JPWO2006030616A1 - 記録プログラム及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
コンピュータを、音楽CDなどから読み取った音楽データをコンピュータ機器で利用可能なファイル形式の音楽データに変換するファイル形式変換手段14、変換された音楽データとメディアなどから読み取った画像データとに基づいて動画データを生成し、該動画データからDVDプレーヤなどの家電機器で再生可能なファイル形式の家電機器用データを生成するデータ生成手段15、変換された音楽データと生成された家電機器用データと必要に応じて読み取った画像データとを記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させる。これにより、記録媒体に記録された音楽データに基づく音楽を家電機器でもコンピュータ機器でも鑑賞することができる。
Description
本発明は、記録媒体に音楽データや画像データなどを記録する記録プログラム及び記録装置に関する。
近年、写真画像に関する様々なサービスが提供されている。例えば、フィルムカメラで写真を撮影した場合、ミニラボ等の写真店やコンビニエンスストア等の注文店に撮影済みのネガフィルムを持ち込むと、写真店ではネガフィルムを現像した後、写真画像をスキャナ等で読み取り、読み取った画像データをCD−R、DVD−R等の記録媒体に書き込んでユーザに提供するといったサービスが行われている。
また、デジタルカメラで写真を撮影した場合、デジタルカメラやデジタルカメラ用メディアをミニラボ等の写真店に持ち込めば、店舗内に設けられた無人端末(キオスク)や店頭端末などを用いて、デジタルカメラやメディアに記録された画像データをCD−R、DVD−Rなどの記録媒体に書き込むこともできる(上記無人端末に関しては、例えば、下記特許文献1を参照)。
また、ネガフィルムから読み取った画像データやデジタルカメラ、メディアから読み取った画像データを単に記録媒体に記録するのではなく、これらの画像データからスライドショーとして表示される動画データを作成し、DVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器で再生可能なVideo−CD形式などのデータに変換し、該データを画像データと共にCD−RやDVD−Rなどの記録媒体に書き込むサービスも行われている。
また、画像データからVideo−CD形式などのデータを生成したり、画像データやVideo−CD形式などのデータを記録媒体に書き込むためのアプリケーションを提供するサービスもあり、該アプリケーションを自宅のパーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器にインストールすることにより、写真店などに出向かなくても自宅でデジタルカメラやメディアから読み取った画像データや生成したVideo−CD形式などのデータを記録媒体に書き込むこともできる。
特開平11−8817号公報(第3−4頁、第1図)
上記スライドショーを作成する場合、予め無人端末やコンピュータ機器に記録されている音楽データの中から所望の音楽データを指定すれば、上記無人端末やアプリケーションは、読み取った画像データと指定された音楽データとを合成して動画データを作成し、この動画データをVideo−CD形式などのデータに変換して音楽付きスライドショーを作成し、この音楽付きスライドショーが記録された記録媒体を用いることにより家電機器で音楽を鑑賞することができる。また、記録媒体に音楽データ自体も記録しておけば、コンピュータ機器でも音楽を鑑賞することができる。
しかしながら、音楽付きスライドショーのBGMとして使用する音楽データとして音楽CDに記録されている楽曲を用いる場合、該音楽データは特定のファイル形式で記録されており、一部の楽曲の音楽データのみを取り出して記録媒体に記録することはできないため、このような場合にはコンピュータ機器で音楽を鑑賞することができないという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、パーソナルコンピュータや次世代PCなどのコンピュータ機器でも、DVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器でも音楽を鑑賞できるように、記録媒体に音楽データを記録する記録プログラム及び記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の記録プログラムは、コンピュータを、音楽データのファイル形式を変換するファイル形式変換手段、ファイル形式が変換された前記音楽データと画像データとに基づいて特定種類のデータを生成するデータ生成手段、記録手段に、少なくとも、ファイル形式が変換された前記音楽データと生成された前記特定種類のデータとを記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させるものである。
本発明においては、前記記録制御手段は、ファイル形式が変換された前記音楽データと前記特定種類のデータとに加えて、前記画像データを前記記録媒体に記録させる構成とすることができる。
また、本発明においては、ファイル形式が変換される前の音楽データをAudio−CD形式のデータとし、ファイル形式が変換された後の音楽データをMP2形式、MP3形式、WAV形式、WMA形式、MIDI形式のいずれかの形式のデータとし、前記生成された特定種類のデータをVideo−CD形式のデータとすることができる。
また、本発明においては、ファイル形式が変換される前の音楽データをAudio−CD形式のデータとし、ファイル形式が変換された後の音楽データをMP3形式のデータとし、前記生成された特定種類のデータをDVD−Video形式のデータとすることもできる。
また、本発明の記録装置は、音楽データと画像データとを読み取るデータ読み取り手段と、前記音楽データのファイル形式を変換するファイル形式変換手段と、ファイル形式が変換された前記音楽データと前記画像データとに基づいて特定種類のデータを生成するデータ生成手段と、記録手段に、少なくとも、ファイル形式が変換された前記音楽データと生成された前記特定種類のデータとを記録媒体に記録させる記録制御手段と、を少なくとも備えるものである。
このように、本発明の構成によれば、記録媒体には、少なくとも、コンピュータ機器で利用可能なファイル形式に変換された音楽データと、ファイル形式が変換された音楽データ及び画像データに基づいて生成された家電機器で利用可能な特定種類のデータと、必要に応じて画像データとが記録されているため、ユーザはコンピュータ機器でも家電機器でも音楽データに基づく音楽を鑑賞することができ、これにより記録媒体の価値を高めることができる。
本発明の記録プログラムは、その好ましい一実施の形態において、コンピュータを、音楽CDなどから読み取った音楽データをパーソナルコンピュータや次世代PCなど(以下、これらを総称してコンピュータ機器と呼ぶ。)で利用可能なファイル形式(例えば、MP2形式やMP3形式)の音楽データに変換するファイル形式変換手段、ファイル形式が変換された音楽データとメディアなどから読み取った画像データとに基づいて動画データを生成し、該動画データからDVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機など(以下、これらを総称して家電機器と呼ぶ。)で再生可能なファイル形式(例えば、Video−CD形式やDVD−Video形式)の家電機器用データを生成するデータ生成手段、記録手段に、ファイル形式が変換された音楽データと生成された家電機器用データと必要に応じて画像データとを記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させる。これにより、記録媒体に記録された音楽データに基づく音楽を家電機器でスライドショーのBGMとして再生することができると共に、コンピュータ機器でも再生することができ、記録媒体の利用価値を高めることができる。
次に、本発明の一実施例に係る記録プログラム及び記録装置について、図1乃至図16を参照して説明する。図1は、本実施例に係る記録装置の外観構成を模式的に示す図であり、図2乃至図5は、そのバリエーションを示す図である。また、図6は、記録装置の手段を示すブロック図であり、図7は、記録装置を用いたデータの記録手順を示すフローチャート図である。また、図8及び図9は、記録媒体におけるデータの記録構造を示す図、図10は、記録媒体におけるデータの記録領域を示す図、図11は、記録媒体(CD−R)の構造を模式的に示す図である。また、図12乃至図16は、記録装置の表示手段に表示される画面の構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の記録装置1は、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの記録媒体(以下、メディア8と呼ぶ。)を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ7(デジタルスチルカメラ及びデジタルムービーカメラの双方を含む。)やカメラ付き携帯電話機7a等の撮影機器を有線又は無線、赤外線等によって接続するための機器接続部3、インターネット等の通信ネットワーク11を介してサーバ12に接続するネットワーク接続部、音楽データが記録された音楽CD10や各種データを記録する記録媒体9を装填する記録媒体装填部4、ボタン、キーボード、マウス等の操作手段6及びLCD、CRT等の表示手段5とを備え、上記記録媒体9がパーソナルコンピュータや次世代PCなどのコンピュータ機器17やDVDプレーヤDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器18で利用される。
また、記録装置1に備える主な手段をブロック図で示すと図6のようになり、メディア装填部2や機器接続部3、ネットワーク接続部、記録媒体装填部4などを用いて所定の記録手段から画像データや音楽データを読み取るデータ読み取り手段13と、読み取った音楽データをコンピュータ機器17で利用可能なファイル形式(例えば、MP2形式やMP3形式、WAV形式、WMA形式、MIDI形式など)に変換するファイル形式変換手段14と、ファイル形式が変換された音楽データ及びメディア8などから読み取った画像データに基づいて動画データを生成し、該動画データから家電機器18で利用可能なファイル形式(例えば、Video−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式など)のデータ(以下、家電機器用データと呼ぶ。)を生成するデータ生成手段15と、記録媒体装填部4などの記録手段に、ファイル形式が変換された音楽データと生成された家電機器用データと必要に応じて読み取った画像データなどとを記録媒体9に記録させる制御を行う記録制御手段16と、スライドショーの表示などを行う表示手段5と、画像データや音楽データの選択などを行う操作手段6とを備えている。
なお、上記各手段は記録装置1にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも、ファイル形式変換手段14、データ生成手段15、記録制御手段16として機能させる記録プログラムとして構成し、該記録プログラムを記録装置1にインストールして実行する構成とすることができる。また、図1では記録装置1としてパーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器を示しているが、記録装置1の形態は任意であり、例えば、図2に示すように写真店やコンビニエンスストアなどの店舗に設置される無人端末(キオスク)としたり、図3に示すように専用のセットトップボックスとしたり、図4に示すようにポータブルライターとしたり、図5に示すように演算処理機能を備えたDVDレコーダやHDDレコーダとしたり、演算処理機能を備えたカーナビゲーション機器などとすることもできる。
次に、上記構成の記録装置1(記録プログラム)を用いて、記録媒体9に各種データを記録する手順について、図7のフローチャート図を参照して説明する。
まず、本実施例の記録装置1(又は記録プログラム)を起動すると、表示手段5に、例えば図12に示すようなメニュー画面19が表示される。このメニュー画面19には、新しい記録媒体9を作成するか、以前に作成した記録媒体9を利用するかを選択するボタンが表示される。
そして、ステップS101で、新しい記録媒体9の作成を指示する(”アルバムを作る”ボタンを押す)と、表示手段5に、例えば図13に示すような作業手順画面20が表示される。この作業手順画面20には、記録媒体9に各種データを記録するまでの手順が表示され、ユーザが”写真を読み込む”を選択すると、表示手段5に、例えば図14に示すような読み取り先選択画面21が表示される。そして、ユーザがその中から所望の読み取り先を選択すると、表示手段5に、例えばメディア8をメディア装填部2に装填、又はデジタルカメラ7を機器接続部3に接続するように促すメッセージが表示される。
次に、ステップS102で、メッセージの指示に従って記録装置1のメディア装填部2にメディア8を装填、又は機器接続部3にデジタルカメラ7を接続すると、ステップS103で、データ読み取り手段13は、メディア8やデジタルカメラ7などに記録された画像データ(静止画像データ又は動画データ又はその双方)を読み取る。
ここで、読み取る画像データはデジタルカメラ7で撮影して得られた画像データに限定されず、ネガフィルムや写真プリントをスキャンして得られた画像データや、ビデオテープレコーダなどから得られる動画データ、動画をキャプチャして得られた静止画像データなどであってもよく、読み取り先もCD−RやDVD−Rなどの記録媒体や記録装置1のハードディスク、通信ネットワーク11を介して接続されるサーバ12などであってもよい。また、画像データのファイル形式も任意であり、例えば、静止画像データとして、デジタルカメラ7で撮像して得られたままの撮像画像データであるRAW形式、デジタルカメラ7固有の形式、exif(Exchangeable Image File Format)形式、bmp(Windows(登録商標) Bitmapfile)形式、gif(CompuServe Graphics Interchange Format File)形式、tif(Tagget Image File Format file)形式、jpeg(Joint Photographic Coding Experts Group)形式などのデータを用いてもよく、動画データとして、AVI(Audio Video Interleaving)形式、MOV形式、MPEG(Moving Picture Experts Group)1、2、4、7形式、WMV(Windows(登録商標) Media Video)形式などのデータを用いてもよい。
そして、画像データの読み取りが終了すると、表示手段5に、例えば図15に示すような画像選択画面22が表示される。この画像選択画面22には、読み取った画像データに基づく画像を一覧表示する一覧表示欄23と、その中から選択した画像を拡大表示する拡大表示欄24と、作業を選択する作業メニュー欄25とが設けられており、ステップS104で、一覧表示欄23で選択した画像を拡大表示欄24で回転するなどして画像データを選択した後、必要に応じて、作業メニュー欄25を操作して所定の画面を表示させ、画像の順番を変えたり、タイトルを入力したり、フォトフレームを作成したり、画像に文字を合成するなどの処理を行う。
その後、作業メニュー欄25からBGMとして再生する音楽データを選択するためのボタン(”BGMを選ぶ”ボタン)を選択すると、表示手段5に、例えば図16に示すようなBGM選択画面26が表示される。このBGM選択画面26には、音楽データの読み取り先を選択する読み取り先選択欄27と、選択した読み取り先に記録されている音楽データを一覧表示する一覧表示欄28と、作業を選択する作業メニュー欄25とが設けられており、ステップS105で、読み取り先選択欄25の中から所望の読み取り先(ここでは音楽CD)を選択すると、表示手段5に音楽CD10を記録媒体装填部4に装填するように促すメッセージが表示される。
次に、ステップS106で、メッセージの指示に従って記録装置1の記録媒体装填部4に音楽CD10を装填すると、データ読み取り手段13は、音楽CD10に記録されている音楽データを検索してその中に記録されている音楽データ(楽曲)を一覧表示欄28に表示する。そして、必要に応じて”試聴する”ボタン”を操作して試聴した後、ステップS107で、一覧表示欄28に表示された音楽データの中からスライドショーのBGMとして利用する音楽データを選択する。
ここで、音楽データの読み取り先が音楽CD10の場合、音楽CDにはAudio−CD形式などで音楽データが記録されており、Audio−CD形式の音楽データの一部を取り出してもコンピュータ機器17で再生することはできない。そこで、ステップS108で、ファイル形式変換手段14は、選択された楽曲を、MP2(MPEG Audio Layer-2)形式、MP3(MPEG Audio Layer-3)形式、WAV形式、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)形式、MIDI(Musical Instruments Digital Interface)形式などのコンピュータ機器17で再生可能なファイル形式の音楽データに変換する。例えば、後のステップでVideo−CD形成の家電機器用データを生成してCD−Rなどに記録する場合は、音楽データをMP2、MP3、WAV、WMA、MIDIなどの形式に変換し、DVD−Video形成の家電機器用データを生成してDVD−Rなどに記録する場合は、音楽データをMP3形式に変換する。なお、ファイル形式変換手段14は、音楽データのファイル形式を変換する処理を行うものであればよく、読み取り先の音楽データのファイル形式や変換後の音楽データのファイル形式は特に限定されず、例えば、読み取り先にWAV形式の音楽データが記録されている場合に、該音楽データをMP2などの他の形式の音楽データに変換する処理を行ってもよい。
次に、必要に応じて、作業メニュー欄25の”スライドショーを確認”ボタンを選択して音楽付きスライドショーを確認した後、ステップS109で、データ生成手段15は、ファイル形式が変換された音楽データと読み取った画像データとに基づいて動画データを生成し、生成された動画データを家電機器で再生可能な形式(Video−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式など)の家電機器用データに変換する。具体的には、例えば、MP2、MP3、WAV、WMA、MIDIなどの形式の音楽データと画像データとを合成してMPEG1形式の動画データを生成し、この動画データからVideo−CD形式のデータを生成したり、MP3形式の音楽データと画像データとを合成してMPEG1形式又はMPEG2形式の動画データを生成し、この動画データからDVD−Video形式のデータを生成する。
なお、画像データ及び音楽データから動画データを生成する方法は特に限定されず、例えば、画像を順次表示する場合はスライド間隔分の差分0のデータを付加し、また、所定のスライド効果で画像を表示する場合はスライド効果に基づく差分データを付加して動画データを生成すればよい。また、家電機器用データの生成と共に、必要に応じて、データ生成手段15を用いて、読み取った画像データのデータサイズを縮小したサムネイル画像データやスクリーンネイル画像データなどの縮小画像データを作成してもよい。
次に、作業メニュー欄25の”メディアに書き込む”を選択すると、表示手段5に記録媒体9を記録媒体装填部4に装填するように促すメッセージが表示され、ステップS110で、該メッセージに従って記録装置1の記録媒体装填部4にCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスクなどの記録媒体9を装填する。
この記録媒体9は任意の記録媒体とすることができるが、特定の記録媒体9に対してのみデータの記録が行われるようにしてもよく、その場合は、ステップS111で記録媒体9の所定の領域に記録媒体9を識別するための識別情報が記録されているか否かを調べる構成としてもよい。この識別情報の内容は限定されず、記録媒体9の製造者に対応するコード(製造者コード、通称Mコード)や記録媒体9の規格に対応するコード(タイプコード、通称Tコード)などとすることができる。また、上記識別情報は適正な記録媒体に対してデータを記録するために設けるものであり、識別情報の記録場所や中身が容易に知られてしまうと識別情報自体もコピーされてしまうため、識別情報の少なくとも一部はコンピュータのOSでは記録内容を制御できない情報、具体的にはプログラムメモリ領域の情報や、CD−R成型時に付与される案内溝変調(ATIP:Absolute Time In Pre-groove)による情報などとすることが好ましい。
ここで、一般的な記録媒体9の構造について、図11を参照して説明すると、CD-Rは、ポリカーボネート基板100上に、シアニン、フタロシアニン、アゾなどの有機色素層101と銀などの反射層102と保護層103とが積層されて形成され、有機色素層101に所定のパワーのレーザ光を当てて色素を分解して基板を変形させることでピットを形成し、情報の記録を行っているが、レーザパワーは、レーザ光を照射するレーザヘッドの方式や使用する有機色素層101の種類に応じて最適な値が異なるため、情報の書き込みを確実に行うためにはCD-Rのタイプやレーザ記録パワーの推奨値をドライブ側が認識する必要がある。そこで、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値などの情報を記録媒体の製造段階で案内溝変調(ATIP)による情報として書き込み、その情報をドライブのファームウェアが読み取り、ファームウェアが独自にレーザヘッドを制御してレーザパワーの調整を行っている。このような案内溝変調(ATIP)は製造時にしか作成できないため、ユーザレベルでのコピーを防止することができる。また、上記以外の案内溝変調(ATIP)であるリードイン開始時間、最大リードアウト開始可能時間等も適宜設定することで識別情報として利用することができる。
次に、記録媒体9にファイル形式を変換した音楽データや生成した家電機器用データを記録するが、家電機器18ではデータを読み込むことができる記録領域が限定されるため、ステップS112で、記録制御手段16を用いて、生成したVideo−CD形式などの家電機器用データを記録媒体9の論理アドレス領域の内側に記録する。なお、この論理アドレス領域とは、ユーザのデータ(プログラム)が記録される領域であり、ユーザデータの配置情報が記録されるプログラムメモリ領域、リードイン・TOC(Table Of Contents)領域やリードアウト領域などの情報領域、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値、その他の情報が記録される案内溝変調(ATIP)情報の領域は含まない領域である。
次に、必要に応じてセッションをクローズした後、ステップS113で、記録制御手段16を用いて、ステップS108でファイル形式を変換した音楽データと、必要に応じてステップS103で読み取った画像データや、スライドショープログラムなどのアプリケーション、スライドショーの設定ファイル、情報ファイル、自動起動ファイルなどを先に記録されたVideo−CD形式などの家電機器用データの外側に記録して一連の書き込み処理を終了する。
上記手順で作成された記録媒体9は、例えば、図10に示すように各種データが記録され、ディスク型記録媒体9の最内周の論理アドレス領域外(上記論理アドレス領域以外の領域であって論理アドレス領域よりも内周側に位置する領域)には必要に応じて所定の識別情報が記録され、その外周に位置する論理アドレス領域の内周側の領域には家電機器用データが記録され、更に家電機器用データの外周側の領域にはファイル形式が変換された音楽データや必要に応じて画像データなどが記録される。
また、上記手順で作成された記録媒体9(CD−R)のディレクトリ構造は、例えば、図8に示すようになり、”PS_Roll”フォルダ内に格納された画像データや音楽データ、縮小画像データ、”APPL”フォルダ内に格納されたスライドショープログラムやスライドショーの再生指示情報(Slidesetting.ini)、記録媒体9に関する各種情報が記述された情報ファイル(index.pvm)や自動起動ファイル(Autrun.inf)などでコンピュータ機器用データが構成され、”VCD”フォルダ内の画像データをVideo−CD形式として関連付けるファイル、”SEGMENT”フォルダ内のTV画面に表示する静止画像データ、”MPEGAV”フォルダ内の動画データ、”DAT”フォルダ内のTV画面に静止画像データを表示するためのアプリケーションなどで家電機器用データ(Video−CDデータ)が構成される。
また、記録媒体9(DVD−R)のディレクトリ構造は、例えば、図9に示すようになり、上記と同様のコンピュータ機器用データが構成され、”VIDEO_TS”フォルダ内のビデオマネージャ(VMG)とビデオタイトルセット(VTS)とで家電機器用データ(DVD−Videoデータ)が構成される。より具体的には、VMGは、ビデオ全体を制御するための情報が記録されたVIDEO_TS.IFO、そのバックアップファイルであるVIDEO_TS.BUP、タイトル選択メニューのためのVIDEO_TS.VOBファイルで構成され、VTSは、VTS全体を制御する情報が記述されたVTS_**_0.IFO、そのバックアップファイルであるVTS_**_0.BUP、VTSの各タイトルの動画データであるVTS_**_*.VOBなどで構成される。
なお、画像データや音楽データのディレクトリ構造は任意であるが、画像データや音楽データをコンピュータ機器などにバックアップした場合における管理を容易にするために、例えば、図8及び図9に示すように、画像データの格納場所を示すフォルダ(PS_Roll)の下位の階層にメディア8毎、機器毎、フィルム毎のデータの格納場所を示すフォルダ(ROYYMMDDyyy_XXXXXXAABxxx、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、yyy:日毎のシーケンシャル番号、XXXXXX:ランダムなID番号、AA:メーカーコード(00〜ZZ)、B:ソフトウェア、機器の商品カテゴリー(0〜Z)、xxx:シーケンシャル番号)などを作成したり、各々のデータをCCYYMMDDxxxxxx(CC:データの種別、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、xxxxxx:シーケンシャル番号)などにリネームしてもよい。
このように、本実施例の記録装置1又は記録プログラムでは、読み取り先の音楽CDなどから読み取った音楽データをコンピュータ機器で利用可能なファイル形式の音楽データに変換し、ファイル形式が変換された音楽データとメディア8などから読み取った画像データとに基づいて家電機器用データを生成し、ファイル形式が変換された音楽データと生成された家電機器用データと必要に応じて読み取った画像データなどとを記録媒体9に書き込むため、ユーザはDVDプレーヤ、DVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器18でも、パーソナルコンピュータや次世代PCなどのコンピュータ機器17でも音楽を鑑賞することができ、これにより記録媒体9の利用価値を高めることができる。
なお、表示手段5に表示される画面は例示であり、メニュー画面19や作業手順画面20、読み取り先選択画面21などは必ずしも表示されなくてもよい。また、上記フローでは画像データを読み取った後に音楽データを読み取っているが、データの読み取り順などは適宜入れ替えることもできる。また、上記実施例では、音楽CDから音楽データを読み取る場合について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、音楽データのファイル形式が変換されて記録媒体9に記録される構成であればよく、例えば、DVD−Audio形式の音楽データが記録された音楽DVDなどから音楽データを読み取ってもよいし、他の記録手段(記録装置1のハードディスクやサーバ12、他の記録媒体など)から音楽データを読み取ってもよい。
本発明の記録プログラム及び記録装置によれば、ユーザはパーソナルコンピュータや次世代PCなどのコンピュータ機器でも、DVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器でも、音楽データに基づく音楽を鑑賞することができ、これにより記録媒体の価値を高めることができる。
その理由は、記録装置又は記録プログラムでは、音楽CDなどから読み取った音楽データをコンピュータ機器で利用可能なファイル形式の音楽データに変換し、ファイル形式が変換された音楽データとメディアなどから読み取った画像データとに基づいて動画データを生成し、該動画データから家電機器で利用可能なVideo−CD形式などの家電機器用データを生成し、少なくともファイル形式が変換された音楽データと生成された家電機器用データとを記録媒体に記録する制御を行うからである。
Claims (8)
- コンピュータを、
音楽データのファイル形式を変換するファイル形式変換手段、
ファイル形式が変換された前記音楽データと画像データとに基づいて特定種類のデータを生成するデータ生成手段、
記録手段に、少なくとも、ファイル形式が変換された前記音楽データと生成された前記特定種類のデータとを記録媒体に記録させる記録制御手段、として機能させる記録プログラム。 - 前記記録制御手段は、ファイル形式が変換された前記音楽データと前記特定種類のデータとに加えて、前記画像データを前記記録媒体に記録させる請求の範囲第1項に記載の記録プログラム。
- ファイル形式が変換される前の音楽データはAudio−CD形式のデータであり、ファイル形式が変換された後の音楽データはMP2形式、MP3形式、WAV形式、WMA形式、MIDI形式のいずれかの形式のデータであり、前記生成された特定種類のデータはVideo−CD形式のデータであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の記録プログラム。
- ファイル形式が変換される前の音楽データはAudio−CD形式のデータであり、ファイル形式が変換された後の音楽データはMP3形式のデータであり、前記生成された特定種類のデータはDVD−Video形式のデータであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の記録プログラム。
- 音楽データと画像データとを読み取るデータ読み取り手段と、
前記音楽データのファイル形式を変換するファイル形式変換手段と、
ファイル形式が変換された前記音楽データと前記画像データとに基づいて特定種類のデータを生成するデータ生成手段と、
記録手段に、少なくとも、ファイル形式が変換された前記音楽データと生成された前記特定種類のデータとを記録媒体に記録させる記録制御手段と、を少なくとも備える記録装置。 - 前記記録制御手段は、ファイル形式が変換された前記音楽データと前記特定種類のデータとに加えて、前記画像データを前記記録媒体に記録させる請求の範囲第5項に記載の記録装置。
- ファイル形式が変換される前の音楽データはAudio−CD形式のデータであり、ファイル形式が変換された後の音楽データはMP2形式、MP3形式、WAV形式、WMA形式、MIDI形式のいずれかの形式のデータであり、前記生成された特定種類のデータはVideo−CD形式のデータであることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の記録装置。
- ファイル形式が変換される前の音楽データはAudio−CD形式のデータであり、ファイル形式が変換された後の音楽データはMP3形式のデータであり、前記生成された特定種類のデータはDVD−Video形式のデータであることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の記録装置。
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