JPH08199063A - ポリアミド樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents

ポリアミド樹脂組成物及びその製造方法

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JPH08199063A
JPH08199063A JP2334395A JP2334395A JPH08199063A JP H08199063 A JPH08199063 A JP H08199063A JP 2334395 A JP2334395 A JP 2334395A JP 2334395 A JP2334395 A JP 2334395A JP H08199063 A JPH08199063 A JP H08199063A
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polyamide
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱性、電気特性、寸法特性が優れ、且つ、
モールドデポジットが少なく、成形品の表面外観が優れ
た無機フィラー含有ポリアミド樹脂組成物を提供する。 【構成】 ポリアミド樹脂と、ケイ酸塩化合物からなる
無機フィラーを含むポリアミド樹脂組成物に脂肪族ビス
アミド化合物を特定の比率で含有することから得られる
ポリアミド樹脂組成物であり、ポリアミド樹脂が、25
℃における硫酸溶液粘度(ηr)が2.0〜3.5であ
り、アミノ基が20〜70meq./kg.ポリマーで
あり、カルボキシル基が20〜100meq./kg.
ポリマーであり、水分が0.03〜0.15%であり、
更に、脂肪族ビスアミド化合物がエチレンビスステアリ
ルアミド等である、耐熱性、電気特性、寸法特性が優
れ、モールドデポジットが少なく、成形品の表面外観が
優れ、品質が良好で、成形加工安定性が優れた無機フィ
ラー含有ポリアミド樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリアミド樹脂に関
し、詳しくは、無機フィラー含有ポリアミド樹脂組成物
に関するものであり、更に詳しくは、押出加工で黒点が
少なく、成形加工での熱安定性に優れ、モールドデポジ
ットが少なく、熱変色の防止された、耐熱エージング
性、機械的強度、剛性、電気特性、且つ、寸法特性に優
れたポリアミド樹脂組成物、及び、その製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂組成物は、他の熱可塑性
樹脂に比較して耐熱性に優れており、その耐熱性を生か
し、自動車分野や、電気、電子分野に多く用いられてい
るが、その成形方法として射出成形を行なう場合に長時
間連続して行なうと金型にモールドデポジットが発生
し、そのため成形品の品質に悪影響を与えるため、改善
が求められていた。
【0003】又、無機フィラー含有ポリアミド樹脂組成
物は、その優れた機械的強度、剛性のため、多くの用途
に用いられているが、無機フィラーの分散を充分に行な
うことが困難であるため、熱変色の防止された耐熱エー
ジング性の優れた成形品を得ることが難しく、その改善
が求められていた。更に、無機フィラー含有ポリアミド
樹脂組成物は、電気特性、及び、寸法特性が比較的、他
の熱可塑性樹脂に対して優れているため、特定用途に用
いられているが、その電気特性、特に耐アーク・トラッ
キング性、及び、寸法特性、特に収縮変化、反り変形の
点で、未だ充分とは言えない。それらの改善のため、各
種の工夫が実施されている。
【0004】例えば、特開平6−179813号公報、
特開平5−59275号公報、特開昭62−32146
号公報には、脂肪族ポリアミドに無機フィラーとビスア
ミド化合物を加えることが開示されているが、フィルム
を目的としており無機フィラー濃度が低いため、高剛性
を必要とする成形品とはなり得ない。特開昭61−55
146号公報には、ポリアミドに染料や顔料を添加した
化合物に、脂肪族ビスアミド化合物を加えることで衝撃
強度や引張強度を向上させる試みが開示されているが、
成形安定性やモールドデポジットについては、必ずしも
充分ではない。
【0005】特公昭58−25379号公報や特公平1
−3651号公報には、ポリアミドの難燃組成物に、脂
肪族、或いは芳香族ビスアミド化合物を加えることで添
加物がブリードしないことが開示されているが、成形安
定性やモールドデポジットについては、必ずしも充分と
は言えない。特公昭58−46152号公報や特公昭5
9−15149号公報、及び、特公昭61−38735
号公報には、ポリアミドにビスアミド化合物を加え、成
形時の離型性を改良することが開示されている。しか
し、ポリアミドはナイロン6に限られている。
【0006】特開昭63−168456号公報には、脂
肪族ポリアミドを改良し、表面光沢度を改善させる試み
が開示されており、更に、特開平4−101312号公
報には、ポリアミド樹脂組成物の電気特性と摺動性を向
上させる試みも開示されているが、成形加工での熱安定
性、モールドデポジット、黒点、熱変色、耐熱エージン
グ性、機械的強度、剛性、寸法特性についての効果は充
分とは言えない。一方、特公昭63−59847号公報
には、ナイロンペレットにエチレンビスステアロアミド
をまぶし、射出成形したシリンダーが開示されている
が、黒点やモールドデポジットについては、必ずしも充
分とは言えない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐熱性・電
気特性・寸法特性が必要な用途に有効な組成物であっ
て、ポリアミド樹脂の持つ機械的強度、剛性の優れた特
徴を保持しつつ、無機フィラーを含むことにより、成形
加工時に、熱安定性が充分であり、ガスによるモールド
デポジットが発生せず、黒点が少なく、熱変色の防止さ
れ、耐熱エージング性の良い、優れた品質の無機フィラ
ー含有ポリアミド樹脂組成物を提供することを目的とし
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明をなすに
至った。即ち、本発明は、ポリアミド樹脂100重量部
に脂肪族ビスアミド化合物を0.05〜10重量部の割
合で混合した混合物100重量部に対して、無機フィラ
ーを25〜150重量部混合することを特徴とするポリ
アミド樹脂組成物、及び、その製造方法に関するもので
ある。
【0009】本発明は、特定の脂肪族ポリアミド、特定
の半芳香族ポリアミドを用い、無機フィラーを含有させ
た場合、特定の脂肪族ビスアミド化合物を特定比率で配
合する事によって、黒点の発生を減少させることが出
来、又、成形加工時にモールドデポジットによる外観性
の低下を防ぐ事が出来ると言う新たな知見に基づくもの
である。
【0010】本発明に用いられるポリアミド樹脂として
は、脂肪族ポリアミド、半芳香族ポリアミドがあげられ
る。脂肪族ポリアミドとして、ポリアミド66、ポリア
ミド66/6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリ
アミド610、ポリアミド612、ポリアミド46があ
げられ、半芳香族ポリアミドとして、ポリアミド66/
6T、ポリアミド66/6I、ポリアミド66/6T/
6I、ポリアミド6Iがあげられる。なかでもポリアミ
ド66が好ましい。ポリアミド樹脂の25℃における相
対粘度(ηr)は、2.0〜3.5の範囲であり、好ま
しくは2.1〜3.3である。2.0未満は、機械的強
度が不充分であり、3.5を越えると、成形流動性が悪
い。
【0011】末端基としてアミノ基が20〜70me
q./kg.ポリマーであり、カルボキシル基が20〜
100meq./kg.ポリマーであり、且つ、各々の
濃度が0.9×[COOH]−25≦[NH2 ]≦0.
9×[COOH]−15で表される関係を満たすポリマ
ーである。アミノ基、及び、カルボキシル基が20me
q./kg.ポリマー未満では、成形流動性が悪く、ア
ミノ基が70meq./kg.ポリマー或いはカルボキ
シル基が100meq./kg.ポリマーを越えた場合
には、機械的強度が不充分である。
【0012】水分は0.03〜0.15%の範囲であ
り、好ましくは、0.04〜0.14%の範囲である。
0.03%未満では、成形流動性が悪く、0.15%を
越えると、成形加工時の加工安定性が悪い。本発明に用
いる無機フィラーは、Al,Mg,Ca系のケイ酸塩化
合物であり、その形状としては、繊維状、或いは粒子状
のものを用いることができる。繊維状物としては、例え
ばガラス繊維のチョップドストランド、粒子状物として
は、例えばタルク、カオリン、ウォラストナイト、マイ
カ等が挙げられる。
【0013】無機フィラーは単独で用いても良く、又、
強度・剛性と、寸法安定性を同時に必要とする用途の場
合には、繊維状物と粒子状物との組み合わせが好まし
い。ガラス繊維は、通常熱可塑性樹脂に使用されるもの
を使うことが出来る。無機フィラーは、その表面に通常
知られているカップリング剤を付着させたものを用いて
も良い。シラン系表面処理剤としては、ビニルシラン
系、アミノシラン系がある。チタネート系表面処理剤、
又は、ポリマーによる表面コーティングも有効である。
【0014】ポリアミド樹脂と無機フィラーの割合は、
ポリアミド樹脂100重量部に対して、無機フィラーが
25〜150重量部である。無機フィラーが25重量部
未満では、機械的強度・剛性が不充分であり、無機フィ
ラーが150重量部を越えると、外観の優れた成形品が
得られない。本発明に用いる脂肪族ビスアミド化合物
は、下記の式(1)、(2)で表されるものである。
【0015】
【化2】R1 CONHR2 NHCOR3 ‐‐‐‐(1) R4 NHCOR5 CONHR6 ‐‐‐‐(2) (上記式に於て、R1 、R3 、R4 、およびR6 はC6
〜C22の飽和脂肪族炭化水素鎖、R2 、およびR5
C1〜C6の飽和脂肪族炭化水素鎖、及び/又は、オキ
シメチレン、オキシエチレン、オキシプロピレン鎖から
なる化合物である。)
【0016】式(1)の化合物としては、例えば、メチ
レンビスステアリルアミド、メチレンビスラウリルアミ
ド、エチレンビスオレイルアミド、エチレンビスステア
リルアミド、エチレンビスラウリルアミド、エチレンビ
スベヘニルアミドがあげられる。特に、エチレンビスス
テアリルアミドが好ましい。式(2)の化合物として
は、例えば、ジオクタデシルアジピン酸アミド、ジオク
タデシルコハク酸アミド、ジヘキシルアジピン酸アミ
ド、ジヘキシルコハク酸アミド、ジステアリルアジピン
酸アミド、ジステアリルコハク酸アミドがあげられる。
【0017】本発明に用いる脂肪族ビスアミド化合物の
配合比率は、ポリアミド樹脂100重量部に対して、脂
肪族ビスアミド化合物が0.05〜10重量部であり、
好ましくは、0.1〜9重量部である。0.05重量部
未満では、黒点、モールドデポジット、成形品外観が優
れず、10重量部を越えると、押出安定性が不充分であ
る。本発明で言う黒点とは、押出成形を長時間行なうこ
とで、黒化した樹脂がポリアミドペレット中に混入して
きたものをいう。本発明でいうモールドデポジットと
は、射出成形を行なった場合の金型の汚れに起因する製
品の外観不良を指す。
【0018】黒点、モールドデポジットが改善される理
由は定かではないが、無機フィラーの酸性活性点を持っ
たものが、ポリアミドに接触することにより、ポリアミ
ドの分解を促進するものであるが、脂肪族ビスアミド化
合物を添加することにより、無機フィラーの表面の活性
点に、脂肪族ビスアミド化合物が作用することにより、
熱等の悪影響(例えば、ポリアミドの分解等)の作用を
弱めることによるものと思われる。
【0019】本発明の目的を損わない範囲で、本発明の
組成物には更に各種の添加剤を含有させることが出来
る。添加剤としては、潤滑剤、離型剤、可塑剤、難燃
剤、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤を挙げる事が出来
る。例えば、潤滑剤としては、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、離型剤としては、モン
タン酸ナトリウム、モンタン酸カルシウム、可塑剤とし
ては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、光安定剤、及び熱安定剤としては、マンガン化合
物、銅化合物、酸化防止剤としては、ヒンダードフェノ
ール化合物、ヒンダードアミン化合物である。
【0020】本発明のポリアミド樹脂組成物を製造する
には、ポリアミド樹脂と、無機フィラーを、溶融混合す
るに際して、脂肪族ビスアミド化合物を溶融混練押出機
の供給口へポリアミド樹脂と同時に供給し、溶融混練押
出機に0.1〜0.4KWH/kg組成物のエネルギー
を与えて、混練しつつ、しかる後に無機フィラーを供給
・混練することで達成することが出来る。与えるエネル
ギーが0.1KWH/kg組成物未満では、成形品外観
が優れず、押出安定性が不充分であり、0.4KWH/
kg組成物を越えると、黒点とモールドデポジットが増
加する。
【0021】従来技術では、無機フィラーを脂肪族ビス
アミド化合物で処理したものをポリアミド樹脂に分散さ
せるが(例えば、本吉正信著、日刊工業新聞社、『プラ
スチックの滑性と滑剤』P143、144、昭和52.
6.30発行参照)、本発明では、脂肪族ビスアミド化
合物とポリアミド樹脂とを同時に供給することによりは
じめてポリアミド樹脂の熱安定性が向上し、黒点の改善
に効果がある。よって、従来行われていたように、無機
フィラーを予め脂肪族ビスアミド化合物で処理して用い
ることは、ポリアミド樹脂の熱安定性に対する効果が不
充分である。
【0022】従って、本発明は、ポリアミド樹脂と無機
フィラーの双方に適切な効果をもたらすものである。供
給の方法としては、定量フィーダーを用い、定量供給を
行ない、溶融混合ペレットを得る。そのペレットを用
い、射出成形、プレス成形、押出成形、ブロー成形等の
通常、熱可塑性樹脂に適用される成形法によって加工さ
れ、成形品を得る。
【0023】成形品の用途としては、特に限定されるも
のではないが、自動車用途では、コネクター、ラジエー
タータンク、インテークマニホールド、スライドスイッ
チの絶縁材料、ランプソケット、ドアロックボディ、ウ
ォーターポンププーリー、エアコンアイドラプーリー、
パワーステアリングプーリーなどが挙げられ、電気・電
子用途では、コネクター、ランプソケット、洗濯機部品
などに使われる。産業機器用途では、電動工具ハウジン
グなど、住宅建材用途では、温水洗浄便座用タンクな
ど、鉄道軌道用途では、レール部品、架線部品などであ
る。
【0024】
【実施例】以下に実施例、比較例を挙げて本発明を更に
詳しく説明する。尚、これら実施例によって本発明の範
囲はなんら限定されるものではない。実施例、比較例中
の評価は以下の方法を用いた。 (1)相対粘度(ηr);95.5%硫酸に1.0g/
dlの濃度でポリマーを溶解し、25℃、オストワルド
粘度管で測定した。
【0025】(2)耐熱性評価;東芝機械IS150E
射出成形機、シリンダー温度290℃、金型温度80℃
の成形条件で成形し、得られた試験片を使用し、温度は
150℃、時間は500時間、耐熱エージング処理を行
なった後、引張強度、伸度、曲げ強度、曲げ弾性率を評
価した。その結果、物性低下の少ないものを良とし、低
下の大きいものを不良とした。
【0026】(3)機械物性; 引張強度、伸度;ASTM D638により測定。 曲げ強度、曲げ弾性率;ASTM D790により測
定。 (4)黒点;ポリアミド樹脂組成物ペレットを目視検査
し、無線通信機械工業会の標準のスポットサイズゲージ
に基づき、黒点の直径を測定し、数値化し、10点未満
を○、10〜100点を△、100点以上を×とした。 (5)熱変色;加熱オーブン中で加熱し、変色の度合い
を加熱前とカラーマシン(日本電色社製SE−200
0)により比較し、下記式1で示されるΔE値を求め
た。
【0027】
【式1】 その結果として、ΔE≧10を×、ΔE=5〜10を
△、ΔE≦5を○、と判定した。
【0028】(6)電気特性評価;射出成形による成形
片を用い、評価した。 耐アーク性;ASTM D495により測定。 耐トラッキング性;IEC法により測定。 (7)寸法特性評価;130mm×130mm×3mm
厚みの平板成形品を東芝機械IS150E射出成形機、
シリンダー温度290℃、金型温度80℃、射出/冷却
時間13/25秒、射出圧力350kg/cm2 の成形
条件で成形し、得られた成形品を使用し、JIS K6
911に従い、反り率を測定した。
【0029】(8)モールドデポジット評価;東芝機械
IS50射出成形機、シリンダー温度295℃、金型温
度80℃、射出/冷却時間13/25秒、射出圧力50
kg/cm2 の成形条件で、13cm×13cm×3m
m厚みの金型で、5000ショット連続成形し、金型表
面の汚れと成形品表面の荒れを観察し、モールドデポジ
ットの状況を観察し、発生の少ないものを○、中程度の
ものを△、発生の多いものを×で表した。
【0030】(9)成形品外観評価;表面光沢度は、1
30mm×130mm×3mm厚みの平板成形品、東芝
機械IS150E射出成形機、シリンダー温度290
℃、金型温度80℃、射出/冷却時間13/25秒、射
出圧力350kg/cm2 の成形条件で成形し、得られ
た成形品の表面を、堀場製ハンディ光沢計IG320を
使い、JIS K7105に基づいて測定した。表面粗
さは、上記の平板成形品を使用し、ミツトヨ製サーフテ
スト201を用い、平均値で表した。
【0031】実施例及び比較例では、次に示すポリアミ
ド樹脂や原材料を使用した。 [1]ポリアミド樹脂 (1)ポリアミド66(N66);旭化成工業(株)社
製レオナ1300 (2)ポリアミド66/6(N66/6);原材料にア
ジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩、ε−カ
プロラクタムを用い、製造例1に準じて、製造した。 (3)ポリアミド66/6I(N66/6I);原材料
にアジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩、及
び、イソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩
を用い、製造例2に準じて、製造した。 (4)ポリアミド66/6T(N66/6T);原材料
にアジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩、及
び、テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩
を用い、製造例3に準じて、製造した。
【0032】[2]無機フィラー (1)ガラス繊維;旭ファイバーガラス社製、JA41
6 (2)タルク;龍森社製、CRS6002 (3)焼成カオリン;ENGELHARD社製、SAT
INTONE W (4)ウォラストナイト;NYCO社製、NYAD 4
00 (5)マイカ;レプコ社製、M−400T ・ 無機フィラーの表面処理は、シラン系表面処理剤1
重量%を使用し、無機フィラーと加熱、混合した。混合
方式は、ヘンシェルミキサーを使用し、100℃、5分
間の撹拌を実施した。 ・ ポリアミド樹脂と無機フィラーの混練方法は製造例
4に示す方法で実施した。
【0033】[3]脂肪族ビスアミド化合物 (1)メチレンビスステアリルアミド;油脂製品社製、
ビスアマイドLA (2)エチレンビスステアリルアミド;ライオン(株)
社製、アーモワックスEBSパウダー(EBSと略す) (3)エチレンビスオレイルアミド;油脂製品社製、ス
リパックスO (4)エチレンビステレフタルアミド;市販試薬(TB
Sと略す)
【0034】(製造例1、N66/6の製造)アジピン
酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.9kgに加
えてε−カプロラクタム0.1kg及び純水1.0kg
を5Lオートクレーブの中に仕込み、N2 置換しなが
ら、良く撹拌した。該系を室温から1時間かけて220
℃まで昇温し、その際水蒸気を系外へ抜きながら18k
g/cm2 Gに内圧をコントロールした。更に加熱を続
け、2時間で内温が260℃に達した時点で、内圧を徐
々に下げ、1時間かけて常圧まで下げた。オートクレー
ブの排出バルブを閉じ、室温まで徐冷した。冷却後ポリ
マーを取り出し粉砕した。得られた粉砕ポリマーをN2
気流下、80℃で24時間、乾燥した。その後、N2
換されたジャケット付きダブルコーンブレンダーを用
い、200℃で固相重合を行ない、所定の粘度にする。
【0035】(製造例2、N66/6Iの製造)アジピ
ン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.8kgに
加えてイソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル
塩0.2kg及び純水1.0kgを5Lオートクレーブ
の中に仕込み、N2 置換しながら、良く撹拌した。該系
を室温から1時間かけて220℃まで昇温し、その際水
蒸気を系外へ抜きながら18kg/cm2 Gに内圧をコ
ントロールした。更に加熱を続け、2時間で内温が26
0℃達した時点で、内圧を徐々に下げ、1時間かけて常
圧まで下げた。オートクレーブの排出バルブを閉じ、室
温まで徐冷した。冷却後ポリマーを取り出し粉砕した。
得られた粉砕ポリマーをN2 気流下、90℃で24時
間、乾燥した。その後、N2 置換されたジャケット付き
ダブルコーンブレンダーを用い、200℃で固相重合を
行ない、所定の粘度にする。
【0036】(製造例3、N66/6Tの製造)アジピ
ン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.6kgに
加えテレフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩
0.4kg及び純水1.0kgを5Lオートクレーブの
中に仕込み、N2 置換しながら、良く撹拌した。該系を
室温から1時間かけて220℃まで昇温し、その際水蒸
気を系外へ抜きながら22kg/cm2 Gに内圧をコン
トロールした。更に加熱を続け、2時間で内温が280
℃達した時点で、内圧を徐々に下げ、1時間かけて常圧
まで下げた。オートクレーブの排出バルブを閉じ室温ま
で徐冷した。冷却後ポリマーを取り出し粉砕した。得ら
れた粉砕ポリマーをN2 気流下、90℃で24時間、乾
燥した。その後、N2 置換されたジャケット付きダブル
コーンブレンダーを用い、220℃で固相重合を行な
い、所定の粘度にする。
【0037】(製造例4、混練方法)ポリマーと無機フ
ィラーの混練は、図1に示すような方法で行なった。詳
しく説明すと、2軸押出機のシリンダー温度を290℃
に設定し、駆動モーター(3)スクリューを回転し、充
分にN2 置換されたホッパー(1)からポリマーを投入
した。無機フィラーは、シリンダーの途中のサシドフィ
ード口(2)から供給した。無機フィラーが2種類以上
の場合は、別フィードとした。供給口は充分N2 置換を
行った。又、フィラーは各々、シラン処理等の表面処理
を施したものを使用した。溶融状態のストランドをスト
ランドバス(5)冷却し、ストランドカッター(6)で
カッテイングし、ペレット化した。得られたペレット
を、成形に供した。
【0038】(実施例1〜12)表1,2,3に示す組
成物を用いて、成形片を作成し、黒点、熱変色性、耐熱
エージング性、機械的強度、剛性、電気特性、寸法特
性、モールドデポジット、表面外観を評価した。いずれ
の組成物も、黒点、熱変色性、耐熱エージング性、機械
的強度、剛性、電気特性、寸法特性、モールドデポジッ
ト、表面外観性が良好である。なお、ビスアミド化合物
を、図1の投入口1に添加する以前に、ポリアミド樹脂
とビスアミド化合物とをブレンド・混合したものを定量
フィーダーで投入口1に添加する方法をAとする。
【0039】(比較例1,4)表4に示す組成物を用い
同様な成形片を作成し、実施例1と同様に評価した。こ
れらの材料は、ポリマー粘度を変化させたため、比較例
1では、機械物性が劣り、比較例4では、成形流動性が
劣る。更に、モールドデポジット、耐熱エージング性に
も優れないものであった。
【0040】(比較例2,3)表4に示す組成物を用い
同様な成形片を作成し、実施例1と同様に評価した。ポ
リマー末端組成が変わったため、比較例2の高アミノ基
濃度では、黒点、耐熱エージング性が劣り、比較例3の
高カルボキシル基濃度では、モールドデポジット、耐熱
エージング性が劣る結果となった。
【0041】(比較例5)表5に示す組成物を用い同様
な成形片を作成し、実施例1と同様に評価した。ポリア
ミド樹脂の水分を変化させた場合、高濃度で、成形流動
性は増したが、黒点、熱変色性、耐熱エージング性、モ
ールドデポジットが劣っている。
【0042】(比較例6)表5に示す組成物を用い同様
な成形片を作成し、実施例1と同様評価した。ビスアミ
ド化合物の濃度を変化させた場合、低濃度で、黒点、熱
変色性、耐熱エージング性、モールドデポジットが劣っ
ている。
【0043】(比較例7)表5に示す組成物を用い同様
な成形片を作成し、実施例1と同様に評価した。ビスア
ミド化合物の種類が異なることで、作用機構が変わった
ためか、黒点、熱変色性、耐熱エージング性、モールド
デポジットが劣っている。
【0044】(比較例8)表5に示す組成物を用い同様
な成形片を作成し、実施例1と同様に評価した。ビスア
ミド化合物の添加位置が異なることで、混練形態が変わ
ったためか、成形流動性、黒点、熱変色性、耐熱エージ
ング性、機械的強度、モールドデポジット、表面外観が
劣っている。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【発明の効果】以上の様に、本発明による無機フィラー
含有ポリアミド樹脂組成物は、黒点が少なく、熱変色が
改善され、耐熱性と機械的強度、電気特性、寸法特性が
良好であり、モールドデポジット、成形品外観などの点
で優れており、それからなる自動車・電気コネクター、
自動車ラジエータータンク、インテークマニホールド、
ランプソケットなどは優れた耐熱性と機械的強度、電気
特性、寸法特性のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる溶融混練押出機の略図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 サイドフィード口 3 駆動モーター 4 溶融混練押出機 5 ストランドバス 6 ストランドカッター

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂100重量部に脂肪族ビ
    スアミド化合物を0.05〜10重量部の割合で混合し
    た混合物100重量部に対して、無機フィラーを25〜
    150重量部混合することを特徴とするポリアミド樹脂
    組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアミド樹脂がポリヘキサメチレンア
    ジパミドであって、下記(1)〜(3)を満足するポリ
    ヘキサメチレンアジパミドであることを特徴とする請求
    項1記載のポリアミド樹脂組成物。 (1)相対粘度(ηr)が2.0〜3.5の範囲であ
    る。 (2)末端基としてアミノ基が20〜70meq./k
    g.ポリマーであり、カルボキシル基が20〜100m
    eq./kg.ポリマーであり、且つ、各々の濃度が
    0.9×[COOH]−25≦[NH2 ]≦0.9×
    [COOH]−15で表される関係を満たす。 (3)水分が0.03〜0.15%の範囲である。
  3. 【請求項3】 無機フィラーが、Al,Mg,Ca系の
    ケイ酸塩化合物から選ばれた1種又は2種以上の化合物
    であることを特徴とする請求項1又は2記載のポリアミ
    ド樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 無機フィラーが繊維状物であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポリアミド樹
    脂組成物。
  5. 【請求項5】 無機フィラーが粒子状物であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポリアミド樹
    脂組成物。
  6. 【請求項6】 繊維状物がガラス繊維のチョップドスト
    ランドであることを特徴とする請求項4記載のポリアミ
    ド樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 粒子状物がタルク、カオリン、ウォラス
    トナイト、マイカから選ばれた1種又は2種以上の化合
    物をであることを特徴とする請求項6記載のポリアミド
    樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 無機フィラーが繊維状物と粒子状物の組
    み合わせからなることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかに記載のポリアミド樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 脂肪族ビスアミド化合物が下記の式
    (1)、(2)で表される化合物から選ばれた1種又は
    2種以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かに記載のポリアミド樹脂組成物。 【化1】R1 CONHR2 NHCOR3 ‐‐‐‐(1) R4 NHCOR5 CONHR6 ‐‐‐‐(2) (式中、R1 、R3 、R4 、及びR6 はC6〜C22の
    飽和脂肪族炭化水素鎖であり、R2 、及びR5 はC1〜
    C6の飽和脂肪族炭化水素鎖、及び/又はオキシメチレ
    ン、オキシエチレン、オキシプロピレン鎖である。)
  10. 【請求項10】 脂肪族ビスアミド化合物が、メチレン
    ビスステアリルアミド、メチレンビスラウリルアミド、
    エチレンビスオレイルアミド、エチレンビスステアリル
    アミド、エチレンビスラウリルアミド、エチレンビスベ
    ヘニルアミドから選ばれた1種又は2種以上の化合物で
    あることを特徴とする請求項9記載のポリアミド樹脂組
    成物。
  11. 【請求項11】 脂肪族ビスアミド化合物がエチレンビ
    スステアリルアミドであることを特徴とする請求項1〜
    10のいずれかに記載のポリアミド樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載のポ
    リアミド樹脂組成物よりなる成形原料用ペレット。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれかに記載のポ
    リアミド樹脂組成物を製造するに当り、ポリアミド樹脂
    と脂肪族ビスアミド化合物を溶融混練押出機の供給口へ
    同時に供給し、溶融混練押出機に0.1〜0.4KWH
    /kg組成物のエネルギーを与えて、混練しつつ、しか
    る後に無機フィラーを供給・混練することを特徴とする
    ポリアミド樹脂組成物の製造方法。
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