JPH09171481A - フオーマツト方法及び記録媒体 - Google Patents

フオーマツト方法及び記録媒体

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JPH09171481A
JPH09171481A JP8297489A JP29748996A JPH09171481A JP H09171481 A JPH09171481 A JP H09171481A JP 8297489 A JP8297489 A JP 8297489A JP 29748996 A JP29748996 A JP 29748996A JP H09171481 A JPH09171481 A JP H09171481A
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JP8297489A
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Tatsuya Inoguchi
達也 猪口
Osamu Udagawa
治 宇田川
Yasuyoshi Kaneko
康芳 金子
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フオーマツト方法及び記録媒体にお
いて、パケツト記録に対応していないフアイルシステム
をもつたデイスクドライブでパケツト記録したデイスク
を記録再生する。 【解決手段】第1のフアイルシステムに対応してフオー
マツトされた記録媒体のプログラム領域に、第1のフオ
ーマツトによつてデータを記録及び又は再生するための
第1のフアイルシステムドライバを、第2のフオーマツ
トで記録し、第2のフオーマツトで記録媒体に記録され
た第1のフアイルシステムドライバを記録媒体のドライ
ブシステムに組み込むためのインストーラプログラム
を、第2のフオーマツトで記録媒体に記録することによ
り、第2のフアイルシステムドライバだけを組み込んだ
ドライブシステムにおいて、第1のフアイルシステムド
ライバを用いて上記記録媒体に第1のフオーマツトでデ
ータを記録及び又は再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図8) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はフオーマツト方法及
び記録媒体に関し、例えば追記可能なデイスク記録媒体
にパケツト記録されたデータを読み取り、または書き込
む場合に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、大容量のデータ記録媒体としてCD
-ROM(Compact Disc-Read Only Memory) と呼ばれる読出
し専用のものがある。このCD-ROMのフオーマツトとして
は、例えば国際標準化機構(International Organizatio
n for Standardization,ISO )9660の規格による読出し
専用のフオーマツトが用いられている。
【0004】このCD-ROMに新たに記録層を形成すること
によつて1回だけ書込みを可能としたCD-R(Compact Dis
c-Recordable) と呼ばれる追記型のデイスク状記録媒体
がある。このCD-Rでは上述したISO9660 規格のデータ記
録方式に代えてパケツト記録方式によつてデータを記録
再生するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる記録
方式の違いにより、ISO9660 規格のフアイルフオーマツ
トによつてパケツト記録方式のCD-Rにデータを書込み又
は読み出すことは困難である。従つてCD-RをISO9660 規
格の読出し専用フアイルシステムドライバが組み込まれ
た従来のコンピユータシステムで使用する場合、当該コ
ンピユータシステムに対して、パケツト記録用のフアイ
ルシステムドライバを新たに組み込む必要があつた。フ
アイルシステムドライバとは、特定のフアイルフオーマ
ツトで記録された情報を、各オペレーデイングシステム
(OS)で解釈し得るデータに変換するプログラムであ
る。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、例えばパケツト記録方式に対応していないコンピユ
ータシステムによつてパケツト記録した追記型記録媒体
からデータを記録再生することができるフオーマツト方
法及び記録媒体を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1のフアイルシステムに対応し
てフオーマツトされた記録媒体のプログラム領域に、第
1のフオーマツトによつてデータを記録及び又は再生す
るための第1のフアイルシステムドライバを、第2のフ
オーマツトで記録し、第2のフオーマツトで上記記録媒
体に記録された第1のフアイルシステムドライバを記録
媒体のドライブシステムに組み込むためのインストーラ
プログラムを、第2のフオーマツトで上記記録媒体に記
録する。
【0008】本発明によれば、第2のフアイルシステム
ドライバのみが組み込まれたドライブシステムで、第1
のフアイルシステムドライバによつて記録及び又は再生
する記録媒体をドライブさせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0010】図1において、1は全体として情報処理装
置を示し、ユーザによるコマンド入力は、I/O(Input
/ Output) 11を通じてCPU2に接続されるキーボー
ド12等の操作によつてなされ、必要なデータがモニタ
13に出力される。CPU2の制御によつてインターフ
エイス3を介してハードデイスクドライブ4からRAM
5に読み出したOSプログラムによつてCD-ROMドライブ8
又はCD-Rドライブ7によつてドライブされるデイスクか
らデータを読み出し又は書き込む。ここで当該情報処理
装置1においては、予めISO9660 規格に対応したCD-ROM
読出し専用のフアイルシステムドライバが組み込まれて
いる。従つて当該フアイルシステムドライバが組み込ま
れている初期状態においては、当該情報処理装置1はIS
O9660 規格で記録されたCD-ROMだけから記録データを読
み出すことができる。
【0011】この状態において、追記型であるCD-Rデイ
スクに対してデータを書込み又は読み出すCDRFS フアイ
ルシステム(以下これをCDRFS:Compact Disc Recordabl
e File Systmと呼ぶ) に対応したパケツト記録方式でデ
ータが記録されたCD-Rデイスクを、当該情報処理装置1
によつてドライブさせる場合、当該情報処理装置1は予
めCDRFS パケツト記録方式のフアイルシステムドライバ
を組み込む必要がある。
【0012】従つて情報処理装置1のCPU2は、CD-R
ドライブ7又はCD-ROMドライブ8にCDRFS パケツト記録
方式に対応したフアイルシステムドライバがISO9660 規
格のCD-ROMに対応したフオーマツトで書き込まれたデイ
スク(フオーマツト済のデイスク)が挿入されたとき、
当該デイスクからパケツト記録に対応したCD-Rデイスク
用のフアイルシステム(CDRFS パケツト記録方式用フア
イルシステムドライバ)を読み出し、インターフエイス
9を介してこれをRAM5に組み込むことにより、これ
以降ISO9660 規格に対応したフオーマツトで書かれたCD
-ROM及びCDRFSパケツト記録方式に対応したフオーマツ
トで書かれたCD-Rの両方をアクセスすることができる。
【0013】かかるフアイルシステムドライバ組み込み
用のデイスクとしては、CDRFS パケツト記録方式で記録
されたCD-Rデイスクの先頭記録領域に、CDRFS パケツト
記録方式のフアイルシステムドライバがISO9660 で書き
込まれたものが用いられる。
【0014】すなわち図2は当該マルチセツシヨン(Mul
ti Session) のCD-Rデイスクの論理構造を示し、図2
(A)に示すようにデイスクの中心(Disc Center) から
外側に向かつて最適なパワーを調べるための試し書き領
域であるPCA(Power Calibration Area) 、TOC(Table Of
Contents)情報を記録したPMA(Program Memory Area)か
ら始まり、プログラムデータを記録する複数のセツシヨ
ンが設定されている。各セツシヨンは、プログラムデー
タを記録するプログラムエリア(Program Area)が書込み
完了した後にガードエリア(Gurd Area) であるリードイ
ンエリア(Lead-InArea)及びリードアウトエリア(Lead-O
ut Area) によつて始めと終わりが閉じられるようにな
されている。リードインエリアにはTOC が設定されてお
り、追記された最新セツシヨンの先頭位置情報を得るこ
とができる。
【0015】図2(B)は、各セツシヨンが例えば3デ
ータトラツク(Data Track)の場合、3つのトラツクから
形成されていることを示している。図2(C)に示すよ
うに各トラツクは、トラツク識別子(Track Descriptor)
を設定したインデツクス(Index)=00に続いて設定される
固定長の複数パケツト(Packet)によつて形成される。ま
た図2(D)に示すように各パケツトは例えば固定長3
2の場合、リンクブロツク(Link Block)とランインブロ
ツク(Run-in-Block)とランアウトブロツク(Run-out-Blo
ck) との間にパケツト長32のユーザデータ(User Data)
を記録するようにしている。
【0016】因みに、図2に示す論理構造において、各
セツシヨンの先頭及び終わり部分にリードインエリア及
びリードアウトエリアを形成することにより、当該CD-R
デイスク6の記録データをCD-ROMドライブ8(図1)に
よつて読み出す場合、当該デイスクのリードインエリア
及びリードアウトエリアに挟まれたプログラムエリア
を、CD-ROM用の読出し専用フアイルシステムが1つのセ
ツシヨンであることを認識し得るようになされている。
【0017】これに対して追記型であるCD-Rデイスクに
対してデータを書込み又は読み出すCDRFS を用いて、当
該CD-Rデイスクに対してデータを書込み又は読み出す場
合は、完成前のセツシヨンに対して順次データを記録す
るようになされていることから、セツシヨンのプログラ
ムエリアが完成した後に記録されるリードインエリア及
びリードアウトエリアが未だ形成されていない作成中の
セツシヨン(パケツト単位で記録されている)であつて
も、これをアクセスすることができる。
【0018】このように、CD-Rに対応したフアイルシス
テムでは、リードインエリアとリードアウトエリアとの
有無に関わらず記録データの最終部分をアクセスするこ
とができるのに対して、CD-ROMに対応したフアイルシス
テムでは、リードインエリアとリードアウトエリアとに
挟まれたセツシヨン(すなわち完成したセツシヨン)の
記録データのみをアクセスし得るようになされている。
【0019】従つて、CD-ROMに対応したISO9660 規格の
読出し専用のフアイルシステムドライバが組み込まれた
コンピユータシステムにおいてCD-Rデイスクにパケツト
方式でデータを読み出し又は書込む場合、当該CD-Rデイ
スク6の先頭部分に予め完成したセツシヨンを形成して
おき、当該セツシヨンに予めパケツト方式のCDRFS に対
応したフアイルシステムドライバをISO9660 規格で書き
込んでおく。これをフオーマツト処理と呼ぶ。このよう
にフオーマツト処理されたCD-Rデイスク6をISO9660 規
格のフアイルシステムドライバが組み込まれている情報
処理装置1でドライブする。
【0020】図3は、かかるフオーマツト処理が施され
たCD-Rデイスクを示し、デイスク中心側の先頭セツシヨ
ン(Session 1)には、当該デイスクがパケツト方式のCD
-Rデイスクであつても、上述のISO9660 規格でCDRFS の
パケツト記録に対応したフアイルシステムドライバが、
そのインストーラプログラムとともに書き込まれてい
る。
【0021】すなわち図3において、CD-Rデイスク6の
先頭セツシヨン(Session 1)はリードインエリア及びリ
ードアウトエリアが完成しており、当該リードインエリ
ア及びリードアウトエリアに挟まれたプログラムエリア
にはISO9660 規格のCD-ROM読み出し専用のフオーマツト
でパケツト記録方式に対応したフアイルフオーマツトド
ライバ及びこれをコンピユータシステムに読み込むため
のインストーラプログラムが書き込まれている。
【0022】さらにこの第1のセツシヨン(Session 1)
の16ブロツク目には、PVD(Primary Volume Descri
ptor) が書き込まれている。このPVDは図4に示すよ
うに、当該PVDが書き込まれている第1のセツシヨン
(Session 1)がISO9660 規格で書き込まれていること
(ISO9660 ID)、及び当該第1のセツシヨン(Sessio
n 1)内におけるCDRFS のパケツト方式に対応したフアシ
イルシステムドライバ及びこのインストールプログラム
の書込み位置がISO9660 規格で記録されており、情報処
理装置1に組み込まれているISO9660 規格のフアイルシ
ステムドライバが当該PVDを読み出すと、当該ISO966
0 のフアイルシステムドライバは、当該PVDの情報に
基づいて、CDRFS のパケツト方式に対応したフアイルシ
ステムドライバを第1のセツシヨン(Session 1)から読
み出して、情報処理装置1(すなわちRAM5)に組み
込むことができる。
【0023】また図3において、CD-Rデイスク6にフオ
ーマツト処理を施す場合、第1のセツシヨン(Session
1)に続く未完成のセツシヨン(Session 2)においても第
1のパケツト(Packet1)を記録しておく。この第1の
パケツトには第1のセツシヨン(Session 1)に記録され
ているPVDと同一のPVDが書き込まれており、CDRF
S パケツト記録方式に対応したフアイルシステムドライ
バが組み込まれた情報処理装置において当該CD-Rデイス
ク6をドライブしたとき、当該第1のパケツト(Packet
1)からPVD情報を読み出すことができる。このよう
にして、フオーマツト処理がなされたCD-Rデイスク6に
対して、その未完成の最終セツシヨンに対してもPVD
を書き込んでおくことにより、情報処理装置1は、確実
に第1セツシヨン(Session 1)のCDRFS パケツト記録方
式用のフアイルシステムドライバを読み出すことができ
る。
【0024】因みに、図5に示すように例えば第1のセ
ツシヨン(Session 1)及び第2のセツシヨン(Session
2)のように、複数のセツシヨンが完成している場合に
は、当該CD-Rデイスクがドライブ装置に挿入されたと
き、CD-ROMに対応したISO9660 規格のフアイルシステム
ドライバが、最終セツシヨン(Session 2)の第1のパケ
ツト(Packet1)に書き込まれているPVDを読み出す
ようになされていることにより、各セツシヨンごとに当
該PVDが記録されている。従つてISO9660 規格のフア
イルシステムが最終セツシヨンのPVDを読み込むこと
によつて、上述の第1セツシヨンに書かれているCDRFS
のパケツト記録方式に対応したフアイルシステムドライ
バを情報処理装置1に組み込むことができる。
【0025】また第1セツシヨンには、ISO9660 規格で
記録されているCDRFS パケツト記録方式に対応したフア
イルシステムドライバ及びそのインストーラプログラム
に加えて、ISO9660 規格で補助ドライバが書き込まれて
いる。この補助ドライバは、情報処理装置1にCDRFS パ
ケツト記録方式に対応したフアイルシステムドライバと
共に組み込まれるようになされている。従つて当該CDRF
S パケツト記録方式のフアイルシステムドライバと補助
ドライバが組み込まれた情報処理装置1が、ISO9660 規
格及びCDRFS パケツト記録方式の両方のデータを読み出
すことができるようになつたとき、当該補助ドライバが
PVD(図4)内のCDRFS パケツト記録IDを読み出す
ことによつて、このとき読み出しているデイスクがCD-R
デイスクであることを判別することができる。
【0026】ここで図6は、CDRFS パケツト記録方式に
対応したフアイルシステムドライバが第1のセツシヨン
(Session 1)に書き込まれているCD-Rデイスク6から当
該フアイルシステムドライバを読み出して情報処理装置
1の内部(RAM5)に組み込む処理手順を示し、ステ
ツプSP1においてCD-Rドライブ7又はCD-ROMドライブ
8に当該CD-Rデイスク6が挿入されると、CPU2はス
テツプSP2に移つてCD-Rデイスク6の最終セツシヨン
の16ブロツク目に書き込まれているPVD情報を読み
込む。
【0027】当該PVD情報としてISO9660 ID(図
4)が存在する場合、CPU2は続くステツプSP3に
おいて肯定結果を得、ステツプSP4に移つてRAM4
内に格納されているISO9660 のフアイルシステムドライ
バを動作させる。これにより、情報処理装置1(すなわ
ちCPU2)は当該CD-Rデイスク6からその第1のセツ
シヨン(Session 1)にISO9660 で記録されているCDRFS
パケツト記録方式に対応したフアイルシステムドライバ
を読み出し、ステツプSP5において当該フアイルシス
テムドライバをRAM5(又はHDドライブ4のハード
デイスク)に組み込む。かくして情報処理装置1には、
ISO9660 規格に対応したCD-ROM読出し専用のフアイルシ
ステムドライバ及び、CDRFS パケツト記録方式に対応し
たフアイルシステムドライバが組み込まれた状態とな
り、これ以降、ドライブされるデイスクがCD-Rデイスク
又はCD-ROMデイスクのいずれであつても、そのフオーマ
ツトに応じたフアイルシステムドライバが動作すること
によつて、データの書き込み又は読み出しを行うことが
できる。
【0028】因みに、ステツプSP3において否定結果
が得られると、このことは挿入されているデイスクが不
適正(Illegal Disc)であることを表しており、このとき
ステツプSP6に移つて、例えばモニタ表示又はデイス
クの排出等の処理を行う。
【0029】このようにしてISO9660 のフアイルシステ
ムドライバ及びCDRFS パケツト記録方式のフアイルシス
テムドライバの両方が組み込まれた情報処理装置1のオ
ペレーテイングシステム30の階層構造を図7に示す。
すなわち図7において、OS31は、先ずシステムドラ
イバ(FS)として ISO9660のフアイルシステムドライ
バ(9660FSドライバ)32又はCDRFS パケツト記録方
式のフアイルシステムドライバ(CDRFSドライバ)
33のうちいずれかを選択する。ここでどちらかのシス
テムドライバが選択されると、補助ドライバ34を通じ
て先ず、D/D(Device/Driver) 35によりCD-Rデイス
ク6の最終セツシヨンの先頭から16ブロツク目に記録さ
れたPVDデータを読み込む。
【0030】ここでD/D35によつて読み出された16
ブロツク目のPVDブロツクに記録されたCDRFS パケツ
ト記録ID(図4)によつて、当該CD-Rデイスク6がCDRF
S によつてパケツト記録されたデイスクであることが判
別されると、当該オペレーテイングシステムは、これ以
降PVD情報として書き込まれているISO9660 ID(図
4)を読み込まないような動作に切り換わる。これによ
りCPU2は、ISO9660ID を読むことができなくなるの
でOS31が常にパケツト記録用のCDRFSドライバ
33を選択するように制御される。
【0031】図8は情報処理装置1にISO9660 規格のフ
アイルシステムドライバ及びCDRFSパケツト記録方式の
フアイルシステムドライバの両方が組み込まれた後に、
デイスクドライバ(CD-Rドライブ7又はCD-ROMドライブ
8)に挿入されたデイスクのフオーマツトを認識する処
理手順を示し、ステツプSP10でCD-Rドライブ7又は
CD-ROMドライブ8にCD-Rデイスク6が挿入されると、C
PU2は次のステツプSP11でデイスクドライブ内の
CD-Rデイスク6の最も新しく追記された最終セツシヨン
の16ブロツク目のPVDを読み込む。そして次のステツ
プSP12でパケツト記録ID(図4)が読み取られる
と、CPU2はステツプSP13に移つてフアイルシス
テムドライバとしてパケツト記録用のCDRFSドライ
バ33(図7)を起動させてデイスク認識手順を終了さ
せる。
【0032】このとき補助ドライバ34(図7)のCDRF
S パケツトIDの読み込みに応じてPVDに書き込まれ
たISO9660 ID(図4)の読み込みが禁止されるので、
一旦、パケツト記録用のCDRFSドライバ33が起動
されれば、OS31はこのときデイスクドライブに挿入
されているデイスクに対して、常にパケツト記録用のC
DRFSドライバ33を選択することができる。これに
よりデイスクドライブに挿入されているCD-Rデイスク6
から第2のセツシヨン(Session 2)以降にパケツト単位
で書き込まれているCDRFS フオーマツトのデータのみを
アクセスすることができる。
【0033】また例えば、デイスクドライブに例えばCD
-ROMが挿入された場合、ステツプSP12でパケツト記
録IDが読み出されないことによつて否定結果を得、CP
U2の制御はステツプSP14に移つてPVD内のISO9
660ID の有無を判別する。ここでISO9660ID があれば当
該ステツプSP14において肯定結果を得、このときC
PU2はステツプSP15に移つてISO9660 用の9660F
Sドライバ32(図7)を起動してデイスク認識手順を
終了させる。またステツプSP14で否定結果が得られ
ると、このことはデイスクドライブに挿入されたデイス
クが不適デイスク(illegal Disc)であることを表してお
り、このときCPU2はステツプSP16に移つて例え
ばモニタ表示又はデイスクドライブ内のデイスクを排出
する等の処理を施した後、当該認識手順を終了させる。
【0034】以上の構成において、ユーザは、先頭部分
(第1のセツシヨン)にCDRFS パケツト記録方式のフア
イルシステムドライバを書き込み済(フオーマツト処理
済)のCD-Rデイスク6を用いることによつて、CD-ROM読
出し専用のISO9660 規格に対応したフアイルシステムド
ライバのみを組み込み済の情報処理装置1において、当
該CD-Rデイスク6の第2のセツシヨン(Session 2)以降
に対してデータの書込み又は読出しを行うことができ
る。
【0035】かくして以上の構成によれば、フオーマツ
ト処理を施したCD-Rデイスクを用いることにより、ISO9
660 フアイルシステムのみに対応したコンピユータシス
テム(情報処理装置1)においても、他の媒体を用いて
CDRFS パケツト記録方式に対応したフアイルシステムド
ライバを組み込むといつた煩雑な作業を回避し、容易に
CD-Rデイスクを用いることができる。
【0036】なお上述の実施例においては、ISO9660 用
のCD-ROMドライブによつてパケツト記録されたCD-Rデイ
スク6からデータを読み出してデイスク管理した場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、ISO9660 以外
の他のフアイルシステムによつて制御されるドライブで
パケツト記録したCD-Rデイスク6を管理する場合に適用
しても良い。
【0037】また上述の実施例においては、ISO9660 の
フアイルシステムとは異なつたパケツト記録方式により
データが記録再生される追記型のデイスクにおいて、パ
ケツト記録用のフアイルシステムをデイスクのプログラ
ムエリアに記録した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、再生専用のデイスク、書換え可能なデイス
ク等一般のデイスク状記録媒体において、ISO9660 規
格、パケツト記録によらず異なつたフアイルシステム間
において、互いに異なるフアイルシステムをそれぞれの
フアイルシステムによつて読み出せるようにデイスクに
記録することによつてデータを記録又は再生する場合に
用いるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1のフ
アイルシステムに対応してフオーマツトされた記録媒体
のプログラム領域に、第1のフオーマツトによつてデー
タを記録及び又は再生するための第1のフアイルシステ
ムドライバを、第2のフオーマツトで記録し、第2のフ
オーマツトで記録媒体に記録された第1のフアイルシス
テムドライバを記録媒体のドライブシステムに組み込む
ためのインストーラプログラムを、第2のフオーマツト
で記録媒体に記録することにより、第2のフアイルシス
テムドライバだけを組み込んだドライブシステムにおい
て、第1のフアイルシステムドライバを用いて上記記録
媒体に第1のフオーマツトでデータを記録及び又は再生
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報処理装置の一実施例を示すブ
ロツク図である。
【図2】追記型デイスクの論理構造の説明に供する略線
図である。
【図3】追記型デイスクのフオーマツトの説明に供する
略線図である。
【図4】PVDの構成を示す略線図である。
【図5】データ追記後の記録状態を示す略線図である。
【図6】CDRFS パケツト記録方式のフアイルシステムド
ライバの組み込み手順を示すフローチヤートである。
【図7】ISO9660 FSドライバ及びCDRFS ドライバを組
み込んだ状態でのオペレーテイングシステムの階層構造
を示すブロツク図である。
【図8】実施例によるデイスク認識手順を示すフローチ
ヤートである。
【符号の説明】
1……情報処理装置、2……CPU、3、9……インタ
ーフエイス、4……ハードデイスクドライブ、5……R
AM、6……CD-Rデイスク、7……CD-Rドライブ、8…
…CD-ROMドライブ、11……I/O、12……キーボー
ド、13……モニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/02 501 G11B 19/02 501B 20/12 9295−5D 20/12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のフアイルシステムに対応してフオー
    マツトされた記録媒体のプログラム領域に、上記第1の
    フオーマツトによつてデータを記録及び又は再生するた
    めの第1のフアイルシステムドライバを、第2のフオー
    マツトで記録する第1の工程と、 上記第2のフオーマツトで上記記録媒体に記録された上
    記第1のフアイルシステムドライバを上記記録媒体のド
    ライブシステムに組み込むためのインストーラプログラ
    ムを、上記第2のフオーマツトで上記記録媒体に記録す
    る第2の工程とを具えることを特徴とするフオーマツト
    方法。
  2. 【請求項2】上記フオーマツト方法は、 上記第1のフアイルシステム及び上記インストーラプロ
    グラムの記録位置を示す位置情報を上記第2のフオーマ
    ツトで記録することを特徴とする請求項1に記載のフオ
    ーマツト方法。
  3. 【請求項3】上記フオーマツト方法は、 上記第1のフアイルシステムドライバが上記記録媒体を
    ドライブするドライブシステムに組み込まれた後、当該
    ドライブシステムに挿入される上記第1のフオーマツト
    で上記データが書き込まれている記録媒体に予め記録さ
    れている上記第1のフオーマツト記録を表す識別情報を
    読み出して上記第1のフアイルシステムドライバを優先
    的に動作させる補助ドライバを、上記第1のフアイルシ
    ステムドライバと共に記録することを特徴とする請求項
    1に記載のフオーマツト方法。
  4. 【請求項4】上記第1のフオーマツトは、追記型記録媒
    体に対応したパケツト記録用フオーマツトであり、 上記第2のフオーマツトは、国際標準化機構の9660規格
    に対応したフオーマツトであることを特徴とする請求項
    1に記載のフオーマツト方法。
  5. 【請求項5】上記記録媒体は、デイスク状記録媒体であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のフオーマツト方
    法。
  6. 【請求項6】第1のフアイルシステムに対応してフオー
    マツトされた記録媒体のプログラム領域に、上記第1の
    フオーマツトによつてデータを記録及び又は再生するた
    めの第1のフアイルシステムドライバを、第2のフオー
    マツトで記録し、 上記第2のフオーマツトで上記記録媒体に記録された上
    記第1のフアイルシステムドライバを上記記録媒体のド
    ライブシステムに組み込むためのインストーラプログラ
    ムを、上記第2のフオーマツトで上記記録媒体に記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】上記記録媒体は、 上記第1のフアイルシステム及び上記インストーラプロ
    グラムの記録位置を示す位置情報を上記第2のフオーマ
    ツトで記録してなることを特徴とする請求項6に記載の
    記録媒体。
  8. 【請求項8】上記記録媒体は、 上記第1のフアイルシステムドライバが上記記録媒体を
    ドライブするドライブシステムに組み込まれた後、当該
    ドライブシステムに挿入される上記第1のフオーマツト
    で上記データが書き込まれている記録媒体に予め記録さ
    れている上記第1のフオーマツト記録を表す識別情報を
    読み出して上記第1のフアイルシステムドライバを優先
    的に動作させる補助ドライバを、上記第1のフアイルシ
    ステムドライバと共に記録してなることを特徴とする請
    求項6に記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】上記第1のフオーマツトは、追記型記録媒
    体に対応したパケツト記録用フオーマツトであり、 上記第2のフオーマツトは、国際標準化機構の9660規格
    に対応したフオーマツトであることを特徴とする請求項
    6に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】上記記録媒体は、デイスク形状でなり、
    中心側から外周側に向かつてデータを螺旋状に記録する
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録媒体。
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