JP3185964B2 - デイスク記録再生装置及びデイスク識別方法 - Google Patents

デイスク記録再生装置及びデイスク識別方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図4及び図5) 発明が解決しようとする課題(図6) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はデイスク記録再生装
置及びデイスク識別方法に関し、特にCD−R(Compac
t Disk Recordable )ドライブをCD−ROM(Compac
t Disk Read OnlyMemory )ドライブとして用いる場合
に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】近年、CD−ROM(Compact Disk Rea
d Only Memory )ドライブは、コンピユータ装置等の外
部記憶装置として用いられるようになつている。CD−
ROMドライブは、通常、音楽用に用いられていたCD
(Conpact Disk)をデータの記録媒体として用いるもの
であり、従来の記録媒体に比して大容量のデータを一枚
の記録媒体上に記録することができる。コンピユータ装
置は、このような記録媒体を用いることにより動画像デ
ータ等の大容量のデータを容易に利用し得るようになつ
た。
【0004】しかし、CD−ROMドライブは記録媒体
として用いるデイスクが読み出し専用のものでありユー
ザが書き込みを行い得ないものであるため、その運用の
幅が狭いものであつた。このような運用の狭さを回避す
るために、CD−R(Compact Disk Recordable )ドラ
イブと呼ばれる外部記憶装置が考案されている。これ
は、一度だけではあるがユーザが書き込みし得る追記型
のデイスクを記録媒体として用いるものである。このよ
うにCD−RドライブはCD−ROMドライブの運用を
拡張するものであるため、CD−RドライブをCD−R
OMドライブとしても使用し得るようにすることが考え
られている。
【0005】これを実現するため、コンピユータ装置に
CD−ROMドライブを管理及び制御するプログラムで
なるデバイス・ドライバを組み込んでCD−ROMデイ
スクを読み込めるようにすることによつて、CD−Rド
ライブをCD−ROMドライブとしても使用し得るよう
にする手法が考えられている。
【0006】図4において、1は全体としてデイスク記
録再生装置を示し、コンピユータ装置2内の制御部3が
メモリ4内に構築されたシステム・プログラムを用い
て、CD−ROM・インターフエイス・ボード5を介し
て送出する制御信号S1によつてCD−Rドライブ6を
制御するようになされている。また図5に示すように、
メモリ4内のシステムはオペレーテイング・システム7
の下にCD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8、
CD−ROM・デバイス・ドライバ9及びハードウエア
・コントロール・ドライバ10を順次階層的に構築して
なる。このシステムは、オペレーテイング・システム7
の発行する指示に応じて制御命令を生成して制御部3に
送出し、制御部3がCD−ROM・インターフエイス・
ボード5を介して送出する制御信号S1によつてCD−
Rドライブ6を制御する。
【0007】CD−ROM・フアイルシステム・ドライ
バ8は、オペレーテイング・システム7から与えられる
指示命令D1に応じてCD−Rドライブ6に対するコマ
ンドD2を発行してCD−ROM・デバイス・ドライバ
9に与える。CD−ROM・デバイス・ドライバ9は、
コマンドD2による動作を実行させるためのプログラム
を呼び出して制御指示命令D3を生成し、これをハード
ウエア・コントロール・ドライバ10に送出する。ハー
ドウエア・コントロール・ドライバ10はこの制御指示
命令D3に応じて、制御部3に制御命令を発行する。制
御部3は、この制御命令に応じた制御信号S1を、CD
−ROM・インターフエイス・ボード5を介してCD−
Rドライブ6に供給して実際にCD−Rドライブ6を駆
動させる。
【0008】これらのドライバは、本来CD−ROMデ
イスクに記録されている形式のデータを管理及び制御す
るためのものであるため、CD−Rドライブ6をCD−
ROMドライブとしてオペレーテイング・システム7に
認識させて用いることができる。なお、CD−Rドライ
ブ6でデータを書き込む場合は、オペレーテイング・シ
ステム7によつて立ち上げられる専用のプログラムによ
り直接、CD−Rドライブ6にコマンドを発行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
CD−ROMドライブとしても使用し得るCD−Rドラ
イブ6においては、システムに精通していないユーザ
が、CD−Rドライブ6がCD−ROMドライブとして
動作しているのか、CD−Rドライブとして動作してい
るのかを確認することが容易ではない。このため、CD
−ROMドライブとして動作しているCD−Rドライブ
6に、ブランクデイスクと呼ばれる何も書き込まれてい
ないデイスク又は不完全な形のCD−ROM形式、すな
わち図6に示すような記録形式において、第1セツシヨ
ンが未完全の状態でデータが記録されているデイスクを
挿入した場合、システムが正常に動作しないという問題
がある。
【0010】例えばブランクデイスクが挿入された場合
(図5)、まずCD−ROM・フアイルシステム・ドラ
イバ8はCD−Rドライブ6に対してデイスクの有無を
検出するコマンドを発行する。CD−Rドライブ6はデ
イスクに対して書き込みを実行し得る装置であるため、
このコマンドに対してデイスクが存在することを示す
「Ready 」状態を示すステータス信号を出力する。とこ
ろが、CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8は
読み出し専用であるCD−ROMデイスクを管理及び制
御するものであるため、挿入されたデイスクがブランク
デイスクであることを認識し得ず、CD−Rドライブ6
から「Ready 」状態であることを示すステータス信号を
返されると読み出し等のコマンドを発行する。このた
め、CD−Rドライブ6はコマンドに対してエラー状態
を示すステータス信号を出力するか、又は間違った情報
を出力する。
【0011】この際、最悪の状況ではCD−ROM・フ
アイルシステム・ドライバ8がコマンドを発行し、CD
−Rドライブ6がコマンドに対してエラー状態を返す状
態が延々と繰り返されてシステムとして暴走状態に陥る
場合がある。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使用モード及びデイスクに記録されたデータの記録
形式をユーザが意識すること無く、CD−ROMドライ
ブとして使用し得るデイスク記録再生装置及びデイスク
識別方法を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、書き込み可能な追記型デイスク及
び所定フオーマツトでデータが記憶されている読み出し
専用デイスクに対してアクセスするデイスクドライブ
と、そのデイスクドライブに挿入されたデイスクの読み
出し時、当該デイスクが未フオーマツトであるか否か及
び又は所定フオーマツトで記録されているか否かを検出
し、この検出の結果に応じてデイスクドライブに挿入さ
れたデイスクが所定フオーマツトによる形式で読み出し
可能か否かを識別する識別手段と、当該識別手段により
所定フオーマツトによる形式で読み出し可能でないこと
が識別された場合には、デイスクドライブに挿入された
デイスクが存在しないものとし、当該デイスクが存在し
ないことを示す信号を送出する制御手段とを設ける。こ
れにより使用モード及びデイスクに記録されたデータの
記録形式をユーザが意識すること無く、書き込み可能な
追記型デイスク又は読み出し専用デイスクとして使用し
得るデイスク記録再生装置を実現することができる。
【0014】またかかる課題を解決するため本発明にお
いては、書き込み可能な追記型デイスク及び所定フオー
マツトでデータが記憶されている読み出し専用デイスク
に対してアクセスするデイスクドライブと、そのデイス
クドライブに挿入されたデイスクの読み出し時、当該デ
イスクが未フオーマツトであるか否か及び又はリードイ
ンエリアとリードアウトエリアとの付加の有無を検出す
ることにより所定フオーマツトで記録されているか否か
を検出して、当該検出の結果に応じてデイスクドライブ
に挿入されたデイスクが所定フオーマツトによる形式で
読み出し可能か否かを識別する識別手段とを設ける。こ
れにより使用モード及びデイスクに記録されたデータの
記録形式をユーザが意識すること無く、書き込み可能な
追記型デイスク又は読み出し専用デイスクとして使用し
得るデイスク記録再生装置を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0016】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、20は全体としてデイスク記録再生装置
を示し、コンピユータ装置2内の制御部3がメモリ4内
に構築されたシステム・プログラムを用いて、CD−R
OM(Compact Disk Read Only Memory )ドライブをC
D−ROMドライブ・インターフエイス・ボード5を介
して送出する制御信号S1によつてCD−R(Compact
Disk Recordable )ドライブ6を制御するようになされ
ている。また図2に示すように、メモリ4内に構築され
ているシステムはオペレーテイング・システム7の下に
CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8、CD−
Rデイスク対応ドライバ22、CD−ROM・デバイス
・ドライバ9及びハードウエア・コントロール・ドライ
バ10を順次階層的に構築してなる。このシステムは、
オペレーテイング・システム7の発行する指示に応じて
制御命令を生成して制御部3に送出し、制御部3がCD
−ROM・インターフエイス・ボード5を介して送出す
る制御信号S1によつてCD−Rドライブ6を制御する
ようになされている。
【0017】すなわち、CD−ROM・フアイルシステ
ム・ドライバ8は、オペレーティング・システム7から
発行される指示命令D1に応じてCD−Rドライブ6に
対するコマンドD2を発行して、CD−Rデイスク対応
ドライバ22を介してCD−ROM・デバイス・ドライ
バ9に送出する。CD−ROM・デバイス・ドライバ9
は、コマンドD2による動作を実行させるためのプログ
ラムを読み出して制御指示命令D3を生成し、これをハ
ードウエア・コントロール・ドライバ10に送出する。
ハードウエア・コントロール・ドライバ10はこの制御
指示命令D3に応じて、制御部3に制御命令を供給す
る。制御部3は、この制御命令に応じた制御信号S1を
生成して、CD−ROM・インターフエイス・ボード5
を介してCD−Rドライブ6に供給して実際にCD−R
ドライブ6を駆動させる。ここで、CD−Rデイスク対
応ドライバ22は、CD−ROM・フアイルシステム・
ドライバ8に対する補助ドライバとして設けられてお
り、通常はCD−ROM・フアイルシステム・ドライバ
8から発行されるコマンドD2をそのままCD−ROM
・デバイス・ドライバ9に供給する。
【0018】CD−Rドライブ6にデイスクが挿入され
た時、CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8は
CD−Rドライブ6にデイスクの有無を検出するコマン
ドD2を発行する。これに対してCD−Rドライブ6
は、デイスクの有無を示すステータスをCD−ROM・
フアイルシステム・ドライバ8に返す。CD−Rデイス
ク対応ドライバ22は、このステータスを受けて、挿入
されたデイスクが未フオーマツトデイスク、すなわちブ
ランクデイスクであるか否か、また所定フオーマツト、
すなわち「Read-in 」エリア及び「Read-out」エリアを
付加した形でデータを記録したデイスクであるか否かを
検出するためのコマンドを発行するようになされてい
る。またこの時、CD−Rドライブ6からCD−ROM
・フアイルシステム・ドライバ8に返されるデイスクの
有無を示すステータスを、CD−ROM・フアイルシス
テム・ドライバ8に渡さないようにしている。
【0019】例えばブランクデイスクがCD−Rドライ
ブ6に挿入された場合、まずCD−ROM・フアイルシ
ステム・ドライバ8はCD−Rドライブ6に対してデイ
スクの有無を検出するためのコマンドを発行する。次に
CD−Rドライブ6がこのコマンドに対して、挿入され
たデイスクが有ることを示す「Ready 」のステータスを
CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8に送出す
る。CD−Rデイスク対応ドライバ22は、このステー
タスを受けて、挿入されているデイスクがブランクデイ
スクであるか否かを検出するためのコマンドをCD−R
ドライブ6に発行する。この時、CD−Rデイスク対応
ドライバ22は、CD−Rドライブ6からCD−ROM
・フアイルシステム・ドライバ8に返されるデイスクの
有無を示すステータスを、CD−ROM・フアイルシス
テム・ドライバ8に渡さないようにしている。
【0020】CD−Rドライブ6は、CD−Rデイスク
対応ドライバ22から発行されるコマンドに対して、挿
入されているデイスクがブランクデイスクであることを
示すステータスをCD−Rデイスク対応ドライバ22に
送出する。CD−Rデイスク対応ドライバ22は、この
ステータスに基づいてCD−Rドライブ6に挿入された
デイスクがCD−ROM・フアイルシステム・ドライバ
8に認識できるデイスクで無いことを識別して、CD−
Rドライブ6にデイスクが挿入されていないことを示す
「Not Ready 」のステータスをCD−ROM・フアイル
システム・ドライバ8に供給する。
【0021】なお、デイスク記録再生装置20は、CD
−Rドライブ6をCD−Rモードに変更してデイスクに
データを書き込む際にオペレーテイング・システム7に
よつて専用のプログラムを立ち上げる。この際、オペレ
ーテイング・システム7は、CD−Rデイスク対応ドラ
イバ22に「Disable 」コードを供給して動作を停止さ
せる。これにより、ブランクデイスクが挿入された場合
にCD−Rデイスク対応ドライバ22が「Not Ready 」
のステータスを出力することがなくなり、オペレーテイ
ング・システム7はデイスクの存在を認識することがで
きる。
【0022】以上の構成において、デイスク記録再生装
置20は、CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ
8によってCD−Rドライブ6内に挿入されたデイスク
の有無をチエツクし、CD−Rドライブ6内にデイスク
が存在した場合、CD−Rデイスク対応ドライバ22が
CD−ROM形式で読み込み可能なデイスクか否かをチ
エツクする。
【0023】すなわち図3に示すような手順において、
まずステツプSP1で手順が開始される。次にステツプ
SP2で、CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ
8によりCD−Rドライブ6内に挿入されたデイスクの
有無がチエツクされる。ここで挿入されたデイスクが存
在しないことが検出されると、ステツプSP7へジヤン
プする。また挿入されたデイスクが存在することが検出
された場合、ステツプSP3で、CD−Rデイスク対応
ドライバ22により、このデイスクの状態が検出され
る。まず、ステツプSP4で、挿入されたデイスクがブ
ランクデイスクか否かが検出される。ここで挿入された
デイスクがブランクデイスクであることが検出される
と、ステツプSP7へジヤンプする。また、挿入された
デイスクがブランクデイスクでなかつた場合、次のステ
ツプSP5へ進む。
【0024】ステツプSP5では、デイスク上にCD−
ROM形式でなる記録の第1セツシヨンが書き込まれて
いるか否かが検出される。第1セツシヨンが書き込まれ
ていないか、または「Read-in 」エリア及び「Read-ou
t」エリアが付加されていない不完全な書き込みであっ
た場合、ステツプSP7へジヤンプする。第1セツシヨ
ンが「Read-in 」エリア及び「Read-out」エリアを付加
した形式で書き込まれていた場合には、次のステツプS
P6へ進む。ステツプSP6では、挿入されたデイスク
がブランクデイスクでも無く、また第1セツシヨンが不
完全な状態で記録されたデイスクでも無いことが検出さ
れたことにより、CD−Rデイスク対応ドライバ22が
CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8に「Read
y 」のステータスを供給する。またステツプSP7で
は、挿入されたデイスクが存在しないか、挿入されてい
てもデイスクがブランクデイスクであるか又は第1セツ
シヨンが不完全なため認識できないデイスクであること
が検出されたことにより、CD−Rデイスク対応ドライ
バ22がCD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8
に「Not Ready 」のステータスを供給する。最後にステ
ツプSP8で、手順が終了する。
【0025】このようにデイスク記録再生装置20は、
CD−Rデイスク対応ドライバ22がCD−Rドライブ
6に挿入されるデイスクがCD−ROM形式で読み込み
可能か否かを検出し、この検出結果に応じてデイスクの
有無を示すステータスをCD−ROM・フアイルシステ
ム・ドライバ8に供給するようにしたことにより、CD
−ROM・フアイルシステム・ドライバ8が認識し得な
い状態のデイスクが挿入された場合に生じる誤動作を防
止することができる。
【0026】またデイスク記録再生装置20は、CD−
Rドライブ6によつてデイスクにデータを書き込む際に
オペレーテイング・システム7によつて専用のプログラ
ムを立ち上げるようになされており、この時、オペレー
テイング・システム7によつてCD−Rデイスク対応ド
ライバ22に「Disable 」コードを供給して動作を停止
させる。これにより、ブランクデイスクが挿入された場
合にCD−Rデイスク対応ドライバ22が「Not Ready
」のステータスを出力することがなくなり、オペレー
テイング・システム7はデイスクの存在を認識すること
ができる。
【0027】以上の構成によれば、デイスク読み出し時
に、デイスクドライブに挿入されたデイスクがブランク
デイスクであるか否か及び又は完全なCD−ROM形式
で記録されたデイスクであるか否かを検出して、この検
出の結果に応じてデイスクがCD−ROM形式で読み出
し可能か否かを識別するCD−Rデイスク対応ドライバ
22を設け、CD−ROM・フアイルシステム・ドライ
バ8によつてデイスクの有無を検出するコマンドD2が
発行された際に、この検出結果を示すステータスを受け
たCD−Rデイスク対応ドライバ22によつて、このデ
イスクがCD−ROM形式で読み込み可能なデイスクか
否かを識別して、この識別結果に応じたステータスのみ
をCD−ROM・フアイルシステム・ドライバ8に与え
るようにする。かくするにつき、CD−ROM・フアイ
ルシステム・ドライバ8が認識し得ないデイスクが挿入
された際に生じる誤動作をユーザが意識すること無く防
止することができ、CD−ROMドライブとして使用し
得るデイスク記録再生装置20及びデイスク識別方法を
実現することができる。
【0028】なお上述の実施例においては、書き込み時
にCD−Rデイスク対応ドライバ22にオペレーテイン
グ・システム7が「Disable 」コードを発行して動作を
停止させることにより、CD−Rドライブ6内に挿入さ
れたブランクデイスク又は不完全なCD−ROM形式で
記録されているデイスクを認識し得るようにする場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、オペレーテイ
ング・システム7が、CD−Rデイスク対応ドライバ2
2を介さずに、直接CD−Rドライバ6に発行すること
ができるコマンドを用いてデイスクの有無をチエツクす
るようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、書き込み
可能な追記型デイスク及び所定フオーマツトでデータが
記憶されている読み出し専用デイスクに対してアクセス
するデイスクドライブと、そのデイスクドライブに挿入
されたデイスクの読み出し時、当該デイスクが未フオー
マツトであるか否か及び又は所定フオーマツトで記録さ
れているか否かを検出し、この検出の結果に応じてデイ
スクドライブに挿入されたデイスクが所定フオーマツト
による形式で読み出し可能か否かを識別する識別手段
と、当該識別手段により所定フオーマツトによる形式で
読み出し可能でないことが識別された場合には、デイス
クドライブに挿入されたデイスクが存在しないものと
し、当該デイスクが存在しないことを示す信号を送出す
る制御手段とを設けるようにしたことにより、使用モー
ド及びデイスクに記録されたデータの記録形式をユーザ
が意識すること無く、書き込み可能な追記型デイスク又
は読み出し専用デイスクとして使用し得るデイスク記録
再生装置を実現することができる。また上述のように本
発明によれば、書き込み可能な追記型デイスク及び所定
フオーマツトでデータが記憶されている読み出し専用デ
イスクに対してアクセスするデイスクドライブと、その
デイスクドライブに挿入されたデイスクの読み出し時、
当該デイスクが未フオーマツトであるか否か及び又はリ
ードインエリアとリードアウトエリアとの付加の有無を
検出することにより所定フオーマツトで記録されている
か否かを検出して、当該検出の結果に応じてデイスクド
ライブに挿入されたデイスクが所定フオーマツトによる
形式で読み出し可能か否かを識別する識別手段とを設け
るようにしたことにより、使用モード及びデイスクに記
録されたデータの記録形式をユーザが意識すること無
く、書き込み可能な追記型デイスク又は読み出し専用デ
イスクとして使用し得るデイスク記録再生装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるデイスク記録再生装置の構成を示
すブロツク図である。
【図2】メモリ内に構成されたシステム及びこれによる
処理手順を示す図表である。
【図3】実施例によるデイスク識別方法の処理手順を示
すフローチヤートである。
【図4】従来のデイスク記録再生装置の構成を示すブロ
ツク図である。
【図5】従来のデイスク識別方法における処理手順及び
問題点を説明するために供する図表である。
【図6】CD−ROMデイスクの記録フオーマツトを説
明するために供するデータの構造図である。
【符号の説明】
1、20……デイスク記録再生装置、2、21……コン
ピユータ装置、3……制御部、4……メモリ、5……C
D−ROM・インターフエイス・ボード、6……CD−
Rドライブ、7……オペレーテイング・システム、8…
…CD−ROM・フアイルシステム・ドライバ、9……
CD−ROM・デバイス・ドライバ、10……ハードウ
エア・コントロール・ドライバ、22……CD−Rデイ
スク対応ドライバ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−243573(JP,A) 特開 平5−258467(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書き込み可能な追記型ディスク及び所定フ
    オーマツトでデータが記憶されている読み出し専用ディ
    スクに対してアクセスしてデータを書き込み又は読み出
    すデイスク記録再生装置において、 上記追記型デイスク又は上記読み出し専用デイスクに対
    してアクセスするデイスクドライブと、 上記デイスクドライブに挿入されたデイスクの読み出し
    時、当該デイスクが未フオーマツトであるか否か及び、
    又は上記所定フオーマツトで記録されているか否かを検
    出して、当該検出の結果に応じて上記デイスクドライブ
    に挿入されたデイスクが上記所定フオーマツトによる形
    式で読み出し可能か否かを識別する識別手段と、上記識別手段により上記所定フオーマツトによる形式で
    読み出し可能でないことが識別された場合には、上記デ
    イスクドライブに挿入されたデイスクが存在しないこと
    を示す信号を送出する制御手段と を具えることを特徴と
    するデイスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記識別手段は、 メモリ内に構築されたシステム・プログラムでなること
    を特徴とする請求項1に記載のデイスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記デイスクドライブに挿入されたデイス
    への書き込み時、上記識別手段の機能を停止させる
    か、又は回避させることを特徴とする請求項1に記載の
    デイスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】デイスクドライブに挿入されたデイスクの
    読み出し時に、 未フオーマツトデイスクであるか否か及び、又は所定フ
    オーマツトで記録されたデイスクであるか否かを検出
    し、 当該検出の結果に応じて上記デイスクドライブに挿入さ
    れたデイスクが上記所定フオーマツトによる形式で読み
    出し可能か否かを識別し、上記所定フオーマツトによる形式で読み出し可能でない
    ことが識別された場合には、上記デイスクドライブに挿
    入されたデイスクが存在しないことを示す信号を送出す
    ことを特徴とするデイスク識別方法。
  5. 【請求項5】 書き込み可能な追記型デイスク及び所定フ
    オーマツトでデータが記憶されている読み出し専用デイ
    スクに対してアクセスしてデータを書き込み又は読み出
    すデイスク記録再生装置において、 上記追記型デイスク又は上記読み出し専用デイスクに対
    してアクセスするデイスクドライブと、 上記デイスクドライブに挿入されたデイスクの読み出し
    時、当該デイスクが未フオーマツトであるか否か及び、
    又はリードインエリアとリードアウトエリアとの付加の
    有無を検出することにより上記所定フオーマツトで記録
    されているか否かを検出して、当該検出の結果に応じて
    上記デイスクドライブに挿入されたデイスクが上記所定
    フオーマツトによる形式で読み出し可能か否かを識別す
    る識別手段と を具えることを特徴とするデイスク記録再
    生装置。
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