JPH0527915A - 情報記録再生方式 - Google Patents

情報記録再生方式

Info

Publication number
JPH0527915A
JPH0527915A JP3205659A JP20565991A JPH0527915A JP H0527915 A JPH0527915 A JP H0527915A JP 3205659 A JP3205659 A JP 3205659A JP 20565991 A JP20565991 A JP 20565991A JP H0527915 A JPH0527915 A JP H0527915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition
command
information recording
information
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3205659A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hosoya
英樹 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3205659A priority Critical patent/JPH0527915A/ja
Priority to US07/914,588 priority patent/US5461719A/en
Priority to EP92306702A priority patent/EP0524809B1/en
Priority to DE69227219T priority patent/DE69227219T2/de
Publication of JPH0527915A publication Critical patent/JPH0527915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F2003/0697Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers device management, e.g. handlers, drivers, I/O schedulers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ容量の異なるセクタの混在使用を可能
とし、情報記録媒体の情報容量を有効に活用できるよう
にする。 【構成】 スモールコンピュータシステムインターフェ
ースを介して送られるホストコンピュータの指令に基づ
いて、情報記録媒体に所定の情報を記録あるいは記録情
報を再生する情報記録再生方式において、前記情報記録
媒体を複数の論理的なパーティションに分割し、各パー
ティション中で使用するセクタサイズを指定する命令
と、記録、再生の対象となるパーティションを指定する
命令とを、前記スモールコンピュータシステムインター
フェースを介して前記ホストコンピュータから転送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SCSI(Small Comp
uter System Interface)を介してホストコンピュータか
ら送られる指令に基づいて、情報記録媒体に所定の情報
を記録、あるいは再生する情報記録再生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】SCSIは、米国シュガート社の小型コ
ンピュータとその周辺装置とを結ぶインターフェースS
ASI(Shugart Associates System Interface)を基に
ANSI(米国規格協会)X3T9.2作業委員会で審
議がなされ、ANSI X3.131−1986として
規格化されたもので、現在パーソナル・コンピュータと
その周辺装置を結ぶ標準インターフェースとなりつつあ
る。また、最近ではその拡張版であるSCSI−2の規
格化のための作業が進められているが、現時点では最終
決定には至っていない。上記ANSIが規定するSCS
Iインターフェース規約の範囲は、次の5点である。 (1)インターフェース信号の種類とその定義、信号授
受のタイミング。 (2)インターフェースとしての動作シーケンスを規定
するプロトコル、各フェーズ等の定義。 (3)ケーブル仕様、コネクタ仕様等の物理的インター
フェース条件、電送系の電気的条件。 (4)周辺機器の各種制御やデータ転送を実行するため
のコマンド体系並びにコマンドの形式および各コマンド
の機能。 (5)コマンドの実行結果をホストコンピュータに知ら
せるためのステータスバイト形式、並びにその過程にお
ける異常状態等を知らせるセンスデータの構造。
【0003】また、上記(4)項におけるコマンド体系
は、以下の通りである。まず、SCSIコマンドは、8
種類のグループに分けられる。CDB(Command Descri
pterBlock)の最初のバイトはオペレーション・コード
であり、その上位3ビットがグループコードを指定し、
下位5ビットがグループ毎のコマンドコード(コマンド
の種類を示すコード)を指定する。上記CDBの長さ
は、グループ毎に以下のように規定されている。 (1)グループ0 ・・・・・・ 6バイト (2)グループ1 ・・・・・・ 10バイト (3)グループ2〜4 ・・・・ リザーブ (4)グループ5 ・・・・・・ 12バイト (5)グループ6〜7 ・・・・ ベンダーユニーク(製造者規定) 上記グループ6〜7のCDBは、SCSIデバイス固有
に定義可能なコマンド群である。各コマンドにおいて、
論理ブロックアドレスはロジカルユニット上で固定長の
データブロックが連続して配列されている。
【0004】図6は、ハードディスク装置における論理
ブロックの構成を示す図である。図6において、シリン
ダ=0、セクタ=0のデータブロックを論理ブロックア
ドレス=0とし、セクタ、トラック、シリンダの順番で
それぞれ1つ増えるごとに、論理ブロックアドレスを1
つ増加させる。論理ブロックアドレスが優れている点
は、イニシエータ(ホストコンピュータ)が先頭データ
ブロックの論理ブロックアドレスと処理ブロック数を指
定してデータをアクセスするので、物理的な構造を意識
する必要がない点である。従って、上記論理ブロックア
ドレッシングを使用すると、シリンダ、トラック、セク
タ等の数が互いに異なるデバイス同士を接続した場合
に、同一のソフトウエアで動作させることが可能であ
る。
【0005】図7は、SCSIのシステム構成の一般的
な例を示す図である。論理ユニットとしては、通常図7
に示すように、ハードディスク等の物理的なデバイスを
接続することが多いが、論理ユニット番号(LUN:Lo
gical Unit Number)は物理的なデバイスに付与しても良
いし、仮想的なデバイスに付与しても良い。通常SCS
Iにおいては、SCSIバス上にLUN=0〜7の8台
の論理ユニットを接続可能であり、さらに、拡張メッセ
ージを使用することにより、最大2048台の論理ユニ
ットを接続可能である。
【0006】一方、従来より情報記録媒体としては、磁
気を用いて記録・再生を行うフロッピーディスク、光を
用いて記録・再生を行う光学的情報記録媒体等が知られ
ている。光学的情報記録媒体の形態としては、ディスク
状、カード状、テープ状等各種のものが知られている。
このような光学的情報記録媒体のうちで、カード状の光
学的情報記録媒体(以下、光カードと称する)は、小型
軽量で持ち運びに便利な上、比較的大容量の情報記録媒
体として大きな需要が見込まれている。情報記録媒体は
その媒体の特性により、消去書換の可能なものと、不可
能なものがあるが、光カードは消去書換が不可能なもの
が一般的で、医療分野等書換ができないことが利点とな
る分野での応用が期待されている。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、前述の
ように、光カードは消去書換が不可能なものが一般的で
あるため、例えば通常数十バイトであるディレクトリ情
報等を、1トラックのデータ容量が512バイトや10
24バイトの光カードに記録したのでは、1トラックの
残りの部分は無駄になり、データ容量を有効に使用でき
ないことになる。そこで、光カードでは1トラック上に
複数のセクタを記録可能となっているものもある。この
ような光カードでは、データ容量の異なるセクタタイプ
が複数用意されており、例えば1セクタのデータ容量が
1024バイトのセクタは、1トラック中に1セクタ配
置されてデータ記録用に用いられ、1セクタのデータ容
量が32バイトのセクタは、1トラック中に12セクタ
配置されてディレクトリ記録に用いることにより、光カ
ードの情報容量を有効に使用することが可能となる。
【0008】ところが、SCSIシステムでは、前述の
論理ブロックアドレスを用いて記録再生するときに、論
理ブロックは同一の大きさ(容量)として扱う規定であ
るので、上記の光カードのようにセクタ当たりのデータ
容量(セクタサイズ)の異なるセクタを混在使用するこ
とはできなかった。勿論、ベンダーユニークコマンドと
して各セクタサイズ毎に記録、再生コマンドを用意する
ことも可能であるが、セクタサイズの種類が多い場合に
は、機能として同じ記録、再生を行うベンダーユニーク
コマンドが多数存在することになり、他デバイスとの互
換性の点から望ましくはなかった。
【0009】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的はデータ容量の異なるセ
クタの混在使用を可能とし、情報記録媒体の情報容量を
有効に活用できるようにした情報記録再生方式を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、スモー
ルコンピュータシステムインターフェースを介して送ら
れるホストコンピュータの指令に基づいて、情報記録媒
体に所定の情報を記録あるいは記録情報を再生する情報
記録再生方式において、前記情報記録媒体を複数の論理
的なパーティションに分割し、各パーティション中で使
用するセクタサイズを指定する命令と、記録、再生の対
象となるパーティションを指定する命令とを、前記スモ
ールコンピュータシステムインターフェースを介して前
記ホストコンピュータから転送することを特徴とする情
報記録再生方式によって達成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。初めに、本実施例の情報記録再生
方式で情報記録媒体として使用した光カードの構成を説
明する。図4はその光カードの一例を示した平面図で、
光カード1上には複数のトラッキングトラック2が平行
に設けられ、そのトラッキングトラック2の間に情報を
記録するためのデータトラック3がそれぞれ設けられて
いる。データトラック3の両端には、該データトラック
3の物理的な位置を示す物理トラック番号4が予めプリ
フォーマットされている。物理トラック番号4は光カー
ド1の下端側が番号は0で、上端側に行くに従って番号
が増加し、最上端で2499である。即ち、光カード1
上には2500本のデータトラック3が設けられてい
る。
【0012】図1は、上記情報記録媒体を複数の論理的
なパーティションに分割し、その各パーティション中で
使用するセクタサイズを指定するための命令(パーティ
ション・コマンド)のCDBの構成例を示した図であ
る。図1において、バイト0のOperation Codeはコマン
ドのコード番号を示し、本構成例ではグループ6のベン
ダユニークなコマンドとしてC3H(Hは16進数を示
す)が与えられている。バイト1のビット7から5のLo
gical Unit Number には、対象とするデバイスの論理ユ
ニット番号が与えられる。バイト3とバイト4には図2
に示すパラメータの長さが与えられる。このパラメータ
の長さは分割するパーティション数により異なる。バイ
ト1のビット4から0、バイト2、バイト5は全て0に
セットされる。
【0013】図2は、パーティション・コマンドでホス
トコンピュータから転送されるパラメータ(パーティシ
ョン・パラメータ)の構成例を示した図である。図2の
構成例では、パーティション中で使用するセクタサイズ
のみならず、ECC(エラー訂正コード)付きで記録す
るか否かをも指定できるように構成されている。また図
2の構成例において、バイト0のNumber of Partition
は、分割するパーティション数を示す。このバイトは、
本パラメータ中に1度のみ指定される。バイト1のPart
ition Numberは、パーティション番号を示す。本構成例
では、番号は0から始まり連続していなければならな
い。バイト2とバイト3のFirst PhysicalTrack Addres
sは、そのパーティションの先頭物理トラック番号を示
し、1つ前のパーティションの最終物理トラック番号+
1でなければならない。バイト4とバイト5のNumber o
f Physical Trackは、そのパーティションに属する物理
トラック数を示す。バイト6のSector Type は、次の表
1に示すセクタタイプ番号をASCIIコード(30H
〜36H)で指定する。
【0014】
【表1】 更に、バイト7のECC Mode は、ECC付きで記録
するか否かを指定するもので、“0”でECC無し記録
を、“1”でECC付き記録を示す。上記において、バ
イト1からバイト7は分割するパーティション数分指定
され、バイト8以降には次のパーティションについての
バイト1からバイト7に相当する情報が指定される。な
お、上記パラメータの指定において、1つのパーティシ
ョン内には必ず1本以上の物理トラックが存在するよう
に指定しなければならない。また、どのパーティション
にも属さない物理トラックがあるような指定や、1本の
物理トラックが複数のパーティションに属するような指
定をしてはならない。例えば光カード1を次の表2に示
すような2つのパーティションに分割し、パーティショ
ン0はデータ記録用に、パーティション1はディレクト
リ記録用に使用したい場合は、パーティション・パラメ
ータは、02H、00H、00H、00H、07H、D
0H、31H、01H、01H、07H、D0H、01
H、F4H、36H、01Hとなる。
【0015】
【表2】 図3は、本実施例の記録、再生に使用するパーティシ
ョンを指定するための(SAP:Select Active Partit
ion )命令のCDBの構成例を示した図である。バイト
0のOperation Codeは、コマンドのコード番号を示し、
本構成例ではグループ6のベンダユニークなコマンドと
してC5Hが与えられている。バイト1のビット7から
5のLogical Unit Number には、対象とするデバイスの
論理ユニット番号が与えられる。バイト4には記録、再
生に使用するパーティション(アクティブ・パーティシ
ョン)の番号が与えられる。バイト1のビット4から
0、バイト2、バイト3、バイト5は全て0にセットさ
れる。
【0016】図5は本発明の情報記録再生方式に係るS
CSIシステムの一例を示したブロック図である。図5
において、5はSCSIコントローラである。SCSI
コントローラ5は、SCSI規格に基づきSCSI信号
のシーケンス制御を行うSCSIプロトコル回路(SP
C)6、ROM7に記憶されているプログラムに従いS
CSIコントローラ5を制御するための制御装置である
MPU8、バッファメモリ等に使用されるRAM9で構
成されている。SCSIコントローラ5には情報記録再
生装置10が接続されており、該情報記録再生装置10
中には図4に示した光カード1が挿入されている。な
お、図中13はホストアダプタを示す。
【0017】上記構成において、ホストコンピュータ1
2からパーティション・コマンドが与えられるまでは、
SCSIコントローラ5は、情報記録再生装置10中に
挿入されている光カード1はカード全面が1つのパーテ
ィションであり、セクタタイプはタイプ1で、ECC付
きで記録がなされるものと解釈して光カード1に対する
記録、再生等の命令を実行する。この場合、記録、再生
コマンド(SCSIコマンドでは、Write 、Readの各コ
マンド)のCDB中で指定される論理ブロックアドレス
は、カード最下端のデータトラックがアドレス=0とな
り、上端のデータトラックに行くに従ってアドレス番号
が増加する。
【0018】次に、パーティション・コマンドが与えら
れた場合について説明する。今、SCSIコントローラ
5がホストコンピュータ12にセレクションされたとす
る。この場合、セレクションされたことにより、SPC
6からMPU8にインタラプト11が発せられる。MP
U8はSPC6を制御してSCSIバスのフェーズをコ
マンド・フェーズに移行してコマンドを受け取る。今、
受け取ったコマンドがC3Hのパーティション・コマン
ドであったとする。この場合、MPU8はSPC6を制
御してデータ・アウト・フェーズに移行して図2に示し
たパラメータを受信し、RAM9上に各パーティション
の情報を記憶する。この時受信したパラメータは、前記
例で説明したものとする。このパラメータの転送が終了
した後、ステータス・フェーズ、メッセージ・イン・フ
ェーズを経て、パーティション・コマンドに対する処理
を終了する。
【0019】以上により、SCSIコントローラ5は情
報記録再生装置10中に挿入されている光カード1はパ
ラメータで指定された2つのパーティションに分割され
ており、各パーティションは同様にパラメータで指定さ
れたセクタタイプ、ECCモードで記録がなされるもの
と解釈するが、まだ使用するパーティションが指定され
ていないので、記録、再生に使用するパーティションは
パーティション0であると解釈して、光カード1に対す
る記録、再生等の命令を実行する。この場合カード最下
端のデータトラックの物理トラック番号が0であったと
すると、パーティション0は1セクタ/トラックである
から、論理ブロックアドレスと物理トラック番号は一致
する。また、パーティション・コマンドのパーティショ
ン0に対するパラメータで指定されたECCモードが使
用されるのは言うまでもない。
【0020】次に、SAPコマンド(C5H)が与えら
れた場合について説明する。受け取ったコマンドがSA
Pコマンドの場合は、そのCDB中のバイト4でアクテ
ィブ・パーティションが指定される。今、パーティショ
ン1がアクティブ・パーティションとして指定されたも
のとする。MPU8はRAM9上に記憶されているパー
ティション情報を基に、以降、次にSAPコマンドが与
えられるまでは、記録及び再生命令はパーティション1
に対するものと解釈して、記録、再生命令を実行する。
すなわち、データ転送フェーズ(データ・イン・フェー
ズ、データ・アウト・フェーズ)で転送するバイト数を
パーティション・コマンドのパラメータで指定されたセ
クタタイプ、ECCモードを基に決定する等、必要なS
CSIコントローラ内部の動作パラメータを設定する。
なお、論理ブロックアドレスと物理トラック番号との対
応関係は以下の説明のとおりである。
【0021】一般に、物理トラック番号、セクタ番号は
0から始まるものとすると、論理ブロックアドレスと物
理トラック番号、セクタ番号との間には、以下の関係が
成り立つ。
【0022】Tr#=Tf+int(LBA/M) Sct#=MOD(LBA/M) ただし、Tr#:物理トラック番号,Sct#:セクタ
番号,Tf:そのパーティションの先頭物理トラック番
号,M:そのセクタタイプでの1トラック当たりのセク
タ数,LBA:論理ブロックアドレス,int( ):
カッコ内の整数部を求める関数,MOD( ):カッコ
内の計算の剰余を求める関数である。例えば、パーティ
ション1は物理トラック番号が2000(7D0H)の
データトラックから始まり、セクタタイプがタイプ6で
12セクタ/トラックであるから、Tf=2000(7
D0H)、M=12となる。従って、論理ブロックアド
レス=0は、 Tr#=2000+int(0/12)=2000 Sct#=MOD(0/12)=0 となり、物理トラック番号が2000のトラックの最左
端のセクタに対応する。同様に論理ブロックアドレス=
100のセクタは、 Tr#=2000+int(100/12)=2008 Sct#=MOD(100/12)=4 となり、物理トラック番号が2008(7D8H)のデ
ータトラックのセクタ番号4のセクタとなる。
【0023】本実施例のパーティション・コマンドはあ
くまで論理的なものであり、光カード上にパーティショ
ンの境界等の物理的な記録は一切行っていない。そのた
め、一度設定したパーティション情報を再度パーティシ
ョン・コマンドを使用して変更することが可能である。
すなわち、上記の例で用いたように、2000本と50
0本の2つのパーティションに分割して使用中に、パー
ティション0は1000本で十分であることが判明した
場合には、残りの1000本を新たなパーティション1
に、元のパーティション2を新たなパーティション3と
して定義することが可能である。また、本実施例のパー
ティション・コマンドでは全てのトラックはいずれかの
パーティションに属する必要があるため、実際には各5
00のトラックを含む2つのパーティションしか必要の
ない場合に、残りの1500本のトラックを3つ目のパ
ーティションとして定義しておけば、必要が生じた時
に、そのパーティションを、例えば各750本のトラッ
クを含む2つのパーティション(全体で4つのパーティ
ションに分割したことになる)に新たに定義し直して使
用することも可能である。
【0024】一方、パーティションはあくまで論理的な
ものであるから、実際に記録再生装置に挿入された光カ
ードのパーティション分割状態(セクタタイプやECC
モード)が、ホストコンピュータから発行されたパーテ
ィション・コマンドのパーティション・パラメータと異
なる場合は、問題が生ずる。これを避けるために、ホス
トコンピュータは一度設定したパーティション情報をそ
の後変更する必要はない場合は、光カード上に記録して
おくことが望ましい。上記の例では、パーティション・
コマンドが発行されるまでのディフォルト状態では、セ
クタタイプはタイプ1、ECCモードはECC付きであ
るから、例えば光カードの使用に先立ち最初のトラック
に設定すべきパーティション情報を上記ディフォルトの
状態で記録した後に、実際に所望のパーティション分割
で光カードを使用し、2度目にこのカードが情報記録再
生装置に挿入された場合は、最初のトラックに記録され
ているパーティション情報を読み取り、その情報を元に
パーティション・コマンドを使用してパーティション分
割すれば、上記の問題を避けることができる。なお上記
の例では最大分割数は128であるから、パーティショ
ン・パラメータは最大でも897(=1+7×128)
バイトであり、上記例のようにパーティション情報を光
カード上に記録してもセクタタイプ1の1トラックを消
費するに過ぎない。
【0025】また、以上の実施例で示したパーティショ
ン・パラメータでは、最初の物理トラック番号とそのパ
ーティション内に含まれる物理トラック本数でパーティ
ションの範囲を定義していたが、これは最初の物理トラ
ック番号と最後の物理トラック番号で定義しても良い。
また、上記実施例中で用いたセクタタイプのセクタ当た
りのユーザバイト数や、1トラック当たりのセクタ数は
一例に過ぎないのは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報記録
再生方式は、予め情報記録媒体を複数の論理的なパーテ
ィションに分割し、各パーティション中で使用するセク
タサイズを指定する命令を上記SCSIを介して上記ホ
ストコンピュータから転送した後に、異なるセクタサイ
ズを使用したい場合、記録再生命令に先立ち、記録、再
生の対象となるパーティションを指定する命令を、上記
SCSIを介して上記ホストコンピュータから転送する
だけで、同一情報記録媒体上での論理ブロックサイズの
異なる複数のセクタタイプの混用が、使用するセクタタ
イプ数が多い場合でも多数の新たなベンダーユニークコ
マンドを追加することなく、SCSIシステム中で矛盾
無く可能となり、情報記録媒体の情報容量を有効に活用
できるという効果がある。また、ここで設定しているパ
ーティションはあくまで論理的なものであるから、必要
があれば後から再設定することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生方式の実施例において、
情報記録媒体の複数に分割された論理的な各パーティシ
ョン中で使用するセクタサイズを指定する命令のCDB
の構成例を示した説明図である。
【図2】パーティション・コマンドでホストコンピュー
タから転送されるパラメータの構成例を示した説明図で
ある。
【図3】記録、再生に使用するパーティションを指定す
る命令のCDBの構成例を示した説明図である。
【図4】上記実施例に情報記録媒体として用いた光カー
ドの平面図である。
【図5】本発明の情報記録再生方式に係るSCSIシス
テムの構成例を示したブロック図である。
【図6】ハードディスク装置における論理ブロックの構
成を示した説明図である。
【図7】一般的なSCSIシステムの構成を示したブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 光カード 2 トラッキングトラック 3 データトラック 4 物理トラック番号 5 SCSIコントローラ 6 SCSIプロトコル回路(SPC) 7 ROM 8 MPU 9 RAM 10 情報記録再生装置 12 ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スモールコンピュータシステムインター
    フェースを介して送られるホストコンピュータの指令に
    基づいて、情報記録媒体に所定の情報を記録あるいは記
    録情報を再生する情報記録再生方式において、前記情報
    記録媒体を複数の論理的なパーティションに分割し、各
    パーティション中で使用するセクタサイズを指定する命
    令と、記録、再生の対象となるパーティションを指定す
    る命令とを、前記スモールコンピュータシステムインタ
    ーフェースを介して前記ホストコンピュータから転送す
    ることを特徴とする情報記録再生方式。
  2. 【請求項2】 各パーティション中で記録時のエラー訂
    正コードの付加の有無を指定することを特徴とする請求
    項1の情報記録再生方式。
JP3205659A 1991-07-23 1991-07-23 情報記録再生方式 Pending JPH0527915A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3205659A JPH0527915A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 情報記録再生方式
US07/914,588 US5461719A (en) 1991-07-23 1992-07-20 Method for recording/reproducing information on recording medium in accordance with parameters stored in memory to allow sectors of different data capacities to collectively exist
EP92306702A EP0524809B1 (en) 1991-07-23 1992-07-22 Method of performing either the recording or reproduction of data by using information processing system
DE69227219T DE69227219T2 (de) 1991-07-23 1992-07-22 Verfahren zur wahlweise Aufzeichnung oder Wiedergabe von Daten unter Verwendung eines Informationsverarbeitungssystems

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3205659A JPH0527915A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 情報記録再生方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0527915A true JPH0527915A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16510564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3205659A Pending JPH0527915A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 情報記録再生方式

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5461719A (ja)
EP (1) EP0524809B1 (ja)
JP (1) JPH0527915A (ja)
DE (1) DE69227219T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5619481A (en) * 1994-02-23 1997-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Information recording/reproducing method
WO2004075063A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報記録媒体及びその領域管理方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5721952A (en) * 1995-02-17 1998-02-24 Acer Incorporated Method and apparatus for automatic detection of disk type in a computer system
JPH08249826A (ja) * 1995-03-10 1996-09-27 Nippon Conlux Co Ltd 情報記録媒体及び情報記録再生方法
US6002866A (en) * 1995-09-01 1999-12-14 Sun Microsystems, Inc. Partitioning within a partition in a disk file storage system
US6292878B1 (en) * 1996-12-12 2001-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data recorder and method of access to data recorder
JPH10293721A (ja) * 1997-02-19 1998-11-04 Canon Inc 改ざんを防止する情報記録方法、情報記録装置及び情報記録媒体
US6041407A (en) * 1997-09-24 2000-03-21 Sony Corporation File system block sub-allocator
KR100532842B1 (ko) * 2002-08-17 2005-12-05 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 공간낭비를 줄일 수 있는 영상기록/재생장치
US8195479B2 (en) * 2003-09-10 2012-06-05 LMG 3 Marketing and Development Corporation Maintaining person's medical history in self-contained portable memory device
US8195480B2 (en) * 2003-09-10 2012-06-05 LMG 3 Marketing and Development Corporation System for maintaining person'S medical history in portable memory device
US20070265884A1 (en) * 2003-09-10 2007-11-15 L M G Marketing And Development Corporation Portable memory device configured to store person's medical information
JP4262137B2 (ja) * 2004-05-28 2009-05-13 キヤノン株式会社 記録装置、撮像装置及びそれらの制御方法
US7739577B2 (en) * 2004-06-03 2010-06-15 Inphase Technologies Data protection system
US10083093B1 (en) * 2011-03-31 2018-09-25 EMC IP Holding Company LLC Consistent replication in a geographically disperse active environment

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59165161A (ja) * 1983-03-11 1984-09-18 インタ−ナシヨナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−シヨン ワード・プロセッシング・システムにおけるデータ・セットのボリューム回復方法
US4562495A (en) * 1984-07-02 1985-12-31 Verbatim Corporation Multiple system disk
WO1987003131A1 (en) * 1985-11-18 1987-05-21 Sony Corporation Optical card reader
JPS62145573A (ja) * 1985-12-19 1987-06-29 Canon Inc 情報再生装置
US4958314A (en) * 1986-02-18 1990-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording/reproducing apparatus
JPH087948B2 (ja) * 1987-12-28 1996-01-29 キヤノン株式会社 情報記録再生方法
US5040165A (en) * 1988-03-03 1991-08-13 Hitachi Maxell, Ltd. Optical information recording medium and method of fabricating the same
GB8816413D0 (en) * 1988-07-09 1988-08-17 Int Computers Ltd Data processing system
JPH0223417A (ja) * 1988-07-13 1990-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録方式と情報記録媒体
SG48069A1 (en) * 1989-07-28 1998-04-17 Seiko Epson Corp Information processing system and semiconductor auxiliary storage for use in the system
US5271018A (en) * 1990-04-27 1993-12-14 Next, Inc. Method and apparatus for media defect management and media addressing

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5619481A (en) * 1994-02-23 1997-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Information recording/reproducing method
WO2004075063A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報記録媒体及びその領域管理方法
CN100426256C (zh) * 2003-02-20 2008-10-15 松下电器产业株式会社 信息记录介质以及其区域管理方法
US7653796B2 (en) 2003-02-20 2010-01-26 Panasonic Corporation Information recording medium and region management method for a plurality of recording regions each managed by independent file system

Also Published As

Publication number Publication date
US5461719A (en) 1995-10-24
DE69227219D1 (de) 1998-11-12
EP0524809B1 (en) 1998-10-07
EP0524809A3 (en) 1993-06-02
DE69227219T2 (de) 1999-03-25
EP0524809A2 (en) 1993-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10168962B2 (en) Tape emulating disk based storage system and method with automatically resized emulated tape capacity
US5034914A (en) Optical disk data storage method and apparatus with buffered interface
US6041386A (en) Data sharing between system using different data storage formats
JP3245364B2 (ja) 互いに異なるインタフェースを介して記憶装置を共用する方法及びシステム
KR900004758B1 (ko) 대용량 기억 디스크 드라이브 불량 매체 처리방법
KR100345632B1 (ko) 기억 장치 및 그 제어 방법
US4775969A (en) Optical disk storage format, method and apparatus for emulating a magnetic tape drive
US20050033911A1 (en) Virtual tape library device
JPH0527915A (ja) 情報記録再生方式
US20050210214A1 (en) Fragmentation executing method and storage device
US8185705B2 (en) Information recording medium, information recording medium accessing apparatus and accessing method
US7152144B2 (en) Centralized storage management method
KR19990067726A (ko) 기존의 eckd mvs dasd를 개방 저장장치용으로 사용하는 장치 및 방법
US5379385A (en) Method and means for effectuating rule based I/O data transfer address control via address control words
JP2761289B2 (ja) ディスクトラックエミュレーション方法
US7437503B2 (en) Method and apparatus for handling data transfers
US20050149647A1 (en) Method and apparatus for a disc drive client interface
JP3132677B2 (ja) 情報記録再生方法
JP4324993B2 (ja) データ転送方法および装置
EP1686451A1 (en) Virtual tape library device
JPH0922331A (ja) 情報記録再生方法
JP2581003B2 (ja) 記録用ディスク制御装置
JP2576523B2 (ja) 外部記憶装置
JP3030949B2 (ja) ディジタルデータ記録再生装置
JP2681986B2 (ja) 計算機システム