JPH08249826A - 情報記録媒体及び情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録媒体及び情報記録再生方法

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JPH08249826A
JPH08249826A JP7079632A JP7963295A JPH08249826A JP H08249826 A JPH08249826 A JP H08249826A JP 7079632 A JP7079632 A JP 7079632A JP 7963295 A JP7963295 A JP 7963295A JP H08249826 A JPH08249826 A JP H08249826A
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recording
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JP7079632A
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Kouichi Yamazaki
綱市 山崎
Kazuo Noda
和男 野田
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Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0033Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with cards or other card-like flat carriers, e.g. flat sheets of optical film
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/30Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
    • G11B27/3027Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/00745Sectoring or header formats within a track

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドに対する記録媒体の相対的往復移動の
どちらの方向からでもデータを記録できるようにして、
記録スピードを上げる。記録媒体の欠陥により或るヘッ
ダ部が読み出せなくなったとしてもデータの記録を可及
的に可能とする。また、各フレーム毎に所定の定位置に
確実にデータを記録できるようにして、再生信号にジッ
タが発生しないようにする。 【構成】 情報記録トラックの前後に、トラックアドレ
ス情報を記録してなるヘッダ部を夫々プリフォーマット
し、前後どちらのヘッダ部からでも該トラックにアクセ
スできるようにする。所定のデータサイズからなる各フ
レーム毎の記憶領域に所定の同期信号を夫々プリフォー
マットし、該同期信号を参照して所定のフレームの記憶
領域に情報を追記できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適切にプリフォーマッ
トされた情報記録媒体に関し、更にはそのような情報記
録媒体に対する情報の記録再生方法に関するものであ
り、例えば光カードや光ディスク等の追記型情報記録媒
体において、そのデータ記憶効率を高めると共にバース
トエラー訂正能力をも高め、かつ記録精度も高めること
ができるようにしたことに関する。
【0002】
【従来の技術】光カード等の情報記録媒体にデータを記
録する場合、経済的観点から記録密度を増加することが
望まれる。しかし、記録密度を増加すると、例えば情報
記録媒体の欠陥等による再生データのエラーが増加す
る。再生データのエラーを減少させるための一手法とし
て、記録時にデータのほかにエラー訂正符号を付加して
記録し、再生時に該エラー訂正符号を参照してエラー訂
正を行う方法がある。ところで、再生データのエラーと
しては、ランダムに発生するランダムエラーと、或る程
度の塊でまとまって発生するバーストエラーとがあり、
ランダムエラーの場合は上記エラー訂正符号を用いて訂
正することが比較的容易であるが、バーストエラーはま
とまっているのでそのような手法ではエラー訂正できな
い場合が多い。
【0003】バーストエラーでもエラー訂正を可能とす
るために、従来はインターリーブ方式による記録を行っ
て、一連のデータをこま切れにして情報記録媒体に散在
させて記録するようにしていた。このようにすると情報
記録媒体上で連続したエラーが発生しても結果的にはラ
ンダムエラーが発生したのと同じになるので訂正が可能
となる。情報記録媒体として例えば光カードにデータを
記録する場合、1本のデータトラックには一連の一区切
りのデータすなわち一つの情報単位(セクタ)を複数個
記録するのが普通であるが、1本のトラックのセクタ数
を増やすとセクタ長が短くなり、インターリーブの数
(つまりセクタ内に混在できる情報の数)が減少して、
データの分散度が下がるので、エラー訂正能力が低下す
る。
【0004】このような欠点を除去し、エラー訂正能力
を増大させようとするには、セクタ長を長くしてインタ
ーリーブの数を増加すればよいのであるが、そうする
と、短いデータを記録する場合、従来周知のインターリ
ーブ方式では、実際に記録するデータのインターリーブ
数が少ない場合には少ないインターリーブ数からなる短
いデータがセクタの前部からつめて記録されるので、追
記できない無駄な未記録部分が後部にかたまって生じ、
記憶効率が下がる、という相反する問題点を生じること
になる。換言すれば、後部にかたまった未記録部分に新
たなデータを追記しようとすると、それまでに前部に記
録されているインターリーブとは異なるインターリーブ
とならざるをえず、そうすると、エラー訂正能力が低
い、少数のインターリーブ方式となってしまう。
【0005】上述の問題点を解決するために、特願平6
−44032号出願に示された発明では次のようなフォ
ーマットを提案している。すなわち、記録しようとする
一連の情報を、図7に示すように、例えば符号a1
2,a3,……a190で示す190ビットのデータに、
符号a191,……a272で示す82ビットのエラー訂正符
号を付加した、合計272ビットの1パケットとしてま
とめ、そのようなパケットを、パケット1からパケット
40まで40列並べる。次に、図8に示すように、符号
Fで示す8ビットの同期信号を先頭に付して、その後に
各パケットの1番目のデータ1ビットずつを順次取り出
した40ビットをF,a1,b1,c1,…n1の順に縦続
した合計48ビットのフレームを形成する。同様に、各
パケットのデータを1ビットづつ順々に取り出して、フ
レーム1からフレーム272までの合計272フレーム
分のデータ列を縦続して、合計48×272=1305
6ビットのデータ列とし、これを光カードの1本のデー
タトラックに記録する。
【0006】このような記録フォーマットに従えば、各
フレームのデータサイズが所定長に固定されるので、イ
ンタリーブの数を最大に設定してこれを維持できると共
に、短いデータを記録する場合でも各フレームに分散し
て記録されることにより、個々のフレーム内で残された
未記録部分においてインターリーブ方式によって追記で
きるので(例えばパケット3まで記録してもパケット4
以降の未記録部分がインターリーブ可能な状態で分散し
て残されているため)、エラー訂正能力を最大に保持し
たまま記憶効率を上げることができる。ところで、上記
既知の光カードの記録フォーマットでは1トラックのデ
ータ記録部は同期信号を含めて48×272=1305
6ビットで構成されるが、実際には、図9に示すよう
に、1トラックの前部において、ビット同期のためのリ
ードイン部及びアドレス情報などを記憶するためのBO
S(Beginning of Sector)部を含むヘッダ部がプリフ
ォーマットされ、また、リードイン部はトラックの後部
においてもプリフォーマットされる。すなわち、従来の
記録フォーマットにおいては、リードイン部はデータ記
録部をはさんで両端に夫々プリフォーマットされ、BO
S部はデータ記録部の片側にプリフォーマットされてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような既知の光カ
ードのフォーマット方式では、アドレス情報のためのB
OS部が片側にしかプリフォーマットされていないの
で、データを記録する場合、光カード自体は両方向に相
対的に往復移動しているにも拘らず、一方向への移動の
ときだけしかデータが記録することができず、効率が悪
いという問題点があった。また光カード表面のごみや汚
れ、傷などの欠陥によりBOS部が読み出せないときに
はデータの記録が不可能となる、という問題点もあっ
た。さらに、上記出願に示されたようなインターリーブ
方式においては、各フレーム毎の同期信号Fはプリフォ
ーマットされていず、データ記録部に所望のデータを書
き込むときに、各フレーム毎の同期信号Fをフォーマッ
ト書き込みするようになっているので、光カードの相対
的往復移動の際の速度むらが生じるなどの理由により、
各フレーム毎の同期信号Fの位置ずれが生じて定位置に
記録されない場合が生じ易く、そうすると再生信号にジ
ッタが発生するなどの問題点が生じる。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
で、記録/再生ヘッドに対する記録媒体の相対的往復移
動のどちらの方向からでもデータを記録することがで
き、したがって記録スピードを上げることができ、また
光カードの欠陥により或るヘッダ部(BOS部)が読み
出せなくなったとしてもデータの記録を可及的に可能と
することができる情報記録媒体を提供しようとするもの
である。また、各フレーム毎の同期信号を確実に定位置
に記録形成するようにして再生信号にジッタが発生しな
いようにした情報記録媒体を提供しようとするものであ
る。更には、そのような情報記録媒体を用いた効率的な
情報記録又は再生方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1に、本発明に係る情
報記録媒体は、各情報記録トラックの前部及び後部にお
いて、少なくとも該トラックを特定するアドレス情報を
記録してなるヘッダ部を夫々プリフォーマットしてな
り、所望のトラックでの情報の記録又は再生の際にどち
らかの前記ヘッダ部を参照することにより該トラックの
前部及び後部のどちらの方向からでもアクセスできるよ
うになっていることを特徴とするものである。
【0010】第2に、本発明に係る情報記録媒体は、1
フレームが所定のデータサイズに相当する記憶領域から
なっていて、そのような複数のフレーム分の記憶領域に
よって1つの情報記録トラックを構成し、そのような情
報記録トラックを複数備えた追記型情報記録媒体におい
て、前記各情報記録トラックにおける各フレーム毎の記
憶領域において、所定の同期信号を夫々プリフォーマッ
トしてなり、該プリフォーマットされた同期信号を参照
して所要のフレームの記憶領域に情報を追記できるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0011】更に、本発明に係る情報記録媒体は上記2
つの特徴を兼備していてもよい。更に、本発明に係る情
報記録再生方法は、上記2つの特徴を兼備した追記型情
報記録媒体に対して情報の記録及び再生の少なくとも一
方を行うための方法であって、情報の記録又は再生の際
に、前記トラックの前部及び後部のどちらか一方の前記
ヘッダ部を参照することにより、所望のトラックの前部
及び後部のどちらかにおいて該所望のトラックにアクセ
スするステップと、前記アクセスしたトラックの前部及
び後部の一方から他方に向かって記録/再生ヘッドを相
対的に移動させるステップと、前記相対的移動の過程で
前記プリフォーマットされた同期信号を参照することに
より、所要のフレームの記憶領域に対して情報の記録又
は再生を行うステップとを備えることを特徴とするもの
である。
【0012】
【作用】本発明に係る上記第1の特徴によれば、情報記
録媒体の各情報記録トラックの前部及び後部において、
少なくとも該トラックを特定するアドレス情報を記録し
てなるヘッダ部を夫々プリフォーマットしてなり、所望
のトラックでの情報の記録又は再生の際にどちらかの前
記ヘッダ部を参照することにより該トラックの前部及び
後部のどちらの方向からでもアクセスできるようになっ
ている。従って、データを記録するときに、記録ヘッド
に対する情報記録媒体の相対的移動方向がどちらであっ
ても(つまりトラックの前部から後部へ向かう方向又は
後部から前部へ向かう方向のどちらであっても)最初に
どちらか一方のヘッダ部にアクセスできるので、該ヘッ
ダ部のアドレス情報から該トラックが所望のトラックで
あることを確認してから、該トラックに対するデータの
記録動作を行うことができる。このように、記録ヘッド
に対する情報記録媒体の相対的往復移動のどちらの方向
からでもデータが記録できるので、記録スピードを上げ
ることができる、という優れた効果を奏する。また、光
カード等からなる情報記録媒体の記録面の一部の欠陥に
より、仮に1トラックにおける一方のヘッダ部の情報が
読み出せなくなったとしても、他方のヘッダ部の情報が
読み出せればデータ記録を行うことができるので、極め
て有利である。
【0013】一実施態様として、前記各ヘッダ部は、ビ
ット同期のための所定のデータ群をプリフォーマットし
てなる部分(上記「リードイン部」に相当)と、トラッ
クアドレス情報をプリフォーマットしてなる部分(上記
「BOS部」に相当)とを含むものであってよい。
【0014】本発明に係る上記第2の特徴によれば、各
情報記録トラックにおける各フレーム毎の記憶領域にお
いて、所定の同期信号を夫々プリフォーマットしてな
り、該プリフォーマットされた同期信号を参照して所要
のフレームの記憶領域に情報を追記できるようになって
いる。従って、データ記録時に各フレーム毎の同期信号
をフォーマットする必要がなくなり、個別の記録再生装
置における記録のための相対的往復移動の際の速度むら
の問題を排除し、常に、所定の定位置に各フレーム毎の
同期信号を記録しておくようにすることができる。これ
により、再生信号におけるジッタ発生の問題を解決する
ことができる。
【0015】更に本発明の方法によれば、情報の記録又
は再生の際に、トラックの前部及び後部のどちらか一方
のヘッダ部を参照することにより、所望のトラックの前
部及び後部のどちらででも該所望のトラックにアクセス
することができ、アクセスしたトラックの前部及び後部
の一方から他方に向かって記録/再生ヘッドを相対的に
移動させることにより、相対的往復移動におけるどちら
の方向からでも、記録又は再生を行うことができるの
で、記録又は再生速度/効率を上げることができる、と
いう優れた効果を奏する。また、相対的移動の過程で前
記プリフォーマットされた同期信号を参照することによ
り、所要のフレームの記憶領域に対して確実に情報の記
録又は再生を行うようにしているので、記録及び再生の
精度を上げることができる、という優れた効果を奏す
る。
【0016】上記方法の一実施態様として、前記情報の
記録を行うステップにおいて、記録しようとする一連の
情報のデータをインターリーブ方式によって各フレーム
に分散させ、複数の前記一連の情報についての前記分散
された各部分データが1フレーム内で混在して記録され
るようにしたものであってよい。更なる実施態様とし
て、前記情報の再生を行うステップにおいて、複数のフ
レームの再生データを基にそのインターリーブ状態を解
除し、前記複数の一連の情報を再生するようにしたもの
であってよい。更なる実施態様として、前記一連の情報
は、複数ビットのデータ群と所定のエラー訂正符号とを
含むものであってよい。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の一実施
例を詳細に説明しよう。図1は、本発明に係る追記型情
報記録媒体の一実施例として、本発明を適用した光カー
ド1の概略平面図を示すものである。該光カード1の一
面において、例えば面積で約65%を占める長方形の領
域として、情報記録領域2が形成されている。この情報
記録領域2は、その中央部に形成された追記型のデータ
記録部3と、該データ記録部3の両端に形成されたプリ
フォーマットされた2つのヘッダ部4a,4bとを含
む。情報記録領域2は、図のx方向に延びた情報記録ト
ラックを、図のy方向に並列的に複数本具備する。1つ
の情報記録トラックにおいて情報を記録又は再生するた
めに、図示しない記録/再生ヘッドを該トラックに沿っ
て相対的に移動させる方向がx方向である。また、該記
録/再生ヘッドを所望のトラックに対して位置決めする
ために該トラックを横切る方向に相対的に移動させる方
向がy方向である。この明細書では、説明の便宜上、1
つのトラックにおける一端部寄りを前部と呼び、他端部
寄りを後部と呼ぶ。しかして、データ記録部3の両端に
形成されたプリフォーマットされた2つのヘッダ部4
a,4bの配置について、1つの情報記録トラックを基
準にして、別の言い方をすれば、該情報記録トラックの
前部及び後部においてヘッダ部4a及び4bが夫々形成
されていることになる。勿論、各情報記録トラックの間
には、公知のようにサーボトラッキング用のガイドトラ
ックが設けられるが、特に図示しない。
【0018】情報記録領域2における1つの情報記録ト
ラック21の記憶フォーマット例について、図2によ
り、更に詳しく説明する。すなわち、1つの情報記録ト
ラック21は、中央に位置する追記型のデータ記録トラ
ック部31と、その両側に位置する、つまり図で左端に
位置する前部ヘッダ部4a1及び右端に位置する後部ヘ
ッダ部4b1とを含む。このデータ記録トラック部31
の集合が図1のデータ記録部3であり、前部ヘッダ部4
a1の集合が図1のヘッダ部4aであり、後部ヘッダ部
4b1の集合が図1のヘッダ部4bである。
【0019】前部ヘッダ部4a1は、ビット同期のため
の所定のデータ群をプリフォーマット(予め記録)して
なるリードイン部42aと、対応する該トラック21を
特定するアドレス情報をプリフォーマット(予め記録)
してなるBOS(Beginningof Sector)部43aとを含
む。リードイン部42aが左端寄りに設けられており、
BOS部43aがその右側つまり中央寄りに設けられて
いる。これは、記録又は再生のときのヘッドの相対的移
動方向が矢印xの順方向(つまりトラックの前部から後
部へ向かう方向)のとき、リードイン部42aが先に読
み取られるようにするためである。リードイン部42a
は、例えば8ビットのフレーム同期信号Fと例えば40
ビットのビット同期信号Sを3回繰返してなる合計48
×3ビットのプリフォーマット情報からなる。BOS部
43aは、例えば8ビットのフレーム同期信号Fと例え
ば14ビットのトラックアドレス情報及びその他の情報
からなる合計40ビットのヘッダ情報Aを6回繰返して
なる合計48×6ビットのプリフォーマット情報からな
る。例えば、フレーム同期信号Fは8ビットの所定のコ
ード化信号からなり、ビット同期信号Sは最小ピッチで
並んだ40個の情報ピット(40ビットのデータ
“1”)からなる。
【0020】一方、後部ヘッダ部4b1も、前部ヘッダ
部4a1と全く同じ情報をプリフォーマットしてなるも
のであるが、プリフォーマット情報の配置が上記とは逆
であり、リードイン部42bが右端寄りに設けられてお
り、BOS部43bがその左側つまり中央寄りに設けら
れている。これは、記録又は再生のときのヘッドの相対
的移動方向が矢印xの逆方向(つまりトラックの後部か
ら前部へ向かう方向)のとき、リードイン部42bが先
に読み取られるようにするためである。なお、後部ヘッ
ダ部4b1の右端つまりリードイン部42bの右端に
は、更に8ビットのフレーム同期信号Fが設けられてい
る。これは、記録又は再生のときのヘッドの相対的移動
方向が矢印xの逆方向(つまりトラックの後部から前部
へ向かう方向)のとき、まず、始めに最右端のフレーム
同期信号Fが読み取られるようにするためである。これ
に対して、前部ヘッダ部4a1では、リードイン部42
aの最左端のデータは元々8ビットのフレーム同期信号
Fであるから、更にフレーム同期信号Fを設ける必要が
ない。
【0021】次に、データ記録トラック部31のフォー
マットについて説明すると、1つのデータ記録トラック
部31は、1フレームが所定のデータサイズ(例えば4
8ビット)に相当する記憶領域からなっていて、そのよ
うな複数のフレーム分の記憶領域の集合(例えば272
フレーム)によって構成されている。各フレーム毎の記
憶領域において、所定の同期信号F(すなわちフレーム
同期信号)を夫々プリフォーマットしてなり、該プリフ
ォーマットされた同期信号Fを参照して所要のフレーム
の記憶領域に情報を追記できるようになっている。一例
として、1フレームのデータサイズが48ビットであ
り、そこにプリフォーマットされる同期信号Fが8ビッ
トであり、残りの40ビットの領域が追記できるデータ
記録領域Dである。すなわち、光カード1の製造時にお
いて、データ記録トラック部31において、一定間隔置
きの定位置にフレーム同期信号Fが合計272個予め記
録される。各フレーム毎のデータ記録領域Dは、空白で
あり、ユーザによって追記可能である。
【0022】なお、プリフォーマットとは、光カード1
の製造段階で予め規格化して厳密に所要のフォーマット
情報(ビット同期信号S及びフレーム同期信号Fやアド
レス情報等のヘッダ情報A)を記録しておくことであ
る。このようなプリフォーマットデータ形成のための具
体的な記録装置及び方法に関しては従来の光カードで実
施されているプリフォーマット技術をそのまま適用すれ
ばよいので、本書では特に詳しく説明しない。
【0023】次に、上記のようにプリフォーマットされ
た光カード1に対して情報の記録及び/又は再生を行う
ための装置及び方法の一例について説明する。図4は、
光学的情報記録再生装置の一例を概略的に示すハード構
成ブロック図である。入力部50は、記録しようとする
情報のデータを入力する装置/機器や、装置に対する各
種動作命令等を指示するためのキーボード又はパネル
等、各種の入力手段の集合からなる。出力部51は、再
生データを印字出力又はビデオ/オーディオ出力又はデ
ータ出力する等の適宜の手段で出力する出力手段の集合
からなる。CPU52、ROM53、RAM54等を含
んで構成されるマイクロコンピュータ部COMは、この
記録再生装置における記録及び再生動作を制御する。光
カード1が着脱可能にセットされる光カードドライバ5
5は、上記マイクロコンピュータ部COMの制御の下
で、セットされた光カード1に対して情報の記録及び/
又は再生を行う。
【0024】図5は、光カードドライバ55にセットさ
れた光カード1に対して情報の記録を行うときの処理プ
ログラムの一例を示す。まず、ステップS1では、記録
すべき情報を入力部50から取り込む。次に、ステップ
S2では、光カード1のデータ記録部3において利用可
能な記録領域(追記可能な、空き領域)の中から、その
情報を記録するトラックを決定し、決定したトラックに
対応して、記録すべき情報のデータマップを作成する。
この記録データマップ作成処理においては、例えば、記
録すべき情報を所定データサイズ(例え190ビット)
毎のパケットに分類し、各パケット毎に所定のビット数
(例えば85ビット)からなるエラー訂正符号を付加
し、1パケットにつき272ビット構成の、1又は複数
パケットからなるデータ群を作成する。そして、1つの
トラックにつき、図3に示すような40行×272列の
マトリックス状のデータマップ形式で、各パケット毎の
情報及びエラー訂正符号を所定の記録/再生バッファメ
モリに記憶する。なお、このとき、当該トラックのデー
タ記録領域Dの全域が利用可能であれば、図3に示すマ
ップの全領域に対応して、記録すべき情報がバッファ記
憶され得るが、例えば、当該トラックにおいてパケット
1及び2に対応する領域にはデータ記録済みであり、パ
ケット3乃至40に対応する領域が利用可能な場合は、
記録済みのパケット1及び2に対応する2つの行のマッ
プ位置a1〜a272及びb1〜b272に対しては、記録すべ
き情報のバッファ記憶をせず、他の利用可能なパケット
3乃至40に対応する各行のマップ位置c1〜c272乃至
1〜n272に対して、記録すべき情報のバッファ記憶を
する。これにより、追って述べるようにインターリーブ
によって散在する空き領域に対しても効率的に追記記録
することができる。なお、上記記録/再生バッファメモ
リとしては、マイクロコンピュータ部COM側のRAM
54を使用してもよいが、ドライバ55の側に設けたR
AM(図示せず)を使用するとよい。
【0025】次に、ステップS3では、光カードドライ
バ55における記録/再生ヘッド(図示せず)を、前記
記録すべきことが決定された所定のトラックにアクセス
する処理を行う。記録/再生ヘッドが該所定のトラック
にアクセスしているかどうかは、該ヘッドをトラックに
対して相対的に移動させていく過程でヘッダ部4a1又
は4b1のBOS部43a又は43bに記録されている
トラックアドレス情報を含むヘッダ情報Aを読み取り、
参照することにより、確認することができる。トラック
の前部と後部にBOS部43a及び43bが設けられて
いるので、記録/再生ヘッドの相対的移動方向がどちら
(図2の矢印x方向又はその反対方向)であっても、一
方のBOS部43a又は43bを参照することができ
る。従って、記録/再生ヘッドの相対的移動方向がどち
らであっても、記録動作を行うことができる。また、仮
に光カード1の記録面の一部の欠陥により、例えば矢印
x方向に往動するときに一方のBOS部43aの情報が
読み出せなくなったとしても、他方のBOS部43bの
情報が読み出せれば、矢印xと反対方向に復動するとき
に該トラックに対してデータ記録を行うことができるの
で、極めて有利である。所定のトラックにアクセスして
いることが確認されると、ドライバ55では、そのまま
該トラックに沿う記録/再生ヘッドの相対的移動(該ト
ラックの前部及び後部の一方から他方に向う移動)を続
け、次に述べるように、この移動に伴って記録処理を行
う。
【0026】次に、ステップS4では、上記記録/再生
バッファメモリに記憶したデータマップ(図3)から、
インターリーブ方式で、各フレーム毎のデータを読み出
し、各フレーム毎の同期信号Fを参照しつつ、読み出し
たデータを、対応するフレームの記録領域D(図2)に
順次記録する。すなわち、記録/再生ヘッドの相対的移
動方向が図2の矢印x方向であるとすると、まず、各パ
ケット1〜40の1番目のデータ1ビットずつを順次取
り出した40ビットをa1,b1,c1,…n1の順に配列
した合計40ビットのデータをシリアルに読み出し、こ
れをフレーム1に対応する記録領域Dに記録する。次
に、各パケット1〜40の2番目のデータ1ビットずつ
を順次取り出した40ビットをa2,b2,c2,…n2
順に配列した合計40ビットのデータをシリアルに読み
出し、これをフレーム2に対応する記録領域Dに記録す
る。以下、同様に、データマップを行方向に1ビットづ
つ順に読み出して各パケットのデータを1ビットづつ順
々に取り出し、フレーム1からフレーム272までの合
計272フレーム分のデータ列を夫々に対応する記録領
域Dに記録する。このとき、各フレーム毎の記録領域D
は、プリフォーマット済みの各フレーム同期信号Fを参
照する(読み取る)ことにより確認することができるの
で、相対的移動速度にむらが出たとしても夫々のフレー
ム同期信号Fを確認した上で記録動作を行うことによ
り、正確な定位置に各フレームのデータを記録すること
ができる。勿論、この場合、記録済みのパケットに対応
する位置(例えばパケット1及び2が記録済みならばデ
ータa1〜a272及びb1〜b272の位置)は飛び越して各
フレームの追記記録を行うようにする。
【0027】なお、記録/再生ヘッドの相対的移動方向
が図2の矢印xとは反対方向の場合は、データマップの
読み出し方向を上記とは逆にする(例えばn272,…c
272,b272,a272…→…n1,…c1,b1,a1の順)
ことにより、すべてのデータを同一方向の並びで記録す
るようにすることができる。あるいはその反対に、記録
/再生ヘッドの相対的移動方向が図2の矢印xとは反対
方向の場合でも、記録の際のデータマップの読み出し方
向は上記と同様にし、データの並び方向がトラックによ
っては正反対になるようにしてもよい。そのような場合
は、トラック毎のヘッダ部4a1及び4b1において、
記録したデータの並び方向を示すフラグを記録してお
き、再生時にこのフラグを参照してデータ配列を並べ変
えるようにしてもよい。
【0028】上記のようにして1トラック分のデータの
記録動作を終了したらステップS5に行き、残りの(未
記録の)情報があるかを調べる。残りの情報があれば、
ステップS2に戻り、上述と同様の処理を繰り返す。す
なわち、光カード1のデータ記録部3において利用可能
な記録領域の中から、残りの未記録情報を記録するトラ
ックを決定し、決定したトラックに対して、上記と同様
の手法で記録を行う。典型的には、追記型情報記録媒体
の場合、利用可能なトラックが隣接して存在するので、
前サイクルで記録したトラックの隣の空きトラックを選
んで、残りの未記録情報を記録するようにするとよい。
【0029】次に、図6を参照して、光カードドライバ
55にセットされた光カード1から情報の再生を行うと
きの処理プログラムの一例につき説明する。まず、ステ
ップS10では、再生すべきトラック(1又は複数)を
指示する。次に、ステップS11では、光カードドライ
バ55における記録/再生ヘッドを、再生指示された所
定のトラックにアクセスする処理を行う。記録/再生ヘ
ッドが該所定のトラックにアクセスしているかどうか
は、前述と同様に、該ヘッドをトラックに対して相対的
に移動させていく過程でヘッダ部4a1又は4b1のB
OS部43a又は43bに記録されているトラックアド
レス情報を含むヘッダ情報Aを読み取り、参照すること
により、確認することができる。従って、記録/再生ヘ
ッドの相対的移動方向がどちらであっても、再生動作を
行うことができる。なお、再生の際には、トラックのデ
ータを読み取った後でトラックアドレスを確認しても不
都合はないので、BOS部が1つしかない従来の方式で
も、再生時のヘッドの相対的移動方向はどちらでも可能
であった。しかし、本発明のようにBOS部が両側にあ
れば、仮に間違ったトラックにアクセスした場合は即座
に該トラックの再生動作を止めることができるので、再
生効率が良くなるであろう。所定のトラックにアクセス
していることが確認されると、ドライバ55では、その
まま該トラックに沿う記録/再生ヘッドの相対的移動
(該トラックの前部及び後部の一方から他方に向う移
動)を続け、次に述べるように、この移動に伴って再生
処理を行う。
【0030】ステップS12では、再生トラックの各フ
レーム毎の再生データを上記記録/再生バッファメモリ
に一旦記憶し、それから、そのインターリーブを解除し
て該バッファメモリから各パケット毎のデータを読み出
し、夫々のエラー訂正符号(82ビット)を用いて夫々
の再生データ(190ビット)をエラーチェックし、訂
正を行う。次のステップS13では、再生指示されたト
ラックのデータがすべて再生されたかどうかを調べ、未
だであれば、ステップS11に戻り、再生指示されたト
ラックのうち未再生のトラックに関して上述と同様の処
理を繰り返す。前述の通り、記録時の相対的移動速度の
むらの有無にかかわらず、夫々のフレーム同期信号Fを
参照した正確な定位置に各フレームのデータを記録した
ものを再生するものであるので、ジッタが発生しない良
質の再生信号を得ることができる。また、インターリー
ブ方式で分散して記録されたデータを再生するので、光
カード表面のごみや汚れ、傷などにより一部のデータ記
録領域に欠陥が生じても、エラー訂正を行い易いという
利点がある。
【0031】上記実施例では、情報記録媒体として光カ
ード1を用いているが、その他の追記型情報記録媒体例
えば光ディスクにおいても本発明を適用することができ
る。その場合、光ディスクの1円周トラックは、複数の
セクタからなっていて、アクセスの単位がセクタ単位で
ある。従って、本発明における1つの情報記録トラック
とは、光ディスクのような回転型記録媒体においては1
つの記録単位であるセクタのことを指していると理解し
てよい。なお、本発明において、1トラックの前後両側
に夫々ヘッダ部をプリフォーマットする構成は、トラッ
ク(又はセクタ)に対する記録/再生ヘッドの相対的移
動方向が一方向に限らず両方向に行える利点をもたらす
ので、一方向回転タイプの回転型記録媒体には適用する
必要がないかもしれない。しかし、本発明において、各
フレーム毎に同期信号Fをプリフォーマットする構成
は、一方向回転タイプの回転型記録媒体においても適用
することができるものである。また、片面記録タイプの
光カードに限らず、両面記録タイプの光カードにも本発
明を適用することができるのは勿論である。更に、光カ
ードのみの機能を持つ記録媒体に限らず、光カード機能
に加えて他の方式の記録機能(例えばICカードや磁気
カード)をも合わせ持つハイブリッドタイプの情報記録
媒体においても本発明を適用することができるのは勿論
である。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、情報記録
媒体の各情報記録トラックの前部及び後部において、少
なくとも該トラックを特定するアドレス情報を記録して
なるヘッダ部を夫々プリフォーマットしてなり、所望の
トラックでの情報の記録又は再生の際にどちらかの前記
ヘッダ部を参照することにより該トラックの前部及び後
部のどちらの方向からでもアクセスできるようにしたの
で、データを記録するときに、記録ヘッドに対する情報
記録媒体の相対的移動方向がどちらであっても(つまり
トラックの前部から後部へ向かう方向又は後部から前部
へ向かう方向のどちらであっても)最初にどちらか一方
のヘッダ部にアクセスできるので、該ヘッダ部のアドレ
ス情報から該トラックが所望のトラックであることを確
認してから、該トラックに対するデータの記録動作を行
うことができる。このように、記録ヘッドに対する情報
記録媒体の相対的往復移動のどちらの方向からでもデー
タが記録できるので、記録スピードを上げることができ
る、という優れた効果を奏する。また、光カード等から
なる情報記録媒体の記録面の一部の欠陥により、仮に往
動時に(例えば矢印x方向)一方のヘッダ部の情報が読
み出せなくなったとしても、他方のヘッダ部の情報が読
み出せれば、反対方向に復動するときに該トラックに対
してデータ記録を行うことができるので、極めて有利で
ある。
【0033】さらに本発明によれば、各情報記録トラッ
クにおける各フレーム毎の記憶領域において、所定の同
期信号を夫々プリフォーマットしてなり、該プリフォー
マットされた同期信号を参照して所要のフレームの記憶
領域に情報を追記できるようにしたので、データ記録時
に各フレーム毎の同期信号をフォーマットする必要がな
くなり、個別の記録再生装置における記録のための相対
的往復移動の際の速度むらの問題を排除し、常に、所定
の定位置に各フレーム毎の同期信号を記録しておくよう
にすることができる。これにより、データの記録動作が
簡便になるとともに、再生信号にジッタが発生しないよ
うにすることができる、という優れた効果を奏する。
【0034】更に本発明の方法によれば、情報の記録又
は再生の際に、トラックの前部及び後部のどちらか一方
のヘッダ部を参照することにより、所望のトラックの前
部及び後部のどちらででも該所望のトラックにアクセス
することができ、アクセスしたトラックの前部及び後部
の一方から他方に向かって読み書きヘッドを相対的に移
動させることにより、相対的往復移動におけるどちらの
方向からでも、記録又は再生を行うことができるので、
記録又は再生速度/効率を上げることができる、という
優れた効果を奏する。また、相対的移動の過程で前記プ
リフォーマットされた同期信号を参照することにより、
所要のフレームの記憶領域に対して確実に情報の記録又
は再生を行うようにしているので、記録及び再生の精度
を上げることができる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報記録媒体の一実施例に係る光カ
ードの記憶構成例を概略的に示す平面図。
【図2】 図1に示された光カードの情報記録領域にお
ける任意の1本の情報記録トラックの記録フォーマット
例を示す図。
【図3】 本発明における記録時におけるインターリー
ブ動作例を説明するための記録データマップ図。
【図4】 本発明に係る情報記録/再生方法を実施する
装置の全体構成例を示すブロック図。
【図5】 本発明に係る情報記録方法を実施するための
処理プログラム手順の一例を示すフローチャート。
【図6】 本発明に係る情報再生方法を実施するための
処理プログラム手順の一例を示すフローチャート。
【図7】 従来技術におけるインターリーブを説明する
ためのデータマップ図。
【図8】 図7のデータをインターリーブ方式によって
並べ替えて得られるフレーム構成例を示す図。
【図9】 従来技術における1つのトラックの記録フォ
ーマット例を示す図。
【符号の説明】
1 光カード 2 情報記録領域 3 データ記録部 4a,4b,4a1,4b1 ヘッダ部 21 1つの情報記録トラック 31 データ記録トラック部 4a1 前部ヘッダ部 4b1 後部ヘッダ部 42a,42b リードイン部 43a,43b BOS部 F フレーム同期信号 S ビット同期信号 A トラックアドレス情報を含むヘッダ情報 50 入力部 51 出力部 COM マイクロコンピュータ部 55 光カードドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/10 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各情報記録トラックの前部及び後部にお
    いて、少なくとも該トラックを特定するアドレス情報を
    記録してなるヘッダ部を夫々プリフォーマットしてな
    り、所望のトラックでの情報の記録又は再生の際にどち
    らかの前記ヘッダ部を参照することにより該トラックの
    前部及び後部のどちらの方向からでもアクセスできるよ
    うになっていることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 1フレームが所定のデータサイズに相当
    する記憶領域からなっていて、そのような複数のフレー
    ム分の記憶領域によって1つの情報記録トラックを構成
    し、そのような情報記録トラックを複数備えた追記型情
    報記録媒体において、前記各情報記録トラックにおける
    各フレーム毎の記憶領域において、所定の同期信号を夫
    々プリフォーマットしてなり、該プリフォーマットされ
    た同期信号を参照して所要のフレームの記憶領域に情報
    を追記できるようにしたことを特徴とする情報記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 1フレームが所定のデータサイズに相当
    する記憶領域からなっていて、そのような複数のフレー
    ム分の記憶領域によって1つの情報記録トラックを構成
    し、そのような情報記録トラックを複数備えた追記型情
    報記録媒体において、前記各情報記録トラックの前部及
    び後部において、少なくとも該トラックを特定するアド
    レス情報を記録してなるヘッダ部を夫々プリフォーマッ
    トしてなり、かつ、前記各情報記録トラックにおける各
    フレーム毎の記憶領域において、所定の同期信号を夫々
    プリフォーマットしてなることを特徴とする情報記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 前記各ヘッダ部は、ビット同期のための
    所定のデータ群をプリフォーマットしてなる部分と、ト
    ラックアドレス情報をプリフォーマットしてなる部分と
    を含む請求項1又は3に記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 追記型情報記録媒体に対して情報の記録
    及び再生の少なくとも一方を行うための方法であって、
    前記追記型情報記録媒体が、複数の情報記録トラックを
    備えており、前記各情報記録トラックの前部及び後部に
    おいて、少なくとも該トラックを特定するアドレス情報
    を記録してなるヘッダ部を夫々プリフォーマットしてな
    り、かつ、前記各情報記録トラックは、1フレームが所
    定のデータサイズに相当する記憶領域からなる複数のフ
    レーム分の記憶領域によって夫々構成されていて、各フ
    レーム毎の記憶領域において所定の同期信号を夫々プリ
    フォーマットしてなるものであり、前記方法が、 情報の記録又は再生の際に、前記トラックの前部及び後
    部のどちらか一方の前記ヘッダ部を参照することによ
    り、所望のトラックの前部及び後部のどちらかにおいて
    該所望のトラックにアクセスするステップと、 前記アクセスしたトラックの前部及び後部の一方から他
    方に向かって記録/再生ヘッドを相対的に移動させるス
    テップと、 前記相対的移動の過程で前記プリフォーマットされた同
    期信号を参照することにより、所要のフレームの記憶領
    域に対して情報の記録又は再生を行うステップとを備え
    ることを特徴とする情報記録再生方法。
  6. 【請求項6】 前記情報の記録を行うステップにおい
    て、記録しようとする一連の情報のデータをインターリ
    ーブ方式によって各フレームに分散させ、複数の前記一
    連の情報についての前記分散された各部分データが1フ
    レーム内で混在して記録されるようにした請求項5に記
    載の情報記録再生方法。
  7. 【請求項7】 前記情報の再生を行うステップにおい
    て、複数のフレームの再生データを基にそのインターリ
    ーブ状態を解除し、前記複数の一連の情報を再生するよ
    うにした請求項6に記載の情報記録再生方法。
  8. 【請求項8】 前記一連の情報は、複数ビットのデータ
    群とエラー訂正符号とを含むものである請求項6又は7
    に記載の情報記録再生方法。
  9. 【請求項9】 前記情報記録媒体が光学的情報記録媒体
    である請求項1乃至8のいずれかに記載の情報記録媒体
    又は情報記録再生方法。
  10. 【請求項10】 前記同期信号は、複数ビットの所定の
    コード化信号からなる請求項1乃至9のいずれかに記載
    の情報記録媒体又は情報記録再生方法。
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