JP2007073083A - 光ディスク、記録方法、記録装置、再生方法および再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクの各記録層に対応し、当該記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数のうち、最大の限界書換回数により近い回数のデータの記録、追加記録、編集または削除が可能な光ディスクを得る。
【解決手段】 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクにおける所定の領域に、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報を記録する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクにおける所定の領域に、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報を記録する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光ディスクに関し、特に、複数の記録層を有し、各記録層に記録されたデータの書換えが可能な光ディスクに関する。
従来の光ディスクにおいては、当該光ディスクに記録されたデータの位置を特定する際に使用するファイルシステムデータが書換可能領域の所定の領域に記録される。そして、当該書換可能領域へのデータの書換回数が書換回数制限を越えた際、当該書換可能領域において前記所定の領域とは異なる領域に前記ファイルシステムデータを記録する。すなわち、ファイルシステムデータに対して代替処理を行なう(例えば、特許文献1)。
従来の、複数の記録層を有し、各記録層に記録されたデータの書換えが可能な光ディスク(例えば、DVD−RW(Digital Versatile Disc−ReWritable))においては、通常、当該光ディスクにおいてレーザ光が入射する面(入射面)に最も近い記録層の内周側にファイルシステムを記録する。そして、当該光ディスクに番組、映画等のコンテンツの映像データまたは音声データ等(以下、映像データまたは音声データを総称して実データともいう)を記録(追加記録を含む)した場合、または、光ディスクに記録された実データの編集もしくは削除をした場合には、各々の処理に応じてファイルシステムデータを変更する必要がある。すなわち、上述した処理に応じて、光ディスクの所定の領域に記録されたファイルシステムデータの書換えを行なう必要がある。また、前記映像データの再生順序を特定するために使用する再生制御データのようにコンテンツの再生に必要な情報についても更新を行なう必要がある。
しかしながら、当該光ディスクにおいては、入射面に近い記録層(以下、レイヤ0ともいう)の書換回数制限(以下、限界書換回数ともいう)が、当該記録層よりも前記入射面から遠い記録層(以下、レイヤ1ともいう)の書換回数制限よりも少ない場合がある。すなわち、当該レイヤ0のダイレクトオーバーライト繰り返し特性(以下、DOW(Direct OverWrite)特性ともいう)が、レイヤ1のDOW特性よりも悪い場合がある(例えば、OPTRONICS(2003)No.5 特集『Blu−ray Disc』 書換型相変化メディア技術 P.144〜147 図7:2層Blu−ray Discのダイレクトオーバーライト繰り返し特性(P.147)を参照)。
したがって、例えば、レイヤ0においてデータの記録、または編集等の処理が頻繁に繰り返された場合、レイヤ1の限界書換回数を超えていない間に、ファイルシステムデータのように頻繁に更新されるデータを記録するレイヤ0の領域への記録等の回数が限界書換回数を超えてしまう場合がある。そして、このような場合には、ファイルシステムデータの更新を行なうことができなくなってしまうため、例えば、光ディスクに新たに記録された映像データ等の読み出しを行なうことが不可能となってしまう。
すなわち、複数の記録層を有し、各記録層に記録されたデータの書換えが可能な光ディスクにおいては、DOW特性の影響によって、データの記録または編集等が、各記録層に対応する限界書換回数のうち、最大の限界書換回数まで行なうことができない場合がある。
そして、以上に説明した問題は、複数の記録層を有し、各記録層に記録されたデータの書換えが可能な光ディスクにおいて、特許文献1に記載の光ディスクのように、ファイルシステムデータに対する代替処理を行なう場合においても同様に生じる問題である。
そこで、本発明は以上に説明した課題を解決するためになされたものであって、光ディスクにおける各記録層に対応する限界書換回数のうち、最大の限界書換回数により近い回数のデータの記録または編集等が可能な光ディスクを得ることを目的とする。
本発明に係る光ディスクは、複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクであって、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報を有する。
本発明に係る光ディスクによれば、光ディスクの各記録層に対応する限界書換回数のうち、最大の限界書換回数により近い回数のデータの記録または編集等が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の光ディスクにおけるリードイン(Lead−In)エリアのデータレイアウトを説明するための説明図である。なお、以下の説明においては、当該光ディスクが、複数の記録層を有し、各記録層のデータの書換えが可能なDVD−RWである場合について説明する。図1(a)において、Physical format information Zone201(以下、PFIZ201ともいう)は、光ディスクの構造(例えば、記録層の数)等、当該光ディスクの物理的な情報が格納される領域である。Control Data Zone202(以下、CDZ202ともいう)は、当該光ディスクの再生等を行なう装置におけるサーボ制御を行なう際に使用するデータ等が格納される領域である。また、Data Area203は、ファイルシステムデータやコンテンツの映像データ等の実データが記録される領域である。
図1は、実施の形態1の光ディスクにおけるリードイン(Lead−In)エリアのデータレイアウトを説明するための説明図である。なお、以下の説明においては、当該光ディスクが、複数の記録層を有し、各記録層のデータの書換えが可能なDVD−RWである場合について説明する。図1(a)において、Physical format information Zone201(以下、PFIZ201ともいう)は、光ディスクの構造(例えば、記録層の数)等、当該光ディスクの物理的な情報が格納される領域である。Control Data Zone202(以下、CDZ202ともいう)は、当該光ディスクの再生等を行なう装置におけるサーボ制御を行なう際に使用するデータ等が格納される領域である。また、Data Area203は、ファイルシステムデータやコンテンツの映像データ等の実データが記録される領域である。
PFIZ201およびCDZ202には、図1(b)に示すPhysical format information(以下、PFIともいう)が所定の領域に記録される。なお、上述した光ディスクの物理的な情報は当該PFIに格納される。また、当該PFIは、各種メディア(DVD−R、DVD−RW等)において固有の情報であるMedium unique data204を含む。そして、当該光ディスクは、Medium unique data204に記録層別限界書換回数順位フィールド205(以下、順位フィールド205ともいう)を有する(図1(c))。
記録層別限界書換回数順位フィールド205は、光ディスクに含まれる記録層の数に応じて複数のフィールド206〜209に分割される。そして、各フィールド206〜209には、光ディスクにおける各記録層が、複数の記録層のうちで何番目に限界書換回数の多い記録層であるかを示す情報が記述される。すなわち、記録層別限界書換回数順位フィールド205における各フィールド206〜209には、全記録層における各記録層の限界書換回数の順位を示す情報(以下、順位情報ともいう)が記述される。
なお、CDZの記録層別限界書換回数順位フィールド205は光ディスク製造時に設けられ、当該記録層別限界書換回数順位フィールド205に記述される順位は、当該光ディスクの製造時に決定され、記述される。具体的には、例えば、光ディスクメーカにおいて、各記録層のDOW特性を比較し、当該比較の結果に応じて、限界書換回数の順位を決定する。なお、CDZの記録層別限界書換回数順位フィールド205は書換えが行なわれないが、PFIZの記録層別限界書換回数順位フィールドは、例えば、当該光ディスクの記録層への記録等の回数が限界書換回数に達した際において書き換えることが可能である。
図2は、実施の形態1における情報記録再生装置1000の構成を示すブロック図である。当該情報記録再生装置1000は、光ディスク102に対する情報の記録、または光ディスク102に記録された情報の再生を行なう。以下、情報記録再生装置1000における各部の動作について説明する。
図2において、光ディスク102が光学ドライブ101に挿入されると、ドライブシステム用コントローラ109は、当該光ディスク102が光学ドライブ101で取り扱うことが可能な光ディスクであるか否かの識別を行なう。そして、ドライブシステム用コントローラ109は、挿入された光ディスク102が光学ドライブ101において取り扱うことが不可能な光ディスクである場合には、光ディスクを排出する等によって処理を中止する。一方、ドライブシステム用コントローラ109は、挿入された光ディスク102が光学ドライブ101において取り扱うことが可能な光ディスクである場合には、当該光ディスクをマウントする。
光学ドライブ101が光ディスク102をマウントすると、システムコントローラ117は、当該光ディスク102がCD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD±R、DVD±RW、DVD−RAM、Blu−ray Disc等の各種光ディスクのうち、いずれの光ディスクであるかを識別する。具体的に説明すると、当該システムコントローラ117は、入出力制御部110を介し、ドライブシステム用コントローラ109に対して、当該ドライブシステム用コントローラ109における識別結果を要求する。そうすると、ドライブシステム用コントローラ109は、当該識別結果をシステムコントローラ117に出力する。そして、システムコントローラ117は、当該識別結果を解釈し、光ディスクの識別を行なう。なお、上述した光ディスクの識別の詳細に関しては、例えば、Mt. Fuji規格に記載されている。また、当該規格は、更新されるが、2005年8月30日現在においては下記のURLにおいて入手可能である。
URL:ftp://ftp.avc-pioneer.com/Mtfuji_6/Spec/Fuji6r094_diff.pdf
URL:ftp://ftp.avc-pioneer.com/Mtfuji_6/Spec/Fuji6r094_diff.pdf
システムコントローラ117は、光ディスクの識別の結果、光ディスク102がDVDである場合には、光ディスク102からPFIを読み出すように、ドライブ用システムコントローラ109にコマンドを出力する。ドライブ用システムコントローラ119は、当該コマンドに応じて駆動制御部106を制御する。駆動制御部106は、当該制御に応じて、光学ヘッド104等の制御を行なう。そうすると、光学ヘッド104によって、PFIが光ディスク102から読み出される。そして、当該PFIは、アナログフロントエンド部107、光学ドライブ信号処理部108および入出力制御部110を介して、光学ヘッド104からシステムコントローラ117に入力される。
システムコントローラ117は、入力されたPFIに基づいて、当該光ディスク102が複数の記録層を有しているか否かを判断する。また、前記入力されたPFIのMedium unique data204に基づいて、当該光ディスク102が記録層別限界書換回数順位フィールド205を有するか否かを判断する。そして、光ディスク102が記録層別限界書換回数順位フィールド205を有する場合には、記録層別限界書換回数順位フィールド205に記述された順位情報を図示しない記憶手段に記憶する。また、システムコントローラ117は、順位情報を参照して、光ディスク102の記録層のうち、限界書換回数が最大である記録層を検出し、検出結果を前記記憶手段に記憶させる。さらに、システムコントローラ117は、順位情報に基づいて、ファイルシステムデータが記録されている記録層を特定し、当該ファイルシステムデータを読み出すように、ドライブ用システムコントローラ109に要求する。そうすると、PFIを読み出す場合と同様にして、光学ヘッド104によってファイルシステムデータが光ディスク102から読み出しされ、当該ファイルシステムデータは、システムコントローラ117に入力される。そして、システムコントローラ117は、入力されたファイルシステムデータを図示しない記憶手段に記憶させる。
なお、以下の説明においては、光ディスク102に記録されたファイルシステムデータと、光ディスクから読み出された後、記憶手段に記憶されたファイルシステムデータとを区別するため、記憶手段に記録されたファイルシステムデータをファイルシステムデータイメージともいう。したがって、例えば、光ディスクから読み出された直後のファイルシステムデータの内容とファイルシステムデータイメージの内容とは同一の内容であるが、光ディスク102に実データが記録された場合には、ファイルシステムデータイメージの内容が更新されるため、ファイルシステムデータの内容と、ファイルシステムデータイメージの内容とは異なる内容となる。なお、ファイルシステムデータイメージは、所定のタイミング(例えば、光ディスク排出時等)において、記憶手段から光ディスク102における、ファイルシステムデータを記録する領域に記録される。
当該情報記録再生装置1000は、以上に説明した動作により、ファイルシステムデータを記憶手段に記憶すると、動作待ち状態(待機状態)となる。なお、この時点で、情報記録再生装置1000において、光ディスク102へのデータの記録、または光ディスク102に記録されたデータの再生を行なうことが可能となる
以下、情報記録再生装置1000において、光ディスク102にデータの記録を行なう場合における各部の動作について説明する。ユーザが操作部118を操作することによって記録が指示されると、当該情報記録再生装置1000に接続された外部機器(例えば、テレビジョン放送を受信する受信装置等。図示せず。)から入力される情報(以下、入力情報ともいう)を光ディスク102に記録する旨の信号(以下、記録開始信号ともいう)がシステムコントローラ117からビデオ入出力部115およびオーディオ入出力部116に入力される。なお、前記入力情報に含まれる情報のうち、映像データ(以下、入力映像データともいう)はビデオ入出力部115に入力され、音声データ(以下、入力音声データともいう)はオーディオ入出力部116に入力される。
ビデオ入出力部115は、システムコントローラ117から入力された記録開始信号に応じて、圧縮/伸張処理部111が処理可能な所定の信号に入力映像データを変換する。また、オーディオ入出力部116は、圧縮/伸張処理部111が処理可能な所定の信号に入力音声データを変換する。
圧縮/伸張処理部111において、ビデオ処理部113は、入力映像データを圧縮して多重化処理部112に出力する。また、オーディオ処理部114は、入力音声データを圧縮して多重化処理部112に出力する。そして、多重化処理部112は、圧縮された、入力映像データおよび入力音声データを多重化して入出力制御部110に出力する。なお、以下の説明においては、多重化処理部112において多重化されたデータを映像データストリームともいう。
なお、前記圧縮/伸張処理部111における具体的な処理は、例えば、以下のようにして行なう。すなわち、ビデオ入出力部115は、入力映像データをITU−R REC656信号(以下、REC656信号ともいう。)に変換する。また、オーディオ入出力部116は、入力音声データをPCM信号に変換する。そして、ビデオ処理部114は、前記REC656信号に対してMPEG2又はMPEG4等の符号化圧縮処理を行なう。また、オーディオ処理部114は、PCM信号に対してMPEG1等の符号化圧縮を行なう。さらに、多重化処理部112は、前記ビデオ処理部113の出力および前記オーディオ処理部114の出力に基づいて、MPEG2−PS等の多重化処理を行なう。
入出力制御部110は、システムコントローラ117の制御に応じて、多重化処理部112から出力された映像データストリーム、およびシステムコントローラ117で生成されたデータを光学ドライブ101に出力する。なお、システムコントローラ117で生成されたデータとは、例えば、前記映像データストリームの再生制御データである。また、光ディスク102において、UDF(Universal Disk Format)等の所定フォーマットに対応する映像データストリームを記録した位置、および前記再生制御データを記録した位置等を登録するファイルシステム情報もシステムコントローラ117で生成されるデータである。なお、当該入出力制御部110は、多重化処理部112から出力される映像データストリームの符号量の揺らぎを図示しないバッファで吸収して、当該映像データストリームを所定の伝送量で光学ドライブ101に出力する。
入出力制御部110の出力は、光学ドライブ101における光学ドライブ信号処理部108に入力される。当該光学ドライブ信号処理部108は、入出力制御部110の出力に基づいてエラー訂正符号を生成する。そして、当該エラー訂正符号を入出力制御部110の出力に付加する。また、エラー訂正符号が付加されたデータに対してスクランブル処理および変調処理等を行なった後、アナログフロントエンド部107に出力する。また、ドライブ用システムコントローラ109において生成され、スレッドモータ103等を制御する各制御信号(詳細は後述)をデジタルアナログ変換して駆動制御部106に入力する。
アナログフロントエンド部107は、レーザ光のパワーを制御する光量制御信号の信号レベルを変化させて、光学ヘッド104に出力する。また、光学ヘッド104に設ける受光部(図示せず)から出力される信号(以下、戻り光信号ともいう)に基づいてトラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信号等を生成して光学ドライブ信号処理部108に出力する。なお、前記光量制御信号は、予め設定される所定の信号レベルとなるように制御される。また、前記戻り光信号は、光学ヘッド104から出力されたレーザ光が光ディスク102によって反射された光(戻り光)の光量に応じた信号である。また、前記トラッキングエラー信号等は、光学ドライブ信号処理部108を介してドライブ用システムコントローラ109に入力される。
光学ヘッド104は、入力された光量制御信号に応じて、レーザ光のパワーを制御して光ディスク102に照射することで前記入出力制御部110の出力に対応するデータを光ディスク102に記録する。
ドライブ用システムコントローラ109は、図示しないメモリに予め記録されたプログラムを実行することによって、前記アナログフロントエンド部107から出力されたトラッキングエラー信号またはフォーカスエラー信号に基づいて、トラッキング制御信号およびフォーカス制御信号を生成する。なお、トラッキング制御信号およびフォーカス制御信号は、光学ヘッド104に設けられ、トラッキング位置およびフォーカス位置を調整するアクチュエータ(図示せず)の駆動を制御する信号である。また、ドライブ用システムコントローラ109は、システムコントローラ117によって指定される記録開始位置(光ディスク102において情報の記録を開始する位置)または記録終了位置(光ディスク102において情報の記録を終了する位置)に応じて、スレッドモータの回転量を制御するスレッド制御信号、およびスピンドルモータの回転速度を制御するスピンドル制御信号を生成する。
駆動制御部106は、光学ドライブ信号処理部108によって生成されたスレッド制御信号およびスピンドル制御信号に応じて、スレッドモータ103およびスピンドルモータ105の回転制御を行なう。また、フォーカス制御信号およびトラッキング制御信号に応じて、前記アクチュエータの制御を行なう。
スレッドモータ103は、駆動制御部106の制御に応じて、光ディスク102の半径方向における光学ヘッド104の位置を調整する。また、スピンドルモータ105は、光ディスク102をチャッキングし、所定の回転速度で光ディスク102を回転させる。
以上のように、情報記録再生装置1000において、光ディスク102への実データの記録が行なわれた場合、当該情報記録再生装置1000は、記憶手段に記憶されたファイルシステムデータイメージの更新を行なう。
なお、光ディスク102が、光学ドライブ101に挿入された時点においてブランクディスクである場合、ファイルシステムデータイメージは、当該情報記録再生装置1000の仕様に応じたデータである。具体的に説明すると、例えば、光ディスク102の初期化の際等において、システムコントローラ117は、当該光ディスク102がブランクディスクであることを示す(すなわち、光ディスク102に実データがないことを示す)ファイルシステムデータイメージを記憶手段に記憶させる。または、当該情報記録再生装置1000において予め設定される所定のデータに対応するファイルシステムデータイメージを記憶手段に記憶させる場合もある。また、情報記録再生装置1000の仕様によっては、ユーザが操作部118を操作して光ディスク102の初期化を指示した際に、記憶手段に記憶されたファイルシステムデータイメージを光ディスク102に記録する場合もある。また、光ディスク102が、光学ドライブ101に挿入された時点において既に実データの記録が行なわれている光ディスクである場合、ファイルシステムデータイメージは、当該実データに対応するデータである。
ファイルシステムデータイメージの更新を行なった後、システムコントローラ117は、所定のタイミング(例えば、光ディスク102の排出時)で、当該ファイルシステムデータイメージに対応するデータを光ディスク102に記録する。具体的に説明すると、まず、システムコントローラ117は、記憶手段に記憶された順位情報を参照して、限界書換回数が最も多い記録層(以下、書換最多記録層ともいう)を特定する。
次に、システムコントローラ117は、当該書換最多記録層が、データの書込みが可能な状態であるか否かを判断する。例えば、光ディスク102における、ファイルシステムデータを書込む領域がキズ等によって破損している場合には、データの書込みが不可能な状態である。また、当該光ディスク102へのデータの記録が入射面に近い記録層から行なわれる場合には、レーザーパワーの均一化等の理由から、データの記録を行なう記録層よりも入射面に近い記録層において、当該データを記録する領域に対向する領域にデータが記録されている必要がある。よって、書換最多記録層よりも入射面に近い記録層において、ファイルシステムデータを記録する書換最多記録層の領域に対向する領域に情報の記録が行なわれていない場合にはデータの書込みが不可能な状態である。
システムコントローラ117は、書換最多記録層の状態がデータの記録が可能な状態であると判断した場合、書換最多記録層の所定の領域に、記憶手段に記憶されたファイルシステムデータイメージに対応する情報を記録する。一方、書換最多記録層の状態がデータの記録が不可能な状態にあると判断した場合、順位情報によって示される限界書換回数の順位の昇順に各記録層が情報の記録が可能な状態にあるか否かを判断する。そして、情報の記録が可能な記録層のうち、限界書換回数が最も多い記録層の所定の位置にファイルシステムデータイメージに対応するデータの記録を行なう。なお、以上の説明においては、ファイルシステムデータの記録について説明したが、映像データの再生順序等を示すデータである再生制御データについてもファイルシステムデータと同様にして光ディスク102への記録を行なう。
以下、以上に説明した処理によってファイルシステムデータ等が記録された光ディスク102を情報記録再生装置1000において再生する場合について説明する。なお、当該再生を行なう場合における情報記録再生装置1000の動作待ち状態までの動作については、記録を行なう場合と同様であるので説明を省略する。
動作待ちの状態において、ユーザが操作部118を操作することによって、光ディスク102に記録されたコンテンツの再生を選択すると、システムコントローラ117は、順位情報に基づいて、ファイルシステムデータ、再生制御データ等の再生に必要な所望のデータを検索して当該所望のデータを読み出す。具体的に説明すると、システムコントローラ117は、順位情報によって示される限界書換回数の順位の昇順に各記録層にアクセスして所望のデータが記録された記録層を検出し、当該記録層から所望のデータを読み出す。そして、当該所望のデータに基づいてコンテンツの再生を行なう。
図3および図4は、以上に説明した情報記録再生装置1000の動作を示すフローチャートである。以下、当該フローチャートに基づいて、情報記録再生装置1000の動作を説明する。光学ドライブ101に光ディスク102が挿入されると、ドライブ用システムコントローラ109およびシステムコントローラ117は、光ディスク102の識別を行なう(S301)。そして、当該光ディスク102が、DVDである場合、システムコントローラ117は光ディスク102からPFIを取得する(S302)。
次に、システムコントローラ117は、PFIに基づいて、当該光ディスク102が複数の記録層を有しているか否かの判断、および当該光ディスク102が記録層別限界書換回数順位フィールド205を有するか否かの判断を行なう(S303)。当該判断の結果、光ディスク102が複数の記録層および記録層別限界書換回数順位フィールド205を有する場合(S303:Yes)、システムコントローラ117は、光ディスク102に記録された順位情報およびファイルシステムデータを検索する。そして、光ディスク102から読み出された順位情報およびファイルシステムデータを記憶手段に記憶させる(S305)。また、当該順位情報に基づいて、限界書換回数が最大の記録層を検出する(S306)。そうすると、当該情報記録再生装置1000は、動作待ちとなる(S307)。一方、光ディスク102が複数の記録層および記録層別限界書換回数順位フィールド205を有さない場合(S303:No)、当該情報記録再生装置1000は、当該光ディスクに対して従来の処理と同様の処理を行なう。
動作待ちの状態において、ユーザが、操作部118を操作することによって、情報記録再生装置1000にデータの記録を指示すると(S308:記録)、当該情報記録再生装置1000において実データの記録が行なわれる(S309)。実データの記録が終了すると、システムコントローラ117は、ファイルシステムデータ等を光ディスク102に記録すべく、順位情報に基づいて光ディスク102における記録層のうち限界書換回数が最大の記録層を選択する(S310)。そして、選択した記録層が、データの記録が可能な状態にあるか否かの判断を行なう(S311)。当該判断の結果、選択した記録層がデータの記録が可能な状態である場合(S311:Yes)、システムコントローラ117は、当該記録層の所定の領域にファイルシステムデータ等を記録させる(S313)。一方、選択した記録層がデータの記録が可能な状態にない場合(S311:No)、システムコントローラ117は、選択した記録層の限界書換回数の次に大きな限界書換回数を有する記録層を選択し(S312)、当該選択した記録層の所定の領域にファイルシステムデータ等を記録させる(S313)。なお、S313におけるファイルシステムデータ等の記録は、システムコントローラ117の要求に応じて、ドライブ用システムコントローラ109が光学ドライブ101の各部を制御することによって行なわれる。なお、その際、S310で選択した限界書換回数の最大の記録層ではなく、前記次に大きな限界書換回数を有する記録層を限界書換回数の最大の記録層として変更し、光ディスクに記録しておくようにしてもよい。そうすると、S305において説明した動作を後に行なう際、ファイルシステムデータの検索が容易となる。
ドライブ用システムコントローラ109は、記録層へのファイルシステムデータ等の記録が完了したか否かを検出する(S316)。そして、記録層へのファイルシステムデータ等の記録が完了した場合(S316:Yes)、ドライブ用システムコントローラ109は、システムコントローラ117に記録が完了した旨を示す信号を出力する。そうすると、情報記録再生装置1000は、動作待ちとなる。
一方、記録層へのファイルシステムデータ等の記録が完了しない場合(S316:No)、ドライブ用システムコントローラ109は、システムコントローラ117に記録ができなかった旨を示す信号(以下、記録不可信号ともいう)を出力する。例えば、記録層において、ファイルシステムデータ等の記録を行なう領域にキズがある場合、当該キズがある旨をシステムコントローラ117が認識しない限り、当該システムコントローラ117は、キズのある記録層をファイルシステムデータ等の記録を行なう記録層として選択してしまう。
したがって、システムコントローラ117が順位情報に基づいてファイルシステムデータ等の記録を行なう記録層を選択(S310)した場合であっても、光学ドライブ101において当該記録層への記録を行なうことができない場合がある。このような場合に、ドライブ用システムコントローラ109は、システムコントローラ117に記録不可信号を出力する。システムコントローラ117は、ドライブ用システムコントローラ109から記録不可信号が入力されると、S312からの動作を再度実行する。
一方、動作待ちの状態において、ユーザが、操作部118を操作することによって、情報記録再生装置1000にデータの再生を指示すると(S308:再生)、システムコントローラ117は、再生に必要な所望のデータを検索する(S304)。次に、当該所望のデータ、および記憶手段に記憶させたフィルシステムデータに基づいてデータの再生を行なう(S315)。そして、再生が終了するか、またはユーザによって再生の中断がされると、情報記録再生装置1000は動作待ちとなる。なお、動作待ちの状態において、情報記録再生装置1000の電源が遮断された等の場合には、処理を終了する。
以上の説明のように、実施の形態1における光ディスクによれば、ファイルシステムデータ、再生制御データ等、光ディスクに記録された実データの変化に応じて頻繁に書換が行なわれるデータを記録する領域を、限界書換回数が多い記録層から選択する。そのため、光ディスクにおける最大の書換回数制限により近い回数のデータの記録、追記または編集等が可能となる。よって、光ディスク102の寿命を実質的に延ばすことができる。
実施の形態2.
実施の形態2においては、光ディスクがDVD−RWであって、記録層が2つの場合について具体的に説明する。なお、実施の形態2における情報記録再生装置の構成は、実施の形態1において説明した情報記録装置と同様であるため、図1を引用して当該構成の動作について説明する。また、以下の説明においては、実施の形態1において説明した事項については同一の符号を付し、説明を省略する。また、以下の説明においては、光ディスク102の物理アドレスがオポジット方式で設定され、当該光ディスク102にLayer Jump Recording方式でデータの記録を行なう場合について説明する。
実施の形態2においては、光ディスクがDVD−RWであって、記録層が2つの場合について具体的に説明する。なお、実施の形態2における情報記録再生装置の構成は、実施の形態1において説明した情報記録装置と同様であるため、図1を引用して当該構成の動作について説明する。また、以下の説明においては、実施の形態1において説明した事項については同一の符号を付し、説明を省略する。また、以下の説明においては、光ディスク102の物理アドレスがオポジット方式で設定され、当該光ディスク102にLayer Jump Recording方式でデータの記録を行なう場合について説明する。
図5は、DVD−RWにおいて使用されるファイルシステムデータを説明するための説明図である。なお、ファイルシステムデータはUDF2.00に準拠したものである。図5において、LSN(Logical Sector Number)で示した列は、論理アドレスを示し、Structureで示した列は、各LSNに記述される領域の名称を示す。
図5において、Reserved of system Use501は、当該光ディスク102の記録または再生を行なう装置において、当該光ディスクからによって当該装置の起動(DVDブート起動)を行なう際に利用する領域であり、通常の装置(例えば、DVDレコーダ)では使用しない。そのため、通常、Reserved of system Use501はパディングされる。Volume Recognition Sequence502(以下、VRS502ともいう)は、光ディスク102に対応するファイルシステムがUDF規格準拠のファイルシステムであることを特定するために必要なデータが記述される領域である。Main Volume Desceiptor Sequence503(以下、MVDS503ともいう)は、後述するDescriptor of File Structure and Files509の位置を特定するためのデータが記述される領域である。Reserved Volume Desceiptor Sequence504(以下、RVDS504ともいう)は、MVDS503に記述されたデータが読み出し不可能となった場合のために、MVDS504に記述されたデータと同一のデータが記述される領域である。なお、以下の説明においては、MVDS503およびRVDS504を総称して、Volume Desceiptor Sequence、またはVDSともいう。Anchor Volume Descriptor Pointer(以下、AVDPともいう)505,510,511は、VDSを特定するためのデータが記述される領域である。
1st Sparing Table506および2st Sparing Table508は、光ディスクにキズがある場合、または、当該光ディスクの記録層への記録等を行なった回数が限界書換回数に到達した場合等、記録層に所定のデータが記録できない場合に、当該所定のデータの代替処理を行なう際に使用するテーブルである。具体的には、光ディスクにおいてキズがある領域、または当該光ディスクにおいて記録等の回数が限界書換回数に達した領域のLBN(Logical Block Number)を別の領域のLSNに変換するためのデータが記述される領域である。また、Sparing Area507は、Sparing Table506,508に基づいて、前記代替処理するための領域である。Descriptor of File Structure and Files509は、光ディスク102に記録された実データに対応するファイルの構造もしくはファイル名、当該ファイルに対応するディレクトリの構造もしくはディレクトリ名または実データが記録された光ディスク102上の位置を特定するためのデータ(以下、DFS(Descriptor of File Structure)データともいう)、および実データ(Files)が記述された領域である。
システムコントローラ117は、VRS502に記述されたデータに基づいてファイルシステムデータの形式を識別した後、AVDP505,510,511に記述されたデータに基づいてVDSに記述されたデータを取得する。そして、VDSに記述されたデータに基づいて、Descriptor of File Structure and Files509に記述されたデータを取得する。そして、Descriptor of File Structure and Files509に記述されたDFSデータに基づいて、実データ(Files)の再生、新たな実データの記録、または光ディスク102に記録された実データの編集もしくは削除を行なう。
上述のように、Descriptor of File Structure and Files509に記述されるDFSデータは、実データの再生、新たな実データの記録、または光ディスク102に記録された実データの編集もしくは削除に際して必要なデータであるため、新たな実データの記録、または光ディスク102に記録された実データの編集もしくは削除が行なわれるたびに書換えされるデータである。また、Sparing Table506,508に記述されるデータは、光ディスクにおいてキズがある領域、または当該光ディスクにおいて記録等の回数が限界書換回数に達した領域のLBNを別の領域のLSNに変換するためのデータであるため、Descriptor of File Structure and Files509に記述されるデータの変更に応じて書換えが必要なデータである。一方、VRS502やAVDP505は、UDF規格において定められた位置に配置されるものであり、実データの変更の影響を受けることはない。そうすると、ファイルシステムデータの中でも、Descriptor of File Structure and Files509に記述されるデータ、およびSparing Table506,508に記述されるデータは、データの書換え頻度が特に高いデータである。さらに、AVDP510,511は、VDS503,504を特定するためのデータが記述される領域であるが、当該AVDP510,511のLSN((最終LSN−256)〜最終LSN(図5中のLSN=N))は、Descriptor of File Structure and Files509の領域の拡大に応じて変更する必要がある。そこで、実施の形態2においては、光ディスク102の寿命を実質的に延ばすべく、これらのデータについては以下のように光ディスク102に記録する。
なお、Sparing Table506,508に基づく代替処理後における光ディスク上の領域へのアクセスは、例えば、以下のように行なう。まず、システムコントローラ117は、Sparing Table506,508に記録されたデータを図示しない記憶手段に記憶させる。次に、Descriptor of File Structure and Files509に記述されたデータに対応する領域に記録されたデータにアクセスする場合、システムコントローラ117は、当該領域に対応するLBNが、前記記憶手段に記憶されたSparing Table506,508に記述されているか否かの判別を行なう。
そして、前記記憶手段に記憶されたSparing Table506,508に、当該領域に対応するLBNが記述されていない場合、システムコントローラ117は、Descriptor of File Structure and Files509に記述されたデータに基づいて当該領域にアクセスするようにドライブ用システムコントローラに信号を出力する。一方、前記記憶手段に記憶されたSparing Table506,508に、当該領域に対応するLBNが記述されている場合には、当該領域に記載されるデータに対して代替処理が行なわれている。よって、システムコントローラ117は、Sparing Table506,508に記述されたデータに基づいて、別の領域のLSNに基づいてアクセスするようにドライブ用システムコントローラに信号を出力する。
また、Sparing Table506,508に基づく代替処理は、例えば、以下のように行なう。まず、システムコントローラ117は、Sparing Table506,508に記録されたデータを図示しない記憶手段に記憶させる。そして、データの記録時において、当該データを記録する領域にキズがある場合、または、当該領域への記録回数が限界書換回数に達している場合、システムコントローラ117は、前記別の領域のLSNに記録し、記憶手段に記憶されたSparing Tableを更新し、任意のタイミングで光ディスクに記録する。一方、データの記録時において、当該データを記録する領域にキズがなく、当該領域への記録回数が限界書換回数に達していない場合、システムコントローラ117は、当該領域にデータを記録する。
図6は、実施の形態2の光ディスク102へのファイルシステムデータの記録を説明するための説明図である。図6(1)は、光ディスク102がブランクディスクである場合を模式的に示した模式図であり、401はリードインエリア、402はリードアウトエリア、403は実データ、ファイルシステムデータが記録されるデータエリア、404はミドルエリアである。また、入射面に近い記録層をレイヤ0とし、入射面から遠い記録層をレイヤ1とした。
情報記録再生装置1000は、図6(1)に示したブランクディスクが光学ドライブ101に挿入されると、当該情報記録再生装置1000に予め定められる所定のデータに対応するファイルシステムデータを生成し、データエリア403の内周(リードインエリア401またはリードアウトエリア402に隣接する領域)に当該ファイルシステムデータを記録する。そして、実施の形態2の場合においては、ファイルシステムデータのうち、書換え頻度の高いデータをレイヤ1に記録し、その他のデータ(書換え頻度の低いデータ)はレイヤ0に記録する。以上の処理によって、光ディスク102の初期化が行なわれる。
具体的に説明すると、情報記録再生装置1000は、まず、ファイルシステムデータを記録する領域(図6(2)において領域405および領域406によって形成される太線で囲まれた領域である。以下、図6中において太線で囲まれた領域をRゾーンという。)を画定する。そして、書換え頻度の低いデータをレイヤ0の領域405の内周側からUDF規格に則って順次記録する。次に、書換え頻度の低いデータのレイヤ0への記録が終了した際に、レイヤ0からレイヤ1にジャンプし、書換え頻度の高いデータをレイヤ1の領域406の外周側から順次記録する(図6(2))。
初期化が行なわれた後、情報記録再生装置1000は、実データの記録を行なう。情報記録再生装置1000は、まず、実データの記録を行なうRゾーン(図6(3)における領域408〜410が含まれる太線で示した領域)を確定する。そして、当該Rゾーンにおけるレイヤ0の所定の位置から、領域408から領域409において示した矢印の方向に実データの記録を行なう。そして、実データを再生するために必要な再生制御データを領域410に記録する。上述のように、新たな実データが光ディスク102に記録されると、Descriptor of File Structure and Files509に記述されるデータ、およびSparing Table506,508に記述されるデータが変更される。具体的には、当該情報記録再生装置1000において、ファイルシステムデータイメージの更新を行なわれる。よって、情報記録再生装置1000は、所定のタイミングにおいて、図6(2)の領域406の領域に記録されたファイルシステムデータに新たなファイルシステムデータを上書きする(図6(3))。
以上の説明のように、実施の形態2における光ディスク102においては、UDF規格において記録する位置が予め定められたファイルシステムデータについては、UDF規格に則って記録する。一方、UDF規格において記録する位置が予め定められず、かつ書換頻度の高いファイルシステムデータについては、限界書換回数が多い記録層に記録を行なう。よって、実施の形態1の光ディスク102と同様に、光ディスク102の寿命を実質的に延ばすことができるとともに、既存の装置(DVDプレーヤまたはDVDレコーダ)との互換性を確保することができる。
なお、実施の形態2においては、DVD−RWに適用可能な記録方式のうち、Layer Jump Recording方式によって実データ等の記録を行なう場合について説明したが、Disc at Once Recording方式、またはRetricted Overwrite Recording方式の場合においても、書換え頻度の高いファイルシステムデータをレイヤ1に記録することができる。ただし、複数の記録層を有するDVDにおいては、規格上、データの記録を行なう記録層よりも入射面に近い記録層に情報が記録されていない場合には、当該記録層への情報の記録を行なうことができない。したがって、Retricted Overwrite Recording方式の場合においては、レイヤ0の全ての領域にデータが記録されるまでの間はレイヤ1に書換え頻度の高いファイルシステムデータを記録することができない。よって、Retricted Overwrite Recording方式の場合においては、レイヤ1の全ての領域にデータが記録された後に、書換頻度の高いファイルシステムデータをレイヤ1に記録するようにすればよい。
なお、実施の形態2の光ディスク102のように記録層が2つの場合においては、いずれの記録層の限界書換回数が高いかを特定できればよい。すなわち、各記録層について順位情報を設ける必要はない。したがって、例えば、限界書換回数が高い記録層を示すフラグをMedium Unique Dataに記録するようにしてもよい。そうすると、実施の形態1の場合に比べて、限界書換回数が高い記録層を特定するためのデータの情報量を少なくすることができる。以下、具体的に説明する。
図7は、前記フラグを光ディスクに設ける場合の一例を説明するための説明図である。以下、当該フラグをMedium Unique Dataに記録する場合を例として説明する。図7(1)はPFI(以下、PFI601)のデータレイアウトを説明するための説明図である。図7(1)において、BPで示した列は当該PFI601におけるビット位置(領域)を示し、Contentsで示した列は当該ビット位置に記録されるデータの内容を示す。また、Number Of Byteは、BPにおいて示される領域のバイト数を示す。
図7の例においては、BP40(PFIの先頭から40Byte目)をDOW Descriptor602として設定し、当該DOW Descriptor602に、限界書換回数が高い記録層を示すフラグを設ける。なお、図7(1)において、Book type and Versionは、光ディスクに適用される規格を示すデータが記述される。また、Disc Size and Maximum transfer rate of discは、当該光ディスクの記録容量および伝送レートを示すデータが記述される。さらに、Start PSN of Physical format information blocksは、PFIZの開始PSNが記述される領域である。なお、reservedは、将来的に光ディスクの機能拡張のために使用される領域である。
図7(2)は、DOW Descriptor602のデータレイアウトを説明するための説明図である。図7(2)において、「DOW記述子フラグ」で示した領域603(以下、DOW記述子フラグ領域603ともいう)は、当該DOW Descriptor602に限界書換回数が高い記録層を示すデータが記述されているか否かを示すフラグを設ける領域である。DOWレイヤ番号で示した領域604(以下、DOWレイヤ番号領域604ともいう)は、限界書換回数が高い記録層を示すデータを記述する領域である。なお、「予約」で示した領域605(以下、予約領域605ともいう)は、将来的な光ディスクの機能拡張のために、DOW特性に関する情報を記述可能な領域である。
具体的に説明すると、例えば、DOW記述子フラグ領域603に「0(ゼロ)」が記述された場合には、DOWレイヤ番号領域604に、限界書換回数が高い記録層がいずれの記録層であるかを示すデータが記述されていないものとする。すなわち、DOWレイヤ番号領域604が無効であるものとする。一方、DOW記述子フラグ領域603に「1」が記述された場合には、DOWレイヤ番号領域604に、限界書換回数が高い記録層がいずれの記録層であるかを示すデータが記述されているものとする。すなわち、DOWレイヤ番号領域604が有効であるものとする。そうすると、システムコントローラ117は、DOWレイヤ番号領域604にアクセスするか否かを決定することができる。
次に、DOWレイヤ番号領域604に記述するデータについて具体的に説明すると、例えば、当該DOWレイヤ番号領域604に、「0(ゼロ)」が記述された場合には、レイヤ0の限界書換回数が高い旨を示すものとし、「1」が記述された場合には、レイヤ1の限界書換回数が高い旨を示すものとする。そうすると、システムコントローラ117は、アクセスする記録層を決定することができる。
以上の説明のように、当該フラグは「0(ゼロ)」または「1」によって示すことができるため、当該フラグの情報量は非常に少ない。なお、図7に示した例の場合、システムコントローラ117は、図4のS303に示した動作に替えて、上述した、DOW記述子フラグ領域603に記述されたデータおよびDOWレイヤ番号領域604に記述されたデータに基づく判断を行なう。また、以上の説明においては、DOWレイヤ番号領域604の有効性を判断するためにDOW記述子フラグ領域603を設ける場合について説明したが、当該領域は設けなくてもよい。この場合、システムコントローラは、DOWレイヤ番号領域604に記述されたデータを読み出して、アクセスする記録層を選択する。また、以上の説明においては、理解を容易にするため、レイヤに付した番号と、DOWレイヤ番号領域604に記述される番号を同一の番号としたが、異なる番号としてもよい。
また、実施の形態2においては、図6(1)において説明した初期化時に、書換え頻度の高いファイルシステムデータをレイヤ1に記録する。しかしながら、レイヤ0に記録するファイルシステムデータの情報量が、レイヤ1に記録するファイルシステムデータの情報量よりも少ない場合においては、レイヤ1に記録すべきファイルシステムデータを全て記録することができない。上述のように、複数の記録層を有するDVDにおいては、規格上、データの記録を行なう記録層よりも入射面に近い記録層に情報が記録されていない場合には、当該記録層への情報の記録を行なうことができないためである。
よって、レイヤ0に記録するファイルシステムデータの情報量が、レイヤ1に記録するファイルシステムデータの情報量よりも少ない場合には、書換え頻度の高いファイルシステムデータを記録可能な領域をレイヤ1に確保すべく、レイヤ0にパディングを行なう。そうすると、上述のような場合においても、書換え頻度の高いファイルシステムデータをレイヤ1に記録することができる。
また、以上に説明した実施の形態1または2においては、限界書換回数が最大の記録層にファイルシステムデータを記録する場合について説明したが、当該記録層が限界書換回数に達した後に、ファイルシステムデータを記録する領域を、順位情報によって示される限界書換回数の順位の昇順に順次変更してもよい。したがって、例えば、限界書換回数が最大の記録層への記録が限界書換回数に達した後に、限界書換回数が2番目に多い記録層にファイルシステムデータを記録する。そして、限界書換回数が2番目に多い記録層への記録が限界書換回数に達した後に、限界書換回数が3番目に多い記録層にファイルシステムデータを記録する。
なお、以上の説明においては、ファイルシステムデータを記録する領域を、順位情報によって示される限界書換回数の順位の昇順に順次変更する場合について説明したが、当該順位の降順に順次変更してもよい。すなわち、限界書換回数が最小の記録層から限界書換回数が最大の記録層へとファイルシステムデータを記録する記録層を変更してもよい
なお、各記録層への記録が限界書換回数に達したか否かの判断は、以下のようにして行なうことができる。例えば、システムコントローラ117から書換回数を示すデータを出力させ、図示しないカウンタによって当該書換回数をカウントする。そして、カウントした値と所定のしきい値とを比較して、当該しきい値をカウントした値が超えた場合には限界書換回数を超えたと判断することができる。
なお、実施の形態2において説明したように、当該光ディスク102のレイヤ1にSparing Table、または、Descriptor of File Structureが記録されている場合において、当該光ディスク102のファイルシステムデータを読み出す場合、記録層別限界書換回数順位フィールド205に記述されたデータは必要ない。したがって、上述の場合には、記録層別限界書換回数順位フィールド205に記述されたデータを読まずに、UDF2.0に従ってデータを読み出すようにしてもよい。
具体的には、VRS502(LSN16目)から読み込み、AVDP505,510,511のいずれかを読み、MVDS503およびRVDS504の位置を特定する。そして特定したMVDS503もしくはRVDS504を読込むことでVDSを取得し、Sparing Table、またはDescriptor of File Structureの位置を特定する。
また、光学ドライブ101の光学ドライブ信号処理部108で行なうECCブロック誤り訂正処理でECCブロックの誤り数が所定の数を超えた場合に限界書換回数に達したと判断することもできる。
また、光学ドライブ101のアナログフロントエンド部107で行なう、AD変換の際に、アナログフロントエンド部107に入力される信号の振幅を観測し、限界書換回数に達したと判断することもできる。具体的には、例えば、当該振幅が所定のしきい値を下回れば、限界書換回数に達したものと判断し、当該振幅が所定のしきい値以上の場合には、限界書換回数に達していないものと判断する。
また、各記録層の書換回数が限界書換回数を超えた際に、順位フィールドに記述されたデータを更新してもよい。具体的には、例えば、限界書換回数が最大の記録層への記録が限界書換回数に達した場合に、当該記録層に対応する順位情報を順位が最下位である旨を示すデータに更新し、他の記録層に対応する順位情報に対応する順位を繰り上げるように更新するようにしてもよい。
また、当該光ディスクにおいて、各記録層の限界書換回数に関する情報は記述されているが、順位情報が記述されていない場合には、システムコントローラ117において当該限界書換回数を比較して、各記録層に対応する順位情報を生成し、記録層別限界書換回数順位フィールドを生成するようにしてもよい。
また、上述のように、記録層別限界書換回数順位フィールドの更新を行なう場合においては、光ディスクに実データを記録した後に、当該光ディスクを初期化する際、記録層別限界書換回数順位フィールドに関しては初期化せず、最新の状態を保持しておくようにしてもよい。
また、以上の説明においては、順位情報を参照してファイルシステムデータの記録を行なう場合について説明したが、光ディスクに記録数データのうち、書換頻度の高いデータであれば、同様に扱うことができる。例えば、再生制御データは、順位情報を参照してファイルシステムデータの記録を行なうデータの一例である。
101 光学ドライブ、102 光ディスク、103 スレッドモータ、104 光学ヘッド、105 スピンドルモータ、106 駆動制御部、107 アナログフロントエンド部、108 光学ドライブ信号処理部、109 ドライブ用システムコントローラ、110 入出力制御部、111 圧縮/伸長処理部、112 多重化処理部、113 ビデオ処理部、114 オーディオ処理部、115 ビデオ入出力部、116 オーディオ入出力部、117 システムコントローラ、118 操作部。
Claims (11)
- 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクであって、
前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報を有することを特徴とする光ディスク。 - 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクであって、
前記複数の記録層のうち、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数が最大の記録層を示す情報を有する光ディスク。 - 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクであって、
各記録層に対応する、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数の大小関係を示す情報を有する光ディスク。 - 前記大小関係を示す情報は、当該光ディスクにおける各記録層の限界書換回数の順位を示す情報であることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク。
- 前記複数の記録層のうち、限界書換回数が最大の記録層に、当該光ディスクに記録されるデータうち、書換え頻度の高いデータを記録したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光ディスク。
- 書換え頻度の高いデータは、ファイルシステムデータであることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク。
- 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクへのデータの記録を行なう記録方法であって、
当該光ディスクに記録された、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報に基づいて、当該光ディスクに記録されるデータうち、書換え頻度の高いデータを記録することを特徴とする記録方法。 - 前記書換え頻度の高いデータは、前記限界書換回数が最大である記録層に記録されることを特徴とする請求項7に記載の記録方法。
- 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクへのデータの記録を行なう記録装置であって、
当該光ディスクに記録された、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報を検出する手段と、
前記限界書換回数に対応する情報に基づいて、当該光ディスクに記録されるデータうち、書換え頻度の高いデータを記録することを特徴とする記録装置。 - 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクであって、当該光ディスクに記録された、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報に基づいて所定の記録層にファイルシステムデータが記録された光ディスクを再生する再生方法であって、
前記限界書換回数に対応する情報に基づいて、ファイルシステムデータを検出し、
該検出したファイルシステムデータに基づいて、前記光ディスクに記録されたデータの再生を行なう再生方法。 - 複数の記録層を有し、各記録層へのデータの書換えが可能な光ディスクであって、当該光ディスクに記録された、前記記録層へのデータの書換えが可能な回数である限界書換回数に対応する情報に基づいて所定の記録層にファイルシステムデータが記録された光ディスクを再生する再生装置であって、
前記限界書換回数に対応する情報に基づいて、ファイルシステムデータを検出する検出手段と、
該検出手段によって検出されたファイルシステムデータに基づいて、前記光ディスクに記録されたデータの再生を行なう再生手段とを備える再生装置。
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