JP2005100578A - 情報記録制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作でファイル形式の変換や記録媒体への書き込みを行うことができる情報記録制御プログラムの提供。
【解決手段】コンピュータを、ボタンやタッチパネル、キーボード、マウスなどの情報入力手段の一度の操作により生成される関連ファイル生成複製信号を受信する手段、該関連ファイル生成複製信号を受信すると、デジタルカメラやメディア、記録媒体などの所定のエリアに格納されたファイルを読み出して別の形式のファイルに変換し、変換元のファイルと変換後のファイルとを書き込み手段により記録媒体に書き込ませる手段として機能させるものであり、無人端末や店頭端末、パソコン等の情報記録装置に上記情報記録制御プログラムをインストールすることにより、操作者は一度の操作を行うだけで、複数の用途に適した形式のファイルが記録された記録媒体を簡単に入手することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体に情報を記録する制御を行う情報記録制御プログラムに関する。
近年、写真に関連する様々なサービスが提供されるようになってきている。例えば、ユーザがデジタルカメラで写真を撮影し、写真の画像ファイルを記録したデジタルカメラやデジタルカメラ用メディアをミニラボ等の写真店に持ち込み、店舗内に設けられた無人端末(キオスク)や店頭端末などを用いて、デジタルカメラやメディアに記録された画像ファイルをCD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込むことができる(例えば、特開平5−182373号公報等)。
また、ユーザがフィルムカメラで写真を撮影し、撮影済みのフィルムをミニラボ等の写真店に持ち込むと、写真店ではフィルムを現像した後、スキャナ等の読み取り装置を用いて画像ファイルを読み取り、CD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込んでユーザに提供するサービスも行われている。
そして、ユーザは画像ファイルが書き込まれた記録媒体をパソコンなどに挿入し、パソコンにインストールされているスライドショープログラムなどのアプリケーションを用いて画像ファイルの表示、編集、画像処理などを行って、気に入った画像ファイルを写真店でプリントしたり、ホームプリンタでプリントするなどして画像ファイルを活用することができる。
特開平5−182373号公報(第4−6頁、第3図)
しかしながら、上述したサービス(いわゆるCD−R書き込みサービス)は、デジタルカメラやメディア、フィルムから読み取った画像ファイルをパソコンでの利用に適したファイル形式で記録媒体に記録するだけであり、他の用途、例えばDVDプレーヤやDVDレコーダのような画像再生機器で再生する用途で用いることができず、他の用途でも利用可能とするためには、読み込んだ画像ファイルを他の用途に適したファイル形式に変換する必要がある。
上記無人端末や店頭端末の中には画像ファイルのファイル形式の変換も可能なものもあるが、その場合も、デジタルカメラやメディアから画像ファイルを取り込むための操作、取り込んだ画像ファイルを選択する操作、選択した画像ファイルを変換するための操作、変換された画像ファイルを記録媒体に書き込むための操作など、多くの操作を行わなければならず、他の用途に適したファイル形式に変換された画像ファイルを簡単に入手することができない。
また、ユーザのパソコンなどのコンピュータ機器を用いて画像ファイルを他の用途に適したファイル形式に変換することも可能であるが、このようなファイル形式の変換を行うためにはパソコン操作に習熟している必要があり、また、パソコンは元々このような処理に特化したものではないため、一つ一つの操作をキーボードやマウスなどを用いて行わなければならず、更に操作が煩雑になる。
上記問題は、パソコンに適したファイル形式の画像ファイルを画像再生機器に適したファイル形式に変換する場合に限らず、例えば、CDプレーヤやMP3プレーヤなどの音楽再生機器で再生可能なファイル形式の楽曲音声ファイルを用いて作成された動画ファイルを画像再生機器で再生可能なファイル形式のファイルに変換する等、あるファイル形式のファイルを他のファイル形式のファイルに変換して記録する処理を行う場合に一般的に生じる問題であり、CD−R書き込みサービスの利用促進を図るためには簡単な操作で所望の形式の画像ファイルが得られるようにすることが重要である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、簡単な操作でファイル形式の変換や記録媒体への書き込みを行うことができる情報記録制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の情報記録制御プログラムは、コンピュータを、操作者の一度の操作により情報入力手段を用いて生成される関連ファイル生成複製信号を受信する手段として機能させ、前記関連ファイル生成複製信号を受信すると、所定のエリアに格納されたファイルを別のファイル形式のファイルに変換し、該変換されたファイルと前記変換の元となったファイルとを書き込み手段に書き込ませる手段として機能させるものである。
また、本発明の情報記録制御プログラムは、コンピュータを、操作者の一度の操作により情報入力手段を用いて生成される関連ファイル生成複製信号を受信する手段として機能させ、前記関連ファイル生成複製信号を受信すると、ファイルの書き込みを行う記録媒体に特定の情報が書き込まれているかを調べ、前記特定の情報が書き込まれている場合に、所定のエリアに格納されたファイルを別のファイル形式のファイルに変換し、該変換されたファイルと前記変換の元となったファイルとを書き込み手段に書き込ませる手段として機能させるものであり、前記特定の情報は、前記記録媒体を識別するためのID情報、予め定められた種類のプログラム、又は、予め定められた種類のコンテンツのいずれかを含むことが好ましい。
本発明においては、前記変換の元となったファイルを、静止画像ファイル、動画ファイル、又は、静止画像ファイル及び楽曲音声ファイルとし、前記変換されたファイルを、動画ファイル、又は、動画ファイル及び楽曲音声ファイルとすることができる。
このように、本発明の情報記録制御プログラムによれば、操作者(ユーザや店員など)の一度の操作により、ファイル形式の変換、ファイルの書き込みなどの処理が自動的に行われるため、所望のファイル形式のファイルが記録された記録媒体を入手するための操作を大幅に簡略化することができる。また、記録媒体に特定の情報が予め記録されている場合にのみ、上記ファイル形式の変換、ファイルの書き込みが行われるため、上記情報記録制御プログラムを提供するサービス提供者のサービスの利用促進を図ることができる。
本発明の情報記録制御プログラムによれば、下記記載の効果を奏する。
本発明の第1の効果は、簡単な操作(一度の操作)で変換元のファイルと変換後のファイルの双方が書き込まれた記録媒体を入手することができるということである。
その理由は、情報入力手段では一度の操作で関連ファイル生成複製信号を生成し、関連ファイル生成複製信号を受信すると、自動的に、所定のエリアから変換の元となるファイルを読み出し、所定の変換を行った後、変換元のファイルと変換後のファイルとを記録媒体に書き込むように制御されるため操作を大幅に簡略化することができるからである。
また、本発明の第2の効果は、所定の記録媒体を使用するように仕向けることにより、サービス提供者のサービスの利用促進を図ることができる。
その理由は、記録媒体には、予め記録媒体を識別する情報や特定の種類のアプリケーション、コンテンツなどの特定の情報が書き込まれており、特定の情報が書き込まれている場合のみファイルの読み取り、変換、書き込みの操作が自動的に行われるからである。
本発明に係る情報記録制御プログラムは、その好ましい一実施の形態において、コンピュータを、ボタンやタッチパネル、キーボード、マウスなどの情報入力手段の一度の操作により生成される関連ファイル生成複製信号を受信する手段、該関連ファイル生成複製信号を受信すると、デジタルカメラやメディア、記録媒体などの所定のエリアに格納されたファイルを読み出して別の形式のファイルに変換し、変換されたファイルと変換の元となったファイルとを書き込み手段により記録媒体に書き込ませる手段として機能させるものであり、無人端末や店頭端末、ユーザのパソコン等の情報記録装置に上記情報記録制御プログラムをインストールすることにより、操作者は一度の操作を行うだけで、複数の用途に適したファイル(例えば、静止画像ファイルと動画ファイル、静止画像ファイル及び楽曲音声ファイルと動画ファイル、パソコン用の画像ファイルとDVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器用の画像ファイル、パソコン用の画像ファイル及びCDプレーヤやMP3プレーヤ等の音楽再生機器用の楽曲音声ファイルと画像再生機器用の画像ファイルなど)が記録された記録媒体を簡単に入手することができる。
まず、本発明の第1の実施例に係る情報記録制御プログラムついて、図1乃至図6を参照して説明する。図1は、第1の実施例に係る情報記録装置の構成を模式的に示す図であり、図2は、その機能を示すブロック図である。また、図3は、本実施例の情報記録方法の手順を示すフローチャート図であり、図4は、記録媒体におけるファイルの記録領域を示す図である。また、図5及び図6は、本実施例に係る情報記録装置の他の構成を模式的に示す図である。
なお、以下の説明で使用する「画像ファイル」とは静止画像ファイルや動画ファイル、画像情報を含むファイルの総称である。また、「静止画像ファイル」とは、1枚の独立した画像データであり、ファイル形式によって、全ての画素のデータがそのまま書かれているものや、冗長度を省いて圧縮したデータとして書かれているものもある。例えば、パソコン等のコンピュータ機器で表示可能な形式としてはJPEG方式で圧縮されたものが一般的であり、DVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で再生可能な形式としてVideo−CD形式やDVD−Video形式、HDTV形式などがあるが、他の方式で圧縮されたファイルや圧縮されていないファイルであってもよい。
また、「動画ファイル」とは、ある一定時間間隔で画像を切り変えて表示するためのデータであり、例えば、MPEGなどのファイルでは、基準となる画像のデータは独立したデータとして書かれており、それだけで画像の再現が可能であるが、それ以降は、基準画像との差分だけが記録されるため、基準の画像と比較して初めて画像が再現される。
また、以下では、変換の元となるファイルをパソコンで再生可能な静止画像ファイル(又は静止画像ファイルと楽曲音声ファイル)とし、変換後のファイルを静止画像ファイルに基づいて生成される画像再生機器で再生可能な動画ファイルとし、その双方を記録媒体に記録する場合について説明するが、あるファイル形式のファイルを別のファイル形式のファイルに変換してその双方を記録する任意の形態において同様に適用することができ、変換元のファイルと変換後のファイルの組み合わせとしては、例えば、jpegファイル、Video−CD形式ファイル群やDVD−Video形式ファイル群、HDTV形式ファイル群などとすることもできる。
まず、本発明の第1の実施例に係る情報記録装置について、図1を参照して説明する。本実施例の情報記録装置1は、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの画像ファイルが記録されたデジタルカメラ用やカメラ付き携帯電話機用の記録媒体(以下、メディア8と呼ぶ。)を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ7やカメラ付き携帯電話機7a等の撮影機器(以下、デジタルカメラ7として説明する。)から有線又は無線、赤外線等によって画像ファイルを読み取るための機器接続部3、必要に応じて、通信ネットワーク19を介して他のコンピュータ機器やサーバ20と接続するためのネットワーク接続部等のデータ入力手段と、メディア8やデジタルカメラ7から読み取った画像ファイルを記録するCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスク等の記録媒体9を装填する記録媒体装填部4と、画像ファイルの変換/書き込みを指示するための信号(関連ファイル生成複製信号と呼ぶ。)を生成するためのボタン、キーボード、マウス等の操作部6及びLCD、CRT等の表示部5(図では操作部6と表示部5とを兼ね備えるタッチパネルを示している。)とを備えている。また、情報記録装置1の任意の位置に、ファイルの読み取り又はファイルの変換からファイルの記録に至る一連の処理を一度の操作で実行させるための関連ファイル生成複製信号を送出する一発作成ボタン21(ここでは物理的な専用ボタンとしているが表示部5の画面上に一発作成アイコン21aなどを表示してもよい。)が設けられている。
また、情報記録装置1の機能をブロック図で示すと図2のようになる。すなわち、メディア装填部2、機器接続部3、ネットワーク接続部等を用いてパソコンで再生可能な静止画像ファイルや楽曲音声ファイル等を入力するデータ入力手段12と、表示部5や操作部6に設けた一発作成ボタン21や一発作成アイコン21aなどを用いて、関連ファイル生成複製信号を生成する情報入力手段13と、関連ファイル生成複製信号を受信する関連ファイル生成複製信号受信手段10と、静止画像ファイルをDVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で再生可能な形式の動画ファイルに変換するデータ変換手段14と、入力したファイルや変換したファイル、アプリケーション、コンテンツ等のファイルの記録順序を制御するデータ転送手段15と、データ転送手段15によって転送されたファイルを記録媒体装填部4に装填された記録媒体9に書き込むデータ記録手段16と、入力されたファイルをスライドショーとして再生するためのスライドショープログラム等のアプリケーションプログラムや入力されたファイルに関連するコンテンツ等を記憶する記憶手段17とを備えている。
なお、ここでは、説明を容易にするためのデータ転送手段15とデータ記録手段16とを便宜上別々の手段としているが、これらは一つの手段として構成されていてもよい。また、上記各手段はハードウェアとして構成されていてもよいが、コンピュータを、関連ファイル生成複製信号受信手段10、データ変換手段14、データ記録手段16として機能させるソフトウェア(情報記録制御プログラム)として構成されていてもよい。
また、図1では写真店やコンビニエンスストア等の店舗に設置可能なキオスク型の情報記録装置1を記載しているが、情報記録装置1の形態は任意であり、例えば、図5に示すように卓上型の店頭端末としたり、図6に示すように上記ソフトウェア(情報記録制御プログラム)がインストールされたパソコンとしたり、図7に示すように専用のセットトップボックスとしたり、図8に示すようにポータブルライターなどとしてもよいし、記憶手段や演算手段を備えたDVDレコーダなどとしてもよい。
上記構成の情報記録装置1を用いて、画像ファイルが記録媒体9に記録されるまでの手順について、図3のフローチャート図を参照して説明する。なお、以下では、デジタルカメラ7又はメディア8に記録された画像ファイルを記録媒体9に記録する場合について説明するが、CD−R書き込みサービスを利用してデジタルカメラ7やメディア8、フィルムから読み取った画像ファイルが予め書き込まれた記録媒体9を用い、記録媒体9から画像ファイルを読み取って所定の形式に変換した後、変換後の画像ファイルを該記録媒体に追記する構成とすることもできる。
まず、ステップS101において、情報記録装置1のメディア装填部2に静止画像ファイル、動画ファイル、又は、静止画像ファイル及び楽曲音声ファイル(ここでは静止画像ファイル)が書き込まれたメディア8を装填したり、機器接続部3にデジタルカメラ7を接続したり、ネットワーク接続部を用いて通信ネットワーク19を介して他のコンピュータ機器やサーバ20に接続し、また、記録媒体9を記録媒体装填部4に装填する。
次に、ステップS102で、情報入力手段13を用いて、静止画像ファイル又は静止画像ファイルと楽曲音声ファイルを動画ファイルに変換、又は動画ファイルのファイル形式を変換(以下では、静止画像ファイルを動画ファイルに変換する場合について記載する。)して記録媒体9に書き込むように指示する信号(関連ファイル生成複製信号)を生成する。ここで、従来の情報記録装置では、画像ファイルの読み込み、読み込んだ画像ファイルの変換、変換された画像ファイルの書き込み等の一連の処理を行うためには、例えば、各々の処理段階で表示部5に表示される画面を見ながら、操作部6を操作して項目を選択したり、確認ボタンを押す等の操作を何度も繰り返さなければならず操作が煩雑であったが、本実施例では、情報入力手段13の操作部6に設けられた専用のボタン(例えば、一発作成ボタン21)を押したり、タッチパネルに表示されたスイッチ(例えば、一発作成アイコン21a)を押したり、情報記録装置1が図6のようにパソコンで構成される場合は、キーボード6aの所定のキーを押したり、マウス6bをクリック(又はダブルクリック)する等の一度の操作で関連ファイル生成複製信号が生成され、該関連ファイル生成複製信号によりファイル形式の変換、ファイルの書き込み等の処理が自動的に実行されるため、操作を大幅に簡略化することができる。
なお、本実施例で述べる”一度の操作”とは、専用のボタンやスイッチを押す等の文字通りの一回の操作のみならず、キーボード6aを用いて所定の情報(例えば、”y”)を入力してリターンキーを押したり、マウス6bを所定の部分に動かしてクリックしたり、マウスをダブルクリックする等、厳密には二回以上の操作であるが、実質的には一回の操作と同等とみなすことができる操作も含む概念である。
次に、ステップS103で、関連ファイル生成複製信号受信手段10は、情報入力手段13で生成された関連ファイル生成複製信号を受信すると、以下の手順に従って静止画像ファイルの読み取り、変換、記録媒体9への書き込みの一連の操作を自動的に行う。具体的には、ステップS104で、データ入力手段12を用いて、所定のエリアに格納されたファイル(ここでは、デジタルカメラ7やメディア8に記録された静止画像ファイル)を読み取る。ここで、上述したように従来の情報記録装置では静止画像ファイルの読み取りの際に、例えば、メニュー画面に表示される項目の中から”データの読み取り”を選択して、確認画面で”OK”を選択する等の操作が必要であったが、本実施例の情報記録装置1では、関連ファイル生成複製信号受信手段10が関連ファイル生成複製信号を受信すると、自動的に予め定められたエリアから画像ファイルが読み取られるため、ユーザが表示部5や操作部6で操作する必要はない。
次に、ステップS105で、所定のスライドショー設定画面を用いてスライド表示する画像ファイルの選択、表示順の設定、楽曲音声ファイルの選択、スライド効果の設定、スライドショーと共に再生する動画データの選択等を行った後、データ変換手段14を用いて、読み取った静止画像ファイルと楽曲音声ファイルとを用いて動画ファイルを作成し、該動画ファイルを別のファイル形式のファイル(ここでは、DVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能なMPEG1、MPEG2等の形式の動画ファイルやVideo−CD形式ファイル、DVD−Video形式ファイル、HDTV形式ファイル)に変換する。ここでも、従来の情報記録装置1では、静止画像ファイルの変換の際に、例えば、メニュー画面に表示される項目の中から”ファイル形式の変換”を選択して、確認画面で”OK”を選択する等の操作が必要であったが、本実施例の情報記録装置1では、データ入力手段12が静止画像ファイルを読み取ると、自動的に予め定められた方法でファイル形式が変換されるため、ユーザが表示部5や操作部6で操作する必要はない。
なお、静止画像ファイルから動画ファイルを作成する方法は特に限定されないが、例えば、静止画像ファイルをスライドショーのように表示する場合は、静止画像ファイルにスライド表示の時間分の差分0のデータを付加して動画ファイルを生成したり、静止画像ファイルにスライドショープログラムで設定されたスライド効果に基づく差分データを付加して動画ファイルを生成することができる。
次に、変換元のファイル(ここではパソコン用の静止画像ファイル)と変換後のファイル(ここでは画像再生機器用の動画ファイル)の書き込みを行うが、パソコンでは、ファイルが記録媒体9のどの領域に書き込まれていても読み込むことができるのに対して、画像再生機器の場合、データシーク順(すなわち、データを読み込む順序)が設定されており、ファイルが記録される領域によっては画像再生機器で読み込むことができなくなってしまう。そこで、本実施例では、画像再生機器用のファイルが所定の領域(一般的にはディスク型記録媒体の場合は内側)に記録されるように記録順を制御する。
具体的には、ステップS106で、データ転送手段15は、データ変換手段14で作成された画像再生機器用の動画ファイルや関連付けファイル等(以下、これらを総称して画像再生機器用ファイル群と呼ぶ。)を、記憶手段17に予め設けられた書き込み用の所定のフォルダに転送する。すると、ステップS107で、データ記録手段16は、該フォルダから画像再生機器用ファイル群を読み出して、図4に示すように、記録媒体装填部4に装填されたCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスク等の記録媒体9の内側(画像再生機器用ファイル群記録領域9a)に記録する。ここで、動画ファイルの画像形式としてMPEG1を用いCD−Rに記録すればVideo−CD形式の記録媒体9を作成することができ、動画ファイルの画像形式としてMPEG2を用いDVD−Rに記録すればDVD−Video形式の記録媒体9を作成することができ、どの形式のファイルに変換し、どのような種類の記録媒体9に記録するかをユーザが選択できる構成としてもよい。
次に、ステップS108で、データ記録手段16は、パソコン用のファイルの記録を行う前に、画像再生機器で使用可能なファイルの領域を区分するために一旦セッションをクローズする。
次に、ステップS109で、データ転送手段15は、データ入力手段12で入力したパソコン用の静止画像ファイルや楽曲音声ファイル、静止画像ファイルをスライド表示するためのアプリケーション、スライドショーの設定ファイル等(以下、これらを総称してパソコン用ファイル群と呼ぶ。)を、記憶手段17に予め設けられた書き込み用の所定のフォルダに転送する。すると、ステップS110で、データ記録手段16は、該フォルダからパソコン用ファイル群を読み出して、図4に示すように記録媒体9に先に記録された画像再生機器用ファイル群の外側(パソコン用ファイル群記録領域9b)に記録して一連の書き込み処理を終了する。
ここでも、従来の情報記録装置1では、画像ファイルの記録の際に、例えば、メニュー画面に表示される項目の中から”データの記録”を選択して、確認画面で”OK”を選択する等の操作が必要であったが、本実施例の情報記録装置1では、データ変換手段14がファイル形式の変換を行うと、自動的に予め定められた順番で画像ファイルが記録されるため、ユーザが表示部5や操作部6で操作する必要はない。
なお、上記手順では、デジタルカメラ7を接続又はメディア8を装填し、記録媒体9を装填した後、一発作成ボタン21や一発作成アイコン21aなどを押す等の一度の操作により情報入力手段13を用いて関連ファイル生成複製信号を生成したが、本発明では、関連ファイル生成複製信号を生成した後、自動的にファイルが変換されて変換元のファイルと変換後のファイルとが記録媒体9に書き込まれるように制御されればよく、例えば、関連ファイル生成複製信号を生成する前に、静止画像ファイルの選択を行ったり、静止画像ファイルに画像処理を施す等の処理を行ってもよい。また、上記手順では、パソコン及び画像再生機器の双方で読み取れるようにデータ転送手段15で書き込み順番を制御したが、書き込みの順番を問わない場合はどちらのファイルを先に書き込んでもよく、また、書き込みファイルを記憶手段17に一旦格納することなく、直接記録媒体9に書き込んでもよい。
このように、本実施例の情報記録装置1では、操作者の一度の操作(ボタン(例えば、一発作成ボタン21)を押す、タッチパネルに触れたり画面上のスイッチ(例えば、一発作成アイコン21a)を押す、キーボードの所定のキーを押す、マウスをクリック又はダブルクリックする等)でファイルの変換、書き込みを指示する関連ファイル生成複製信号が生成され、関連ファイル生成複製信号受信手段10で関連ファイル生成複製信号を受信すると、自動的に、データ変換手段14で所定のエリアに格納されたファイルが別の形式のファイルに変換され、データ記録手段16で記録媒体9に書き込まれるため、それぞれのステップでユーザが表示部5を見ながら操作部6を操作する必要がなく、操作を大幅に簡略化することができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る情報記録制御プログラムついて、図9乃至図12を参照して説明する。図9は、第2の実施例に係る情報記録装置の構成を模式的に示す図であり、図10は、その機能を示すブロック図である。また、図11は、本実施例の情報記録方法の手順を示すフローチャート図であり、図12は、記録媒体におけるファイルの記録領域を示す図である。
前記した第1の実施例では、変換元のファイル(静止画像ファイル)と変換後のファイル(動画ファイル)とを任意の記録媒体9に記録する構成としたが、サービス提供者は自社で制作した記録媒体9が使用されるように仕向けることにより自社のサービスの利用促進を図ることができる。そこで、本実施例では、予め特定の情報が記録された記録媒体9に対してのみファイルの変換、書き込みが行われるような仕組みを構築する。
具体的には、図9に示すように、本実施例の情報記録装置1が設置される写真店等の店舗には、記録媒体9が画像ファイルの書き込みを許可された記録媒体であるか否かを判定するために利用される情報、例えば、記録媒体9に対して与えられた識別情報、特定のアプリケーション(画像ファイルを編集/再生するためのスライドショープログラムや画像ファイルを検索するためのプログラム、画像ファイルを画像処理するためのプログラム、画像ファイルを家庭用プリンタでプリントするためのプログラム、画像ファイルを他の記録媒体に書き込むためのプログラムなど)、特定のコンテンツ(音楽コンテンツやデザイン、画像コンテンツなど)などを含む特定の情報(ファイル形式である必要はなく、任意の形態のデータでよい。)が予め書き込まれた記録媒体9が陳列棚18等に陳列され、ユーザが購入できるように構成されている。
また、図10に示すように、情報記録装置1は、データ入力手段12と、情報入力手段13と、関連ファイル生成複製信号受信手段10と、データ変換手段14と、データ転送手段15と、データ記録手段16と、記憶手段17とに加えて、記録媒体9に予め書き込まれた特定の情報を読み取る特定情報読み取り手段11を備えて構成される。なお、上記各手段はハードウェアとして構成されていてもよいが、コンピュータを、関連ファイル生成複製信号受信手段10、特定情報読み取り手段11、データ変換手段14、データ記録手段16として機能させるソフトウェア(情報記録制御プログラム)として構成されていてもよい。
上記構成の情報記録装置1を用いて、画像ファイルが記録媒体9に記録されるまでの手順について、図11のフローチャート図を参照して説明する。なお、以下では、デジタルカメラ7又はメディア8に記録された画像ファイルを記録媒体9に記録する場合について説明するが、第1の実施例と同様に、CD−R書き込みサービスを利用してデジタルカメラ7やメディア8、フィルムから読み取った画像ファイルが予め書き込まれた記録媒体9を用い、この記録媒体9から画像ファイルを読み取って変換した後、変換後の画像ファイルを該記録媒体に追記する構成とすることもできる。
まず、ユーザはデジタルカメラ7を用いて写真を撮影し、写真の画像ファイルが記録されたデジタルカメラ7やメディア8を持参して写真店に出向き、ステップS201で、写真店内の陳列棚18等に陳列されている、予め特定の情報が書き込まれた記録媒体9を購入する。なお、ここでは、ユーザが写真店で記録媒体9を購入する構成としているが、別の写真店で購入した記録媒体9を用いたり、以前に画像ファイルの書き込みを行った記録媒体9を再度用いてもよい。また、ここでは情報記録装置1を操作する前に記録媒体9を購入する構成としているが、キオスク型の情報記録装置1の場合、内部にCD−Rディスペンサ等を備え、CD−Rを自動的に供給することができる場合もあり、その場合は、記録媒体9を購入せずにそのまま情報記録装置1で注文を行えばよい。
次に、ステップS202で、情報記録装置1のメディア装填部2にファイル(ここでは、静止画像ファイル)が書き込まれたメディア8を装填したり、機器接続部3にデジタルカメラ7を接続したり、ネットワーク接続部を用いて通信ネットワーク19を介して他のコンピュータ機器やサーバ20に接続し、また、記録媒体9を記録媒体装填部4に装填する。
次に、ステップS203で、情報入力手段13の操作部6に設けられた専用のボタン(例えば、一発作成ボタン21)を押したり、タッチパネルで構成される表示部5に表示されたスイッチ(例えば、一発作成アイコン21a)を押したり、情報記録装置1がパソコンで構成される場合は、キーボード6aの所定のキーを押したり、マウス6bをクリック(又はダブルクリック)する等の一度の操作で関連ファイル生成複製信号を生成する。
次に、ステップS204で、関連ファイル生成複製信号受信手段10が、情報入力手段13で生成された関連ファイル生成複製信号を受信すると、ステップS205で、特定情報読み取り手段11は、記録媒体9に特定の情報が記録されているかを調べる。なお、特定の情報は記録媒体9のどの領域にどのような形態で記録されていてもよいが、情報記録装置1のデータシーク順を考慮して、例えば、図12に示すようにディスク型記録媒体の内側等の特定の領域(特定情報記録領域9c)に記録する構成とすれば特定の情報の読み取りをスムーズに行うことができる。また、特定の情報はファイルである必要はなく信号として書き込まれていてもよく、その場合は、通常、データやファイルが書き込まれる領域(論理アドレス領域)よりも内側の領域(論理アドレス領域外)に書き込むこともできる。
そして、ステップS206で、特定の情報が書き込まれていれば、情報記録装置1による画像ファイルの書き込みが許可された記録媒体9であると判断して以下の手順に従って静止画像ファイルの読み取り、変換、記録媒体9への書き込みの一連の操作を自動的に行う。具体的には、第1の実施例と同様に、ステップS207で、データ入力手段12を用いて、所定のエリアに格納されたファイル(ここでは、デジタルカメラ7やメディア8に記録された静止画像ファイル)を読み取り、ステップS208で、データ変換手段14を用いて、別のファイル形式のファイル(ここでは、DVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能なMPEG1、MPEG2等の形式の動画ファイルやVideo−CD形式ファイル、DVD−Video形式ファイル、HDTV形式ファイル)に変換する。
その後、ステップS209で、データ転送手段15は、データ変換手段14で作成された画像再生機器用ファイル群を、記憶手段17に予め設けられた書き込み用の所定のフォルダに転送し、ステップS210で、データ記録手段16は、該フォルダから画像再生機器用ファイル群を読み出して、記録媒体装填部4に装填されたCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスク等の記録媒体9の内側(画像再生機器用ファイル群記録領域9a)に記録する。
次に、ステップS211で、データ記録手段16は、一旦セッションをクローズした後、ステップS212で、データ転送手段15は、データ入力手段12で入力したパソコン用ファイル群を、記憶手段17に予め設けられた書き込み用の所定のフォルダに転送し、ステップS213で、データ記録手段16は、該フォルダからパソコン用ファイル群を読み出して、記録媒体9に先に記録された画像再生機器用ファイル群の外側(パソコン用ファイル群記録領域9b)に記録して一連の書き込み処理を終了する。
なお、本実施例においても、関連ファイル生成複製信号を受信した後、一発作成ボタン21や一発作成アイコン21aなどを押す等の一度の操作により自動的にファイルの変換、書き込みが行われるため、従来の情報記録装置のように、各々の処理段階で表示部5に表示される画面を見ながら、操作部6を操作して項目を選択したり、確認ボタンを押す等の操作を何度も繰り返す必要がなく、操作を大幅に簡略化することができる。また、上記手順では、デジタルカメラ7を接続又はメディア8を装着し、記録媒体9を挿入した後、情報入力手段13を用いて関連ファイル生成複製信号を生成したが、本実施例でも、関連ファイル生成複製信号を生成する前に、静止画像ファイルの選択を行ったり、静止画像ファイルに画像処理を施したりしてもよい。また、上記手順では、パソコン及び画像再生機器の双方で読み取れるようにデータ転送手段15で書き込み順番を制御したが、書き込みの順番を問わない場合はどちらのファイルを先に書き込んでもよく、また、書き込みファイルを記憶手段17に一旦格納することなく、直接記録媒体9に書き込んでもよい。
このように、本実施例の情報記録装置1では、第1の実施例の効果に加えて、記録媒体9に予め書き込まれた特定の情報を読み取り、特定の情報が書き込まれている場合にのみ、その後の画像ファイルの読み込み、変換、書き込みが行われるため、サービス提供者は自社のサービスの利用促進を図ることができる。
次に、本発明の第3の実施例に係る情報記録制御プログラムついて、図13及び図14を参照して説明する。図13は、本実施例の情報記録方法の手順を示すフローチャート図であり、図14は、記録媒体におけるファイルの記録領域を示す図である。
前記した第1及び第2の実施例では、一度の操作で、入力された画像ファイルなどからパソコン用ファイル群と画像再生機器用ファイル群とが作成されて記録媒体9に記録される構成としたが、CDプレーヤやMP3プレーヤなどの音楽再生機器で再生される楽曲音声ファイルと画像ファイルとを用いて画像再生機器用の動画ファイルを作成する場合も、従来は複雑な操作をしなければファイルの変換やファイルの記録ができないという問題があった。そこで、本実施例では、このような場合でも一度の操作でパソコン用ファイル群及び音楽再生機器用ファイル群と画像再生機器用ファイル群とが記録媒体9に記録できるようにする。
具体的には、本実施例の情報記録装置1は、第1の実施例と同様に、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの画像ファイルや楽曲音声ファイルが記録されたメディア8を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ7やカメラ付き携帯電話機7a等の撮影機器から有線又は無線、赤外線等によって画像ファイルや楽曲音声ファイルを読み取るための機器接続部3、必要に応じて、通信ネットワーク19を介して他のコンピュータ機器やサーバ20と接続するためのネットワーク接続部等のデータ入力手段と、メディア8やデジタルカメラ7から読み取った画像ファイルや楽曲音声ファイルを記録するCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスク等の記録媒体9を装填する記録媒体装填部4と、画像ファイルや楽曲音声ファイルの変換/書き込みを指示するため関連ファイル生成複製信号を生成するためのボタン、キーボード、マウス等の操作部6及びLCD、CRT等の表示部5とを備えている。また、情報記録装置1の任意の位置に、ファイルの読み取り又はファイルの変換からファイルの記録に至る一連の処理を一度の操作で実行させるための関連ファイル生成複製信号を送出する一発作成ボタン21などが設けられ、また、表示部5の画面上に一発作成アイコン21aなどが表示されている。
また、情報記録装置1は第1の実施例と同様の機能を備える。すなわち、メディア装填部2、機器接続部3、ネットワーク接続部等を用いてCDプレーヤやMP3プレーヤなどの音楽再生機器22やDVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器21で再生するデータの基となる静止画像ファイルや動画ファイル、楽曲音声ファイル等を入力するデータ入力手段12と、表示部5や操作部6に設けた一発作成ボタン21や一発作成アイコン21aなどを用いて、関連ファイル生成複製信号を生成する情報入力手段13と、関連ファイル生成複製信号を受信する関連ファイル生成複製信号受信手段10と、楽曲音声ファイルを音楽再生機器で再生可能なAudio−CD形式やDVD−Audio形式、MP3形式、WAV形式、WMA形式、アトラック形式等のファイルやDVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で再生可能な形式のファイルに変換するデータ変換手段14と、入力したファイルや変換したファイル、アプリケーション、コンテンツ等のファイルの記録順序を制御するデータ転送手段15と、データ転送手段15によって転送されたファイルを記録媒体装填部4に装填された記録媒体9に書き込むデータ記録手段16と、アプリケーションプログラムや入力されたファイルに関連するコンテンツ等を記憶する記憶手段17とを備えている。
なお、本実施例においても、上記各手段はハードウェアとして構成されていてもよいが、コンピュータを、関連ファイル生成複製信号受信手段10、データ変換手段14、データ記録手段16として機能させるソフトウェア(情報記録制御プログラム)として構成されていてもよい。また、情報記録装置1の形態は任意であり、レンタルショップやコンビニエンスストア等の店舗に設置可能なキオスク型の装置としたり、卓上型の店頭端末としたり、上記ソフトウェア(情報記録制御プログラム)がインストールされたパソコンとしたり、専用のセットトップボックスとしたり、ポータブルライターなどとしてもよいし、記憶手段や演算手段を備えたDVDレコーダなどとしてもよい。
上記構成の情報記録装置1を用いて、画像ファイル及び楽曲音声ファイルと、これらのファイルを用いて作成される動画ファイルとが記録媒体9に記録されるまでの手順について、図13のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS301において、情報記録装置1のメディア装填部2に静止画像ファイル、動画ファイル、又は、楽曲音声ファイルが書き込まれたメディア8を装填したり、機器接続部3にデジタルカメラ7を接続したり、ネットワーク接続部を用いて通信ネットワーク19を介して他のコンピュータ機器やサーバ20に接続し、また、記録媒体9を記録媒体装填部4に装填する。
次に、ステップS302で、一発作成ボタン21や一発作成アイコン21aなどを操作することにより、情報入力手段13を用いて、静止画像ファイルと楽曲音声ファイルを動画ファイルに変換、又は動画ファイルのファイル形式を変換、又は楽曲音声ファイルを音楽再生機器で再生可能な形式のファイルに変換して記録媒体9に書き込むように指示する信号(関連ファイル生成複製信号)を生成する。
次に、ステップS303で、関連ファイル生成複製信号受信手段10は、情報入力手段13で生成された関連ファイル生成複製信号を受信すると、以下の手順に従って画像ファイルや楽曲音声ファイルの読み取り、変換、記録媒体9への書き込みの一連の操作を自動的に行う。具体的には、ステップS304で、データ入力手段12を用いて、所定のエリアに格納されたファイル(ここでは、メディア8に記録された静止画像ファイル及びAudio−CD形式、DVD−Audio形式、MP3形式、WAV形式、WMA形式、アトラック形式等のいずれかの楽曲音声ファイル)を読み取る。
次に、ステップS305で、読み取った楽曲音声ファイルの種類に応じて以下の処理を行う。なお、音楽再生機器の種別によって再生可能な楽曲音声ファイルの種類が異なり、音楽再生機器で再生できるファイルと再生できないファイルとを明確に分類することはできないため、以下では例示として分類する。
まず、第1の形態は、読み取った楽曲音声ファイルがそのままでは音楽再生機器で再生できない(音楽再生機器全般で再生できない場合と特定の種類の音楽再生機器では再生できない場合の双方を含む。)形式のファイルの場合(例えば、WAV、WMA、MP3、アトラック形式等の場合)である。この場合は、所定のスライドショー設定画面を用いてスライド表示する画像ファイルの選択、表示順の設定、楽曲音声ファイルの選択(画像再生機器で再生される動画ファイルの作成に利用する楽曲音声ファイルと音楽再生機器用に記録する楽曲音声ファイルとは同じであってもよいし、異なってもよい。)、スライド効果の設定、スライドショーと共に再生する動画データの選択等を行った後、データ変換手段14を用いて、読み取った静止画像ファイルと楽曲音声ファイルとを用いて動画ファイルを作成し、該動画ファイルを別のファイル形式のファイル(ここでは、DVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能なMPEG1、MPEG2等の形式の動画ファイルやVideo−CD形式ファイル、DVD−Video形式ファイル、HDTV形式ファイル)に変換し、更に、読み取った楽曲音声ファイルを音楽再生機器で再生可能な形式(Audio−CD形式やDVD−Audio形式、MP3等)のファイルに変換する。
また、第2の形態は、入力された楽曲音声ファイルが音楽再生機器で再生できる形式のファイルの場合(例えば、Audio−CD形式やDVD−Audio形式、MP3等の場合)である。この場合は、第1の形態と同様に、所定のスライドショー設定画面を用いてスライド表示する画像ファイルの選択、表示順の設定、楽曲音声ファイルの選択、スライド効果の設定、スライドショーと共に再生する動画データの選択等を行った後、データ変換手段14を用いて、読み取った静止画像ファイルと楽曲音声ファイルとを用いて動画ファイルを作成し、該動画ファイルを別のファイル形式のファイル(ここでは、DVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能なMPEG1、MPEG2等の形式の動画ファイルやVideo−CD形式ファイル、DVD−Video形式ファイル、HDTV形式ファイル)に変換する。また、必要に応じて、入力された楽曲音声ファイルがMP3形式であり音楽再生機器がCDプレーヤの場合や、入力された楽曲音声ファイルがAudio−CD形式やDVD−Audio形式であり音楽再生機器がMP3プレーヤの場合は、データ変換手段14を用いて、Audio−CD形式やDVD−Audio形式などとMP3形式などとの変換を行う。
その後、変換元のファイル(ここではパソコン用の静止画像ファイル)と変換後のファイル(ここでは画像再生機器用のVideo−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式のいずれかの動画ファイル、及び、音楽再生機器用のAudio−CD形式、DVD−Audio形式、MP3形式などの楽曲音声ファイル)の書き込みを行うが、パソコンや音楽再生機器では、ファイルが記録媒体9のどの領域に書き込まれていても読み込むことができるのに対して、画像再生機器の場合、データシーク順が設定されており、ファイルが記録される領域によっては画像再生機器で読み込むことができなくなってしまうためは、画像再生機器用のファイルが所定の領域(一般的にはディスク型記録媒体の場合は内側)に記録されるように記録順を制御する。
具体的には、ステップS306で、データ転送手段15は、データ変換手段14で作成された画像再生機器用の動画ファイルや関連付けファイル等の画像再生機器用ファイル群を、記憶手段17に予め設けられた書き込み用の所定のフォルダに転送する。すると、ステップS307で、データ記録手段16は、該フォルダから画像再生機器用ファイル群を読み出して、図14に示すように、記録媒体装填部4に装填されたCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスク等の記録媒体9の内側(画像再生機器用ファイル群記録領域9a)に記録する。
次に、ステップS308で、データ記録手段16は、パソコン用のファイル及び音楽再生機器用のファイルの記録を行う前に、画像再生機器で使用可能なファイルの領域を区分するために一旦セッションをクローズする。
次に、ステップS309で、データ転送手段15は、データ入力手段12で入力したパソコン用の静止画像ファイルや楽曲音声ファイル、静止画像ファイルをスライド表示するためのアプリケーション、スライドショーの設定ファイル、音楽再生機器用の楽曲音声ファイル等(以下、これらを総称してパソコン及び音楽再生機器用ファイル群と呼ぶ。)を、記憶手段17に予め設けられた書き込み用の所定のフォルダに転送する。すると、ステップS310で、データ記録手段16は、該フォルダからパソコン及び音楽再生機器用ファイル群を読み出して、図14に示すように記録媒体9に先に記録された画像再生機器用ファイル群の外側(パソコン及び音楽再生機器用ファイル群記録領域9c)に記録して一連の書き込み処理を終了する。
このように、本実施例の情報記録装置1においても、一発作成ボタン21や一発作成アイコン21aなどを押す等の操作者の一度の操作でファイルの変換、書き込みを指示する関連ファイル生成複製信号が生成され、関連ファイル生成複製信号受信手段10で関連ファイル生成複製信号を受信すると、自動的に、データ変換手段14で所定のエリアに格納されたファイルが別の形式のファイルに変換され、データ記録手段16で記録媒体9の内側に画像再生機器用ファイル群が、外側にパソコン及び音楽再生機器用ファイル群が書き込まれるため、簡単にパソコン又は音楽再生機器と画像再生機器とで再生可能な記録媒体9を作成することができる。
なお、上記説明では、記録媒体9の外側にパソコン及び音楽再生機器の双方で利用可能なファイルを記録する構成としたが、記録媒体9の外側には音楽再生機器で利用可能なファイルのみを記録する構成とすることもできる。また、本実施例の構成においても、第2の実施例で示したように、記録媒体9に予め書き込まれた特定の情報を読み取り、特定の情報が書き込まれている場合にのみ、その後の画像ファイルや楽曲音声ファイルの読み込み、変換、書き込みを行う構成としてもよい。
また、上記各実施例では、デジタルカメラ7やメディア8、フィルムから読み取った画像ファイルや楽曲音声ファイルを別のファイル形式に変換して記録媒体9に書き込む場合について示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、任意のファイルのファイル形式を変換して記録媒体9や記憶手段に書き込む場合についても同様に適用することができる。
本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の機能を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録方法の手順を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置で作成される記録媒体のファイル記録領域を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の他の構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の他の構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の他の構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施例に係る情報記録装置の他の構成を示す外観図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録装置の構成を示す外観図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録装置の機能を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録方法の手順を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録装置で作成される記録媒体のファイル記録領域を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録方法の手順を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る情報記録装置で作成される記録媒体のファイル記録領域を模式的に示す図である。
符号の説明
1 情報記録装置
2 メディア装填部
3 機器接続部
4 記録媒体装填部
5 表示部
6 操作部
6a キーボード
6b マウス
7 デジタルカメラ
7a カメラ付き携帯電話機
8 メディア
9 記録媒体
9a 画像再生機器用ファイル群記録領域
9b パソコン用ファイル群記録領域
9c 特定情報記録領域
10 関連ファイル生成複製信号受信手段
11 特定情報読み取り手段
12 データ入力手段
13 情報入力手段
14 データ変換手段
15 データ転送手段
16 データ記録手段
17 記憶手段
18 陳列棚
19 通信ネットワーク
20 サーバ
21 一発作成ボタン
21a 一発作成アイコン

Claims (4)

  1. コンピュータを、
    操作者の一度の操作により情報入力手段を用いて生成される関連ファイル生成複製信号を受信する手段として機能させ、
    前記関連ファイル生成複製信号を受信すると、所定のエリアに格納されたファイルを別のファイル形式のファイルに変換し、該変換されたファイルと前記変換の元となったファイルとを書き込み手段に書き込ませる手段として機能させる、ことを特徴とする情報記録制御プログラム。
  2. コンピュータを、
    操作者の一度の操作により情報入力手段を用いて生成される関連ファイル生成複製信号を受信する手段として機能させ、
    前記関連ファイル生成複製信号を受信すると、ファイルの書き込みを行う記録媒体に特定の情報が書き込まれているかを調べ、前記特定の情報が書き込まれている場合に、所定のエリアに格納されたファイルを別のファイル形式のファイルに変換し、該変換されたファイルと前記変換の元となったファイルとを書き込み手段に書き込ませる手段として機能させる、ことを特徴とする情報記録制御プログラム。
  3. 前記特定の情報は、前記記録媒体を識別するためのID情報、予め定められた種類のプログラム、又は、予め定められた種類のコンテンツのいずれかを含むことを特徴とする請求項2記載の情報記録制御プログラム。
  4. 前記変換の元となったファイルは、静止画像ファイル、動画ファイル、又は、静止画像ファイル及び楽曲音声ファイルであり、前記変換されたファイルは、動画ファイル、又は、動画ファイル及び楽曲音声ファイルであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の情報記録制御プログラム。
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