JP2003168265A - 光ディスクのデータ記録方法、光ディスクおよび光ディスク用データ記録プログラム - Google Patents

光ディスクのデータ記録方法、光ディスクおよび光ディスク用データ記録プログラム

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JP2003168265A
JP2003168265A JP2001365509A JP2001365509A JP2003168265A JP 2003168265 A JP2003168265 A JP 2003168265A JP 2001365509 A JP2001365509 A JP 2001365509A JP 2001365509 A JP2001365509 A JP 2001365509A JP 2003168265 A JP2003168265 A JP 2003168265A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクにUDF1.50形式でデータを
記録する方法でありながら、UDF1.02形式のみに
対応した環境でUDF1.50のファイルシステムドラ
イバをインストールすることなく読み取り可能な光ディ
スクのデータ記録方法を提供すること。 【解決手段】 光ディスクにデータを記録する方法であ
って、光ディスクにUDF1.50形式でデータを書き
込むとともに、前記データを解析して得られたUDF
1.02形式のフォーマット情報を併記する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのデー
タ記録方法、光ディスクおよび光ディスク用データ記録
プログラムに関する。
【0002】
【従来技術】光学的な手法により読み書きされる光ディ
スクは、コンピュータや文書ファイリング装置の固定記
憶装置として実用化されたが、当初はそれぞれの装置に
おいて固有のフォーマットで利用されていたため、光デ
ィスクが流通および交換を前提とした情報記録媒体とし
て用いられることはなかった。
【0003】CD−DAはそのような状況において、光
ディスクを専用プレイヤーにより再生される音楽情報の
記録媒体として利用するために、光ディスクの物理フォ
ーマットおよび論理フォーマットを定め、CIRCによ
るエラー訂正を採用した規格(RedBook;1981)であり、
この規格により光ディスクを情報記録媒体として利用す
る途が開かれた。また、CD−ROMは、PCデータの
記録媒体として用いるために、CD−DAのエラー訂正
機能を強化するとともにデータ記録方法を修正したもの
(YellowBook;1985)である。さらに、CD−ROMに
続いて、ユーザ側で記録可能・追記可能なものとしてC
D−R(OrangeBookPart2;1990)、上書きにより書き
換え可能なものとしてCD−RW(OrangeBookPart3;19
96)が規定されている。さらにまた、これらのCDファ
ミリに続いて、近年では記憶容量をさらに増大させたD
VDが開発されており、データ記録を目的としたDVD
−ROM、追記可能なDVD−R、書き換え可能なDV
D−RAM等も開発されている。
【0004】上記したCD−ROMのファイルシステム
はISO9660において規定されている。このファイ
ルシステムは、ボリューム構造の記述子およびファイル
構造の記述子に加えて、全てのディレクトリの位置を指
し示す検索テーブルであるパステーブルを有しており、
このパステーブルによりファイルの高速読み出しを実現
している。
【0005】一方、上記のCD−RやCD−RW等にお
ける書き込み方法としては、ディスクに記録するデータ
の全てを一度に書き込むディスクアットワンスと、デー
タを数回に分けて順次書き込んでいくインクリメンタル
ライトとが挙げられる。さらに、このインクリメンタル
ライトは、書き込みをトラック単位で行うトラックアッ
トワンス、トラックとは独立したパケットを単位として
書き込みを行うパケットライト等に大別される。
【0006】ところが、上記のパケットライトにおいて
ISO9660のファイルシステムを適用すると、少量
のデータを追記しただけでもディレクトリやパステーブ
ルの全てを更新しなければならずオーバーヘッドが大き
くなるため好ましくない。このため、低オーバーヘッド
でパケットライトを実現可能なファイルシステムが求め
られていた。
【0007】このような背景の下で、ISO13490
やISO13346等といった光ディスク用ファイルシ
ステムの規格が作成された。そして、多様化した光ディ
スクのファイルシステムを標準化するために、OSTA
(Optical Storage Technology Association)はISO
13346をMO(Magnet Optical)ディスクおよびW
ORM(Write Once Read Many)メディアのためのファ
イルシステムとしてUDF(Universal Disk Format)
1.0と定義した。その後、DVDの登場とともにUD
FはUDF1.02に改訂されてDVDのファイルシス
テムとして採用され、これを契機としてUDFのファイ
ルシステムを利用してCD−R/RWのパケットライト
を実現することが検討され、このためにUDFはUDF
1.50に改訂された。このUDF1.50において
は、仮想割付表であるVAT(Virtual Allocation Tab
le)を利用することでパケットライト時のオーバーヘッ
ドを低減している。
【0008】上述したUDF1.02のファイルシステ
ムは、DVDのファイルシステムであるため、DVDを
サポートする多くのOSや組み込み機器の制御系にUD
F1.02のファイルシステムドライバが搭載されてい
る。しかしながら、UDF1.50のファイルシステム
ドライバは広く採用されるには至っていない。このた
め、UDF1.50により書き込まれた光ディスクを慣
用されている環境で読みとるためには、UDF1.50
のファイルシステムドライバをインストールしなければ
ならず、これはユーザーにとって煩雑であるばかりでな
く、ファイルシステムドライバとアプリケーションソフ
トやデバイスドライバとの相性問題が生じるおそれもあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑み、光ディスクにUDF1.50形式でデータを記録
する方法でありながら、UDF1.02形式のみに対応
した環境でUDF1.50のファイルシステムドライバ
をインストールすることなく読み取り可能な光ディスク
のデータ記録方法、当該データ記録方法によりデータの
記録された光ディスク、処理装置に当該データ記録方法
を実行させるデータ記録プログラムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、光ディスクにデータを記録する方法であ
って、光ディスクにUDF1.50形式でデータを書き
込むとともに、前記データを解析して得られたUDF
1.02形式のフォーマット情報を併記することを特徴
とする光ディスクのデータ記録方法を提供する。
【0011】また、本発明は、上記の方法で書き込まれ
ていることを特徴とする光ディスクを提供する。
【0012】さらに、本発明は、光ディスクドライブの
接続された処理装置に、前記光ディスクドライブに挿入
された光ディスクにUDF1.50でデータを書き込む
手順と、前記光ディスクに書き込まれたデータを解析し
てUDF1.02形式のフォーマット情報を得る手順
と、前記UDF1.02形式のフォーマット情報を前記
光ディスクに書き込む手順とを実行させるための光ディ
スク用データ記録プログラムを提供する。
【0013】本発明によれば、光ディスクに書き込まれ
たUDF1.50形式のデータ(UDF1.50形式の
フォーマット情報を含む)を解析してUDF1.02形
式のフォーマット情報を求め、これを光ディスクに併記
するので、光ディスクにUDF1.50形式およびUD
F1.02形式の双方のフォーマット情報を記録するこ
とができる。したがって、このようにしてデータの書き
込まれた光ディスクは、UDF1.50に対応した環境
で読み取り可能な上に、UDF1.02のみに対応した
環境においてUDF1.50のファイルシステムドライ
バをインストールすることなく読み取ることができる。
【0014】本発明においては、具体的には、256セ
クタまたは512セクタにUDF1.50形式の開始ボ
リューム記述子ポインタを書き込むとともに、Nセクタ
および/またはN−256セクタ(Nは最大論理セクタ
番号)にUDF1.02形式の開始ボリューム記述子ポ
インタを書き込むことが好適である。
【0015】また、第2セッション以降のセッションを
書き込む際には、最後のセッションが開始される論理セ
クタ番号+512セクタにUDF1.50形式の開始ボ
リューム記述子ポインタを書き込むとともに、Nセクタ
および/またはN−256セクタ(Nは最大論理セクタ
番号)にUDF1.02形式の開始ボリューム記述子ポ
インタを書き込むことが好適である。
【0016】ただし、開始ボリューム記述子ポインタの
書き込み位置は、これらに例示された位置に限られるも
のではなく、UDFに規定された範囲内で種々変更が可
能である。
【0017】本発明において、フォーマット情報とは、
ボリューム構造およびファイル構造、ならびにこれらを
記述する記述子・識別子等ことをいい、データを記録す
るとは、データそのものとそのフォーマット情報との双
方を記録することをいう。また、本発明においてUDF
1.50という場合には、UDF1.50を承継したU
DF2.0、UDF2.01およびこれ以降のファイル
システムを含むものとする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明に用いる光ディスク装置を
概念的に示す図面である。この光ディスク装置1は、光
ディスク10にレーザを照射してデータを書き込む光ピ
ックアップ5と、光ディスク10を回転させるスピンド
ルモーター6と、光ディスク装置1に入力されたデータ
を光ディスク用のデータに変換するエンコーダー部2
と、エンコーダー部2から送出された信号を成形するラ
イタ部3と、光ピックアップ5を制御する光学ブロック
4とを有しており、外部に接続されたPC15からデー
タを入力するとともにライタ部3を制御することにより
光ディスク10にデータを記録可能に構成されている。
このような光ディスク装置1の具体例としては、CD−
R装置、CD−RW装置、DVD−R装置、DVD−R
W装置、DVD−RAM装置等を挙げることができる。
なお、図1では外部に接続されたPC15により制御さ
れる構成について示したが、制御ソフトが組み込まれた
構成とすればPC15による制御は不要である。
【0019】以下、上述した構成のCD−R装置におけ
る本発明の第1の実施形態を適用した書き込み動作につ
いて説明する。この書き込み動作は、CD−R装置に接
続されたコンピュータシステムに導入されたプログラム
またはCD−R装置自体に組み込まれたプログラムによ
り実行される。
【0020】まず、CD−R装置に未記録のCD−Rメ
ディアを挿入し、CD−Rメディアの511セクタまで
をトラック予約してUDF1.50形式の開始ボリュー
ム記述子ポインタを512セクタに書き込む。
【0021】このように512セクタに開始ボリューム
記述子ポインタを書き込むのは、CD−R/RWにおい
ては、規格により256セクタに開始ボリューム記述子
ポインタを書き込むことができないためである。もちろ
ん、DVDの書き込みに適用する場合には、256セク
タに開始ボリューム記述子ポインタを書き込むようにし
ても構わない。
【0022】次いで、513セクタからUDF1.50
形式のボリューム構造を記述したボリューム記述子、フ
ァイル集合記述子、ルートICB、VAT(ICB)等
を書き込んでCD−Rの初期化を行った後、各ファイル
データおよびファイルエントリ、各ファイルのファイル
識別記述子を含むディレクトリファイル、そのディレク
トリファイルで指示される各ファイルのICB、さらに
はVAT等を書き込んでUDF1.50形式のデータ書
き込みが終了される。図2は初期化された段階における
CD−Rのデータ構造を示す図面である。
【0023】UDF1.50形式のデータ書き込みを終
了した後、CD−Rに書き込まれたUDF1.50のボ
リューム構造およびファイル構造を読み出し、それらを
解析してCD−Rに書き込まれたボリューム構造を記述
するUDF1.02形式のボリューム記述子、同ファイ
ル構造を記述するUDF1.02形式のファイル集合記
述子、ルートディレクトリ、サブディレクトリ、ファイ
ル識別記述子、ファイルエントリ、ICBを求め、これ
らをCD−Rに書き込むとともに、最大セクタ番号Nお
よびN−256に、UDF1.02形式の開始ボリュー
ム記述子ポインタを書き込む。例えばICBについて具
体的に説明すると、UDF1.50形式のICBにはセ
クタの位置が仮想的に記録されており、これがVATに
よって実際のセクタに割り付けられるようになっている
ので、これらUDF1.50形式のICBおよびVAT
のデータから実際のセクタの位置を直接的に記述したU
DF1.02形式のICBを求めて書き込むようにす
る。
【0024】ここでボリューム構造およびファイル構造
を書き込む位置は、空き領域であればどこでも構わな
い。例えば、空きトラック予約した511セクタまでの
領域や、UDF1.50で書き込んだデータに続く未記
録領域に書き込むことができる。
【0025】より多くの未記録領域を確保する観点から
は、511セクタまでの領域に書き込むことが好まし
く、ファイル構造の規模が小さい場合にはこの領域にボ
リューム構造およびファイル構造の全てを書き込むこと
も可能である。また、ボリューム構造は511セクタま
での領域に書き込み、ファイル構造については未記録領
域に書き込むように、予め取り決めておいてもよい。
【0026】セッション情報をNセクタの開始ボリュー
ム記述子に続けて書き込み、セッションをクローズする
ためリードインおよびリードアウトを書き込んでファイ
ナライズすることにより、CD−Rのデータ記録動作は
終了する。図3は、ファイナライズ後におけるCD−R
のデータ構造を示す図面である。
【0027】次に、以上のようにしてデータを記録した
CD−Rを読み取る際の動作について説明する。まず、
UDF1.50のファイルシステムドライバを備えた環
境(以下、「UDF1.50システム」という)で読み
取る場合について述べる。ここでいう環境とは、データ
記録動作を行ったCD−R装置に限られるものではな
く、例えばCD−ROM、CD−R/RW、DVD−R
OM、DVD−R、DVD−RAM等のドライブを備え
た他のコンピューターシステムであってもよいし、所定
の制御手段を有する組み込み機器でもよく、特に限定さ
れるものではない。
【0028】UDF1.50システムでは、ディスクを
読み取る際に、256,512,N−256セクタから
開始ボリューム記述子ポインタを読み取ろうとする。こ
のうち256,N−256セクタにはUDF1.50の
開始ボリューム記述子ポインタが記録されていないが、
512セクタにはUDF1.50の開始ボリューム記述
子ポインタが記述されているのでこれが読み込まれ、以
下、VAT読み込み処理以降に進んで、ディスクのボリ
ューム構造およびファイル構造が認識されてディスクの
読み取りが行われる。
【0029】これに対してUDF1.02システムで
は、256,N,N−256セクタからAVDPを読み
取ろうとする。このうち256セクタにはUDF1.0
2の開始ボリューム記述子ポインタが記録されていない
が、N,N−256セクタにはUDF1.02の開始ボ
リューム記述子ポインタが記述されているので、これら
のいずれかが読み込まれ、それに記述された主ボリュー
ム記述子列の位置情報からディスクのボリューム構造が
認識され、さらにはファイル構造が認識されてファイル
の読み取りが行われる。
【0030】なお、ディスクの書き込み方式は、ディス
クアットワンスでもよいし、トラックアットワンスやパ
ケットライトのようなインクリメンタルライトでも構わ
ない。インクリメンタルライトの場合には、ファイナラ
イズを行う直前に、それまでに書き込まれたUDF1.
50形式のデータを解析し、得られたUDF1.02形
式のフォーマット情報を記録してからセッションをクロ
ーズすればよい。
【0031】次に、本発明の第2の実施形態に係るデー
タ記録方法を適用した書き込み動作について説明する。
ここでは、予め1以上のセッションが記録されたCD−
Rに新たなデータを含む最終セッションを追記する場合
について示す。最終セッションより前のセッションはU
DF1.50の常法で記録しても第1の実施形態の方法
で記録してもよい。
【0032】まず、CD−R装置に上記のようにセッシ
ョンが記録されたCD−Rメディアを挿入し、最終セッ
ション開始アドレスCより第2セッションをオープン
し、C+512セクタにUDF1.50形式のボリュー
ム開始記述子ポインタを書き込み、以下は上記第1の実
施形態と同様の手順で書き込み動作を行う。
【0033】このようにしてデータが記録されたCD−
RをUDF1.50のシステムで読み取る場合、マルチ
セッションに対応しているUDF1.50のシステム
は、C+512、N−256、Nセクタ(Cは最終セッ
ションの開始セクタ、Nは最終セクタ)から開始ボリュ
ーム記述子ポインタを読み取ろうとする。そこで、C+
512セクタに記録されたUDF1.50形式の開始ボ
リューム記述子ポインタが読み取られ、以下、上記第1
の実施形態と同様の手順によりボリューム構造およびフ
ァイル構造が認識される。
【0034】一方、UDF1.02のシステムで読み取
る場合、UDF1.02のシステムはマルチセッション
に対応していないが256、N−256、Nセクタから
開始ボリューム記述子ポインタを読み取ろうとし、N−
256セクタとNセクタとのいずれかに記録されたUD
F1.02形式の開始ボリューム記述子ポインタが読み
取られ、以下、上記第1の実施形態と同様の手順により
ボリューム構造およびファイル構造が認識される。
【0035】次に、本発明の第3の実施形態に係るデー
タ記録方法を適用した書き込み動作について説明する。
上記第1および第2の実施形態ではCD−Rにデータを
記録する場合について示したが、本実施形態ではCD−
RW装置を用いて、予めクローズされたセッションが記
録されたCD−RWにデータを追記する場合について示
す。予め記録されたセッションはUDF1.50の常法
で記録しても第1の実施形態と実質的に同様の方法で記
録してもよい。
【0036】まず、CD−RW装置に上記のようにクロ
ーズされたセッションが記録されたCD−RWメディア
を挿入し、少なくともリードインおよびリードアウトを
消去した後、UDF1.50でデータを追記し、追記分
を含む記録されたデータ全体を解析して得られたUDF
1.02形式のフォーマット情報をCD−RWに書き込
むとともに、最大セクタ番号NおよびN−256に、U
DF1.02形式の開始ボリューム記述子ポインタを書
き込む。このようにしてデータが記録されたCD−RW
はシングルセッションの状態が維持されているので、上
記第1および第2の実施形態におけるCD−Rと同様に
して、UDF1.50のシステムおよびUDF1.02
のシステムのいずれにおいても読みとり可能である。
【0037】このように、本発明によれば、UDF1.
50のファイルシステムドライバを備えた環境で読み取
り可能なことはもちろん、UDF1.02のファイルシ
ステムドライバのみを備えた環境においても、別途UD
F1.50のファイルシステムドライバをインストール
することなく読み取り可能な光ディスクのデータ記録方
法、光ディスク用データ記録プログラムおよび光ディス
クのを提供することができる。
【0038】なお、本発明は、上記の実施形態に限られ
るものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記
第1の実施形態ではCD−Rにデータを書き込む場合に
ついて示したが、同様の手順をCD−RWにデータを書
き込む場合に適用することも可能である。また、上記の
実施形態ではいずれもCDにデータを記録する場合につ
いて示したが、本発明は書き込み可能なDVDにデータ
を書き込む場合にも適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、光ディスクに書き込まれたUDF1.50形式の
データ(UDF1.50形式のフォーマット情報を含
む)を解析してUDF1.02形式のフォーマット情報
を求め、これを光ディスクに併記するので、光ディスク
にUDF1.50形式およびUDF1.02形式の双方
のフォーマット情報を記録することができる。したがっ
て、このようにしてデータの書き込まれた光ディスク
は、UDF1.50に対応した環境で読み取り可能な上
に、UDF1.02のみに対応した環境においてUDF
1.50のファイルシステムドライバをインストールす
ることなく読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる光ディスク装置を概念的に示す
図面。
【図2】第1の実施形態において、初期化された段階に
おけるCD−Rのデータ構造を示す図面。
【図3】第1の実施形態において、ファイナライズ後に
おけるCD−Rのデータ構造を示す図面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクにデータを記録する方法であ
    って、 光ディスクにUDF1.50形式でデータを書き込むと
    ともに、前記データを解析して得られたUDF1.02
    形式のフォーマット情報を併記することを特徴とする光
    ディスクのデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法でデータが書き込
    まれていることを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】 光ディスクドライブの接続された処理装
    置に、前記光ディスクドライブに挿入された光ディスク
    にUDF1.50でデータを書き込む手順と、前記光デ
    ィスクに書き込まれたデータを解析してUDF1.02
    形式のフォーマット情報を得る手順と、前記UDF1.
    02形式のフォーマット情報を前記光ディスクに書き込
    む手順とを実行させるための光ディスク用データ記録プ
    ログラム。
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