JP2009224862A - 記録プログラム及び記録装置並びに記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドショーの任意のイベントの画像を簡単に表示できるように家電機器用データを生成して記録媒体に記録する。
【解決手段】画像データとスライドショープログラムとが記録された記録媒体を作成する記録装置で動作する記録プログラムであって、コンピュータを、1又は複数のイベントで撮影された画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の画像データに基づく画像がスライド表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、複数の動画データがタイトルで分割された特定種類のデータを生成するデータ生成手段、記録手段に、少なくとも特定種類のデータとイベント毎の画像データとスライドショープログラムとを記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、記録プログラム及び記録装置並びに記録方法に関し、特に、画像データから家電機器で再生可能なデータを生成して記録媒体に記録する記録プログラム及び記録装置並びに記録方法に関する。
近年、写真画像に関する様々なサービスが提供されている。例えば、デジタルカメラで撮影した写真の画像データからスライドショーの動画データを生成し、該動画データからDVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器で再生可能なデータ(以下、家電機器用データと呼ぶ。)を生成し、この家電機器用データを画像データと共にCD−RやDVD−Rなどの記録媒体に書き込むサービスも行われている。
例えば、下記特許文献1には、静止画像データに差分データを付加して動画データを生成し、その動画データからVideo−CD形式又はDVD−Video形式の家電機器用データを生成し、静止画像データと家電機器用データとをセットにして記録媒体に記録する方法が開示されている。
特開2003−259303号公報
上記家電機器用データは、複数の画像データに基づく画像が順次又は所定のスライド効果で切り替わる一連の動画として記録されるため、記録媒体を家電機器に装填すれば、特別な操作をすることなく画像を順番に閲覧することができ、機械操作に不慣れなユーザにとっては便利である。しかしながら、複数の画像データを一連の動画として記録する方法では、例えば、スライドショーの後ろの方に記録された画像を閲覧したい場合でも、その前に記録された画像を表示させなければならないという不便さがある。
特に、複数のイベントで撮影された画像データに基づいて作成された家電機器用データを記録媒体に記録した場合、ユーザはイベント単位で画像を閲覧することが多いと考えられるが、従来の家電機器用データは、全てのイベントの画像を一群の画像として扱っていたため、所望のイベントの画像を簡単に表示させることができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する際に、スライドショーの任意のイベントの画像を簡単に表示できるように家電機器用データを生成して記録媒体に記録する記録プログラム及び記録装置並びに記録方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置で動作する記録プログラムであって、コンピュータを、1又は複数のイベントで撮影された画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、複数の前記動画データに基づいて、各々の前記動画データがタイトルで分割された特定種類のデータを生成するデータ生成手段、記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させるものである。
また、本発明は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置で動作する記録プログラムであって、コンピュータを、1又は複数のイベントで撮影された画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、前記動画データに基づいて特定種類のデータを生成し、前記特定種類のデータのデータ構成を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定するデータ生成手段、記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させるものであり、前記データ生成手段は、前記特定のファイル形式の動画データを生成する際に、該動画データに、所定のイベントの最後の画像データと次のイベントの最初の画像データとの間、及び、所定のイベントの所定数の最後の画像データとそのイベントの次の所定数の最初の画像データとの間の位置を特定する位置特定情報を付加し、該位置特定情報を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定する構成とすることができる。
また、本発明は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置において、1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取るデータ読み取り手段と、前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、複数の前記動画データに基づいて、各々の前記動画データがタイトルで分割された特定種類のデータを生成するデータ生成手段と、記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、を少なくとも備えるものである。
また、本発明は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置において、1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取るデータ読み取り手段と、前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、前記動画データに基づいて特定種類のデータを生成し、前記特定種類のデータのデータ構成を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定するデータ生成手段と、記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、を少なくとも備えるものであり、前記データ生成手段は、前記特定のファイル形式の動画データを生成する際に、該動画データに、所定のイベントの最後の画像データと次のイベントの最初の画像データとの間、及び、所定のイベントの所定数の最後の画像データとそのイベントの次の所定数の最初の画像データとの間の位置を特定する位置特定情報を付加し、該位置特定情報を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定する構成とすることができる。
また、本発明は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとを少なくとも記録媒体に記録する記録方法において、1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取る第1のステップと、前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別する第2のステップと、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成する第3のステップと、複数の前記動画データに基づいて、各々の前記動画データがタイトルで分割された特定種類のデータを生成する第4のステップと、記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる第5のステップと、を少なくとも備えるものである。
また、本発明は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとを少なくとも記録媒体に記録する記録方法において、1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取る第1のステップと、前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別する第2のステップと、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成する第3のステップと、前記動画データに基づいて特定種類のデータを生成し、前記特定種類のデータのデータ構成を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定する第4のステップと、記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる第5のステップと、を少なくとも備えるものであり、前記第3のステップでは、前記特定のファイル形式の動画データに、所定のイベントの最後の画像データと次のイベントの最初の画像データとの間、及び、所定のイベントの所定数の最後の画像データとそのイベントの次の所定数の最初の画像データとの間の位置を特定する位置特定情報を付加し、前記第4のステップでは、前記位置特定情報を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定する構成とすることができる。
本発明においては、前記特定のファイル形式の動画データをMPEG1形式又はMPEG2形式のデータとし、前記特定種類のデータをDVD−Video形式のデータとすることができる。
このように、本発明の構成によれば、記録媒体には、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとに加えて、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎にタイトル分割又はチャプターが設定された特定種類のデータが記録されるため、ユーザはDVDプレーヤなどの家電機器を用いて画像を表示させる場合に、タイトルメニュー画面で所望のイベントの画像を表示させたり、チャプター機能を用いて所望のイベントの画像を表示させることができる。
本発明の記録プログラム及び記録装置並びに記録方法によれば、DVDプレーヤなどの家電機器を用いて複数の画像データに基づく画像がスライド表示されるスライドショーを実行する際に、所望のイベントの画像を簡単に表示させることができる。
その理由は、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する際に、記録プログラムは、1又は複数のイベントで撮影された画像データに基づいてDVD−Video形式などの家電機器用データを生成する際に、画像データのヘッダ情報に基づいて撮影日を取得し、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、この複数の動画データに基づいて、各々の動画データが別々のタイトルとして分割された家電機器用データを生成したり、1又は複数のイベントで撮影された画像データに基づいて特定のファイル形式の動画データを生成し、この動画データに基づいて家電機器用データを生成し、家電機器用データのデータ構成を参照して、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定し、生成された家電機器用データと元の画像データとを記録媒体に記録する処理を行うため、ユーザはタイトルメニュー画面で所望のイベントの画像に対応するタイトルを選択したり、チャプター機能を用いてイベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に画像をスキップさせることができ、これにより任意のイベントの画像を表示させることができるからである。
本発明は、その好ましい一実施の形態において、画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置で動作する記録プログラムであって、コンピュータを、1又は複数のイベントで撮影された画像データ(静止画像データ又は静止画像データ及び動画データ)のヘッダ情報に基づいて撮影日を取得し、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、複数の動画データに基づいて、各々の動画データがタイトルで分割されたDVD−Video形式などの家電機器用データを生成するデータ生成手段、記録手段に、少なくとも生成された家電機器用データとイベント毎の画像データとを記録媒体に記録させる記録制御手段として機能させる。又は、1又は複数のイベントで撮影された画像データに基づいて特定のファイル形式の動画データを生成し、該動画データに基づいて家電機器用データを生成し、家電機器用データのデータ構成を参照して、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定するデータ生成手段、記録手段に、少なくとも生成された家電機器用データとイベント毎の画像データとを記録媒体に記録させる記録制御手段として機能させる。これにより、ユーザはタイトルメニュー画面で所望のイベントの画像に対応するタイトルを選択したり、チャプター機能を用いてイベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に画像をスキップさせることができ、任意のイベントの画像を表示させることができる。
次に、本発明の第1の実施例に係る記録プログラム及び記録装置並びに記録方法について、図1乃至図13を参照して説明する。図1は、本実施例に係る記録装置の外観構成を模式的に示す図であり、図2乃至図5は、そのバリエーションを示す図、図6は、記録装置の手段を示すブロック図である。また、図7は、記録装置を用いたデータの記録手順を示すフローチャート図であり、図8は、家電機器用データの作成手順を模式的に示す図である。また、図9は、記録媒体におけるデータの記録構造を示す図、図10は、記録媒体におけるデータの記録領域を示す図、図11は、記録媒体(CD−R)の構造を模式的に示す図である。また、図12は、記録装置の表示手段に表示される画面の構成例を示す図であり、図13は、家電機器の表示手段に表示される画面の構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の記録装置1は、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの記録媒体(以下、メディア8と呼ぶ。)を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ7(デジタルスチルカメラ及びデジタルムービーカメラの双方を含む。)やカメラ付き携帯電話機7a等の撮影機器を有線又は無線、赤外線等によって接続するための機器接続部3、インターネット等の通信ネットワーク11を介してサーバ12に接続するネットワーク接続部、各種データを記録する記録媒体9を装填する記録媒体装填部4、ボタン、キーボード、マウス等の操作手段6及びLCD、CRT等の表示手段5とを備え、上記記録媒体9がパーソナルコンピュータや次世代PCなどのコンピュータ機器17やDVDプレーヤDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器18で利用される。
また、記録装置1に備える主な手段をブロック図で示すと図6のようになり、メディア装填部2や機器接続部3、ネットワーク接続部などを用いて所定の記録手段から画像データ(静止画像データ又は静止画像データ及び動画データ)を読み取るデータ読み取り手段13と、1又は複数のメディア8などから読み取った1又は複数のイベントで撮影された画像データのヘッダ情報に基づいて撮影日を取得し、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式(例えば、MPEG1形式又はMPEG2形式)の動画データを生成し、複数の動画データに基づいて、各々の動画データが別のタイトルとして分割された、家電機器18で利用可能なファイル形式(例えば、Video−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式など)のデータ(以下、家電機器用データと呼ぶ。)を生成するデータ生成手段14と、記録媒体装填部4などの記録手段に、生成された家電機器用データと必要に応じて読み取った画像データなどとを記録媒体9に記録させる制御を行う記録制御手段15と、スライドショーの表示などを行う表示手段5と、画像データや音楽データの選択などを行う操作手段6とを備えている。
なお、上記各手段は記録装置1にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも、データ生成手段14、記録制御手段15として機能させる記録プログラムとして構成し、該記録プログラムを記録装置1にインストールして実行する構成とすることができる。また、図1では記録装置1としてパーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器を示しているが、記録装置1の形態は任意であり、例えば、図2に示すように写真店やコンビニエンスストアなどの店舗に設置される無人端末(キオスク)としたり、図3に示すように専用のセットトップボックスとしたり、図4に示すようにポータブルライターとしたり、図5に示すように演算処理機能を備えたDVDレコーダやHDDレコーダとしたり、演算処理機能を備えたカーナビゲーション機器などとすることもできる。
次に、上記構成の記録装置1(記録プログラム)を用いて、記録媒体9に各種データを記録する手順について、図7のフローチャート図を参照して説明する。なお、以下のステップで表示される画面は例示であり、必要に応じて構成を変更したり省略することもできる。
まず、本実施例の記録装置1を起動すると、表示手段5にメニュー画面が表示され、ステップS101で、新しい記録媒体9の作成を指示すると、表示手段5に記録媒体9に各種データを記録するまでの手順が表示された画面や画像データの読み取り先を選択する画面が表示される。そして、所望の読み取り先を選択すると、表示手段5に、例えばメディア8をメディア装填部2に装填、又はデジタルカメラ7を機器接続部3に接続するように促すメッセージが表示される。
次に、ステップS102で、メッセージの指示に従って、例えば記録装置1のメディア装填部2に1又は複数のメディア8を装填、又は機器接続部3に1又は複数のデジタルカメラ7を接続すると、ステップS103で、データ読み取り手段13は、1又は複数のメディア8やデジタルカメラ7などに記録された1又は複数のイベントで撮影された画像データ(静止画像データ又は静止画像データ及び動画データ)を読み取る。
ここで、読み取る画像データはデジタルカメラ7で撮影して得られた画像データに限定されず、ネガフィルムや写真プリントをスキャンして得られた画像データや、ビデオテープレコーダなどから得られた動画データ、動画をキャプチャして得られた静止画像データなどであってもよく、読み取り先もCD−RやDVD−Rなどの記録媒体や記録装置1のハードディスク、通信ネットワーク11を介して接続されるサーバ12などであってもよい。また、画像データの提供元のメディア8やデジタルカメラ7の数量、イベントの種類及び各々のイベントで撮影された画像データの数量も特に限定されない。また、画像データのファイル形式も任意であり、例えば、静止画像データとして、デジタルカメラ7で撮像して得られたままの撮像画像データであるRAW形式、デジタルカメラ7固有の形式、exif(Exchangeable Image File Format)形式、bmp(Windows(登録商標) Bitmapfile)形式、gif(CompuServe Graphics Interchange Format File)形式、tif(Tagget Image File Format file)形式、jpeg(Joint Photographic Coding Experts Group)形式などとしてもよく、動画データとして、AVI(Audio Video Interleaving)形式、MOV形式、MPEG(Moving Picture Experts Group)1、2、4、7形式、WMV(Windows(登録商標) Media Video)形式などとしてもよい。
そして、画像データの読み取りが終了すると、表示手段5に、例えば図12に示すような画像選択画面19が表示される。この画像選択画面19には、イベントを選択するタグ表示欄20と、選択したイベントの画像データに基づく画像を一覧表示する一覧表示欄21と、その中から選択した画像を表示する選択画像表示欄23と、作業を選択する作業メニュー欄22とが設けられており、ステップS104で、タグ表示欄20でイベントを選択し、一覧表示欄21で画像データを選択した後、必要に応じて、作業メニュー欄22を操作してタイトルを入力したり、画像に文字を合成させたり、BGMとして再生する音楽データを選択したり、スライドショーの確認などの処理を行う。
次に、家電機器用データを生成する前段階として、1又は複数のイベントで撮影された画像データに基づいて動画データを生成(エンコード)するが、本実施例では所望のイベントの画像を任意に表示させることができるように、ステップS105で、データ生成手段14を用いて、1又は複数のイベントで撮影された画像データに基づいて、イベント毎又はイベント内の所定数(例えば、25や50)の画像データ毎に動画データを生成する。
具体的には、例えば、図8(a)に示すように、読み取った画像データの中にイベント1の画像データ(画像1〜)とイベント2の画像データ(画像n〜)とが混在している場合を例にして説明すると、図8(b)に示すように、各々の画像データのヘッダ情報等に基づいて各々の画像データの撮影日を取得し、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントで撮影された画像データとして判別する。そして、各々のイベントに対して、各々の静止画像データは、スライド間隔分の差分データ(画像を順次切り替える場合は差分0のデータ、画像をスライド効果に基づいて切り替える場合はスライド効果に基づく差分が記録されたデータ)を付加し、また、読み取った画像データ中の動画データのファイル形式がMOV形式、WMV形式又はAVI形式の場合には、動画データのファイル形式をMPEG1形式又はMPEG2形式に変換して、1つのイベントの画像データを1つの単位としてMPEG1形式又はMPEG2形式の動画データを生成する。なお、図8ではイベント毎に動画データを生成しているが、画像データの数量が多くなると1つのタイトルに含まれる画像データの数量も多くなり、イベント内の所望の画像を速やかに表示することができなくなるなどの不都合が生じる場合もある。そのような場合には、画像データを所定数(例えば、25や50)でセットにして1つのイベントの画像データであっても所定数の画像データ毎に動画データを生成することもできる。また、記録媒体9の容量が大きくなると複数のメディア8に格納された画像データを1枚の記録媒体9に記録することもできる。そのような場合には、メディア8毎、かつ、イベント毎又は所定数の画像データ毎に動画データを生成することもできる。
次に、ステップS106で、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎又は所定数の画像データ毎)に生成された複数の動画データに基づいて、家電機器で再生可能な形式の家電機器用データ(例えば、動画データがMPEG1形式の場合はVideo−CD形式のデータ、動画データがMPEG1又はMPEG2の場合はDVD−Video形式のデータ)を生成(オーサリング)する。その際、DVD−Video形式のデータを生成する場合は、図8(c)に示すように、各々の動画データを1つのタイトルのデータ(VTS_**_*.VOB)とし、複数のタイトルでビデオタイトルセット(VTS)を構成し、各々のタイトルの動画データの先頭に位置する画像を抽出してビデオマネージャ(VMG)のファイル(VIDEO_TS.IFO)やビデオタイトルセットのファイル(VTS_**_0.IFO)に登録する。
次に、作業メニュー欄22の”ディスクに書き込む”を選択すると、表示手段5に記録媒体9を記録媒体装填部4に装填するように促すメッセージが表示され、ステップS107で、該メッセージに従って記録装置1の記録媒体装填部4にCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスクなどの記録媒体9を装填する。
この記録媒体9は任意の記録媒体とすることができるが、特定の記録媒体9に対してのみデータの記録が行われるようにしてもよく、その場合は、ステップS108で記録媒体9の所定の領域に記録媒体9を識別するための識別情報が記録されているか否かを調べる構成としてもよい。この識別情報の内容は限定されず、記録媒体9の製造者に対応するコード(製造者コード、通称Mコード)や記録媒体9の規格に対応するコード(タイプコード、通称Tコード)などとすることができる。また、上記識別情報は適正な記録媒体に対してデータを記録するために設けるものであり、識別情報の記録場所や中身が容易に知られてしまうと識別情報自体もコピーされてしまうため、識別情報の少なくとも一部はコンピュータのOSでは記録内容を制御できない情報、具体的にはプログラムメモリ領域の情報や、CD−R成型時に付与される案内溝変調(ATIP:Absolute Time In Pre-groove)による情報などとすることが好ましい。
ここで、一般的な記録媒体9の構造について、図11を参照して説明すると、CD-Rは、ポリカーボネート基板100上に、シアニン、フタロシアニン、アゾなどの有機色素層101と銀などの反射層102と保護層103とが積層されて形成され、有機色素層101に所定のパワーのレーザ光を当てて色素を分解して基板を変形させることでピットを形成し、情報の記録を行っているが、レーザパワーは、レーザ光を照射するレーザヘッドの方式や使用する有機色素層101の種類に応じて最適な値が異なるため、情報の書き込みを確実に行うためにはCD-Rのタイプやレーザ記録パワーの推奨値をドライブ側が認識する必要がある。そこで、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値などの情報を記録媒体の製造段階で案内溝変調(ATIP)による情報として書き込み、その情報をドライブのファームウェアが読み取り、ファームウェアが独自にレーザヘッドを制御してレーザパワーの調整を行っている。このような案内溝変調(ATIP)は製造時にしか作成できないため、ユーザレベルでのコピーを防止することができる。また、上記以外の案内溝変調(ATIP)であるリードイン開始時間、最大リードアウト開始可能時間等も適宜設定することで識別情報として利用することができる。
次に、記録媒体9に生成した家電機器用データや元の画像データを記録するが、家電機器18ではデータを読み込むことができる記録領域が限定されるため、ステップS109で、記録制御手段15を用いて、生成した家電機器用データを記録媒体9の論理アドレス領域の内側に記録する。なお、この論理アドレス領域とは、ユーザのデータ(プログラム)が記録される領域であり、ユーザデータの配置情報が記録されるプログラムメモリ領域、リードイン・TOC領域やリードアウト領域などの情報領域、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値、その他の情報が記録される案内溝変調(ATIP)情報の領域は含まない領域である。
次に、必要に応じてセッションをクローズした後、ステップS110で、記録制御手段15を用いて、イベント毎の画像データや縮小画像データ、音楽データ、スライドショープログラムなどのアプリケーション、スライドショーの設定ファイル、情報ファイル、自動起動ファイルなどを先に記録された家電機器用データの外側に記録して一連の書き込み処理を終了する。
上記手順で作成された記録媒体9は、例えば、図10に示すように各種データが記録され、ディスク型記録媒体9の最内周の論理アドレス領域外(上記論理アドレス領域以外の領域であって論理アドレス領域よりも内周側に位置する領域)には必要に応じて所定の識別情報が記録され、その外周に位置する論理アドレス領域の内周側の領域には家電機器用データが記録され、更に家電機器用データの外周側の領域にはイベント毎の画像データなどが記録される。
また、上記手順で作成された記録媒体9(DVD−R)のディレクトリ構造は、例えば、図9に示すようになり、”PS_Roll”フォルダ内にイベント毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎)に格納された画像データや音楽データ、縮小画像データ、”APPL”フォルダ内に格納されたスライドショープログラムやスライドショーの再生指示情報(Slidesetting.ini)、記録媒体9に関する各種情報が記述された情報ファイル(index.pvm)や自動起動ファイル(Autrun.inf)などでコンピュータ機器用データが構成され、また、”VIDEO_TS”フォルダ内のビデオマネージャ(VMG)とビデオタイトルセット(VTS)とで家電機器用データ(DVD−Videoデータ)が構成される。具体的には、VMGは、ビデオ全体を制御するための情報が記録されたVIDEO_TS.IFO、そのバックアップファイルであるVIDEO_TS.BUP、タイトル選択メニューのためのVIDEO_TS.VOBファイルで構成され、VTSは、VTS全体を制御する情報が記述されたVTS_**_0.IFO、そのバックアップファイルであるVTS_**_0.BUP、VTSの各タイトルの動画データであるVTS_**_*.VOBなどで構成される。
なお、画像データや音楽データのディレクトリ構造は任意であるが、画像データや音楽データをコンピュータ機器などにバックアップした場合における管理を容易にするために、例えば、図9に示すように、画像データの格納場所を示すフォルダ(PS_Roll)の下位の階層にメディア8毎、機器毎、イベント毎のデータの格納場所を示すフォルダ(ROYYMMDDyyy_XXXXXXAABxxx、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、yyy:日毎のシーケンシャル番号、XXXXXX:ランダムなID番号、AA:メーカーコード(00〜ZZ)、B:ソフトウェア、機器の商品カテゴリー(0〜Z)、xxx:シーケンシャル番号)などを作成したり、各々のデータをCCYYMMDDxxxxxx(CC:データの種別、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、xxxxxx:シーケンシャル番号)などにリネームしてもよい。
そして、ステップS111で、この記録媒体9(DVD−R)を家電機器18にセットすると、例えば図13に示すように、各々のタイトルを構成する動画データの先頭に対応する位置から抽出された画像が一覧表示されたタイトルメニュー画面24が表示され、ユーザがタイトルメニュー画面23の中から所望のイベントを選択すると、選択したイベントの先頭の画像から順にスライドショーが再生される。また、スライドショーの再生中に家電機器18を操作してタイトルメニュー画面24を表示させてイベントを選択すれば、同様に所望のイベントの画像を表示させることができる。
このように、本実施例では、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎又は所定数の画像データ毎)にMPEG1形式又はMPEG2形式の複数の動画データが生成され、複数の動画データに基づいて、各々の動画データを1つのタイトルデータとする家電機器用データが生成されて記録媒体9に記録されるため、タイトルメニュー画面23でタイトルを選択することにより所望のイベントの画像を簡単に表示させることができ、従来のスライドショーのように所望のイベントの画像を表示させるために待つ必要がなくなり、ユーザの利便性を格段に向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る記録プログラム及び記録装置並びに記録方法について、図14乃至図16を参照して説明する。図14は、記録装置を用いたデータの記録手順を示すフローチャート図であり、図15は、家電機器用データの作成手順を模式的に示す図である。また、図16は、記録媒体におけるデータの記録構造を示す図である。
前記した第1の実施例では、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎又は所定数の画像データ毎)に複数の動画データを生成し、複数の動画データに基づいて、各々の動画データがタイトルで分割された家電機器用データを生成することによってイベントを選択して表示できるようにしたが、DVD−Video形式のデータの場合、チャプター機能を用いることによっても同様に画像を選択して表示させることが可能である。その場合の手順について、図14のフローチャート図を参照して説明する。
まず、第1の実施例と同様に、記録装置1を起動すると、表示手段5にメニュー画面が表示され、ステップS201で、新しい記録媒体9の作成を指示すると、表示手段5に作業手順画面や読み取り先選択画面が表示され、所望の読み取り先を選択すると、表示手段5に、例えばメディア8をメディア装填部2に装填、又はデジタルカメラ7を機器接続部3に接続するように促すメッセージが表示される。
次に、ステップS202で、メッセージの指示に従って、例えば記録装置1のメディア装填部2に1又は複数のメディア8を装填、又は機器接続部3に1又は複数のデジタルカメラ7を接続すると、ステップS203で、データ読み取り手段13は、1又は複数のメディア8やデジタルカメラ7などに記録された1又は複数のイベントで撮影された画像データ(静止画像データ又は静止画像データ及び動画データ)を読み取る。なお、本実施例においても、読み取る画像データはデジタルカメラ7で撮影して得られた画像データに限定されず、ネガフィルムや写真プリントをスキャンして得られた画像データや、ビデオテープレコーダなどから得られた動画データ、動画をキャプチャして得られた静止画像データなどであってもよいし、読み取り先もCD−RやDVD−Rなどの記録媒体や記録装置1のハードディスク、通信ネットワーク11を介して接続されるサーバ12などとしてもよい。また、メディア8やデジタルカメラ7の数量、イベントの種類及び各々のイベントで撮影された画像データの数量も特に限定されない。
そして、画像データの読み取りが終了すると、表示手段5に図12に示すような画像選択画面19が表示され、ステップS204で、タグ表示欄20でイベントを選択し、一覧表示欄21で画像データを選択した後、必要に応じて、作業メニュー欄22を操作してタイトルを入力したり、画像に文字を合成させたり、BGMとして再生する音楽データを選択したり、スライドショーの確認などの処理を行う。
次に、ステップS205で、データ生成手段14は、1又は複数のイベントで撮影された画像データに基づいて1つの動画データを生成する。具体的には、例えば、図15(a)に示すように、読み取った画像データの中にイベント1の画像データ(画像1〜)とイベント2の画像データ(画像n〜)とが混在している場合を例にして説明すると、図15(b)に示すように、各々の画像データのヘッダ情報等に基づいて各々の画像データの撮影日を取得し、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントで撮影された画像データとして判別する。そして、全てのイベントに対して、静止画像データは、各々の画像を順次表示する場合はスライド間隔分の差分0のデータを付加、所定のスライド効果で画像を表示する場合はスライド効果に基づく差分データを付加し、また、動画データに対しては必要に応じてファイル形式を変換して、MPEG1形式又はMPEG2形式の1つの動画データを生成する。
次に、ステップS206で、図15(c)に示すように、1つの動画データに基づいて、家電機器で再生可能な形式の家電機器用データ(ここではDVD−Video形式のデータ)を生成する。なお、図15では、1つの動画データから1つのタイトルのDVD−Videoデータを生成しているが、1つのタイトルの動画データの容量は約1GBに制限されているため、1つの動画データの総容量が1GBを超える場合は、1つの動画データをイベントを区切りとして複数のタイトルに分割してDVD−Video形式のデータを生成してもよい。
その際、この状態では複数の画像データは1つの動画として連続して再生されてしまうため、ステップS207で、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎又は所定数の画像データ毎)の先頭位置にチャプター(パートオブタイトル:PTTとも呼ぶ。)を設定し、このチャプターの情報をビデオマネージャ(VMG)のVIDEO_TS.IFOファイルやビデオタイトルセット(VTS)のVTS_**_0.IFOファイルなどに登録する。
このチャプター位置の特定方法としては、例えば、ステップS205で1又は複数のイベントの画像データから動画データを生成する際に、あるイベントの最後の画像データと次のイベントの初めの画像データとの間、若しくは、あるイベントの所定数の最後の画像データとそのイベントの次の所定数の初めの画像データとの間(更に、必要に応じて、あるメディア8の最後の画像データと次のメディア8の初めの画像データとの間)にチャプター位置を特定するためのチャプター位置特定データを付加しておき、このチャプター位置特定データの後ろにチャプターを設定することによりイベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎又は所定数の画像データ毎)の先頭位置にチャプターを設定することができる。
次に、作業メニュー欄25の”ディスクに書き込む”を選択すると、表示手段5に記録媒体9を記録媒体装填部4に装填するように促すメッセージが表示され、ステップS208で、該メッセージに従って記録装置1の記録媒体装填部4にCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスクなどの記録媒体9を装填する。
次に、必要に応じて、ステップS209で記録媒体9の所定の領域に記録媒体9を識別するための識別情報が記録されているか否かを調べ、識別情報が記録されている場合は、ステップS210で、記録制御手段15を用いて、生成した家電機器用データを記録媒体9の論理アドレス領域の内側に記録する。
次に、必要に応じてセッションをクローズした後、ステップS211で、記録制御手段15を用いて、イベント毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎)の画像データや縮小画像データ、音楽データ、スライドショープログラムなどのアプリケーション、スライドショーの設定ファイル、情報ファイル、自動起動ファイルなどを先に記録されたVideo−CD形式などの家電機器用データの外側に記録して一連の書き込み処理を終了する。
上記手順で作成された記録媒体9(DVD−R)のディレクトリ構造は、例えば、図16に示すようになり、第1の実施例と同様にコンピュータ機器用データが構成され、”VIDEO_TS”フォルダ内の、チャプター位置情報が記述されたVIDEO_TS.IFOとそのバックアップファイルであるVIDEO_TS.BUPとタイトル選択メニューのためのVIDEO_TS.VOBとで構成されるビデオマネージャ(VMG)と、チャプター位置情報が記述されたVTS_**_0.IFOとそのバックアップファイルであるVTS_**_0.BUPとVTSの各タイトルの動画データであるVTS_**_*.VOBなどとで構成されるビデオタイトルセット(VTS)とで家電機器用データ(DVD−Videoデータ)が構成される。
そして、ステップS212で、この記録媒体9を家電機器18にセットすると1又は複数のイベントで撮影された画像データに基づく画像がスライドショーとして表示され、任意の画像が表示されている時に家電機器18を操作(スキップボタンを押す)と、次のイベントの画像(又はそのイベントの次の所定数の画像)を自在に表示させることができる。
このように、本実施例では、1又は複数のイベントで撮影された画像データからMPEG1形式又はMPEG2形式の動画データが生成され、該動画データからDVD−Video形式のデータが生成され、該データのデータ構成を参照して、イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎(又は、メディア8毎、かつ、イベント毎又は所定数の画像データ毎)の先頭位置にチャプターが設定されて記録媒体に記録されるため、スキップボタンなどで次のイベントの画像(又はそのイベントの次の所定数の画像)を表示させることができ、従来のスライドショーのように所望のイベントの画像を表示させるために待つ必要がなくなり、ユーザの利便性を格段に向上させることができる。
なお、上記各実施例では、画像データからDVD−Video形式のデータを生成する場合について主に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、画像データからVideo−CD形式又はHDTV形式のデータを生成する場合や、音楽データからDVD−Audio形式のデータを生成する場合などについても同様に適用することができる。
本発明は、1又は複数のイベントで撮影された画像データを用いて家電機器用データを作成する任意のプログラム、装置、方法に利用可能である。
本発明の第1の実施例に係る記録装置の外観構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録装置の他の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録装置の他の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録装置の他の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録装置の他の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る記録装置を用いたデータの書き込み手順を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る家電機器用データの作成手順を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録媒体(DVD−R)におけるデータの記録構造を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録媒体におけるデータの記録領域を示す図である。 記録媒体(CD−R)の構造を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る記録装置の表示手段に表示される画面例(画像選択画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る家電機器の表示手段に表示される画面例(タイトルメニュー画面)を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る記録装置を用いたデータの書き込み手順を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る家電機器用データの作成手順を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係る記録媒体(DVD−R)におけるデータの記録構造を示す図である。
符号の説明
1 記録装置
2 メディア装填部
3 機器接続部
4 記録媒体装填部
5 表示手段
6 操作手段
7 デジタルカメラ
7a カメラ付き携帯電話機
8 メディア
9 記録媒体
11 通信ネットワーク
12 サーバ
13 データ読み取り手段
14 データ生成手段
15 記録制御手段
17 コンピュータ機器
18 家電機器
19 画像選択画面
20 タグ表示欄
21 一覧表示欄
22 作業メニュー欄
23 選択画像表示欄
24 タイトルメニュー画面
100 ポリカーボネート基板
101 有機色素層
102 反射層
103 保護層

Claims (12)

  1. 画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置で動作する記録プログラムであって、
    コンピュータを、
    1又は複数のイベントで撮影された画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、複数の前記動画データに基づいて、各々の前記動画データがタイトルで分割された特定種類のデータを生成するデータ生成手段、
    記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させることを特徴とする記録プログラム。
  2. 画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置で動作する記録プログラムであって、
    コンピュータを、
    1又は複数のイベントで撮影された画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、前記動画データに基づいて特定種類のデータを生成し、前記特定種類のデータのデータ構成を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定するデータ生成手段、
    記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させることを特徴とする記録プログラム。
  3. 前記データ生成手段は、前記特定のファイル形式の動画データを生成する際に、該動画データに、所定のイベントの最後の画像データと次のイベントの最初の画像データとの間、及び、所定のイベントの所定数の最後の画像データとそのイベントの次の所定数の最初の画像データとの間の位置を特定する位置特定情報を付加し、該位置特定情報を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定することを特徴とする請求項2記載の記録プログラム。
  4. 前記特定のファイル形式の動画データはMPEG1形式又はMPEG2形式のデータであり、前記特定種類のデータはDVD−Video形式のデータであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の記録プログラム。
  5. 画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置において、
    1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取るデータ読み取り手段と、
    前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、複数の前記動画データに基づいて、各々の前記動画データがタイトルで分割された特定種類のデータを生成するデータ生成手段と、
    記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、を少なくとも備えることを特徴とする記録装置。
  6. 画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとが少なくとも記録された記録媒体を作成する記録装置において、
    1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取るデータ読み取り手段と、
    前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別し、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成し、前記動画データに基づいて特定種類のデータを生成し、前記特定種類のデータのデータ構成を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定するデータ生成手段と、
    記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる記録制御手段、を少なくとも備えることを特徴とする記録装置。
  7. 前記データ生成手段は、前記特定のファイル形式の動画データを生成する際に、該動画データに、所定のイベントの最後の画像データと次のイベントの最初の画像データとの間、及び、所定のイベントの所定数の最後の画像データとそのイベントの次の所定数の最初の画像データとの間の位置を特定する位置特定情報を付加し、該位置特定情報を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定することを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 前記特定のファイル形式の動画データはMPEG1形式又はMPEG2形式のデータであり、前記特定種類のデータはDVD−Video形式のデータであることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一に記載の記録装置。
  9. 画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとを少なくとも記録媒体に記録する記録方法において、
    1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取る第1のステップと、
    前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別する第2のステップと、
    前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎に、各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成する第3のステップと、
    複数の前記動画データに基づいて、各々の前記動画データがタイトルで分割された特定種類のデータを生成する第4のステップと、
    記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる第5のステップと、を少なくとも備えることを特徴とする記録方法。
  10. 画像データと該画像データをコンピュータ機器でスライド表示させるスライドショープログラムとを少なくとも記録媒体に記録する記録方法において、
    1又は複数のイベントで撮影された画像データを読み取る第1のステップと、
    前記画像データのヘッダ情報に基づいて、撮影日が同じ又は連続する画像データを1つのイベントの画像データとして判別する第2のステップと、
    各々の前記画像データに基づく画像がスライドショーの設定条件で表示される特定のファイル形式の動画データを生成する第3のステップと、
    前記動画データに基づいて特定種類のデータを生成し、前記特定種類のデータのデータ構成を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定する第4のステップと、
    記録手段に、少なくとも前記特定種類のデータと前記イベント毎の画像データと前記スライドショープログラムとを前記記録媒体に記録させる第5のステップと、を少なくとも備えることを特徴とする記録方法。
  11. 前記第3のステップでは、前記特定のファイル形式の動画データに、所定のイベントの最後の画像データと次のイベントの最初の画像データとの間、及び、所定のイベントの所定数の最後の画像データとそのイベントの次の所定数の最初の画像データとの間の位置を特定する位置特定情報を付加し、
    前記第4のステップでは、前記位置特定情報を参照して、前記イベント毎又はイベント内の所定数の画像データ毎の先頭位置にチャプターを設定することを特徴とする請求項10記載の記録方法。
  12. 前記特定のファイル形式の動画データはMPEG1形式又はMPEG2形式のデータであり、前記特定種類のデータはDVD−Video形式のデータであることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載の記録方法。
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