JP3132677B2 - 情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録再生方法

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    • G06F2003/0697Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers device management, e.g. handlers, drivers, I/O schedulers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SCSI(Small Comp
uter System Interface)を介してホストコンピュータか
ら送られる指令に基づいて、情報記録媒体に所定の情報
を記録、あるいは再生する情報記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SCSIは、米国シュガート社の小型コ
ンピュータとその周辺装置とを結ぶインターフェースS
ASI(Shugart Associates System Interface)を基に
ANSI(米国規格協会)X3T9.2作業委員会で審
議がなされ、ANSI X3.131−1986として
規格化されたもので、現在パーソナル・コンピュータと
その周辺装置を結ぶ標準インターフェースとなりつつあ
る。また、最近ではその拡張版であるSCSI−2の規
格化のための作業が進められているが、現時点では最終
決定には至っていない。上記ANSIが規定するSCS
Iインターフェース規約の範囲は、次の5点である。 (1)インターフェース信号の種類とその定義、信号授
受のタイミング。 (2)インターフェースとしての動作シーケンスを規定
するプロトコル、各フェーズ等の定義。 (3)ケーブル仕様、コネクタ仕様等の物理的インター
フェース条件、電送系の電気的条件。 (4)周辺機器の各種制御やデータ転送を実行するため
のコマンド体系並びにコマンドの形式および各コマンド
の機能。 (5)コマンドの実行結果をホストコンピュータに知ら
せるためのステータスバイト形式、並びにその過程にお
ける異常状態等を知らせるセンスデータの構造。
【0003】また、上記(4)項におけるコマンド体系
は、以下の通りである。まず、SCSIコマンドは、8
種類のグループに分けられる。CDB(Command Descri
pterBlock)の最初のバイトはオペレーション・コード
であり、その上位3ビットがグループコードを指定し、
下位5ビットがグループ毎のコマンドコード(コマンド
の種類を示すコード)を指定する。上記CDBの長さ
は、グループ毎に以下のように規定されている。 (1)グループ0 ・・・・・・ 6バイト (2)グループ1 ・・・・・・ 10バイト (3)グループ2〜4 ・・・・ リザーブ (4)グループ5 ・・・・・・ 12バイト (5)グループ6〜7 ・・・・ ベンダーユニーク(製造者規定) 上記グループ6〜7のCDBは、SCSIデバイス固有
に定義可能なコマンド群である。各コマンドにおいて、
論理ブロックアドレスはロジカルユニット上で固定長の
データブロックが連続して配列されている。
【0004】図6は、ハードディスク装置における論理
ブロックの構成を示す図である。図6において、シリン
ダ=0、セクタ=0のデータブロックを論理ブロックア
ドレス=0とし、セクタ、トラック、シリンダの順番で
それぞれ1つ増えるごとに、論理ブロックアドレスを1
つ増加させる。論理ブロックアドレスが優れている点
は、イニシエータ(ホストコンピュータ)が先頭データ
ブロックの論理ブロックアドレスと処理ブロック数を指
定してデータをアクセスするので、物理的な構造を意識
する必要がない点である。従って、上記論理ブロックア
ドレッシングを使用すると、シリンダ、トラック、セク
タ等の数が互いに異なるデバイス同士を接続した場合
に、同一のソフトウエアで動作させることが可能であ
る。
【0005】図7は、SCSIのシステム構成の一般的
な例を示す図である。論理ユニットとしては、通常図7
に示すように、ハードディスク等の物理的なデバイスを
接続することが多いが、論理ユニット番号(LUN:Lo
gical Unit Number)は物理的なデバイスに付与しても良
いし、仮想的なデバイスに付与しても良い。通常SCS
Iにおいては、SCSIバス上にLUN=0〜7の8台
の論理ユニットを接続可能であり、さらに拡張メッセー
ジを使用することにより、最大2048台の論理ユニッ
トを接続可能である。
【0006】図8にグループ0のライト(Write)コマン
ドのCDBの一例を示す。図8において、Logical Unit
Number がコマンドの対象となる論理ユニットを、Logi
calBlock Address がコマンドの最初に実行される論理
ブロックを、TransferLength がコマンドが連続して実
行される論理ブロック数をそれぞれ示している。例え
ば、ライトコマンドであれば、Logical Unit Number で
示される論理ユニットのLogical Block Address で示さ
れる論理ブロックアドレスからTransfer Lengthで示さ
れる論理ブロック個の連続した論理ブロックに記録がな
される。SCSIインターフェースにおいては、コマン
ドが正常終了した場合、ターゲットはイニシエータに対
してgoodステータスを返す。一方、コマンドが異常終了
した場合には、check condition ステータスを返すと共
に、例えば図9に示すようなセンスデータを作成する。
図9においてvalid はバイト3から6のInformation By
teが有効であるかどうかを示すもので、valid =1の場
合有効である。Error Class及びError Codeはセンスデ
ータの形式を示すもので、Error Class =7、ErrorCod
e=0の場合、拡張センスデータであることを示す。Sen
se Key はエラーの種別を、Information Byte(インフ
ォメーションバイト)はエラーの発生した場所(論理ブ
ロック)をそれぞれ示す。Additional Sense Length は
バイト8以降の追加センスデータのバイト数を示すもの
である。また、Sense Codeはエラーの詳細情報を示すも
のである。
【0007】イニシエータは、発行したコマンドに対し
てcheck condition ステータスがターゲットから返送さ
れた場合は、request statusコマンドを発行してターゲ
ットの作成したセンスデータを受信して、Sense Key 及
びSense Codeからどのようなエラーが、またvalid =1
であれば、InformationByteよりどこで発生したかを知
ることができる。前述のように、複数の論理ブロックに
対してコマンドが与えられた場合は、ターゲットはエラ
ーの発生した時点でセンスデータをセットしてcheck co
ndition ステータスでコマンドを終了することが一般的
である。例えば論理ブロック1から5の連続した5個の
論理ブロックのリード(read)コマンドの場合、論理ブ
ロック3をリード中にリードエラーが発生した場合は、
ターゲットはセンスデータ中のSense Key を3h(Medi
um Error)に、Sense codeを11h(Read Error)に、
Information Byteを3(エラーの発生した論理ブロッ
ク)に、valid をインフォメーションバイトが有効であ
ることを示すため1にセットしてcheck condition ステ
ータスを返す。イニシエータはrequest statusコマンド
によりセンスデータを受信し、Information Byteに示さ
れる論理ブロック3より再度リードコマンドを発行する
ことにより、エラーに対するリトライが可能である。以
上説明したように、Information Byteはイニシエータが
次にリトライすべき論理ブロックアドレスを示すのが一
般的である。
【0008】一方、従来より情報記録媒体としては、磁
気を用いて記録・再生を行うフロッピーディスク、光を
用いて記録・再生を行う光学的情報記録媒体等が知られ
ている。光学的情報記録媒体の形態としては、ディスク
状、カード状、テープ状等各種のものが知られている。
このような光学的情報記録媒体のうちで、カード状の光
学的情報記録媒体(以下、光カードと称する)は、小型
軽量で持ち運びに便利な上、比較的大容量の情報記録媒
体として大きな需要が見込まれている。情報記録媒体は
その媒体の特性により、消去書換の可能なものと、不可
能なものがあるが、光カードは消去書換が不可能なもの
が一般的で、医療分野等書換ができないことが利点とな
る分野での応用が期待されている。このような光カード
の記録再生装置では、一般に光カードと記録再生のため
の光ビームを相対的に往復運動させ、光カードの記録面
に情報の記録再生を行うもので、光ビームを記録面上の
トラックに位置付けるために、オートフォーカス(A
F)、オートトラッキング(AT)等の光ビーム制御技
術が用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、前述の
ように光カードは消去書換えが不可能なものが一般的で
あるが、このような光カードに対して複数ブロックに対
するライトコマンドが発行され、1トラック上のある論
理ブロック(セクタ)を記録中にATがはずれた場合に
は、次のような問題があった。すなわち、ATがはずれ
た論理ブロックアドレスをInformation Byteにセットし
たとすると、イニシエータはその論理ブロックからリト
ライ(この場合はライト)しようとするが、その論理ブ
ロックには先ほどATがはずれる前に何等かの記録(正
常に記録されている保証はない)がなされている。従っ
て、その上に重ね書きすることになるため、正常な記録
は期待できない。
【0010】また、同様にライト・アンド・ベリファイ
(Write andVerify)コマンドの場合を考える。光カー
ドや光ディスクのように1トラック上に複数の論理ブロ
ック(セクタ)が配置されている場合は、1セクタ毎に
ライトしてベリファイする動作を繰り返すことにより、
コマンドのCDBで指定された論理ブロック範囲中、同
一トラックに存在する論理ブロックは一度にライトし、
その後一度にベリファイするという処理がなされる。こ
のようにトラック毎に処理した方が処理時間が短縮され
るので、一般的にこの方法が用いられている。しかし、
このような処理を行うライト・アンド・ベリファイコマ
ンドのライト動作の実行中にATがはずれた場合に、A
Tがはずれた論理ブロックアドレスをInformation Byte
にセットしたとすると、前述のライトコマンドと同様の
問題以外にも以下のような問題を生ずる。すなわち、A
Tがはずれるまでに記録した論理ブロックに対しては記
録動作は行ったものの、ベリファイ動作を行っていない
ので、データが正しく記録された保証は全くないにも拘
らず、ベリファイ動作を行っていないと云う事実をイニ
シエータに知らせる手段がなく、データの信頼性が低下
すると云う問題があった。
【0011】以上説明したように、従来のSCSIを介
したホストコンピュータからの指令に基づいて、情報記
録媒体に所定の情報を記録再生する情報記録再生方式に
おいては、イニシエータが次にリトライすべきブロック
を判断する情報としてInformation Byteしか無く、か
つ、Information Byteに実際のエラーが発生した論理ブ
ロックアドレスをセットしていたので、消去書換え不可
能な媒体に対するライトコマンド、ライト・アンド・ベ
リファイコマンドと云った記録動作を伴うコマンドにお
いてエラーが発生した場合、Information Byteにセット
された情報がイニシエータが行うリトライのための情報
として有効に役に立たない場合があり、エラー時のリト
ライ処理に無駄が生じて処理時間が増大したり、データ
の信頼性が低下すると云った欠点があった。
【0012】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的はエラー発生時の処理時
間を大幅に短縮でき、またデータの信頼性をも向上でき
るようにした情報記録再生方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、スモー
ルコンピュータシステムインターフェースを介して送ら
れるホストコンピュータの指令に基づいて、情報記録媒
体に所定の情報を記録あるいは記録情報を再生する情報
記録再生方法において、前記情報記録媒体に情報を記録
する動作を伴うコマンドの実行中にエラーが発生した場
合、チェックコンディションステータスでコマンドを終
了すると共に、センスデータ中のインフォメーションバ
イトに、コマンドとして見た場合最初にエラーの発生し
た論理ブロックアドレスをセットし、記録を行った最終
論理ブロックアドレスをセンスデータ中のインフォメー
ションバイトとは別のバイトにセットすることを特徴と
する情報記録再生方法によって達成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。初めに、本実施例の情報記録再生
方法で情報記録媒体として使用した光カードの構成を説
明する。図4はその光カードの一例を示した平面図で、
光カード1上には複数のトラッキングトラック2が平行
に設けられ、そのトラッキングトラック2の間に情報を
記録するためのデータトラック3がそれぞれ設けられて
いる。データトラック3の両端には、該データトラック
3の物理的な位置を示す物理トラック番号4が予めプリ
フォーマットされている。また、データトラック3上に
は1トラック当り4つのセクタ31、32、33、34
(それぞれセクタ番号1から4)が配置されている。物
理トラック番号4は、光カード1の下端側が番号0で上
端側に行くに従って番号が増加し、最上端で2499で
ある。すなわち、光カード1上には2500本のデータ
トラック3が設けられ、また10000個のセクタが配
置されている。光カード1上のセクタは、SCSIの理
論ブロックに対応し、物理トラック0のセクタ1が論理
ブロック0に、セクタ4が論理ブロック3に、物理トラ
ック1のセクタ1が論理ブロック4に、物理トラック2
499のセクタ4が論理ブロック9999にそれぞれ対
応する。
【0015】図5は本発明の情報記録再生方法に係るS
CSIシステムの一例を示したブロック図である。図5
において、5はターゲットとしてのSCSIコントロー
ラである。SCSIコントローラ5は、SCSI規格に
基づきSCSI信号のシーケンス制御を行うSCSIプ
ロトコル回路(SPC)6、ROM7に記憶されている
プログラムに従いSCSIコントローラ5を制御するた
めの制御装置であるMPU8、データ記録再生用のバッ
ファメモリとして使用したり、センスデータの記憶等に
使用されるRAM9で構成されている。SCSIコント
ローラ5には、情報記録再生装置10が接続されてお
り、該情報記録再生装置10中には図4で説明した光カ
ード1が挿入され、情報の記録あるいは再生がホストコ
ンピュータ12からの指令に基づいてなされる。なお、
図5において、13はホストアダプタを示す。
【0016】図2及び図3は本実施例の情報記録再生
を説明するための図で、光カード1上の記録状態を示
す模式図である。図2及び図3において、実線の長方形
は記録のなされた論理ブロック(セクタ)を、点線の長
方形は記録のなされていない論理ブロックを、長方形中
の番号は論理ブロックアドレスを、×印はエラーの発生
場所をそれぞれ示している。今、図2、図3において、
既に論理ブロック0から3までデータの記録がなされて
おり、ホストコンピュータ12から、論理ブロック4か
ら論理ブロック7までの4ブロックの記録命令が発行さ
れたとする。この時、全てに論理ブロックの記録が正常
に終了した場合は、SCSIコントローラ5はSCSI
バスを介してホストコンピュータ12にgoodステータス
を返す。次に、図2で論理ブロック6を記録中にATが
外れて論理ブロック6でライトエラーが発生したとす
る。この時、SCSIコントローラ5はセンスデータを
RAM9にセットしてSCSIバスを介してホストコン
ピュータ12にcheck condition ステータスを返す。
【0017】図1は、本実施例の情報記録再生方法で使
用するセンスデータを示した図である。本実施例の情報
記録再生方法においては、記録動作を伴うコマンドでエ
ラーが発生した場合にセットするセンスデータ中のInfo
rmation Byteには『コマンドとして見た場合最初にエラ
ーの発生したブロック』を、Last Written Blockには
『記録(エラー等によりブロック途中で記録を中断して
も記録は実行されたものとする)が実行された最終論理
ブロック』のアドレスをそれぞれセットする。また、図
1において、バイト14のビット7のvalid は、Last W
ritten Blockが有効かどうかを示すもので、valid =1
の場合に、Last Written Blockは有効である。図2の例
では、Information Byte、Last Written Block共に6が
セットされている。なお、ATはずれの場合、Sense Ke
y は3h(Medium Error)、Sense Codeは09h(Focus/T
racking Servo Failure)がセットされる。
【0018】次に、図3に示すように、論理ブロック5
を記録終了直後ATが外れた場合を考える。この場合に
は、Information Byteには(ライトコマンドを実行して
いない最初のブロック)6が、Last Written Blockには
(記録が実行された最終ブロック)5がセットされる。
どちらの場合も、Information Byteにセットしているの
は6であるが、イニシエータはLast Written Blockを参
照して、次にリトライ(ライト)すべき論理ブロックを
判断可能である。すなわち、前者(図2)の場合にはLa
st Written Blockが6であるから、論理ブロック6には
既に何等かの記録が行われており、論理ブロック6に対
してライトコマンドを発行しても、二重書きを生じて正
常な記録はなされないことが十分予想されるので、次の
論理ブロック7に対してライトコマンドを発行すれば良
い。後者(図3)の場合には、Last Written Blockが5
であるから、論理ブロック6はまだ記録がなされていな
いことが分かる。従って、論理ブロック6に対してライ
トコマンドを発行すれば良い。
【0019】さらに、図2、図3の例について、コマン
ドがライト・アンド・ベリファイコマンドで、そのライ
ト処理中にATが外れた場合について考えてみる。ライ
ト・アンド・ベリファイコマンドは、ライト処理とベリ
ファイ処理の両方を終了して初めてコマンドは完結する
ので、ライト中にエラーが発生した場合は、どのブロッ
クもコマンドを正常に終了していないことになる。従っ
て、上記2つの例のどちらの場合も、Information Byte
にセットされるのは4である。Last Written Blockにセ
ットされるのは、前者(図2)の場合が6、後者(図
3)の場合が5である。この場合は、イニシエータはLa
st Written Blockに示されるブロックまではライト処理
がなされたことが分かるので、リードコマンド、または
ベリファイコマンドにより記録結果の検証を行うことが
できる。同様に、論理ブロック7までのライト処理終了
後に、ベリファイ中にベリファイエラー等のエラーが発
生した場合は、Last Written Blockにセットされるのは
共に7となり、InformationByteにはベリファイエラー
となった論理ブロックがセットされる。なお、ベリファ
イエラーの場合には、Sense Key は3h(Medium Erro
r)、Sense Codeは0Ch(Write Error)がセットされ
る。この場合、イニシエータはLast Written Blockによ
り、全ての記録処理が終了していることが分かるので、
ベリファイエラーとなった論理ブロック以降のベリファ
イ及びベリファイエラーとなったブロックのリトライを
行えば良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報記録再
方法は、記録動作を伴うコマンドでエラーが発生した
場合には、センスデータ中のInformation Byteには『コ
マンドとして見た場合最初にエラーの発生したブロッ
ク』をセットすると共に、『記録が実行された最終論理
ブロック』をセンスデータ中のInformation Byteとは別
のバイトにセットするものであるから、イニシエータが
リトライを行うに有用な、実際に記録を終了した最終ブ
ロックを情報として与えることが可能で、イニシエータ
は明らかにライトエラー(二重書き)の発生するブロッ
クへの記録を行うような無駄なリトライを行うことがな
く、処理時間を従来に比べ大幅に短縮できるという効果
がある。また、ライト・アンド・ベリファイコマンドの
ように複合動作を行うコマンドの場合も、ライト処理を
終了したブロックに記録されている情報と同じ情報をリ
トライで再度別の場所に記録するような無駄なリトライ
を行うことがなく、処理時間の短縮が図れると共に、ラ
イト処理は行ったがベリファイ処理を行っていないブロ
ックに関する情報を的確にイニシエータに伝えることが
できるので、データの信頼性を向上させることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生方法の特徴を最もよく表
わした図で、本発明の実施例で使用するセンスデータを
示した説明図である。
【図2】本発明の一実施例の情報記録再生方法を説明す
るための図である。
【図3】本発明の一実施例の情報記録再生方法を説明す
るための図である。
【図4】上記実施例で情報記録媒体として使用した光カ
ードの平面図である。
【図5】本発明の情報記録再生方法に係るSCSIシス
テムの構成例を示したブロック図である。
【図6】ハードディスク装置における論理ブロックの構
成を示した説明図である。
【図7】一般的なSCSIのシステムの構成を示したブ
ロック図である。
【図8】SCSIインターフェイスにおけるライトコマ
ンドのCDBの一例を示した説明図である。
【図9】従来の情報記録再生方式で使用されるセンスデ
ータの一例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 光カード 2 トラッキングトラック 3 データトラック 4 物理トラック番号 5 SCSIコントローラ 6 SCSIプロトコル回路(SPC) 7 ROM 8 MPU 9 RAM 10 情報記録再生装置 12 ホストコンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スモールコンピュータシステムインター
    フェースを介して送られるホストコンピュータの指令に
    基づいて、情報記録媒体に所定の情報を記録あるいは記
    録情報を再生する情報記録再生方法において、前記情報
    記録媒体に情報を記録する動作を伴うコマンドの実行中
    にエラーが発生した場合、チェックコンディションステ
    ータスでコマンドを終了すると共に、センスデータ中の
    インフォメーションバイトに、コマンドとして見た場合
    最初にエラーの発生した論理ブロックアドレスをセット
    し、記録を行った最終論理ブロックアドレスをセンスデ
    ータ中のインフォメーションバイトとは別のバイトにセ
    ットすることを特徴とする情報記録再生方法
JP03205660A 1991-07-23 1991-07-23 情報記録再生方法 Expired - Fee Related JP3132677B2 (ja)

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