JP4939430B2 - 情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばDVDレコーダ等の情報記録装置及び方法、並びにコンピュータをこのような情報記録装置として機能させるコンピュータプログラムの技術分野に関する。
例えば、CD−R(Compact Disc−Recordable)、DVD−R、DVD−RW、及び、DVD+R等の記録型の情報記録媒体では、基板上に記録層が積層、または貼り合わされてなる光ディスク等の情報記録媒体が一般的である。そして、このような光ディスクに記録を行う、DVDレコーダー等の情報記録装置では、記録層に対して記録用のレーザ光を集光することで、情報を加熱などによる非可逆変化記録方式や、相変化などによる書換え可能方式で記録する。
また記録型の情報記録媒体上に記録されるデータの管理方法(例えば、データの記録位置の特定方法等)としては、ファイルシステムを用いるのが一般的である。例えばDVDでは、UDF(Universal Disk Format)が、標準のファイルシステムとして規定されている。特に一度しか書き込みができない、例えばDVD−R等の追記型メディア(Write Once disc)においては、所謂、VAT(Virtual Allocation Table)を用いたUDF VP(UDF Virtual Partition)に基づいて、ファイルを管理する方法がある。このVATを用いた管理方法は、主として追記型の光ディスク上に記録されたファイルのファイルシステム情報を書き換える際に用いられる。
一方で、例えば最新規格のOS(Operating System)であるWindows XP(登録商標)を使用する最新のパーソナルコンピュータ(Personal Computer)は、UDF VATやUDF VPを認識して読み込むことが可能である。他方で、古いバージョンのWindows(登録商標)や、MAC OS(登録商標)や、市販のDVDプレーヤーや、ポータブルDVD CE(Compact Edition)機器や、車載のDVD機器等の市場に広く流通している電子機器は、UDF VATやUDF VPに対応していないため、読み込むことができない。
このため、例えばDVD−R等の追記型メディアに記録を行う電子機器(DVD Vide Recorder)等は、例えばCD−ROMや、DVD−ROM等の再生専用メディアと互換性を保持している、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムを、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムから変換して作成し、追記型メディアに記録している。この結果、上述した市場に広く流通している電子機器においても互換性を確保して、これらの追記型メディアを再生することが可能である。尚、本願発明においては、例えば、UDF Virtual Partition等のファイルシステムを、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の複数のファイルシステムによって構成されるISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換することを「互換化する」又は「互換化の処理を行う」と適宜称す。
特表2000−503446号公報 特開2001−23237号公報 特開2002−150706号公報
しかしながら、従来の上述した変換の手法では、大容量のメモリ(物理メモリや高速メモリ)が必要となってしまう。即ち、従来の変換の手法においては、メモリ上で、複数のファイルシステムの全部が変換され、光ディスクに書き込まれる。光ディスクからの読み出しの動作は、1回で十分であり、光ディスクに書き込む動作も、1回で十分であるため、迅速な変換処理を実現することが可能である。そのトレードオフとして、大容量のメモリを必要としてしまう。詳細には、例えば、DVD-R 4.7GBのUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムを、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の複数のファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換するのに、例えば64Mbytesから128Mbytes程度必要である。このため、例えばパームトップタイプ(Palm Top Type)の小型電子機器やポータブル電子機器においては、大容量且つ小型のメモリの実装が、技術的に困難である。加えて、仮に、大容量且つ小型のメモリが実装された場合、コストが高くなってしまう。市場においては、例えば小型のデジタルカメラや、Portable Photo Recorder/Viewer等の小型電子機器やポータブル電子機器においては、大容量且つ小型のメモリを実装した場合、価格が高くなってしまったり、大容量のメモリを駆動するための消費電力が増えてしまったり、大容量のメモリを実装する空間を確保することができない等の、物理的や構造的な制約等を理由として、例えば16-32 Mbytes程度の記憶容量のメモリしか搭載されていない。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えば追記型の情報記録媒体において、最新規格のファイルシステムを、互換性のあるファイルシステムに適切に変換することを可能とならしめる情報記録装置及び方法、並びにコンピュータをこのような情報記録装置として機能させるコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
(情報記録装置)
以下、本発明の情報記録装置について説明する。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録装置は、記録手段及び記憶手段を備え、記録情報(コンテンツ)の記録又は再生の順序を制御するための一のファイルシステムに係る情報である(i)記録領域における記録位置又は再生位置を管理する管理情報、及び(ii)前記記録情報が記録される前記記録領域の位置を示すアドレス(物理又は論理アドレス)と、前記管理情報によって特定可能な仮想アドレスとの対応関係を示す仮想参照情報(VAT)が記録された情報記録媒体に記録する情報記録装置であって、前記管理情報及び前記仮想参照情報を取得すると共に、取得された前記管理情報及び前記仮想参照情報を前記記憶手段に格納する第1取得手段と、格納された前記管理情報及び前記仮想参照情報を、前記アドレスに基づいて前記一のファイルシステムとは異なる他のファイルシステムに係る情報を構成する第1制御情報(UDF Bridgeの一要素:File System -UDF1.02)に変換する第1変換手段と、変換された前記第1制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第1制御手段と、記録された前記第1制御情報を取得すると共に、取得された前記第1制御情報を前記記憶手段に格納する第2取得手段と、格納された前記第1制御情報を、前記他のファイルシステムに係る情報を構成し、前記第1制御情報とは属性(文字数や文字コード)の異なる第2制御情報(UDF Bridgeの他要素:File System-ISO9660JolietやISO9660)に変換する第2変換手段と、変換された前記第2制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第2制御手段とを備える。
本発明の情報記録装置によれば、先ず、第1取得手段によって、管理情報及び仮想参照情報が取得される。次に、第1変換手段によって、例えばメモリ上で、この取得された管理情報が、互換性のあるファイルシステムを構成する一の要素である、例えばUDF 1.02 file system等の第1制御情報に変換される。と同時に又は相前後して、第1制御手段の制御下で、記録手段によって、この変換された第1制御情報が、情報記録媒体に書き込まれる。
次に、第2取得手段によって、第1制御情報が取得される。次に、第2変換手段によって、同じメモリ上で、この取得された例えばUDF 1.02 file system等の第1制御情報が、互換性のあるファイルシステムを構成する他の要素である、例えばISO 9660 Joliet拡張 file system等の第2制御情報に変換される。と同時に又は相前後して、第2制御手段の制御下で、記録手段によって、この変換された第2制御情報が、情報記録媒体に書き込まれる。
仮に、メモリ上で、管理情報の全部が、例えばISO/UDF Bridge file system、即ち、互換性のあるファイルシステム等の他の制御情報に一度に変換され、情報記録媒体に書き込まれた場合、次のような技術的な問題点が生じてしまう。即ち、光ディスクからの読み出しの動作は、1回で十分であり、光ディスクに書き込む動作も、1回で十分であるため、迅速な変換処理を実現することが可能であるが、そのトレードオフとして、大容量のメモリを必要としてしまう。このため、例えばパームトップタイプ(Palm Top Type)の小型電子機器やポータブル電子機器においては、大容量且つ小型のメモリの実装が、技術的に困難である。加えて、仮に、大容量且つ小型のメモリが実装された場合、コストが高くなってしまう。
これに対して、本発明によれば、例えばCPU等の制御手段の制御下で、メモリ上で、
管理情報の全部が、例えばISO/UDF Bridge file system等の他の制御情報を構成する第1制御情報、及び第2制御情報、即ち、複数の部分毎に複数回に分けて、順番に夫々変換されると同時に、情報記録媒体に夫々書き込まれる。言い換えると、本発明では、例えばUDF Virtual Partition等の各種のファイルシステムのデータ構造や属性等の各種の性質に基づいて、変換前と変換後のファイルシステムが適切に組み合わせられて、適切な順番で、変換処理が行われる。
この結果、管理情報の全部の変換を、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の複数のファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、従来の手法と比較して、例えば約「数分の1」から「数十分の1」倍等の、大幅に少ない容量にすることが可能である。従って、大容量且つ小型のメモリを実装する必要がないため、メモリに掛かるコストを低く抑制することが可能である。言い換えると、例えば市販の16-32 Mbytes程度の記憶容量のメモリしか搭載されていない、小型のデジタルカメラ等の小型電子機器においても、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムの全部を、十二分に互換化することが可能である。
本発明の情報記録装置の態様では、前記第1変換手段は、(i−1)前記管理情報及び前記仮想参照情報と、前記第1制御情報との共通な情報である一の共通情報に対しては変換を行わず、(i−2)前記管理情報及び前記仮想参照情報と、前記第1制御情報との異なる情報である一の差異情報に対して変換を行い、前記第2変換手段は、(ii−1)前記第1制御情報と、前記第2制御情報との共通な情報である他の共通情報に対しては変換を行わず、(ii−2)前記第1制御情報と、前記第2制御情報との異なる情報である他の差異情報に対して変換を行う。
この態様によれば、例えばUDF Virtual Partition、即ち、最新規格のファイルシステム等の制御情報の全部の変換を、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、一又は他の差異情報に基づいて、更に、大幅に少ない容量にすることが可能である。
本発明の情報記録装置の他の態様では、前記第1変換手段は、前記管理情報の一部、及び、前記仮想参照情報の一部を、前記第1制御情報の一部に変換し、前記第1制御手段は、変換された前記第1制御情報の一部を、逐次的に記録するように、前記記録手段を制御する。
この態様によれば、変換及び記録の処理が逐次的に行われるので、例えばUDF Virtual Partition、即ち、最新規格のファイルシステム等の制御情報の全部の変換を、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、更に、大幅に少ない容量にすることが可能である。
本発明の情報記録装置の他の態様では、前記第1変換手段は、前記管理情報の全部、及び、前記仮想参照情報の全部を、前記第1制御情報の全部に変換し、前記第1制御手段は、変換された前記第1制御情報の全部を、一括的に記録するように、前記記録手段を制御する。
この態様によれば、変換及び記録の処理が一括的に行われるので、例えばUDF Virtual Partition、即ち、最新規格のファイルシステム等の制御情報の全部の変換を、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、従来の手法と比較して、更に、大幅に少ない容量にすることが可能である。
本発明の情報記録装置の他の態様では、記録された前記第2制御情報を取得する第3取得手段と、取得された前記第2制御情報を、前記第1制御情報及び前記第2制御情報とは属性の異なる第3制御情報(ISO9660)に変換する第3変換手段と、変換された前記第3制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第3制御手段とを更に備える。
この態様によれば、更に、第3取得手段によって、第2制御情報が取得される。次に、第3変換手段によって、同じメモリ上で、この更に変換された例えばISO 9660 Joliet拡張 file system等の第2制御情報が、互換性のあるファイルシステムを構成する他の要素である、例えばISO 9660 file system等の第3制御情報に変換される。と同時に又は相前後して、第3制御手段の制御下で、記録手段によって、この変換された第3制御情報が、情報記録媒体に書き込まれる。
この結果、例えばUDF Virtual Partition等の制御情報の全部の変換を、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の3つのファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、従来の手法と比較して、例えば約「3分の1」倍等の、大幅に少ない容量にすることが可能である。
この第2及び第3変換手段に係る態様では、前記第2変換手段は、前記アドレスに対応される論理階層(ディレクトリ構造やファイル構造)を構成する識別情報(ディレクトリ名やファイル名)の文字コード又は文字数のデータ量が減少される前記第2制御情報に変換し、前記第3変換手段は、前記文字コード又は前記文字数のデータ量が更に減少される前記第3制御情報に変換するように構成してもよい。
このように構成すれば、第2変換手段によって、例えば文字数等のデータ量が相対的に1番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に2番目に大きいファイルシテムへ一の変換処理を行うようにしてもよい。このことで、後続して第3変換手段によって行われる、このデータ量が2番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に3番目に大きい、即ち、相対的に最も小さいファイルシテムへ他の変換処理が、メモリの容量上、変換可能であることを事前に判別することが可能である。
或いは、第2変換手段によって、例えば文字コードを表記する際のデータ量が相対的に1番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に2番目に大きいファイルシテムへ一の変換処理を行うようにしてもよい。具体的には、例えばアルファベットの「A」を表記する際に必要な文字コードが「00A」等のデータ量が相対的に大きいUnicode等のファイルシステムから、例えばアルファベットの「A」を表記する際に必要な文字コードが「A」等のデータ量が相対的に小さいShift JIS等のファイルシステムへの変換処理を行うようにしてもよい。この結果、後続して第3変換手段によって、行われる、このデータ量が2番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に3番目に大きい、即ち、相対的に最も小さいファイルシテムへ他の変換処理が、メモリの容量上、変換可能であることを事前に判別することも可能である。
(情報記録方法)
以下、本発明の情報記録方法について説明する。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録方法は、記録情報(コンテンツ)の記録又は再生の順序を制御するための一のファイルシステムに係る情報である(i)記録領域における記録位置又は再生位置を管理する管理情報、及び(ii)前記記録情報が記録される前記記録領域の位置を示すアドレス(物理又は論理アドレス)と、前記管理情報によって特定可能な仮想アドレスとの対応関係を示す仮想参照情報(VAT)が記録された情報記録媒体に対して、前記記録情報を記録する記録手段、及び記憶手段を備える情報記録装置における情報記録方法であって、前記管理情報及び前記仮想参照情報を取得すると共に、取得された前記管理情報及び前記仮想参照情報を前記記憶手段に格納する第1取得工程と、格納された前記管理情報及び前記仮想参照情報を、前記アドレスに基づいて前記一のファイルシステムとは異なる他のファイルシステムに係る情報を構成する第1制御情報(UDF Bridgeの一要素:File System -UDF1.02)に変換する第1変換工程と、変換された前記第1制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第1制御工程と、記録された前記第1制御情報を取得すると共に、取得された前記第1制御情報を前記記憶手段に格納する第2取得工程と、格納された前記第1制御情報を、前記他のファイルシステムに係る情報を構成し、前記第1制御情報とは属性(文字数や文字コード)の異なる第2制御情報(UDF Bridgeの他要素:File System-ISO9660JolietやISO9660)に変換する第2変換工程と、変換された前記第2制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第2制御工程とを備える。
本発明の情報記録方法によれば、上述した本発明の情報記録装置が有する各種利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録装置が有する各種態様に対応して、本発明の情報記録方法も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラム)
以下、本発明のコンピュータプログラムについて説明する。
上記課題を解決するために、本発明の記録制御用のコンピュータプログラムは、上述した本発明の情報記録装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1取得手段、前記第1変換手段、前記記録手段、前記第1制御手段、前記第2取得手段、前記第2変換手段、及び前記第2制御手段として機能させる。
本発明に係るコンピュータプログラムによれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の情報記録装置を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の情報記録装置における各種態様に対応して、本発明の各コンピュータプログラムも各種態様を採ることが可能である。
上記課題を解決するために、コンピュータ読取可能な媒体内のコンピュータプログラム製品は、上述した本発明の情報記録装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記第1取得手段、前記第1変換手段、前記記録手段、前記第1制御手段、前記第2取得手段、前記第2変換手段、及び前記第2制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明のコンピュータプログラム製品によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、例えば伝送波である当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の情報記録装置を比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の情報記録装置として機能させるコンピュータ読取可能なコード(或いはコンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上説明したように、本発明の情報記録装置及び方法によれば、第1取得手段、第1変換手段、記録手段、第1制御手段、第2取得手段、第2変換手段、及び第2制御手段を備える。この結果、例えばUDF Virtual Partition、即ち、最新規格のファイルシステム等の制御情報の全部の変換を、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の複数のファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、従来の手法と比較して、例えば約「3分の1」倍等の、大幅に少ない容量にすることが可能である。
また、本発明のコンピュータプログラムによれば、コンピュータを上述した本発明の情報記録装置として機能させるので、上述した情報記録媒体に記録された、例えばUDF Virtual Partition、即ち、最新規格のファイルシステム等の制御情報の全部の変換を、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の複数のファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、従来の手法と比較して、例えば約「3分の1」倍等の、大幅に少ない容量にすることが可能である。
本発明の情報記録媒体の実施例に係る複数の記録領域を有する光ディスクの基本構造を示した概略平面図、及び、該概略平面図に対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。 本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクの記録領域と、当該記録領域の位置を特定可能なアドレスとの関係を示した概念的グラフである。 本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクの記録領域において記録される、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムのデータ構造を概念的に示した模式図である。 本発明の情報記録装置の実施例に係る情報記録再生装置の基本構成を示したブロック図である。 比較例に係る、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムが、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の3つのファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換される変換原理を図式的に示した概念図である。 一般的なファイルシステムである、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムを構成する、例えば3つのファイルシステムの属性を示したテーブルである。 一般的なファイルシステムである、UDF Virtual Partitionと、UDF 1.02 file systemとを、概念的に比較した模式図である。 本実施例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図である。 本実施例に係る変換処理の一部を概念的に示した模式図である。 本実施例に係る変換処理の他部を概念的に示した模式図である。 本実施例に係る変換処理の他部を概念的に示した模式図である。 本実施例に係る変換処理の結果、情報記録媒体に記録された複数のファイルシステムのデータ構造を概念的に示した模式図である。 本実施例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図(図13(a))、及び、比較例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図(図13(b))である。 他の実施例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図である。
符号の説明
1…センターホール、10…トラック、11…ECCブロック、100…光ディスク、101…リードインエリア、102…データエリア、103…リードアウトエリア、300…情報記録再生装置、301…光ピックアップ、302…信号記録再生手段、303…アドレス検出部、305…CPU(ドライブ制御手段)、306…スピンドルモータ、307…メモリ、308…データ入出力制御手段、309…バス、403…操作制御手段、404…操作ボタン、405…表示パネル、CDZ…コントロールデータゾーン、RMA…レコーディングマネージメントエリア、LB…レーザ光
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例毎に順に図面に基づいて説明する。
(1)一般的な情報記録媒体の実施例
次に、図1から図3を参照して、本発明の情報記録装置の記録対象としての情報記録媒体(以下、本発明の情報記録媒体と適宜称す)の実施例について詳細に説明する。
(1−1)基本構成
先ず、図1を参照して、本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクの基本構造について説明する。ここに、図1は、本発明の情報記録媒体の実施例に係る複数の記録領域を有する光ディスクの基本構造を示した概略平面図、及び、該概略平面図に対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。
図1に示されるように、光ディスク100は、例えば、DVDと同じく直径12cm程度のディスク本体上の記録面に、センターホール1を中心として本実施例に係るレコーディングマネージメントエリアRMA、リードインエリア101、データエリア102、及び、リードアウトエリア103が設けられている。そして、光ディスク100の、図示しない例えば透明基板に、少なくとも一つの記録層が積層されている。そして、この記録層の各記録領域には、例えば、センターホール1を中心にスパイラル状或いは同心円状に、例えば、グルーブトラック及びランドトラック等のトラック50が交互に設けられている。また、このトラック50上には、記録情報(データ)がECCブロック51という単位で分割されて記録される。ECC(Error Correction Code)ブロック51は、記録情報のエラー訂正が可能な記録情報の管理単位である。
尚、本発明は、このような三つのエリアを有する光ディスクには特に限定されない。例えば、リードインエリア101、又はリードアウトエリア103が存在せずとも、以下に説明するデータ構造等の構築は可能である。また、リードインエリア101又はリードアウト103は更に細分化された構成であってもよい。
(1−2)詳細構成
次に、図2及び図3を参照して、本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクの詳細構成について説明する。
(1−2−1)光ディスクの記録領域の位置を特定可能なアドレス
先ず、図2を参照して、光ディスクの記録領域と、当該記録領域の位置を特定可能なアドレスとの関係について説明する。ここに、図2は、本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクの記録領域と、当該記録領域の位置を特定可能なアドレスとの関係を示した概念的グラフである。尚、図2中の縦軸は、例えばLBA(Logical Block Address)等のアドレスの値を示し、横軸は、光ディスクの半径方向の相対的な位置を示す。また、本願発明に係る「アドレス」の一具体例が、例えばLBAや、ECCブロックを構成する物理的セクタ番号(セクタ番号)によって構成されている。
図2に示されるように、本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスク100の記録領域は、内周側から外周側にかけて、(i)管理エリアの一具体例であるレコーディングマネージメントエリア(Recording Management Area)RMA、(ii)管理エリアの他の具体例であるコントロールデータゾーン(Control Data Zone)CDZを有するリードインエリア101−0、(iii)データエリア102a、並びに、(iv)リードアウトエリア103を備えて構成されている。尚、管理エリアには、各種の管理情報が記録されるようにしてもよい。ここに、管理情報とは、(i)例えば最適記録パワー等の記録特性に関する情報、(ii)媒体の種類を特定するための属性情報、(iii)各種の記録領域の位置を特定するための情報、及び(iv)後述される各種のファイルシステム等の、当該情報記録媒体を管理するための各種の情報である。
また、図2に示されるように、上述した光ディスク100の記録領域の位置を一義的に特定可能なアドレスの一具体例が、例えばLBA(Logical Block Address)である場合、光ピックアップが、内周側から外周側へ移動するにつれて光ディスク100の記録領域におけるアドレスは増加していくようにしてもよい(図2中の太実線を参照)。尚、一般的に、(i)LBAの「0」においては、例えば、Windows File Systemや、FAT File Systemや、Unix File Systemや、MAC File System等のファイルシステム自らの有無を示す文字列、及び、ファイルシステム自らの情報(内容)が記録されているアドレスに関する情報が記録されている。(ii)LBAの「16」においては、ISO(International Organization for Standardization)規格に基づいたファイルシステムの有無に関する情報が記録されている。(iii)LBAの「256」においては、ISO1334 UDF規格に基づいたファイルシステムが記録されているアドレスに関する情報が記録されている。(iv)LBAの「512」においては、後述されるUDF Virtual Partitionに基づいたファイルシステムが記録されているアドレスに関する情報が記録されている。
(1−2−2)UDF Virtual Partitionのファイルシステム
ここで、図3を参照して、一般の情報記録装置によって、UDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムに基づいた一般的な記録手法が施された情報記録媒体におけるデータ構造について説明する。ここに、図3は、本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクの記録領域において記録される、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムのデータ構造を概念的に示した模式図である。尚、図3中における、「UD1」及び「UD2」は、ユーザデータ等のファイルデータを示す。「F0」、「F1」、「F2」は、ファイル管理情報を示す。「V0」、「V1」、「V2」はVATを示す。「VI0」、「VI1」、「VI2」は、VATICBを示す。「LBA n」は、最後にユーザデータ等のファイルデータが記録された位置を示す。
図3のステップS1に示されるように、一般の情報記録装置によって、UDF Virtual Partition等のファイルシステムに基づいた一般的な記録手法が行われた場合、先ず、例えばユーザデータ等のファイルデータが記録される(図3中のUD1を参照)。続いて、記録位置に関する情報と、記録されたファイルデータの種類に関する情報を含む、後述されるファイル管理情報(図3中のF1を参照)を記録される。最後にVAT(Virtual Allocation Table:図3中のV1を参照)、及び、VATICB(VAT Information Control Block:図3中のVI1を参照)が記録される。ここに、VATは、後述にも説明されるように、各種の情報が更新されたUDF Virtual Partitionにおいて、一義的に記録位置を特定するための各種のポインター情報が登録されたテーブルである。VATICBはVATの記録位置を示す。このVATICBの位置を示すアドレス、又は、VATICBに記録された内容自体は、最後にファイルデータが記録されたセクタ、即ち、最大のアドレスのLBA(図3中のLBA nを参照)に記録される規則になっている。
概ね同様にして、図3のステップS2に示されるように、一般の情報記録装置によって、UDF Virtual Partition等のファイルシステムに基づいた一般的な記録手法が行われた場合、先ず、例えばユーザデータ等のファイルデータが記録される(図3中のUD2を参照)。続いて、記録位置に関する情報と、記録されたファイルデータの種類に関する情報を含む、後述されるファイル管理情報(図3中のF2を参照)を記録される。最後にVAT(Virtual Allocation Table:図3中のV2を参照)、及び、VATICB(VAT Information Control Block:図3中のVI2を参照)が記録される。尚、LBAが「0」から「511」までの記録領域には、未記録状態であり、本願発明に係る互換化を行うために、即ち、後述される互換性を保持するファイルシステムを記録するために、Reserved RZoneが先頭に配置されているようにしてもよい。
このように、UDF Virtual Partition等のファイルシステムは構成されているので、一般のプレーヤー等の情報記録再生装置は、先ず、最後にファイルデータが記録されたセクタ(前述のLBA nを参照)からVATICBの位置を示すアドレス等を取得し、VATの位置を把握する。そして、ファイルデータを再生する際には、先ず、LBAの最も小さな位置に記録されているファイル管理情報F0から再生される。このファイル管理情報(F0、F1、F2)においては、VATを経由した、間接的にファイルデータが記録されている位置を示すポインター情報である、所謂、indirect pointerが含まれている。ファイル管理情報F0の中で更新された部分はVAT(図3中のV0)が参照されることによって、ファイル管理情報F1又はF2が再生可能である。ファイル管理情報F1は、ファイルデータUD1に関する情報を含み、ファイル管理情報F2は、ファイルデータUD2に関する情報がある。その結果、一般のプレーヤー等の情報記録再生装置は、ファイルデータ(UD1やUD2)を再生することが可能である。
(2)情報記録装置の実施例
次に、図4を参照して、本発明の情報記録装置の実施例の構成について詳細に説明する。特に、本実施例は、本発明に係る情報記録装置を光ディスク用の情報記録再生装置に適用した例である。
(2−1)基本構成
先ず、図4を参照して、本発明の情報記録装置に係る実施例における情報記録再生装置300の基本構成について説明する。ここに、図4は、本発明の情報記録装置の実施例に係る情報記録再生装置の基本構成を示したブロック図である。尚、情報記録再生装置300は、光ディスク100に記録データを記録する機能と、光ディスク100に記録された記録データを再生する機能とを備える。
図4を参照して情報記録再生装置300の内部構成を説明する。情報記録再生装置300は、ドライブ用のCPU(Central Processing Unit)305の制御下で、光ディスク100に情報を記録すると共に、光ディスク100に記録された情報を読み取る装置である。
情報記録再生装置300は、光ディスク100、光ピックアップ301、信号記録再生手段302、アドレス検出部303、CPU(ドライブ制御手段)305、スピンドルモータ306、メモリ307、データ入出力制御手段308、バス309、及び操作制御手段403、操作ボタン404、表示パネル405を備えて構成されている。
特に、情報記録再生装置300は、例えばモデム等の通信手段を備えた、図示しないコンピュータを同一筐体内に収めることにより、外部ネットワークと通信可能となるように構成してもよい。或いは、例えばi−link等の通信手段を備えたコンピュータのCPUが、データ入出力制御手段308、及びバス309を介して、直接情報記録再生装置300を制御することによって、外部ネットワークと通信可能となるように構成してもよい。
光ピックアップ301は光ディスク100への記録再生を行うもので、半導体レーザ装置とレンズから構成される。より詳細には、光ピックアップ301は、光ディスク100に対してレーザービーム等の光ビームを、再生時には読み取り光として第1のパワーで照射し、記録時には書き込み光として第2のパワーで且つ変調させながら照射する。
信号記録再生手段302は、光ピックアップ301とスピンドルモータ306とを制御することで光ディスク100に対して記録又は再生を行う。より具体的には、信号記録再生手段302は、例えば、レーザダイオードドライバ(LDドライバ)及びヘッドアンプ等によって構成されている。レーザダイオードドライバは、光ピックアップ301内に設けられた図示しない半導体レーザを駆動する。ヘッドアンプは、光ピックアップ301の出力信号、即ち、光ビームの反射光を増幅し、該増幅した信号を出力する。より詳細には、信号記録再生手段302は、OPC(Optimum Power Control)処理時には、CPU305の制御下で、図示しないタイミング生成器等と共に、OPCパターンの記録及び再生処理により最適なレーザパワーの決定が行えるように、光ピックアップ301内に設けられた図示しない半導体レーザを駆動する。特に、信号記録再生手段302は、光ピックアップ301と共に、本発明に係る「記録手段」の一例を構成する。また、信号記録再生手段302は、例えばコントロールデータゾーンCDZ、あるいはレコーディングマネージメントエリアRMAに記録された管理情報を取得可能であるようにしてもよい。よって、信号記録再生手段302は、本発明に係る「読出手段」の一例を構成するようにしてもよい。
アドレス検出部303は、信号記録再生手段302によって出力される、例えばプリフォーマットアドレス信号等を含む再生信号から光ディスク100におけるアドレス(アドレス情報)を検出する。
CPU(ドライブ制御手段)305は、バス309を介して、各種制御手段に指示を行うことで、情報記録再生装置300全体の制御を行う。尚、CPU305が動作するためのソフトウェア又はファームウェアは、メモリ307に格納されている。特に、CPU305は、本発明に係る「制御手段」の一例を構成する。
スピンドルモータ306は光ディスク100を回転及び停止させるもので、光ディスクへのアクセス時に動作する。より詳細には、スピンドルモータ306は、図示しないサーボユニット等によりスピンドルサーボを受けつつ所定速度で光ディスク100を回転及び停止させるように構成されている。
メモリ307は、記録再生データのバッファ領域や、信号記録再生手段302で使用出来るデータに変換する時の中間バッファとして使用される領域など情報記録再生装置300における、本願発明に係る互換化の処理、データ処理の全般、及び、OPC処理において使用される。また、メモリ307はこれらレコーダー機器としての動作を行うためのプログラム、即ちファームウェアが格納されるROM領域と、記録再生データの一時格納用バッファや、ファームウェアプログラム等の動作に必要な変数が格納されるRAM領域などから構成される。
データ入出力制御手段308は、情報記録再生装置300に対する外部からのデータ入出力を制御し、メモリ307上のデータバッファへの格納及び取り出しを行う。情報記録再生装置300と、SCSIやATAPI等のインターフェースを介して接続されている外部のコンピュータから発行されるドライブ制御命令は、当該データ入出力制御手段308を介してCPU305に伝達される。また、記録再生データも同様にして、当該データ入出力制御手段308を介して、コンピュータに対して送受信されるようにしてもよい。
操作制御手段403は、情報記録再生装置300に対する動作指示受付と表示を行うもので、例えば記録又は再生といった操作ボタン404による指示をCPU305に伝える。CPU305は、操作制御手段403からの指示情報を元に、情報記録再生装置300に対して制御命令(コマンド)を送信し、情報記録再生装置300全体を制御するように構成してもよい。同様に、CPU305は、情報記録再生装置300に対して、動作状態をホストに送信するように要求するコマンドを送信することができる。これにより、記録中や再生中といった情報記録再生装置300の動作状態が把握できるためCPU3051は、操作制御手段403を介して蛍光管やLCDなどの表示パネル405に情報記録再生装置300の動作状態を出力することができる。
以上説明した、情報記録再生装置300を使用する一具体例は、例えば小型のデジタルカメラ等の小型電子機器やポータブル電子機器である。
(3)本実施例に係る情報記録装置における変換原理
次に、図5から図13を参照して本実施例に係る情報記録装置における、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムへの変換原理について説明する。尚、説明を分かり易くするために、先ず、例えば従来の一般的な、互換性のあるファイルシステムへの変換原理について説明する(「(3−1)一般的な変換原理」を参照)。次に、本実施例に係る変換処理の詳細について説明する(「(3−2)本実施例に係る変換処理の詳細」を参照)。最後に、本実施例に係る変換原理の作用効果について検討する(「(3−3)本実施例に係る変換原理の作用効果の検討」を参照)。
(3−1)一般的な変換原理
先ず、図5から図7を参照して、例えば従来の一般的な手法に基づいた、互換性のあるファイルシステムへの変換原理について説明する。ここに、図5は、比較例に係る、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムが、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の3つのファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換される変換原理を図式的に示した概念図である。
図5に示されるように、従来の一般的な手法においては、例えばCPU(Central Processing Unit)等の制御下で、先ず、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムが光ディスクから読み出される、と同時に又は相前後して、大容量のメモリに記憶される(図5中のステップS10xを参照)。次に、大容量のメモリ上に記憶された最新規格のファイルシステムが、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の3つのファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに一度に変換される(図5中のステップS20xを参照)。
ここで、図6及び図7を参照して、一般的なファイルシステムである、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムを構成する、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の3つのファイルシステムの属性について説明する。ここに、図6は、一般的なファイルシステムである、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムを構成する、例えば3つのファイルシステムの属性を示したテーブルである。図7は、一般的なファイルシステムである、UDF Virtual Partitionと、UDF 1.02 file systemとを、概念的に比較した模式図である。
図6に示されるように、最新規格のファイルシステムの一具体例である、UDF Virtual Partitionと、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムの構成要素の一及び他の具体例である、例えばISO 9660 file systemと、ISO 9660 Joliet拡張 file systemと、UDF 1.02 file systemとは、例えば文字コードや文字数等の属性は異なる。
具体的には、最新規格のファイルシステムの一具体例である、UDF Virtual Partitionは、(i)例えばディレクトリ名やファイル名を表記するための、文字コードが「Unicode」であり、(ii)例えばディレクトリ名やファイル名を表記するための文字数は「127」個であり、(iii)1文字は2バイトであるため、例えばディレクトリ名やファイル名を表記するために使用可能なデータ量は、約「255」バイトである。
他方、互換性のあるファイルシステムの構成要素の一具体例である、UDF 1.02 file systemは、(i)文字コードが「Unicode」であり、(ii)文字数は「127」個であり、(iii)例えばディレクトリ名やファイル名を表記するために使用可能なデータ量は、約「255」バイトである。特に、前述したUDF Virtual Partitionと、UDF 1.02 file systemとは、属性は、概ね同様である。と共に、図7の上側部に示されるように、UDF Virtual Partitionは、前述したように、記録又は再生の順序を制御するために、記録領域における記録位置又は再生位置を管理するファイル管理情報(FS infor.)と、例えばコンテンツデータ等の実際のファイルデータ(File data)との位置とは、間接的に(所謂、Indirect方式に基づいて)、VAT(Virtual Allocation Table)を介して、対応付けられている。他方で、図7の下側部に示されるように、UDF 1.02 file systemは、記録又は再生の順序を制御するために、記録領域における記録位置又は再生位置を管理するファイル管理情報(FS infor.)と、例えばコンテンツデータ等の実際のファイルデータ(File data)との位置とは、直接的に(所謂、Direct方式に基づいて)、対応付けられている。
再び、図6に戻って、互換性のあるファイルシステムの構成要素の他の具体例である、ISO 9660 Joliet拡張 file systemは、(i)文字コードが「Unicode」であり、(ii)文字数は「64」個であり、(iii)例えばディレクトリ名やファイル名を表記するために使用可能なデータ量は、約「128」バイトである。また、互換性のあるファイルシステムの構成要素の他の具体例である、ISO 9660 file systemは、(i)文字コードが「Shift JIS」であり、(ii)文字数は「15」個であり、(iii)例えばディレクトリ名やファイル名を表記するために使用可能なデータ量は、約「31」バイトである。
再び、図5に戻って、最後に、大容量のメモリ上で、最新規格のファイルシステムの全部の変換が完了されると、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の3つのファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムが光ディスクに一度に書き込まれる(図5中のステップS30xを参照)。詳細には、CPUの制御下で、このISO/UDF bridge file systemが、LBA nによって示される位置から後方に向かって書き込まれる。加えて、CPUの制御下で、LBA 0付近に予約しておいた未記録状態の記録領域において、ISO/UDF bridge file systemの存在を示す署名(signature)等の識別情報と、ISO/UDF bridge file systemのファイル情報へのポインター情報とが書き込まれる。
上述したように、従来の一般的な手法においては、大容量のメモリ上で、複数のファイルシステムの全部が変換され、光ディスクに書き込まれる。光ディスクからの読み出しの動作は、1回で十分であり、光ディスクに書き込む動作も、1回で十分であるため、一般的に迅速な変換処理を実現できる。そのトレードオフとして、大容量のメモリを必要としてしまう。詳細には、例えば、DVD-R 4.7GBのUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムを、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の3つのファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換するのに、メモリは、例えば64Mbytesから128Mbytes程度必要である。特に、このUDF Virtual Partitionは、上述したファイル管理情報(F0、F1、F2)が分散しているので、読み出しに時間がかかると共に、大量のメモリを用意する必要があることも付記しておく。このため、例えばパームトップタイプ(Palm Top Type)の小型電子機器やポータブル電子機器においては、大容量且つ小型のメモリの実装が、技術的に困難である。加えて、仮に、大容量且つ小型のメモリが実装された場合、コストが高くなってしまう。市場においては、例えば小型のデジタルカメラ等の小型電子機器やポータブル電子機器においては、大容量且つ小型のメモリを実装した場合、価格が高くなってしまったり、大容量のメモリを駆動するための消費電力が増えてしまったり、大容量のメモリを実装する空間を確保することができない等の、物理的や構造的な制約等を理由として、例えば16-32 Mbytes程度の記憶容量のメモリしか搭載されていない。
(3−2)本実施例に係る変換処理の詳細
次に、図8から図12を参照して、本実施例に係る変換処理の詳細について説明する。ここに、図8は、本実施例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図である。図9は、本実施例に係る変換処理の一部を概念的に示した模式図である。図10は、本実施例に係る変換処理の他部を概念的に示した模式図である。図11は、本実施例に係る変換処理の他部を概念的に示した模式図である。図12は、本実施例に係る変換処理の結果、情報記録媒体に記録された複数のファイルシステムのデータ構造を概念的に示した模式図である。
図8に示されるように、本実施例に係る変換処理によれば、CPU等の制御手段の制御下で、メモリ上で、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムが、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムの全部に一度に変換されるのではなく、複数の部分毎に複数回に分けて、順番に夫々変換されると同時に、光ディスクに夫々書き込まれる。
即ち、CPU等の制御手段の制御下で、第1段階として、UDF Virtual Partitionが読み出され、メモリ上で、UDF Virtual Partitionが、UDF 1.02 file systemに変換され、この変換されたUDF 1.02 file systemが、光ディスクに書き込まれる(図8中のステップS100を参照)。第2段階として、この書き込まれたUDF 1.02 file systemが、同じメモリ上で、ISO 9660 Joliet拡張 file systemに変換され、この変換されたISO 9660 Joliet拡張 file systemが、光ディスクに書き込まれる(図8中のステップS200を参照)。第3段階として、この更に書き込まれた、ISO 9660 Joliet拡張 file systemが、同じメモリ上で、ISO 9660 file systemに変換され、この変換されたISO 9660 file systemが、光ディスクに書き込まれる(図8中のステップS300を参照)。
第1段階について、具体的には、図9に示されるように、CPU等の制御手段の制御下で、最初に光ディスク100に書き込まれている、UDF Virtual Partitionが読み出され、メモリに記憶される(図9中のステップS101を参照)。より具体的には、例えばDVD-R disc等の光ディスクが、例えばPPR (Portable Photo Recorder/Viewer)等の小型電子機器に挿入され、ユーザによるボタン操作によって、互換化の処理が開始される。次に、メモリ上で、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムが、互換性のあるファイルシステムを構成する一の要素である、例えばUDF 1.02 file system等の他のファイルシステム(第1ファイルシステム、又は第1制御情報)に変換される(図9中のステップS102を参照)。と同時に又は相前後して、この変換された例えばUDF 1.02 file system等の第1ファイルシステムが、光ディスクに書き込まれる(図9中のステップS103を参照)。尚、本発明に係る「制御情報」の一具体例が、UDF Virtual Partitionによって構成されている。また、本発明に係る「第1制御情報」の一具体例が、UDF 1.02 file systemによって構成されている。
特に、前述したように、UDF Virtual Partitionと、UDF 1.02 file systemとは、ファイルシステム(FS infor.)と、例えばコンテンツデータ等の実際のファイルデータ(File data)との位置とは、(i)間接的に(所謂、Indirect方式に基づいて)、VAT(Virtual Allocation Table)を介して、対応付けられているか、或いは、(ii)直接的に(所謂、Direct方式に基づいて)、対応付けられているかの違いである。従って、上述したように、UDF Virtual PartitionにおけるVATを介したファイルデータの位置を示すポインター情報の全部が、UDF 1.02 file systemにおけるファイルデータの位置を示すポインター情報に、一括に変換された後に、光ディスクへ一括して書き込むようにしてもよい。或いは、UDF Virtual PartitionにおけるVATを介したファイルデータの位置を示すポインター情報の一部又は所定量の部分だけが、UDF 1.02 file systemにおけるファイルデータの位置を示すポインター情報に、逐次的に変換された後に、光ディスクへ逐次的に書き込むようにしてもよい。この結果、後述される効果を更に享受することが可能であり、必要なメモリの容量を更に抑制することが可能である。
第2段階について、具体的には、図10に示されるように、CPU等の制御手段の制御下で、第1段階で光ディスク100に書き込まれた、例えばUDF 1.02 file system等の第1ファイルシステムが読み出され、メモリに記憶される(図10中のステップS201を参照)。次に、同じメモリ上で、互換性のあるファイルシステムを構成する他の要素である、例えばISO 9660 Joliet拡張 file system等の更に他のファイルシステム(第2ファイルシステム、又は第2制御情報)に変換される(図10中のステップS202を参照)。と同時に又は相前後して、この変換された例えばISO 9660 Joliet拡張 file system等の第2ファイルシステムが、光ディスクに書き込まれる(図10中のステップS203を参照)。尚、本発明に係る「第2制御情報」の一具体例が、ISO 9660 Joliet拡張 file systemによって構成されている。
特に、後述される図12に示されるように、一のファイル管理情報と一のファイルデータとが連続して記録されているUDF 1.02 file system(図12中のUD+Fを参照)からISO 9660 Joliet拡張 file system(又は後述されるISO 9660 file system)への変換は、例えば複数のファイル管理情報と複数のファイルデータとが交互に記録されているUDF Virtual Partition(図12中のUD1+F1、UD2+F2、UD3+F3を参照)からISO 9660 Joliet拡張 file system等への変換と比較して、次のような効果を享受可能である。即ち、一のファイルシステムと一のファイルデータとが連続して記録されているUDF 1.02 file systemからISO 9660 Joliet拡張 file system等への変換は、ファイル管理情報とファイルデータとの読み出しが一度で済むため、言い換えると、近距離のシーク動作しか行われないため、読み出し処理の迅速化を実現可能であり、ひいては、変換処理の迅速化を実現することが可能である。
加えて、前述したように、UDF 1.02 file systemと、ISO 9660 Joliet拡張 file systemとの相違点は、属性として文字数が異なる点である。従って、UDF 1.02 file systemにおけるファイル名や、ディレクトリ名の長さが、ISO 9660 Joliet拡張 file systemの規格において収まらない場合において、変換処理を行えばよい。或いは、上述したように、UDF 1.02 file systemの全部が、ISO 9660 Joliet拡張 file systemに、一括に文字数が変換された後に、光ディスクへ一括して書き込むようにしてもよい。或いは、UDF 1.02 file systemの一部又は所定量の部分だけが、ISO 9660 Joliet拡張 file systemに、逐次的に文字数が変換された後に、光ディスクへ逐次的に書き込むようにしてもよい。この結果、後述される効果を更に享受することが可能であり、必要なメモリの容量を更に抑制することが可能である。
更に、加えて、例えば文字数等のデータ量が相対的に1番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に2番目に大きいファイルシテムへ一の変換処理を行うようにしてもよい。このことで、後続して行われる、このデータ量が2番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に3番目に大きい、即ち、相対的に最も小さいファイルシテムへ他の変換処理が、メモリの容量上、変換可能であることを事前に判別することが可能である。
更に、加えて、例えば文字コードを表記する際のデータ量が相対的に1番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に2番目に大きいファイルシテムへ一の変換処理を行うようにしてもよい。具体的には、例えばアルファベットの「A」を表記する際に必要な文字コードが「00A」等のデータ量が相対的に大きいUnicode等のファイルシステムから、例えばアルファベットの「A」を表記する際に必要な文字コードが「A」等のデータ量が相対的に小さいShift JIS等のファイルシステムへの変換処理を行うようにしてもよい。この結果、後続して行われる、このデータ量が2番目に大きいファイルシステムから、データ量が相対的に3番目に大きい、即ち、相対的に最も小さいファイルシテムへ他の変換処理が、メモリの容量上、変換可能であることを事前に判別することも可能である。
第3段階について、具体的には、図11に示されるように、CPU等の制御手段の制御下で、第2段階で光ディスク100に書き込まれた、例えばISO 9660 Joliet拡張 file system等の第2ファイルシステムが読み出され、メモリに記憶される(図11中のステップS301を参照)。次に、同じメモリ上で、互換性のあるファイルシステムを構成する他の要素である、例えばISO 9660 file system等の更に他のファイルシステム(第3ファイルシステム、又は第3制御情報)に変換される(図11中のステップS302を参照)。と同時に又は相前後して、この変換された例えばISO 9660 file system等の第3ファイルシステムが、光ディスクに書き込まれる(図11中のステップS303を参照)。尚、本発明に係る「第3制御情報」の一具体例が、ISO 9660 file systemによって構成されている。
特に、前述したように、ISO 9660 Joliet拡張 file systemと、ISO 9660 file systemとの相違点は、属性として文字コードが異なる点である。従って、上述したように、UDF 1.02 file systemの全部が、ISO 9660 Joliet拡張 file systemに、一括に文字コードが変換された後に、光ディスクへ一括して書き込むようにしてもよい。或いは、UDF 1.02 file systemの一部又は所定量の部分だけが、ISO 9660 Joliet拡張 file systemに、逐次的に文字コードが変換された後に、光ディスクへ逐次的に書き込むようにしてもよい。この結果、後述される効果を更に享受することが可能であり、必要なメモリの容量を更に抑制することが可能である。
上述した第1から第3段階における変換処理の結果、図12に示されるように、本実施例に係る変換処理の結果、情報記録媒体に記録されたファイルシステムのデータ構造は、LBA(Logical Block Address)の小さい方から、大きい方へ向かって、順番に、(i)例えば複数のファイルシステム(ファイル管理情報)と複数のファイルデータとが交互に記録されているUDF Virtual Partition、(ii)一のファイルシステムと一のファイルデータとが連続して記録されているUDF 1.02 file system、(iii)ISO 9660 Joliet拡張 file system、(iv)ISO 9660 file systemが構築される。
上述したように、本実施例では、例えばUDF Virtual Partition等の各種のファイルシステムのデータ構造や属性等の各種の性質に基づいて、変換前と変換後のファイルシステムが適切に組み合わせられて、適切な順番で、変換処理が行われる。この結果、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムの全部の変換を、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の複数のファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、従来の手法と比較して、例えば約「3分の1」倍等の、大幅に少ない容量にすることが可能である。従って、大容量且つ小型のメモリを実装する必要がないため、メモリに掛かるコストを低く抑制することが可能である。言い換えると、例えば市販の16-32 Mbytes程度の記憶容量のメモリしか搭載されていない、小型のデジタルカメラ等の小型電子機器においても、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムの全部を、十二分に互換化することが可能である。
(3−3)本実施例に係る情報記録装置における変換原理の作用効果の検討
次に、図13に加えて、前述した図5、並びに図8から図12を適宜参照して本実施例に係る情報記録装置における変換原理の作用効果について検討する。ここに、図13は、本実施例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図(図13(a))、及び、比較例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図(図13(b))である。
図13(b)又は図5に示されるように、比較例においては、大容量のメモリ上で、複数のファイルシステムの全部が変換され、光ディスクに書き込まれる。光ディスクからの読み出しの動作は、1回で十分であり、光ディスクに書き込む動作も、1回で十分であるため、一般的に迅速な変換処理を実現できる。そのトレードオフとして、大容量のメモリを必要としてしまう。
これに対して、本実施例では、図13(a)並びに図8から図12に示されるように、例えばUDF Virtual Partition等の各種のファイルシステムのデータ構造や属性等の各種の性質に基づいて、変換前と変換後のファイルシステムが適切に組み合わせられて、適切な順番で、変換処理が行われる。この結果、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムの全部の変換を、例えばISO 9660 file system、ISO 9660 Joliet拡張 file system、UDF 1.02 file system等の複数のファイルシステムによって構成される、例えばISO/UDF Bridge file system等の互換性のあるファイルシステムに変換する際に必要なメモリの容量を、従来の手法と比較して、例えば約「3分の1」倍等の、大幅に少ない容量にすることが可能である。従って、大容量且つ小型のメモリを実装する必要がないため、メモリに掛かるコストを低く抑制することが可能である。言い換えると、例えば市販の16-32 Mbytes程度の記憶容量のメモリしか搭載されていない、小型のデジタルカメラ等の小型電子機器においても、例えばUDF Virtual Partition等の最新規格のファイルシステムの全部を、十二分に互換化することが可能である。
(4)他の実施例に係る情報記録装置における変換原理
次に、図14を参照して、他の実施例に係る変換処理の詳細について説明する。ここに、図14は、他の実施例に係る変換処理の全体の流れを概念的に示した模式図である。尚、他の実施例においては、前述した本実施例と概ね同様の処理には、同様のステップ番号を付し、それらの説明は適宜省略する。
図14に示されるように、他の実施例に係る変換処理によれば、前述したように、CPU等の制御手段の制御下で、第1段階として、UDF Virtual Partitionが読み出され、メモリ上で、UDF Virtual Partitionが、UDF 1.02 file system(前述した第1ファイルシステム)に変換され、この変換されたUDF 1.02 file systemが、光ディスクに書き込まれる(図14中のステップS100を参照)。第2段階として、この書き込まれたUDF 1.02 file systemが、同じメモリ上で、ISO 9660 Joliet拡張 file system(前述した第2ファイルシステム)、又はISO 9660 file system(前述した第3ファイルシステム)に変換され、この変換されたISO 9660 Joliet拡張 file system、又はISO 9660 file systemが、光ディスクに書き込まれる(図14中のステップS200aを参照)。
この結果、他の実施例では、例えばUDF Virtual Partition等の各種のファイルシステムのデータ構造や属性等の各種の性質に基づいて、変換前と変換後のファイルシステムが適切に組み合わせられて、適切な順番で且つより簡略化された、変換処理が実行可能である。
また、上述した実施例では、情報記録媒体の一例として光ディスク100、及び情報記録装置の一例として光ディスクに係るレコーダー或いはプレーヤーについて説明したが、本発明は、光ディスク、及び、当該光ディスクのレコーダー或いはプレーヤーに限られるものではなく、他の高密度記録或いは高転送レート対応の各種の情報記録媒体、並びに、当該各種の情報記録媒体のレコーダー或いはプレーヤーにも適用可能である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報記録装置及び方法、並びに記録制御用のコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラムは、例えばDVDレコーダ等の情報記録装置等に利用可能である。また、例えば民生用或いは業務用の各種コンピュータ機器に搭載される又は各種コンピュータ機器に接続可能な情報記録装置等にも利用可能である。

Claims (8)

  1. 記録手段及び記憶手段を備え、記録情報の記録又は再生の順序を制御するための一のファイルシステムに係る情報である(i)記録領域における記録位置又は再生位置を管理する管理情報、及び(ii)前記記録情報が記録される前記記録領域の位置を示すアドレスと、前記管理情報によって特定可能な仮想アドレスとの対応関係を示す仮想参照情報が記録された情報記録媒体に記録する情報記録装置であって、
    前記管理情報及び前記仮想参照情報を取得すると共に、取得された前記管理情報及び前記仮想参照情報を前記記憶手段に格納する第1取得手段と、
    格納された前記管理情報及び前記仮想参照情報を、前記アドレスに基づいて前記一のファイルシステムとは異なる他のファイルシステムに係る情報を構成する第1制御情報に変換する第1変換手段と、
    変換された前記第1制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第1制御手段と、
    記録された前記第1制御情報を取得すると共に、取得された前記第1制御情報を前記記憶手段に格納する第2取得手段と、
    格納された前記第1制御情報を、前記他のファイルシステムに係る情報を構成し、前記第1制御情報とは属性の異なる第2制御情報に変換する第2変換手段と、
    変換された前記第2制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第2制御手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記第1変換手段は、(i−1)前記管理情報及び前記仮想参照情報と、前記第1制御情報との共通な情報である一の共通情報に対しては変換を行わず、(i−2)前記管理情報及び前記仮想参照情報と、前記第1制御情報との異なる情報である一の差異情報に対して変換を行い、
    前記第2変換手段は、(ii−1)前記第1制御情報と、前記第2制御情報との共通な情報である他の共通情報に対しては変換を行わず、(ii−2)前記第1制御情報と、前記第2制御情報との異なる情報である他の差異情報に対して変換を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記第1変換手段は、前記管理情報の一部、及び、前記仮想参照情報の一部を、前記第1制御情報の一部に変換し、
    前記第1制御手段は、変換された前記第1制御情報の一部を、逐次的に記録するように、前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  4. 前記第1変換手段は、前記管理情報の全部、及び、前記仮想参照情報の全部を、前記第1制御情報の全部に変換し、
    前記第1制御手段は、変換された前記第1制御情報の全部を、一括的に記録するように、前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  5. 記録された前記第2制御情報を取得する第3取得手段と、
    取得された前記第2制御情報を、前記第1制御情報及び前記第2制御情報とは属性の異なる第3制御情報に変換する第3変換手段と、
    変換された前記第3制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第3制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  6. 前記第2変換手段は、前記アドレスに対応される論理階層を構成する識別情報の文字コード又は文字数のデータ量が減少される前記第2制御情報に変換し、
    前記第3変換手段は、前記文字コード又は前記文字数のデータ量が更に減少される前記第3制御情報に変換することを特徴とする請求項5に記載の情報記録装置。
  7. 記録情報の記録又は再生の順序を制御するための一のファイルシステムに係る情報である(i)記録領域における記録位置又は再生位置を管理する管理情報、及び(ii)前記記録情報が記録される前記記録領域の位置を示すアドレスと、前記管理情報によって特定可能な仮想アドレスとの対応関係を示す仮想参照情報が記録された情報記録媒体に対して、前記記録情報を記録する記録手段、及び記憶手段を備える情報記録装置における情報記録方法であって、
    前記管理情報及び前記仮想参照情報を取得すると共に、取得された前記管理情報及び前記仮想参照情報を前記記憶手段に格納する第1取得工程と、
    格納された前記管理情報及び前記仮想参照情報を、前記アドレスに基づいて前記一のファイルシステムとは異なる他のファイルシステムに係る情報を構成する第1制御情報に変換する第1変換工程と、
    変換された前記第1制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第1制御工程と、
    記録された前記第1制御情報を取得すると共に、取得された前記第1制御情報を前記記憶手段に格納する第2取得工程と、
    格納された前記第1制御情報を、前記他のファイルシステムに係る情報を構成し、前記第1制御情報とは属性の異なる第2制御情報に変換する第2変換工程と、
    変換された前記第2制御情報を記録するように、前記記録手段を制御する第2制御工程と
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  8. 請求項1に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1取得手段、前記第1変換手段、前記記録手段、前記第1制御手段、前記第2取得手段、前記第2変換手段、及び前記第2制御手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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