デバイスドライバ726は
ステップ804において光ディスク記録再生装置76の
状態確認を実行する。通常、この確認動作はSCSIコ
マンドに定義されるTEST UNIT READYコ
マンドを用いて実行するが、このコマンドに対して光デ
ィスク記録再生装置76はディスク装着状態で、光ディ
スク交換が発生している旨の情報を報告する。ステップ
805において光ディスクが装着されていると判断し、
ステップ806で光ディスク交換ありと判断し、ステッ
プ807において光ディスクの管理情報の読み込み処理
を実行する。しかしCD−ROM型デバイスドライバは
CD−ROM型光ディスクの管理情報が報告されること
を期待しているのに、実際に光ディスク記録再生装置7
6が返送する管理情報は書換え型光ディスク用である。
したがってステップ808において正しい管理情報と判
断できず、ステップ811においてエラー情報を設定
し、ステップ812においてMS−DOSは指定したド
ライブ名の光ディスクが読めない旨のエラーを表示し、
このエラー表示により使用者はドライブ名の指定を間違
っていたことに気づくことになる。
【0018】使用者は書換え型光ディスクをいったん抜
くことなく、そのままステップ802において2回目は
正しいドライブ名で”Xcopy c:¥ d:¥ /
s”とコマンドを指示すると、ステップ803において
書換え型デバイスドライバが選択される。選択された書
換え型デバイスドライバはステップ813において光デ
ィスク記録再生装置76の状態確認を実行するが、SC
SIコマンドにおいては、光ディスク交換情報は、交換
直後のInquiryコマンドとRequest Se
nseコマンドを除くコマンドに1回だけ返送するよう
に定義されているため、すでにステップ804における
最初のCD−ROM用デバイスドライバからの状態確認
用のTEST UNIT READYコマンドに対して
光ディスク交換情報を返送しているので、ステップ81
3における状態確認に対しては、光ディスク交換情報は
返送されない。したがってステップ815において光デ
ィスク交換なしと判断し、ステップ816の光ディスク
の管理情報の読み込みは実行されず、ステップ818に
おいて指示されたコマンド処理を実行するが、ステップ
816の光ディスクの管理情報の読み込みは実行されて
いないので今回装着された光ディスクの管理情報ではな
く、光ディスク交換前に装着されていた書換え型光ディ
スクの管理情報を用いてコマンド処理を実行する。
【0019】ステップ819における正常終了確認に対
しては、正常終了したと報告し、ステップ812におけ
るコマンド実行結果の表示も正常終了した旨を使用者に
報告する。しかし実際には、異なる光ディスクの管理情
報を基に新たにファイルを作成してしまっている。この
書換え型光ディスクの管理情報を取得するため、一度こ
の書換え型光ディスクを取り出して、再度光ディスク記
録再生装置76に装着し、その後MS−DOSコマンド
を発行すると管理情報とデータとが一致せずに、この光
ディスクのファイルを正常に読み書きできないという重
大な問題が発生する。
【0020】このような問題を生じる原因を記録再生装
置側の構成に基づいて説明する。従来例の光ディスク記
録再生装置76内部の詳細を示すブロック図の図9にお
いて光ディスク記録再生装置76の周辺装置識別情報分
離手段91はSCSIバス74に接続されてSCSIバ
ス74からの入力情報から周辺装置識別番号を分離し
て、切換え手段91aはその周辺装置識別番号に対応し
て情報伝達を切換える。その出力は入力した情報から論
理ユニット情報を分離する論理ユニット情報分離手段9
2に接続されている。切換手段93はこの分離された論
理ユニット情報を受けて論理ユニット番号に対応して情
報伝達を切換える。書換え型光ディスクを制御する制御
手段である書換え型光ディスク用制御手段94およびC
D−ROM型光ディスクを制御する制御手段であるCD
−ROM型光ディスク用制御手段95の入力と出力と
は、光ディスクに対して読み出し/書き込みを行う記録
再生手段97に装着された光ディスクの種類を検出する
媒体種類検出手段98の検出結果に基づいて選択手段9
6a,96bによって切換えられる。
【0021】以上のように構成され、つぎに図10のフ
ローチャートを用いて図11のような情報をSCSIバ
ス74から受け取った場合の動作を説明する。光ディス
ク記録再生装置76にアクセスするときは論理ユニット
番号を0にするようにデバイスドライバ725,726
を設定するか、デバイスドライバ725,726が自動
的に認識するようにするかのいずれかの方法を用いる。
ステップ1001でスタートして、ステップ1002に
おいて、ID番号1の光ディスク記録再生装置76はI
D番号7の上位装置からの図11のような指令を受信す
る。ステップ1003において周辺装置識別番号をチェ
ックし、1でなければステップ1002へ戻り、1であ
れば切換え手段91aはオンになっているのでステップ
1004で論理ユニット番号をチェックし、論理ユニッ
ト番号が0でなければ切換え手段93は解放されている
のでステップ1005においてアクセス不可を上位装置
に返送してステップ1002に戻る。論理ユニット番号
が0であればステップ1006で装着されているのが書
換え型光ディスクかCD−ROM型光ディスクかを判定
して、ステップ1007で書換え型光ディスク用制御手
段94を選択するか、ステップ1008でCD−ROM
型光ディスク用制御手段95を選択するかを決定する。
【0022】この場合前述の光ディスク記録再生装置7
6の記録再生手段97に実際に装着されているDドライ
ブの書換え型光ディスクにアクセスするつもりで、誤っ
てEドライブのCD−ROM(実際には装着されていな
い)にアクセスしてしまった場合の例においては、CD
−ROM用デバイスドライバからのTEST UNIT
READYコマンドに対してステップ1006におい
て装着されている媒体の種類をチェックするが、図9に
おいて媒体種類検出手段98が装着されている光ディス
クが書換え型光ディスクであることを検出しているため
選択手段96a,96bは書換え型光ディスク用制御手
段94を選択しているので、ステップ1009において
書換え型光ディスク用制御手段94を用いて記録再生手
段97にアクセスしてしまい、ステップ1010におい
て光ディスク交換が発生している旨の情報を報告する。
この情報に基づき、CD−ROM用デバイスドライバ7
26は光ディスク管理情報の取得を行おうとするが、書
換え型光ディスク用の管理情報が返送されるため、正し
い管理情報と判断できず、MS−DOS72は光ディス
クが読めない旨のエラーをMS−DOS入力/表示部7
1に表示する。
【0023】このエラー表示により使用者はドライブ名
の指定を間違っていたことに気づいて、2回目には前述
のように正しいドライブ名でアクセスするが、前述のよ
うにCD−ROM用デバイスドライバ726からのTE
ST UNIT READYコマンドに対してすでに光
ディスク交換情報を返送しているので、光ディスク交換
情報は返送されず、その結果管理情報の読み込みは実行
されないので今回装着されている光ディスクの管理情報
ではなく、光ディスク交換前に装着されていた書換え型
光ディスクの管理情報を用いてコマンド処理を実行する
ために前述のような管理情報とデータとが一致せず、こ
の光ディスクのファイルを正常に読み書きできないとい
う重大な問題が発生する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前述した媒体を交換で
きる記録再生装置の従来例の構成では、各デバイスドラ
イバは1つの論理ユニット番号を介して、複数種類の媒
体を管理している。したがって、不正規のデバイスドラ
イバが媒体をアクセスすると、媒体の論理情報(媒体交
換情報等)がその不正規のデバイスドライバに返送され
てしまい、論理情報が失われるので、正規のデバイスド
ライバが媒体を管理できなくなる。具体的には、前述の
ように光ディスク交換後に使用者がドライブ名の指定を
間違えて記録再生装置に装着されていない媒体に向けて
MS−DOSコマンドを発行し、不正規なデバイスドラ
イバ経由によりMS−DOSのエラー表示によりドライ
ブ名の指定誤りに気づき、つぎにいったん光ディスクを
抜くことなく正規のドライブ名でMS−DOSコマンド
を再発行した場合、光ディスク交換情報が失われていて
正常に認識されず、最悪の場合、今まで使用していた書
換え型光ディスクのデータが読み書きできなくなるとい
う問題点があった。
【0025】この問題点に対する1つの解決策として、
MS−DOSを改造し、かつ各媒体用のデバイスドライ
バを一体化する方法(上位装置の変更)があるが、変更規
模が大きく実現が非常に困難である。
【0026】本発明は上記従来の問題点を改善するため
のもので、ホストコンピュータへの、より容易、確実な
接続性を実現するために記録再生装置側を変更すること
により、この記録再生装置で使用可能な複数種の記録媒
体用に開発された既存のデバイスドライバを変更するこ
となく、1台で複数種の記録再生媒体を使用可能とする
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録再生装置は、複数の種類の媒体を装着
することができる1つの記録再生手段と、前記記録再生
手段を用いて対応する種類の媒体にアクセスする複数の
制御手段と、上位装置の指令発行手段からの指令を前記
制御手段に分配する第1の切換手段と、前記上位装置か
らの指令に含まれる前記制御手段を特定する情報を分離
して前記第1の切換手段を操作する情報分離手段とを有
するものである。
【0028】そしてさらに記録再生手段に装着されてい
る媒体の種類を検出する検出手段と、前記検出手段によ
って前記記録再生手段に接続される前記制御手段を切り
換える第2の切換手段とを有し、前記制御手段のうち前
記記録再生手段に接続されていない少なくとも1つの制
御手段は上位装置への応答のみを行うものである。
【0029】
【作用】本発明は上記した構成によって、1台の記録再
生装置を用いて、種類の異なる情報記録媒体を上位装置
であるホストコンピュータに接続して使用するとき、上
位装置は1つの記録再生手段に装着し得る各媒体ごとに
この媒体を制御する制御手段を特定する情報を割り当て
て、これを送出する。情報分離手段は制御手段を特定す
る情報を分離して、これによって第1の切換手段を操作
して、対応する媒体を制御する制御手段を選択すること
によって、上位装置のデバイスドライバと媒体とを直結
できる。したがって、不正規のデバイスドライバが媒体
をアクセスしようとしても、媒体はアクセスされないの
で、媒体の論理情報が失われず、これを正確に取得する
ことができるように作用する。
【0030】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。図1は本発明の記録再生装置の第1の実
施例のブロックダイヤグラムである。図において光ディ
スク記録再生装置10はSCSIバス74から情報を受
け取る。入力した情報は周辺装置識別情報分離手段1で
周辺装置識別番号を分離し、この周辺装置識別番号によ
って切換え手段3aを制御する。つぎに論理ユニット情
報分離手段2で論理ユニット情報を分離し、第1の切換
え手段である切換え手段3bは分離された論理ユニット
情報を受けて、論理ユニット番号が0であれば2つの制
御手段のうち書換え型光ディスク用制御手段4に、また
論理ユニット番号が1のときはCD−ROM用制御手段
5に情報を伝達する。
【0031】記録再生手段7は装着された書換え型光デ
ィスクまたはCD−ROM型光ディスクに対して読み出
し/書き込みを行う。媒体種類検出手段8は記録再生手
段7に装着された光ディスクの種類を検出し、検出結果
が書換え型光ディスクの場合は第2の切換え手段である
切換え手段6を書換え型光ディスク用制御手段4に、C
D−ROM型光ディスクの場合はCD−ROM型光ディ
スク用制御手段5に接続するように切換える。
【0032】以上のように構成され、つぎに図2の本実
施例の記録再生装置10内部の動作を示すフローチャー
ト、図3の上位装置からSCSIバス74を介して入力
する情報の状況を時系列的に示した説明図および従来例
で説明に用いた図7、図8を参照しながらその動作を説
明する。図7においては記録再生装置76に代えて本実
施例の記録再生装置10を用いればその他の部分は何等
変更する必要はない。また上位装置である、デバイスド
ライバを登録したMS−DOSを含むホストコンピュー
タ側の動作は従来例で示した図8のフローチャートと同
様である。
【0033】まず電源を入れて図2のステップ201で
起動した記録再生装置10は、ステップ202で図3の
ような上位装置からの指令を受信する。ステップ203
で周辺装置識別情報分離手段1は上位装置からの指令中
で上位装置識別番号31に続く周辺装置識別番号32が
1でなければステップ202へ戻る。周辺装置識別番号
32が1であれば切換え手段3aをオンにしてステップ
204で論理ユニット番号33をチェックして0または
1でなければステップ205でアクセス不可を上位装置
に返却してステップ202へ戻る。
【0034】つぎに論理ユニット情報分離手段2では、
本実施例における制御手段を特定する情報である論理ユ
ニット番号33が0であればステップ206で本実施例
における第1の切換え手段である切換え手段3bを書換
え型光ディスク用制御手段4に切り換える。論理ユニッ
ト番号33が1であればステップ207で切換え手段3
bをCD−ROM型光ディスク用制御手段5に切り換え
る。
【0035】ここで上位装置側の操作を従来例と同じ具
体例で説明すると、図8において、ステップ801でシ
ステムを起動したMS−DOSは、ステップ802にお
いて使用者のコマンド入力待ちの状態となる。ステップ
802において使用者はCドライブのハードディスク装
置の内容をすべて書換え型光ディスクを装着した光ディ
スク記録再生装置であるDドライブにコピーするつもり
で、間違えてコピー先ドライブ名をCD−ROM型光デ
ィスク装着時のEドライブを指定したMS−DOSコマ
ンドとして1回目に”Xcopy c:¥ e:¥ /
s”と指示をした場合、ステップ803で使用者が入力
したMS−DOSコマンドのドライブ名がCドライブと
Eドライブなので、MS−DOSはハードディスク装置
からCD−ROM装置へのコマンドと解釈しデバイスド
ライバ選択手段7231はCD−ROM用デバイスドラ
イバ726を選択する。CD−ROM用デバイスドライ
バ726はステップ804において光ディスク記録再生
装置76の状態確認を実行する。通常、この確認動作は
SCSIコマンドに定義されるTEST UNITRE
ADYコマンドを用いて論理ユニット番号1に対して実
行するが、このコマンドに対して光ディスク記録再生装
置10のCD−ROM型光ディスク用制御手段5は、図
2のステップ208において記録再生手段7に装着され
た媒体と上位装置であるデバイスドライバが選択した制
御手段とが一致するディスクであるか否かをチェックす
る。前述のように記録再生手段7に装着された媒体の種
類は媒体種類検出手段8が検出して、その結果で切換手
段6を切り換えているので、この場合上位装置がCD−
ROMを選択しているのに装着されているのが書換え型
光ディスクであれば切換手段6は書換え型光ディスク用
制御手段4を選択しており、論理ユニット情報分離手段
2によって切換え手段3はCD−ROM型光ディスク用
制御手段5を選択しており、CD−ROM型光ディスク
用制御手段5は記録再生手段7に接続されていないた
め、アクセスすることができず、ステップ209でアク
セス不可(光ディスク未装着のためアクセス不可の旨を
知らせるエラー)を通知してステップ202へ戻る。記
録再生手段7へのアクセスが行われず、上位装置への応
答のみにとどまるために、光ディスク交換情報は失われ
ない。このエラー通知に基づきステップ805で光ディ
スク未装着と判断し、ステップ811においてエラー情
報を設定し、ステップ812においてMS−DOSは指
定したドライブ名の光ディスクが準備されていない旨の
エラーを表示し、このエラー表示により使用者はドライ
ブ名の指定を間違っていたことに気づくことになる。
【0036】使用者は書換え型光ディスクをいったん抜
くことなく、そのままステップ802において2回目は
正しいドライブ名で”Xcopy c:¥ d:¥ /
s”とコマンドを指示すると、ステップ803において
今度は書換え型用デバイスドライバ725が選択され
る。選択された書換え型用デバイスドライバはステップ
813において光ディスク記録再生装置10の状態確認
を論理ユニット番号0に対して実行する。この場合は上
位装置が論理ユニット番号0を指示するので装着してい
る媒体に合致するため、図2のステップ206−208
−210の経路で書換え型光ディスク用制御手段4を介
して記録再生手段7にアクセスされる。
【0037】従来例と異なり図8のステップ804にお
ける最初のCD−ROM用デバイスドライバ726から
の状態確認用のTEST UNIT READYコマン
ドは記録再生手段7にアクセスしていないため、光ディ
スク交換情報は失われていない。その結果図2のステッ
プ211において光ディスクがあるという情報とともに
光ディスク交換情報を返送する。したがって図8のステ
ップ815において光ディスク交換ありと判断し、ステ
ップ816において正しく光ディスク管理情報の読み込
みを実行し、ステップ817で正しい管理情報であると
判断し、ステップ818で指示されたコマンド処理を実
行してステップ819で正常終了する。したがって正し
い光ディスク管理情報に基づいてコマンド処理を実行し
ているので、従来例のような管理情報とデータが一致し
ないという問題は起こらない。
【0038】つぎに第2の実施例として、上記第1の実
施例の変形として論理ユニット情報分離手段2を複数持
つ構成が考えられる。すなわち図示しないが、実施例1
における周辺装置識別情報分離手段1の出力を、複数の
論理ユニット番号に対応した複数の論理ユニット情報分
離手段に分岐させて、それぞれの論理ユニット情報分離
手段が分離した論理ユニット番号によって制御される切
換え手段をオンさせるようにする。この方法は3以上の
異なる媒体を使い分ける場合に好適であり、また論理ユ
ニット情報分離手段をソフトウェアで構成する場合はコ
ストアップにもならないで済む。
【0039】以上のように第1および第2の実施例では
記録再生装置に媒体の種類に対応した制御手段を特定す
る情報である論理ユニット番号により第1の切換え手段
を切り換える論理ユニット情報分離手段を有し、装着さ
れている媒体に対応した論理ユニット番号を受信したと
きにその媒体に対応する制御手段を介して記録再生手段
7に接続することによって上位装置であるホストコンピ
ュータへの、より容易、確実な接続性を実現し、誤った
コマンドによる記録再生装置の誤動作を防止するもので
ある。
【0040】本実施例において切換手段3b,6は切換
えスイッチのように表示したが、切換えるべき回路数に
対応した数のスイッチを用い、いずれかをオンすること
によっても同様の機能が達成される。
【0041】つぎに本発明の第3の実施例について図4
を参照しながら説明する。図4は本発明の第3の実施例
の記録再生装置10aのブロック図である。図4が第1
の実施例の図1と異なるのは各媒体制御手段ごとに、す
なわち使用する媒体の種類ごとに周辺装置識別情報分離
手段1a,1b、論理ユニット情報分離手段2a,2b
を有し、また周辺装置識別情報分離手段1a,1bによ
ってそれぞれ制御される切換え手段3c,3dを、さら
に論理ユニット情報分離手段2a,2bによってそれぞ
れ制御される切換え手段3e,3fを有し、周辺装置識
別情報分離手段1aと周辺装置識別情報分離手段1bと
はそれぞれ独自にSCSIバス74から上位装置の指令
を受けることができ、周辺装置識別情報分離手段1aは
SCSIバスからの、この実施例における制御手段を特
定する情報である周辺装置識別番号が1のときに、この
実施例における第1の切換え手段である切換え手段3c
をオンにし、かつ論理ユニット情報分離手段2aは論理
ユニット番号が0のときに切換え手段3eをオンにして
書換え型光ディスク用制御手段4をSCSIバス74に
接続する。一方周辺装置識別情報分離手段1bはSCS
Iバス74からの、この実施例における制御手段を特定
する情報である周辺装置識別番号が2のときに、この実
施例における第1の切換え手段である切換え手段3dを
オンにし、かつ論理ユニット情報分離手段2bは論理ユ
ニット番号が0のときに切換え手段3fをオンにし、C
D−ROM型光ディスク用制御手段5をSCSIバス7
4に接続する。
【0042】第1および第2の実施例では、制御手段を
特定する情報として論理ユニット番号を使用したが、第
3の実施例では制御手段を特定する情報として周辺装置
識別番号を使用している。すなわち論理ユニット番号で
制御手段を区別していたのを周辺装置識別番号で区別す
るという点が異なっており、その他の部分の構成および
動作は第1の実施例と同様である。
【0043】また、さらに第4の実施例として図示しな
いがSCSIバス74には1つの周辺装置識別情報分離
手段のみが接続され、論理ユニット情報分離手段は制御
手段の数だけ用意され、第1の切換え手段は周辺装置識
別情報分離手段の分離した周辺装置識別番号によって対
応する論理ユニット情報分離手段へ接続されるように分
岐切換えを行い、論理ユニット情報分離手段で論理ユニ
ット番号が0であれば、対応する制御手段に接続される
ように構成してもよい。
【0044】以上のように第3および第4の実施例は記
録再生装置に媒体の種類に対応した数の周辺装置識別情
報分離手段を有するか、または媒体の種類に応じて切換
え手段を切換制御する周辺装置識別情報分離手段を有し
て、制御手段を特定する情報として媒体に対応した周辺
装置識別番号を上位装置から受信したときに、その媒体
に対応する制御手段を接続させることによって、上位装
置であるホストコンピュータへの、より容易、確実な接
続性を実現し、誤ったコマンドによる記録再生装置の誤
動作を防止するものである。
【0045】このように上記各実施例においては、記録
再生装置の切換え手段にわずかな変更を行うという最小
限の変更を加えるだけで、MS−DOS上で使用するホ
ストコンピュータに、1台の光ディスク装置で複数種の
異なる光ディスクを扱うことが可能な情報記録再生装置
を接続して使用するとき、使用者が間違ったドライブ名
を指定してMS−DOSコマンドを指示した場合に発生
する、光ディスク交換情報を検出できないという問題を
解決することが可能となる。
【0046】なおここでは媒体に書換え型光ディスクと
CD−ROM型光ディスクとを用いた場合を説明した
が、いずれかに代えて、または追加して追記型光ディス
クを加えて使用できるようにしてもよく、その場合は第
1の実施例では対応する論理ユニット番号と、対応する
制御手段とを変更または追加すればよく、第2の実施例
では対応する論理ユニット番号と、対応する制御手段
と、対応する論理ユニット情報分離手段とを変更または
追加すればよく、また第3の実施例では対応する周辺装
置識別番号と、対応する周辺装置識別情報分離手段と、
対応する論理ユニット情報分離手段とを変更または追加
すればよく、さらに第4の実施例においては対応する周
辺装置識別番号と、対応する論理ユニット情報分離手段
とを追加し、周辺装置識別情報分離手段を変更または追
加した周辺装置識別番号に対応したものとすればよい。
【0047】またここでは媒体に光ディスクを用いた場
合について説明したが、媒体は光ディスクに限らず、1
台の記録再生装置に交換して使用できる媒体、たとえば
磁気記録媒体や半導体メモリ等またはそれらを混合して
用いてもよいものである。
【0048】さらに各実施例では媒体の種類を2種類と
したが3種類以上であっても論理ユニット番号または周
辺装置識別番号と制御手段、また場合によっては論理ユ
ニット情報分離手段または周辺装置識別情報分離手段を
追加すれば実現できるのはいうまでもない。
【0049】さらに制御手段、周辺装置識別情報分離手
段や論理ユニット情報分離手段はソフトウェアで構成で
きるのは当然である。
【0050】さらに上記実施例ではOSとしてMS−D
OSを用い、指令発行手段としてSCSIインタフェー
ス用ホストアダプタカードを用いるものとして説明した
が、本発明は記録再生装置の構成に関するものであるか
ら、OSや周辺機器へのインタフェースの方式が異なっ
ても本発明の思想を適用可能であることはいうまでもな
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録再生装
置は、複数の種類の媒体を装着することができる1つの
記録再生手段と、記録再生手段を用いて対応する種類の
媒体にアクセスする複数の制御手段と、上位装置の指令
発行手段からの指令を制御手段に分配する第1の切換手
段と、上位装置からの指令に含まれる制御手段を特定す
る情報を分離して第1の切換手段を操作する情報分離手
段とを有するものである。
【0052】そのために1台でたとえば光ディスクであ
れば書換え可能型、再生専用型、追記型またはこれらの
組み合せからなる複数種の異なる情報記録媒体に情報を
記録しまたは情報記録媒体から情報を再生する機能を有
する記録再生装置をホストコンピュータなどの上位装置
と接続して用いる場合に、使用者がドライブ名指定を間
違えてコマンドの指示をした場合であっても、上位装置
は1つの記録再生手段に装着し得る各媒体ごとに制御手
段を特定する情報である論理ユニット番号または周辺装
置識別番号を割り当てて送出することにより、情報分離
手段は、第1の切換手段を操作してその論理ユニット番
号または周辺装置識別番号に対応した媒体を制御する制
御手段を選択することによって、デバイスドライバと媒
体とを直結でき、不正規のデバイスドライバが媒体をア
クセスしようとしても、媒体はアクセスされないので、
媒体の論理情報が失われることがなく、情報記録媒体の
媒体交換情報を正確に取得でき、それぞれの情報記録媒
体用にすでに開発済みの各ホストコンピュータとの接続
のためのデバイスドライバをそのまま使用することが可
能となり、上位装置との接続性を高め、誤操作に対して
も誤動作することがなく、装置の利用範囲を拡大するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の記録再生装置のブロッ
ク図
【図2】同じくその記録再生装置内部の動作を示すフロ
ーチャート
【図3】同じくその上位装置から入力する情報を時系列
的に示した説明図
【図4】本発明の第2の実施例の記録再生装置のブロッ
ク図
【図5】従来例のシステム構成図
【図6】従来例の上位接続制御装置の構成図
【図7】システム接続とMS−DOSの内部動作を説明
するブロック図
【図8】MS−DOSコマンド処理手順のフローチャー
【図9】従来例の記録再生装置のブロック図
【図10】同じくその記録再生装置内部の動作を示すフ
ローチャート
【図11】同じくその上位装置から入力する情報を時系
列的に示した説明図
【符号の説明】
1,1a,1b 周辺装置識別情報分離手段 2,2a,2b 論理ユニット情報分離手段 3b,3c,3d 第1の切換え手段 4 書換え型光ディスク用制御手段 5 CD−ROM型光ディスク用制御手段 6 第2の切換え手段 7 記録再生手段 8 媒体種類検出手段 10,10a 記録再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相 孝治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の種類の媒体を装着することができ
    る1つの記録再生手段と、 前記記録再生手段を用いて対応する種類の媒体にアクセ
    スする複数の制御手段と、 上位装置の指令発行手段からの指令を前記制御手段に分
    配する第1の切換手段と、 前記上位装置からの指令に含まれる前記制御手段を特定
    する情報を分離して前記第1の切換手段を操作する情報
    分離手段とを有する記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録再生手段に装着されている媒体の種
    類を検出する検出手段と、 前記検出手段によって前記記録再生手段に接続される制
    御手段を切り換える第2の切換手段とを有し、 前記制御手段のうち前記記録再生手段に接続されていな
    い少なくとも1つの制御手段は上位装置への応答のみを
    行うものである請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上位装置の指令発行手段にSCSIイン
    ターフェースを用い、制御手段を特定する情報として論
    理ユニット番号を利用する請求項1または2に記載の記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】 上位装置の指令発行手段にSCSIイン
    ターフェースを用い、制御手段を特定する情報として周
    辺装置識別番号を利用する請求項1または2に記載の記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】 制御手段はソフトウェアで構成されてい
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 論理ユニット情報分離手段はソフトウェ
    アで構成されている請求項3または5に記載の記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】 周辺装置識別情報分離手段はソフトウェ
    アで構成されている請求項4または5に記載の記録再生
    装置。
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