JP2001351311A - 光ディスクのシーク方法および光ディスク駆動装置 - Google Patents

光ディスクのシーク方法および光ディスク駆動装置

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JP2001351311A
JP2001351311A JP2000172673A JP2000172673A JP2001351311A JP 2001351311 A JP2001351311 A JP 2001351311A JP 2000172673 A JP2000172673 A JP 2000172673A JP 2000172673 A JP2000172673 A JP 2000172673A JP 2001351311 A JP2001351311 A JP 2001351311A
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optical disk
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Atsushi Motohashi
敦 本橋
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書込み又は書き換え可能な光ディスクの記録
済み部と未記録部からアドレス情報を異なるアクセス方
法で読み出すことにより効率的にシーク又は読出しを行
う方法、光ディスク駆動装置を提供する。 【解決手段】 シークにおいては、記録済みの部分は記
録済みのアドレス情報を用いてシークし、未記録部はA
TIPを用いてシークする。記録済みかどうか不明な部
分に付いては、記録済みかどうかを調べる。調べた結果
を記録・再生の単位毎に関係付けて記録し、以降のシー
クに用いる。ATIPを用いてシークする場合、回転方
式をCLVに設定し、且つ回転速度をATIPを読める
速度に設定する。再生に於いては、次のトラックに未記
録部が存在するかどうか判断し、次のトラックに未記録
部が存在すると判断した場合、次のトラックをATIP
に基づいて再生を行う。また、記録部分の最後の記録再
生単位(即ち、セクタ)の直後が未記録部であると判断
した場合、最後のセクタを再生した後、直ちに回転方式
をCLVに設定し、且つ回転速度をATIPを読める速
度に設定する方法もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDR(Compact
Disc-Recordable),CD−RW(Compact Disc-Rewrita
ble),DVD−R(Digital Versatile Disc-Recordab
le)およびDVD−RAM(Digital Versatile Disc-R
andom Access Memory)などの書込み又は書き換えが可
能な光ディスクの再生装置または記録再生装置に関し、
さらに詳細には、そのような光ディスク装置に於いて、
光ディスク上の記録トラックの所望の位置にアクセスす
る方法およびサブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク型の記録媒体の記録方式として
は、およそCAV(Constant AnglerVelocity)方式と
CLV(Constant Linear Velocity)方式とに大別され
る。CAV方式は、ディスクを常に一定速度で回転させ
るので、回路構成を単純化できるが、記録容量は小さく
なる。最小記録単位であるセクタの一周あたりの数も一
定となるため、多数の同心円のトラックで構成され、ト
ラックのアドレス(トラック番号)とトラック上のセク
タアドレス(セクタ番号)でセクタを特定することがで
きる。一方、CLV方式は、半径位置に関わらず線速度
が一定になるようにディスクの回転を制御するので、回
路構成は複雑になるが、記録容量は大きくなる。また、
一周あたりのセクタ数は、外側ほど多くなるので、トラ
ックは螺旋状となり、内側から外に向かって連続したア
ドレスがセクタに記録される。光ディスク上のトラック
において情報またはファイルが記録されている部分、即
ちセッションに関する情報(スタート時間、ストップ時
間等)は、TOC(Table OfContents)やPMA(Prog
ram Memory Area)に記録される。記録済みの光ディス
クを読み出すのは、CAV方式でもCLV方式でも可能
である。これは、シーク時の位置検出が、サブコードや
ヘッダを読むことによって行われるためである。サブコ
ードとヘッダは高速回転でも、さらにCAVでも読み出
すことができる。光ディスクの場合、書込みは、CLV
方式またはこれに類する方式で行われる。このときの書
込みは、書き換え可能な光ディスクでは、プリグルーブ
に記録されたATIP(Absolute Time In Pregroove)
を読みながら行われる。書込みをCLV方式で行うの
は、ATIPが低速回転かつCLVでないと、読むこと
が難しいからである。従って、シーク時間を短縮するに
は、高速回転下でCAV方式でシークするのが有利であ
るが、未記録のディスク又は未記録部が存在するディス
クをアクセスする場合、高速回転やCAVでアクセスす
ると、未記録部において位置が分からなくなり、正常な
アクセスを行うことになる。光ディスクのアクセスに関
する発明は、例えば、特開平7−6521号公報、特開
平8−124177号公報、特許第2740255号お
よび第2821257号などに開示されている。しか
し、記録済みの部分と未記録部との区別に注目した技術
は開示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、書込み又は
書き換え可能な光ディスクの記録済み部と未記録部から
アドレス情報を異なるアクセス方法で読み出すことによ
り効率的にシーク又は読出しを行う方法、光ディスク駆
動装置(又はドライブ)、これを用いた光ディスク装置
およびその他の装置を与えることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
請求項1記載の光ディスクのシーク方法は、書込み又は
書き換えが可能な光ディスクの再生または記録再生を行
う装置に於けるシーク方法であり、該シーク方法は、記
録済みの部分を記録済みのアドレス情報を用いてシーク
するステップと、未記録部をATIPを用いてシークす
るATIPシークステップ(図3中のステップ33〜3
6、37aに相当)とを含むことを特徴とする。請求項
2記載の光ディスクのシーク方法は、請求項1におい
て、記録済みかどうか不明な部分に付いて、記録済みか
どうかを調べるステップをさらに含むことを特徴とす
る。請求項3記載の光ディスクのシーク方法は、請求項
2において、記録済みかどうかを調べた結果を記録・再
生の単位毎に関係付けて記録するステップをさらに含む
ことを特徴とする。請求項4記載の光ディスクのシーク
方法は、請求項1乃至3の何れかにおいて、前記ATI
Pシークステップが、回転方式をCLVに設定するステ
ップと、回転速度をATIPを読める速度に設定するス
テップとを含むことを特徴とする。請求項5記載の光デ
ィスクの再生方法は、書込み又は書き換えが可能な光デ
ィスクの再生または記録再生を行う装置に於ける再生方
法であり、該再生方法は、次のトラックに未記録部が存
在するかどうか判断するステップと、次のトラックに未
記録部が存在すると判断した場合、前記の次のトラック
をATIPに基づいて再生を行うATIP再生ステップ
(図4中のステップ43〜45に相当する)とを含むこ
とを特徴とする。請求項6記載の光ディスクの再生方法
は、書込み又は書き換えが可能な光ディスクの再生また
は記録再生を行う装置に於ける再生方法であり、該再生
方法は、次のトラックの直後が未記録部であるかどうか
判断するステップと、前記の次のトラックの直後が未記
録部であると判断した場合、前記の次のトラックをAT
IPに基づいて再生を行うATIP再生ステップ(ステ
ップ44〜46)とを含むことを特徴とする。
【0005】請求項7記載の光ディスクの再生方法は、
請求項5又は6において、前記ATIP再生ステップ
が、回転方式をCLVに設定するステップと、回転速度
をATIPを読める速度に設定するステップとを含むこ
とを特徴とする。請求項8記載の光ディスクの再生方法
は、書込み又は書き換えが可能な光ディスクの再生また
は記録再生を行う装置に於ける所与の記録部分の再生方
法であり、該再生方法は、前記記録部分の最後の記録再
生単位の直後が未記録部であると判断した場合、前記最
後の記録再生単位を再生した後、直ちに回転方式をCL
Vに設定するステップと、回転速度をATIPを読める
速度に設定するステップとを含むことを特徴とする。請
求項9記載の光ディスク駆動装置は、書込み又は書き換
えが可能な光ディスクの再生または記録再生を行う装置
で用いる光ディスク駆動装置であり、該光ディスク駆動
装置は、記録済みの部分を記録済みのアドレス情報を用
いてシークする高速シーク手段(図3のステップ32、
37bに相当)と、未記録部をATIPを用いてシーク
するATIPシーク手段(図3のステップ33〜36、
37aに相当)とを含むことを特徴とする。請求項10
記載の光ディスク駆動装置は、請求項9において、記録
済みかどうか不明な部分に付いて、記録済みかどうかを
調べる手段(図3のステップ38に相当)をさらに含む
ことを特徴とする。請求項11記載の光ディスク駆動装
置は、請求項10において、記録済みかどうかを調べた
結果を記録・再生の単位毎に関係付けて記録する手段
(図3のステップ39、40に相当)をさらに含むこと
を特徴とする。請求項12記載の光ディスク駆動装置
は、請求項9乃至11の何れかにおいて、前記ATIP
シーク手段が、回転方式をCLVに設定する手段(図3
のステップ35)と、回転速度をATIPを読める速度
に設定する手段(ステップ36)とを含むことを特徴と
する。請求項13記載の光ディスク駆動装置は、書込み
又は書き換えが可能な光ディスクの再生または記録再生
を行う装置で用いる光ディスク駆動装置であり、該光デ
ィスク駆動装置は、次のトラックに未記録部が存在する
かどうか判断する手段(図4のステップ43)と、次の
トラックに未記録部が存在すると判断した場合、前記の
次のトラックをATIPに基づいて再生を行うATIP
再生手段(図4のステップ44〜46)とを含むことを
特徴とする。
【0006】請求項14記載の光ディスク駆動装置は、
書込み又は書き換えが可能な光ディスクの再生または記
録再生を行う装置で用いる光ディスク駆動装置であり、
該光ディスク駆動装置は、次のトラックの直後が未記録
部であるかどうか判断する手段と、前記の次のトラック
の直後が未記録部であると判断した場合、前記の次のト
ラックをATIPに基づいて再生を行うATIP再生手
段とを含むことを特徴とする。請求項15記載の光ディ
スク駆動装置は、請求項13又は14において、前記A
TIP再生手段が、回転方式をCLVに設定する手段
と、回転速度をATIPを読める速度に設定する手段と
を含むことを特徴とする。請求項16記載の光ディスク
駆動装置は、書込み又は書き換えが可能な光ディスクの
再生または記録再生を行う装置で用いる光ディスク駆動
装置であり、該光ディスク駆動装置は、所与の記録部分
の最後の記録再生単位の直後が未記録部であると判断し
た場合、前記最後の記録再生単位を再生した後、直ちに
回転方式をCLVに設定する手段と、回転速度をATI
Pを読める速度に設定する手段とを含むことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例と添
付図面により本発明を詳細に説明する。なお、複数の図
面に同じ要素を示す場合には同一の参照符号を付ける。
図1は、本発明のシーク方法に基ずく光ディスクドライ
ブを備え、書込み又は書き換えが可能な光ディスクの記
録、再生が可能なシステムを示す。図1に於いて、シス
テム1は、例えば、光ディスク再生装置、光ディスク記
録再生装置、光ディスクの再生、記録もしくは記録再生
が可能なゲーム機、又はコンピュータなどである。光デ
ィスク90は、CDR、CD−RW、DVD−R及びD
VD−RAMなどの書込み又は書き換えが可能な光ディ
スクである。システム1は、本発明のシーク方法を用い
た光ディスクドライブ2〜13、及びその上位システム
20からなる。システム1の光ディスクドライブは、光
ディスク90を回転させるモータ2、モータ2の回転を
制御する回転制御部3、光ピックアップ4、ピックアッ
プ4からの再生信号を分離・増幅する信号制御部5、ピ
ックアップ4の制御を行うアクチュエータ制御部6、信
号制御部5からの記録情報信号の波形整形を行うRF信
号処理部7、信号制御部5からのウォブル信号からAT
IPを得るウォブル信号処理部8、RF信号処理部7の
出力信号のデコード(物理的デフォーマッティング)及
び記録するべき信号のエンコード(物理的フォーマッテ
ィング)を行う光ディスク・エンコーダ/デコーダ9、
光ディスク・エンコーダ/デコーダ9のエンコード出力
の記録補償を行う記録補償部10、本発明によるシーク
動作により記録・再生の制御を行うドライブコントロー
ラ11、ドライブコントローラ11が使用する一時的な
データを格納するバッファ12、及び記録補償部10と
ドライブコントローラ11からの信号に基づいてピック
アップのレーザを駆動するレーザ駆動回路13から構成
される。システム1における光ディスクドライブ2〜1
3の上位システム20は、例えば、インタフェース(I
F)21、システムバス22、AVエンコーダ/デコー
ダ23、及び中央制御部24を最低限含む。以上述べた
構成に於いて、ドライブコントローラ11以外の要素
は、すべて当分野で周知のものである。ドライブコント
ローラ11は、図示しないCPU(中央処理装置),プ
ログラムを格納するROM(読出し専用記憶装置)など
を備えたコンピュータである。
【0008】本発明によれば、書込み又は書き換え可能
な光ディスク90は、例えばPMAに図2に示すような
セクタテーブルを保持することが好ましい。図2に於い
て、セクタテーブル91には、各セクタに対し、セクタ
番号とそのセクタの記録状態を示す「記録状態コード
(RSC)」が保持されている。記録状態コードは、例
えば次のように定義される。 0:未記録(データが記録されていないことを示す) 1:書込み動作を行ったことを示す(記録されている保
証はない) 2:記録確認済み(実際に読み出し記録データが確認さ
れたことを示す) 書込みがされていないブランクディスク90を出荷する
際には、記録状態コード(RSC)は、ゼロクリアされ
る。書込み動作を行った場合、そのセクタの記録状態コ
ードを1に書き換える。ただし、エラーの可能性もある
ので、あるセクタの記録状態コードが「1」の場合で
も、必ずしも、そのセクタにデータが記録されていると
は限らない。そこで、そのセクタに対し、実際に再生動
作を行い、記録データが確認できた場合、記録状態コー
ドを2に書き換えるものとする。以上のような構成に於
いて、本発明により行われるシーク動作を説明する。本
発明によるシーク方法の基本原則は、次の通りである。 (1)原則として、記録状態コードが2のセクタは、高
速のCAV式回転制御でシークを行い、記録状態コード
が0のセクタは、回転制御をCLVモードにし、ATI
Pを読出し可能な速度まで落としてシークする。 (2)記録状態コードが1のセクタ部分は、正常に記録
されているかどうかを調べ、その結果に応じて、調べた
セクタの記録状態コードを0か2に書き換え、それらの
セクタに原則(1)を適用してシークを行う。
【0009】図3は、ドライブコントローラ11が行う
シーク動作の例を示すフローチャートである。図3にお
いて、コントローラ11は、最終書込み位置は取得済み
かどうかを判断する(ステップ30)。取得済みでない
場合、ステップ31において、最終書込み位置を取得す
る。ステップ30において判断結果がYESである場
合、又はステップ31の終了後、ステップ32に進み、
回転方式をCAVに設定し、且つ回転速度をサブコード
やヘッダが読める程度に高速に設定する。ステップ33
において、シーク先の記録状態コードの値が1(即ち、
シーク先のセクタにはデータが記録されている筈であ
る)かどうか判断する。判断ステップ33において、R
SC=1でない場合、ステップ34において、さらにシ
ーク先の記録状態コードの値が0(即ち、シーク先のセ
クタにはデータの書込みは行われていない)かどうか判
断する。書込みが行われていない場合、ステップ35に
おいて回転方式をCLVに設定し、ステップ36におい
て回転速度をATIPが読める速度に設定する。ステッ
プ36の終了後、ステップ37aに進み、ATIPを用
いてシークを実行し、処理を終了する。判断ステップ3
3において、判断結果がYESの場合、ステップ38に
おいて、シーク先のセクタは正しく書き込まれているか
どうかを判断する。正しく書き込まれていない場合、ス
テップ39においてシーク先の記録状態コード(RS
C)を0に書き換え、ステップ35に進む。以降の処理
は説明済みなので、説明は省略する。また、ステップ3
8に於いて、判断結果がYESの場合、ステップ40に
おいてシーク先の記録状態コードを2に書き換えた後、
ステップ37bに進み、サブコードとヘッダの情報を用
いてシークを行い、処理を終了する。また、判断ステッ
プ34の判断結果がNOの場合も、ステップ37bに進
むので、以下省略する。このように、本発明のシーク方
法によれば、未記録部へのアクセス時にCLV方式に設
定し、回転速度を落とすので、アクセスが常に正常に行
われる。また、エラー等により途中までしか書かれてい
ないディスクにおいても、正常なアクセスを行うことが
できる。さらに、再生動作において再生中のセッション
の後続領域が未記録である場合、読出し終了後に未記録
部に突入し、アドレスがわからなくなる、という問題が
生じる。
【0010】従って、本発明によれば、光ディスクの再
生は、次の何れかの原則に基づいて行う。 (1)未記録部の直前のトラック又は未記録部を含むト
ラックのブロックを読み込む場合、回転制御をCLV方
式に設定し、ATIPを読出し可能な回転速度に落と
す。 (2a)未記録部の直前のセクタの読出し終了直後に、
回転制御をCLV方式に設定し、ATIPを読出し可能
な回転速度に落とす。または、 (2b)未記録部の直前のセクタの読出し終了後、記録
済みのセクタを直ちに読み出してもよい。図4は、読出
しの原則(1)に従う読出し処理の例を示すフローチャ
ートである。図4に於いて、ドライブコントローラ11
は、まず回転方式を例えばCAVに設定し、回転速度を
高く設定する(ステップ42)。次に、判断ステップ4
3において、次のトラックに未記録部が存在するかどう
か判断する。未記録部がある場合、ステップ44におい
て回転方式をCLVに設定し、ステップ45において回
転速度をATIPが読める速度に設定する。ステップ4
5の終了後、又はステップ43の判断結果がNOの場
合、ステップ46に進んで読出しを実行した後、処理を
終了する。なお、判断ステップ43において、「次のト
ラックに未記録部が存在するかどうか」を判断したが、
代わりに「次のトラックの直後は未記録部かどうか」を
判断しても良い。
【0011】図5は、読出しの原則(2)に従う読出し
処理の例を示すフローチャートである。図5(a)に於
いて、ドライブコントローラ11は、まず回転方式を例
えばCAVに設定し、回転速度を高く設定する(ステッ
プ52)。次に、ステップ52において指定された記録
部分を読み出す(再生する)。ステップ53において、
記録部分の最終セクタの直後は未記録部かどうか判断す
る。未記録部の場合、ステップ54において回転方式を
CLVに設定し、ステップ55において回転速度をAT
IPが読める速度に設定して、処理を終了する。ステッ
プ53の判断結果がNOの場合、処理を直ちに終了す
る。なお、図5(a)のようにステップ54および55
を実行する代わりに、図5(b)のように、記録済みセ
クタを直ちにアクセスしてもよい。このように本発明の
再生方法によれば、読み込み終了後、未記録部に突入し
ても、アドレスを取得することができ、次のアクセスを
正常に行うことができる。また、読み込み終了直後に書
き込み済みのセクタにアクセスするので、読み込み時の
回転制御を変更する必要がない。以上は、本発明の説明
のために実施の形態の例を掲げたに過ぎない。したがっ
て、本発明の技術思想または原理に沿って上述の実施の
形態に種々の変更、修正または追加を行うことは、当業
者には容易である。故に、本発明は、以上述べた実施の
形態に捕らわれることなく、ただ特許請求の範囲の記載
に従って解釈される。
【0012】
【発明の効果】本発明のシーク方法によれば、未記録部
へのアクセス時にCLV方式に設定し、回転速度を落と
すので、アクセスが常に正常に行われる。また、エラー
等により途中までしか書かれていないディスクにおいて
も、正常なアクセスを行うことができる。また、本発明
の再生方法によれば、読み込み終了後、未記録部に突入
しても、アドレスを取得することができ、次のアクセス
を正常に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーク方法に基ずく光ディスクドライ
ブを備え、書込み又は書き換えが可能な光ディスクの記
録、再生が可能なシステムを示す略ブロック図。
【図2】書込み又は書き換え可能な光ディスクの例えば
PMAに記録されているセクタテーブルの構造の一例を
示す図。
【図3】本発明の一実施例によりドライブコントローラ
が行うシーク動作を示すフローチャート。
【図4】読出しの原則(1)に従う読出し動作の例を示
すフローチャート。
【図5】読出しの原則(2)に従う読出し動作の例を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1 光ディスクの記録・再生が可能なシステム 2 モータ 4 回転制御部 5 信号制御部 6 アクチュエータ制御部 7 RF信号処理部 8 ウォブル信号処理部 9 光ディスク・エンコーダ/デコーダ 10 記録補償部 11 ドライブコントローラ 12 バッファ 13 レーザ駆動回路 20 上位のシステム 21 インタフェース(IF) 22 システムバス 23 AVエンコーダ/デコーダ 24 中央制御部 90 書込み又は書き換えが可能な光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 21/08 G11B 21/08 F 27/10 27/10 A

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込み又は書き換えが可能な光ディスク
    の再生または記録再生を行う装置に於けるシーク方法で
    あり、該シーク方法は、記録済みの部分を記録済みのア
    ドレス情報を用いてシークするステップと、未記録部を
    ATIPを用いてシークするATIPシークステップと
    を含むことを特徴とする光ディスクのシーク方法。
  2. 【請求項2】 記録済みかどうか不明な部分に付いて、
    記録済みかどうかを調べるステップをさらに含むことを
    特徴とする請求項1記載の光ディスクのシーク方法。
  3. 【請求項3】 記録済みかどうかを調べた結果を記録・
    再生の単位毎に関係付けて記録するステップをさらに含
    むことを特徴とする請求項2記載の光ディスクのシーク
    方法。
  4. 【請求項4】 前記ATIPシークステップが、回転方
    式をCLVに設定するステップと、回転速度をATIP
    を読める速度に設定するステップとを含むことを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の光ディスクのシー
    ク方法。
  5. 【請求項5】 書込み又は書き換えが可能な光ディスク
    の再生または記録再生を行う装置に於ける再生方法であ
    り、該再生方法は、次のトラックに未記録部が存在する
    かどうか判断するステップと、次のトラックに未記録部
    が存在すると判断した場合、前記の次のトラックをAT
    IPに基づいて再生を行うATIP再生ステップとを含
    むことを特徴とする光ディスクの再生方法。
  6. 【請求項6】 書込み又は書き換えが可能な光ディスク
    の再生または記録再生を行う装置に於ける再生方法であ
    り、該再生方法は、次のトラックの直後が未記録部であ
    るかどうか判断するステップと、前記の次のトラックの
    直後が未記録部であると判断した場合、前記の次のトラ
    ックをATIPに基づいて再生を行うATIP再生ステ
    ップとを含むことを特徴とする光ディスクの再生方法。
  7. 【請求項7】 前記ATIP再生ステップが、回転方式
    をCLVに設定するステップと、回転速度をATIPを
    読める速度に設定するステップとを含むことを特徴とす
    る請求項5又は6記載の光ディスクの再生方法。
  8. 【請求項8】 書込み又は書き換えが可能な光ディスク
    の再生または記録再生を行う装置に於ける所与の記録部
    分の再生方法であり、該再生方法は、前記記録部分の最
    後の記録再生単位の直後が未記録部であると判断した場
    合、前記最後の記録再生単位を再生した後、直ちに回転
    方式をCLVに設定するステップと、回転速度をATI
    Pを読める速度に設定するステップとを含むことを特徴
    とする光ディスクの再生方法。
  9. 【請求項9】 書込み又は書き換えが可能な光ディスク
    の再生または記録再生を行う装置で用いる光ディスク駆
    動装置であり、該光ディスク駆動装置は、記録済みの部
    分を記録済みのアドレス情報を用いてシークする高速シ
    ーク手段と、未記録部をATIPを用いてシークするA
    TIPシーク手段とを含むことを特徴とする光ディスク
    駆動装置。
  10. 【請求項10】 記録済みかどうか不明な部分に付い
    て、記録済みかどうかを調べる手段をさらに含むことを
    特徴とする請求項9記載の光ディスク駆動装置。
  11. 【請求項11】 記録済みかどうかを調べた結果を記録
    ・再生の単位毎に関係付けて記録する手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項10記載の光ディスク駆動装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ATIPシーク手段が、回転方式
    をCLVに設定する手段と、回転速度をATIPを読め
    る速度に設定する手段とを含むことを特徴とする請求項
    9乃至11の何れかに記載の光ディスク駆動装置。
  13. 【請求項13】 書込み又は書き換えが可能な光ディス
    クの再生または記録再生を行う装置で用いる光ディスク
    駆動装置であり、該光ディスク駆動装置は、次のトラッ
    クに未記録部が存在するかどうか判断する手段と、次の
    トラックに未記録部が存在すると判断した場合、前記の
    次のトラックをATIPに基づいて再生を行うATIP
    再生手段とを含むことを特徴とする光ディスク駆動装
    置。
  14. 【請求項14】 書込み又は書き換えが可能な光ディス
    クの再生または記録再生を行う装置で用いる光ディスク
    駆動装置であり、該光ディスク駆動装置は、次のトラッ
    クの直後が未記録部であるかどうか判断する手段と、前
    記の次のトラックの直後が未記録部であると判断した場
    合、前記の次のトラックをATIPに基づいて再生を行
    うATIP再生手段とを含むことを特徴とする光ディス
    ク駆動装置。
  15. 【請求項15】 前記ATIP再生手段が、回転方式を
    CLVに設定する手段と、回転速度をATIPを読める
    速度に設定する手段とを含むことを特徴とする請求項1
    3又は14記載の光ディスク駆動装置。
  16. 【請求項16】 書込み又は書き換えが可能な光ディス
    クの再生または記録再生を行う装置で用いる光ディスク
    駆動装置であり、該光ディスク駆動装置は、所与の記録
    部分の最後の記録再生単位の直後が未記録部であると判
    断した場合、前記最後の記録再生単位を再生した後、直
    ちに回転方式をCLVに設定する手段と、回転速度をA
    TIPを読める速度に設定する手段とを含むことを特徴
    とする光ディスク駆動装置。
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