JP2761289B2 - ディスクトラックエミュレーション方法 - Google Patents

ディスクトラックエミュレーション方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第12図〜第15図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用(第1図) 実施例(第2図〜第11図) 発明の効果 〔概要〕 ディスクトラックエミュレーション方法に関し, ディスク装置を,現用とはディスクトラックのデータ
フォーマットが異なる新ディスク装置と交換した場合
に,現用の上位装置のプログラム等を作り直すことな
く,そのまま,現用のディスク装置と同様に使用できる
ようにすることを目的とし, 現用のディスク装置に対し,ディスクトラックのデー
タフォーマットが異なる新ディスク装置(デバイス)を
用い,新ディスク装置の制御を行うディスク制御装置に
より,新ディスクトラックのデータフォーマットを,現
用のデータフォーマットに対し,互換性を維持できるよ
うにしたディスクトラックエミュレーション方法におい
て,ディスクトラックのデータフォーマットが,一定の
バイト数で区切られたセルで分割されていることを利用
し,新データフォーマットのホームアドレスとカウント
部に,物理セル位置情報と,論理セル位置情報とを書き
込み,上位装置に対しては,論理セル位置情報を,互換
セル位置情報として送ることにより,データフォーマッ
トの互換性を維持できるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はディスクトラックエミュレーション方法に関
し,更に詳しくいえば,計算機システムにおけるディス
クシステム(以下、ディスク装置とディスク制御装置を
含めてディスクシステムと呼ぶ)に用いられ,特に,前
記ディスクシステムを,ディスクトラック上のデータフ
ォーマットの異なるシステムと交換した場合に,現用シ
ステムのデータフォーマットとの互換性を維持できるよ
うにしたディスクトラックエミュレーション方法に関す
る。
ところで,ディスクシステムを使用しているユーザに
おいて,該ディスクシステムを交換した場合に,現用装
置と新装置との間で,データの互換性や移行性が大きな
問題となる。
このデータの互換性や移行性の大きな要素として,デ
ィスク装置のトラック容量やデータの転送速度がある。
一方、メーカにおいては,技術の進歩と共に,大容量
のディスク装置(例えば,磁気ディスク装置)を開発し
ており,1トラック当りの容量も増加させざるを得なくな
ってきている。また,新しいディスク装置では,データ
の転送速度も向上している。このため,ディスク装置を
交換した場合には,上記のようなトラック容量の違いや
データの転送速度の違い等により,新装置と現用装置で
トラック上のデータフォーマットが異なっている場合が
あり,このような場合には,データの互換性を維持でき
なくなる。
そこで,ユーザの資産に対する保証を行うために,新
しい装置のディスクトラック形式(データフォーマッ
ト)における,現用装置のディスクトラック形式(デー
タフォーマット)への互換性(ディスクトラックエミュ
レーション)の手法が重要となってきている。
〔従来の技術〕
第12図乃至第15図は,従来例を示した図であり,第12
図はディスクシステムのブロック図,第13図はディスク
トラックのデータフォーマット説明図,第14図は,ホー
ムアドレスのフォーマット説明図,第15図は,カウント
部のフォーマット説明図である。
図中,1は上位装置,2はディスク制御装置,3はディスク
装置(デバイス)を示す。また,IMはインデックスマー
ク(Index Mark),Gはギャップ(Gap),HAはホームアド
レス(Home Address),Cはカウント部(Count Area),K
はキー部(Key Area),Dはデータ部(Data Area),R0
トラック記述レコード,R1〜Rnはデータレコード,SCは
スキップコントロール(Skip Control),CNはセル番号
(Cell Number),PAは物理アドレス(Physical Addres
s),Fはフラグ(Flag),CCはシリンダ番号,HHはヘッド
番号,Fillはフィルデータ,ECCはエラー訂正コード(Err
or Correction Code),Rはレコード番号,KLはキー長,DL
はデータ長を示す。
従来,計算機システムには,例えば,補助記憶装置と
して,第12図に示したようなディスクシステム(磁気デ
ィスクシステム等)が使用されていた。
このディスクシステムでは,上位装置1からディスク
制御装置2に対してコマンドを送ると,ディスク制御装
置2では,ディスク装置3を制御して,上位装置1から
送られてきたデータをディスクに書いたり,あるいは,
ディスク上のデータを読み出して,上位装置1へ転送し
たりする。
この場合,データを書き込むディスクトラックのデー
タフォーマットは,例えば第13図のようになっている。
ディスクに書くデータは,ディスク面のトラックに書
くが,このディスクトラックは,各トラックの始まりと
終りに記録されるインデックスマークIMによって区切ら
れている。
トラックの始まりを示すインデックスマークIMの次に
はギャップGがあり,その次にホームアドレスHAがあ
る。更にその次には,それぞれギャップGを挾んでカウ
ント部C,キー部K,データ部Dの組が並ぶ,ホームアドレ
スHAに続く最初のC,K,Dの組は,トラック記述レコード
0と呼ばれ,このトラック記述レコードR0に続くC,K,
Dの組は,それぞれデータレコードR1〜Rnと呼ばれて
いる。また最後のデータレコードRの次には,ギャップ
Gを挾んでトラックの終りを示すインデックスマークIM
がある。
すなわち,1トラックは,ホームアドレスHAと,トラッ
ク記述レコードR0と,複数のデータレコードR1〜Rn
から成っている。そして,ホームアドレスHA以外の各レ
コードは,カウント部Cと,キー部(このキー部は省略
される場合もある)Kと,データ部Dから成っている。
トラック記述レコードR0は,データレコードR1〜R
nとは異なった性質のレコードであり,例えば、不良ト
ラックが発生した場合の代替トラックのアドレス等を書
いたりする。
ホームアドレスHAのフォーマットは,第14図のように
なっている。ホームアドレスHAは,各トラックに1つあ
って,そのトラックの物理的な位置や,そのトラックの
状態を示している。
具体的には,第14図のように,スキップコントロール
SC,セル番号CN,物理アドレスPA,フラグF,シリンダ番号C
C,ヘッド番号HH,フィルデータFill,及びエラー訂正コー
ドECCで,1つのホームアドレスを構成している。
スキップコントロールSCは,次のようなものである。
すなわち,トラック上の欠陥(例えば磁気的な欠陥)を
持つトラックは不良トラックとせずに,欠陥部を避けて
データのリード/ライトを行う。スキップコントロール
SCは,このための欠陥部分の存在位置を示す情報であ
る。通常は,2バイトで先頭よりSC1,SC2,…SC7の順序で
7つの情報が記録できるようになっていて,トラックの
始まりを示すインデックスマークIMから第n欠陥部の中
心までの距離を,セル数で表わすようになっている。
セル番号CNは,ホームアドレスHAの同期バイト(Sync
Byte)のあるセルの1個前のセル番号を示す。
物理アドレスPAは,そのトラックの物理的なシリンダ
番号,ヘッド番号を表示するものである。またフラグF
は,トラックの状態や属性を示すものである。
カウント部Cのフォーマットは,第15図のようになっ
ている。カウント部Cは,最初がスキップコントロール
SCで,その次にセル番号CNが続き,更に,物理アドレス
PA,フラグF,シリンダ番号CC,ヘッド番号HH,レコード番
号R,キー長KL,データ長DL,エラー訂正コードECCと続
く。
ディスク上にデータを記録する際,上記のようなディ
スクトラックのデータフォーマットに従って記録される
が,該ディスクトラックは,一定のバイト数(例えば32
バイト)で区切られたセルと呼ばれる単位で分割されて
いる。
上記のホームアドレス及びカウント部に設けられたセ
ル番号CNには,トラックの始まりを示すインデックスマ
ークIMから数えたセル番号を記録する。
そこで,今,ディスクシステムを使用しているユーザ
において,現用のディスクシステム(第12図のディスク
制御装置2とディスク装置3)を,新しいディスクシス
テムと交換したとする。この場合,現用のディスクシス
テムより,新ディスクシステムの方が,トラック容量が
大きく,かつデータ転送速度も速いとする。
このような場合には,当然現用ディスクシステムと新
ディスクシステムでは,ディスクトラックのデータフォ
ーマットが異なったものとなる。
例えば,トラック容量の相違により,現用ディスクシ
ステムでは,全周トラックが32バイト単位のセルで分割
されていて,1周1554個のセルで構成されていたものが,
新ディスクシステムでは,全周トラックが34バイト単位
のセルで分割されていて,1周1944個のセルで構成された
場合である。
また,新ディスクシステムでは,現用ディスクシステ
ムにくらべて,データ転送速度を向上させるため,ディ
スクの回転速度が上がり,ギャップGのセル数も完全に
異なったものとなる。
このような新ディスクシステムを,現用の上位装置1
(第12図参照)に接続した場合,上記のように,ディス
クトラックのデータフォーマットが異なっているため,
そのままでは使用できなくなる。
そこで,従来,現用の上位装置1に,新ディスクシス
テムを接続して稼働させるには,データ変換プログラム
を新たに作成したり,現用の上位装置で使用しているユ
ーザプログラム等を,新ディスクシステムに合ったプロ
グラムに作り直す必要があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のものにおいては次のような問題が
あった。
(1) ディスクシステムを使用しているユーザにおい
て,現用ディスクシステムを,ディスクトラックのデー
タフォーマットが異なる新ディスクシステムに交換し,
この新ディスクシステムを,現用の上位装置に接続して
稼働させるには,新ディスクシステムを稼働させるため
の新たなプログラムを作成しなければならなかった。し
かし,このプログラム作成には,膨大な時間と人員を必
要とする。
従って,安易にディスクトラックのデータフォーマッ
トを変更すると,その都度,膨大な時間と人員をかけて
プログラム作成を行う必要がある。
(2) 現用ディスク装置を,ディスクトラックのデー
タフォーマットが異なる新ディスクシステムに交換した
際,上位装置も含めて新システムにすれば問題はない
が,ユーザ資産の無駄である。
(3) 現用ディスクシステムを,ディスクトラックの
データフォーマットが異なる新ディスクシステムに交換
し,現用の上位装置に接続して稼働させる場合に,上位
装置のプログラムを作り直さないで,そのまま現用ディ
スクシステムと同じように使用できれば最も理想的であ
り,上記(1),(2)のような問題は生じない。
しかし,このようなシステムを実現させるには,次の
ような課題を解決しなければならず,従来は実現できな
かった。
すなわち,第12図において,上位装置1は現用のまま
とし,ディスク制御装置2とディスク装置3を,上記の
ような新ディスクシステムに交換した場合,上位装置1
のプログラムを作り直さないで新ディスクシステムを稼
働させるには,次のようにデータ処理を行う必要があ
る。
ディスク制御装置2とディスク装置3との間でのデー
タ伝送は,新データフォーマットを意識して制御する
が,ディスク制御装置2と上位装置1との間では,現用
のデータフォーマットを意識して制御を行うことが必要
である。
結局,上位装置1からディスク制御装置2へのデータ
転送と,ディスク制御装置2から上位装置1へのデータ
転送を,現用のデータフォーマットに従って行うことに
より,上位装置1からは,新ディスクシステムが,まる
で現用のデータフォーマットでデータ処理をしているよ
うに見えなければならない。
このためには,ディスク制御装置2において,各種の
変換処理をする必要があるが,この変換処理をする上
で,解決しなければならない問題には,次の2つがあ
る。
(1) セル番号CNと呼ばれる物理レコード位置情報
は,それぞれ書き込まれたレコード上に記録されている
が,上位互換のためには現用のデータフォーマットと同
一な値であることが必要である。しかし,ディスク制御
装置2が,ディスク装置3に対し,物理的なトラック位
置による制御を行う場合(トラック上の傷位置の飛ばし
処理など),本当の位置情報が必要となるが,データフ
ォーマットが異なるため,この位置情報が分らなくな
る。
(2) 現用のディスクシステムと,新ディスクシステ
ムでは,全体のトラック容量が異なっている。例えば上
記の例では,現用ディスクシステムのトラック容量は,3
2バイト単位のセルが1554個であり,現ディスクシステ
ムのトラック容量は,34バイト単位のセルが1944個であ
る。
また,ギャップと呼ばれるレコードとレコードの間隔
も異なっている。このため,新トラックの物理的書き込
み限界(1944セル)までデータを書き込むと,書き過ぎ
てしまい,現用のデータフォーマットに従ったデータの
書き込み限界を超えてしまう。
このため,新トラックの物理的書き込み限界までデー
タを書き込まずに,それ以前に,現用のデータフォーマ
ットに従ってデータを書き込んだ場合の書き込み限界を
検出できなければならない。
本発明は,上記の問題点を解決し,ディスク装置を,
現用とはディスクトラックのデータフォーマットが異な
る新ディスク装置と交換した場合に,現用の上位装置の
プログラムを作り直すことなく,そのまま,現用のディ
スク装置と同様に使用できるようにすることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図であり,図中,2はディスク制
御装置,4は上位転送回路,5はデータフレームレジスタ
(DFR),6は転送バッファ,7はバスレジスタ(BUSレジス
タ),8はデバイスインターフェイス,9は内部レジスタ
群,10はMPU,11はコントロールストレッジ,12は物理セル
番号レジスタ(PCNレジスタ),13は論理セル番号レジス
タ(LCNレジスタ),14はスキップコントロールレジスタ
(SCレジスタ)を示す。
本発明は,上記の目的を達成するため,次のように構
成したものである。
(1) 現用のディスク装置に対し,ディスクトラック
のデータフォーマットが異なる新ディスク装置(デバイ
ス)を用い,新ディスク装置の制御を行うディスク制御
装置2により,新ディスクトラックのデータフォーマッ
トを,現用のデータフォーマットに対し,互換性を維持
できるようにしたディスクトラックエミュレーション方
法において, 前記データフォーマットが,一定のバイト数で区切ら
れたセルと呼ばれる単位で分割されていることを利用
し,新データフォーマットにおけるホームアドレス及び
カウント部に, 新データフォーマットのセル位置情報と,互換性を維
持しなくてはならない現用データフォーマットに対する
互換セル位置情報とを書き込むことにより, データフォーマットの互換性を維持できるようにし
た。
(2) 上記構成(1)において,新データフォーマッ
トのセル位置情報として,物理セル位置情報(PCN)を
用い,上記互換セル位置情報として,傷位置情報の影響
を受けず,現用のデータフォーマットに従って求めた論
理セル位置情報(LCN)を用い, ディスク装置3に対する制御時は,上記物理セル位置
情報(PCN)を用いて処理し,上位装置1に対しては,
上記論理セル位置情報(LCN)を用いてデータ転送を行
うようにした。
(3) 上記構成(2)において,ディスクトラックへ
のデータ書き込み時に,上位装置から,物理セル位置の
情報として送出された傷位置情報(SC)を調べ, データ書き込み位置に傷があった場合には,該傷位置
情報(SC)に基づき,ディスクトラック上の書き込み位
置を,所定のセル数だけスキップさせて,該データを書
き込み, ディスクトラック上の現在位置を示す物理セル位置情
報(PCN)に,前記スキップさせたセル数を加算するこ
とにより,傷位置の補正を行うようにした。
(4) 上記構成(2)または(3)において,ディス
クトラックのデータ書き込み時に,上位装置から送られ
てきたカウント部に含まれている,書き込みデータ長情
報を取り出し, この情報によるデータ部のセル数,及びその後のギャ
ップのセル数を,論理セル位置情報(LCN)に加算する
ことにより,上記データを書き込んだ場合の最終論理セ
ル位置を計算し, その結果,現用フォーマットにおける物理的なトラッ
クの終りを示す,物理インデックスのセル位置を超えて
いた場合には,上記のデータを書き込むことなく,エラ
ーとして上位装置へ通知するようにした。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したので,次のような作用
がある。
(A) 上記構成(1)及び(2)による作用 ディスク制御装置2は,上位装置からコマンドに従っ
てデバイス(ディスク装置)を制御し,上位装置に対し
てディスクトラックエミュレーションを行うが,この処
理は,コントロールストレッジ11に格納してあるプログ
ラム等をMPU10が取り出して行う。
ディスクトラックへデータを書き込む場合は,最初
に,ホームアドレスを書き込み,順次ギャップを介して
データレコードを書き込む。
前記のデータ書き込み時には,上位装置から送られて
きたデータを転送バッファ6に一旦格納し,MPU10によっ
て,該転送バッファ6内に,物理セル位置情報(PCN)
と,論理セル位置情報(LCN)とをセットする。
またこの時,前記の各情報(PCN,LCN)を,それぞれ
内部レジスタ群9の物理セル位置レジスタ12と,論理セ
ル位置レジスタ13に格納し,ディスクトラック上のデー
タ書き込み現在位置とする。
その後,転送バッファ6内のデータを,デバイスへ送
り,目的トラックの書き込みに書き込む。該書き込みが
終了すると,書き込んだ部分のセル数だけ,上記の各情
報(PCN,LCN)に加算し,次の書き込み準備を行う。
この場合,物理セル位置情報(PCN)は,ディスクト
ラックのデータフォーマットにおける物理セル位置情報
を用い,論理セル位置情報(LCN)は,エミュレーショ
ンするセル位置(現用データフォーマットのセル情報に
従って計算した位置)の情報を用いる。
そして,前記論理セル位置情報(LCN)は,傷位置が
あってもその値を変更しないようにし,上位装置に対し
て,互換セル位置情報として,この情報(LCN)を用い
る。
このようにすれば,上位装置に対して,ディスクトラ
ックのデータフォーマットの互換性を維持することがで
き,ディスクトラックエミュレーションが可能となる。
(B) 上記構成(3)による作用 傷位置情報は,ホームアドレスの書き込み時に,物理
セル位置の情報として上位装置から送られてくる。この
傷位置情報(SC)をディスク制御装置2が受け取った場
合,MPU10により,スキップコントロールレジスタ(SCレ
ジスタ)14にその情報を格納しておく。
そして,データ書き込み時には,前記の傷位置情報
(SC)を,前記のレジスタ14から取り出して調べる。
その結果,データ書き込み位置に傷がある場合には,
所定セル数(1つの傷に対して,例えば3セル)だけス
キップさせてデータを書き込む。
このスキップを行った場合,MPU10は,転送バッファ6
内に格納してある物理セル位置情報PCNと,物理セル位
置レジスタ12に格納してある物理セル位置情報PCNと
に,上記のスキップしたセル数を加算する。
ただし,この場合論理セル位置情報LCNには加算しな
い。
このようにすれば,傷位置の補正を行って,ディスク
トラックエミュレーションを行うことが可能となる。
(C) 上記構成(4)による作用 データ書き込み時に,上位装置から送られてきた書き
込みデータは,一旦転送バッファ6に格納される。
この時,MPU10により,内部レジスタ群9内に格納され
ている情報を取り出して,擬似的な論理インデックスを
生成する。
すなわち,上位装置から送られてきた書き込みデータ
のデータ長と,レジスタ内の論理セル情報(LCN)を用
い,論理セルの書き込み限界を計算する。
そして,書き込み限界を超えていれば,データ書き込
みをしないで,上位装置に対してエラーを通知する。
これによって,現用とはトラック容量が異なった新フ
ォーマットのトラックでも,論理インデックスを計算に
よって生成することが可能となり,完全なデータフォー
マットの互換性が維持できる。
〔実施例〕
以下,本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第7図は,本発明の実施例を示した図であ
り,第2図は,磁気ディスクシステムのブロック図,第
3図は,ディスクトラックのデータフォーマット説明図
(1),第4図は,ディスクトラックのデータフォーマ
ット説明図(2),第5図は,ディスクトラックのデー
タフォーマット説明図(3),第6図は,ホームアドレ
スのフォーマット説明図,第7図は,カウンタ部のフォ
ーマット説明図,第8図乃至第11図は,処理フローチャ
ートを示した図である。
図中,第1図及び第12図と同符号は同一のものを示
す。また,2A磁気ディスク制御装置,3Aは磁気ディスク装
置,8Aはバイディレクショナルコントロールインターフ
ェイス(BCI)を示す。
この実施例は,磁気ディスクシステムに適用した例で
あり,磁気ディスクのシステムの構成は,第2図のよう
になっている。
図示のように,上位装置1には磁気ディスク制御装置
2Aが接続され,この磁気ディスク制御装置2Aには,磁気
ディスク装置3Aが接続されている。
磁気ディスク制御装置2Aには,上位転送回路4,データ
フレームレジスタ(DFR)5,転送バッファ6,バスレジス
タ(BUSレジスタ)7,バイディレクショナルコントロー
ルインターフェイス(BCI)8A,内部レジスタ群9,MPU10,
コントロールストレッジ11を設ける。また,内部レジス
タ群9としては,物理セル番号レジスタ(PCNレジス
タ)12,論理セル番号レジスタ(LCNレジスタ)13,スキ
ップコントロールレジスタ(SCレジスタ)14等により構
成されている。
上位転送回路4は,上位装置1に対して、データまた
は処理コマンドの転送を行う回路であり,データフレー
ムレジスタ5は,上位装置1からのコマンドを受領する
ためのレジスタである(MPU10は,このレジスタからコ
マンドを受け取る)。転送バッファ6は,上位装置1
と,磁気ディスク装置3Aの間のデータ転送を行うための
データの格納用バッファである(MPU10は,このバッフ
ァ内のデータを読み書きできる)。
バスレジスタ7は,MPU10が磁気ディスク装置3Aに処理
コマンドを発行するため,または磁気ディスク装置3Aか
らの応答を確認するためのレジスタである。
コントロールストレッジ11は,磁気ディスク制御装置
2Aで使用するプログラムや各種のデータ等を格納してお
くものである。例えば,現用及び新ディスクトラックの
データフォーマットのデータ(レコード部やギャップの
セル数など)もここに格納しておく。
次に,ディスクトラックのデータフォーマットについ
て,第3図乃至第5図を参照しながら説明する。なお,
この図では,現用の磁気ディスクシステムにおけるディ
スクトラックのデータフォーマット(A図)と,新ディ
スクシステムにおけるディスクトラックのデータフォー
マット(B図)を対比して示してある。また,この例で
は,キー部のないデータフォーマットを使用しており,
図の数字はセル番号(トラックの始点を示すインデック
スマークIMを起点として数えたセル数と同じ)を示す。
現用の磁気ディスクシステムにおけるディスクトラッ
クのデータフォーマットでは,全周トラックが32バイト
単位のセル(1セル=32バイト)で分割されていて,1周
1554個のセルで構成されていたとする。これに対して,
新磁気ディスクシステムにおけるディスクトラックのデ
ータフォーマットでは,全周トラックが34バイト単位の
セル(1セル=34バイト)で分割されていて,1周1944個
のセルで構成されていたとする。この場合の各データフ
ォーマットは第3図〜第5図に示したようになってい
る。第3図は,ホームアドレスHAを中心に図示してあ
り,第4図は,レコードR0を中心に図示してあり,更
に第5図は,トラックの最終レコードRnを中心に図示
してある。
現用のデータフォーマットでは,トラックの起点を示
すインデックスマークIMとホームアドレスHA間のギャッ
プGは,セル番号0〜14(セル数=15)で,ホームアド
レスHAは,セル番号15〜16(セル数=2)である。
このホームアドレスHAの次のギャップGは,セル番号
17〜23(セル数=7)であり,レコードR0のカウント
域(R0 count)はセル番号24〜25(セル数=2)であ
る。以下,図示のように構成されている。
これに対して,新データフォーマットでは,トラック
の起点を示すインデックスマークIMとホームアドレスHA
間のギャップGは,セル番号0〜20(セル数=21)で,
ホームアドレスHAは,セル番号21〜22(セル数=2)で
ある。
このホームアドレスの次のギャップGは,セル番号23
〜31(セル数=8)であり,これに続くレコードR0
カウント域(R0 count)は,セル番号が32〜33(セル
数=2)である。以下図示のように構成されている。
ホームアドレスHAのフォーマット及びカウント域のフ
ォーマットを,第6図及び第7図に基づいて説明する。
なお,図ではA図に現用(従来)のフォーマットを示
し,B図に本発明によるフォーマットを対比して示してあ
る。またカッコ内の数字は,バイト数を表わす。
先ず,ホームアドレスHAのフォーマットは,第6図の
ようになっている。現用(従来)のフォーマットは,ス
キップコントロールSC(14バイト),セル番号CN(2バ
イト),物理アドレスPA(3バイト),フラグF(1バ
イト),シリンダ番号CC(2バイト),ヘッド番号HH
(2バイト),フィルデータ(4バイト),エラー訂正
コードECC(12バイト)の順に配列されている。
なお,スキップコントロールSCは,傷位置情報を記録
する領域であり,フィルデータFillは,ダミーの埋込み
データを記録する領域である。これに対して,本発明に
よるホームアドレスHAのフォーマットは,物理セル番号
PCN(2バイト),リザーブ(未使用)RSV(2バイ
ト),スキップコントロールSC(14バイト),論理セル
番号LCN(2バイト),物理セルアドレスPA(3バイ
ト),フラグF(1バイト),シリンダ番号CC(2バイ
ト),ヘッド番号HH(2バイト),フィルデータFill
(4バイト),エラー訂正コードECC(12バイト)の順
に配列されている。
また,カウント部のフォーマットは,第7図のように
構成されている。現用(従来)のフォーマットはA図の
ように,スキップコントロールSC(14バイト),セル番
号CN(2バイト),物理アドレスPA(3バイト),フラ
グF(1バイト),シリンダ番号CC(2バイト),ヘッ
ド番号HH(2バイト),レコード番号R(1バイト),
キー長KL(1バイト),データ長DL(2バイト),エラ
ー訂正コードECC(12バイト)の順に配列されている。
これに対して,本発明によるフォーマットは,B図のよ
うに,物理セル番号PCN(2バイト),リザーブ(未使
用)RSV(2バイト),スキップコントロールSC(14バ
イト),論理セル番号LCN(2バイト),物理アドレスP
A(3バイト),フラグF(1バイト),シリンダ番号C
C(2バイト),ヘッド番号HH(2バイト),レコード
番号R(1バイト),キー長KL(1バイト),データ長
DL(2バイト),エラー訂正コードECC(12バイト)の
順に配列されている。
本発明では,計算機システムにおけるディスクシステ
ム(この実施例では,磁気ディスクシステム)を,現用
システムから新システムに交換した場合,上位装置のプ
ログラム等を何ら作り直すことなく,現用のシステムと
同様に使用できるようにするため,ディスクトラックの
データフォーマットについて,互換性の維持(ディスク
トラックエミュレーション)を行うものである。
このために,ホームアドレスとカウント部のフォーマ
ットを,第6図及び第7図のように設定した。このフォ
ーマットにおいて,現用と本発明によるフォーマットで
異なる領域は,物理セル番号PCNと論理セル番号LCNであ
る(リザーブRSVの領域は未使用のため関係ない)。
新ディスクシステムを,現用の上位装置に接続して使
用した場合,第2図の例では,磁気ディスク制御装置2A
と,磁気ディスク装置3Aとの間では,第6図及び第7図
のBに示したフォーマット(本発明による新フォーマッ
ト)に従ってデータ処理を行えばよい。
しかし,上位装置1と磁気ディスク制御装置2Aとの間
では,第6図及び第7図のAに示したフォーマット(現
用のフォーマット)に従ってデータ処理を行う必要があ
る。
すなわち,上位装置1から見た場合,新ディスクシス
テムに交換しても,現用(従来)のディスクシステムと
同じフォーマットに従って,データ処理をしているよう
に見えなければならないからである。
上記の物理セル番号PCNは,新データフォーマット上
で,物理セル位置を記録するための領域であり,論理セ
ル番号LCNは,上位装置1との間でデータの互換性を維
持するために,互換セル位置を記録する領域であって,
現用フォーマットにおけるセル番号CNに相当する領域で
ある。
このような領域を設けることにより,磁気ディスク制
御装置2Aは,上位装置1に対しては論理セル番号LCNを
用いて,現用(従来)のディスクトラックのデータフォ
ーマットをエミュレーションし,実際のデバイス上での
データの記録位置や,媒体(磁気ディスク)上の傷を回
避するスキップコントロール情報は,物理セル番号PCN
を用いて処理を行う。
また,この物理セル番号と,論理セル番号の関係か
ら,1トラック当りの格納可能なデータ容量(トラック容
量)も,疑似的にエミュレーションすることが可能とな
る。
次に,実施例におけるディスクトラックエミュレーシ
ョン方法について説明する。先ず,その概要は次のとお
りである。
ディスク上にデータを書き込む場合,先ず,ディスク
トラックのデータフォーマットについて,基本フォーマ
ットを作成する必要がある。この基本フォーマットの作
成としては,データフォーマットの初期化処理である。
ディスクトラックのデータフォーマットの初期化処理
は,ホームアドレスHAと,レコードR0(トラック記述
レコード)をディスク上に書き込むことである。この初
期化処理を行うには,先ず,上位装置1から磁気ディス
ク制御装置2Aに対してコマンド(CCW)を送出する。こ
のコマンド(CCW)としては,「SEEK」,「SET FILE MA
SK」,「DIAGNOSTIC WRITE HA」,「WRITE R0」であ
る。
これら一連のコマンドに基づいて,磁気ディスク制御
装置2Aが,磁気ディスク装置3Aを制御して,初期化処理
を行う。
また,上記の初期化処理で作成したレコードR0の後
に,データレコードR1〜Rnを追加する場合は,上位装
置1から磁気ディスク制御装置2Aに対して,「SEEK」,
「SET FILE MASK」,「SEACH ID EQ」,「TIC」,「WRI
TECKD」から成る一連のコマンド(CCW)を送出すること
により処理を行う。
上記のコマンド「SEEK/SET FILE MASK」のコマンドを
上位装置から受け取った磁気ディスク制御装置2Aでは,
磁気ディスク装置3Aに指示を出して,目的のトラックに
位置づけを行う。
磁気ディスク装置3Aからの位置づけ完了を確認する
と,「DIAGNOSTIC WRITE HA」コマンドを受け取る。こ
の時,上位装置から送出されるデータは,第6図の
(a)の部分(この部分は,現用のフォーマットと互換
性がある)であり,スキップコントロールSC(傷位置情
報)は物理セル位置番号で書かれている。
前記(a)の部分のデータは,一旦転送バッファ6内
に格納され,ここで物理セル位置情報PCNと論理セル位
置情報LCNをセットすると共に,内部レジスタ群9にも
同じ値を格納して現在の書き込み位置を設定しておく。
またこの時,傷位置情報(最大7つ)も内部レジスタ
群9内に格納しておき,以後のデータ書き込み時の傷位
置補正に用いる。
その後,転送バッファ6内に準備しておいたデータ
(上位装置から送られてきた上記(a)部分のデータ
に,物理セル位置情報PCNを加えたデータ)を磁気ディ
スク装置3Aに送り,ディスクトラック上(媒体上)に書
き込む。
その後,次の書き込み準備を行う(PCN,LCNに,ホー
ムアドレスのセル数2を加える)。なお,上記のデータ
書き込み時に,傷があれば,その処理を行い,物理セル
位置情報PCNを補正しておく。
続いて,発行される「WRITE R0」コマンドでは,レコ
ードR0のカウント部,データ部と書き込んでいくが,
カウント部の書き込み時には,先ず書き込みの準備とし
て,PCN,LCNの値にギャップのセル数を加算しておく。
この補正したPCN,LCNの値を用いてカウント部を書き
込み,続いて,ギャップ分を加算してデータ部を書き込
む。
その後,PCNとLCNの値を,書き込んだデータ部とギャ
ップ部のセル数だけ加算し,次の書き込みの準備をして
おく。
次に,トラックの終りで擬似インデックス位置を検出
するには,次のようにする。すなわち,従来,ディスク
トラックで,データフォーマットの物理的な終り(イン
デックスマークの位置)までデータを書き込もうとする
と,「INVALID TRACK FORMAT」というエラーを検出す
る。本発明のディスクトラックエミュレーション方法で
は,実際のトラック容量は,論理的な容量より大きいた
め,物理インデックスを使用すると,エミュレーション
すべきデータフォーマットより長いデータが書かれてし
まう。
そのため,上記のような論理セル番号LCNを用いて、
擬似的に論理インデックスを生成する必要がある。
これは,データ書き込み時に,ギャップ長(セル数)
とデータ長(セル数)をLCNに加算し,現用フォーマッ
トにおける物理インデックス位置を超えていれば,デー
タ書き込みを行わずにエラーとして上位装置に通知する
ことにより行う。
以下,第8図乃至第11図に示した処理フローチャート
に基づいて,上記実施例のディスクトラックエミュレー
ション方法を詳細に説明する。なお,図の各処理番号
は,カッコ内に示す。
先ず,上位装置1から,磁気ディスク制御装置2Aに対
して,「SEEK/SET FILE MASK」のコマンド(CCW)を送
出して,磁気ディスク装置3A(以下の説明ではデバイス
ともいう)における目的のトラックに位置づけを行うこ
とを指示する。
このコマンドは,一度データフレームレジスタ5に格
納された後,MPU10に取り込まれる。MPU10では,コント
ロールレジスタ11内のプログラムを用いて処理を行う。
そして,MPU10が「SEEK/SET FILE MASK」のコマンドを受
領すると,処理すべきトラックを決定する(S1)。
その後,バスレジスタ7から,目的の磁気ディスクに
選択命令を出す(S2)。そして,目的のトラックへの位
置づけ命令をバスレジスタ7から発行すると(S3),デ
バイス,上位装置間(磁気ディスク装置3Aと上位装置1
との間)を切り離す(S4)。
この状態で,デバイス(磁気ディスク装置3A)単独の
位置付け動作を実施し,位置づけが完了すると,磁気デ
ィスク制御装置2Aでは,位置づけ完了の割込みを,デバ
イスから受ける(S5)。これにより,デバイスと上位装
置との再結合を行う(S6)。
その後、デバイスからの位置づけを完了を確認する
と,上位装置1より,チェインするコマンド(CCW)を
受け取る(S7)。このコマンドの種類により,それぞ
れ,次のような処理を行う。
上記のコマンドが「DIAGNOSTIC WRITEHA」であった場
合には,第9図のように処理を行う。前記のコマンドを
受け取った磁気ディスク制御装置2Aでは,その後,上位
装置1より,書き込むためのデータを受領する(S8)。
このデータは,第6図Bに示したホームアドレスHAの
フォーマットの内,(a)の部分(SC,LCN,PA,F,CC,H
H)のデータであり,一旦転送バッファ6に格納する。
その後,MPU10により,物理セル番号PCN20と,論理セ
ル番号LCN14のデータを転送バッファ6内にセットして
おく(S9)。
すなわち,通常本発明のディスクトラックエミュレー
ション方法では,上位装置1は,第3図Aに示した現用
(従来)のデータフォーマットでアクセスできるが,こ
の時のみ,第6図Aに示した現用のフォーマットにおけ
るスキップコントロールSC(傷位置情報)は,物理セル
位置で送出される。
従って,PCNの値は,第3図Bに示したホームアドレス
HAの1つ前のセル番号である20となり,LCNの値は,第3
図Aに示したホームアドレスHAの1つ前のセル番号であ
る14となる。
次に,転送バッファ6にセットしたPCN,LCNと同じ値
を,内部レジスタ群9内の物理セル番号レジスタ(PCN
レジスタ)12と,論理セル番号レジスタ(LCNレジス
タ)13にもセットする(S10)。
その後、転送バッファ6内に格納されているデータの
内,7つのスキップコントロールSC情報をスキップコント
ロールレジスタ(SCレジスタ)14に格納する。なお,こ
の実施例では,SC情報を1トラック当り7つまで記録で
きるが,それ以上のSC情報は記録できない(エラートラ
ックとする)ようになっている。従って,SC情報は最大
7つまでであり,SCレジスタ14も7つ用意されている。
そして,上記のスキップコントロール情報をチェック
することにより,傷位置があるか否かを調べる(S1
2)。
すなわち,上位装置1から送られてきたスキップコン
トロールSCの情報として,傷の存在する物理セル番号が
書かれているか否かでMPU10が判断する。もし,傷があ
れば(S13),1つの傷に対して3セル分のスキップをす
る(どの部分でも,このようにして処理するようにして
ある)ように,バスレジスタ7を介してデバイス(磁気
ディスク装置3A)に指示する(S14)。
そして,転送バッファ6内にセットしてあるPCNの値
と,PCNレジスタ12にセットしてあるPCNの値を,1つの傷
につき3セル加算した値となる(傷が1つならばPCNを
+3し,2つならば+6した値とする)ように変更する
(S15)。この場合,論理セル番号LCNの値は変化しない
(論理セル位置は,傷情報に左右されないため)。ま
た,傷がなければ,上記処理S14,S15は行わない。
続いて,ホームアドレスHAを書き込む命令をデバイス
に発行し,転送バッファ6内のデータを,バイディレク
ショナルコントロールインターフェイス(BCI)8Aを介
して送り出す(S16)。その後、物理セル番号レジスタ1
2と,論理セル番号レジスタ13の値を,ホームアドレスH
Aの最後部とするため(次の処理の準備をするため),
それぞれ2を加算(ホームアドレスHAのセル数は2)し
ておく(S17)。
上位装置1からのコマンドが「SEARCHID」であった場
合には,第10図のように処理を行う。前記のコマンドを
受け取った後,サーチすべき5バイトのデータを,上位
装置1から受け取り,転送バッファ6に格納する(S1
8)。
この5バイトのデータは,第7図Bに示したカウント
部のフォーマットの内,(b)の部分のデータ(CC,HH,
R)であり,データ比較用として上位装置1から送られ
てくるものである。
次に,デバイスに最初のカウント部を読むコマンドを
発行し(S19),読み込まれたカウント部のデータを転
送バッファ6に格納する(S20)。その後,転送バッフ
ァ6内のデータを内部レジスタ群9に格納する(S2
1)。そして,上記の5バイトのデータを比較する(S2
2)。その結果,不一致であれば(S23),次のカウント
部に位置づけるために,現在のデータ部に相当するセル
数を物理セル番号レジスタ12と論理セル番号レジスタ13
にそれぞれ加算する(S24)。
そして,デバイスに、データ部をスキップして次のカ
ウント部を読み込む指示を発行し(S25),上記の処理
(S20から)を繰り返して行う。
上記の比較処理(S23)で,一致すれば,上位装置に
サーチ条件が成立したことを通知した後,物理セル番号
レジスタ12と論理セル番号レジスタ13の値が,カウント
部の最後部となるように,それぞれ2を加算する(S2
6)。
上位装置1からのコマンドが,「WRITE R0」または,
「WRITE CKD」であった場合には,第11図のように処理
を行う。
先ず,前記のコマンドを受け取った磁気ディスク制御
装置2Aでは,内部レジスタ群9内の情報に基づき,現在
のトラック上の位置を確認し(S27),ホームアドレスH
Aまたは,データ部の最後部かどうかを判定する(S2
8)。
その結果,最後部でなければ,前のレコードのデータ
部の長さと,そのギャップから,論理セルと物理セルの
位置を,データ部の最後部になるように,補正する。
またこの時,各レジスタ(PCNレジスタとLCNレジス
タ)の値を更新しておく(S29)。
そして,デバイスにデータ部の後部までスキップする
指示を発行する(S30)。
また,ホームアドレスHA,またはデータ部の最後部で
あった場合には(S28),上位装置1からカウンタ部に
書き込むデータを受領し,転送バッファ6に格納する。
この時受領するデータは,第7図Bのカウンタ部のフ
ォーマットの内,(c)の部分(CC,HH,R,KL,DL)のデ
ータである。
その後,カウント部に付加する物理セル番号PCNと,
論理セル番号LCNをレジスタ12,13から取り出し,それぞ
れ次のギャップのセル数分だけ加算し,レジスタに格納
する。同時に,転送バッファ内に,スキップコントロー
ルレジスタ14のデータと共に書き込み,カウント部の書
き込みデータを準備する(S32)。
続いて,カウント部に相当するスキップコントロール
情報(SC情報)があるか否かをチェックし(S33),SC情
報があれば,デバイスにSCの数分の3セルスキップをす
る指示(1つの傷に対して,3セル分スキップさせる)を
出す(S35)。
その後,転送バッファ6内のPCNと物理セル番号レジ
スタ12内の値をSCの数だけ更新する(S36)。
次に,送られてきたカウント部に含まれるデータ部の
長さと,必要なギャップを,互換トラックとして計算
し,データ部の最後部の論理セル番号を出す(S37)。
そして,計算結果が,論理インデックス位置(この例で
は,第5図に示したように,1554となる)より大きいか
否かを調べる(S38)。
その結果,大きければ書き込み限界であるから,エラ
ー状態として,「INVALID TRACK FORMAT」を上位装置1
に通知する(S42)。しかし,大きくなければ書き込み
限界ではないから,デバイスにカウント部の書き込み命
令を発行し,転送バッファ6内にデータを送り出す(S4
0)。
引き続いて,データ部のデータを,上位装置より受け
取り,デバイスに書き込む。この時,フィールド毎にPC
NとLCNの値を物理セル番号レジスタ12と論理セル番号レ
ジスタ13に書き込んで補正を行う(S41)。
なお,この場合も,上記カウント部と同様に,SC情報
に基づく傷位置の補正も行う。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば次のような効果
がある。
(1) 計算機システムにおいて,ディスクシステム
を,現用とは,ディスクトラックのデータフォーマット
が異なる新しいシステムと交換した場合に,該データフ
ォーマットの互換性を維持することが可能となる。
このため,上位装置のプログラム等を,何ら作り直す
ことなく,現用システムと同様に使用できる。
(2) ディスクシステムを交換した場合に,上位装置
のプログラム等を作り直す必要がないので,従来のよう
に余分な手間がかからない。
(3) ディスクトラックのデータフォーマットを交換
しても,ユーザ資産の無駄が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明の原理図, 第2図乃至第11図は,本発明の実施例を示した図であ
り, 第2図は,磁気ディスクシステムのブロック図, 第3図は,ディスクトラックのデータフォーマット説明
図(1), 第4図は、ディスクトラックのデータフォーマット説明
図(2), 第5図は、ディスクトラックのデータフォーマット説明
図(3), 第6図は,ホームアドレスのフォーマット説明図, 第7図は,カウント部のフォーマット説明図, 第8図は,処理フローチャート(1), 第9図は,処理フローチャート(2), 第10図は,処理フローチャート(3), 第11図は,処理フローチャート(4)である。 また,第12図乃至第15図は,従来例を示した図であり, 第12図は,ディスクシステムのブロック図, 第13図は,ディスクトラックのデータフォーマット説明
図, 第14図は,ホームアドレスのフォーマット説明図, 第15図は,カウンタ部のフォーマット説明図である。 4……上位転送回路,5……データフレームレジスタ(DF
R),6……転送バッファ,7……バスレジスタ,8……デバ
イスインターフェイス,9……内部レジスタ群,10……MP
U,11……コントロールストレッジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/12 G06F 3/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現用のディスク装置に対し,ディスクトラ
    ックのデータフォーマットが異なる新ディスク装置(デ
    バイス)を用い, 新ディスク装置の制御を行うディスク制御装置(2)に
    より, 新ディスクトラックのデータフォーマットを,現用のデ
    ータフォーマットに対し,互換性を維持できるようにし
    たディスクトラックエミュレーション方法において, 前記データフォーマットが,一定のバイト数で区切られ
    たセルと呼ばれる単位で分割されていることを利用し, 新データフォーマットにおけるホームアドレス及びカウ
    ンタ部に, 新データフォーマットのセル位置情報と,互換性を維持
    しなくてはならない現用データフォーマットに対する互
    換セル位置情報とを書き込むことにより, データフォーマットの互換性を維持できるようにしたこ
    とを特徴とするディスクトラックエミュレーション方
    法。
  2. 【請求項2】上記新データフォーマットのセル位置情報
    として,物理セル位置情報(PCN)を用い, 上記互換セル位置情報として,傷位置情報に影響を受け
    ず,現用のデータフォーマットに従って求めた論理セル
    位置情報(LCN)を用い, ディスク装置(3)に対する制御時は,上記物理セル位
    置情報(PCN)を用いて処理し, 上位装置に対しては,上記論理セル位置情報(LCN)を
    用いてデータ転送を行うことを特徴とした上記請求項
    (1)記載のディスクトラックエミュレーション方法。
  3. 【請求項3】ディスクトラックへのデータ書き込み時
    に,上位装置から,物理セル位置の情報として送出され
    た,傷位置情報(SC)を調べ, データ書き込み位置に傷があった場合には,該傷位置情
    報(SC)に基づき,ディスクトラック上の書き込み位置
    を,所定のセル数だけスキップさせて該データを書き込
    み, ディスクトラック上の現在位置を示す物理セル位置情報
    (PCN)に,前記スキップさせたセル数を加算すること
    により,傷位置の補正を行うことを特徴とした上記請求
    項(2)記載のディスクトラックエミュレーション方
    法。
  4. 【請求項4】ディスクトラックへのデータ書き込み時
    に, 上位装置から送られてきたカウント部に含まれている,
    書き込みデータ長情報を取り出し, この情報によるデータ部のセル数及びその後のギャップ
    のセル数を,論理セル位置情報(LCN)に加算すること
    により, 上記データを書き込んだ場合の最終論理セル位置を計算
    し, その結果,現用フォーマットにおける物理的なトラック
    の終りを示す,物理インデックスのセル位置を超えてい
    た場合には,上記のデータを書き込むことなく,エラー
    として上位装置へ通知することを特徴とした上記請求項
    (2)または(3)記載のディスクトラックエミュレー
    ション方法。
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