JP2006324868A - 記録装置及び記録プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の画像データが所望の形態で記録された利用価値の高い記録媒体を簡単に作成することができる記録装置及び記録プログラムの提供。
【解決手段】デジタルカメラやメディアなどから読み取った画像データをサーバなどに記憶し、携帯電話機などの携帯機器を用いて、画像データの選択や、画像の回転、文字や音声の合成などの指示を行い、記録装置では、特定の記録媒体が装填された場合に、携帯機器で選択した画像データの記憶場所や該画像データに対する処理が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて対象となる画像データを特定し、対象となる画像データが存在する場合は、少なくとも特定された画像データや指示情報に従って処理された画像データを記録媒体に記録し、対象となる画像データが存在しない場合は、その旨を示すメッセージ画面を表示手段に表示する。
【選択図】図10
【解決手段】デジタルカメラやメディアなどから読み取った画像データをサーバなどに記憶し、携帯電話機などの携帯機器を用いて、画像データの選択や、画像の回転、文字や音声の合成などの指示を行い、記録装置では、特定の記録媒体が装填された場合に、携帯機器で選択した画像データの記憶場所や該画像データに対する処理が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて対象となる画像データを特定し、対象となる画像データが存在する場合は、少なくとも特定された画像データや指示情報に従って処理された画像データを記録媒体に記録し、対象となる画像データが存在しない場合は、その旨を示すメッセージ画面を表示手段に表示する。
【選択図】図10
Description
本発明は、記録装置及び記録プログラムに関し、特に、サーバにアップロードされた画像データを記録媒体に記録する記録装置及び記録プログラムに関する。
近年、写真に関連する様々なサービスが提供されるようになってきている。例えば、ユーザがデジタルカメラで写真を撮影し、デジタルカメラやデジタルカメラ用メディアをミニラボ等の写真店に持ち込み、店舗内に設けられた無人端末(キオスク)や店頭端末などを用いて、デジタルカメラやメディアに記録された画像データをCD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込むことができる(無人端末に関しては、例えば、下記特許文献1参照)。
また、デジタルカメラやメディア、フィルムから読み取った画像データを、DVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機のような家電機器でスライドショーとして再生するためのVideo−CD形式やDVD−Video形式のデータ(以下、家電機器で再生するためのスライドショー用のデータを家電機器用データと呼ぶ。)を生成し、元の画像データと生成した家電機器用データとをCD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込むサービスも行われている。
デジタルカメラやメディアに記録された画像データの中には、記録媒体に記録する必要のない画像データや、回転させるなどの処理を行うことにより見栄えがよくなる画像データなどが含まれている場合もあるため、上記サービスを利用して記録媒体を作成する場合は、画像データを選択したり、画像を回転させるなどの操作を行うことが好ましい。
しかしながら、上記無人端末や店頭端末は人前で操作を行うものであるため、例えば、順番待ちのユーザがいる場合には落ち着いて操作をすることができない。そのため、デジタルカメラやメディアに記録された画像データをそのまま記録媒体に記録する場合が多くなり、所望の画像データが所望の形態で記録された利用価値の高い記録媒体を作成することができないという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、所望の画像データが所望の形態で記録された利用価値の高い記録媒体を簡単に作成することができる記録装置及び記録プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の記録装置は、通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを識別する手段と、装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバから、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、前記選択された画像データが存在する場合に、記録手段に、少なくとも前記選択された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えるものである。
また、本発明の記録装置は、通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを識別する手段と、装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバ又は前記携帯機器から送信された、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所が記述された指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、前記選択された画像データが存在する場合に、記録手段に、少なくとも前記選択された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えるものである。
また、本発明の記録装置は、通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択及び処理の指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを判別する手段と、装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバから、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所及び該画像データに対する処理が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、前記選択された画像データが存在する場合に、該画像データに対して前記指示情報に従って処理を実行する手段と、記録手段に、少なくとも処理された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えるものである。
また、本発明の記録装置は、通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択及び処理の指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを判別する手段と、装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバ又は前記携帯機器から送信された、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所及び該画像データに対する処理が記述された指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、前記選択された画像データが存在する場合に、該画像データに対して前記指示情報に従って処理を実行する手段と、記録手段に、少なくとも処理された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記処理は、画像データに基づく画像を回転させる処理、画像データに基づく画像に文字情報を合成する処理、又は、画像データに音声情報を合成する処理のいずれかを含むことが好ましい。
また、本発明においては、更に、前記選択された画像データが存在しない場合に、該画像データが存在しないことを示すメッセージを表示手段に表示させる手段を備える構成とすることができる。
また、本発明においては、前記記録媒体はディスク型記録媒体であり、前記識別情報は前記ディスク型記録媒体の論理アドレス領域よりも内周側の領域に記録されていることが好ましい。
また、本発明の記録プログラムは、コンピュータを、記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを識別する手段、装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、所定の画像データの記憶場所が記述された指示情報に基づいて、前記所定の画像データを特定する手段、前記所定の画像データが存在する場合に、記録手段に、少なくとも前記所定の画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段、として機能させるものである。
また、本発明の記録プログラムは、コンピュータを、記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを判別する手段、装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、所定の画像データの記憶場所及び該所定の画像データに対する処理が記述された指示情報に基づいて、前記所定の画像データを特定する手段、前記所定の画像データが存在する場合に、該画像データに対して前記指示情報に従って処理を実行する手段、記録手段に、少なくとも処理された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段、として機能させるものである。
本発明においては、コンピュータを、更に、前記所定の画像データが存在しない場合に、該所定の画像データが存在しないことを示すメッセージを表示手段に表示させる手段として機能させる構成とすることができる。
このように、本発明の構成によれば、記録装置では、特定の記録媒体が装填された場合に、携帯機器で選択した画像データの記憶場所や該画像データに対する処理が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて選択された画像データを特定し、少なくとも選択された画像データや指示情報に従って処理された画像データを特定の記録媒体に記録するため、所望の画像データが所望の形態で記録された利用価値の高い記録媒体を簡単に作成することができる。
本発明の記録装置及び記録プログラムによれば、所望の画像データが所望の形態で記録された利用価値の高い記録媒体を簡単に作成することができる。
その理由は、デジタルカメラやメディアなどから読み取った画像データをサーバなどに記憶し、携帯電話機などの携帯機器を用いて、画像データの選択や、画像の回転、文字や音声の合成などの指示を行い、記録装置では、特定の記録媒体が装填された場合に、携帯機器で選択した画像データの記憶場所や該画像データに対する処理が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて選択された画像データを特定し、選択された画像データが存在する場合は、少なくとも選択された画像データや指示情報に従って処理された画像データを特定の記録媒体に記録し、選択された画像データが存在しない場合は、その旨を示すメッセージ画面を表示手段に表示する制御が行われるからである。
従来技術で示したように、デジタルカメラやメディアから読み取った画像データや該画像データに基づいて生成された家電機器用データなどを記録媒体に記録するサービスが行われているが、無人端末や店頭端末上では画像データを選択したり画像データを回転させるなどの操作を落ち着いて行うことができないため、結果的に全ての画像データをそのまま記録する場合が多くなり、利用価値の高い記録媒体を作成することができないという問題があった。
一方、近年、サイズが大きく、解像度の高いモニタを備える処理能力の高い携帯電話機などの携帯機器が普及しており、携帯機器でも画像を鮮明に表示することができ、また、表示されている画像に対して各処理を実行できるようになってきている。
そこで、本発明では、無人端末や店頭端末で操作を行うのではなく、携帯機器を用いて、画像データの選択や、画像の回転、文字や音声の合成などの指示を行い、その指示情報を記録装置が利用できるように所定の場所に記録する。そして、記録装置では、特定の記録媒体が装填された場合に指示情報を読み取り、指示情報に基づいて選択された画像データを特定し、選択された画像データが存在する場合に、少なくとも選択された画像データや指示情報に従って処理された画像データを特定の記録媒体に記録することにより上記問題を解決している。以下、その具体例について図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施例に係る記録装置及び記録プログラムについて、図1乃至図16を参照して説明する。図1は、本実施例の記録システムの構成を模式的に示す図であり、図2は、記録システムの他の構成を示す図、図3乃至図6は、記録装置の他の構成を示す図である。また、図7は、本実施例の記録装置の手段を示すブロック図であり、図8乃至図10は、本実施例の記録システムを用いた処理の手順を示すフローチャート図である。また、図11乃至図13は、データの記録構造を示す図であり、図14は、指示情報の具体例を示す図である。また、図15は、記録媒体(CD−R)の構造を模式的に示す図であり、図16は、本実施例の記録装置の表示手段に表示される画面構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の記録システムは、デジタルカメラ8やメディア9などから画像データ(静止画像データ、動画データ、画像情報を含むデータを総称して画像データと呼ぶ。)を読み取ってアップロードする処理と、後述する指示情報で特定される画像データなどを記録媒体10に記録する処理とを実行する記録装置1と、通信ネットワーク12を介して記録装置1から送信された画像データを閲覧可能に記憶するサーバ13と、基地局12aを介して通信ネットワーク12に接続し、サーバ13に記憶された画像データを閲覧し、記録媒体10に記録する画像データの選択などの指示を行う携帯機器(携帯電話機やPDAなどの携帯端末、無線通信機能を備えたゲーム機などを総称して携帯機器11と呼ぶ。)とで構成される。
なお、本実施例では、記録装置1でアップロード処理と記録処理とを実行する構成とするが、図2に示すように、記録システムに受付端末14を設け、受付端末14でアップロード処理を実行し、記録装置1で記録処理を実行する構成としてもよい。また、本実施例では、読み取った画像データをサーバ13に記憶する構成とするが、画像データは携帯機器11で閲覧可能な状態で記憶されていれば良く、記録装置1や受付端末14に記憶したり、他の記憶手段に記憶する構成としてもよい。
また、図7に示すように、本実施例の記録装置1は、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの記録媒体(以下、メディア9と呼ぶ。)を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ8(デジタルスチルカメラ及びデジタルムービーカメラの双方を含む。)等の撮影機器を有線又は無線、赤外線等によって接続するための機器接続部3などを用いて画像データを読み取るデータ入力手段15と、ネットワーク接続部4を用いて、読み取った画像データや該画像データに基づいて生成した縮小画像データをサーバ13に送信するデータ送信手段16と、記録媒体装填部5に装填された記録媒体10が特定の記録媒体であるかを識別する記録媒体識別手段17と、サーバ13などから指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて画像データを特定する対象画像特定手段18と、特定された画像データなどを家電機器14でスライドショーとして再生するためのVideo−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式等の家電機器用データを生成したり、画像データのデータサイズを縮小したサムネイル画像データやスクリーン画像データなどの縮小画像データを生成するデータ生成手段19と、上記画像データや縮小画像データ、家電機器用データなどを記録媒体装填部5に装填されたCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、HD−DVD、Blu−rayディスク等の記録媒体10に記録させる記録制御手段20と、メッセージ画面などを表示手段6に表示させる表示制御手段22と、LCD、CRT等の表示手段6と、ボタン、キーボード、マウス等の操作手段7と、を少なくとも備えている。
なお、上記各手段は記録装置1にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも記録媒体識別手段17、対象画像特定手段18、記録制御手段20などとして機能させる記録プログラムとして構成し、該記録プログラムを記録装置1にインストールして実行する構成とすることもできる。また、図1では写真店やコンビニエンスストア等の店舗に設置可能なキオスク型の記録装置1を記載しているが、記録装置1の形態は任意であり、例えば、図3に示すような卓上型の店頭端末としたり、図4に示すようなパーソナルコンピュータとしたり、図5に示すような専用のセットトップボックスとしたり、図6に示すようなポータブルライターなどとしてもよい。
以下、本実施例の記録システムを用いた処理の手順について説明するが、本発明の理解を容易にするために、まず、記録装置1を用いて画像データをサーバ13などにアップロードする手順について説明し、次に、携帯機器11を用いてアップロードされた画像データの中から所望の画像データを選択する手順について説明し、次に、記録装置1を用いて選択された画像データを記録媒体10に記録する手順について説明する。
まず、上記構成の記録装置1(図2の構成の場合は受付端末14)を用いて、画像データをサーバ13にアップロードする手順について、図8のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS101で、記録装置1のメディア装填部2にメディア9を装填、又は、機器接続部3にデジタルカメラ8を接続し、ステップS102で、データ入力手段15を用いて、デジタルカメラ8やメディア9から画像データを読み取る。そして、必要に応じて、読み取った画像データに基づく画像を表示手段6に選択可能に表示し、その中から所望の画像データを選択する。
次に、ステップS103で、データ生成手段19を用いて、読み取った画像データ又はその中から選択した画像データの画素数や色数、サイズなどを減縮したサムネイル画像データやスクリーンネイル画像データなどの携帯機器11での表示に適した縮小画像データを生成する。この縮小画像データは入力した画像データよりもデータサイズが小さいものであればよく、例えば、画素数を減縮した画像データや色数、色再現域を減縮した画像データなどとすることができる。
次に、ステップS104で、データ送信手段16は、ネットワーク接続部4を用いて通信ネットワーク12に接続し、ステップS102で読み取った画像データ又はその中から選択した画像データ(以下、オリジナル画像データと呼ぶ。)とステップS103で作成した縮小画像データ(サムネイル画像データ又はスクリーンネイル画像データの一方又は双方)とを所定の記憶手段(ここではサーバ13)に送信し、サーバ13は、ステップS105で、送信されたオリジナル画像データと縮小画像データとを記憶する。
なお、本実施例では記録媒体10の作成のためのオリジナル画像データと、携帯機器11での閲覧のための縮小画像データの双方をサーバ13に記憶する構成とするが、例えば、携帯機器11でオリジナル画像データを閲覧することが可能な場合は、オリジナル画像データのみをサーバ13に記憶してもよいし、記録媒体10に縮小画像データのみを記録すればよい場合は、縮小画像データのみをサーバ13に記憶してもよい。また、オリジナル画像データと縮小画像データとは必ずしも同じ記憶場所に記憶する必要はなく、互いの関連付けが可能であれば、一方をサーバ13に記憶して他方を他の記憶手段に記憶することも可能である。また、携帯機器11での閲覧に際してユーザ認証を行う場合は、ユーザIDやパスワード、携帯機器11の電話番号、電子メールアドレスなどの識別情報をユーザに入力させ、この識別情報とオリジナル画像データや縮小画像データとを関連付けてサーバ13に記憶してもよい。
上記手順で各種データが記憶されたサーバ13のデータ構造は、例えば、図11のようになり、画像データの格納場所を示すフォルダ(例えば、PS_Rollフォルダ)内に、メディア毎や機器毎などの格納場所を示すフォルダ(例えば、ROYYMMDDyyy_XXXXXXAABxxx、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、yyy:日毎のシーケンシャル番号、XXXXXX:ランダムなID番号、AA:メーカーコード(00〜ZZ)、B:ソフトウェア、機器の商品カテゴリー(0〜Z)、xxx:シーケンシャル番号)が生成され、その中に、オリジナル画像データ(例えば、ORYYMMDDxxxxxx.jpg)や縮小画像データ(例えば、THYYMMDDxxxxxx.jpg、SCYYMMDDxxxxxx.jpg)が記憶される。
次に、サーバ13に記憶された画像データの画像を閲覧して、所望の画像データを選択する手順について、図9のフローチャート図を参照して説明する。なお、通常は、画像の閲覧には縮小画像データを利用し、記録媒体10の記録にはオリジナル画像データを利用するが、上述したようにオリジナル画像データを閲覧してもよいし、縮小画像データを記録媒体10に記録してもよいことから、以下の説明ではオリジナル画像データと縮小画像データとを区別せず、画像データとして説明する。
まず、ステップS201で、ユーザは携帯機器11を操作してサーバ13にアクセスし、必要に応じて、入力したユーザIDやパスワード、携帯機器11の電話番号、電子メールアドレスなどの識別情報をサーバ13に送信し、サーバ13は、送信された識別情報に基づいてユーザを認証する。
次に、ステップS202で、携帯機器11はサーバ13に記憶された画像データの画像を表示手段に表示させ、その画像を閲覧する。なお、画像の閲覧に際して、画像データを順番に受信して表示手段に表示させてもよいし、携帯機器11の記憶容量に余裕がある場合は、画像データを一括して受信して携帯機器11の記憶手段に記憶しておき、操作手段を操作して順番に表示手段に表示させてもよい。
次に、ステップS203で、ユーザは携帯機器11に備える機能を利用して、表示手段に表示された画像の中から、記録媒体10に記録する画像データに対応する画像を選択する。この画像の選択の方法は特に限定されず、例えば、所望の画像が表示されている状態で携帯機器11の所定のボタン(例えば、決定ボタン)を押すと、表示されている画像の基となる画像データが選択されてそのファイル名が記憶されるようにすることができる。また、画像データは1つのROフォルダの中から選択してもよいし、複数のROフォルダの中から選択してもよい。また、携帯機器11では表示手段のサイズが小さいために多数の画像を同時に表示することができず、画面を何度も遷移させて閲覧することから、どの画像を選択したかを分かりやすくするため、選択した画像を表示する際に選択済みであることを示すマークを表示してもよい。
次に、ステップS204で、携帯機器11に備える機能を利用して、例えば、図14に示すように、選択された画像データ(図では10個のオリジナル画像データ)のサーバ13上の記憶場所(パス情報)が記述された指示情報を作成し、その指示情報をサーバ13に送信する。
そして、ステップS205で、サーバ13は、送信された指示情報を記憶する。この指示情報の記憶場所は特に限定されないが、記録装置1が容易に指示情報を検索することができるようにすることが好ましく、例えば、図12に示すように、指示情報の記録場所を示すフォルダ(例えば、Ordersフォルダ)を作成し、その中に作成した指示情報(ここでは、HA-OrderYYMMDDXXXXXX.txt)を記憶することが好ましい。なお、この指示情報の形式は特に限定されず、図のようなテキストファイルとしてもよいし、メタデータとしてもよい。また、上記フローでは指示情報をサーバ13に記憶する構成としたが、記録媒体10を作成する記録装置1が特定されている場合にはその記録装置1に指示情報を記憶してもよく、その場合は、通信ネットワーク12を介して又はブルートゥース機能などを用いて、携帯機器11から記録装置1に直接、又はサーバ13を介して指示情報を送信すればよい。
次に、記録装置1を用いて、少なくとも指示情報で特定される画像データを記録媒体10に記録する手順について、図10のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS301で、記録装置1の記録媒体装填部5にCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、HD−DVD、Blu−rayディスクなどの記録媒体10を装填すると、ステップS302で、記録媒体識別手段17は、記録媒体10の所定の領域(例えば、論理アドレス領域外)から記録媒体10を識別するための識別情報を読み出して装填された記録媒体10が特定の記録媒体10であるかを判断する。この識別情報は、記録場所や中身が容易に知られてしまうと識別情報自体もコピーされてしまうため、識別情報の少なくとも一部はコンピュータのOSでは記録内容を制御できない情報、具体的にはプログラムメモリ領域の情報や、CD−R成型時に付与される案内溝変調(ATIP:Absolute Time In Pre-groove)による情報などとすることが好ましい。なお、論理アドレス領域とは、ユーザのデータ(プログラム)が記録される領域であり、上記プログラムメモリ領域、リードイン・TOC領域やリードアウト領域などの情報領域、案内溝変調(ATIP)情報の領域は含まず、また、論理アドレス領域外とは上記論理アドレス領域以外の領域を指すものとする。
ここで、一般的な記録媒体10の構造について、図15を参照して説明すると、CD-Rは、ポリカーボネート基板100上に、シアニン、フタロシアニン、アゾなどの有機色素層101と銀などの反射層102と保護層103とが積層されて形成され、有機色素層101に所定のパワーのレーザ光を当てて色素を分解して基板を変形させることでピットを形成し、情報の記録を行っているが、レーザパワーは、レーザ光を照射するレーザヘッドの方式や使用する有機色素層101の種類に応じて最適な値が異なるため、情報の書き込みを確実に行うためにはCD-Rのタイプやレーザ記録パワーの推奨値をドライブ側が認識する必要がある。そこで、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値などの情報を記録媒体の製造段階で案内溝変調(ATIP)による情報として書き込み、その情報をドライブのファームウェアが読み取り、ファームウェアが独自にレーザヘッドを制御してレーザパワーの調整を行っている。このような案内溝変調(ATIP)は製造時にしか作成できないため、ユーザレベルでのコピーを防止することができる。また、上記以外の案内溝変調(ATIP)であるリードイン開始時間、最大リードアウト開始可能時間等も適宜設定することで識別情報として利用することができる。
次に、ステップS303で、対象画像特定手段18は、ネットワーク接続部4を用いてサーバ13にアクセスし、サーバ13の所定の記憶場所(ここではOrderフォルダ)から指示情報を読み取り、ステップS304で、指示情報を参照して、記録媒体10に記録する対象となる画像データを特定する。なお、所定の記憶場所に複数の指示情報が記憶されている場合は、指示情報の作成年月日の古い順など、予め定められた順番で指示情報を読み取ればよい。また、指示情報が記録装置1に記憶されている場合は、対象画像特定手段18は、記録装置1の所定の記憶場所から指示情報を読み取ればよい。
そして、対象画像特定手段18は、対象となる画像データがサーバ13の所定の記憶場所(ここではPSフォルダ)に記憶されているかを判断し、対象となる画像データがある場合は、ステップS306で、その画像データを読み取る。なお、画像データの読み取りに際して、指示情報で特定された画像データのみをサーバ13から読み取ってもよいが、画像データの数が少ない場合には、特定された画像データ以外の画像データ(例えば、特定されたオリジナル画像データに対応する縮小画像データや、他のROフォルダに記憶された画像データなど)を読み取ってもよい。一方、対象となる画像データがない場合には、ステップS309で、図16に示すようなメッセージ画面23を表示手段6に表示してユーザに対象となる画像データがないことを知らせた後に処理を終了する。
次に、ステップS307で、必要に応じて、データ生成手段19は、指示情報で特定された画像データやその他の画像データを用いて動画データ(例えば、MPEG1、2、4、7形式などの動画データ)を生成(エンコード)し、生成した動画データを、DVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器で再生可能なVideo−CD形式やDVD−Video形式、HDTV形式に変換(オーサリング)して、家電機器でスライドショーを再生するための家電機器用データを生成する。なお、動画データを生成する方法は特に限定されないが、例えば、静止画像データをスライドショーのように表示する場合は、静止画像データにスライド表示の時間分の差分0のデータを付加して動画データを生成したり、静止画像データにスライドショープログラムで設定されたスライド効果に基づく差分データを付加して動画データを生成すればよい。
次に、ステップS308で、各種データを記録媒体10に書き込む。その際、家電機器では所定の領域(ディスク型記録媒体の内側)に記録されたデータしか読み出すことができないため、家電機器用データを記録媒体10の内側に書き込み、必要に応じてセッションをクローズした後、入力した画像データや必要に応じて生成した縮小画像データ、スライドショープログラムなどのアプリケーション、情報ファイル、音楽データなどを家電機器用データの外側に書き込む。
上記手順で作成された記録媒体10のディレクトリ構造は、例えば図13に示すようになり、画像データの格納場所を示すフォルダ(PS_Rollフォルダ)内に、指示情報で特定されたオリジナル画像データ(ここでは10個のオリジナル画像データが選択された場合を示している。)や該オリジナル画像データに対応する縮小画像データ、記録媒体10の管理情報が記述された管理データ(index.pvm)が格納され、APPLフォルダ内に、画像データをスライドショーとして表示させるためのスライドショープログラムやスライドショーの設定ファイルなどが格納されてコンピュータ機器用データが構成される。
また、家電機器用データとしてVideo−CD形式のデータを生成した場合の記録媒体10のディレクトリ構造は図13(a)に示すようになり、上記コンピュータ機器用データに加えて、”VCD”フォルダ内の画像データをVideo−CD形式用データとして関連付けるファイル、”SEGMENT”フォルダ内のTV画面に表示する画像データ、”MPEGAV”フォルダ内の動画データ、”DAT”フォルダ内のTV画面に静止画像データを表示するためのアプリケーションなどが記録され、DVD−Video形式のデータを生成した場合は、図13(b)に示すように、”VIDEO_TS”フォルダ内の、チャプター位置情報が記述されたVIDEO_TS.IFOとそのバックアップファイルであるVIDEO_TS.BUPとタイトル選択メニューのためのVIDEO_TS.VOBとで構成されるビデオマネージャ(VMG)と、チャプター位置情報が記述されたVTS_**_0.IFOとそのバックアップファイルであるVTS_**_0.BUPとVTSの各タイトルの動画データであるVTS_**_*.VOBなどとで構成されるビデオタイトルセット(VTS)などが記録される。
このように、本実施例の記録システムでは、デジタルカメラ8やメディア9から読み取ったオリジナル画像データや該オリジナル画像データに基づいて生成された縮小画像データがサーバ13などの記憶手段に記憶され、携帯機器11で画像データを閲覧してその中から所望の画像データを選択し、その選択結果を記述した指示情報を作成し、記録装置1では、特定の記録媒体10が装填された場合に指示情報を読み取り、指示情報に基づいて画像データを特定し、特定された画像データが存在する場合は、少なくとも特定された画像データや家電機器用データを記録媒体10に記録し、特定された画像データが存在しない場合は、その旨を示すメッセージ画面23を表示手段6に表示する。これにより、ユーザは場所や時間を問わずに記録媒体10に記録する画像データを携帯機器11で選択することができるため、所望の画像データが記録された利用価値の高い記録媒体10を作成することができる。
なお、図8では、記録装置1(又は受付端末14)でオリジナル画像データや縮小画像データのアップロードのみを行ったが、アップロードに加えて、これらの画像データを記録媒体10に記録したり、これらの画像データに基づいて家電機器用データを生成し、画像データと家電機器用データとを記録媒体10に記録するなどの処理を行ってもよい。
次に、本発明の第2の実施例に係る記録装置及び記録プログラムについて、図17乃至図22を参照して説明する。図17は、本実施例の記録装置の手段を示すブロック図であり、図18及び図19は、本実施例の記録システムを用いた処理の手順を示すフローチャート図である。また、図20は、指示情報の具体例を示す図であり、図21及び図22は、携帯機器の表示手段に表示される画面構成例を示す図である。
前記した第1の実施例では、携帯機器11を用いて、サーバ13に記憶された画像データの中から記録媒体10に記録する画像データを選択したが、従来技術で示したように、サーバ13に記憶された画像データの中には、画像を回転させたり、画像に文字や音声などを合成することによって見栄えを良くすることができる場合もある。そこで、本実施例では、携帯機器11の操作手段を用いて画像データに対する処理を指示する場合について記載する。
本実施例の記録装置1は、図17に示すように、メディア9を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ8を接続するための機器接続部3などを用いて画像データを読み取るデータ入力手段15と、ネットワーク接続部4を用いて読み取った画像データや該画像データに基づいて生成された縮小画像データをサーバ13に送信するデータ送信手段16と、記録媒体装填部5に装填された記録媒体10が特定の記録媒体であるかを識別する記録媒体識別手段17と、サーバ13などから指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて画像データを特定する対象画像特定手段18と、指示情報に従って画像データに対して所定の処理を行うデータ処理手段21と、処理された画像データなどに基づいて家電機器用データや縮小画像データを生成するデータ生成手段19と、上記画像データや縮小画像データ、家電機器用データなどを記録媒体装填部5に装填された記録媒体10に記録する記録制御手段20と、メッセージ画面などを表示手段6に表示させる表示制御手段22と、LCD、CRT等の表示手段6と、ボタン、キーボード、マウス等の操作手段7と、を少なくとも備えている。
なお、本実施例においても、上記各手段は記録装置1にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも記録媒体識別手段17、対象画像特定手段18、データ処理手段21、記録制御手段20などとして機能させる記録プログラムとして構成し、該記録プログラムを記録装置1にインストールして実行する構成とすることもできる。
次に、本実施例の記録システムを用いた処理の手順について説明する。まず、第1の実施例と同様に、図8のフローチャート図に従ってデジタルカメラ8やメディア9から画像データを読み取り、図11に示すように、読み取った画像データや該画像データに基づいて作成した縮小画像データをサーバ13にアップロードする。
次に、サーバ13に記憶された画像データに対する処理を指示する手順について、図18のフローチャート図を参照して説明する。
第1の実施例と同様に、ステップS401で、ユーザは携帯機器11を操作してサーバ13にアクセスし、必要に応じて、入力したユーザIDやパスワード、携帯機器11の電話番号、電子メールアドレスなどの識別情報を用いて認証を行った後、ステップS402で、携帯機器11を用いてサーバ13に記憶された画像データに基づく画像を閲覧する。
次に、ステップS403で、ユーザは携帯機器11に備える機能を利用して、表示手段に表示された画像に対して所定の処理を指示する。例えば、図21に示すように、表示手段に表示された画像に対して文字情報24を合成したり、図22に示すように、表示手段に表示された画像を回転させたり、表示手段に表示された画像の基となる画像データに対して音声データを合成したり、スライドショーと共に再生される音楽データの選択などを行う。なお、上記処理は1つのROフォルダ内の画像データに対して行ってもよいし、複数のROフォルダ内の画像データに対して行ってもよい。また、どの画像データに対して処理を指示したかが識別できるようにするために、処理を指示した画像データに対して処理済みであることを示すマーク(例えば、図22に示すような画像を回転したことを示すマーク25など)を表示することが好ましい。
次に、ステップS404で、携帯機器11は、選択された画像データのサーバ13上の記憶場所(パス情報)及び該画像データに対する処理の内容が記述された指示情報を作成し、その指示情報をサーバ13に送信する。この指示情報の構成は特に限定されないが、例えば、画像に文字を合成する場合は、図20(a)に示すように、処理の対象となる画像データのサーバ13上の記憶場所(パス名)と該画像データに合成する文字を特定する情報とを記述したり、画像に音声を合成する場合は、図20(b)に示すように、処理の対象となる画像データのサーバ13上の記憶場所(パス名)と該画像データに合成する音声データを特定する情報とを記述する構成などとすることができる。
そして、ステップS405で、サーバ13は、送信された指示情報を所定の記憶場所(例えば、Ordersフォルダ)に記憶する。なお、上記フローでは指示情報をサーバ13に送信する構成としたが、第1の実施例と同様に、記録媒体10を作成する記録装置1が特定されている場合には、通信ネットワーク12を介して又はブルートゥース機能などを用いて、携帯機器11から記録装置1に直接、又はサーバ13を介して指示情報を送信してもよい。
次に、記録装置1を用いて、少なくとも指示情報で特定される画像データを記録媒体10に記録する手順について、図19のフローチャート図を参照して説明する。
第1の実施例と同様に、ステップS501で、記録装置1の記録媒体装填部5に記録媒体10を装填すると、ステップS502で、記録媒体識別手段17は、記録媒体10の所定の領域から記録媒体10を識別するための識別情報を読み出して、装填された記録媒体10が特定の記録媒体10であるかを判断する。
次に、ステップS503で、対象画像特定手段18は、ネットワーク接続部4を用いてサーバ13にアクセスし、サーバ13の所定の記憶場所(ここではOrderフォルダ)から指示情報を読み取り、ステップS504で、指示情報を参照して、記録媒体10に記録する対象となる画像データを特定する。なお、携帯機器11から記録装置1に指示情報を送信した場合は、対象画像特定手段18は、記録装置1の所定の記憶場所から指示情報を読み取る。
そして、対象画像特定手段18は、対象となる画像データがサーバ13の所定の記憶場所(ここではPSフォルダ)に記憶されているかを判断し、対象となる画像データがある場合は、ステップS506で、その画像データを読み取る。なお、画像データの読み取りに際して、指示情報で特定された画像データのみをサーバ13から読み取ってもよいが、画像データの数が少ない場合には、特定された画像データ以外の画像データ(例えば、特定された画像データと同じROフォルダに記憶された画像データや、特定されたオリジナル画像データに対応する縮小画像データ、他のROフォルダに記憶された画像データなど)を読み取ってもよい。一方、対象となる画像データがない場合には、ステップS510で、図16に示すようなメッセージ画面23を表示手段6に表示してユーザに対象となる画像データがないことを知らせた後に処理を終了する。
次に、ステップS507で、指示情報の記述に従って、特定された画像データに対して所定の処理を施す。具体的には、画像に文字を合成する場合は、特定された画像データに基づく画像に対して、指示情報で特定された文字を所定の場所に嵌め込んだ合成データを作成し、画像を回転させる場合は、特定された画像データに基づく画像を指示情報で特定された角度で回転させた画像データを作成する。
次に、ステップS508で、必要に応じて、データ生成手段19は、所定の処理が施された画像データやその他の画像データを用いて動画データを生成し、生成した動画データを、DVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器14で再生可能なVideo−CD形式やDVD−Video形式、HDTV形式に変換して、家電機器14でスライドショーを再生するための家電機器用データを生成する。
次に、ステップS509で、家電機器用データを記録媒体10の内側に書き込み、必要に応じてセッションをクローズした後、入力した画像データや必要に応じて生成した縮小画像データ、スライドショープログラムなどのアプリケーション、情報ファイル、音楽データなどを家電機器用データの外側に書き込む。
このように、本実施例の記録システムでは、デジタルカメラ8やメディア9から読み取った画像データや縮小画像データがサーバ13などの記憶手段に記憶され、携帯機器11でこの画像データの中から所望の画像データを選択すると共に選択した画像データに対して所定の処理を指示し、その選択結果と処理内容を記述した指示情報を作成し、記録装置1では、特定の記録媒体10が装填された場合に指示情報を読み取り、指示情報に基づいて画像データを特定し、特定された画像データが存在する場合は、指示情報に従って画像データを処理し、少なくとも処理された画像データや家電機器用データを特定の記録媒体10に記録し、特定された画像データが存在しない場合は、その旨を示すメッセージ画面23を表示手段6に表示する。これにより、ユーザは場所や時間を問わずに携帯機器11を用いて記録媒体10に記録する画像データを選択したり該画像データに対する処理を指示することができるため、所望の画像データが所望の形態で記録された利用価値の高い記録媒体10を作成することができる。
なお、上記各実施例では、デジタルカメラ8やメディア9から読み取った画像データに対して携帯機器11を用いて指示情報を作成したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、フィルムから読み取った画像データなどの他の画像データに対しても同様に適用することができる。
1 受付端末
2 メディア装填部
3 機器接続部
4 記録媒体装填部
5 ネットワーク接続部
6 表示手段
7 操作手段
8 デジタルカメラ
9 メディア
10 記録媒体
11 携帯機器
12 通信ネットワーク
12a 基地局
13 サーバ
14 記録装置
15 データ入力手段
16 データ送信手段
17 記録媒体識別手段
18 指示情報特定手段
19 データ生成手段
20 記録制御手段
21 記憶手段
22 表示制御手段
23 メッセージ画面
24 文字情報
25 マーク
100 ポリカーボネート基板
101 有機色素層
102 反射層
103 保護層
2 メディア装填部
3 機器接続部
4 記録媒体装填部
5 ネットワーク接続部
6 表示手段
7 操作手段
8 デジタルカメラ
9 メディア
10 記録媒体
11 携帯機器
12 通信ネットワーク
12a 基地局
13 サーバ
14 記録装置
15 データ入力手段
16 データ送信手段
17 記録媒体識別手段
18 指示情報特定手段
19 データ生成手段
20 記録制御手段
21 記憶手段
22 表示制御手段
23 メッセージ画面
24 文字情報
25 マーク
100 ポリカーボネート基板
101 有機色素層
102 反射層
103 保護層
Claims (12)
- 通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、
記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを識別する手段と、
装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバから、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、
前記選択された画像データが存在する場合に、記録手段に、少なくとも前記選択された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えることを特徴とする記録装置。 - 通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、
記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを識別する手段と、
装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバ又は前記携帯機器から送信された、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所が記述された指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、
前記選択された画像データが存在する場合に、記録手段に、少なくとも前記選択された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えることを特徴とする記録装置。 - 通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択及び処理の指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、
記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを判別する手段と、
装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバから、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所及び該画像データに対する処理が記述された指示情報を読み取り、該指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、
前記選択された画像データが存在する場合に、該画像データに対して前記指示情報に従って処理を実行する手段と、
記録手段に、少なくとも処理された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えることを特徴とする記録装置。 - 通信ネットワークを介して、画像データを閲覧可能に記憶するサーバと、前記画像データの選択及び処理の指示を行う携帯機器とに接続される記録装置であって、
記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを判別する手段と、
装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、前記サーバ又は前記携帯機器から送信された、前記携帯機器により選択された画像データの前記サーバ上の記憶場所及び該画像データに対する処理が記述された指示情報に基づいて、前記選択された画像データを特定する手段と、
前記選択された画像データが存在する場合に、該画像データに対して前記指示情報に従って処理を実行する手段と、
記録手段に、少なくとも処理された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段と、を少なくとも備えることを特徴とする記録装置。 - 前記処理は、画像データに基づく画像を回転させる処理、画像データに基づく画像に文字情報を合成する処理、又は、画像データに音声情報を合成する処理のいずれかを含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の記録装置。
- 更に、前記選択された画像データが存在しない場合に、該画像データが存在しないことを示すメッセージを表示手段に表示させる手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の記録装置。
- 前記記録媒体はディスク型記録媒体であり、前記識別情報は前記ディスク型記録媒体の論理アドレス領域よりも内周側の領域に記録されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の記録装置。
- コンピュータを、
記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを識別する手段、
装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、所定の画像データの記憶場所が記述された指示情報に基づいて、前記所定の画像データを特定する手段、
前記所定の画像データが存在する場合に、記録手段に、少なくとも前記所定の画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段、として機能させることを特徴とする記録プログラム。 - コンピュータを、
記録媒体に予め記録された識別情報に基づいて、装填された前記記録媒体が特定の記録媒体であるかを判別する手段、
装填された記録媒体が前記特定の記録媒体である場合に、所定の画像データの記憶場所及び該所定の画像データに対する処理が記述された指示情報に基づいて、前記所定の画像データを特定する手段、
前記所定の画像データが存在する場合に、該画像データに対して前記指示情報に従って処理を実行する手段、
記録手段に、少なくとも処理された画像データを前記特定の記録媒体に記録させる手段、として機能させることを特徴とする記録プログラム。 - 前記処理は、画像データに基づく画像を回転させる処理、画像データに基づく画像に文字情報を合成する処理、又は、画像データに音声情報を合成する処理のいずれかを含むことを特徴とする請求項9記載の記録プログラム。
- コンピュータを、更に、
前記所定の画像データが存在しない場合に、該所定の画像データが存在しないことを示すメッセージを表示手段に表示させる手段として機能させることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載の記録プログラム。 - 前記記録媒体はディスク型記録媒体であり、前記識別情報は前記ディスク型記録媒体の論理アドレス領域よりも内周側の領域に記録されていることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一に記載の記録プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145305A JP2006324868A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 記録装置及び記録プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145305A JP2006324868A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 記録装置及び記録プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006324868A true JP2006324868A (ja) | 2006-11-30 |
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ID=37544224
Family Applications (1)
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JP2005145305A Withdrawn JP2006324868A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 記録装置及び記録プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006324868A (ja) |
-
2005
- 2005-05-18 JP JP2005145305A patent/JP2006324868A/ja not_active Withdrawn
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